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箕輪町民野球大会
箕輪町教育委員会主催の第51回町民野球大会は14日、18チームが参加し番場原第1、2運動場であった。ジリジリと照り付ける真夏の太陽の下、熱い戦いを繰り広げ、ムシキングが優勝した。
町民の親ぼくを深めようと中学生以上を対象にした恒例の大会。地区の分館単位や、同級生などで作るチームが集まり、トーナメントで競った。
毎年参加する常連チームもあり、盆野球のために地元に帰ってくる人も。ベンチからは「おいしい酒を飲むよ!」という声援もあり、大人は試合後のビールと焼肉を楽しみに、暑さを跳ね飛ばすように白熱した試合を繰り広げた。
結果は次の通り。
▽準決勝
ムシキング13-0ブラックローゼス
BBT酒乱3-2大槻&co・下克上運動部
▽決勝
ムシキング7-0BBT酒乱 -
箕輪町成人式
箕輪町成人式は15日、町文化センターであった。200人余が出席し、懐かしい友や恩師との再会に笑顔があふれた。
新成人は、外国籍を含む347人。新成人で組織した成人式実行委員会の唐沢久美子委員長は、「一生に一度のこのよき日を皆さんと過ごせることをうれしく思う。新たな人生の第一歩となるスタートを踏み出したい」とあいさつした。
意見発表は、日野豪さんが「小さいころと比べ感謝の気持ちを持てるようになっている。感謝の気持ちを持ち続け、人間として成長し、格好いい大人を目指しましょう」、埋橋幸希さんが「社会人として今まで習ってきた人としての常識が大切と実感。当たり前のことが当たり前にできる、目指すべき大人になりたい」と語った。
平沢豊満町長は、「自分自身の将来を真剣に考え、積極的、建設的な姿勢で悔いのない人生を送ってほしい」と祝福し、箕輪中学校時代のクラス担任だった恩師8人がお祝いの言葉を送った。 -
上伊那6市町村で成人式
上伊那6市町村(伊那市、駒ケ根市、辰野町、箕輪町、飯島町、宮田村)で15日、それぞれ成人式があった。各市町村長らは地域づくりの担い手となる新成人の活躍に期待。新成人も、大人としての自覚を新たにした。
式は、母校を会場に懐かしの給食を味わったり、記念公演を見たりと市町村ごとに工夫を凝らした。
「伊那市の歌」などの斉唱は、習う機会がないことから「えー、知らない」とざわつく場面も。
各会場とも、式典の開始時刻前から新成人が続々と集まり「おー、久しぶり」と友だちと再会を喜んだ。一緒に写真を撮ったり、メールを交換したり…。近況など話も尽きない様子で、盛り上がっていた。
新成人の格好はスーツ、ドレス、浴衣、Tシャツ・ジーパンなどまちまちだった。 -
伊那市成人式
伊那市は、新成人788人(男412人、女378人)のうち、6割に当たる502人が出席した。
式辞に立った小坂市長は、戦後60年に触れ「物質的に恵まれた時代だが、被爆国として平和を誓い、戦争の愚かさを感じなくてはならない」と述べ「平和な世界、安らぎのあるふるさとづくりに、夢と希望を持って活躍してほしい」と輝きある人生にエールを送った。
新成人代表の大学生唐沢裕さん=西箕輪中学校出身=は「これまで社会に支えられてきたが、成人として少しずつ支える役割を担っていく。成人を自覚し、自分を磨きながら1歩ずつ進んでいきたい」と決意を述べた。
信州伊那太鼓の迫力ある祝太鼓演奏や、万歳三唱もあり、新成人の門出を祝った。
式典終了後は、新成人が自由に歓談できるトーキング・タイム。久しぶりに会った友だちとカメラに収まったり、近況を話したりして楽しんだ。
記念品には図書カードを贈った。 -
伊那市西町・伊那部で納涼祭と骨董市
伊那市西町区の伊那部町内会(伊澤勉町総代)で15日、恒例の納涼祭と骨董市が伊那部集会所などであった。
納涼祭は15日目。伊那弥生ヶ丘高校生のブラスバンド演奏、歌手の西沢美奈さんの歌謡ショーや、「子供の広場」として、輪投げ、ウナギのつかみ取り、紙芝居などを展開。讃岐うどん、豚汁、ビール、ラムネジュースなどは食べ放題で、長蛇の列ができた。
13回目の骨董市は、初めて旧井澤家住宅で開いた。以前は酒屋だった会場に、掛軸、陶器、民具など約3千点のほか、清酒「伊那部宿」や焼酎も出品。日本家屋と骨董品の雰囲気が合い、例年以上の買い物客が訪れたという。 -
飯島町成人式
飯島町は05年度成人式を15日、飯島文化館で開いた。新成人160人(男79、女81)のうち、114人が出席し、町理事者や町議会議長、恩師らの祝福を受けた。
