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名水地ビール「伊勢滝の風」仕込み始まる
宮田村の酒販店7店が共同企画した名水地ビール「伊勢滝の風」の仕込み作業は3日、同村新田区の南信州ビールで行った。2年ぶりの復活に向けて準備は順調。採水したばかりの中央アルプス山系の名水を用いて約1000リットルを限定醸造し、7月初旬に発売する。
麦芽を名水に入れて麦汁に。酵母を入れて発酵させ、タンクで3週間ほど寝かせる。
企画した村酒販店活性化委員会の細田健一委員長は「いよいよっていう感じだね」と、作業に立ち会った。
「伊勢滝の風」は、標高1900メートルにある村内で評判の湧水を使用。昨年は一昨年の豪雨災害の影響が残り、採水ができず販売を断念した。
3シーズン目の採水作業は2日に行い、酒販店に加えて村民有志でつくる村おこし実行委員会なども協力した。
発売開始は7店のみで7月4日ころを予定し、330ミリリットル瓶で500円。夕陽をイメージした赤味がかかった金色のビールが、愛飲者ののどを潤す。
問い合わせなどは入田細田酒店(85・2105)まで。 -
ホタルを見て環境を思う
ゲンジボタルの名所として知られる辰野町・松尾峡では今季、幼虫の上陸調査で過去最高の1万6千匹余を確認した。南箕輪村のホタルの名所「田畑半沢ほたるの里」でも例年より多い発生を見込んでおり、今季は各所でホタルが大量発生しそうだ▼14年前から同村半沢川の環境整備を行う「田畑半沢を愛する会」の発足のきっかけは、ホタルが飛ぶ半沢を取り戻したいとの思いからだ。きれいな水を好むホタルは環境バロメーター。活動を通じて環境保護を訴えている▼今年もホタルが乱舞する風景が見られることに感謝。淡い黄緑色の光跡を描く姿を見て、ここ数十年でホタルが生息しにくい場所を作ってしまったことを反省し環境について考える機会にしたいと思う。(布袋宏之)
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高遠消防署員が水難救助訓練
夏の本格的なウォーターシーズンを控え、伊那市の高遠消防署は4日、高遠ダム湖で水難救助訓練をした。全署員18人が交代でゴムボートを使った救助訓練に当たった。
管内に高遠、美和のダム湖があり、モーターボートやカヌーなどが楽しめることから、水難事故が発生した場合、円滑で適切な救助活動ができるように、119番通報を受けてから要救助者の救急車搬送まで総合的に取り組んだ。
訓練は、高遠ダム湖でカヌー1隻が横転し、行方不明者2人が出たと想定。1人は自力で脱出し、もう1人は湖に取り残され、署員5人が長さ3・8メートルのゴムボートに乗り込み「1、2」と声をかけながらボートをこぎ、救助者を引き上げて救急車搬送した。
現場本部の設置、ゴムボートの組み立て、夕方の事故発生時刻に合わせた湖岸への照明器具の準備など一連の救助体制を確認し、技術習得につなげた。
蟹沢昭二署長は「伊那消防署と連携を図り、万一の場合は迅速に対応したい」と話した。 -
南箕輪村公民館「歴史の散歩道講座」 開講
南箕輪村の公民館講座「歴史の散歩道講座」が5日夜、村郷土館で始まった。村文化財専門委員の松沢英太郎さんが講師を10年以上続ける公民館の長寿講座。本年度は村内の14人が史跡巡りなどを通じ、郷土の歴史について勉強していく。
「石造物と水」をテーマに、10月までの講座では北殿、南殿、大泉、神子柴などで史跡巡りを計画。11月からは場所を村公民館に移し、村に残る古い資料から村の昔の姿を学んでいく計画となっている。
開講式では、講座の進め方や石造物の見方などについて説明した。松沢さんは「村の歴史に詳しい人ばかり集まり、私が講師を務めることはおこがましいが一緒に学んでいければ」とあいさつした。
初回は講座の進め方などについて話した -
南箕輪村議会6月定例会日程
南箕輪村議会運営委員会は3日開き、6月定例会を10日開会、19日閉会の10日間と決めた。村消防団条例、福祉医療費給付金条例、学校給食センター設置条例などの一部改正案、08年度一般会計補正予算案など計11議案を村側が提出する予定。
日程は次の通り。
▽10日=本会議開会・委員会審査▽11縲・6日=休会▽17、18日=一般質問▽19日=本会議閉会 -
田畑半沢ホタルの名所 15日から祭り開催
南箕輪村のホタルの名所として知られる田畑半沢ほたるの里の「ほたる祭り」は本年、15縲・9日の15日間開く。5月31日、近くの田畑神社で祭りの準備が始まり、ホタルの生息地を保護する「田畑半沢を愛する会」(植田光夫会長、47人)が祭りで使う行灯(あんどん)45灯の張替えをした。
同会は、半沢川にゲンジボタルを呼び戻そう竏窒ニ、えさとなるカワニナの育成や川の環境整備などの活動を始め、発足して15年目。毎年、ホタルが発生するこの時期、祭りを開催し地域住民らを楽しませている。本年度の祭りは発生ピークの6月下旬に合わせ、5日ほど遅いスタートに決めた。
この日、張り替えた行灯は14日、地元の俳句会から募った作品を書き入れて完成。祭り期間中の午後7時30分縲・時30分、半沢川の近くを通る村道109号線(通称=観音道)を通行止めし、設置した行灯で見物客の足元を照らす。祭り初日には、ホタルの観察会を行う。
会によると、幼虫が羽化するために上陸した数から計算すると今シーズンの発生数は、例年並だった昨シーズンピーク時の一日800匹を越える見込みで、ここ2、3年では最大となる。植田会長は「例年より多く発生することを期待したい」と話す。 -
