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上伊那170人を含む1,814人の新型コロナ感染確認
長野県内できょう新たに、上伊那地域の170人を含む1,814人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
また県と長野市は新型コロナ患者8人の死亡を発表しました。
県、長野市、松本市の発表によりますと感染が確認されたのは、
伊那保健所管内は170人、飯田保健所管内で183人、諏訪保健所管内で181人、松本保健所管内で161人、上田保健所管内で155人、佐久保健所管内で146人、北信保健所管内で123人、長野保健所管内で114人、大町保健所管内で39人、木曽保健所管内で8人、長野市278人、松本市256人のあわせて1,814人です。
また県と長野市は、基礎疾患のある60代以上の8人の死亡を発表しました。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは43万2,427人で入院は496人、死亡は787人です。
24日午後8時現在の確保病床使用率は41.8%となっています。
県は、伊那保健所管内の高齢者施設で利用者15人の集団的な感染が疑われる事例があったと発表しました。
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労災発生増加 関係者が臨時会議
上伊那地域の去年の労働災害発生件数は、過去10年間で最多となる181人でした。
それを受け伊那労働基準監督署は、24日、臨時の安全衛生関係団体連絡会議を開きました。
会議には、建設業や運送業、林業の担当者など6人が参加しました。
伊那労働基準監督署のまとめ(速報値)によりますと、去年、労働災害で亡くなったのは2人、4日以上休業したけが人は179人で、前の年に比べて25人増加し、直近10年間で最多となっています。
業種は製造業が81人、建設業が27人などとなっています。
事故の内容では、転倒が約3割、はさまれ・巻き込まれが約2割となっています。
年齢別では、60歳以上が全体の約3割、経験年数では、3年未満が約4割となっています。
参加者からは「運送業の転倒事故は荷物の積み下ろしの現場での事故が多い。労災を減らすには依頼主の協力が必要だ」「建設業では担い手の高齢化が課題となっている」などの意見が出ていました。
この会議は、例年4月に開かれていますが、今回労災事故の増加に伴い臨時で開かれました。
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新型コロナ 上伊那181人含む県内1,101人感染確認
長野県内で24日新たに上伊那地域の181人を含む1,101人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと感染が確認されたのは、伊那保健所管内は181人、諏訪保健所管内で150人、佐久保健所管内で133人、上田保健所管内で76人、飯田保健所管内で69人、松本保健所管内で65人、長野保健所管内で46人、大町保健所管内で32人、北信保健所管内で27人、木曽保健所管内で12人、長野市101人、松本市209人のあわせて1,101人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは43万613人で入院は518人、死亡は779人です。
23日午後8時現在の確保病床使用率は42.9%となっています。
また県は北アルプス圏域と長野圏域の県独自の感染警戒レベルを5から4に引き下げました。
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箕輪町 皮膚科・耳鼻咽喉科開業費用を補助
箕輪町は、町内の医療体制の充実につなげようと、皮膚科と耳鼻咽喉科の診療所や病院の開業費用を補助します。
現在、町内に皮膚科と耳鼻咽喉科の専門の診療科がなく、町民から要望が寄せられているということです。
建物の建設費や改修費、医療機器購入費などを補助するもので、新規開設の場合上限3,000万円、既存施設改修の場合上限は1,500万円です。
皮膚科または耳鼻咽喉科が主な診療科で、町内に開設後継続して5年以上診療を行うことが補助金交付の対象です。
また白鳥町長は令和6年をめどにLGBTQカップルを認めるパートナーシップ制度の導入の検討を進めていることを明らかにしました。
現在、長野県でパートナーシップ制度の導入に向け準備を進めていることから、県の制度に対応した内容を検討しているということです。