町と新成人でつくる実行委員会が企画、進行したこの式典で、高坂町長は「町は今年2月、町民自ら自立の道を選び、歩み始めた」と町の現況に触れ「みなさんは国民の新しい力であり、風である。21世紀はみなさんの時代、チャレンジ精神で、積極的に人生を歩んで」と式辞を述べた。
来賓の野村利夫議会議長、河野通昭教育委員長、恩師の水野祐介さんらは「自分の行動の全てに責任を持つのが大人の第一歩、人生これからが本番、希望を持って進んで」「夢を持ち続けて、これからの人生を楽しんで」とそれぞれ祝福の言葉を贈り激励した。
引き続き、新成人の代表に飯島商品券、いいちゃんバッチが贈られ、成人者からは飯島小学校、七久保小学校に記念品として、1輪車が贈呈された。
また、新成人を代表し、宮下かおりさんは「私たちには果てしない未来、限りない希望、若い情熱がある。今日から社会の一員として、社会の発展と平和のために若いエネルギーを発揮したい。正しい道を一歩一歩歩んでいきます」とさわやかに、成人の決意を述べた。
この後、記念公演に移り、メモリアル写真上映会と、チームスピニングマスターズによるショーが行われ、最後に記念撮影を行い、思い出深い節目の式を閉じた。 -
ふるさとお盆野球大会
子どもから大人までが2チームに分かれ、7時間ぶっ続けで試合する宮田村のふるさとお盆野球大会が14日、宮田球場で開かれた。帰省中の若者らも数多く参加。のべ100人ほどが暑さを忘れて熱戦を繰り広げた。
実行委員会と村ナイター野球会の主催で、10回目を迎える恒例の大会。中央アルプスと南アルプスの2チームに分かれ、小中学生が各2時間、高校生以上の大人が3時間対戦した。
24回まで進んだが1点を争う好試合。結局24‐22で中央アルプスが制した。
スタンドでは家族らが熱心に声援。参加者はプレーを通じて、親睦を深めていた。 -
小田切川魚つり大会
宮田村の自然を呼び戻す会は14日、恒例の小田切川魚釣り大会を村民会館周辺の同河川で開いた。天候にも恵まれ、親子連れなど約250人が参加。ふるさとの自然に親しみながら、盆の休日を楽しんでいた。
同会はアマゴやニジマスを約1300匹放流。参加費無料とあって、帰省者も含め村内外から多くの太公望が集まった。
水温が例年に比べて低く、エサの食いも抜群。子どもたちも釣りあげ「大物だ」と歓声がわいた。
大会後は魚のつかみどりも。子どもたちは水の中に入り、魚を追っていた。
加藤一彦会長は「毎年楽しみにしてくれてうれしい。今後も続けていきたい」と話していた。 -
町1区の盆踊り大会
宮田村町1区は14日、恒例の盆踊り大会を役場駐車場で開いた。老若男女問わず多くの区民や帰省客も参加。踊りで交流の輪を広げた。
今年初めて子どものダンス披露などもあり、例年以上の盛りあがり。屋台も設け、輪になって踊った。
花火大会もあり、踊らない人たちもビールや軽食片手に風情を満喫。榎本義男区長は「今は近所のコミュニケーションをとるのも難しい時代だが、このような機会を通じて交流を深めたい」と話していた。
この日は新田区、15日には北割区でも盆踊り大会があったほか、大田切区は納涼祭を開いた。 -
自然と戯れ 盆を満喫
盆に入り、上伊那のキャンプ場やプールなどは地元住民や帰省客、県外者らでにぎわっている。
一時、雨に降られる日もあるが、訪れた家族連れや若者らは自然を満喫、思い思いにゆったりとした時間を過ごしている。
キャンプ場を拠点に、周辺散策や温泉に出かける人も多いようだ。
飯田測候所によると、19日までの気温の予報は平年並み。くもりの日が多いようだが、気温は30度を超える日が続く。 -
大相撲入間川部屋力士
昨年の5月場所、初めてプロの土俵に立った。「緊張して何が何だか分からないうちに負けていた。初日から3連敗。とにかく全然だめだった。4日目にやっとやぐら投げで勝った時には本当にうれしかった」
昨年3月に大相撲入間川部屋に入門し、連日激しいけいこの日々を送っている。現在の番付は序二段の東69枚目。
◇ ◇
小学生のころから体は人一倍大きく、力も強かった。特別なけいこはしていなかったが、市の小学生相撲大会では当然のように毎年優勝していた。
赤穂中学校では体の大きさを生かそうとバレーボール部に入部。「でもほかの人に比べるとどうも動きが鈍くてね、レギュラーにはなれなかった。やっぱり向いていなかったんですかね」
「プロの相撲には特に興味はなかった」というが、元関脇・栃司の入間川親方に素質を見込まれて熱心にプロ入りを勧められ、意を決して中学卒業と同時に入門した。「この道に飛び込むには相当の不安もあったが、いざ入ってみると相撲の経験がない新弟子もけっこう多かったから思ったほど苦にはならなかった」
