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おもてなし牛乳のパッケージをリニューアル
上伊那地域酪農協議会が企画・開発した「酪農家のおもてなし牛乳」のパッケージがこのほどリニューアルされました。
新パッケージには、伊那市の伊那食品工業が販売する「牛乳寒天の素」の広告が掲載されています。
今回リニューアルしたのは、1リットル入りパックです。
上伊那地域酪農協議会と伊那食品工業が協力することで、牛乳は飲むだけではなく、加工し食べることもできることをPRし消費拡大を目指します。 -
上伊那地域の159人を含む 2,572人の新型コロナウイルスへの感染確認
県内できょう新たに、上伊那地域の159人を含む
2,572人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
また県は新たに新型コロナ患者6人の死亡を発表しました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は159人、
上田保健所管内で302人、
佐久保健所管内で267人、
諏訪保健所管内で230人、
飯田保健所管内で197人、
長野保健所管内で187人、
松本保健所管内で143人、
北信保健所管内で98人、
大町保健所管内で44人、
木曽保健所管内で16人、
長野市603人、松本市326人のあわせて2,572人です。
また県は、いずれも基礎疾患のある、65歳未満1人と、65歳以上5人の新たに6人の死亡を発表しました。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは33万7,529で入院は722人、死亡は537人です。
10日午後8時現在の確保病床使用率は67.6%となっています。
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作家たちが見た四季 池上秀畝と郷土作家
伊那市高遠町で生まれ花鳥画や山水画を得意とした日本画家・池上秀畝の生誕150年記念プレ展示「作家達が見た四季-池上秀畝と郷土作家」が10日から、伊那市高遠町の信州高遠美術館ではじまりました。
展示は2024年に池上秀畝の生誕150年を迎えるのを前に、気運を高めていこうと企画されました。
会場には秀畝のほかに、江崎孝平や中村不折など伊那にゆかりのある作家の作品、24点が展示されています。
池上秀畝は明治7年高遠町に生まれ、昭和19年に70歳で亡くなった日本画家です。
祖父と父も画家で、秀畝は幼少期から絵に親しんでいたということです。
今回の展示では、信州高遠美術館が所蔵する「牡丹孔雀図」や扇型の紙に描かれた「傳神洞」などの花鳥画や山水画が展示されています。
池上秀畝生誕150年記念プレ展示「作家達が見た四季-池上秀畝と郷土作家」は、来年2月26日まで、信州高遠美術館で開かれています。(入館料 一般500円 高校生以下無料)
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県議選市区 酒井氏が立候補の意向
任期満了にともない来年4月9日に行われる県議選伊那市区に現職で東春近の酒井茂さんが立候補する意向を固めました。
酒井さんは伊那市出身の70歳。現職2期目で自民党です。
県議会では議会運営委員会委員長などを務めています。
京都大学農学部卒業後、伊那市職員となり副市長を経て2015年の県議選で初当選しました。
酒井さんは今月中に正式に立候補を表明するということです。
定数2の県議選伊那市区は現職の向山公人さんが引退を表明しています。
また酒井さんのほか新人1人が出馬の意向を示しています。
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上伊那291人含む県内2,436人の新型コロナウイルス感染確認
長野県内で10日新たに、上伊那地域の291人を含む2,436人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は291人、
佐久保健所管内で296人、上田保健所管内で288人、諏訪保健所管内で199人、
飯田保健所管内で191人、長野保健所管内で182人、松本保健所管内で181人、
北信保健所管内で83人、大町保健所管内で67人、木曽保健所管内で26人、
長野市360人、松本市272人のあわせて2,436人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは33万4,957人で入院は723人、死亡は531人です。
きのう午後8時現在の確保病床使用率は65%となっています。
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ニシザワ文芸コンクール表彰式
