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村の地方創生交付金事業 有効と答申
南箕輪村のむらづくり委員会は、令和3年度地方創生交付金事業について、村創生総合戦略の達成に有効であったと藤城栄文村長に23日、答申しました。
きょうは、むらづくり委員会の足立芳夫会長らが村役場を訪れ、藤城村長に答申書を手渡しました。
村では昨年度に、「伊那地域で女性が輝くためのプラットホーム構築事業」や「お試し移住拠点整備」など地方創生交付金を活用した7つの事業を行いました。
むらづくり委員会では、その事業に関する効果検証を行い、全て村創生総合戦略の達成に有効であったと答申しました。
藤城村長は「村としてしっかりと事業を進めて来られた」と話していました。
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アド・コマーシャルが市内小学校にノート寄贈
伊那市の広告代理店アド・コマーシャル株式会社は、創立50周年事業として伊那市教育委員会に学習ノートを22日に寄贈しました。
アド・コマーシャル株式会社の赤羽悠一社長が伊那市役所を訪れ笠原千俊教育長に学習ノートを手渡しました。
アド・コマーシャルは地域貢献の取り組みで、これまでに小学校に教材、児童養護施設に絵本を贈っています。
今回は市内の小学校に1万2千冊を贈りました。
創立50周年事業の一つとして、子どもの学習支援のため地元企業に呼びかけ、11社が協賛しました。
学習ノートは市教育委員会を通じて、市内の全小学校に届けられるということです。
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上伊那257人含む県内2,950人新型コロナ感染
長野県内で23日新たに、上伊那地域の257人を含む2,950人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
また県は新型コロナウイルス感染症の患者10人の死亡を発表しました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は257人で、伊那市で92人、箕輪町で49人、南箕輪村で27人、駒ヶ根市で29人、辰野町で25人、飯島町で9人、中川村で7人、宮田村で19人、佐久保健所管内で322人、上田保健所管内で309人、飯田保健所管内で283人、諏訪保健所管内で269人、松本保健所管内で199人、長野保健所管内で175人、北信保健所管内で89人、大町保健所管内で80人、木曽保健所管内で33人県外8人、長野市549人、松本市377人の合わせて2,950人です。
また県はいずれも基礎疾患のある65歳未満1人、65歳以上9人の死亡を発表しました。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは15万6,161人で、入院は535人、死亡は254人です。
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高校生就職に関する意識調査 「都会」希望が「地元」希望より2倍以上多い
上伊那広域連合が高校生を対象に行った将来の就職に関する調査で、都会を希望する人が地元希望者よりも2倍以上多いことが分かりました。
上伊那広域連合議会全員協議会が22日に、伊那市役所で開かれ、事務局が概要を説明しました。
上伊那広域連合では、上伊那の高校生を対象に進路希望などに関するアンケート調査を行い全体のおよそ6割にあたる2,446人から回答があったということです。
大学や短大、高校卒業後の就職先の希望について、「上伊那」を希望したのは326人だったのに対し、「都会」を希望した人は702人でした。
都会を希望した人のうち、女性は416人と男性の1.5倍だったことがわかりました。
また、企業を対象に行った調査では、過去3年の新卒採用者数が男性138人、女性96人だったということです。
これを受け広域連合では、女性を含めた雇用の場を創出するため、20代を中心とした企業や団体、市町村の職員などでつくる「上伊那×若者つなぐプロジェクト」を今年6月に立ち上げました。
企業の人事担当者やキャリアコンサルタントをアドバイザーとし、今後多様な人材が活躍できる事業や取り組みを検討していくということです。 -
消防無線デジタル化談合で上伊那広域連合が富士通ゼネラルに対し違約金を請求へ
2013年に発注した消防救急無線デジタル化整備工事で談合があったとして、上伊那広域連合が工事を請け負った富士通ゼネラルに契約上の違約金を請求していくとする議案が22日に、全会一致で可決されました。
