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芳澤慶士郎君と香乃子さん兄妹 空手で全国へ
伊那市の東部中学校2年生の芳澤慶士郎君と伊那東小学校5年生の香乃子さんの兄妹は、それぞれ空手の形競技で全国大会に出場します。
13日は兄の慶士郎君と妹の香乃子さんが伊那市役所を訪れ、笠原千俊教育長に全国大会出場を報告しました。
2人は8年前から空手の形競技をはじめ、駒ヶ根市の道場に週2回通っています。
慶士郎君は、県の選考会で3位となり、3月に京都府で開かれる全国中学生空手道選抜大会に出場します。
香乃子さんは、北信越大会で準優勝し、17日に北海道で開かれる全日本少年少女空手道選抜大会に出場します。
笠原教育長は「ベストパフォーマンスを発揮してください」と激励していました。
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伊那養護学校の生徒 接客技能検定
特別支援学校の高等部の生徒の働く力を評価する技能検定大会が14日箕輪町の伊那プリンスホールで開かれました。
技能検定大会は、「清掃部門」「食品加工部門」「喫茶サービス部門」の3部門があり、今日は喫茶サービス部門が開かれました。
伊那養護学校高等部の1年生と3年生の7人が出場しました。
このうち3年生の早野素直さんは、飲食関係の福祉就労事業所に就職が決まっているということで、今後に活かそうと今回出場しました。
大会では、注文を取ったり飲み物の提供などを行いました。
生徒たちは去年12月末から練習を行ってきました。
指導したのは箕輪町の飲食店店主の藤澤久美子さんで、14日は審査員を務めていました。
技能検定大会は特別支援学校の生徒の働く力を高めようと県教育委員会が開いています。
結果は10段階で評価され、3月上旬に認定証が贈られるということです。
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木ノ下駅前に若者の居場所 お披露目
箕輪町のJR木ノ下駅前に、空き家を活用した若者などが集える居場所が作られ、地域住民にお披露目されました。
JR木ノ下駅前です。
木ノ下からとった「アンダー ザ ツリー」拠点と呼ばれていますが、正式名称はまだありません。
お披露目の14日は、チケットが販売され、駄菓子の購入やゲーム体験ができるイベントが行われました。キッチンカーも出店し、温かい食べ物も提供されました。
部屋にはこたつが設けられ、カードゲームを楽しんだり、飲食をすることもできます。
主催したのは、一般社団法人こどものみらい舎です。
代表の小島亜矢子さんは、近くで学習塾や放課後デイサービスを経営していて、若者の居場所をつくりたいと考えました。
空き家だったこの場所を取得し、去年11月から、高校生やスタッフとともに改築していきました。
今回のイベントは大学生や高校生が主体となって企画しました。
中心となった伊那市出身で、埼玉県の大学に通う佐野 日菜さんです。
参加者は思い思いに、居場所での時間を過ごしていました。
こどものみらい舎では、この場所を、高校生や大学生が主体的に作って行く場所にしたいとしていて、名称も、これからアイディアを募集しながらみんなで考えていくということです。
現在は、雨や雪が降ったときや電車が遅れたときなど、利用したいときに無料通信アプリ「ライン」で呼びかければ、近くにいる小島さんがカギを開けるシステムです。
今後はスタッフが常駐する体制を整え、若者の居場所として育てていきたいとしています。
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高遠だるま市 3年ぶりに開催
伊那市高遠町に400年以上前から伝わるとされるだるま市が、11日、3年ぶりに開かれました。
鉾持神社参道には、大小さまざまなだるまが並び、訪れた人たちでにぎわいました。
だるま市は、五穀豊穣を願う鉾持神社の祈年祭に合わせ、江戸時代から400年以上続くとされています。
一昨年と去年は新型コロナの影響で中止となりましたが、今年3年ぶりに開かれました。
訪れた人たちは、自分に合ったサイズのだるまを見定めて買い求めていました。
訪れた人たちは境内で古くなっただるまを奉納すると、神社に参拝し手を合わせていました。 -
野口さん ZTF彗星と火星の撮影に成功
伊那市西箕輪のアマチュア天文家野口輝雄さんは、およそ5万年かけて地球に最も近づいたZTF彗星と火星を1枚の写真に収めることに成功しました。
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南箕輪村 来年度新たに観光森林課を新設へ