株式会社ニシザワが主催する読書感想文のコンクールの表彰式が10日伊那市創造館で行われました。
10日は、受賞者20人にニシザワの荒木康雄社長から賞状が贈られました。
最高賞の最優秀賞には、小学校低学年の部で東春近小3年の北原璃空君が、高学年の部で辰野南小6年の田畑真歩君が、中学生の部で箕輪中3年の磯畑瑞希さんがそれぞれ選ばれました。
このうち北原君は、登場人物やあらすじをリズムよくまとめた点が評価され、「クラスのみんなと助けあうようになりたい」とまとめました。
磯畑さんは、終戦間近な日本にタイムスリップした少女と特攻隊員との出会いを書いた小説を読み、「現在のロシアのウクライナ侵攻と照らし合わせ、戦争を無くすためには、現状を知る、発信する事、話し合いが大切だ」とまとめました。
コンクールには、上伊那の小中学校44校から1,219点の応募がありました。ニシザワの荒木社長は、「コロナで制限ある学校生活が続いていますが、沢山本を読んで心豊かな人に育って下さい」と話していました。 -
ミヤマシジミ講演会 宮下さん「歴史的変遷から考える」をテーマに
絶滅危惧種の蝶「ミヤマシジミ」に関する講演会が、3日、南箕輪村の大芝高原森の学び舎で開かれました。
飯田市出身で東京大学大学院教授の宮下直さんが「伊那谷の里山とミヤマシジミ 自然の歴史的変遷から考える」をテーマに講演しました。
宮下さんは、「戦後の燃料革命により木が使われなくなり、ミヤマシジミが好む草原が減ったことが生息数の減少につながった」と話しました。
他に、ミヤマシジミ保全のための取り組みとして、「草刈りの際は地面から10センチほどの高さで刈り取ると、幼虫の食草であるコマツナギが生育しやすい」などと話していました。
講演会は、ミヤマシジミ研究会が毎年開いているもので、この日はオンラインを含めておよそ60人が参加しました。 -
団体客がマツタケを堪能
マツタケ料理を提供する伊那市高遠町の竹松旅館で7日、団体客がマツタケを堪能しました。
7日は、安曇野市から30人が訪れ、マツタケ三昧のコース料理を楽しみました。
マツタケのシーズンは終わりとなっていますが、竹松旅館では通年マツタケ料理を提供できるよう急速冷凍庫を導入しました。
急速冷凍すると鮮度も香りも保たれるということです。
訪れた人たちは、マツタケの寿司にすき焼きなどのコース料理を味わっていました。
竹松旅館によりますと、来年の4月頃まで提供できるということです。
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坂本勇さん 絵手紙展始まる
伊那市美篶の画家、坂本勇さんの絵手紙展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、墨や色えんぴつ、貼り絵や消しごむハンコなどで作った絵手紙410点が並べられています。
坂本さんは、上伊那の13か所で絵手紙教室を開いています。
その教室が今年で25周年を迎えたことから、絵手紙の楽しさを伝えるための本を自費出版しました。
作品展では、その原画が中心に並んでいます。
自費出版した「楽しく絵手紙」は、会場で販売していて、税込み1500円です。
絵手紙展は、14日(水)までかんてんぱぱホールで開かれています。
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マイナンバーカード普及を図る
伊那市は、マイナンバーカードの普及を図るため28日までを強化月間とし特別窓口の開設や申請支援などを行っています。
国では現行の健康保険証を2024年の秋に廃止してマイナンバーカードに一本化また、運転免許証との一本化を検討しています。
マイナンバーカードの取得は個人の任意で強制ではありません。
伊那市では普及を図るため市役所一階に申請窓口と交付特別窓口を業務時間外に開設しています。
申請窓口は、土日を除く午後5時30分から午後7時30分まで、申請に必要な顔写真の撮影や手続きの申請サポートを行っています。
交付特別窓口は、平日の午後5時30分から午後7時30分まで、土日の午前9時から午後1時まで開設しています。
交付は予約制となっています。
伊那市の11月末現在の申請率は55.1%、交付率は48%となっています。
ただ、申請後カードを受け取りに来ていない人が、およそ4700人いて午後6時以降、職員が電話をかけて促しています。
また国のマイナンバーカードの普及を条件にした地方自治体に対する交付金の一部についてはマイナンバーカードの申請率が53.9%以上であれば交付されるということです。
当初は、カード交付率を要件にする方針でしたが全国知事会の意見を反映したということです。
尚、11月末現在の箕輪町の申請率は56.19%、交付率は47.6%、南箕輪村は、申請率が53.9%、交付率が47%となっています。 -