力士の朝は早い。朝4時半に起床。すぐに土俵でけいこを始め、朝飯抜きで午前11時まで汗をかく。昼飯をたっぷり食べた後は午後6時の夕食まで自由時間。消灯・門限は10時半。「自由時間は仲間と街に出たり部屋で昼寝をする。何をしていてもいいんですけど、自分は外に出るより部屋で本を読んでいる方が好きで窶煤v
相撲のけいこももちろん辛いものだが、歴史と伝統のこの世界にあって何といっても大変なのは兄弟子らとの関係。「相撲界の上下関係は本当に厳しいんで…。怒鳴られるだけでなく、ぶん殴られるなんてしょっちゅう。まあ、それは何か自分に落ち度があったときだけで、理由もなく殴られるわけじゃないですけど…。ほかにもけっこう辛いことがいろいろとあります」
◇ ◇
現在身長192センチ、体重150キロ。「去年入門したときと比べてさほど変わっていないような気がする」というが、周囲の見方は違う。「見違えるほどたくましくなった」「力士らしい風格が身についてきた」「面構えが去年と全然違う」窶煤B師匠の入間川親方も「毎日のきついけいこをよく頑張ってこなしている。これからさらに筋肉がついてくれば、どんどん上を狙っていけるだろう」と成長に期待する。
8月24日には17歳の誕生日を迎える。相撲界での誕生日プレゼントはしごき=いつもに増して激しいけいこだ。「一生懸命けいこを頑張って一歩一歩上に上がっていきたい。目標は関取…いや、幕内です」と決意を語る。その夢をいつかなえてくれるか、楽しみに待っていよう。 -
見守り隊が意見交換会
宮田村の住民有志が隊員となり、4月に発足したボランティア組織「子どもの安全見守り隊」は11日、初の意見交換会を村民会館で開いた。見守ってきた児童、生徒の登下校の様子を発表し、通学路など危険な場所を指摘。「子どもたちがあいさつしてくれるようになった」と、活動の浸透を裏付けるうれしい報告もあった。
村教育委員会が呼びかけて発足した見守り隊だが、春以降隊員の数が徐々に増え現在は142人が登録。散歩や仕事の合間に、子どもたちの校外活動に気を配っている。
意見交換会では、「ヘビが出没するので川に入って遊んでいる子どもを注意した」「塾で待っている子どもの道路飛び出しが危険」など、注意すべき点を自由に出し合った。
夕方遅くまで遊んでいる報告もあったほか、登下校の時間帯に狭い道路を一方通行にできないかと、交通規制に踏みこんだ提案もあった。
一方で見守り隊の活動が子どもたちにも浸透し、「顔を覚えてくれて、あいさつしてくれる」といった意見も。保護者から「見守り隊がいるから心強い」という意見が寄せられているとも報告した。
新井洋一教育長、雨宮則彦村駐在署長は「声をかけあえる関係を築くことは非常に大切。子どもは地域が育てるという目標を持ち、村民一人ひとりに運動を定着させてほしい」と、さらなる協力を呼びかけていた。 -
ちびっこ広場で高校生ボランティア
保育園などに通う前の幼児を遊ばせたり、母親同士が交流できる伊那市の生涯学習センターのちびっこ広場で11日、夏休み中の高校生が、子どもと遊んだり紙芝居の読み聞かせをした。
週に3回ほど広場の管理をしている子育て支援グループ「子どもネットいな」が、夏休みに合わせ「幼児とあまり接する機会のない高校生にも、子どもと触れ合ってもらおう」と、高校生ボランティアを募集。35人の応募があった。
この日は、高遠高校福祉コースの1年生、池上エリカさん(16)と矢野成美さん(15)が参加。同校は、就業体験の一環として介護施設や保育園での現場実習をしており、生徒も積極的に臨んでいるという。
最初はぎこちなかった高校生も、楽しみながら紙芝居の読み聞かせをするなどして、徐々に打ち解け、笑顔で子どもと触れ合っていた。 -
中日本総合女子ソフトボール選手権
第49回中日本総合女子ソフトボール選手権大会(中日本ソフトボール連合など主催)は、伊那市の県営伊那球場、富士塚スポーツ公園運動場など5会場で14日まで、熱戦を繰り広げている。
東海地区4県、北信越地区5県の代表など、一般、高校、中学、小学生の4部門に計50チームが出場。それぞれトーナメントで競う。
開催地の伊那市からは、特別枠で2チームが出場。一般の部のTwisterは愛知県代表の中京大学に1‐6、中学生の部の伊那東部(伊那から3人補強)は静岡県代表の北浜に1‐4で、それぞれ敗れた。
東部中は2回まで、主戦を中心とした守備で北浜打線を0点に抑えたが、3回以降追いかける苦しい展開。5回、先頭打者の安打から、無死満塁の好機をつかみ、相手失策で1点を返したものの力およばず、初戦で姿を消した。3年生は中学最後の試合を大舞台で終え、思い出を胸に刻んだ。