【記者室】伊那まつり公式Tシャツ審査員の祈り
今年の伊那まつり公式Tシャツのデザインが決まった。応募作品の審査会では祭りの実行委員のほか、報道各社も依頼されて選考に加わり、迷いつつようやく1点を選んだ。
デザインは十数年前から審査で決めているが、毎年「デザインが気に入らない」「年号を入れなければ毎年着られるのに」などの厳しい意見が寄せられるという。ことに昨年は地色が白だったため、女性には「透ける」と不評だった。担当者は「生地を厚い物にしてみたのだが、やっぱり駄目だったか」と反省しきり。
審査員の端くれに連なった者として、市民が採用デザインをどう見るかは非常に気になる。願わくば好意的に受け入れられ、祭りの盛り上がりに一役買ってくれることを祈りたい。(白鳥文男) -
初夏の草花観察会
箕輪町郷土博物館は1日、草花や樹木を観察し郷土の自然に親しもうと、「初夏の草花観察会」をみどりの少年団の森周辺で開いた。25人が説明を聞いてメモを取りながら散策し、身近な草花などに関心を寄せていた。
講師は樹木医で文化財保護審議会委員の唐沢清さん。参加者は大きなメタセコイアの木を見上げたり、足元にいっぱい生えているハルジオンとヒメジオンを比べたり、どこの土手にもある今が花盛りのムラサキサギゴケを探した。
胃薬になるアキカラマツは、講師に勧められて実際に葉を取って味見もした。小さい葉を少しかじっただけだが、参加者は「苦い」と顔をしかめていた。 -
西箕輪公民館で通学合宿
公民館に泊まって共同生活をする、伊那市西箕輪公民館の通学合宿が1日、5泊6日の日程で始まった。西箕輪小学校の4年生から6年生までの44人が、一緒に食事を作ったり勉強し約1週間、公民館から学校に通う。
通学合宿は、学校の時間以外は公民館で、朝食と夕食の準備など自分たちで計画を立て、協力しあって自主的に生活する。信州大学農学部の学生や公民館職員らがスタッフとして常駐。保護者から継続実施を望む声があるなど毎年好評で、今年で4年目になる。
初日は、夕食の準備から始まった。献立は希望で決めた「マーボー豆腐」と「ワンタンスープ」。手順を皆で確認して調理開始。豆腐を1・5センチに切るところでは、「同じ大きさに切れない」と話す友達に、「下手でも大丈夫。食べちゃうから」と答える声も聞こえ、とまどいながらも協力して作った。
合宿初参加の5年の加藤峻大君は、「少し不安もあるけど、楽しみ」と話し、食卓の準備をしていた。 -
いなまい絵手紙駅伝原画展
伊那毎日新聞の日曜版に掲載している「いなまい絵手紙駅伝」の原画展が3日、伊那市のアルプス中央信用金庫本店ロビーで始まった。1年間に掲載した作品を一堂に紹介している。
絵手紙駅伝は、坂本勇さん主宰「ゆう絵画教室」の作品の中から毎回、「やまなみコース」「せせらぎコース」の2作品をコメントと共に掲載している。
絵手紙はカエル、だるま、桜もち、風鈴、ザクロ、クリ、こけし、ホオズキなど、季節の植物や思い出の品などそれぞれの題材で描いた温かみのある作品。今回の原画展には07年2月から08年1月までの1年分、108点を展示した。会期は30日まで。 -
一人暮らし高齢者世帯の水道無料点検
水道についての理解を深めてもらおうと厚生労働省などが実施する第50回水道週間(6月1縲・日)に合わせ、伊那市の水道工事店などでつくる伊那市水道事業協同組合(宮下住設・宮下敬理事長)は3日、市内の一人暮らし高齢者世帯などのうち希望のあった101世帯を訪れ、水道の無料点検を行った。日ごろの感謝の気持ちを伝えようと、ボランティアで取り組んで今年で12回目。
26事業所から約30人が参加。分散して各家庭を訪問し、台所や風呂場などの蛇口部分を点検して水漏れの有無などを調べた。点検を受けた高齢者は「わざわざ来てもらってありがたい。特に問題はないと聞いて安心した」と笑顔で礼を言っていた。
出発式で宮下理事長は「ここ数十年大きな断水もない。常日ごろ仕事ができることに感謝し、高齢者のために心をこめて活動してほしい」と呼び掛けた。 -
サクランボ収穫始まる
中川村葛島の六識園(高橋昭夫園主)で、サクランボが赤く熟し、収穫作業が始まった。
園内では樹齢約50年の佐藤錦をはじめ、ナポレオン、高砂など10本を栽培している。収穫は色づいた物から取り始め、中旬ころまで続く。
高橋さんによると、樹齢約50年の古木は、30年前までは花は真っ白になるほど咲いたが、全く実が成らなかった。そこで、他品種を近くに植えたところ、どんどん成るようになった。
同園のサクランボは摘果はしないが、大粒で、露地栽培のため、甘さは十分。鳥の食害防止のため、木全体にテグスを張り巡らしている。
「テグスは効果抜群で、ほとんど食害はない。一番困るのは雨。雨に当たると裂果し、売り物にならなくなる」と、曇り空を心配そうに見上げている。
##(写真)
たわわに実ったサクランボ -
【輝く!経営者 その後】ヨウホク 北林友和社長
株式会社ヨウホク
◆駒ケ根市赤穂11678竏・9
◆1951年創業、1959年設立
◆資本金3000万円
◆従業員33人
◆TEL0265・82・5238
◆FAX0265・83・6346
◆URL www.youhoku.jp