南箕輪村は、大芝高原に関する事業と林業分野に関する事業を行う「観光森林課」を、来年度新たに設置する方針です。
13日は、村議会全員協議会が役場で開かれ、課の新設について村が概要を示しました。
来年度から新たに観光森林課を新設し、課内に大芝サービス係と森林デザイン係の2つの係を設ける計画です。
これまで大芝高原や村開発公社に関する業務を行っていた特命担当室を廃止し大芝サービス係が業務を引き継ぐ他、産業課が行っていた村有林や林業に関する業務を森林デザイン係が担当します。
村では、観光森林課の新設により大芝高原将来ビジョンに沿った事業や公園内の樹種転換事業を特化して推進していきたいとしています。
条例の一部改正案が3月議会に提出され、認められれば4月1日の施行となります。 -
みのわ祭り7月29日開催へ
箕輪町のみのわ祭り実行委員会が9日開かれ、今年は7月29日に開催することなどが決まりました。
9日は、箕輪町内で今年のみのわ祭りの日程や役員体制が承認されました。
実行委員長は、荻原直己さんに決まりました。
新型コロナの影響で去年と一昨年のみのわ祭りは、規模を縮小し地域交流センターを会場に実施しました。
今年は会場を、松島仲町周辺で実施したいとして今後、地域の人たちと意見交換をして検討していくとしています。
また、まつりポスターやうちわの図案を募集することも決まりました。
次回の実行委員会は、28日に開かれ、祭りのスローガンなどを決めるということです。 -
上伊那13人含む県内198人感染
長野県内で13日新たに、上伊那地域の13人を含む198人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと感染が確認されたのは、伊那保健所管内は13人、飯田保健所管内で37人、松本保健所管内で17人、諏訪保健所管内で14人、上田保健所管内で13人、長野保健所管内で12人、佐久保健所管内で6人、大町保健所管内で5人、北信保健所管内で4人、木曽保健所管内で1人、長野市29人、松本市47人のあわせて198人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは44万6,636人で入院は180人、死亡は830人です。
13日の午後8時現在の確保病床使用率は22.8%となっています。
また、北アルプス圏域の県独自の感染警戒レベルを3から陽性者の発生が比較的落ち着いている小康期に引き下げました。 -
伊那広域シルバー人材センター3年ぶりの作品展
伊那市のシルバー人材センターの会員による作品展が13日から始まりました。
会場には伊那広域シルバー人材センターの会員30人の作品およそ70点が並んでいます。
作品展は新型コロナの影響で3年ぶりの開催となりました。
センターでは「会員の趣味などで作った作品を多くの人に見てほしい」と話していました。
作品展は16日まで開かれています。
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上牧の里山でそりすべり
伊那市上牧の住民は、地区内の里山で11日、そり滑りを楽しみました。
11日は全長およそ200メートルのコースが作られ、地区の子ども5人がそり滑りを楽しみました。
10日に40センチ近くの雪が積もり、2019年以来この場所でそり滑りができました。
住民有志で作る上牧里山づくりは、上牧の里山にある遊歩道を利用して毎年そり大会を企画しています。
11日は、住民手作りの木のそりも用意されました。
上牧里山づくりでは「日頃整備しているコースで冬ならではの遊びができた。子どもたちが地域の里山で遊ぶ機会を増やしていきたい」と話していました。
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瀬戸氏後援会事務所開き
任期満了に伴う3月31日告示4月9日投開票の県議選上伊那郡区から立候補を表明している新人の瀬戸純さんの後援会は12日辰野町の後援会事務所で事務所開きを行いました。
瀬戸さんは辰野町赤羽の56歳。共産党の新人です。事務所開きには支持者約80人が集まりました。
事務所開きで瀬戸さんは、辰野町議会議員を務めた7年間の実績を活かし住民の意見・要望を県政へ届けるとして支持を訴えました。
瀬戸さんは「私が女性の候補者、上伊那郡区から今はまだ1人です。コロナ禍で各家庭を訪問するたびに特に女性から『瀬戸さん私たち女性の声を県会に行って、県政に伝えてほしい。』と言われます。ぜひとも県会に押し上げていただいて、女性の代表としても働かせていただきたいと思います。」と話していました。
後援会では辰野町と箕輪町で決起集会を計画していて支持の拡大を図るとしています。
