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南箕輪村人事異動内示
南箕輪村でも4月1日付けの人事異動が内示されました。
課長級への昇格は1人で、地域づくり推進課 地域振興係長の武井香織さんが、子育て支援課長に昇格します。
保育園を除く役場職員の異動は23人の小規模で、課長級の異動は2人となっています。
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箕輪町人事異動内示
箕輪町は、4月1日付けの人事異動を18日、内示しました。
課長級への昇格は1人となっています。
企画振興課長補佐兼まちづくり政策係長の小野文久さんが福祉課付箕輪町社会福祉協議会事務局長に昇格します。
保育園を除く、役場職員の異動は、組織改編の課名変更により65人で、実質的な異動は40人と小規模となっています。
課長級の異動は5人となっています。 -
木下保育園竣工式 完成祝う
箕輪町の木下北保育園と木下南保育園を統合した木下保育園の竣工式が18日に行われ、新園舎の完成を祝いました。
この日は、木下北保育園と木下南保育園の園児や建設関係者などおよそ90人が出席しました。
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イベント中止情報(経ヶ岳バーティカルリミット)
新型コロナの影響によるイベントの中止情報です。
南箕輪村の経ヶ岳バーティカルリミットは中止となりました。
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モンテリイナがオープン前に内覧会
伊那市の伊那食品工業株式会社の全国の特産品や生活用品を取り揃えた複合商業施設「モンテリイナ」が18日にオープンします。
モンテリイナは本社があるかんてんぱぱガーデン内にあります。
施設名のモンテリイナは山を意味するイタリア語のモンテ、フランス語のモンターニュと伊那を組み合わせた造語です。
17日はオープンを前に内覧会が開かれました。
1階のマルシェには全国の和洋菓子や名産品などおよそ1,200商品を取り揃えています。
社員たちが全国各地に足を運んで厳選しているということです。
座席を40席設けたカフェスペースでは、パンやサンドイッチ、スイーツなどを販売していて、
買った商品を席で食べられるようになっています。
ほかに南信州 中川村の地酒「今錦」の販売コーナーもあります。
2階には雑貨や食器などの生活用品を扱うショップがあります。
施設内はバリアフリー化しているということです。
また会議や料理教室などに利用できるフリースペースも設けられています。
モンテリイナは鉄骨造り2階建てで、延べ床面積はおよそ2,319平方メートルとなっています。
敷地面積はおよそ8,000平方メートルで、80台分の駐車スペースがあります。
モンテリイナは18日オープンします。
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伊澤修二と高遠藩の軍制改革をテーマに創造館で企画展
伊那市高遠町出身で、東京音楽学校今の東京芸術大学の初代校長を務めた伊澤修二と高遠藩の軍制改革をテーマにした企画展が、創造館で開かれています。
会場には、日本に3冊しかないとされる伊澤修二の初めての著書「教授真法」の他、少年時代に読んでいた翻訳書などが展示されています。
西洋式の訓練や欧米の書物に触れたことをきっかけに英語を学んだ伊澤修二は、その経験を活かし愛知師範学校の校長を務めた他、明治8年には教育学を学ぶためアメリカに留学しました。
企画展は、伊澤修二が留学するまでの23年間の学びの姿と高遠藩の歴史について知ってもらおうと、伊那市教育委員会と上伊那教育会が共催したものです。
見どころの1つでもあるこの西洋太鼓は、宮田村の小田切家が所蔵するもので、軍事調練の際高遠藩で実際に使用したものとされています。
企画展「高遠藩の軍制改革と伊澤修二」は、6月27日まで伊那市創造館で開かれています。 -
JA上伊那生活部会 テキスト本作成
JA上伊那の女性組織・生活部会は、3年間の活動やレシピなどをまとめたテキスト本「キラっとbook」を作成しました。
10日は、生活部会長の上田ゆり子さんが、御子柴茂樹組合長にテキスト本の完成を報告しました。
生活部会は、毎年、12月に女性まつりを開いて活動報告や交流を行っていますが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、2年間中止となりました。
