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赤穂総合学科新校 基本計画案示す
県教育委員会が進める県立高校の再編・整備計画により総合学科高校へ転換が決まった赤穂高校で1日、5回目の準備委員会が開かれ、基本計画案が示されました。
1日は伊藤祐三駒ヶ根市長や伊南4市町村の教育長、学校関係者などの委員25人が出席しました。
赤穂高校は、総合学科高校に転換することが決まり5月に準備委員会を設置し、議論を進めてきました。
この日示された基本計画案では新校の学びのイメージを「地域とともに未来をひらく学びの拠点」としています。
また地元の自治体や教育機関・国際機関などと連携をとり地域に根差した学びの場にしていくとしています。
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南会津の現代版組踊 来年伊那市で公演
福島県南会津を中心に活動をしている「チーム息吹」は、来年8月に伊那市の伊那文化会館で現代版組踊の公演を行います。
2日は、チーム息吹のメンバーが伊那市役所を訪れ、現代版組踊を披露しました。
現代版組踊は、沖縄の伝統芸能「組踊」をベースに、現代的な音楽・舞踊・台詞の3つの要素で構成された舞台です。
地域の歴史や伝承を地元の小学生から高校生までの若者が演じることが特徴で、チーム息吹は郷土の歴史を知り子ども達を育成する人材育成プロジェクトとして、福島県南会津を中心に活動しています。
白鳥市長は「子どもたちを育てるためには、素晴らしい活動だと思う。来年の8月が楽しみです。」と話していました。
チーム息吹の伊那公演は、来年の8月19日と20日に伊那市の伊那文化会館で行われます。
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今昔きもの手作り展 6日まで
着物や古布などを使った手作りの小物などが並ぶ展示即売会、今昔きものと手作り展が2日から伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。
会場には着物のほか、バックや洋服など、およそ400点が展示されています。
伊那市西春近の着物リサイクル店「からころ」が県内の作家4人に声をかけて開きました。
展示されている物の多くが、着物や古布をリメイクして作られています。
訪れた人は、小物や洋服を手に取りながら楽しんでいました。
今昔きものと手作り展は、6日まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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上伊那201人を含む県内新たに2,684人感染
長野県内で2日新たに、上伊那地域の201人を含む2,684人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
また県は新型コロナ患者9人の死亡を発表しました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は201人、佐久保健所管内で334人、松本保健所管内で296人、上田保健所管内で272人、飯田保健所管内で246人、長野保健所管内で201人、諏訪保健所管内で189人、北信保健所管内で94人、大町保健所管内で59人、木曽保健所管内で26人、長野市377人、松本市389人の合わせて2,684人です。
また県は、いずれも65歳以上で基礎疾患のある8人と基礎疾患のない1人合わせて9人の死亡を発表しました。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは31万6037人で入院は799人、死亡は496人です。
1日午後8時現在の確保病床使用率は69.3%となっています。
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伊那谷の冬の風物詩 ザザムシ漁が解禁
伊那谷の冬の風物詩のザザムシ漁が1日に解禁になりました。
天竜川では初日から漁を行う人の姿が見られました。
伊那市山寺の天竜川の浅瀬です。
12月1日はザザムシ漁の解禁日です。
1日は伊那市中央の中村昭彦さんと漁仲間の原雄一さんがザザムシ漁をしていました。
虫踏み許可証を身に着け、鍬で石を掘り返し、足を使い石を転がすと四手網と呼ばれる網にザザムシが入ります。
トビゲラやカワゲラ、ヘビトンボなど、水生昆虫の幼虫の総称をザザムシといいます。
中村さんはザザムシ漁歴40年以上の大ベテランです。
一方の原さんは5年ほど前から漁を始めました。
中村さんは新しい漁仲間ができたことを喜び、きょうの漁に原さんを誘いました。
午前9時過ぎ、天竜川の水温はおよそ8度でした。
中村さんによると、水温が4度くらいまで下がると脂がのった美味しいザザムシが獲れるということです。
中村さんは期間中、週2回ほど漁を行う予定で、獲れたザザムシは自宅で佃煮にして食べます。