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伊那地域で雪 路面凍結・落雪に注意
24日の伊那地域は、強い冬型の気圧配置の影響により、昼過ぎからは平地でも雪が降りました。
長野地方気象台によりますと、25日は午前中まで雪となる予想で、路面凍結や屋根からの落雪に注意を呼び掛けています。
25日の昼すぎからは晴れ間が見えるということですが、日中の最高気温は1度と寒い1日となる予想です。
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戸草ダム建設 県・国に直接要望へ
上下伊那地域の市町村でつくる三峰川総合開発事業促進期成同盟会は、三峰川上流域の戸草ダムについて、31日に県庁に出向き阿部知事に、2月には国土交通省に直接建設を要望します。
白鳥市長は「これまでの活動が着実に実を結んでいる。現状を説明し、理解を求めていきたい」としています。
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inadani sees入居者募集開始
伊那市西箕輪に建設が進められている産学官連携拠点施設「inadani sees」の入居者の募集が24日から始まりました。
この日市役所で開かれた記者会見で白鳥孝市長が概要を説明しました。
inadani seesは、西箕輪に建設中の産学官連携拠点施設で、オフィス専用施設10室の入居者の募集が始まりました。
この施設は、信州大学の研究者やベンチャー企業に貸し出し、農林業についての研究結果を活用することで、持続可能な地域社会の構築を目指すものです。
募集している部屋は、広さによって料金が異なり、価格は月額4万4千円から21万6千円となっています。
募集期間は2月10日(金)までです。
施設は現在建設中で、4月からの利用開始を予定しています。
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伊那市補正予算 コロナ対策など2億2,600万円追加
伊那市議会臨時会が24日開かれ、農業や福祉事業者を支援する新型コロナ対策など、2億2,600万円を追加する今年度一般会計補正予算案が、可決されました。
物価高騰対策を含む、第32弾の新型コロナ対策の主な事業は、農業者への作付け費用の支援に4,100万円、休業を余儀なくされた福祉サービス事業所の支援に530万円、高校進学を控えた子どもを持つひとり親家庭の支援に220万円などとなっています。
ほかに、高遠さくらホテルの改修に関わる工事費1,500万円などとなっています。
また、国の交付金を活用した出産・子育て応援交付金に4,700万円となっています。
この日提出されたこれら補正予算案は、全会一致で可決されました。
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24日昼過ぎから積雪の予報
24日の長野県南部は強い冬型の気圧配置の影響により、昼過ぎから平地でも雪が積もる予報となっています。
長野地方気象台によりますと、24日は、山沿いを中心に多いところでは20センチから40センチの積雪となり、平地でも雪が積もる予報となっています。
また、24日以降、今季一番の強い寒気が流れ込むため、25日と26日は最低気温が氷点下10度を下回る予報となっています。
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箕輪町 文書管理・電子決裁システム 試験運用開始
箕輪町は、業務の効率化や文書のペーパーレス化などを目的に「文書管理・電子決裁システム」の試験運用を、23日から始めました。
町では、来年度からの本格導入を予定しています。
文書管理・電子決裁システムは、これまで書面への押印でやり取りをしていた行政事務の決裁を、原則パソコン上で完結させるものです。
出張やテレワーク中でも決裁ができるため、時間の短縮やペーパーレス化を図ることができます。
システムの構築や保守などにかかる費用は、今年度からの5年間でおよそ5,000万円となっています。
デジタル技術を活用して住民サービスの向上や業務の効率化を図る「DXデジタルトランスフォーメーション」の一環で導入したものです。
疑問点などがあった場合に備え、23日から5日間はシステムの導入業者2人が庁内で待機しています。
町では、3月末までの試験運用期間中に出た意見を基に運用ルールを決め、来年度から本格導入するとしています。
なお放送エリア内では、電子決裁の導入に向けた取り組みは箕輪町が初めてです。 -
伝統文化親子体験フェスタ