そこで、女性まつりに代わるものとして、テキスト本を作成することにしました。
テキスト本には、集落ごとにある班の活動や、会員おすすめのレシピなどが掲載されています。
テキスト本は3200冊作成し、3月中に生活部会員に配布するということです。
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JR東海が南アの保全に支援 協定締結
JR東海と、伊那市などで構成する南アルプス食害対策協議会、県は、南アの自然環境の保全を推進するための協定を、17日締結しました。
協定は、JR東海が、南アルプス食害対策協議会が取り組む高山植物の保全活動に必要な経費の一部を支援し、協議会は、支援を受けて、防鹿柵の設置か所を拡大するなど保全活動をより一層推進するなどとしています。
南アルプス食害対策協議会は、南信森林管理署・信州大学農学部・長野県・伊那市や飯田市などで、平成19年度に設立されました。
シカの食害による花畑の消失や土砂流出が問題となっていることから、柵を設置するなどの活動を行っています。
協議会の事務局を務める伊那市では、「支援をいただき、保全活動を拡大できることはありがたい」としています。
協定期間は、4月1日から5年間となっています。
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高遠城址公園 桜開花予想4月2日
民間気象情報会社のウェザーニューズは、第6回桜の開花予想を16日発表しました。
高遠城址公園の桜は4月2日開花の予想です。
伊那市高遠町の高遠城址公園の16日の様子です。
園内の桜は、つぼみが膨らみ始めています。
ウェザーニューズの発表によりますと、高遠城址公園の桜は1週間前の発表より開花・満開とも1日遅くなり、4月2日開花、9日満開となっています。
ウェザーニューズの次回の開花予想の発表は23日の予定です
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巣立ちの春 小中学校で卒業式
小中学校の卒業式シーズンを迎えています。
上伊那の51の小中学校のうち、16日は半数以上の27校で卒業式が行われました。
このうち伊那市の伊那北小学校では77人が卒業を迎えました。
林健司校長から卒業生一人ひとりに卒業証書が渡されました。
伊那北小学校では新型コロナ対策として、在校生は参加せず時間を短縮して行われました
林校長は式辞で「中学校では、小学校で学んだことを忘れず、新たなことに挑戦して下さい。」と話していました。
卒業生の挨拶では、朝倉漣君が「きょうは大人になるための一つの通過点です。これからも一つ一つの通過点をしっかりと通り、立派な大人になるよう頑張ります」と話しました。
式が終わると、玄関前には教職員40人程が並び、卒業生を見送りました。
見送りを終えると子ども達は担任と記念写真を撮っていました。
上伊那の51校の小中学校のうち16日は27校で卒業式が行われ、あす17日は24校で予定しています。
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伊那市長選 告示まで1か月 一騎打ちの公算大
任期満了に伴う伊那市長選挙と伊那市議会議員選挙は、4月17日の告示まで1か月となりました。
市長選には現職と新人の2人が立候補を表明していて、一騎打ちによる選挙戦の公算が大きくなっています。
市長選の立候補予定者を表明順に紹介します。
市長選には現職と新人の2人が立候補を表明しています。
山寺の八木択真さん43歳。無所属の新人で飲食店・ホテル経営です。
八木さんは、「子育て全力応援、誰もが生き生きと暮らせる伊那」を目指し、中学校からの給食費無償化や公共交通の利便性向上、地元企業の販路拡大を支援することなどを政策に掲げています。
西箕輪の白鳥孝さん66歳。
無所属の現職で現在3期目です。
白鳥さんは「4期目の柱は何よりも福祉」とし、中心市街地への乗合タクシーの拡充や高遠町・長谷総合支所建て替えと旧庁舎の解体、再生可能エネルギーへの転換などを政策に揚げています。 -
市議選23人が出馬の意向
定数21の伊那市議会議員選挙には16日までに現職13人、新人10人が出馬の意向を示していて選挙戦となる見通しです。まず出馬の意向を示している現職13人を五十音順に紹介します。
東春近渡場の飯島光豊さん70歳。日本共産党、4期目、農業です。
西箕輪大萱の唐澤千明さん72歳。無所属、3期目、飲食業です。
東春近中殿島の小林眞由美さん68歳。無所属1期目、主婦です。
