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西原ブドウ園14日開園
中川村片桐の西原ぶどう生産組合(15軒)のブドウ園のブドウが色づき、14日開園、10月22日まで、ブドウ狩りと直売が行われる。期間中の16、17日は園内の農村交流施設でぶどう祭りを予定する。
同組合は3・7ヘクタールで、早生系の藤稔(ふじみのり)、安芸スイート、玉豊、中性種のシナノスマイル、ピオーネ、ナガノパープル、晩生の高妻、ロザリオビアンコなど10種類余をレインカット方式で栽培している。
ぶどう祭りでは、豚汁サービス、焼肉コーナー(自費)を予定。
入園料(食べ放題)は大人千円、小学生未満半額。直売は1キロ800円。
22アールで、藤稔など6品種を栽培する宮下健彦さんは「西原のブドウは昼夜の温度差が程よく、甘くておいしい」と話していた。
詳細はグリーンセンターなかがわ(TEL88・3248) -
ソバの花見ごろに
ソバの花、初秋の風に揺れ-。ソバ種子の県内唯一の生産地、飯島町本郷では転作田のソバの花が見ごろを迎えている。黄金色の稲田と、白い花咲くソバ田がのどかな秋景色を作っている=写真。
本郷地区営農組合がブロックごと米とソバを交互に作付け。ソバは地区内の35ヘクタールに種子用として「信濃1号」を、7月末縲・月上旬には種、開花は9月上旬縲怏コ旬、刈取りは10月中、下旬の予定。
同組合では11月12日そば道場とフォトコンテストを予定(詳細は後報) -
食のつどい」に140人
中川村は9日、文化センターで「食卓から健康を、みんなで考えよう食育」をテーマに「食のつどい」を開き、村の取り組みや団体の活動報告、講演を通じて、「食」について理解を深めた。
発表では「今なぜ食育か」と題して、村保健センターの米山ゆみ管理栄養士が、村の05年度ヘルス・スクリーニング結果と全国の基礎調査と比較し「メタボリックシンドロームを引き起こす肥満の割合は、男性では30代、40代、女性では40代、50代が高い。女性の50代、60代は高血糖の割合が多い。食習慣の関与が非常に大きいため、学習と実践が課題」とした。
また、保育園栄養士の丸山安都子さんは「『食育の日』の取り組み」について発表。食生活改善推進協議会は「日常生活の中で健康づくりの食事の知識や工夫をお隣から地域へ伝えるなど食育の推進を行なっている」と活動を報告した。
最後に、飯田市役所の井上弘司さんが「食育のススメ」と題して講演した。
会場では夏野菜を使った料理や手作りパン、おやつの展示、試食もあり、来場者はレシピなどを質問していた。 -
心身に障害のある小中学生と家族が信大で農業体験を通した交流会
農業・自然体験を通して心身に障害がある子どもの社会性や自律性を育み、家族同士の交流による情報交換、心のケアに当たる国立信州高遠青少年自然の家の企画事業「みんな友だち竏虫ゥ然とともに竏秩vが9日、南箕輪村の信州大学農学部農場などであった。県内外の12家族34人が集まり、6月に植えたサツマイモやニンジンなどを収穫。それを使った豚汁づくりに臨み、交流を楽しんだ。
98年から継続的に行われている取り組みで、例年リピーターとして参加する家族も多い。1泊2日で、子どもたちにはいつもと異なる環境の中でさまざまな人との交流やイベント楽しんでもらい、保護者には情報交換の場を提供したり将来に向けた就業相談の場を提供。家族のトータルケアに当たる。
農作業に参加した家族は「大きいと思ったけど以外に小さかったね」などと話ながら、秋の実りの収穫を楽しんでいた。