伝統芸能を体験できるイベント「伝統文化おやこ体験フェスタ」が、9日、伊那市のいなっせで行われました。
会場では、南京玉すだれ、和太鼓、獅子舞、阿波踊りのコーナーが設けられ、親子で体験していました。
伝統文化おやこ体験フェスタは、伊那市の歌舞劇団田楽座や地域住民でつくるPO法人ふるさと芸能研究所が開いたものです。
9日は、親子およそ35組80人が参加しました。
南京玉すだれのコーナーでは、田楽座の相楽いつえさんが指導し、すだれの持ち方や技の出し方を教えていました。
相楽さんは、「南京玉すだれは、人寄せの芸です。失敗しても自分が楽しむことで相手を喜ばせることができます」とアドバイスしていました。
参加者は、「難しかったけれど大きく伸ばすことができてよかった」と話していました。 -
高遠高校芸術コース 卒業制作展
伊那市高遠町の高遠高校芸術コースの3年生による卒業制作展が信州高遠美術館で開かれています。
会場には、芸術コースの美術専攻と書道専攻の生徒18人の作品、42点が並んでいます。
美術専攻は12人で、油彩画やアクリル画、12点を展示しています。
美術担当の宮澤洋祐教諭は「長い時間制作する生徒もいて、一人ひとりが最後まで一生懸命取り組んでいた」と話していました。
また、書道専攻の6人は掛け軸や篆刻、硯、30点を展示しています。
6人の合作の書道パフォーマンス作品もあります。
書道担当の松村夕子教諭は「生徒たちは3年間コロナ禍で学生生活を過ごし、発表の機会も少なかった。今回の展示会で地域の方々に作品を見てもらえることに感謝している。」と話していました。
高遠高校芸術コース卒業制作展は、来月5日(日)まで信州高遠美術館市民ギャラリーで開かれています。
市民ギャラリーのみの観覧は無料です。
なお29日(日)には、音楽専攻の生徒による演奏会が高遠町総合福祉センターやますそで午後1時から開かれます。
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上伊那58人含む533人の新型コロナ感染確認
長野県内で23日新たに、上伊那地域の58人を含む533人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県は、新型コロナ患者4人の死亡を発表しました。
県、長野市、松本市の発表によりますと感染が確認されたのは、
伊那保健所管内は58人、上田保健所管内で93人、飯田保健所管内で82人、松本保健所管内で69人、
北信保健所管内で44人諏訪保健所管内で38人、長野保健所管内で16人、大町保健所管内で13人、
佐久保健所管内で10人、木曽保健所管内で1人、長野市49人、松本市60人のあわせて533人です。
県は65歳以上の基礎疾患のある4人の死亡を発表しました。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは42万9,512人で入院は536人、死亡は779人です。
きのう午後8時現在の確保病床使用率は49.9%となっています。
また県は、県独自の感染警戒レベルを佐久圏域は5から4に、木曽圏域は4から3にそれぞれ引き下げました。
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上伊那の高校2年生対象 企業説明会
上伊那9校の高校2年生を対象にした、地元企業の説明会が23日に伊那市のいなっせで開かれました。
説明会には、上伊那9校の高校2年生およそ300人が参加しました。
生徒たちは、参加した企業17社のうち、希望する4社を選び、20分ずつ話を聞いていました。
説明会では採用担当のほか、世代の近い若手社員が会社の雰囲気や入社した感想などを説明していました。
主催したハローワーク伊那によりますと、去年11月末現在、
新規高卒者の求人数は764人で、一昨年に比べて174人多くなっています。
求職者数は、生徒数の減少などもあり、312人と一昨年より64人少なくなっています。
ハローワーク伊那では、今回の企業説明会を通して「地元への就職促進につなげていきたい」と話していました。
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(株)ミハルコーポレーション 箕輪中部小に記念品寄贈
箕輪町松島の不動産仲介業・株式会社ミハルコーポレーションは、箕輪中部小学校にビデオカメラ1台と長机3台を18日に寄贈しました。
この日は、株式会社ミハルコーポレーションの小林勇樹社長が箕輪中部小学校を訪れ、原浩範校長に目録を手渡しました。
株式会社ミハルコーポレーションは、アルプス中央信用金庫の「あるしんSDGs私募債ちいきのミライ」を発行しました。