伊那中から3人を補強した急増チームだったが、強豪チームを相手に声を掛け合い、息の合ったプレー。宮澤泰春監督は「3日間の練習で選手間の連携を取って試合に望んだが、伊那中の3人はよくやってくれた。試合はエラーで得点する、東部中らしさも出て、実力以上の力を発揮できた」と振り返った。
石澤杏奈主将は「選手宣誓や、試合ではヒットも打てて思い出になった。来年は県大会出場を目指してほしい」と1、2年生にエールを送った。 -
味工房が大芝の湯で火曜野菜直売
南箕輪村ふれあい交流センター・大芝の湯のロビーで、近くの農畜産物加工直売所「大芝高原味工房」のスタッフが野菜を直売している。メンバーの自宅で栽培した夏野菜を、8月の毎週火曜日に販売する。
「火曜直売市」と題し、初めての試みで、「夏野菜が豊富に取れるので、安く提供したい」とのメンバーの提案に、施設側が協力して始めた。
2回目は、トウモロコシ、ジャガイモ、カボチャ、ピーマン、ナスなど、約10種類の朝どり野菜を出品。入浴利用者らは100円窶・00円の安価販売に、帰り際に喜んで買っていった。
また、夏ばて防止効果のある、中国野菜の「クウシンサイ」も販売し、利用者らの関心を集めていた。 -
県内シートベルト着用率
県はこのほど、05年度第2回のシートベルト着用率調査の結果を発表した。上伊那の着用率は、中川村が99・1%で県下ベスト8位、高遠町が87・1%でワースト2位にランクされた。
7月27日、県内102市町村の協力により、各市町村で地域内交通量が多い地点1カ所(人口5万人以上の市は原則2カ所以上)、計117カ所において、対象車量1万4138台を調査した。
県全体では、運転席(調査台数=1万4138台)の平均着用率が94・5%(前回比0・1ポイント減)、助手席(3055台)は90・0%(0・3ポイント減)で、運転席と助手席の延べ台数から着用率を計算した総合は、93・7%(0・1ポイント減)だった。
着用率ベスト、ワースト10は次の通り。カッコ内は着用率。
▽ベスト (1)三岳村、南信濃村(100・0%)(3)阿智村(99・4%)(4)信濃町(99・4%)(5)八坂村(99・3%)(6)天龍村(99・2%)(7)坂城町(99・1%)(8)中川村(99・1%)(9)木島平村(99・1%)(10)日義村(98・3%)
▽ワースト (1)茅野市(83・3%)(2)高遠町(87・1%)(3)長野市(88・5パーセント)(4)北相木村(88・6%)(5)小谷村(88・7%)(6)上田市、東御市(88・9%)(8)中野市、青木村(89・7%)(10)山形村(90・1%) -
ベルシャイン伊那店でフジ子・ヘミング版画展
世界的に有名なピアニストのフジ子・ヘミングの版画展「もうひとつの世界」は16日まで、伊那市日影のベルシャイン伊那店2階文化ホールで開いている。
数奇な運命に翻弄(ほんろう)されながらも、苦難を乗り越えてきたフジ子・ヘミング。人生、恋愛、猫などをテーマに、柔らかな色調と繊細な描線で奏でるように銅板画、木版画、リトグラフなどで表現した32点を展示販売している。
猫を題材にした作品は「ニャンスキー(月と猫)」「ビアンコ(金色の猫)」「スージィ(鞠とちいさめの猫)」など。愛きょうのある目、独特の構図、色使いに、来場者の関心が集まっている。
午前10時から午後6時(最終日は午後4時)まで。 -
箕輪町介護保険事業計画策定委員会
箕輪町介護保険事業計画策定委員会は12日、町役場であった。06年度から3年間の第3期事業計画策定のため委員15人を委嘱し、介護保険の現状と計画策定の予定などを説明した。
介護保険制度は00年度に開始。3カ年ごとに事業計画を作り、本年度は2期目の最終年度になる。
委員は、被保険者、保険医療関係者、女性団体、福祉と健康のまちづくり推進委員会、知識経験者で構成。任期2年。委員長に加藤寿一郎さん(民生児童委員会)、副委員長に荻原弥生さん(女性団体連絡協議会)を選出。委員会は、現在ある在宅介護支援センターの機能を強化して06年度に設置する「地域包括支援センター」の運営協議会も兼ねる。
会議を月1回開き、事業計画を検討。来年1月から2月までに保険料の試算や事業計画案などをまとめ、町長に報告する。
町の介護保険事業の状況は、65歳以上の第1号被保険者は99年度末4742人が04年度末5258人。居宅介護サービス受給者は00年度3514人が04年度5924人、施設サービス受給者は00年度1066人が04年度1593人で年々増加。
介護給付費費用額は00年度6億7051万円が04年度12億717万円に増え、介護保険給付費準備基金保有額は00年度4500万円から04年度1298万円に減っている。 -