中村さんは、若い人たちにザザムシ漁を継承してもらうため、天竜川漁業協同組合と協力して四手網の作り方や漁の体験会を企画しているということです。
ザザムシ漁は2023年2月末まで行われます。
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伊那市 移住アワード上半期1位
移住したい人と受け入れる地域をつなぐ仲介サイト「SMOUT」の移住アワード2022上半期の人気移住地域として伊那市が1位に選ばれました。
SMOUTはweb制作などを手掛ける神奈川県の株式会社カヤックが運営する移住・関係人口促進のマッチングサービスです。
伊那市は上半期に、このサイトを活用して学校見学オンラインツアーや、農業体験など22のプロジェクトを発信しました。
その結果、興味があるを選んだユーザーの総数が伊那市は1,043件で、2022年度の上半期のサイト集計で1位になりました。
2位は兵庫県豊岡市で総数は982件、3位は山口県萩市で総数は771件でした。
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伊那市と明治安田生命 健康づくりの推進に関する連携協定
伊那市は、健康づくりの推進に関する連携協定を、明治安田生命保険相互会社と10月17日に、締結しました。
17日は、市役所で調印式が行われ、白鳥孝市長と明治安田生命の緒方純子松本支社長が協定書を取り交わしました。
協定は市民の健康づくりへの意識向上などを目的としたもので、
市のスポーツイベントなどを連携して行います。
白鳥市長は「健康で安心して暮らし続けられる伊那市になるよう期待している」と話していました。
緒方支社長は「この協定の取組が健康寿命の延伸に繋がるよう努力していきたい」と話していました。
また、明治安田生命から伊那市に2万9,500円の寄付金が贈られました。
寄付金は市民の健康づくりに活用されるということです。
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橋爪まんぷさん カレンダー原画展
伊那市の漫画家、橋爪まんぷさんによる来年のカレンダーの原画展「懐かしの昭和のあそび」が1日から、みはらしの湯で始まりました。
カレンダー原画展は昔懐かしい昭和の遊びが描かれた作品24点が展示されています。
今回の原画展では、小林一茶の俳句のなかから遊びに紐付けられるものを選び、そこから着想を得て作品を描いたということです。
会場には、まんぷさんが幼少期に慣れ親しんだ遊びを描いた作品もあります。
製作期間はおよそ半年で、7月から俳句選びを始め、9月から作品を描き始めたということです。
カレンダーの原画は、税込1万円で予約販売が行われています。
卓上カレンダーは税込500円で購入することができます。
カレンダー原画展は来年1月30日までみはらしの湯で開かれています。
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箕輪町ICT教育セミナーで公開授業
デジタル機器を活用した教育について考える、箕輪町ICT教育セミナーが1日に開かれ、箕輪北小学校では公開授業が行われました。
公開授業は、箕輪北小学校の2年生のクラスで行われ、町内各校から集まった教職員が見学していました。
授業では、児童たちが考えたゲームを説明するための画像をパソコンで作りました。
児童たちは、分かりやすいものになるように、文字の大きさや写真の配置を工夫しながら作っていました。
箕輪町では、2014年からICT教育に取り組んでいます。
小中学校の児童生徒に1人1台のパソコンを整備し、校内にはWi-Fiを完備しています。
児童たちは、パソコンを使いこなし、作業を進めていました。
箕輪町では、「ICT教育の環境は整っているが、それをどう使うかが課題となっている。有効活用できるように町内外での研修を引き続き行っていきたい」としています。
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長野県内で新たに上伊那の248人を含む3,037人の新型コロナウイルス感染確認
長野県内で1日新たに、上伊那地域の248人を含む3,037人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は248人、
佐久保健所管内で356人、上田保健所管内で335人、飯田保健所管内で285人、諏訪保健所管内で262人、松本保健所管内で207人、長野保健所管内で172人、北信保健所管内で103人、大町保健所管内で72人、木曽保健所管内で30人、長野市544人、松本市423人の合わせて3,037人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは31万3,353人で入院は796人、死亡は487人です。
11月30日午後8時現在の確保病床使用率は70.4%となっています。
県は、木曽圏域の県独自の感染警戒レベルを4から5に引き上げました。 -
箕輪町が合葬式墓地「蕗原の丘」整備