上伊那広域連合議会全員協議会で、長谷川洋二顧問弁護士が経緯について説明しました。
この問題では、入札に参加した4社のうち3社は談合を認めていますが、工事を請け負った富士通ゼネラルは見解の相違があるとして公正取引委員会を相手に取消訴訟を起こしています。
このことから今回提出された議案は、談合による損害賠償請求に関する訴訟を取り下げ、改めて富士通ゼネラル対して契約上の違約金およそ1億6,000万円を請求するというものです。
定例会での採決の結果、違約金に関する議案は全会一致で可決されました。 -
まっくんファーム ドローンによる農薬の試験散布
南箕輪村の農事組合法人まっくんファームは、ドローンによる農薬の試験散布を、北殿の大豆畑で22日に行いました。
22日は、およそ1.1ヘクタールの圃場でドローンによる試験散布が行われました。
ドローンには、最大5リットルの農薬を積むことができます。
均一に撒けるようプログラミングによる自動運転を行い、障害物がある場合は手動で操作することができます。
ドローンによる農薬や肥料の散布を手掛ける伊那市山寺の加藤航太さんが実演しました。
通常大豆栽培での農薬散布は、専用の機械を使って人が操縦し行います。
散布の際、作物を傷つけてしまう恐れがある他、小回りが効かず薬剤の無駄が生じてしまっているということです。
ドローンによる散布では、これらの課題が解決できる他、時間の短縮にもなるということです。
22日は10アールの圃場で通常10分ほどかかるところを、およそ1分30秒で撒き終わっていました。
委託した場合の費用は、通常の散布方法とほとんど変わらないということです。
まっくんファームでは今後、スマート農業を積極的に取り入れ、農業の効率化を測っていきたいとしています。 -
伊那市の御城印 新たに4場が追加で合計11城に
伊那市高遠町の一般社団法人環屋は、これまでの市内7つの城の御城印に加え、新たに4種類の販売を始めました。
こちらが11日から販売が始まった4種類の御城印です。
西春近の小出城跡、長谷溝口の大徳王寺城址、東春近の保谷沢城跡、高遠町小原の小原城跡の4種類です。
価格は、1枚300円です。
環屋では、2019年から御城印の販売を始めていて、11日から高遠町観光案内所でも取り扱うようになりました。
高遠城址をはじめとする市内7城の御城印に、今回新たに4城が加わり全部で11城となりました。
これを記念して、11城全てを集めると登城制覇御城印がプレゼントされます。
高遠町観光案内所と環屋の2か所で購入することができます。 -
入野谷在来種のそばの播種作業
伊那市高遠町と長谷村で古く栽培されていた、入野谷在来種のそばの復活に取り組む、入野谷在来種復活夢プロジェクトは、伊那市長谷浦の圃場でそばの播種作業を7月25日に行いました。
7月25日は信州そば発祥の地伊那そば振興会や入野谷そば振興会、信州大学などでつくる入野谷在来種復活夢プロジェクトのメンバーおよそ15人が作業を行いました。
およそ10アールある畑に、500グラム分の入野谷在来種の種をまきました。
この取り組みは今年で6年目となります。
在来種が一般的に流通しているそばと交配しないように、他の圃場から離れた浦で栽培しています。
入野谷在来種復活夢プロジェクトによりますと、そばは10月に収穫を予定しています。
今年はおよそ100キロの収穫量を見込んでいて、そばは全て種として活用します。
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石仏フィギュア 第2弾発売
去年から販売されている石仏フィギュアの第2弾が登場しました。
全て守屋貞治の石仏で、今回製作されたのは建福寺にある千手観音・馬頭観音・如意輪観音と、桂泉院の准胝観音の4種類です。
各200体の800体が製作されカプセルトイ、通称ガチャガチャで、1回300円で販売されています。
この石仏フィギュアは、高遠町観光案内所と環屋の2か所で購入することが出来ます。
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上伊那110人含む県内1,210人新型コロナ感染
長野県内で22日新たに、上伊那地域の110人を含む1,210人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
また長野市は新型コロナウイルス感染症の患者4人の死亡を発表しました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は110人で、伊那市で32人、箕輪町で6人、南箕輪村で15人、駒ヶ根市で29人、飯島町で4人、中川村で5人、宮田村で19人、諏訪保健所管内で153人、松本保健所管内で125人、飯田保健所管内で123人、上田保健所管内で113人、佐久保健所管内で85人、長野保健所管内で67人、大町保健所管内で39人、北信保健所管内で36人、