中央アルプスで数年ぶりコバイケイソウ満開
本格的な夏山シーズンを迎えた中央アルプスで、数年ぶりにコバイケイソウが登山者を出迎えるように満開となっている。一方で、入山者による「踏み荒らし」などのモラルの低さが相変わらず目立ち、関係者は頭を悩ませている。
高山植物等保護対策協議会・南信地区協議会の04年度保護取り締まり状況によると、管内での「踏み荒らし」が483件(前年度比596件減)、「禁止区域への侵入」が203件(同18件減)、ペットの連れ込み・喫煙・昆虫採集などに対する注意の「その他」が185件(同5件減)の順で多い。
登山者などへの保護啓発活動の徹底から、取り締まり件数は減少傾向にあるものの、「踏み荒らし」は突出している状況。写真撮影などで禁止区域へ入る人が後を絶たないという。
関係者は「高山植物は、一度ダメージを受けると、元に戻るのに何十年、何百年と時間がかかる。高山を訪れた際には、この貴重な自然を大切にしてほしい」と呼びかけている。 -
小黒川渓谷キャンプ場などにぎわう
伊那市の小黒川渓谷キャンプ場は、昨年10月の台風23号の影響で土砂に埋まったものの、復旧作業(一部河川除く)が終了。愛知県を中心に、関東、関西、中京方面、地元など家族らが利用している。
利用者のうち家族連れが8割を占める。2泊3日が多く、中には5泊6日も。かまどで飯ごうを使ってご飯をたいたり、川遊びを楽しんだりと思い思いに過ごす。
キャンプ場内にある釣り堀では、ニジマスやアマゴをねらい、子どもらが釣りに挑戦。投げ込んですぐ釣り上げる人もいれば、なかなか釣れずに粘る人も。
雑誌を見て、家族3人で訪れた三重県の桜木和美さん(32)は2泊3日の日程で来伊。「夕立があったり、熊が出たりしたが、自然に囲まれ、涼しく、楽しく過ごせた」と話した。
魚釣りには苦戦したというが、コツをつかみ、昼食のおかずを手に入れた。炭火で焼いた魚に大喜びだった。
キャンプ場の利用状況は、夕立など天候不順で昨年より少なめ。予約状況は、キャビン(8人用)6棟が16日まで満杯で、盆過ぎの8月中の金窶箔坥j日も予約が入っている。オートキャンプサイト(10区画)は15日まで埋まり、フリーサイト(32区画)は15日以降、余裕がある。
予約・問い合わせは、伊那市振興公社(TEL78・5010)へ。 -
町議会一般質問から
飯島町の高坂町長は12日の町議会一般質問で「町の施設では吹き付けのアスベストはない」と報告した。
森岡一雄議員が「アスベストの健康被害が全国的に問題になっているが、町の公共施設の現状は、町民も不安に思っているが相談窓口は」と質問。高坂町長、教委は目視や設計士の聞き取り調査を実施した結果、町の施設には吹き付けのアスベストは全くない。アスベストを含有する吹き付けのロックウールは、町内3小中学校と石楠花苑で使われているが、封じこめ状態であり、今すぐ問題になることはないが、含有量調査を依頼している。アスベストの総合相談窓口は住民税務課に設置する。県も地方事務所に相談窓口を設置し、各種相談に応じているとした。 -
駒ケ根市成人式15日に
今年度新たに496(男性227・女性269)人が成人となる駒ケ根市の成人式は15日午前10時、駒ケ根市文化会館で開かれる。中原正純市長が激励の言葉を贈り、新成人代表の森田美穂さんが謝辞を述べるほか、市民吹奏楽団の演奏や新成人らの意見発表、恩師らによるビデオメッセージの上映などが行われる。
新成人は次の皆さん。
西川明日香、堺澤さとみ、ヤマシタ・ワネッサ・アパレシア、カサイ・アドリアナ・ルミ、加藤史子、倉田さなえ、堺澤恵梨、松澤祐貴、松島綾子、横山麻衣、鈴木真紀、根本高裕、田中敦、西村麻里子、萩元真志、眞島律子、大地茜、高坂由紀、工藤良和、三好圭、吉澤依里子、石澤泰博、山本尚之、倉田真人、倉田優作、橋澤勇太、山本麻衣子、大嶋晃二、小松敦志、多田絵莉、新井亮太、梅澤志穂、小原祐貴、酒井美幸、リュウ・晶、佐藤祐樹、澤田いずみ、田村真一、宮下愛、田中純、松崎一基、三石真奈美、ムタイ・エリカ、有賀史、加藤志織、代田菜つ美、鳥居さつき、中谷仁美、樋掛民樹、ヨシムラ・ジェアン・ビクトル、小島千明、小林文、塩澤武将、遠藤誉之、小平愛、藤岡裕志、北原竜一、北原祐子、小原大樹、小原健太郎、小原隆二、坂藤パロマ、下平絵、塚本美香、佐藤真弓、小平悦代、田中雅美、倉田優生、大澤信、那須野薫、井澤史恵、神崎佳典、杉村優子、竹上茂、小池正敏、塩澤のぞみ、寺澤千恵、戸枝美採、三輪奈那子、水上晃司、太田美紀、柿沢知佳、川添祥子、北