美篶上川手の白鳥敏明さん74歳。無所属、2期目、農業です。
富県北新の田畑正敏さん71歳。無所属、1期目、農業です。
日影の二瓶裕史さん42歳。無所属、2期目、行政書士です。
西箕輪大萱の野口輝雄さん70歳。無所属、2期目、天文ガイドです。
山寺の馬場毅さん45歳。日本共産党、1期目、飲食業です。
上新田の原一馬さん56歳。無所属、1期目、土地家屋調査士です。
荒井の松澤嘉さん70歳。無所属、1期目、農業です。
福島の三澤俊明さん57歳。無所属、1期目、会社役員です。
高遠町勝間の宮原英幸さん68歳。無所属、1期目、農業です。
中央の柳川広美さん61歳。日本共産党、4期目、政党役員です。
引退の意向を示していた無所属4期目で山寺の柴満喜夫さん77歳は進退について16日現在未定としています。
新人は16日までに7人が正式に出馬を表明しているほか3人が出馬の意向を示しています。
これまでに正式に出馬を表明した7人を表明順に紹介します。
上牧の三石佳代さん45歳。日本維新の会、会社役員です。
日影の小池隆さん46歳。無所属、元南箕輪村役場職員です。
富県北福地の吉田浩之さん59歳。無所属、農業です。
西町の河野直樹さん36歳。無所属、会社員です。
東春近下殿島の湯澤武さん62歳。公明党、政党役員です。
上新田の篠塚みどりさん61歳。公明党、政党役員です。
御園の髙橋明星さん53歳。無所属、幼稚園園長です。
続いて出馬の意向を示している3人を五十音順に紹介します。
高遠町藤澤の伊藤のり子さん69歳。無所属。主婦です。
ますみヶ丘の澤西光子さん41歳。無所属。主婦です。
西箕輪吹上の髙橋姿さん45歳。無所属。農業です。
定数21の市議会議員選挙には13人の現職と10人の新人合わせて23人が出馬の意向を示していて現職の1人が未定です。
任期満了に伴う、伊那市長選と市議選は4月17日告示、24日投開票です。
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新型コロナ上伊那30人県内542人感染確認
長野県内で16日、新たに上伊那地域の30人を含む542人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は30人で、
伊那市で6人、箕輪町3人、南箕輪村で10人、駒ヶ根市で5人、辰野町で3人、飯島町で2人、中川村で1人、
上田保健所管内で79人
佐久保健所管内で50人
諏訪保健所管内で49人
松本保健所管内で34人
長野保健所管内で33人
大町保健所管内で21人
北信保健所管内で15人
飯田保健所管内で11人
木曽保健所管内で2人
県外4人
長野市167人、松本市47人の、合わせて542人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは36,974人で入院は129人、死亡は158人です。
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村功労者表彰式 18人と11団体が表彰
南箕輪村の発展に尽力した個人や団体の表彰式が、13日村民センターで行われ、18人と11団体が表彰されました。
表彰式では、表彰状と感謝状が贈られました。
表彰状が贈られたのは、16年村長として村行政を支えた、唐木一直前村長など5人と1団体です。
また、13人と10団体に感謝状が贈られました。
唐木前村長は「これからも力を合わせて、住みよい村づくりに役立てるように努力していきたい」と話していました。
表彰式は、村の発展に尽力した個人や団体を表彰するもので、2月18日の村の日関連事業として行われました。
南箕輪村は、明治8年2月18日に誕生し、今年で147年になります。
今年は、村の日記念イベントとして映画の上映会などが予定されていましたが、新型コロナの影響で中止となり、表彰式のみ行われました。
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伊那小6年秋組 卒業制作のいす展示
伊那市の伊那小学校6年秋組は、卒業制作で作った手作りのいすを、伊那市役所で展示しています。
会場には、6年秋組37人が作ったいすが飾られています。
秋組では、木材を使ったものづくりの学習を行っていて、卒業制作では、市内の森で好きな木を選んで伐採し、パーツを作り、釘を使わずに組み立てたということです。
デザインも児童ひとりひとりが考えたということで、実際にいすに座った写真と一緒に紹介されています。