箕輪町は少子化などで墓の維持管理が難しくなっている家庭が増えていることから、箕輪町の松島大原公園墓地内に合葬式墓地を新たに整備しました。
松島大原公園墓地内に整備された「蕗原の丘」です。
町では少子化や核家族化により墓の維持管理が難しくなってきている家庭が増えていることから、合葬式墓地を整備しました。
遺骨の埋蔵は個別方式と共同方式の2種類から選ぶことができ、個別は200体、共同は400体が埋蔵できるということです。
2023年1月16日から募集を始め、箕輪町に住所登録をしているか本籍がある人で、公園墓地内の一般墓地を使用していない人が対象となります。
また12月25日と26日に見学会が行われるということです。
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「若者・子育て向け住宅」安全祈願
伊那市若宮に新たに建設される、若者・子育て世帯を対象にした市営住宅の安全祈願祭と起工式が30日現地で行われました。
市営住宅若宮団地「若者・子育て向け住宅」は、若宮団地のほぼ中央に建設されます。
30日は現地で伊那市や建設業者など30人が出席し安全祈願祭と起工式が行われました。
建物は鉄筋コンクリート造り4階建てで、総事業費は、7億3千万円です。
20戸が入居でき、間取りは全室2LDKで、8畳の洋室と子ども部屋向きの6畳の部屋があり、キッチンは対面式となっています。
入居要件は、入居者か配偶者が45歳以下、又は小学生以下の子どもがいる世帯などとなっています。
完成は来年12月の予定です。
伊那市では需要に応じて、若者・子育て向け住宅をあと2棟建設する構想です。
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上伊那地域の288人を含む3,818人の新型コロナ感染確認
長野県内で30日新たに、上伊那地域の288人を含む3,818人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
また県は新型コロナ患者7人の死亡を発表しました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は288人、
上田保健所管内で440人、
佐久保健所管内で429人、
飯田保健所管内で424人、
松本保健所管内で339人、
長野保健所管内で299人、
諏訪保健所管内で232人、
北信保健所管内で147人、
大町保健所管内で96人、
木曽保健所管内で34人、
長野市654人、松本市436人の合わせて3,818人です。
また、県は、いずれも65歳以上で基礎疾患のある7人の死亡を発表しました。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは31万316人で入院は764人、死亡は487人です。
29日午後8時現在の確保病床使用率は68.9%となっています。
また、県は伊那保健所管内の高齢者施設で、職員1人、利用者11人、合わせて12人の集団的な感染が疑われる事例が発生したと発表しました。
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技術新校校地 上農と駒工で検討
上伊那総合技術新校の再編実施計画懇話会が29日伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、新校の校地は上伊那農業か駒ヶ根工業のどちらかとなる事が報告されました。
上伊那総合技術新校は、辰野高校商業科、箕輪進修高校工業科、上伊那農業高校、駒ヶ根工業高校の4校を再編統合するものです。
昨夜の懇話会では、事前に行われた校地検討会議から報告がありました。
校地検討会議は、懇話会のメンバーで構成された14人で、部会長は伊那市教育長の笠原千俊さんです。
笠原部会長は、選定の基本的な考え方として「校地は1か所とする事」「現在の校地を活用する事」「辰野高校と箕輪進修高校は再編で普通科の高校となる事から、総合技術新校の校地としない事」などを示しました。
今後、検討会議と懇話会で意見交換を重ね、それを基に最終的に上農と駒工のどちらを校地にするか長野県教育委員会が決定するという事です。
校地検討会議は非公開で開かれ、会議の内容については随時懇話会に報告されます。
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長野県立美術館移動展㏌伊那文
長野県立美術館のコレクション展が、伊那市の伊那文化会館で開かれています。
この日は、県立美術館の学芸員が展示作品について一般に解説するギャラリートークが行われました。
会場には郷土にゆかりのある作家の作品や、信州を描いた作品など43点が展示されています。
県立美術館では、多くの人にコレクションを鑑賞してもらおうと1979年から、県内各地で移動展を開いていて、去年からは、伊那文化会館で毎年開催することになっています。
今回は、県立美術館のコレクション展をそのまま展示する美術館の「顔」となるラインナップだということです。