ノ原悠太、小原武、小林玲香、五味幸恵、齊藤真奈美、斉藤直樹、坂上知枝美、田上美加子、寺本篤史、原奈津美、樋口奈美、細野航、堀籠希、宮川暁子、山崎浩美、山下恭平、和田広太朗、阿部里美、小椋愛香、木村志麻子、清原朋美、久保田友理、小池真利枝、柑本奈穂、小室真知子、菅沼なつ紀、関城沙和子、正木愛理沙、宮澤あゆみ、吉越一恵、荒井里沙、井上雄介、榎本瞳、紀室友美、小林真由美、五味優美、斉藤友香、佐藤明奈、・ス木美歌、・ス橋恵乃、田中美希、田中良枝、塚平峰也、丹羽真一、太田麻衣子、宮野内明美、池上英樹、伊藤桃子、石澤佐由利、植田朋子、遠藤肇、小澤あづ紗、宮澤一平、野上智弘、池上雄太、畑口茜、降旗あず美、松井智樹、大槻友基、斉藤綾、榎本太朗、本間裕之、倉田早貴、吉川亜紀、鈴木滋、宮島知香、小平美菜子、小口晋太郎、今井譲、小倉静江、氣賀澤太基、久保田洋平、佐藤豊子、森和雄、米山沙織、暮石郁美、矢澤佐織、粟野智久、冨安美和子、中村洋子、矢澤有希、山本由香、米山香織、米山千秋、米山賢治、土屋祐紀、岩崎文哉、岡田賢有、松崎健太郎、小倉麻衣、河上夏紀、小林あづみ、小林豊、堺澤剛、七森美江、福澤尋翔、小林真希、渋谷恵、瀧澤うた子、木下仙子、小町谷侑紀、・ス森友美、・ス森弘輝、西澤昌志、原科正太、松下卓哉、宮崎望、山口裕、青木望、鈴木裕介、オツカ・タイザ・ラケル・デ・ソウザ、武田雄児、中島祥、仁科真由美、林広夢、三澤夕紀、青木満、太田学慈、岡崎志麻、吉川保、倉田禎寛、寺澤拓人、本多紗弥子、福島和裕、村上茜、長野睦美、小林孝則、前橋洋平、鈴木公平、アンニヨ・エンリケ・リカード、中島裕幸、福澤圭、坂下都由紀、倉田悠、原真理子、林広夢、下平貴史、小椋愛香、伊藤友美、服部光恵、花塚真理子、横田博之、篠原梢、唐澤恵梨、唐澤甲一、境貴一、水田智裕、渋谷学、上沼恵弥子、小林義成、小松原千沙、小林光穂、小松恵太、阿部由夏、田中奈月、アラシロ・ミレナ、米澤潤、児之原舞、瀧村ひとみ、手塚新一、平栗洋紀、福澤健太、下島繁、木下和歌子、唐澤恵梨、気賀澤佐恵、大口芙美、田中紗奈恵、遠藤麻衣、氣賀澤真希、二ツ木弘幸、米山裕二、市村里美、小林沙樹、足立佑介、新井ひかり、山口亜希子、小町谷みさき、小松英敏、山崎慎也、米村浩一、松崎将和、中城真衣、中坪美希、中坪智幸、松崎隆治、宮澤俊哉、宮澤達也、気賀沢強、小田原多恵子、戸枝要、中原智恵、所河美貴、小出大毅、波多野芳恵、平澤李沙、菅原奈緒哉、小林裕輔、田中雅美、細田美帆、吉澤恵、渡部あゆ美、石田涼子、山田明倫、鈴木貴子、野溝友里、加藤沙織、水田憲二、下島季也、原久徳、小澤うらら、小池知毅、中島淳、赤澤美穂、久保田湖乃美、小島真、宮下樹里、渡辺隆志、井口梓、伊藤真一、片桐光彦、上村章一郎、小林祐二、肥野克隆、村澤友香、山本誠、芦部麗子、伊藤恒太、川上直人、木下友博、小松麻由、小松孝規、下村文人、竹澤留美、中山香寿美、野村真吾、秦裕基、松崎容子、松崎千春、和田智之、伊井島早苗、岩下冴子、米山隆之、大場信吾、小池藍子、・ス坂幸明、近藤寛樹、佐野政幸、菅沼和樹、松村香、米澤大輔、小出和実、北原慎治、有賀祐介、田中啓司、片桐光彦、日高千絵子、伊藤美根、森良平、木下真菜美、寺澤敦、林佑希、山内良平、竹村友美、西田大祐、大原千夏、小松明美、中澤知世、水上昌彦、中村弥生、石田裕樹、前田幸春、小林一三、田中良枝、増野奈央、唐澤健、守屋奈美、櫛田未来、小松彰裕、中村茜、新井貴昭、牧内望、田川フランシエレ、船戸由美子、小笠原未紅、小池哲志、小松加苗、井戸昌幸、小出しのぶ、林秀美、張山晃広、松澤幸恵、小口秀司、唐澤基央、平田哲也、廣山裕一、藤木宏幸、本島佳樹、渡邊鉄也、小松紗織、中島あゆみ、廣末和人、刈間英文、村澤祐大、植木美香、松崎孝俊、大宮ひとみ、木下もなみ、平澤李沙、矢野太郎、原由佳、菊池さゆり、小林奈緒美、宮澤智和、赤羽友幸、池上貴彦、井出佳耶乃、大平駿、後藤真由美、湯澤淳、カルバリオ・ルシアノ・ヒトシ、塩澤晋平、長谷部みのり、山田健、青山志帆、辻本貴久、林隆成、宮嶋応治、朝田美香、大脇恵、五味奈緒子、田中春樹、水上賀重子、山田真、山中綾、山宮浩平、藤澤加奈、戸田純子、小出一貴、遠山幸一、林裕美、林裕輝、村上将太、北澤貴史、林周平、北原秀一、林洋子、湯澤伸一、木下直樹、所河奈津子、木下奈美、竹村美沙子、木下義和、森路歩、竹村仁志、北原充、林智広、下平さゆり、下平ゆかり、竹村美希、竹村のぞみ、寺平良太、宮脇奈美子、宮下裕介、宮脇さやか、下平美菜、林美緒、岩見京子、宮下弘志、久保田至、宮下浩輝、熊谷さゆり、小松由佳、下平麻弥、小松大剛、竹村美香、米村司、上村絵里香、草野美咲、下平紗衣子、下平祐一、宮脇いずみ、竹村勇人、竹村幸奈、小林茜、小林太一、北原聡、下島亜弥、下島哲夫、宮脇志をり、水野和美、坂間岳志、下島裕、原直紀、市村恵介、今井俊光、小木曽野麦、山岸沙矢香、上村暁美、木下暢、赤羽孝之、今井哲也、久保田菜奈、久保田唱、竹村由美、馬場美歩、福澤弥生、森田美穂、大沼有希恵、大沼憲信、リマ・ジョズエ・ジュニオル、シキエリ・ベアトリス・キヨミ、ヒグチ・リタ・デ・カシア -