金属加工の分野で長年培った確かな技術で上伊那の地域工業発展に貢献している一方、近年では自社製品の開発と製品化にも力を入れる。中でも県内で数社が取り組んでいるだけというペレットストーブの開発では数年がかりの研究、開発の苦労が実り、業界の先端を走るまでになった。 -
駒ケ根市が作成した家庭向け性教育手引書「すこやか」、各家庭への配布始まる
駒ケ根市教育委員会が昨年度作成した家庭向けの性教育手引書『すこやか』の、各家庭への配布が始まった。対象となるのは小学生から高校生までのいる各家庭。学校、保育園などにも配布する中で、性に関する正しい知識の普及に努めていく狙いだ。
同テキストは市教育委員会や学校関係者などでつくる「性教育推進プロジェクト」が、「小中学生の性の悩みに答えられる家庭用の冊子を」と、検討を重ねてきた。昨年度末に完成し、本年度から配布が始まった。
テキストには家庭で行う性教育の内容、時期などを明記。また、誕生から死にいたるまでを一貫した性教育手引書とした。
今後5年間は新小学1年生の家庭に同テキストを配布していく予定で、希望者への貸与も行っている。
問い合わせは市生涯学習課男女共同参画推進室(TEL83・2111、内線721)へ。 -
駒ケ根市でがん予防講演会
がん予防の関する正しい知識などを知ってもらおう竏窒ニ駒ケ根市は1日、「がん予防講演会」を駒ケ根総合文化センターで開いた。大塚製薬健康推進本部の佐藤和子部長が「がん予防と正しい食生活」をテーマに講演=写真。人間の体や心を育む食事、睡眠などの活動が健康のためにいかに重要であるかを、科学的な見地から説明した。
佐藤さんは人間の臓器細胞のほとんどが、少なくとも1年、早いものは1日で入れ替わっていることを説明。「だから、3、4日変な食事をすれば体長が悪くなるのは当たり前」と指摘した。
また、子どもの心を育むには、できる限り両親や家族が一緒に食事をとることが重要であることを示し「子どもが病気になってから、それに気付いたのでは遅い。遅いちょうど良いものを食べなければ体は病気になる。だから一食一食が大切なんです」と語った。
駒ケ根市の場合、がんを原因とする死亡者数は増加傾向で、特に年代が上がるほどその率が高い状況にある。主な原因は食生活を中心とする生活習慣の欧米化にあると見ている。 -
夏まつり夜開催に慎重意見
18回目を迎える宮田村のみやだ夏まつり(7月20日)に向けて2日、実行委員会が開かれた。村の若者でつくる「おまつり青年隊」が初めての夜開催を提案したが、区長や学校側などからは、子どもたちの参加や防犯上の観点などを考慮するなかで「もう少し時間を早めるべき」と慎重な意見が出された。まつりの企画立案に携わる青年隊と事務局の村商工観光係は、時間帯も含め改めて検討し、次回の実行委員会に再提案する。
従来の夏まつりは昼間に開いてきたが、青年隊は活性化も図ろうと、午後5時半開始を提案。会場も県道から中央グラウンドに移し、花火や屋台なども計画するなかで「祭りムードを盛り上げ、より一体感を出したい」と説明した。
実行委員会の議論では、終了時間が8時過ぎになることを懸念する声が。前日の祇園祭も夜間に行われることから「2日連続で夜に及ぶのはリスクも大きい」と指摘もあった。
「1時間繰り上げるべき」「みんなが無理なく参加できるのが大前提」という意見もあったが、なかには「1回夜にやってみて様子をみては」とする声もあった。
この日は結論に至らず、6月18日前後に開く2回目の実行委員会で再度検討を深める。 -
宮田小2年4組がサツマイモ栽培
宮田村宮田小学校2年4組は今年度、村内農家の協力も得ながらサツマイモの栽培に取り組んでいる。村学校給食を育てる会の後藤寛さんの指導で苗を植え、成長に期待を寄せた。
苗植えするために、石拾いをして土を耕すなど準備してきた子どもたち。
この日は、保温や雑草対策の効果がある「マルチ」と呼ばれる黒いビニールシートを土のうえにかぶせ、作業を進めた。
前日降った土の感触に「やわらかい」と歓声も。「結構大変だ」と言いながらも、大地を踏みしめて心地良い汗を流していた。 -
公用車をボランティアでピッカピカに
宮田村の心の病と向き合う当事者グループ「さくら」は31日、利用する機会が多い村の公用車をボランティアで洗車した。協力して作業する姿に、村の担当者は「本当にありがたい」と目を細めた。
水洗いでせっせと作業。車体をきれいにみがきあげ、汚れを落とした。
「普段なかなか洗車する機会がなくて」と村住民福祉課の女性職員。車内の清掃も進み、ピッカピカに生まれ変わった。
洗車ボランティアは4年前から継続。メンバーの酒井保美さんは「いつもはボランティアを受ける身だが、このような機会を通じて感謝の気持ちを伝えていければ」と話していた。 -
伊那アルプス美術館開館「第11回世界のアートポスター展」
箕輪町の伊那アルプス美術館で1日、企画展「第11回世界のアートポスター展」が始まった。海外の著名画家の作品のポスター約40点を展示。26日まで。
伊那アルプス美術館は常時約250点以上の絵画や版画などの作品を展示している。常設展として現近代の日本、外国作家の洋画・版画を展示しているほか、企画展としてテーマに沿った作品を展示している。
世界のアートポスター展ではシャガール、ダリ、カンジンスキー、ビュッフェ、クレーなど、館主で画家の垣内カツアキさんが集めたポスターの一部を展示。
垣内さんは「こういった画家の本物の作品を見る機会は案外少ない。ポスターというと低く見られがちだが、大きなサイズで見ると伝わってくるものがある」