定数2の県議選上伊那郡区はこれまでに瀬戸さんのほかに宮田村の現職で無所属の清水正康さん。
辰野町の新人で自民党の垣内将邦さん。箕輪町の現職で無所属の原健児さんが出馬を表明しています。
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南箕輪村 村政150周年ロゴマーク完成
18日の南箕輪村の日に合わせ、記念のイベントが12日に、村民センターで開かれ、村政150周年ロゴマークが発表されました。
南箕輪中学校の生徒から案を募集し、その中で3年生の入戸華乃子さんの作品を採用しました。
南箕輪村では2025年に村政150周年を迎えます。
村民に周知をしていこうと村ではロゴマークを制作しました。
「150年の人と木 未来へつなぐ幸せなひととき」というキャッチフレーズも同時に発表され、ロゴマークには村の象徴であるアカマツと絆を表現した人のシルエットが描かれています。
入戸さんには藤城栄文村長から表彰状が手渡されました。
藤城村長は「このロゴマークを活用し、150周年に向け多くのイベントを企画していきたい」と話していました。
ロゴマークは村の広報誌などで使われるということです。
記念イベントでは他に、学校給食センターの愛称、運搬トラックのイラストが発表されました。
現在建設中で8月完成予定の給食センターの愛称は、南部小学校6年の橋場倉介君など5人から応募があった「まっくんキッチン」に決まりました。
給食を運ぶ運搬トラックのイラストは、南箕輪中学校1年生の平林彩乃さんの作品が選ばれました。
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上伊那9人含む県内377人の新型コロナ感染確認
長野県内で12日新たに、上伊那地域の9人を含む377人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
上伊那地域の感染者数が1桁になるのは去年の6月27日以来です。
県、長野市、松本市の発表によりますと感染が確認されたのは、
伊那保健所管内は9人、上田保健所管内で55人、佐久保健所管内で46人、飯田保健所管内で45人、
諏訪保健所管内で40人、北信保健所管内で29人、松本保健所管内で23人、長野保健所管内で13人、
大町保健所管内で2人、長野市74人、松本市41人のあわせて377人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは44万6,438人で入院は171人、死亡は830人です。
きのう午後8時現在の確保病床使用率は20.6%となっています。
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長野県SNSコロナ情報
新型コロナウイルスに関する長野県からのツイッター・ライン情報です。
「医療アラート」を解除します。県民・事業者の皆様及び長野県に滞在中の皆様は、「医療アラート解除に伴うメッセージ」に沿った行動をお願いします。
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外国籍の人 困りごと解消へ
コロナ禍により行政などに外国人の生活の困りごと相談が多い状態が続いています。
多文化共生の町の実現を目指す箕輪町では、外国籍の人たちの困りごとを少しでも解消するため、日本語教室を開くなど様々な取り組みを行っています。
これは、箕輪町では毎週木曜日に、外国人を対象に開かれている日本語教室です。
去年12月末現在、ブラジル国籍やフィリピン国籍など782人の外国人が箕輪町に住んでいます。
教室では、日常会話や読み書きなど、テキストを使ってわかりやすく解説しています。
担当するのは、箕輪町役場総務課で多文化共生推進員を務める入倉眞佐子さんです。
地域日本語教育コーディネーターの資格を持つ入倉さんは、2020年12月から講師を務めています。
教室に通う外国人の多くは、20年から30年近く箕輪町で暮らしています。
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上伊那地域も雪に 交通機関影響
県内は10日、広い範囲で雪となりました。
長野地方気象台では、10日の夜遅くにかけて大雪や路面の凍結による交通への影響などに警戒するよう呼び掛けています。
10日の朝7時半過ぎのJR伊那北駅周辺の様子です。
傘を差しながら通学する高校生たちの姿が見られました。
南箕輪村の上伊那農業高校の女子ソフトテニス部の部員たちは、朝から通学路の雪かきをしていました。
上伊那広域消防本部の観測では、午後3時現在25センチの積雪がありました。