信州の四季を描く-第5回向井敏一洋画個展
駒ケ根市のベルシャイン駒ケ根店は「信州の四季を描く-第5回向井敏一洋画個展」を21日まで2階ニシザワギャラリーで開いている=写真。明るい透明感のある筆致で西駒ケ岳、仙丈ケ岳や奥入瀬渓谷などの自然が見せる四季折々の表情を鮮やかに表現した向井さんの作品約60点を展示即売中。6-50号。12万円から。
問い合わせは同店(82・2111)へ。 -
子どもネットいな「夏休み親子工作教室」開催
夏休みを利用して親子で工作を楽しんでもらおう窶狽ニ9日、子育て支援グループ、子どもネットいなは、伊那市の生涯学習センターで、小学生以下の子どもと保護者を対象にした「夏休み親子工作教室」を開いた。集まった約20組の親子が、伊那西高校折り紙・工芸クラブ(藤澤直彦教諭)の生徒に指導を受けながら、万華鏡や手作りキーホルダーを作った。
工作教室は今年で2回目。伊那西高校の生徒たちは、昨年に引き続き協力・参加した。 昨年は「万華鏡中身を替えて楽しみたい」との要望もあったため、中身が取り変えられる万華鏡に今年は挑戦。同時に、安全ピンを使ったキーホルダーもつくった。
母親や高校生の手を借りつつ子どもらは、カラフルな色紙を貼ったり、思い思いの材料を筒に入れて、自分だけの万華鏡づくりを楽しんでいた。 -
8月から伊那に赴任した県国際交流員
ジョアン・ゴーリーさん(22)「せっかくここに来たんだから、伊那や信州をすみずみまで体験して回りたいです」
流暢(りゅうちょう)な日本語で話す。透き通るような美しい青い眼だ。
県の国際交流員。各種イベントや語学指導を通じて地域における国際交流の促進を図る。多文化理解講座・その国の言葉で読む世界の絵本・世界の家庭料理など盛りだくさんの活動だ。
8月3日から伊那に。前任のブライアン・ロー氏に代わり、上伊那地方事務所を拠点に活動する。任期は1縲・年がめどで、まだ確定していない。
「着いた早々いろいろなことを体験させてもらったんですよ」
6日の伊那踊りでは合庁連のしんがりをハッピを着て歩いた。「踊り方がまったくわからないのに、引っ張り出されて、見ようみまねで体を動かしながら歩いただけですよ」と笑う。
名物ローメンも食した。「味にクセがある」けれど、「美味しかった」という。馬刺しも食べた。「母国では馬は食べ物ではないんですよ。だから、もうビックリ仰天。でも味はオッケー。好きになりそうです」と話す。
母国はニュージーランド。南島の40万人都市クライストチャーチ市に生まれて育った。日本人の留学生も多い環境で、15歳から日本語を学習。00年に愛知県岡崎市に留学し、英語学習の手伝いなどをした。03年には大学の交換プログラムで埼玉県越谷市の文教大学に1年間留学。「景色も、食べ物も、人柄も、日本が大好きなんです」という。
岡崎市や越谷市に比べて伊那市は「のんびりした感じ」。ニュージーランドものんびりしたところだが、それ以上の感覚を覚えるそうだ。「街がこじんまりとしていてかわいい。それにきれい。家族で経営している商店が多いみたいで、とてもフレンドリー」と印象を語る。
市内の官舎から通うが、最初、道がわからずうろうろしていると、通りすがりの人があれこれと道を教えてくれた。そんなことにいたく感激している。
県職員として働くわけだが、仕事の上では、時間に正確に仕事をすることと、上下関係がはっきりしていることに驚いているという。特に上下の関係で「日本語まで変わること」。
「英語では少し変るだけなんですけど、日本語の敬語は言い方まで大きく変わるでしょ。留学していた時には学生だったからあまり気にしなかったけど、今度は仕事ですからね。相手に失礼なことはできないですしね」
こんなところからじつは国際交流・異文化体験は始まるのかもしれない。
「やれることは何でもやってみたい」というジョアン。ニュージーランド育ちの若い視点で、伊那谷の人々にも「新しい発見」をもたらしてくれることだろう。 -
グリーンファームでキノコの入荷始まる
伊那市ますみヶ丘の産直市場グリーンファーム(小林史麿代表)に、早くも秋の味覚"キノコ"が入荷した=写真。