ポスターは垣内さんが絵の勉強のため、購入していたもの。手に入りにくいものも多いとのこと。
午前10時縲恁゚後6時(土曜日休館)。入館料は高校生以上400円。小中学生、身体障害者、75歳以上は入場無料。
問い合せは、伊那アルプス美術館(TEL70・7020)へ。 -
国道153号伊那バイパス箕輪地区完工式
国道153号伊那バイパス箕輪地区の完工式が2日、箕輪町の伊那プリンスホテルであった。伊那バイパス箕輪地区の対策組合員、地権者組合員など65人が出席し、同道路の完工を祝うとともに両組合を解散した。
国道153号伊那バイパスは伊那市美篶青島地籍のナイスロードから箕輪町の松島バイパス「木下南新町」交差点までの総延長7・6キロとなる計画で、そのうち今回完工した箕輪区間は三日町と木下両地籍にまたがる約1・2キロ(暫定2車線)。
毛利儀男対策組合長は「信号機設置なども含め完全完成したことは大きな喜び。すでに三日町地区のバイパス沿線には商業施設が次々と進出して将来の大発展を予感させる。一日も早い全線開通を願っている」とあいさつ。
県によると153号伊那バイパス南箕輪地区は10年度までに天竜橋を架け替え、伊那市福島の西田河原線(竜東線西側に並行して走る道路)と接続していく方針。 -
新規就農者激励会
箕輪町のながた荘で28日、今年から町内で新しくリンゴ栽培を始めた高橋章浩さん(35)、礼子さん(37)夫妻の激励会があった。平沢豊満箕輪町長をはじめ、JAや地元の農業委員ら関係者約20人が夫妻を激励した。
東京都出身の章浩さんは大学卒業後、銀行員、スキーインストラクターを経て、公園緑地管理財団に入社。群馬県でリンゴの摘果作業のアルバイトをしたことをきっかけに、リンゴ栽培を志し、「どうせならリンゴが盛んな長野で」ということで長野県へ。佐久市で果樹栽培を学び、JAを通じて箕輪町でリンゴ栽培を始めた。
大出にある1・8ヘクタールの果樹園にはシナノスイート、シナノゴールド、シナノドルチェ、ふじ、つがる、ジョナゴールドの6種類を栽培。そのうち60アールはリンゴ栽培者から受け継いだもの。
章浩さんは「前の方の管理がしっかりとしているので、実のふくらみや成長がいい。私が引き受けたことで虫や病気がでないよう気をつけたい」と話していた。
残りの1・2ヘクタールは遊休農地で、新しくリンゴの苗を植えた。
章浩さんは「おいしくて健康にいいリンゴをつくっていけたらと思う」、礼子さんは「リンゴで酵母をおこし、それを使ってパンを焼いてみたい」とそれぞれ夢を語った。
今は摘果作業の最中。夫婦での共同作業は「日頃話さなかったことも、リンゴ園の中で話したり、夫婦の会話も増え楽しくやっている」とのこと。 -
「エイズ予防ウィークinNAGANO」
街頭で啓発活動伊那保健所は1日、「エイズ予防ウィークinNAGANO」(1縲・日)事業の一環で、市内大型店の入口付近で買い物客に啓発ティッシュを手渡し、エイズに対する正しい知識を持ってもらうよう呼びかけた。
エイズ・性感染症の正しい知識の普及啓発により、感染予防意識を高めるとともに、エイズ患者・HIV感染者に対する偏見や差別のない社会づくりを推進する取り組み。
街頭キャンペーンは保健所職員3人が、「エイズ検査は、あなたにも必要です。」と書かれたティッシュ500個を配った。
期間中は、伊那合同庁舎にエイズ啓発コーナーを設置。健康相談、検査も受け付けている。予約はエイズ相談専用電話(TEL76・9977)へ。 -
箕輪町商工会総代会
箕輪町商工会は26日、同町の産業会館で総代会を開き、08年度の事業計画案や予算案を承認した。
主な事業計画は▽機械要素技術展への出展(6月)▽源泉所得納税期特例指導会(7月)▽TMOイルミネーション事業(11月)▽クリスマス・年末年始大売出し(12縲・月)▽年末調整事務指導会(1月)▽青色申告決算指導会(2、3月)竏窒ネど。
また本年度は「商工会新改革プラン」の推進として、会員の現況とニーズを把握するため、事務局全職員が全会員巡回運動を実施する。 -
第13回伊那市小中学生陸上競技記録会
第13回伊那市小中学生陸上競技記録会は1日、伊那市陸上競技場で開いた。小学生330人、中学生20人の計350人が出場した。
小中学生が一堂に会しての記録会で、各校選手間の連帯感を高め、伊那市の陸上競技のレベル向上を目指す。伊那市教育委員会、市体育協会陸上競技部主催。
100メートル、400メートルリレー、走り幅跳びなど7種目。リレーを除き1人1種目への出場で、自己ベスト記録を目指し仲間の声援を受けて全力を尽くした。
結果は次の通り(敬称略)。
【男子】
▼4年100メートル(1)越崎尊喜(東春近)15秒46(2)清水康太(伊那西)15秒47(3)荻原拓斗(伊那北)15秒94(4)上田翔吾(伊那東)16秒02(5)清水壮悟(西箕輪)16秒77(6)坂下裕紀(伊那東)16秒78(7)平沢健将(西春近南)16秒80(8)織井勇樹(東春近)16秒81▼5年100メートル(1)宮沢研人(伊那)14秒59(2)小松郁也(伊那東)14秒88(3)松本峻(東春近)16秒04(4)向山凌央(美篶)16秒41(5)石倉知輝(手良)16秒79(6)堀内恭太(伊那)16秒84(7)下島航平(高遠)17秒32(8)三沢康太(手良)17秒39▼6年100メートル(1)田屋快峰(富県)14秒84(2)白鳥晃大(西箕輪)15秒26(3)伊藤祐介(東春近)15秒51(4)田畑創丸(富県)15秒70(5)北沢和也(伊那北)15