いすの展示は、18日(金)まで伊那市役所1階市民ホールで開かれています。
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南信工科短大 33人が卒業
南箕輪村の長野県南信工科短期大学校の卒業式が11日行われ、33人が卒業しました。
卒業式には、専門課程の24人と短期課程の9人が出席し、大石修治校長から一人一人に卒業証書が手渡されました。
大石校長は「本校の卒業生としてものづくり産業と社会をけん引していくことを期待しています」と激励しました。
卒業生を代表して、機械・生産技術科の若林思音さんは「これからも課題に対して真剣に取り組み、それぞれの舞台で活躍することを誓います」と話していました。
専門課程の卒業生24人は、就職を希望する23人全員が内定していて、このうち上伊那の企業に就職を予定しているのは14人だということです。 -
南箕輪村地域おこし協力隊 拠点を整備
南箕輪村地域おこし協力隊は、隊員が共有し活動できる場所を作ろうと、使われていなかった村の教員住宅を活用し新たな拠点の整備を始めました。
15日は、村の地域おこし協力隊員3人と、DIYに協力する建築士の4人が作業を行っていました。
畳をはがし、床の下地を作っていました。
新たに拠点として整備するのは、北殿の旧教員住宅です。
南箕輪村地域おこし協力隊は現在4人が活動しています。
これまで、全員で集まれる場所がありませんでした。
そこで、移住促進や空き家対策に取り組む協力隊の鹿谷碧さんが中心となり、村が所有する旧教員住宅に拠点を作ることにしました。
この建物は、協力隊が日々の業務を行うとともに、地域住民との交流の場としても活用していく予定です。
南箕輪村地域おこし協力隊の拠点は、4月1日から活用をはじめる予定です。
5月以降は、協力隊による英会話教室やダンスレッスンなどを行っていきたいとしています。
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ゆめわーくで建物の壁を焼く火事
14日、伊那市御園の障害者多機能型事業所ゆめわーくで建物の壁を焼く火事がありました。
この火事によるけが人はいませんでした。
伊那警察署の発表によりますと、火事があったのは、伊那市御園の障害者多機能型事業所ゆめわーくです。
14日午後1時24分に職員から消防に通報があり、洗濯室西側の壁およそ2平方メートルを焼きました。
この火事によるけが人はいませんでした。
伊那署では、水道の凍結防止帯の劣化による漏電の可能性があるとみて調べを進めています。
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中坪千本桜の会 仮称「城山公園」を作るためクラウドファンディング開始
伊那市手良の「中坪千本桜の会」は、仮称「城山自然園」を
作るため、山の整備のための寄付を集めるクラウドファンディングを始めます。
5日は、クラウドファンディングのホームページに載せる写真を撮るため、会のメンバーが集まりました。
中坪千本桜の会は去年から、伊那市手良にある山を整備し公園を作る活動をしています。
倒木がひどく荒れていた山を整備したいと有志が集まり作業を始めました。
現在は34人で活動しています。
伐採作業は業者に委託し、およそ半分の作業が終わっています。
そのため公園整備活動を本格化させようと、4月からクラウドファンディングを始めるということです。
目標は200万円で、集まった寄付は桜やもみじなどの苗の購入や遊歩道の整備などに活用していくとしています。
仮称城山自然園の予定地の標高は840メートルあり、
広さは8ヘクタールです。
伐採した木は薪として販売し、今後の活動費として活用されます。 -
新宿の卒業生にアルストロメリア贈る
伊那市の友好提携都市、新宿区の小中学校の卒業生にアルストロメリアを贈る作業が15日、市防災コミュニティセンターで行われました。
伊那市では新宿区の卒業生へのお祝いとして特産品のアルストロメリアを毎年贈っています。今年で5年目の取り組みでJA上伊那や伊那市の職員など14人が作業にあたっていました。
今年度は小中学校と特別支援学校の卒業生約2,500人分が用意されました。
アルストロメリアの花言葉は「未来への憧れ、持続」ということで伊那市では「人生の節目にふさわしいお祝い品を贈ることで、伊那市の魅力を発信していきたい。」としています。
新宿区では中学校は18日、特別支援学校は24日、小学校は25日にそれぞれ卒業式が行われます。
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上伊那の多くの小学校で3学期終業式