12日は、チチタケ10パック、コウタケ10パック、ハナビラタケ4パックが店頭に並んだ。
いため物やホイル焼きと相性がよいチチタケは、お盆の前後に発生する夏のキノコで、例年この時期に入荷する。
コウタケも、夏から秋が季節のキノコで、一度乾燥させてから調理すると、独特の香りが楽しめるため、人気が高い。この日も午前中に売りきれてしまった。
ハナビラタケが、この時期見られるのは珍しいという。マツタケと似た香りがあり、希少性が高いため「幻のキノコ」として珍重されてきた。体の免疫力を高めるβグルカンが大量に含まれているとして、現在注目されている健康食材でもある。 -
大施餓鬼(だいせがき)会
先祖の霊が帰るといわれるお盆を前に駒ケ根市の安楽寺で11日、恒例の大施餓鬼(だいせがき)会が営まれた。市内全域の檀家から約300人が本堂に集まり、僧侶の読経が響く中「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えながら手を合わせて焼香し、先祖の霊を慰めた=写真。法要を終えた参加者らは僧侶らがまいた散華(さんか)と呼ばれる仏の絵を描いた札や塔婆、小旗などをそれぞれ大切そうに抱えて家路についた。
施餓鬼は地獄で苦しむ餓鬼に施しをするための法要だが、人への思いやりや先祖ヘの感謝の気持ちを忘れないよう、お盆に合わせたこの時期に行われることが多い。 -
アスベスト研修会
健康への被害が問題になっているアスベスト(石綿)について中南信地区市町村の担当者らに基礎知識を習得してもらおうと県・県教育委員会は11日、駒ケ根市の県看護大で研修会を開いた。施設の管理者、建築・生活環境担当者ら約200人の県・市町村職員が参加し、アスベストに関する講演や取り組み状況についての県の説明などを聞いた=写真。
建設業労働災害防止協会県支部指導員の柴田房夫さんはアスベストの危険性について「飛散しないよう封じ込める対策をとってあれば通常は問題ないが、建物を解体する場合などには空気中に飛散しないよう、設計図書などで施工年月や使用された材料などについて確認し、実際に目で確認するなど綿密な手順を踏むことが必要」と話した。参加者はメモを取りながら熱心に話を聞いていた。
アスベストは繊維性の鉱物で▽燃えない▽電気を通しにくい▽磨耗しにくい窶狽ネどの性質があることから、耐火被覆材として建物の鉄骨や天井などに吹き付けられるなど広く用いられてきた。 -
三峰川を知るためのサイクリング・ツアー
サイクリングをしながら暮らしを支える三峰川を知ろう窶狽ニ12日、三峰川みらい会議は「三峰川サイクリングツアー」を開いた。
アレチウリ駆除や自然学校など、三峰川に関する活動に取り組んできた同グループだが「原点に戻り水について学ぼう」と、流域住民や夏休み中の小学生などを対象に、ツアーを企画。約20人が集まった。
コースは伊那市役所からスタートし、三峰川沿いを上流、高遠方面に向かって進むもの。途中、流入河川の水質検査も行った。
pHや透明度などの調査には、子どもたちも挑戦。意外にも上流の方が透明度が低い結果となったのは、前日に降った雨の影響だという。
今回は雨のため、予定の半分しか回れなかったが、普段あまり見る機会がない三峰川に触れた子どもたちは、その面白さを再発見したようだった。
三峰川みらい会議は、来年も8月初旬に同ツアーをしたいとしている。 -
箕工未来を育てる会、9月に5万人の署名を県に提出
県教委が示した高校改革プランのたたき台ので統廃合校として校名が挙がった箕輪工業高校の未来を育てる会は(平澤豊満会長)は11日、箕輪町文化センターで会合を開き、箕工の存続を願い集まった5万人の署名を、9月、県に提出することを確認し、県教委に対して、同会と県教委が直接話し合える場の設置を求めていくことを決めた。
今後、育てる会は知事、県教委、第3通学区の高校改革プラン推進委員会(池上昭雄委員長)に、嘆願書を提出する。委員会への提出は18日。第5回高校改革プラン推進委員会(伊那市)が始まる直前に提出し、知事、県教委に対しては、9月の第1週に、5万人の署名と共に提出する。
また、会の相談役、小林伸陽県議から「会が直接県教委や推進委員会と話し合う機会を設けては」との意見がだされ、その一歩として県教委に話し合いを求めることを決めた。
平澤箕輪町長は「地元工業高校がなくなるということは、工業が盛んな上伊那全体の問題。また、定時制高校の本来的な役割を考えれば、1校に集約することが本当に良いことなのかを考える必要がある」と話した。
また今後は、PTAや同総会を包括する同会が中心に、箕工の存続に関する活動に取り組んでいく。