木曽保健所管内で6人、県外10人、長野市194人、松本市149人の合わせて1,210人です。
また長野市はいずれも基礎疾患のある80代から90代の男女4人の死亡を発表しました。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは15万3,211人で、入院は587人、死亡は244人です。
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上伊那212人含む県内新たに2,590人新型コロナ感染確認
長野県内で21日新たに、上伊那地域の212人を含む2,590人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県内の陽性者の累計が15万人を超えました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は212人で、伊那市で83人、箕輪町で32人、南箕輪村で12人、駒ヶ根市で40人、辰野町で12人、飯島町で16人、中川村で3人、宮田村で14人、上田保健所管内で256人、松本保健所管内で252人、
諏訪・長野保健所管内でそれぞれ247人、佐久保健所管内で235人、飯田保健所管内で207人、北信保健所管内で70人、大町保健所管内で41人、木曽保健所管内で8人、県外19人、長野市480人、松本市316人の合わせて2,590人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは15万2,001人で、入院は565人、死亡は240人です。
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西春近諏訪形御柱祭で柱納め
7年目に一度行われる伊那市西春近諏訪形の御柱祭りで、前回の御柱祭で社殿に建てられた柱を倒す「柱納め」が21日に行われました。
柱納めは建方班のメンバーが諏訪神社に建てられた4つの柱ごとに分かれて行いました。
このうち一の柱と二の柱は、チェーンソーで切り込みを入れ、クレーンで吊りながら少しずつ倒していきました。
柱は前回、2016年の御柱祭で建てられたものです。
4本の柱は3時間ほどかけて倒されました。
柱は今後、お守りに加工したり、住民が持ち帰り薪などにするということです。
ほかに、おんべ作りも行われました。
ヒノキの木を鉋で薄く削り、10枚ずつにまとめて棒に取り付けていきました。
きょうは12本のおんべを作りました。
9月4日に山出し、10月1日に里曳きが行われ御柱が諏訪神社に建てられます。
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高校生対象 演技セミナー
上伊那の高校の演劇部員の演技力向上に役立ててもらおうと、演劇舞台演技セミナーが21日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
講師は、アニメデビルマンの主人公役など、俳優・声優として活躍する田中亮一さんが務めました。
生徒たちは最初に、腹式呼吸のやり方を教わりながら、発声練習をしていました。
田中さんは「日本語をどれだけ正確にしゃべれるかが大事です。言っていることが見ている人に分かるように発音してください」と指導していました。
また田中さんの指導の下、イソップ物語を演じていました。
このセミナーは、9月に行われる上伊那地区高校演劇合同発表会を控えた高校生の演劇技術の向上に役立ててもらおうと、伊那文化会館が毎年開いているものです。
午前と午後合わせて、37人の上伊那の高校生が参加しました。
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海外で活動の助産師が講演
開発途上国で活動する助産師、下野理沙さんの講演会が2日、伊那市内で開かれました。
下野さんは伊那市出身の助産師です。
これまでに青年海外協力隊や、国境なき医師団として開発途上国に派遣され助産師として活動してきました。
下野さんは過去に赴任した海外のお産について「妊婦は医師に対して自分の気持ちを話すことができないなど環境は劣悪でした。世界では女性の尊厳が守られない産科的暴力がまだ多い」としたうえで「命と心を大事にする日本のお産を伝えていきたい」と話していました。
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バーテンダー漆戸さん表敬訪問