この県立美術館移動展㏌伊那文は、12月18日まで、伊那文化会館で開かれていて、観覧料は、一般500円・高校生以下は無料となっています。
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伊那市と株式会社ハーモ 土地売買仮契約
伊那市は南箕輪村の株式会社ハーモと土地売買仮契約を30日に、結びました。
30日は、市役所で調印式が行われ、伊那市の白鳥孝市長と株式会社ハーモの濵秀明社長が伊那インター工業団地の土地売買仮契約書を取り交わしました。
株式会社ハーモは、産業用ロボットの開発・製造・販売などを行っています。
海外にも展開をしていて、産業用ロボットの需要が北米で伸びてきているということです。
今回仮契約した土地はおよそ19,000㎡で、用地価格は2億4千万円となっています。
新工場は鉄骨造2階建てで、延べ床面積はおよそ11,500㎡、事業投資額は初期投資で8億円となっていて、伊那市で2つめの工場となります。
令和7年7月の操業を予定していて、6名ほどの新規雇用を計画しています。
白鳥市長は「これから交通の便も良くなっていくので伊那からさらに飛躍していただきたい」と話していました。
濵社長は「雇用を作り続けて、社員が育っていくような会社に成長させたい」と話していました。
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上戸「秋のそば打ち祭り」
伊那市西箕輪の上戸南部実行部は地元産の打ち立てのソバを配布する「秋のそば打ち祭り」を、10月30日上戸集落センターで開きました。
集落センターでは地区のそば打ち名人20人が、西箕輪で採れたそばでそば打ちをしていました。
伝統行事を継承する上戸南部実行部では、新型コロナにより交流の場が無くなっている事から、祭り気分を味わってもらおうと企画しました。
この日は朝8時から3時間かけ240食分を打ち、混雑防止の為、組ごとに時間を区切り配布しました。
外では、お菓子やバルーンアートがもらえるコーナーもあり、子ども達も楽しんでいました。
実行部の鈴木好実実行部長は「伝統を絶やさず、コロナでも順応できる場を作っていきたい」と話していました。 -
まほらいな市民大学入学式
伊那市が開く生涯学習の場、まほらいな市民大学の入学式で、伊那市ふるさと大使で元NHKプロデューサーの西村与志木さんによる記念講演が10月13日ニシザワいなっせホールで行われました。
入学記念講演会は「朝ドラ、大河、ドラマはこう生まれる」と題して開かれました。
講師は伊那市ふるさと大使で、元NHKエンタープライズ・エグゼクティブプロデューサーの西村与志木さんです。
伊那市長谷出身で、朝ドラ「澪つくし」の演出やスペシャルドラマ「坂の上の雲」の制作総指揮などを務めました。
講演の中で西村さんは「朝ドラはナレーションを多く入れることで家事をしながらでも場面がわかるように工夫している」と制作秘話を話していました。
10月13日は入学式がニシザワいなっせホールで行われました。
今年度、市民大学に25期生となる37歳から85歳までの38人、市民大学の修了生を対象にした大学院8期生には70歳から80歳までの7人が入学しました。
式辞で学長の白鳥孝市長は「学習を通して人と出会い、絆を深めてほしい」と話しました。
入学生を代表して六波羅知晴さんは「健康に気をつけ、生涯学習を通して仲間たちと充実した生活を送っていきたい」と話していました。
市民大学は健康づくりや芸術・文化、人権など6つの分野を2年間学びます。
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伊那北高校 卒業生から話を聞く「こんにちは先輩」
伊那市の伊那北高校で、地元で働く卒業生から話を聞く「こんにちは先輩」が、10月20日に開かれました。
この日は、1年生が10の教室に分かれ、製造業やサービス業など、地元で活躍する卒業生19人から話を聞きました。
生徒たちは、事前に考えた質問を投げかけ、インタビュー形式で話を聞いていました。
このうち、伊那市長谷で稲作を行う株式会社WakkaAgriの細谷啓太社長は、「農業をやるうえで大変なことは何ですか」という質問に対し、「次から次へと生えてくる草刈りは特に大変です」と話し、「しかし、上手な人の真似をしたり、草刈り選手権のようにイベントとして楽しむなど、発想の仕方次第でマイナスなこともプラスにとらえて作業できる」と話していました。
「こんにちは先輩」は、伊那北高校の総合的な探究の授業の一環で、生徒たちが主体的に情報を集め、「話を引き出す力」を身に着けると同時に、上伊那での仕事を知ることで、地元での就職につなげてもらおうと、毎年開かれています。
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白鳥政徳町長 3期目初登庁
任期満了に伴う箕輪町長選挙で、無投票で3期目の当選を果たした白鳥政徳町長が29日初登庁しました。
午前8時30分、職員に迎えられ白鳥町長が初登庁しました。
就任式で白鳥町長は職員を前に「改めて責任の重さを感じている。これからの4年間は、新しい時代の課題に取り組んでいきたい」と話していました。