この私募債は、あるしんと信金中央金庫が引き受け手数料の一部を割引し、発行した企業が割引金額分で物品を寄贈するもので、今回は、ミハルコーポレーションが箕輪中部小学校に、ビデオカメラと長机3台を贈りました。
小林社長は箕輪中部小の卒業生で、子ども4人も中部小に通っていることから今回寄贈しました。
ビデオカメラと長机は学校側の希望を受けて寄贈したということです。
原校長は「子ども達の教育のため、大切に使わせていただきたい」と感謝していました。
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ジュニア和楽器講座修了生らが演奏披露
子どもたちが和楽器に親しむ「いなっせジュニア和楽器講座」の修了生などによるコンサートが、伊那市のニシザワいなっせホールで22日に開かれました。
コンサートでは、講座を修了した小学生から高校生36人と、一般の演奏者24人が、尺八や三味線、筝を演奏しました。
講座は、子どもたちに邦楽に親しんでもらおうと開かれていて、今年度で4年目となります。
コンサートは、講座修了生の発表の場として開かれ、練習の成果を披露していました。
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三峰川みらい会議 木の伐採作業
河川環境の整備に取り組む三峰川みらい会議は、三峰川の河川敷に生えた木の伐採作業を22日に行いました。
この日は、伊那市富県の河川敷で作業が行われ、三峰川みらい会議のメンバーとボランティアの30人が参加しました。
参加者はチェーンソーで木を切り倒していました。
この取り組みは三峰川みらい会議が、本来の河川環境・景観を取り戻し、親しみやすい河川にしようと行ったものです。
新型コロナウイルスの影響で3年振りに行われました。
伐採された木は、ストーブの薪として、参加者が持ち帰りました。
残った枝や根は、天竜川上流河川事務所の協力で処理されるということです。
三峰川みらい会議では「活動を通して自然を守っていきたい」と話していました。
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VC長野 サントリーに敗れる
バレーボールVリーグ男子1部VC長野トライデンツの、21日、22日の試合結果です。
VC長野トライデンツは21日、サントリーサンバーズと対戦し、セットカウント1対3で敗れました。
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上伊那126人含む県内1,403人感染
長野県内で22日新たに、上伊那地域の126人を含む1,403人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと感染が確認されたのは伊那保健所管内は126人、諏訪保健所管内で163人、飯田保健所管内で123人、佐久保健所管内で114人、上田保健所管内で112人、松本保健所管内で92人、長野保健所管内で79人、北信保健所管内で70人、大町保健所管内で16人、木曽保健所管内で5人、長野市308人、松本市195人のあわせて1,403人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは42万8,979人で入院は577人、死亡は775人です。
21日午後8時現在の確保病床使用率は49.9%となっています。
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大判カルタで高遠町の歴史・文化学ぶ
伊那市高遠町の歴史について学ぶ、歴博わくわく教室がき22日、国立信州高遠青少年自然の家で開かれ参加者が大判カルタなどを楽しみました。
カルタは高遠町歴史博物館のオジリナルであいうえお順に44種類が作られました。
主に高遠町の歴史や文化に関するもので読み札に合わせたA2サイズの写真が会場に並べられました。
歴博わくわく教室は高遠町の歴史や伝統を楽しみながら学んでもらおうと高遠町歴史博物館が企画したもので伊那市内を中心に約60人の親子が参加しました。
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上伊那地域の132人を含む 1,353人の新型コロナウイルスへの感染確認
長野県内で21日新たに、上伊那地域の132人を含む1,353人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと感染が確認されたのは、
伊那保健所管内は132人、
諏訪保健所管内で176人、
松本保健所管内で161人、
上田保健所管内で135人、
飯田保健所管内で121人