北米トップ50のバーから北米一のバーテンダーに選ばれた箕輪町出身の漆戸正浩さんが18日、白鳥政徳町長を表敬訪問しました。
盆に合わせてアメリカから帰省した漆戸さんは妻と子どもと一緒に役場を訪れ、白鳥町長に受賞を報告しました。
漆戸さんはイギリスのウィリアム・リード社が発表する個人賞の北米ベストバーテンダーに選ばれました。
漆戸さんは高校卒業後に上京し19歳でバーテンダーの一歩を踏み出しました。
26歳で渡米し2018年にアメリカニューヨークでバーを開業しました。
漆戸さんは、子どもの頃に親しんだ味や匂い、風景などがカクテルのアイデアになっていると話していました。
受賞については、「お客さんと一緒に喜びを分かち合えるのがうれしい。スタッフにも恵まれたおかげです」と感謝していました。
白鳥町長は「次は、世界一になることを楽しみにしています」とエールを送っていました。 -
みのわ芸文協 書道と文学作品展
箕輪町のみのわ芸術文化協会の会員による「書道と文学作品展」が、20日から町文化センターで始まりました。
会場には、みのわ芸術文化協会に所属している団体や個人の書や俳句など、およそ90点が展示されています。
協会では、作品発表の場として、毎年作品展を開いています。
書道と文学作品展は、25日(木)まで開かれています -
地域住民が学校林の整備作業
伊那市の伊那西小学校の学校林で、地域の有志が林間整備作業を20日、行いました。
伊那西小学校にはおよそ1ヘクタールの学校林があります。
面積が広く、子どもたちや職員の力だけでは草刈りをすることが難しいため、地域の人に協力を呼びかけました。
20日は、地区住民16人が集まり、草刈り機を使って作業に汗を流しました。
伊那西小学校の児童は「わたしたちの森づくり」をテーマに、林間マラソンコースの整備活動や森の恵みを生かした総合的な学習に取り組んでいます。
参加者の多くは、伊那西小学校の卒業生です。
今年3月に神奈川県から伊那西地区に家族で引っ越してきた髙田修さんです。
子どもが伊那西小学校に通っています。
伊那西小学校では、「地域の人たちに学校を支えていただきありがたい」と感謝していました。
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上伊那280人含む県内3,334人感染
長野県内で20日新たに、上伊那地域の280人を含む3,334人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は280人で、
伊那市で110人、箕輪町で35人、南箕輪村で23人、駒ヶ根市で54人、辰野町で27人、
飯島町で11人、中川村と宮田村でそれぞれ10人、上田保健所管内で355人、佐久保健所管内で326人、飯田保健所管内で321人、松本保健所管内で302人、諏訪保健所管内で301人、長野保健所管内で220人、北信保健所管内で110人、大町保健所管内で62人、木曽保健所管内で25人、県外15人、長野市655人、松本市362人の合わせて3,334人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは14万9,411人で、入院は514人、死亡は240人です。 -
夏休みを終え 2学期始まる
夏休みが終わり、伊那市内の7つの小学校では、19日から2学期が始まりました。
このうち、西春近北小学校では、児童たちが夏休み中の宿題を抱え、元気に登校していました。
27日間の夏休みを終え、この日から2学期が始まりました。
全校児童172人の西春近北小学校では、新型コロナ対策のため、各クラスに分かれ、放送で始業式を行いました。
始業式では、3年生の児童が2学期の目標を発表しました。
北原克己校長は「目標をもって生活をすれば、今まで気が付かなかった得意なことや才能に芽が出て花が咲くかもしれません。1日1日を大切に過ごしましょう」と話していました。
始業式を終えると、1年生の教室では、休み中に作った朝顔の押し花を担任に見せていました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の小中学校の始業式のピークは、22日と23日となっています。
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箕輪町 お盆成人式
箕輪町の成人式は、15日に町文化センターで行われました。
対象は312人で、式には195人が出席しました。
新型コロナ対策として、出席者全員の抗原検査を行いました。
成人式では、みのわ太鼓保存会が祝い太鼓を披露しました。