白鳥町長の任期は29日から令和8年の11月28日までの4年間です。
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ラーメン大学 福祉施設利用者を招待
伊那市御園のラーメン店 ラーメン大学伊那インター店は、29日、市内の障害者社会就労センターの利用者を招きラーメンを振舞いました。
29日は、伊那市社会福祉協議会が運営する障害者社会就労センター 輪っこはうす・コスモスの家、さくらの家、ゆめわーくの利用者13人が店舗を訪れラーメンを味わいました。
ラーメン大学伊那インター店では、今年、福祉施設の利用者120人分を無料で提供しています。
先代の小松宏さんが、普段家の外で食事をする機会が少ない人たちにもラーメンを味わってもらおうと、30年以上前から始めました。
ある利用者は「とてもおいしかった。このラーメンを食べるのをとても楽しみにしていました。心の優しいお店だと思う。」と話していました。
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10月月間有効求人倍率 1.54倍
上伊那の10月の月間有効求人倍率は、前の月を0.03ポイント上回る1.54倍となりました。
10月の月間有効求人数は、3,837人、月間有効求職者数は2,492人で、月間有効求人倍率は1.54倍となりました。
全国は1.35倍、県は1.59倍となっています。
雇用情勢については、「一部に弱い動きが続いているものの、着実に改善が進んでいる」と判断を据え置いていますが、「引き続き新型コロナウイルスや国際情勢の動向が雇用、特に求人に与える影響を注視する必要がある」としています。
ハローワーク伊那では「新型コロナの影響で求人が落ち込んでいた卸売業やサービス業は回復傾向にあるが、安定しないため、引き続き的確なマッチングをしていきたい」と話していました。
また、来年春の新規高校卒業者の就職内定率は10月末現在83.7パーセントで、去年の同じ時期と比べ2.3ポイント高くなっています。
ハローワーク伊那では「就職希望者が全員就職できるように、関係機関と連携しながら取り組んでいく」としています。
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年末に向けアルストロメリアの出荷がピークに
上伊那が生産量日本一を誇るアルストロメリアの年末年始の需要に向け、出荷が本格化しています。
伊那市東春近の花き農家、酒井弘道さんのハウスでは、クリスマスや年末年始の需要に向け、出荷がピークを迎えています。
購入した時に見頃になるように、収穫するのは花が咲く前のものです。
現在は1日に2,000本ほど収穫しているということです。
収穫した後は、茎の長さや太さで選別し、葉を取り除いていきます。
アルストロメリアは、上伊那が日本一の生産量を誇ります。
上伊那は、夏は涼しく、冬は晴れた日が多いことから、1年を通して栽培が行われていて、JA上伊那では、昨年度関東圏や中京圏に1,200万本出荷したということです。
アルストロメリアは、花もちが良いのが特徴で、長いもので2か月間楽しめるということです。
年末年始に向けたアルストロメリアの出荷は、12月いっぱい行い、酒井さんのハウスでは1か月間で6万本出荷するということです。
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県内で新たに上伊那255人を含む2,229人新型コロナ感染確認
長野県内で29日、新たに上伊那地域の255人を含む2,229人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
また県は新型コロナ患者8人の死亡を発表しました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は255人、佐久保健所管内で358人、長野保健所管内で281人、
諏訪保健所管内で227人、松本保健所管内で137人、大町保健所管内で118人、飯田保健所管内で108人、上田保健所管内で105人、北信保健所管内で48人、木曽保健所管内で38人、長野市155人、松本市399人の合わせて2,229人です。
また、県は、いずれも65歳以上で基礎疾患のある8人の死亡を発表しました。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは30万6,498人で入院は745人、死亡は480人です。
28日午後8時現在の確保病床使用率は69.3%となっています。 -
サッカーワールドカップ 伊那地域でも日本代表を応援
サッカーワールドカップの日本代表を応援しようと27日、伊那地域の飲食店でもテレビの前に人が集まり声援を送っていました。
伊那市西町の西町ガレージでは、サッカーファンなど15人ほどが集まり声援を送っていました。
試合は両チーム無得点で進み後半、日本はコスタリカに先制を許します。
日本はこの後決定機を作りますが得点できず、0対1で敗れました。 -