また今年は、高遠少年自然の家周辺にある自然を生かした自然体験を2日目に企画。森の中に宝物を隠し、それを探知機で子どもたちが探しあてる「森の宝物探し」などを行い、自然体験プログラムの開発につなげる。 -
南箕輪村婦推協が信大留学生と交流
南箕輪村婦人教育推進協議会(山口クニ子会長、15人)は9日、大芝屋内運動場で信州大学農学部の留学生と交流した。
中国やバングラデシュなど大学院生ら12人に加え、加藤助役らも参加。
スティックでボールを打ち、打数を競うグランドゴルフでは、3人1組で8ホールを回った。力の加減が難しいようで、遠くに打ち過ぎたり、ホールポストにボールを寄せながら5打、6打と打数を重ねたり…。思うようにいかず、会場に笑いが響いた。
そのほか、日本語の勉強を兼ね、魚へんの漢字をさおでつるゲームなども楽しんだ。
交流会は18年目の取り組み。地元にある大学の留学生に月見など節気の料理を食べてもらおうと始まったが、その都度、開くことができないため、スポーツ交流へと形を変え、年1回開いている。 -
たかずやの里の栄養士
南箕輪村南殿
清水衛さん(26)もっと時間が遅く進めばいいのにって思うほど、本当に楽しくって竏秩B
伊那市富県の児童養護施設「たかずやの里」で栄養士として働き始めて2年が経過した。献立を作る時は、栄養バランスや摂取カロリーを考慮しながら、野菜や豆類をなるべく多く取り入れている。料理に使う野菜は出来るだけ地元で調達。「地域にあるものを地域で食べるのは自然だし、安全で新鮮。しかも安いしね」。
短大で栄養士の資格を取得したが、卒業した当時は栄養士の求人がなく、全く別の職場に就職した。どんな仕事も3年は続けてみよう竏窒ニ、3年間を勤務したが「やりたいことをするなら今しかない」と一念発起。栄養士として働ける職場を探していたところ、たかずやの里に巡り会った。「3年も現場から離れていたから、最初はどうしていいのか分からなくて、3食の献立を考えるのも大変だった。お代わりが残ると『おいしかったのかな』って不安になったりしたけど、『おいしい』っていってもらえると嬉しくて。この2年で献立を作るのもだいぶうまくなったね」。 -
箕輪町の国道沿いにソバの花白く
大型店の開発工事が進んでいる箕輪町三日町の国道153号バイパス沿いで、ソバの花が白く色づいている。広さ約2・5ヘクタールの休耕田で栽培したのは三日町コンバイン組合。20日ごろまでは見ごろだという。
休耕田の草取りなどの管理を請け負った、毛利儀男組合長(67)が「放っておくのはもったない」と組合員へ呼び掛け本年からソバを栽培。10月下旬には収穫し、農協へ出荷したり、自家用にするという。
「見事に一面に咲いた。しかし、それも今年1年だけしか楽しめそうにない」(毛利組合長)。休耕田には大型店の出店計画があるという。 -
レディーバードが日本の家庭料理講習
伊那市の女性海外研修の参加者でつくる「レディーバード」(平沢羊子会長)は9日、市生涯学習センターで日本の家庭料理講習会を開いた。外国から伊那へ来た24組の親子らが集まり、夏野菜を使った料理4品を作って試食した。
講習会は年1回、単発で開いていたが、外国人から「ふだんの食事づくりを教えてほしい」と要望が出たことから、12月まで4回の日程を組み、メンバーが根菜類の料理や正月料理などを指導する。
初回のメニューは、サツマイモやカボチャ、シシトウ、シソの葉などを使った天ぷら、ひやそうめん、ささげのマヨネーズみそあえなど。
天ぷらは野菜の切り方から始まって、衣の硬さ、天ぷら油の温度の見分け方、揚げ方などメンバーがポイントを説明しながら、一緒に作った。