秒93(6)伊藤尚輝(西春近北)16秒04(7)橋爪大貴(新山)16秒06(8)井上直哉(新山)16秒16▼小学千メートル(1)関川大悟(伊那東6)3分29秒64(2)秋山祐太(伊那東6)3分32秒07(3)北原史也(東春近6)3分32秒43(4)橋爪倫(美篶5)3分32秒48(5)網野幸大(伊那西5)3分35秒87(6)藤本遼(東春近6)3分38秒27(7)田路泰志(富県6)3分41秒69(8)山口健斗(西箕輪5)3分41秒70▼中学100メートル(1)フジウラアキオ(東部3)12秒43(2)小林渡(東部2)12秒72(3)蟹沢勇人(東部3)12秒77(4)櫛笥大夢(東部3)12秒94(5)酒井弘心(春富1)13秒86(6)高畑康平(春富1)15秒46▼中学1500メートル(1)北原魁人(東部2)4分48秒38(2)春日翔平(東部3)4分53秒47(3)木下敏秀(東部2)4分54秒72(4)政岡アキラ(春富1)5分59秒51▼4年走り幅跳び(1)下島光喜(富県)3メートル09(2)西村翔馬(西春近南)3メートル03(3)池上耕亮(西春近南)3メートル00(4)関島峻(伊那)2メートル96(5)片桐大輝(伊那)2メートル89(6)上田翔吾(伊那東)2メートル77▼5年走り幅跳び(1)酒井隆甲(西春近北)3メートル77(2)三室温人(高遠)3メートル48(3)橋爪等(西春近北)3メートル41(4)織井拓郎(東春近)3メートル37(5)桐野耕介(伊那)3メートル34(6)小林凱斗(伊那東)3メートル16(7)那須野泰晶(手良)3メートル10(8)竹松幹生(富県)3メートル09▼6年走り幅跳び(1)佐藤海(美篶)3メートル61(2)望月雄太(伊那北)3メートル56(3)伊藤広騎(東春近)3メートル49(4)唐沢健介(西春近南)3メートル35(5)稲村良彦(東春近)3メートル34(6)小池倫太郎(富県)3メートル31(7)井上広勝(新山)3メートル10▼中学走り幅跳び(1)橋爪彼方(春富1)4メートル23(2)政岡ミツヨシ(春富1)3メートル55(3)春日涼太(春富1)3メートル53▼4年ソフトボール投げ(1)城倉雅也(伊那北)38メートル50(2)平沢瞭(西春近北)36メートル43(3)今村進矢(伊那北)28メートル44(4)下島滉平(富県)26メートル83(5)田畑颯野(富県)19メートル60▼5年ソフトボール投げ(1)田畑遼(富県)45メートル19(2)北原秀悟(美篶)43メートル28(3)中井颯人(東春近)41メートル71(4)鈴木峻太(美篶)40メートル99(5)神林亮玖(手良)40メートル80(6)橋爪大輝(西春近北)39メートル63(7)矢沢孝隆(手良)37メートル57(8)田中壮矢(富県)36メートル47▼6年ソフトボール投げ(1)三浦正也(富県)49メートル69(2)小笠原渉(東春近)49メートル58(3)下平勇郁多(東春近)48メートル36(4)伊藤魁世(西箕輪)45メートル67(5)中山凛之介(新山)41メートル78(6)下平直輝(西春近北)41メートル29(7)田中宏樹(伊那北)36メートル96(8)落合恒輝(西箕輪)36メートル73▼中学砲丸投げ(1)中島和希(東部3)7メートル59(2)伊東克哲(東部3)7メートル14▼4年400メートルリレー(1)手良(登内翔太、西沢諒、向山将飛、小松賢弥)65秒69(2)伊那北(根津諒大、今村進矢、城倉雅也、荻原拓斗)67秒01(3)伊那(木村航也、佐藤杜人、森恒大、竹前和輝)67秒55(4)伊那東(池上芳樹、平沢宏二郎、伊藤こうき、加藤元貴)68秒84(5)東春近(中村大和、斉藤大雅、井口諒、鈴木佑輔)70秒82(6)富県(織井雅輝、下島滉平、田畑颯野、下島光喜)72秒58▼5年400メートルリレー(1)美篶(伊沢翔、橋爪倫、伊藤白、宮沢朋希)62秒13(2)東春近(松本峻、酒井佑基、二ツ木優太、小森翔矢)63秒06(3)伊那東(根橋拓也、平沢蓮野、松島伊織、中斉芽我)63秒31(4)手良(滝沢岬希、柴田拓美、那須野亨、登内翔太)64秒17(5)西春近北(平沢瞭、橋爪等、橋爪大輝、酒井隆甲)67秒47(6)西春近南(ネベス・エリック、清水健二郎、北原悠哉、酒井勝成)68秒31▼6年400メートルリレー(1)東春近(湯沢佑、井上友広、飯島裕貴、細田耕太)56秒74(2)伊那東(吉村颯也、宮下拓己、北原諒、守谷渉)60秒41(3)富県(小池倫太郎、田畑創丸、田路泰志、田屋快峰)61秒42(4)西春近北(中野真聖、下平直輝、宮下鷹介、伊藤尚輝)63秒65▼中学400メートルリレー(1)東部(櫛笥大夢、中島和希、蟹沢勇人、小林渡)74秒06
【女子】