成人式実行委員長の武村楓さんは、「この式を大人としての自覚と責任を持つための式と考え、何事にも前向きに挑戦していきましょう」と挨拶しました。
出席者を代表して唐澤大暉さんは「激動の時代を生き抜いてきた先輩たちから多くのことを学び、いつか下の世代に伝えられる人間になることを誓います」と決意を発表しました。
箕輪町成人式のお盆開催は2019年以来3年ぶりとなります。
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鹿嶺高原 テラス愛称募集
伊那市は、標高1800メートルにある長谷の鹿嶺高原に木製テラスを整備しました。
19日から、テラスの愛称を募集しています。
伊那市は今年、県の補助金を活用し伊那市街地や中央アルプスが一望できるポイントに木製テラスを整備しました。
テラスは中央が出っ張った凸形で、およそ200㎡の広さがあります。
完成にともない伊那市ではテラスの愛称を募集しています。
誰でも一人1作品応募できます。
漢字、ひらがな、カタカナ、アルファベットの使用が可能で、造語も認めています。
募集期間は来月16日までで、伊那市の公式HPで受け付けています。
採用者には、鹿嶺高原キャンプ場のキャビン一泊券が贈られることになっています。 -
伊那市二十歳のつどい 伊那地区で開催
伊那市では、成人年齢が18歳に引き下げられたことから、今年度から、成人式に代わる式典を「二十歳のつどい」として行っています。
高遠町と長谷地区を除く伊那地区の「二十歳のつどい」が、14日と15日に市内8か所で行われました。
このうち、富県地区の二十歳のつどいは、15日に富県公民館で行われ、対象者23人のうち13人が出席しました。
民法改正により、成人年齢が18歳に引き下げられたことから、伊那市では今年度から成人式に代わる式典を「二十歳のつどい」としています。
出席者を代表して、今井晴日さんは「社会人として、自分の行動に責任を持ち生活していきたい」と話していました。
式が終わると、会場の外にあつまり小学校時代の恩師と話しをしたり、写真撮影をしていました。
今年度の伊那地区の対象者は711人となっています。
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中坪ノーサンで一足早く稲刈り
伊那市手良の田んぼで、早くも19日から稲刈りが始まりました。
一足早く稲刈りを行っていたのは、伊那市手良の株式会社中坪ノーサンです。
この日は、15アールの田んぼで、コシヒカリよりも早く収穫できて味も良いという「五百川」の稲刈りを行っていました。
中坪ノーサンでは、手良地区の32ヘクタールの田んぼで稲を栽培しています。
今年は、梅雨が短く暑い日が続きましたが、稲の成長にはほとんど影響がなかったということです。
中坪ノーサンでは、10月初めまで稲刈りを行うということです。 -
物価高騰 福祉施設など支援
伊那市は、新型コロナ対策として、物価高騰の影響を受ける福祉施設や児童福祉施設支援など盛り込んだ1億1千万円の補正予算案を26日に開会する9月定例会に提出します。
19日開かれた定例記者会見で白鳥孝市長が概要を説明しました。
新型コロナ対策の予算規模は1億1千万円となっています。
物価高騰の影響を受ける介護や障害者サービスなどの福祉事業所の支援に2400万円。
給食用の材料費の高騰の影響を受ける公立保育園の支援に600万円。
燃油高騰の影響を受ける給食事業者支援に100万円などとなっています。
新型コロナウイルス感染症対策予算案は26日に開会する伊那市議会9月定例会に提出されます。
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新型コロナ 県最多2日連続更新の3649人
長野県内で19日新たに、上伊那地域の319人を含む3,649人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
1日の県内の感染確認者数は、2日連続で過去最多を更新しました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は319人で、
伊那市で120人、箕輪町で54人、南箕輪村で31人、駒ヶ根市で55人、辰野町で29人、飯島町で8人、中川村で2人、宮田村で20人、長野保健所管内で363人、佐久保健所管内で359人、諏訪保健所管内で317人、上田保健所管内で294人、松本保健所管内で286人、飯田保健所管内で277人、北信保健所管内で116人、大町保健所管内で44人、木曽保健所管内で9人