ブラジルから来て18年になる女性(37)=箕輪町=は「天ぷらは何回か作ったことはあるけど、衣がべとっとなってうまくいかない。教えてもらったから、家で作ってみたい」と話した。 -
箕輪町長選
現職の平沢豊満氏出馬表明箕輪町の平沢豊満町長(65)=無所属、1期目=は12日、11月28日の任期満了に伴う町長選挙への出馬を表明した。町議会9月定例会一般質問で松崎久司議員の質問に対し、「町内全域の後援会、地元の区、常会、多数の町民から力強いご推薦をいただき、次期町長選への立候補を決意した。引き続き民意を尊重し、行政経営型の自治体運営を徹底し、町政改革を止めることなく21世紀型の活力あふれる町づくり、住んでいてよかった、住んでみたい町づくりにまい進する」と述べた。町長選は11月14日告示、19日投票。
民意を町政の表舞台に-などの1期目の公約について、「ほぼお約束どおりのことができたと思う」とし、2期目に向け「行政経営型の自治体運営をさらに徹底し、スピード・コスト・チェンジ・サービスをキーワードに町政改革を強力に推進し、町民の町政に対する満足度をより一層向上させるべく、新たな気概と大きな夢をもって取り組みたい」とした。
2期目の政策は、「町第4次振興計画の実現を目指し、7つの政策を柱に諸施策の展開を図ってまいりたい」とした。政策推進の例として▽「一味違う箕輪の子」育成事業(保育園・小学校での「運動あそび」「英語あそび」の継続、世界のどんな地域でも活躍できる人間の基礎づくり)▽健康で明るいまちづくり(徹底的な予防施策の展開、みのわ健康アカデミーの強化、町民の健康づくりメニューの強化・充実)▽環境にやさしいまちづくり(地球環境にやさしい循環型社会構築の推進)▽産業活動の活性化(農業振興、既存企業の拡大・充実、優良企業の誘致)▽民間委託の推進-を挙げた。 -
「平成の大検地」西春近コース
新伊那市誕生記念イベント「平成の大検地」の西春近コースの開催が9、10日の両日あり、平地を歩く初級者コースから、西駒ケ岳登山の上級者コースなど3ルートに親子連れなど約100人が参加した。
誇るべき郷土の美しさを市民が再認識するため、近隣市町村との境界を自力で踏破するためのイベント。西春近コースは同地区公民館などでつくる実行委員会が主催した。
10日は天竜川右岸堤防付近から宮田村境を通り、藤沢川上流の「休み平」までのAルート、常輪寺から権現山までのCルートの計2ルートを実施。Aルートは初級コースだったため、小学生も多数集まり、全体の中で最も多い約50人が参加した。
天竜川右岸の宮田村との境を歩き、同地区の唐木崇敏さん(67)は「昔は天竜川が暴れ、水害流失が繰り返され、村境を定めるのに度々争そいがあった」と振り返り、村境を決めてきたいきさつなどを語っていた。
休み平に到着後は、公民館職員手作りのカレーライスが全員に振る舞われるなど、子どもたちからは歓喜の声。スイカ割りなどの企画もあった。 -
長谷商工会がマレット親ぼく 木陰で会話弾ませて
伊那市の長谷商工会(橋爪将司会長)のマレットゴルフ親ぼく会が9日、同地区黒河内の長谷マレットゴルフ場であった。10年以上続く恒例行事に会員ら33人が参加し、和気あいあいとプレーを楽しんだ。
会員のほか、八十二銀行、アルプス中央信用金庫の高遠支店職員、長谷地区の市議会員ら約10人を招待して開催。傾斜地にある登り坂の難コースだったが、木々が作り出す木陰で一休みしながら会話を弾ませていた。