伊那市の国道361号では、車が坂を上がれず立往生していました。
伊那警察署によりますと雪の影響で事故が多発しているということで、運転には十分注意するよう呼び掛けています。
また、雪の影響で交通機関にも乱れがありました。
中央自動車道の東京都の八王子ICから岐阜県の中津川ICの間が上下線ともに午後4時現在通行止めとなっています。
高速バスは午前8時以降、新宿線・名古屋線ともに運休となりました。
また、JR飯田線は、辰野駅から飯田駅間で昼頃から終日運休となりました。
このため、上伊那の高校は下校時間を早めました。
AI配車乗り合いタクシーぐるっとタクシーは終日運行を休止しました。
尚、午後3時現在、伊那市・箕輪町・南箕輪村で雪による被害の報告は入っていないということです。
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上伊那41人を含む県内627人感染確認
長野県内で10日新たに、上伊那地域の41人を含む627人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
また県は県独自の医療アラート「医療特別警報」を10日解除し「通常体制」に切り替えました。
県、長野市、松本市の発表によりますと感染が確認されたのは伊那保健所管内は41人、諏訪保健所管内で75人、飯田保健所管内で72人、上田保健所管内で56人、佐久保健所管内で51人、松本保健所管内で50人、
長野保健所管内で37人、北信保健所管内で27人、大町保健所管内で16人、木曽保健所管内で4人、長野市100人、松本市98人のあわせて627人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは44万5,501人で入院は166人、死亡は830人です。
9日午後8時現在の確保病床使用率は20.6%となっています。
県は病床使用率が低下傾向にあることから医療体制のひっ迫に伴い出している県独自の医療アラートで4段階のうち上から2番目の「医療特別警報」を10日解除し「通常体制」に切り替えました。
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早春の花 クリスマスローズ展示会
早春の花、クリスマスローズの展示会が、伊那市のかんてんぱぱくぬぎの杜で10日から始まりました。
会場には主に南信の住民でつくる、信濃クリスマスローズ愛好会の会員が育てた、およそ120鉢が並んでいます。
新型コロナの影響で、3年ぶりに開かれました。
愛好会では「会員が丹精込めて育てたクリスマスローズをぜひ見に来て欲しい」と話していました。
この展示会は、かんてんぱぱくぬぎの杜で、12日まで開かれています。
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高校入試前期選抜 合格発表
県内の公立高校前期選抜試験の合格発表が10日に行われ、合格した受験生に一足早い春が訪れました。
前期選抜試験は2日に県内一斉に実施され、5,408人が受験し3,676人が合格しました。
上伊那では558人が受験し382人が合格しています。
後期選抜試験は3月7日に実施され、合格発表は17日の予定です。
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高遠城の劇場型歴史探訪ツアー開催へ
伊那市観光協会は高遠城の劇場型歴史探訪ツアーを3月2日に行います。
9日は主会場となる高遠城址公園で記者発表が開かれました。
発表会では武田家の家紋が入った鎧兜を着用して伊那市観光協会の職員がPRを行いました。
1582年の3月2日に武田家の最後の砦となる高遠城で城を守る信玄の五男、仁科五郎盛信と織田軍の戦いがありました。
ツアーは同じ日の3月2日にあわせて行われます。
2時間かけて公園内や周辺を巡る内容となっています。
高遠城の合戦を再現したストーリーとなっていて、ツアーの参加者は当日にタイムトラベルしたという設定で城跡内を巡ります。
大手門から本丸を目指すルートで歩き、ポイントごとにイベントが発生します。
イベントでは市内の演劇経験のある人が高遠ゆかりの歴史上の人物に扮して案内を行います。
台本は伊那市観光協会が作成し、高遠町歴史博物館が監修しました。
市観光協会が桜の時期以外にも高遠城の歴史を知ってもらおうと企画しました。
参加者は合戦印の3枚セットを記念にもらえるということです。
ツアーの募集受付は2月22日までで、定員は40人です。
参加費は税込み大人が4,990円、小中学生が1,500円となっています。