佐久保健所管内で89人、
長野保健所管内で77人、
北信保健所管内で62人、
大町保健所管内で28人、
木曽保健所管内で8人、
長野市178人、松本市186人のあわせて1,353人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは42万7,576人で入院は555人、死亡は775人です。
20日午後8時現在の確保病床使用率は49.7%となっています。
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山村うたごえの輪 歌い初め
南箕輪村で活動する歌声ひろば、山村うたごえの輪が21日、村公民館で開かれ、今年の歌い初めを行いました。
21日は20人ほどが参加し、正月や今年の干支のうさぎにちなんだ歌を歌いました。
山村うたごえの輪は、会員登録をせず誰でも参加できる場として2003年に発足し、当初は月1回活動を行ってきました。
新型コロナの影響で休止となったこともあり、今回で199回目を迎えました。
童謡唱歌を中心に歌い、代表の倉田加代子さんが作った替え歌も歌っていました。
次回200回目は桜の咲くころに開くということです。 -
避難所環境向上へ 箕輪で専門委員会発足
箕輪町の災害時の避難所での生活環境について検討する公募住民による専門委員会を20日に発足しました。
20日は、役場で避難所環境向上専門委員会の初会合が開かれました。
委員は公募による15人で、ボランティア経験者や防災士、区の役員経験者などです。
避難所ではトイレやキッチン、ベッドを災害発生後48時間以内に整える事が大切だとされています。
昨夜は、地震発生を想定し、社会体育館に開設した避難所での簡易トイレの設置場所や必要な数について検討するワークショップを行いました。
委員らは「女性用と、男女兼用を設置するべきだ」「トイレばかりではなく、授乳や食事のスペースも必要だ」などの意見を出し合っていました。
箕輪町は町や警察・消防、インフラ関係の企業で構成される、防災会議を設置しています。
町では、防災の知識や経験のある住民の意見を取り入れ、災害に強いまち作りを行おうと、今回初めて専門委員会を設置しました。
委員会は、月1回のペースで会議を開き、年内に検討結果をまとめ町長に提言を行うとしています。
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旧馬島家住宅でわら細工教室
伊那市民俗資料館が主催するわら細工教室が、15日、高遠町の旧馬島家住宅で開かれました。
教室には、市民14人が参加しました。
わらを使って、6つの米俵を組み合わせた「豊年俵」を作りました。
豊年俵は、6つの米俵と結びつけて「六俵(無病)息災」とも言われる縁起物だということです。
高遠町勝間に住む牧野晃さん90歳を中心に、縁起物を作った経験がある地域住民が手ほどきしました。
長さ5センチ、直径2.5センチほどの竹にわらを通し、両側から折り返して作ります。
牧野さんは、「折り返す際に、わらをきつく縛っておくと形が整います」とアドバイスしていました。
教室は、わら細工の技術を受け継いでいこうと、伊那市民俗資料館が去年から開いているものです。
15日と22日の2回を予定していて、半数以上が去年も参加したということです。
出来上がった豊年俵は、それぞれ家に持ち帰り飾ったるということです。
22日は、馬の置物を作ることになっています。 -
上伊那149人含む県内1,477人感染
長野県内できょう新たに、上伊那地域の149人を含む1,477人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県は、新型コロナ患者5人の死亡を発表しました。
県、長野市、松本市の発表によりますと感染が確認されたのは、伊那保健所管内は149人、諏訪保健所管内で178人、松本保健所管内で152人、上田保健所管内で136人、飯田保健所管内で113人、佐久保健所管内で104人、北信保健所管内で91人、長野保健所管内で69人、大町保健所管内で24人、
木曽保健所管内で5人、長野市223人、松本市233人のあわせて1,477人です。
県は65歳以上の基礎疾患のある5人の死亡を発表しました。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは42万6,223人で入院は575人、死亡は775人です。
20日の午後8時現在の確保病床使用率は52.6%となっています。
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西春近北小の児童がスケート楽しむ