参加者は「難しいが、攻略しがいのある楽しいコース。なんといっても夏は日影が涼しいのでよい」と感想。橋爪会長も「暑いけれど木陰でしっかり楽しんで」と呼び掛け、交流を満喫していた。 -
はなまる地域探検隊 絵手紙に挑戦
伊那市の小中学生を対象に体験活動の場を提供する「はなまる地域探検隊」(伊藤元郎代表)の絵手紙教室が9日、市役所であった=写真。児童ら約80人が集まり、サツマイモ、トウモロコシなどの野菜を題材に、贈る相手を思い気持ちを込めて制作した。
同探検隊では3年目の恒例行事。日本絵手紙協会公認講師の三沢和子さん=同市西春近=を招き、クレヨン、水彩絵具、色鉛筆で思い思いの絵を描いた。三沢さんは「じっくり見て自分の心で感じたままを描いて」と子どもたちに助言していた。
題材となる野菜や花などは、すべて参加者の持参。中にはカブトムシ、クワガタ、バッタなどを持ってくる男子児童もいて、周りから注目を浴びていた。ツユクサを描いた伊那小の塩谷和士君(8)は「葉っぱの色が難しい」と、何度も色を調合して試していた。
一人ひとりが約5枚ずつ作ったが、その内1枚は10月13縲・3日、市役所ホールで展示。残りの作品は家族、担任教師などへ送ることにしている。 -
長谷の官公庁職員・ソフトボール親ぼく
第39回長谷親ぼくソフトボール大会が9日、伊那市長谷の長谷総合グラウンド、長谷中学校校庭であった=写真。同地区の官公庁で働く職員ら約100人が集まり、年に一度の恒例行事で運動不足を解消し、交流も深めた。
参加者は長谷総合支所、長谷中学校、国土交通省三峰川総合開発工事事務所など10チームの職員やその家族。2会場を使って、トーナメント戦と敗者同士の対戦を展開し、全チームが2試合以上戦った。
それぞれ女性職員や小学生なども混じりチームを構成し、和気あいあいとプレー。山々に囲まれ、近くにダムを眺める南アルプスの懐で、仲間を思いやる声や歓喜の雄叫びを響かせていた。
試合後は長谷公民館で表彰式と懇親会を開いた。表彰では優勝チームのほか、個人賞として「ホームラン賞」「珍プレー賞」「最優秀選手賞」などの授与もあった。 -
宮田村の農園でブドウ狩り始まる
宮田村駒ケ原にある平沢秋人さん、明子さん夫妻のブドウ農園が収獲期を迎え、12日から直売、収獲体験を始めた。例年以上に出来が良く、甘さも抜群。さっそく客も訪れ・ス実りの秋・スを味わった。
たわわに実った、色鮮やかなナイアガラ。通りかかった人たちが足を止め、買い求める姿があった。
「孫が来るので食べさせてやりたいと思って」と村内の常連客から、偶然通りかかった村外の人まで。
平沢さん夫妻との会話を楽しみつつ、もぎたてのブドウに舌鼓を打った。
期間中、村デイサービス利用者を招待するなど、園内は連日にぎやかに。
開園時間は午前9時から午後4時で、1キロ500円で販売。9月末まで営業を予定するが、ブドウがなくなり次第終了する。
問い合わせは平沢さん85・2744、090・9359・7757まで。 -
高遠小の高遠囃子クラブ「灯篭祭り」に向け練習に熱
伊那市高遠町で23日にある高遠灯篭(とうろう)祭で、地元の伝統芸能「高遠囃子(ばやし)」を演奏する高遠小学校の伝承クラブが、本番に向けて練習に熱を入れている。
高遠囃子は各町内にそれぞれ異なる囃子が伝わり、現在、本町や仲町、霜町など8町内会で保存されている。クラブは、譜面が残り「曲が短くて、わかりやすい」(保存会)ことから、鉾持(ほこち)町内の曲を演奏する。
当日は本町交差点から鉾持神社までの本通りおよそ400メートル間を往復。往路を本囃子といい「松囃子」を、復路を帰り囃子といい「唐子」を奏でながら巡行する。