今回のツアーは伊那市高遠町にある旅行会社の伊那谷ツーリズムと共同主催で行われます。
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信州フラワーショーウィンターセレクション3年ぶり開催
県内各地から花が集まる「信州フラワーショーウィンターセレクション」の品評会が9日に伊那市のJA南信会館で開かれました。
新型コロナの影響で生産者など関係者のみで3年ぶりの開催となります。
会場には県内からアルストロメリアなど13品種、304点が集まりました。
品評会では伊那市の有限会社末広農園のアルストロメリアが最高となる農林水産大臣賞を受賞しました。
花のボリュームが多く、色もしっかりと出ていて、全体のバランスが良いことが評価されました。
信州フラワーショーは花の品質や栽培技術向上を目的に冬と夏の年2回、JA全農長野が開くものです。
新型コロナの影響で一般公開は行わず、生産者などに限定して3年ぶりに開かれました。
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箕輪町の酪農家根橋さん 日本農業賞で優秀賞
農業経営に意欲的に取り組み、地域社会の発展に貢献したとして箕輪町南小河内の酪農家、根橋英夫さんが、第
52回日本農業賞の個人経営の部で優秀賞を受賞しました。
こちらは根橋さんが経営する長岡の信州白樺牧場です。
根橋さんは牛の餌である牧草を上伊那地域で育て、自給飼料にする取り組みを5年前から本格的に始めました。
これにより、餌の費用を従来より3割ほど抑えることが出来たということです。
現在は飼料の80%以上が上伊那産だということです。
JA全農中央会やNHKが開いている日本農業賞は、全国の個人や団体の優れた取り組みを表彰するもので、個人経営の部には93人の応募があり、根橋さんは大賞・特別賞に次ぐ優秀賞に選ばれました。
円安などの影響で高騰している輸入の餌に頼らず、自給飼料を使い経営の安定を行っていることが評価されました。
根橋さんは地元の稲作農家と連携して米を作り餌として与える、耕畜連携も始めていて、さらに力を入れていきたいとしています。
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西春近南小3年生 春富ふくじゅ園で利用者と交流
伊那市の西春近南小学校の3年生は9日、デイサービスセンター春富ふくじゅ園を訪れ、利用者と交流しました。
9日は、西春近南小学校3年生22人が歌や合奏、踊りを披露しました。
児童たちは、利用者に元気を届けたいと歌や踊りの発表を企画しました。
総合的な学習の時間で曲目や内容を決め、去年の12月中旬から練習をしてきたということです。
発表のお礼にと、利用者から児童に手づくりの竹とんぼがプレゼントされました。
利用者はどんなプレゼントが児童に喜んでもらえるかを話し合い、竹とんぼに決めたということです。
西春近南小の児童は、手作りの作品を贈るなど春富ふくじゅ園と毎年交流をしているということです。
春富ふくじゅ園では、地元の小学生との交流の場をこれからも続けていきたいと話していました。 -
小島佳世子さん 魚をテーマにした作品展
伊那市西箕輪の小島佳世子さんの、魚をテーマにした陶器や絵画などの作品展が、南箕輪村のコーヒー&ギャラリーなごみの樹で開かれています。
会場には、魚をテーマにした陶器や絵画など40点が並べられています。
陶芸やデッサン、アクリル画が趣味の小島さんは、旅行先で見た海の生き物に魅了され、作品をつくり始めました。
今回は、2017年以降に訪れた沖縄やグアムで見た魚をモチーフにした作品を展示しています。
このうち、土鍋や一輪挿しなどは、実際に使うことを考えて製作し、長いもので3年かかったということです。
小島さんの作品展は、28日まで、コーヒー&ギャラリーなごみの樹で開かれています。(日・月は定休日)
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伊那市 信金中央金庫から1千万円の寄付
伊那市は、信金中央金庫がSDGsを目的にした事業に対して交付する「ふるさと応援団事業」に選ばれ、1千万円の寄付を9日に受けました。
この日は、市役所で贈呈式が行われ、信金の田中賢治常務理事から目録が手渡されました。
信金中央金庫は、アルプス中央信用金庫など、全国の信用金庫により設立された金融機関です。
信金では、創立70周年記念事業として、SDGsを目的とした事業に対して寄付を行う「SCBふるさと応援団事業」を令和2年度から行っています。
アルプス中央信用金庫からの推薦で、伊那市の商工業者向けのプロジェクトが選ばれ、1千万円の寄付を受けることになりました。