▼4年100メートル(1)宇治みゆい(伊那東)15秒59(2)下平美里(東春近)16秒50(3)伊藤舞優梨(美篶)16秒55(4)酒井茜(西春近南)16秒96(5)鹿野香沙(富県)16秒97(6)佐野穂乃佳(伊那北)17秒31(7)北條真由(東春近)17秒37(8)清水苑美(伊那北)17秒81▼5年100メートル(1)向山加奈(伊那東)15秒23(2)坪木沙奈(西春近北)16秒21(3)橋爪詩奈(新山)14秒10(4)塩沢春香(伊那北)16秒83(5)石川遥香(西春近南)16秒92(6)畑桃香(伊那東)16秒95(7)井地香菜子(東春近)17秒20(8)伊藤ちか(美篶)14秒70▼6年100メートル(1)北野華奈子(美篶)14秒95(2)宮島華菜(伊那東)15秒25(3)坪木美桜(西春近北)15秒50(4)城倉亜衣(伊那北)15秒82(5)池上実花(伊那東)15秒83(6)平沢アサリ(西箕輪)15秒84(7)中村彩夏(西春近南)16秒37(8)北原瑠夏(高遠)16秒44▼小学千メートル(1)加納菜々子(西春近南6)3分32秒83(2)下島彩夢(富県6)3分39秒69(3)伊藤春香(伊那東5)3分42秒43(4)北原明香里(美篶5)3分42秒49(5)多治見槙(西春近南6)3分51秒03(6)酒井里奈(西春近北5)3分51秒60(7)唐沢遥南(東春近5)3分58秒85(8)三沢絢湖(伊那北)4分02秒44▼中学100メートル(1)大脇愛菜(春富1)14秒43(2)高橋千夏(東部2)14秒57▼4年走り幅跳び(1)吉原芽葉(西春近北)2メートル75(2)小林亜莉沙(西春近南)2メートル66(3)北條珠緒(富県)2メートル66(4)小田嶺衣(西箕輪)2メートル50(5)北原瑛里香(西箕輪)2メートル43(6)吉沢萌(西春近南)2メートル38(7)田畑樹音(富県)2メートル33▼5年走り幅跳び(1)塚越萌(西春近北)3メートル31(2)松沢亜耶(伊那北)3メートル24(3)吉田葵(新山)3メートル18(4)寺本聡美(西春近北)3メートル12(5)飯島梨琴(東春近)3メートル09(6)伊沢優美香(伊那北)3メートル01(7)大石聡美(高遠)2メートル99(8)岩谷咲奈(西箕輪)2メートル98▼6年走り幅跳び(1)下平梨夏子(伊那北)3メートル24(2)新井朱羅(西春近南)3メートル23(3)小嶋沙季(伊那)3メートル18(4)伊藤京香(伊那東)3メートル18(5)田畑茉莉花(富県)3メートル14(6)加納あさみ(西春近南)3メートル10(7)杉山黎華(西箕輪)3メートル08(8)山岸佳代(伊那東)2メートル93▼中学走り幅跳び(1)大久保萌花(東部3)4メートル73▼4年ソフトボール投げ(1)田中郁帆(伊那北)22メートル70(2)下島幸奈(富県)17メートル70(3)丸山れいな(伊那北)14メートル53▼5年ソフトボール投げ(1)細井優香(新山)33メートル53(2)唐沢希(伊那北)29メートル37(3)米持咲(手良)28メートル92(4)北沢幸美(富県)23メートル91(5)坪木詠美(西春近北)20メートル09(6)野沢恵里子(富県)17メートル44(7)中谷美月(西春近南)12メートル02▼6年ソフトボール投げ(1)平沢瞳(西春近北)40メートル66(2)田中彩(伊那北)36メートル29(3)登内彩香(手良)30メートル19(4)向山慧(手良)29メートル24(5)中山真緒(美篶)26メートル87(6)小田切柚(西春近南)24メートル63(7)井東希美(伊那北)23メートル84(8)田中彩音(高遠)23メートル40▼4年女子400メートルリレー(1)伊那東(上島千枝、三沢薫永、北條彩香、宇治みゆい)66秒20(2)伊那(中村菜々子、土屋伶華、荻原里奈、守屋あや乃)67秒31(3)富県(下島幸奈、吉沢夏希、鹿野香沙、北條珠緒)71秒09(4)西春近南(小林亜莉沙、酒井愛花、吉沢萌、酒井茜)71秒70(5)西箕輪(井地亜里沙、白鳥夏音、小田嶺衣、北原瑛里香)72秒62(6)伊那北(清水苑美、丸山れいな、佐野穂乃佳、田中郁帆)73秒85(7)東春近(細井友香、松沢実玲、長谷川未来、藤本凛)79秒11▼5年400メートルリレー(1)伊那北(唐沢希、塩沢春香、伊沢優美香、松沢亜耶)62秒83(2)美篶(白鳥未歩、斉藤彗来、北原明香里、北野伶奈)65秒53(3)伊那東(唐木玲菜、北條未礼、白鳥実紅、黒河内咲)65秒83(4)西春近北(寺本聡美、宮下菜々、酒井里奈、坪木沙奈)65秒99(5)西春近南(北村彩夏、中谷美月、北林未希、宮下満喜)66秒39(6)高遠(西村ゆきの、清水葵絵、鎌倉菜々美、伊藤みずか)67秒04(7)手良(小松紗里奈、向山聖佳、向村千華、酒井美沙希)67秒30(8)新山(橋爪詩奈、六波羅あかり、竹村萌、吉田葵)69秒33▼6年400メートルリレー(1)西春近南(唐沢美織、清水涼香、加納菜々子、小林沙里奈)60秒66(2)伊那北(下平梨夏子、城倉亜衣、佐野聖佳、三沢絢湖)61秒15(3)伊那東(西沢優香、中村美和、池上祐紀、小沢佳奈子)62秒26(4)西箕輪(白鳥夢乃、唐沢有菜、白鳥聖乃、平沢アサリ)62秒87(5)手良(神林楓、大槻あこ、向山千晶、蟹沢優衣)66秒17(6)富県(小松萌絵、田畑彩音、牛山葉月、村上花蓮)67秒23 -
08年県高校総体
◆県高校総合体育大会結果(上伊那関係分)
【陸上】(5月30日縲・月1日・松本平広域公園陸上競技場)=決勝記録