クラブは発足7年目。3縲・年生の有志でつくる。祭りには発足当初から出演し、保存会の桜奏会(小松友衛会長)と婦人部(堀井美代子部長)の指導を受ける。
三味線、横笛、太鼓、大皮、鼓で構成し、担当楽器ごとに練習を重ね、全体で音合わせをする。豪雨で中止となった7月の高遠城下祭りにも出演する予定だったため、6月から週2回励んでいる。
本番は2列で練り歩くため、2週間前から、校内外を歩きながら演奏する実践練習にも取り組む。前後列の間隔やリズムに狂いが生じるなど難しく「演奏のテンポが早いからもう少しゆっくり」などと指導を受ける。
三味線を担当する6年の畑和輝君(11)は「掛け声も大きく出るようになってきたし、息も合ってきたと思う。絶対に成功させたい」と意気込む。
祭りは地区内各所にあるお宮が鉾持神社に合祀(し)された明治以降、記念の秋祭りとして続けられている。当日は午後2時に出発する。 -
税についての作文上伊那審査会
伊那地区納税貯蓄組合連合会(坂井武司会長)は11日、伊那市の伊那公民館で上伊那の各中学校から募集した税についての作文の審査会をした。飯島中3年の片桐梨奈さんと西箕輪中3年の丹優美さんの作品を県審査へ出品することを決めた。
本年度は11校から208点(昨年比10点増)の応募があった。題材は自由。体験談や授業で学んだことなど、自らの意見や感想を1200文字以内でまとめる。
連合会はじめ、税務署や上伊那地方事務所など関係機関の10人余が、一点一点に目を通し、文章の構成、意見や体験の表れ、個性的な内容、説得力の有無などを基準に審査した。
租税教育の一環で、税についての知識や関心を高める狙い。全国納税貯蓄組合連合会主催で、1976(昭和51)年度から続く。作品は地区、県、関東信越の各審査を経て、全国で入選を決定する。 -
南信高校新人体育大会ソフト熱戦
南信高等学校新人体育大会ソフトボール競技の女子の部が9、10日、伊那市の伊那弥生ヶ丘高校グラウンドであった。同地区から7校が出場し、県大会の組合せのためのシード順位を決めた。
男子1チーム(伊那弥生)と女子全7チームは23縲・5日、伊那市の富士塚スポーツ公園などである県大会へ出場する。
結果は次の通り
(1)飯田女子(2)飯田風越(3)赤穂、伊那西 -
JA上伊那箕輪地区生活部会「いこいの夕べ」
JA上伊那箕輪地区の生活部会は8日、「いこいの夕べ縲恊gも心も野良休み縲怐vを松島コミュニティセンターで開き、約240人がマリンバ演奏と講演を楽しんだ。
農繁期の夕方のひととき、少し野良休みをしてリフレッシュしよう-と毎年開いている。
演奏会は、コダマ楽器マリンバ講師の菊池はるかさん=諏訪市=、「すわっこ教室」でマリンバを学んでいる菊池さんの妹かおりさん、かなえさん、高木美咲さんが出演。高木さんの母で、辰野町でピアノ教室主宰の高木礼子さんが伴奏を務めた。「ます」「序奏とロンドカプリチオーソ」「ふるさと」など9曲を披露した。会員はしばし忙しさを忘れ、マリンバの美しい音色と華麗な演奏を満喫した。
講演会は健康・体力づくりアドバイザーの牧内隆雄さんが、若さと元気を取り戻す体の手入れの仕方を紹介した。 -
第1回わくわくクラブ杯囲碁・将棋の集い
南箕輪わくわくクラブの第1回わくわくクラブ杯「囲碁・将棋の集い」は9日、村民体育館のクラブ談話室で開いた。小学3年生から大人まで30人が囲碁と将棋に分かれてリーグ戦で対戦した。
わくわくクラブの囲碁・将棋教室は月1回、子どもと大人が自由に打ち合っている。大会で互いの腕を競い合おうと初めてクラブ杯を計画した。