御殿場遺跡で縄文土器発掘作業
県の史跡に指定されている、伊那市富県の御殿場遺跡で存在が確認されていた縄文土器の発掘作業が8日から行われています。
土器は、およそ5千年前、縄文時代中期のもので、市の職員などが傷つけないよう、慎重に作業をしていました。
土器が見つかった場所は、御殿場遺跡の中にある埋橋清さんの畑で、2か所から土器が見つかりました。
埋橋さん宅の周辺一帯は、御殿場遺跡として、1971年に県の史跡に指定されました。
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伊那60歳ソフトボール表彰式 美篶シニアが優勝
伊那60歳ソフトボール連盟の今シーズンのリーグ戦の表彰式が11月24日に伊那市の手良公民館で行われました。
表彰式では城倉直彦会長から優勝した美篶シニアソフトボールクラブに優勝旗とトロフィーが贈られました。
伊那60歳ソフトボール連盟は7チームが所属していて、美篶シニアは6勝で全勝しました。
2位は高遠旧友クラブ。
3位は伊那勘太郎クラブでした。
城倉会長は「新型コロナの影響で途中リーグ戦が中断したが、最後まで終えることができてよかった」とシーズンを振り返っていました。
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上伊那171人含む県内新たに2,296人感染
長野県内で9日新たに上伊那地域の171人を含む2,296人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。また、県は新たに新型コロナ患者7人の死亡を発表しました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は171人、佐久保健所管内で259人、上田保健所管内で251人、長野保健所管内で198人、諏訪保健所管内で197人、松本保健所管内で182人、飯田保健所管内で168人、大町保健所管内で75人、北信保健所管内で74人、木曽保健所管内で7人、長野市408人、松本市306人のあわせて2,296人です。
また県は、いずれも65歳以上で基礎疾患のある5人と基礎疾患のない2人の合わせて7人の死亡を発表しました。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは33万2,521人で入院は752人、死亡は531人です。
8日午後8時現在の確保病床使用率は65.7%となっています。
また県は、伊那保健所管内の医療機関の患者13人、障がい者施設の職員9人と利用者5人のあわせて27人の集団的な感染が疑われる事例が発生したと発表しました。
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長野県SNSコロナ(年末年始に向けてのお願い)
新型コロナウイルスに関する長野県からのツイッター・ライン情報です。
健やかに年末年始を過ごすためのお願い。
年末年始は、新型コロナの感染リスクが高い場面が増える時期であり、過去にも年末年始を境に感染者が急増しました。
県からのお願いにご協力いただき、健やかに年末年始を過ごしましょう。
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伊那市 貨物運送事業者を支援へ
伊那市は、物価高騰対策として1事業者の上限を50万円とする貨物運送事業者への支援を行います。
これは、8日に市役所で開かれた市議会12月定例会で市が補正予算案として提出したものです。
給付額は、一般貨物自動車1台につき5万円。貨物軽自動車1台につき2万円です。
1事業者の上限は50万円となっています。
対象は伊那市内に本社・本店を置く一般貨物自動車運送事業者、貨物軽自動車運送事業者です。
バイク、霊柩車は対象外です。
貨物自動車運送事業法に基づく許可または届出があることが要件となります。
予算規模は550万円となっています。
また、8日に行われた一般質問で、南アルプス林道バスの今年度の利用者と有料化した駐車場の収益が報告されました。
駐車場の利用料は、5日以内は1000円などとなっています。
今年度のバスの利用客数は5万735人、今年7月15日から有料化した駐車場の利用台数は1万205台で、収益見込みが1千20万5千円となっています。
南アルプス林道バス営業所によりますと、バス利用者数はコロナ前に戻りつつあるということです。
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伝統芸能 古田人形芝居定期公演
箕輪町上古田に江戸時代から伝わる伝統芸能の古田人形芝居の定期公演が3日に町文化センターで行われました。
定期公演には古田人形芝居保存会と箕輪中学校古田人形部の2団体が出演しました。