県外11人、長野市817人、松本市437人の合わせて3,649人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは14万6,077人で、入院は486人、死亡は240人です。
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ウスバキトンボ採集大作戦
南から北に渡るトンボ「ウスバキトンボ」を採取してマーキングした後放つ「ウスバキトンボ採集大作戦」が13日、伊那市の春日公園で開かれました。
13日は伊那市を中心に子どもとその保護者21人が参加し、ウスバキトンボを採集しました。
捕まえたトンボの羽に、採集した場所などを示す文字を書き込みます。
そしてそのトンボをもう一度放ちます。
ウスバキトンボは、4月ころに九州より南から飛んできて、日本を北上していくトンボで、この地域では8月~9月にかけてみることができます。
移動経路や成長の様子について調査しようと、全国20か所以上で採集が行われていて、このイベントもその1つです。
子どもたちは、トンボを捕まえると、資料を見ながら種類を確かめていました。
中には、一つの網で5匹のトンボを捕まえた子どももいました。
この調査はNHKの番組の制作協力として行われているもので、採集のイベントは、子どもの居場所の取り組みを行っている伊那まちBASEが開きました。
今日は9匹のウスバキトンボにマーキングし、放ったということです。
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食糧危機の解決策に「大昆蟲食博」
伊那谷の伝統食で食糧危機の解決策としても注目される「昆虫食」の企画展「大昆蟲食博RETURNS!」が伊那市創造館で開かれています。
イナゴやザザムシなど伊那谷の伝統食が紹介されています。
前回の企画展から5年が経ち昆虫食は食糧危機の一つの解決策として、またSDGsの達成方法としても注目されていて今回、企画されました。
新たな昆虫食についての取り組みとして、製糸業が縮小していることから、発想を転換して「食べる養蚕」が紹介されています。
繭の中の蚕は糸にする際に加熱することで独特の臭いが出るということですが、食用として育てた蚕は繭を切って取り出して食べることで臭みがなく食べられるということです。
切られた繭はシルクパウダーに加工されます。
アミノ酸が含まれていて健康食品としても注目されているということです。
「大昆蟲食博RETURNS!」は観覧無料で12月26日まで開かれています。
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疫病退散願う「おさんやり」
箕輪町南小河内に伝わる疫病退散を願う伝統行事「おさんやり」が新型コロナの影響で規模を縮小して、16日に行われました。
「おさんやり」は町の無形民俗文化財に指定されていて、200年ほど前から、毎年16日に行われています。
区内を流れる用水路「大堰」が天竜川の流れと逆の方向に流れていることから、疫病の原因であると考えられ厄を払うために始まったとされています。
例年は、白服を着た担ぎ手たちが舟を担いで区内を巡行しますが、新型コロナ感染対策で20人ほどが50メートルほど担いで折り返すのみとなりました。
戻ってくると、ナラの木の周りを3周しました。
最後は舟を横に倒して左右に揺らしながら壊していきました。
解体された舟の破片は厄除けとして住民が家に持ち帰って玄関に1年間飾られます。
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送り盆「百八灯」
伊那市西箕輪で108個の火の玉を吊るす送り盆の行事「百八灯」が16日に行われました。
百八灯は江戸時代から大萱地区に伝わる送り盆行事です。
吊るされた108個の玉に火を灯して、疫病退散などを願うものです。
毎年、地元の中学生も参加していましたが、新型コロナの影響で公民館の役員のみで行われました。
原功区長は「昔からの伝統行事を大切にして、これからも続けていきたい」と話していました。
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盆休みをもう一日「盆正月」
盆休みの延長を求め、区役員の家を封鎖する南箕輪村田畑地区の伝統行事「盆正月」が16日に行われました。
16日の夜8時半過ぎ、作業が始まりました。
本来は区長の自宅を封鎖していますが、新型コロナの影響で3年連続で田畑公民館のみで行われました。
「盆正月」は、盆休みを一日延長してもらおうと地区の伝統文化を守る会が毎年8月16日に行う田畑の伝統行事です。
公民館にある子どもみこしや門松など備品を使って入り口をふさいでいました。
最後に石灰でお正月と書いて封鎖は終わりました。