将棋は小学生の部9人、一般の部11人。囲碁は小学生の部5人、一般の部4人。会員以外の参加もあった。
結果は次の通り(敬称略)。
【将棋】▽小学生の部=(1)埋橋直也(南箕輪小6年)(2)堀隆雄(同)(3)行田祐斗(同)▽一般の部=(1)酒井昭二(神子柴)(2)赤羽国治(南原)(3)野沢勝(北殿)
【囲碁】▽小学生の部=(1)大塚智哉(南箕輪小6年)(2)山崎洸(同)(3)原諒太(南部小6年)▽一般の部=(1)小口博司(伊那市)(2)酒井久男(岡谷市)(3)渡辺和夫(神子柴) -
シルバー人材センターボランティア
日ごろ世話になっている地域への感謝の気持ちを込めて駒ケ根伊南広域シルバー人材センター(竹村衛理事長)の赤穂地区委員会(堀弘地区委員長)は9日、JR駒ケ根駅一帯のボランティア除草作業を7月の第1回に続いて行った。会員約70人が参加し、歩道や植え込みや緑地帯などの雑草を取り除いた=写真。
真夏のような日差しが照りつける昼下がりの駅前で、参加者らは「草はすぐ伸びるなあ」などと話しながら、慣れた手つきで手早く雑草をむしっていた。 -
地震活動講演会
駒ケ根市の赤穂、中沢、東伊那の3公民館は9日、駒ケ根ふるさと講座の06年度第1回を赤穂公民館で開いた。約20人が集まり、信州大理学部教授の角野由夫さんの講演「日本列島の地震活動竏駐穴C地震に備えて」を聴いた。
角野さんは「日本の大きな地震は約100年ごとに起きていて、次の大地震は今後50年以内には絶対起こるだろう。日本の伝統的な建物は揺れに強いが、一つの地震でも地盤によって各地の被害は大きく違ってくる。伊那谷は比較的強いが、御岳周辺は弱い」などと説明した=写真。
第2回講座は11月11日午後1時。信州大理学部部長の伊藤健夫さんを講師に迎えて「遺伝子DNAは語る竏宙笂`子組み換え食品の問題点」と題した講演を聴く。 -
宮田村子どもまつり、ゲームラリーでチビッコ全力
第27回宮田村子どもまつり(村青少年健全育成協議会主催)は9日、新田区のふれあい広場で開いた。10種目のアトラクションで得点を競う「ゲームラリー」に282人の小学生と園児が挑戦。楽しみながら全力で挑んだ。
スリッパ飛ばしや空き缶積み、輪投げなどユニークな競技が目白押し。チビッコたちは真剣な表情でチャレンジした。
好記録が出ると「すごい」「やるなぁ」と歓声も。目標に向って争う、競技の醍醐味も満喫した。
表彰式の後は全員でゴミ拾い。心も体もリフレッシュして、秋の1日を楽しんだ。
上位の結果は次の通り。
【低学年男子】(1)山中伸晃(2)池田拓郎(3)伊藤椋馬(4)三浦捷(5)下井颯太(6)橋爪優【同女子】(1)田中里奈(2)伊東未貴(3)小田切楓(4)横山弥央菜(5)芦部里紗(6)小木曽弥月【中学年男子】(1)和出竜之介(2)小林祐(3)本山柾成(4)横尾拓未(5)橋爪黎(6)平沢賢【同女子】(1)小木曽梨香(2)宮下結里香(3)浦野優花(4)小木曽結衣(5)田中翔子(6)唐木なつ美【高学年男子】(1)伊藤健太郎(2)田口真(3)久保田裕己(4)宝沢雅也(5)酒井悠希(6)西出伊吹【同女子】(1)滝口玲奈(2)夏目玲(3)市瀬里緒(4)竹村萌(5)永谷香奈(6)宮井七海
【部門別チャンピオン】▼ホールインワン=片山馨悟▼はし使い名人=夏目玲▼足ふりふり=本山柾成▼バランス=小木曽梨香 -
飯沼の棚田で稲刈り
中川村大草飯沼地区の棚田で10日、稲刈りがあった。
飯沼地区農業活性化研究会(入田護会長)の会員ら約20人が4台のコンバイン、2台のバインダーで50アールに実った酒米ミヤマニシキを刈り取った。