公演ではまず、古田人形芝居保存会が舞台を清める舞、「三番叟」を披露しました。
箕輪中学校古田人形部は
「生写朝顔話 宿屋の段」を披露しました。
盲目の娘とその恋人との悲恋を描いた物語です。
生徒は3人一組で人形を操り演じていました。
続いて古田人形芝居保存会が大井川の段を披露しました。
古田人形芝居はおよそ300年の歴史を持ち、長野県選択無形民俗文化財に指定されています。
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MCPC award 2022でモバイルパブリック賞受賞
伊那市が行うモバイルクリニック事業が、モバイルシステムの導入によりIoT・AI分野で成果をあげた事例を表彰する「MCPC award 2022」でモバイルパブリック賞を受賞しました。
11月24日に東京都で表彰式が行われ、伊那市の飯島智企画部長が出席しました。
伊那市は移動診察車を患者の家まで配車するモバイルクリニック事業を昨年度から行っています。
モバイル通信を活用し、医師は病院に居ながら遠隔で使える聴診器やエコー検査器を遠隔で診察することが可能になった点が評価されました。
MCPC awardは大手通信会社や電機メーカーなど161社が加盟する任意団体が表彰するもので、伊那市は2021年のドローン物流サービスに続き、2年連続の受賞となっています。
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師匠の想いを受け継ぎ桜の冬支度
本格的な冬の到来を前に、伊那市高遠町の高遠城址公園では、桜の冬支度が行われています。
公園を管理する桜守の西村一樹さんは、今年特別な想いで作業を行っています。
伊那市振興公社の職員で、桜守の西村一樹さんです。
高遠城址公園の桜を管理し始めて18年目になります。
園内の桜の木を高所作業車に乗り1本ずつ確認しながら、雪の重みで枝が折れないように支柱のロープを結び直したり、枯れ枝を切る作業を行いました。
西村さんの元上司で桜守の師匠でもある稲辺謙次郎さんが11月、病気のため78歳で亡くなりました。
稲辺さんは16年間高遠城址公園の桜守を務め、西村さんは10年間一緒に仕事をしながら、技術を学びました。
稲辺さんが70歳で定年を迎えた後、後継者として公園の管理を受け継ぎました。
稲辺さんが引退した後も二人は親交を深めてきました。
作業は、来年1月中旬まで行われ、およそ1,000本の桜を整備するということです。
西村さんは稲辺さんの意思を引き継ぎ、春に綺麗な花を咲かせるため、この日も桜と向き合っています。
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村営農センター 園児にりんごを贈る
地元の美味しい農産物を子どもたちに味わってもらおうと、南箕輪村営農センターは7日、村中部保育園の園児にりんごをプレゼントしました。
7日は、生産者らが園を訪れ、年長組の園児一人ひとりにりんごを手渡していました。
りんごは神子柴の田中農園で作られた「サンふじ」です。
田中農園の菅家美果さんは「大切に家に持って帰って、家族といっしょに美味しく食べてください」と園児に呼びかけていました。
また、園には村のイメージキャラクター「まっくん」も訪れ、園児たちは喜んでいました。
村営農センターでは地産地消事業のひとつとして、村内の小中学生や保育園児に、りんごを毎年プレゼントしています。
今年はおよそ1800個のりんごを贈るということです。 -
二十四節気 大雪
きょうはニ十四節気のひとつ、大雪です。雪が盛んに降りだす頃とされています。
伊那市富県からは、薄く雪が積もった中央アルプスが見えました。 -
箕輪進修 南宮神社のご神木を木札に加工
箕輪進修高校3年の藤森海斗さんは、箕輪南宮神社の総代会の依頼を受け、御神木でお札を作っています。
藤森さんが作ったお札は、2年参りで無料配布されるという事です。
お札を作っているのは、箕輪進修高校、クリエイト工学科3年の藤森海斗さんです。
藤森さんは課題研究の一環でレーザー加工を学んでいて、機械で「箕輪南宮神社」の文字や「神社の紋章」を彫っていました。
完成したお札の大きさは、縦5センチ、横2センチです。
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長野県内で新たに上伊那の274人を含む3,422人の新型コロナ感染確認
長野県内で7日新たに、上伊那地域の274人を含む3,422人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
また、長野市は新たに新型コロナ感染症患者12人の死亡を発表しました
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は274人、