伊那市の西春近北小学校では、今年も校舎北側につくられたリンクでスケートの授業が行われています。
西春近北小学校では、陽のあたらない校舎北側に水を張りスケートリンクを作っています。
今年も厚さ15センチほどの氷がはったスケートリンクが完成しました。
広さは、縦18メートル、横9メートルです。
西春近北小学校では、冬のスポーツを楽しんでもらおうと毎年1年生と2年生が使っています。
今年は、17日から授業が始まり20日は、2年生の児童29人が今シーズン2回目のスケートを楽しみました。
児童は、スケート靴を履いて氷の上を歩いて往復したり、周りをゆっくりと滑っていました。
西春近北小学校の1年生と2年生は来月岡谷市のスケート場で授業を行うことになっています。
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西箕輪上戸大文字下ろし
20日は大寒です。
1年で最も寒さが厳しくなる頃とされています。
そんな大寒の早朝、伊那市西箕輪上戸に伝わる小正月の伝統行事「大文字」の柱が地区住民によって下ろされました。
午前5時10分、太鼓が打ち鳴らされると柱が建てられた辻に地域住民が集まってきました。
大文字は、区内の辻に柱を建て厄除けを願う小正月の伝統行事です。
毎年1月14日に建てられ、20日に下ろされます。
20日の伊那地域の最低気温は、2月中旬並みの氷点下5.6度となりました。
住民およそ70人が集まると、大文字下ろしが始まりました。
さすまたを使い、ゆっくりと柱を倒していきました。
長さおよそ13mの柱が下ろされると巾着袋や花飾りが外されます。
大文字下ろしが無事終わると、お神酒で乾杯し、労をねぎらっていました。
巾着袋や花飾りは、各家庭に持ち帰り、一年間玄関や神棚に飾るということです。
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箕輪町大出上組で大文字倒し
20日は、箕輪町大出上組でも、大文字倒しが行われました。
午前6時ごろ、大出コミュニティセンター近くの道祖神の前に住民が集まり、大文字倒しが行われました。
8日に建てた、およそ10メートルの柱を、はしごやロープを使い、ゆっくりと倒していきました。
その後、柱に取り付けられていた巾着や、宝箱を取り外していました。
大出上組の大文字は、江戸時代後期から始まったとされています。
五穀豊穣や家内安全を願う小正月の伝統行事です。
巾着や松など5種類の飾り物や五穀豊熟などと書かれた宝箱を柱に付けて建てられるもので、町の無形民俗文化財に指定されています。
取り外した巾着や松などは各自家に持ち帰り、厄除けとして玄関先に飾られます。
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伊那まちBASEで園児服のリユース活動
伊那市荒井の伊那まちBASEで、園児服のリユース活動が始まっています。
リユース活動は、伊那市内の公立保育園のみで、現在は不要になった園児服の回収をしています。
この活動は伊那まちBASEで毎週水曜日にカフェを営業している、西春近の伊藤くみ子さんが企画しました。
伊藤さんは「物価高騰などで家計が苦しい中、みんなで協力して、やさしい伊那市にしていきたい」と話していました。
きょうは、3月に子どもが卒園を迎えるという保護者が園児服を持ち込んでいました。
伊那市指定園児服は、新品を購入すると夏服が1着2,800円、冬服は3,400円となっています。
回収の受付時間は、平日・祝日が午前9時から午後7時、土・日が、午前9時から午後3時となっています。
園児服の配付は、集まり次第行うということで、入園シーズン前を目指しています。
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伝統文化芸能体験講座 御嶽山を披露
半年近く開かれてきた、南箕輪村の公民館講座「伝統文化芸能体験講座」の受講生は、講座最終日の18日、集大成として村に伝わるお囃子の御嶽山を披露しました。
18日は村の無形文化財に指定されるお囃子、御嶽山を受講生が披露しました。
公民館講座、伝統文化芸能体験講座は2022年6月から全10回開かれてきました。
今年度は20代から70代の15人が受講しました。
御嶽山の三味線や篠笛、太鼓、踊りなどを学んできました。
受講者の半分は未経験者だということで、講座の中でそれぞれの楽器を経験したということです。
講座を企画・運営した両角忠幸さんは「村の伝統文化を多くの人に知ってほしい。今後は地域の子どもたちにも参加してほしい」と話していました。
2023年度の伝統文化芸能体験講座は6月から開かれる予定です。