同会は5月14日に田植え機で植え付け。順調に生育、秋陽気に恵まれまずまずの出来。
収穫した米は村内の米沢酒造に玄米で持ち込み、特別純米酒「おたまじゃくし」になる予定。
入田会長は「ずっしり重く、粒も大きく、酒米としても上出来」と話していた。 -
9年ぶりに長い冬眠から覚め、大蛇復活
さわやかな秋晴れとなった10日、駒ケ根市の赤穂中学校(諏訪博校長)は伝統の大運動会を同校グラウンドで開いた。上伊那で唯一開。今年は9年振りに競技「大蛇」が復活、「心と手をつなぐ赤中生」「暴力やいじめのない学校」を内外にアピールし、興奮と感動を呼んだ。
「ひろがれ!赤中PEACE」をスローガンに、生徒、教諭ら約千人が紅白に分かれ、13プログラムを繰り広げた。
真っ向、力勝負の「綱引き」。なじみの全校女子の校歌ダンス「すずらんの舞」。男子全員が力と力でぶつかりあい、火花を散らす「棒倒し」。迫力ある女子同士の戦い「騎馬戦」と続き、いよいよ、注目の「大蛇」。出陣太鼓に、長い冬眠から目覚めた大蛇4匹が東西から「ノッシ、ノッシ」と登場、次々と寝転び、とぐろを巻いて完成。2回戦は逆におき上がる「脱皮」をした。入場から退場まで手はつないだまま。 97年の運動会で「大蛇」にかかわり、いじめや暴力事件が発生したことを受け、学校側から、いじめや暴力を許さない学校の雰囲気になるまで冬眠させられた「大蛇」。生徒会は8月に「赤中人権宣言」を策定し、伝統種目を甦らせた。
「大蛇」を見に集まった市民らは「昔と比べると迫力が欠けるが、復活してよかった」「冬眠や復活の経過を思うと、感慨深い」と話していた。 -
町長が高齢者敬愛訪問
「敬老の日」を前に
11日、飯島町の高坂町長は、米寿(88歳)を迎える43人の高齢者宅を訪問し、町からの福祉金を贈り、長寿を祝った。
このうち、高坂町長の訪問を受けた大木島琴さん(岩間)は「少し耳が遠い程度で、至って健康。野菜づくりや田んぼでヒエ抜きもしている。好き嫌いなく、若い人よりもたくさん食べている」と笑顔。
高坂町長は「顔の色つやもよく、お元気そうだ。一生懸命働いているのが長寿の秘訣では。冬が近づくが、体に気をつけ、元気で長生きを」と激励した。
なお、町内の敬老行事は各区、耕地による敬老会など。町内の最高齢者は101歳の女性(飯島区)、高齢化率は26%。 -
敬老会各区で
宮田村の各区では10日、それぞれ区や分館が中心になって敬老会を開き、70歳以上の招待者の長寿を祝い、心づくしの料理や演芸で、長年にわたり村や区の発展に尽力した高齢者の労苦を労った。
このうち、町3区は老人福祉センターで開き、招待者300人余中、100人余の元気なお年寄りが出席、会食したり、演芸を見て楽しい一時を過ごした。
会には招待者をはじめ、小原県議や地元村議らが出席。着席したお年寄りを前に、宮脇正明分館長は「大正、昭和と激動時代を乗り越え、町3区を築き、守っていただいた」と感謝し「長年の経験と知識を生かし、町3区の発展に力添えを」とあいさつした。
祝宴では、趣味のグループや個人が歌やおどりを披露し、盛り上げた。
一方、町2区は宮田小学校体育館で開き、招待者161人中、50人が出席した。
式では主催者あいさつに続き、来賓の雨宮駐在所長は祝辞の中で「05年中の村内で発生した人身事故は40件、今年は今日までに既に38件と危機的状況にある。そのうち、約半数は高齢者がかかわった事故。一歩、家から出れば、交通戦争の戦場であることを意識して」と、交通安全を訴えた。
演芸は祇園早囃子保存会の祇園囃子でスタート、趣味のグループや個人、行政役員らがステージを彩った。