☆男子 ▼100メートル(1)山本隆博(長野日大3)10秒97(6)三村瑞樹(伊那北2)11秒25(8)加藤一樹(赤穂1)11秒41▼200メートル(1)山本隆博(長野日大3)22秒17(6)三村瑞樹(伊那北2)22秒63▼400メートル(1)永島侃(木曽青峰3)48秒39(4)三村瑞樹(伊那北2)50秒34(6)平沢快嗣(伊那弥生3)51秒16▼800メートル(1)伊藤秀充(大町3)1分53秒90(6)小林正俊(上伊那農2)1分58秒19▼5千メートル(1)村沢明伸(佐久長聖3)14分20秒37(5)村上剛(伊那北3)15分22秒48(6)倉沢昇平(高遠3)15分23秒48▼110メートル障害(1)早川恭平(長野吉田2)14秒85=大会新(3)赤羽巧(伊那北2)15秒80(5)森雅貴(上伊那農1)16秒52▼400メートル障害(1)下里直弥(松商学園2)55秒03(3)赤羽巧(伊那北2)56秒22(6)小林圭輔(伊那北3)57秒06▼3千メートル障害(1)藤井翼(佐久長聖3)9分08秒67=大会新(6)北原弘司(伊那北2)9分42秒85▼5千メートル競歩(1)青木学(長野日大3)23分48秒85(4)伊藤誠時(伊那北2)25分7秒06(6)浅井順平(伊那北2)25分23秒13▼走り高跳び(1)林知彦(大町3)1メートル80(2)宮崎友宏(赤穂2)1メートル75(4)稲村立吉(高遠3)1メートル75▼棒高跳び(1)松沢ジアン成治(高遠2)4メートル50(2)正木豊(高遠2)4メートル20(6)矢野祐貴(高遠2)3メートル80(8)倉田健斗(伊那北2)3メートル60▼砲丸投げ(1)児野智也(木曽青峰3)12メートル10(7)堀井裕介(伊那北3)10メートル87▼8種競技(1)田嶋優策(阿南3)4410点(7)谷川大輔(伊那北2)3658点▼400メートルリレー(1)松代(島津貴行、曲尾卓朗、深沢宏之、太田朗)43秒36(6)伊那北(倉田健斗、大石洋佑、小林圭輔、三村瑞樹)44秒18▼1600メートルリレー(1)伊那北(大石洋佑、小林圭輔、赤羽巧、三村瑞樹)3分23秒61(3)伊那弥生(平沢快嗣、唐沢和也、大野裕紀、古河原達哉)3分24秒51▼総合(1)佐久長聖59点(2)伊那北56・5点
☆女子 ▼800メートル(1)峰村いずみ(長野吉田3)2分14秒90(3)池田杏奈(伊那弥生2)2分20秒52▼100メートル障害(1)塚田佳子(長野東2)15分55(5)大場沙奈(伊那弥生2)16秒43▼400メートル障害(1)橋井千紘(丸子修学館3)62秒68=大会新(4)中村茜(伊那弥生3)66秒12(6)大場沙奈(伊那弥生2)68秒01▼走り幅跳び(1)宮坂楓(東海大三1)5メートル66=大会新(5)下平侑美(伊那西3)5メートル25(8)桐山明日香(伊那弥生1)5メートル05▼7種競技(1)宮沢七夕子(長野吉田1)3503点(2)小沢智代(伊那弥生3)3450点▼400メートルリレー(1)長野吉田(藤森晶子、田中美沙、小平亜湖、中田倭菜)49秒20(7)伊那弥生(桐山明日香、赤羽優希、神林風香、馬場彩香)51秒29▼1600メートルリレー(1)長野吉田(中田倭菜、峰村いずみ、山下友香、田中美沙)3分58秒77=大会新(4)伊那弥生(大場沙奈、池田杏奈、中村茜、赤羽優希)4分9秒70▼棒高跳び(オープン)(1)小林翠(屋代3)3メートル00(2)鹿野恵理(伊那弥生3)2メートル90(3)青木亜由美(伊那西3)2メートル70(4)伊藤真夕佳(高遠2)2メートル40▼総合(1)丸子修学館79点(7)伊那弥生33点
※各種目上位6人(競歩・混成競技は3位まで)は北信越大会(6月20縲・2日・富山県)に出場
【サッカー】(5月31日、6月1日・辰野高校第2グラウンドほか)
◇1回戦▽辰野1竏・野沢北▽伊那北0竏・松本美須々丘
◇2回戦▽辰野0竏・武蔵工大二
【ラグビー】(5月24、31日・上田市菅平高原サニアパーク)
◇1回戦▽伊那北67竏・長野工
◇2回戦▽岡谷工15竏・伊那北 -
県高校総体 陸上競技で上伊那勢2種目制覇
県高校総体は1日、県下各地でサッカーや陸上など5競技を展開した。陸上の最終日は、県松本平広域公園陸上競技場で16種目を行い、男子1600メートルリレーの伊那北(大石、小林、赤羽、三村)が3分23秒61、男子棒高跳びの松沢ジアン成治(高遠2)が4メートル50でそれぞれ優勝した。
陸上は3日間で39種目を繰り広げ、各種目上位6人(競歩、混成競技は3位まで)が北信越大会(20縲・2日・富山県)の出場権を手にした。 -
手作りの演奏会「フォーレのレクイエム」
音楽愛好家らによる伊那谷を中心とした手作りの演奏会「フォーレのレクイエム」が1日、県伊那文化会館大ホールで開かれた。合唱団とオーケストラの総勢200人による迫力ある舞台で、約40分間に及ぶ「レクイエム」を熱演した。
地域の音楽文化の向上を願う演奏会は7回目。フォーレの「レクイエム」は初挑戦で、伊那谷、木曽を中心に一般公募で集まった合唱団員150人と伊那フィルハーモニー交響楽団のオーケストラ40人の大編成で演奏した。
指揮は駒ケ根市の春日俊也さん。ソリストにソプラノ・村上和歌子さん=上松町、バス・白鳥彰政さん=箕輪町=を迎え、昨年6月から練習を重ねてきた。合奏団は会場を埋めた聴衆を前に、見事に「レクイエム」を歌い上げ、惜しみない拍手を浴びていた。
演奏会では、伊那フィルハーモニー交響楽団によるドヴォルザーク「交響曲8番ト長調作品88」の演奏もあった。
手作りの演奏会は、次回はドヴォルザーク「スターバト・マーテル」作品58。10年6月上旬に演奏会を開く予定で、新たに団員200人を募集する。募集は11月30日まで。練習は09年2月から日曜日で月2回、午後7時縲・時。会場は伊那市生涯学習センターホール。申し込み、問い合わせは伊那市生涯学習センター内「スターバト・マーテル」を歌う会事務局の北沢理光さん(TEL78・5801、FAX78・5802)へ。 -
第49回伊那市長杯争奪バドミントン大会
第49回伊那市長杯争奪バドミントン大会は1日、伊那市の勤労者福祉センター体育館で開いた。中学生から50歳代まで延べ119人が出場し白熱した試合を繰り広げた。