プロジェクトは、産学官などが連携して、商工業者のDX(デジタル変革)や、脱炭素に向けた取り組みを支援し、持続可能な循環型社会の実現を目指すものです。
寄付金は、セミナーの開催や、プロジェクトを支援する専門家の活動費などに活用するということです。
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上伊那地域 あす1日大雪の予想
上伊那地域では、10日明け方から夜遅くまで雪が降り、大雪となる見込みです。
長野地方気象台によりますと、低気圧と寒気の影響で、10日の明け方から夜遅くにかけて雪が降り、上伊那地域でも10センチから20センチの積雪になると予想しています。
上伊那地域では、夕方以降に一番多く降る予想で、路面凍結や交通障害に注意を呼び掛けています。
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長野県内で上伊那地域の55人を含む699人 新型コロナウイルス感染確認
長野県内で9日新たに、上伊那地域の55人を含む699人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと感染が確認されたのは、伊那保健所管内は55人、諏訪保健所管内で100人、飯田保健所管内で80人、佐久保健所管内で79人、上田保健所管内で72人、松本保健所管内で30人、長野保健所管内で22人、北信保健所管内で19人、大町保健所管内で15人、木曽保健所管内で5人、長野市と松本市でそれぞれ111人のあわせて699人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは44万4,874人で入院は82人、死亡は830人です。
8日午後8時現在の確保病床使用率は22.8%となっています。 -
高遠藩の遺産 小中学生が見学
千曲市の県立歴史館で、入場を無料にする歴史館パートナーの日「KOAの日」が1月22日に開かれ、上伊那の小中学生の親子が歴史の一端に触れました。
県立歴史館では、高遠藩に焦点をあてた冬季企画展が現在開かれています。
電子部品製造のKOAが「歴史館のパートナーの日」として入場無料で上伊那の小中学生を招待しました。
参加したのは、親子34人で、職員から展示物の説明を受け、高遠藩が地域に残した遺物の意味について考えました。
歴史館入口ロビーには、KOAの企業紹介コーナーも用意され、地元企業が製造する電子部品についても学びました。
見学の最後には、質問タイムが設けられ、笹本正治特別館長が参加した子どもたちの質問に応えていました。
県立歴史館の冬季特別展「高遠藩の遺産~最後の藩主が残したもの~」は、2月26日まで開かれています。 -
国交省に戸草ダム建設を要望
上下伊那の17市町村でつくる三峰川総合開発事業促進期成同盟会は7日国土交通省を訪れ戸草ダム建設再開を要望しました。
期成同盟会会長の白鳥孝伊那市長は建設再開に向け流域全体で取り組んでいきたいとしています。
要望活動を行った白鳥市長は8日伊那ケーブルテレビの取材に対し「美和ダムだけでは治水は限界にきている」と述べました。
国土交通省を訪れた期成同盟会は古川康国土交通大臣政務官や岡村次郎水管理・国土保全局長らに要望書を手渡しました。
国交省では、豪雨に対応した天竜川水系の河川整備計画の見直しを検討していることから、期成同盟会は戸草ダム建設の再開を含めた河川整備計画の見直しを早期に行うことを求めています。
白鳥市長は「戸草ダム建設のために家や田畑を手放した人たちへの思いに報いなければならない。」と話していました。
要望を受けた国交省からは「災害が激甚化していて気候変動への対応を考える必要がある。スピード感を持って河川整備計画の見直しを進めたい」といった回答があったということです。
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伊那西高校演劇クラブ 2月公演
伊那市の伊那西高校演劇クラブはオリジナル作品「あいまいみぃまいん」を5日に南箕輪村民センターで上演しました。
上演したのは演劇クラブのオリジナル作品「あいまいみぃまいん」です。
何をするのにも自信が持てない主人公の少女が高校受験に失敗し、1年後の再受験を目指して一人暮らしを始めます。
そこに以前助けた捨て猫が現れ一緒に暮らし始めます。
母親との関係がうまくいかない少女は猫との暮らしを通して自分自身と向き合い、新しい自分の生き方を見つけていくというストーリーです。
伊那西高校の演劇クラブは、毎年この時期に公演を伊那市の伊那文化会館で行っていますが、今回は会館が工事中のため、会場を村民センターに変更して行いました。