##(写真) -
中国研修生が宮田観光ホテルでボランティア活動
宮田村の外国人受入企業の会(原田和愛会長、10社)の中国研修生ら32人は10日、宮田観光ホテルで建物周囲の草刈、ごみ拾い、窓拭きなどのボランティア活動に精を出した。 中国から研修生受入は今年で6年目。村の支援、協力に感謝の気持ちを込め、同ホテルで、10、17日の両日、2班に分かれ、奉仕活動をする。
原田会長は「研修生同士が交流を深めながら、伸び伸びと作業をしている。今後も年1回の奉仕活動を続けたい」と話していた。
ホテル側も「日頃、手が届かない場所をきれいにしていただいた」と感謝。
作業終了後、研修生らは昼食をごちそうになり、入浴も楽しんだ。 -
平和の火リレー
)
広島平和公園に燃え続ける反核「平和の火」を手に、県と県内自治体に平和行政を要請する第19回反核平和の火リレーは11日、中川村役場に到着、曽我村長や村職労の歓迎を受けた。自治体職労や社民党、社青同などでつくる県平和友好祭実行委員会主催。
松川町から引き継いだ火は国道153号を沿道の人々に、スローガン「走りつづけよう、ヒロシマ・ナガサキ・オキナワの心を」をアピールしながら北上、飯島町、駒ケ根市、宮田村を経て伊那市役所に向かう。
松川町走者から、引き継いだ火を先頭に、勢いよく走りこんできた一行を迎えた中川村の歓迎式で、実行委員会代表は、有事の際でも基本的人権を侵害しない、平和憲法擁護などを盛り込んだ要請書を手渡した。
曽我村長は「核は過去の問題ではない、今進んでいる問題。平和護憲運動をどう伝え、共有するかが課題。暑い中、平和のために頑張って」と、激励し、新しい走者にトーチの火を移した。 -
【記者室】みのわアイスが食べたい
みのわアイスを作ろう-。牛乳の消費が伸び悩む中、箕輪町酪農振興協議会の有志が、生産者自らが牛乳を売る道を模索し始めた。箕輪の新ブランドとして、また次世代の新たな産業として、ぜひ誕生させたい-と熱い思いを抱いている▼上伊那には駒ヶ根と南箕輪にアイスクリームとジェラートがある。3番目となると「これがみのわアイス」と言える、「箕輪に行って食べたい」と言わせるアイスクリームの開発が必要になる。おいしいのは当たり前で、本当においしくなければ人は来ない▼起業のことは正直わからないが、実現までには課題が山ほどある。今はやる気のある仲間探しが始まったばかり。みのわアイスが食べられる日を楽しみに今後を見守りたい。(村上記者)
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全日本ポニーレース大会第5回パカパカ杯
箕輪町木下一の宮の伊那ハーレンバレーパカパカ塾主催「全日本ポニーレース大会第5回パカパカ杯」が10日、パカパカ塾の馬場であった。県内外から集まったポニーが10種目のレースに出場。たてがみを風になびかせ疾走するポニーもいれば、コースを逆走してしまうポニーもいて、観客は応援したり、笑ったりとレースを楽しんだ。
決勝レースは、速さを競う「ポニーレース」、牝馬でジョッキーも女性という女の戦い「パカパカオークス」、コース途中のパンと人参を騎手と馬が食べきってゴールする「パンと人参」、2カ所のかごにボールを入れてゴールする「上手に入れて」など速さ、技、馬の頭のよさなどを競う。
競走レースでG1ポニーの走りを見せる一方で、騎手の頑張りとは裏腹にのんびりコースを歩いたり、騎手を振り落として走ったり、ポニーを引く大人のほうが必死に走っていたりと、観客は愛きょうあるポニーの様子や意外なレース展開を楽しんでいた。