南箕輪村議会12月定例会開会 10議案提出
南箕輪村議会12月定例会が28日に開会し、今年度の一般会計に1億4,500万円を追加する補正予算案など10議案が提出されました。
補正予算案では、大芝高原内の温泉施設などを村の指定管理で運営する村開発公社への委託料の増額分として3,300万円を計上しています。
原油価格高騰により水道光熱費が増加していることから、委託料を増額するものです。
この他、村誕生150周年事業の取り組みの一環で、大芝高原内で伐採したアカマツを使ってつみきや掲示板、名札スタンドなどを作成する「木材利活用事業」の委託料に110万円、現在運用している学校給食センターの改修工事設計業務委託料に550万円などとなっています。
村議会12月定例会は12月7日と8日に一般質問、9日に委員長報告と採決が行われます。 -
県議選上伊那郡区 垣内氏が出馬表明
任期満了にともない来年4月9日に投票が行われる県議会議員選挙上伊那郡区に新人で辰野町の垣内将邦さんが立候補することを27日正式に表明しました。垣内さんは辰野町で記者会見を開き立候補に向けた決意を述べました。
垣内さんは「伊那谷の美しい原風景を守っていくためにはそこに人が住まなければならないと思っております。人がどうしたら住んでいただけるのかを考えたときにやはり幸せだと皆さまが実感していただける地域づくりをしていかなければいけません。それが政治家の役目だと思っております。」と話していました。
垣内さんは辰野町宮木の40歳。今年5月に死去した県議会議員、垣内基良さんの長男です。新人で自民党の公認を求めていくとしています。垣内さんは主な政策として中山間地の農業、伊那谷の美しい原風景を守ることなどをあげています。
定数2の県議選上伊那郡区には垣内さんのほかにこれまでに現職1人、新人1人が立候補を表明していてこの他に現職1人が出馬の意向を示しています。
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上伊那42人含む県内新たに1,295人感染
長野県内で28日新たに上伊那地域の42人を含む1,295人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
また県と松本市は新型コロナ感染症患者合わせて22人の死亡を発表しました。
確保病床使用率は過去最高を更新する70.8%となっています。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は42人、上田保健所管内で254人、飯田保健所管内で177人、松本保健所管内で147人、諏訪保健所管内で130人、北信保健所管内で78人、佐久保健所管内で76人、大町保健所管内で51人、長野保健所管内で45人、木曽保健所管内で8人、長野市137人、松本市150人の合わせて1,295人です。
また、県と松本市は、いずれも65歳以上で基礎疾患のある合わせて22人の死亡を発表しました。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは30万4,269人で入院は779人、死亡は472人です。
27日午後8時現在の確保病床使用率はこれまでで最も高い68.1%を更新する70.8%となっています。
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伊那まちBASE 1周年記念イベント
伊那市荒井の交流拠点施設、伊那まちBASEの開設1周年記念イベントが23日に行われました。
イベントでは、餅つき大会などが開かれ、利用者や親子連れでにぎわっていました。
伊那まちBASEは、老若男女が集える交流施設として、去年11月に開設しました。
子どもたちの、家庭や学校以外の「第三の居場所づくり」を軸に、福祉や飲食、観光の拠点として、市内の小中学生を中心に、幅広い世代の人が利用しています。
ついた餅は、ごまやきなこをまぶし、会場でふるまわれました。
伊那まちBASEでは、「今後も、困ったことがあったら気軽に立ち寄ってもらえるような、地域の人に愛される場所にしていきたい」と話していました。
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年金委員・健康保険委員の功労者表彰
長年にわたり年金制度の普及・啓発を行った年金委員や健康保険委員を表彰する、功労者表彰式が17日に伊那市の信州INAセミナーハウスで行われました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは5人が受賞しました。
厚生労働大臣表彰に箕輪町の株式会社伸光製作所の山岸雅道さんが選ばれました。
日本年金機構理事表彰には南箕輪村の大明化学工業株式会社の久保村徹さん。
全国健康保険協会長野支部長表彰に伊那市の株式会社伊東電機工作所の橋爪郁朗さん、
伊那商工会議所の平澤きよ美さん、
株式会社キューズの宮下美那子さんです。
受賞者を代表して山岸さんは「名誉ある賞をいただき身に余る光栄です。委員として今後も努力し活動していきたい」とあいさつしました。