佐久保健所管内で369人、上田保健所管内で365人、飯田保健所管内で303人、諏訪保健所管内で280人、松本保健所管内で262人、長野保健所管内で222人、北信保健所管内で134、
大町保健所管内で81人、木曽保健所管内で21人、長野市699人、松本市412人のあわせて3,422人です。
また長野市は、いずれも基礎疾患のある60代以上12人の死亡を発表しました
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは32万7,435人で入院は758人、死亡は516人です。
6日午後8時現在の確保病床使用率は67.6%となっています。
また県は、伊那保健所管内の高齢者施設の職員5人と利用者13人のあわせて18人の集団的な感染が疑われる事例が発生したと発表しました。 -
高遠地酒「やまむろ」 新酒を奉納
伊那市高遠町の地酒「やまむろ」の新酒が出来上がり、関係者が鉾持神社にある酒の神様・松尾社に6日奉納しました。
6日は、松尾社に「やまむろ」の新酒が並べられ、神事が行われました。
やまむろは、高遠町の酒販店などでつくる高遠旨い酒研究会が作っていて、農事組合法人山室が栽培した酒米「ひとごこち」を、地元の酒蔵「仙醸」で仕上げる高遠産の酒です。
しぼりたての純米生原酒で販売数は限定1000本となっています。
神事がおわると、出来立てのやまむろで乾杯が行われました。
やまむろは、1瓶720ミリリットル入り1430円で、高遠町内の4つの酒販店で9日から販売されます。
販売店:十一屋商店・桜井酒店・萬寿屋商店・酒舗にんべん
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来年度からドローンによる橋梁点検などを計画
伊那市の白鳥孝市長は、新産業技術を活用した地域の課題解決として、来年度以降ドローンによる橋梁点検や、観光にモビリティサービスを活用したい考えを7日に示しました。
これは、7日開かれた伊那市議会12月定例会の一般質問で、議員の質問に対し、白鳥市長が答えたものです。
伊那市はAI(人工知能)やドローンといった新産業技術を活用した地域の課題解決に取り組んでいます。
来年度以降は、ドローンによる橋梁点検や、ICTを活用したモビリティサービス、移動手段を観光に取り入れたいとしています。
ドローンによる橋梁点検は、これまで人間が目視と機械で行ってきたものをドローンで行い、作業時間の短縮などが期待されます。
白鳥市長は「伊那市が地方から日本を支えるモデル都市となるように努めていきたい」と話していました。
また、きょうは他に伊那市の市道山寺上牧線に架かる水神橋について将来、環状北線の橋梁が完成したら、撤去する考えを示しました。
白鳥市長は「それまでは安全に利用できるように維持管理をしていきたい」と話していました。
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ガソリン窃盗容疑 60歳の男逮捕
南箕輪村の会社敷地内にあったガソリン15リットルなどを盗んだ容疑で、住居不定の60歳の男が6日逮捕されました。
伊那警察署の発表によりますと逮捕されたのは住居不定の会社員 安好成貴容疑者60歳です。
安好容疑者は、今年2月20日に南箕輪村の会社の敷地内でガソリンおよそ15リットルなど、時価3,550円相当を盗んだ疑いです。
被害にあった会社からの届け出を受け捜査を進め、きのう、逮捕しました。
安好容疑者は容疑を認めているという事です。
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上農生 重機の操作実習
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒がバックホーなどの重機を操作する実習が5日、校内の農場で行われました。
実習には、コミュニティデザイン科 里山コースの2年生15人が参加しました。
この実習は平成24年度から実施していて、今年度で11回目となります。
今回の実習では初めてICT技術を導入したバックホーを使用しました。
事前にドローンなどで測量したデータをもとに施工するもので、基礎となる目印が必要なくなるなどの省力化を図れます。
生徒たちは、手元のモニターに表示される3次元データを見ながら、重機を動かしていました。
生徒は「最先端の技術に触れることができ、とても新鮮だった。操作は難しかったけれど、重機の大きさや振動を感じることができ、楽しかった。」と話していました。
実習は、長野県建設部と県建設業協会伊那支部が合同で開いたもので、伊那市の守屋建設が重機操作の指導を行いました。
県建設部では、この実習をきっかけに建設産業に興味を持ち、将来の就職先の候補に加えてほしいとしています。