上伊那の多くの小学校できょう、3学期の終業式が行われました。
このうち、伊那市の美篶小学校では新型コロナウイルス感染防止対策として、各教室でテレビ会議システムを使って終業式が行われました。
代表児童が新学期の目標を作文で発表していました。
大日野剛校長は「新学期からもコロナに負けず頑張りましょう」と話していました。
校歌も各教室で小さな声で歌っていました。
美篶小学校は16日が卒業式で、4月6日に始業式と入学式が行われます。
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柴和彦さん 渓流魚の木彫り作品展示
箕輪町松島にある工房渓の奏の柴和彦さんの渓流魚の木彫り作品の展示会が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場にはイワナやアマゴなどの木彫りの作品およそ150点が展示されています。
柴さんは趣味の渓流釣りが高じて、独学で渓流魚の木彫りを始めました。
こちらのアマゴは、色がうまく表現できたということです。
アクリル絵の具を使って色を付けています。1本の木から彫っていくことがこだわりだそうです。
この作品展は3月21日まで、かんてんぱぱホールで開かれています。
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先端技術を使った研究報告「大幅な省力化に期待」
伊那市が信州大学農学部と連携して取り組む、先端技術を使った農業分野の省力化についての研究成果の報告会が16日、伊那市役所で開かれました。
この日は、ドローンを使った農地確認や罠センサーを使った鳥獣被害対策の開発や実験に関わっている、信州大学農学部の渡邉修准教授など4人が、研究の成果について「どちらも大幅な省力化・負担軽減が期待できる」と白鳥孝市長に報告しました。
今年度から実証が始まった、ドローンを使った植生・農地確認は、撮影した画像をAIが自動で種類を判別し、データで確認できるため、これまで課題となっていた時間・体力的負担を軽減できるといいます。
この実証は今年度から3年間の予定で、令和6年度の実用化を目指すということです。
また、農作物を食い荒らす鳥獣被害対策のための罠センサーは、通知が来た時だけ現場に行けば良いということで、毎日の見回りが不要になるといいます。
作業効率の実験では、従来の7割の時間・コスト削減ができたということです。
白鳥市長は「この研究には色々な可能性がある。災害対策などにも活用していきたい」と話していました。
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経ヶ岳バーティカルリミット 今年も中止に
南箕輪村の経ヶ岳周辺を走るトレイルランニングレース「経ヶ岳バーティカルリミット」の実行委員会は、今年の大会を中止することを4日、決定しました。
この日は、役場で実行委員会が開かれ、今年の大会について、新型コロナ第6波の感染状況を踏まえ、中止することを決めました。
新型コロナの影響で中止となるのは2020年の大会から3年連続です。
経ヶ岳バーティカルリミットは、大芝高原を発着点に、全長22キロのコースや3キロのキッズコースなど3種類のコースがあります。
委員からは「開催の方向で考えて参加者を募集し、大会の1か月前に判断するのはどうか」という意見も出た一方、「現在の感染状況を踏まえて、開催は見送った方がいい」という意見が多数を占め、協議の結果、中止が決定しました。
実行委員会では「今回も中止の判断をせざるを得なかったが、さらなる魅力アップに繋がるようなコース変更も含め、来年の開催に向けて準備を進めていきたい」としています。
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箕輪町議会 補正予算案・新教育長任命など33議案を可決
箕輪町議会3月定例会が14日役場で開かれ、新たに追加された5議案を含む33議案を可決し、閉会しました。
このうち、今年度の一般会計に新たに3,050万円を追加する補正予算案は、新型コロナウイルス第6波の影響で売り上げが減少した中小企業を対象に、法人に20万円、個人事業主に10万円を給付するものです。
また、福祉施設や医療機関などに対し、一事業主あたり20万円、入院施設がある事業主に50万円を応援金として交付します。
他に、新たな教育長に、元伊那市立高遠中学校校長の小林久通さんを任命する議案が同意されました。