種目は男女各シングルスの初級・中上級、男女各ダブルスの初級・中上級。昨年から市内の高校も大会に参加しており、今年は2校が出場した。参加者総数は昨年並み。
競技はトーナメント方式だが、ダブルスに限り予選併用で各チーム2試合できるようにした。
市体育協会バドミントン部主管の大会は年間3大会あるが、本年度は60歳代になっても生涯できるスポーツとして競技者を増やし、競技力を上げるため、新たにチーム交流バドミントン大会を9月に予定している。
結果は次の通り(敬称略)。
◇男子ダブルス▽初級=(1)野々田幸雄・伊藤真次(JOY)(2)池上祐介・橋爪静樹(Laugh)(3)山岸賢治・小平裕矢(伊那中)▽中上級=(1)春日浩隆・神取純也(中地区)(2)藤原康倫・長尾賢史(WEEB)(3)水口正敬・武井俊文(Laugh)上條慶之・刀根川敏明(JOY)
◇男子シングルス▽初級=(1)栗原宏樹(中地区)(2)山岸哲(中地区)(3)山岸賢治(伊那中)小平裕也(伊那中)▽中上級=(1)小林正幸(Laugh)(2)小野幹雄(中地区)(3)武井俊文(Laugh)吉田和薫(月曜クラブ)
◇女子ダブルス▽初級=(1)坪木祐奈・岩崎育(伊那中)(2)能勢香織・倉田絵理(Laugh)(3)熊谷優里・中村友香(伊那中)矢沢みゆき・白鳥五月(Laugh)▽中上級=(1)清水絵美・春日志保(中地区)(2)毛涯みどり・原春美(WEEB)(3)橋爪美久・原明日香(伊那北高)小松珠里奈・土川ひかる(伊那北高)
◇女子シングルス▽初級=(1)坪木祐奈(伊那中)(2)岩崎育(伊那中)(3)熊谷優里(伊那中)中村友香(伊那中)▽中上級=(1)山岸祐子(中地区)(2)北沢敦子(伊那北高)(3)原明日香(伊那北高)原春美(WEEB) -
環境月間で「環境保全に関するポスター」県入選作品展示
6月の「環境月間」事業の一環で、豊かな環境づくり上伊那地域会は13日まで、環境保全意識の普及啓発のため、07年度の「環境保全に関するポスター」県入選作品を伊那合同庁舎2階ホールに展示している。
「環境保全に関するポスター及び標語コンクール」は毎年、県と信州豊かな環境づくり県民会議が実施。環境保全に対する理解と関心を深め、積極的に環境保全活動を行う意欲を高める目的で、ポスターは小学生から高校生までが応募した。
今回は、上伊那地区分を中心に県入選以上の作品のうち優秀2点、入選14点の計16点を展示。地球温暖化防止や自然保護、ごみの分別収集などをテーマにしている。優秀賞の2点のみ展示は3日まで。
上伊那地区では応募697点のうち優秀2点、入選11点。全県では応募3843点で最優秀賞4点、優秀賞12点、入選48点だった。 -
フィットネスインストラクター
伊那市
新田ひとみさん1週間に14縲・5本のレッスンを抱え、エアロビクスやピラティス、ストレッチポールなどを指導。休みは祭日のみで、忙しく飛び回っている。
最初に取得したインストラクターの資格はエアロビクス。30歳代での挑戦だった。
20年ほど前、闘病の末に息子を1人亡くした。「もぬけの殻みたいになった。気持ちを埋めて、夢中になるものはないか」と考えていたとき、エアロビクスに出合った。
「天職かもしれない」
週3回、雪が降っても自転車で通うほどのめり込んだ。インストラクター養成講座の募集に、「年齢が心配」と相談したが、是非と勧められ受講。見事に資格を取り、週1回の指導を始めた。
その後は、テレビや雑誌などで見たフィットネスを、まずは自分の体で試し、皆さんにもいいのでは-と思うものは資格を取った。
「試験では100%自分の力が出せないし、もう今年でやめよう、また試験かぁと思いながら足を突っ込んで。おだてられて、たまたま試験に引っかかって、これまでやってきました」
今は、AFAA会員・認定プライマリーインストラクター、JCCA会員・終了課程コアコンディショニンググループインストラクター、健康医科学協会員・認定健康支援トレーナー、ピークピラティス・アドバンスマットインストラクターと、4種の資格を持って指導に当たっている。
エアロビクスのレッスンでは、ステップから最終段階まで順を追って教える。うまく出来ない人がいたり、てきぱき教えられたと思ってもスタジオの後ろにいる生徒がぽかーんとしていることも。「反省して日々自分の勉強」だが、全員がきれいに動けるようになったり、生徒と一体感を感じられたとき、「やっててよかった」と思えるという。
「インストラクターをやめようかなと思うこともある。でも達成感があるから続けられる。それに、自分が動いていることが好きなんだと思う」
今月から、ストレッチポールの教室が伊那市生涯学習センターを会場に始まる。ポールの上に乗って筋肉やじん帯などを伸ばして体を緩め、さらにコアを鍛えて姿勢をよくするもの。「地元では知名度が低いけど、すっごい優れもの。老若男女できるので、ぜひ体験してほしい」という。
「運動を始めるとき、無理って思ってはだめ。やる前からあきらめる方もいるけど、そう思ったら何もできない」。最初は週1回でも、続けられるよう生活に取り入れ、ある程度慣れたら時間を増やすなど、とにかくちょっとずつの積み重ねが大事-とアドバイスする。
「子どもにずっと付き添い、病んで苦しんでいるのを見てきた。だから、元気に死にたい。健康でいられるのが一番だと思う」。多忙でも充実した日々。「おばあちゃんになっても、インストラクターができたらいいですね」(村上裕子)