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箕輪南宮神社の山車飾り 制作進む
来年1月7日と8日に行われる箕輪町木下の箕輪南宮神社の初祭りに向け、山車飾りの制作が進んでいます。
6日は、木下の住民有志で作る木下山車飾保存会のメンバー11人が境内で作業をしていました。
保存会では、今回2つの舞台を作ります。
こちらの舞台のテーマは「二刀流今昔」です。
「元祖二刀流達人」江戸時代の剣術家、宮本武蔵と、「現代の二刀流ヒーロー」メジャーリーグで活躍中の大谷翔平選手の共演です。
こちらは来年の干支のウサギをテーマにしています。
2羽のウサギが月で餅つきをしている様子で、完成後、動く舞台に設置されます。
山車飾りづくりは11月4日から始まり、週5日作業を行っています。
コロナ前は6つの舞台を制作していましたが、2020年は制作せず、去年は1舞台のみを制作しました。
山車飾りは、来年1月7日と8日の初祭りで奉納されます。
また、大晦日の箕輪南宮神社の二年参りでも見ることができます。
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伊那市出産祝い金 市内全域で統一へ
伊那市の白鳥孝市長は、現在地域ごとに異なる金額で交付している出産祝い金を、市内全域で統一する考えを、6日、示しました。
これは、6日に開かれた伊那市議会12月定例会の一般質問で、議員の質問に対し、白鳥市長が答えたものです。
伊那市では、出産祝い金として、これまで伊那地区は第3子が2万円、第4子以降は5万円を、
それに対して高遠町と長谷地区、新山や伊那西地区が対象の田舎暮らしモデル地域は、第1子が3万円、第2子が5万円、第3子が7万円、第4子以降は10万円と、地域によって交付金が異なっていました。
今後は、市内全域で統一し、第1子が3万円、第2子は5万円、第3子は7万円、第4子以降は10万円とするとし、来年度当初予算案として提出し、議会の承認が得られれば、4月以降に変更したいとしています。
また、この日はほかに、来年度から国の地域少子化対策重点推進交付金を活用して、39歳以下の新婚夫婦に住宅の購入費や家賃を支援する考えを示しました。
この制度は、結婚新生活応援事業として、ともに39歳以下で世帯取得が500万円以下の夫婦に対し、住宅購入費や引っ越し費用、家賃を支援するものです。
補助額は、ともに29歳以下の夫婦は60万円、39歳以下の夫婦は30万円だということです。
白鳥市長は「移住推進、他市町村への転出抑制につなげたい」としています。
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コミュニティスクールについて考える研修会
地域住民と一体となった学校づくりを進める、コミュニティスクールについて考える研修会が、伊那市の伊那合同庁舎で1日に開かれました。
コミュニティスクールは、小中学校の活動などに地域住民も関わり、地域が一体となった学校づくりを進めるものです。
地域住民が登下校の見守りをしたり、クラブ活動や総合的な学習の時間の講師を務め、子どもたちの教育に携わります。
この日は、上伊那の小中学校の教職員や、地域と学校を結ぶコーディネーターなど60人が集まり、信州型コミュニティスクールアドバイザーで長野大学教授の早坂淳さんから話を聞きました。
早坂さんは、「子どもたちが地域の様々な人と関わることができる場所を作ったり、活動をサポートすることが教師や大人の役目です」と話していました。
この研修会は、コミュニティスクールの在り方や課題、各学校の取り組みについて情報交換し、活発化させようと、南信教育事務所が開きました。
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上伊那232人含む県内新たに2,324人新型コロナ感染確認
長野県内で6日新たに、上伊那地域の232人を含む
2,324人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は232人、長野保健所管内で394人、佐久保健所管内で276人、諏訪保健所管内で214人、上田保健所管内で140人、松本保健所管内で138人、大町保健所管内で123人、飯田保健所管内で120人、北信保健所管内で58人、木曽保健所管内で33人、長野市277人、松本市319人のあわせて2,324人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは32万4,013人で入院は774人、死亡は504人です。
5日、午後8時現在の確保病床使用率は70.4%となっています。
また県は、伊那保健所管内の高齢者施設の職員3人と利用者8人のあわせて11人の集団的な感染が疑われる事例が発生したと発表しました。