小林さんは、松島出身の62歳です。
山梨県の都留文科大学を卒業後教員となり、県内の小中学校などで教鞭を執りました。
平成30年度に高遠中学校の校長となり、定年後は町教育委員会の学校指導主事を務めています。
新教育長の任命は、今の小池眞利子教育長の任期満了に伴うものです。
新教育長の任期は、4月1日から3年間となっています。 -
長谷中1年生×すずな 共同でメニュー開発
伊那市長谷の長谷中学校1年生が地元の飲食店とコラボして開発したメニューが、14日に給食で提供されました。
こちらが1年生が考案したメニュー「みんながニッコリ長谷中1年定食」です。
「かぼちゃ入りハンバーグ」に、栄養が豊富とされている野菜ビーツが入った「ビーツ入りピンクのポテトサラダ」、長谷のラー油を使った「ひらひら野菜スープ」の3品です。 -
春の高校伊那駅伝 応援旗を展示
今月20日に開催される春の高校伊那駅伝を盛り上げようと、伊那市役所で応援旗が展示されています。
この応援旗は、春の高校伊那駅伝実行委員会が1校1チーム応援運動と題し、2012年から毎年行っているものです。
市内の小中学校や保育園・幼稚園、介護施設など71団体によって作られた174枚が展示されています。
応援旗は15日まで市役所で展示されていて、大会前日の19日からは伊那市陸上競技場周辺に掲示されます。
春の高校伊那駅伝は男子が122チーム、女子が62チームの合わせて184チームがエントリーしています。
女子が午前10時、男子が午後0時10分スタートです。 -
上伊那9人含む県内新たに260人感染確認
長野県内で14日新たに、上伊那地域の9人を含む260人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
また県は、新たに2人の死亡を発表しています。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は9人で、伊那市で4人、南箕輪村で2人、駒ヶ根市で2人、中川村で1人、諏訪保健所管内34人、長野保健所管内で33人、上田・松本保健所管内でそれぞれ19人、大町保健所管内で16人、北信保健所管内で8人、佐久保健所管内で7人、飯田保健所管内で5人、木曽保健所管内で2人、県外1人、長野市85人、松本市22人の合わせて260人です。
また県は、65歳以上の2人の死亡を発表しました。
いずれも基礎疾患があり、性別、居住地は非公表となっています。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは35,977人で入院は160人、死亡は158人です。
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江副行昭さんがガラス作品を伊那市へ寄贈
伊那市長谷非持のガラス工芸作家、江副行昭さんは、およそ40年間活動したアトリエを3月末で閉鎖します。
14日は伊那市ふるさと大使でもある江副さんが伊那から離れるのを前に、伊那市へガラス作品を贈りました。
14日は伊那市高遠町の信州高遠美術館で贈呈式が行われ、江副さんのガラス作品など26点が贈られました。
江副さんは佐賀県出身で現在89歳です。
20代の頃から70年近くに渡り、ガラス作品を制作してきました。
江副さんは高遠でとれた土をガラスと混ぜ溶かしてつくる熔壌ガラスを考案しました。
高遠と長谷でおよそ40年間、創作活動をしてきました。
江副さんは弟子で後継者として認めていた江口智子さんと共同で作業をしてきましたが、江口さんが2017年に病気のため亡くなりました。
それ以降、作品作りは行っていないということです。
江副さんは高齢になったこともあり、ガラス工芸作家は引退し、埼玉県の自宅で暮らすということです。
3月22日から27日には、伊那市長谷の江副ガラススタジオ・ギャラリーで最後の展覧会が開かれます。
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北原眼科院にウクライナ国旗イメージの生け花
伊那市荒井の北原眼科医院には青と黄色でウクライナ国旗をイメージした生け花が飾られています。
こちらの生け花は伊那文化会館館長で華道家の北沢理光さんがウクライナをイメージして生けました。
北原眼科医院では花を飾りたいと考えていたところ、北沢さんとつながりができ30年ほど前から飾るようになったということです。
国旗の黄色はミモザとフリージア、青はバラとデルフィニウムで表現しました。
生け花は毎週月曜日に新しいものに生け替えるということです。