-
上伊那2人含む県内43人感染確認
長野県内で5日、新たに上伊那の2人を含む43人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県と長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那市の50代会社員女性、箕輪町の20代 会社員男性、諏訪保健所管内で5人、松本・大町保健所管内でそれぞれ4人、佐久保健所管内で3人、木曽・長野保健所管内でそれぞれ2人、飯田・北信保健所管内でそれぞれ1人長野市で10人、松本市で9人の、合わせて43人です。
5日午後4時現在、県内で感染が確認されたのは8,156人で、入院は206人、死亡は94人です。
-
市内6地区の避難指示解除
4日夜、強い雨により土砂災害の危険が高まったとして伊那市が長谷と富県新山の市内6地区に発令した避難指示は5日午前5時30分に解除されました。
伊那市長谷中尾の中尾橋近くの国道152号に土砂が流出し通行止めとなりました。
5日早朝から土砂の撤去作業が行われ午前7時から片側通行が可能となりました。
また仙流荘前からスーパー林道へ続く市道にも土砂が流れ込み通行止めとなりました。
土砂の撤去作業により林道バスは最終便から運行が再開されました。
伊那北駅から伊那大島駅の間で運転を見合わせていたJR飯田線も運行を再開しています。
4日、長野県と長野地方気象台は伊那市などに土砂災害警戒情報を出しました。
伊那市は午後7時45分に長谷の中尾、市野瀬、黒河内、杉島と富県の北新、上新山の469世帯、1,303人に避難指示を発令しました。
4日雨が最も強く降った午後5時から9時までの4時間の長谷杉島の降水量は77.5ミリでした。
新山小学校、富県小学校、長谷中学校、市野瀬公民館の4か所に避難所が開設され新山小学校には23人が避難し、ほかの3か所に避難した人はいなかったということです。
伊那市によりますと昨夜の雨によるけが人や家屋などの被害の報告はないということです。
長野地方気象台では県南部の6日正午までの24時間の降水量は多いところで50ミリと予想していてこれまでに降った雨により地盤の緩んでいるところもあるとして5日夜遅くまで土砂災害に注意するよう呼びかけています。
-
第15回ふれあい広場 オンライン開催
伊那市社会福祉協議会は、5日、福祉の祭り、「第15回ふれあい広場」を、2年ぶりにオンラインで行いました。
5日は伊那市福祉まちづくりセンターから、テレビ会議システムを使って福祉施設やボランティアサークルなど、9団体の発表が配信されました。
このうち、伊那手話サークルは、オリンピックやパラリンピックに関係する手話を紹介していました。
ふれあい広場は伊那市社会福祉協議会が行っているもので、新型コロナの影響で去年は中止となり、今年は2年ぶりにオンラインで行われました。
最後は、事前に市民から募集したメッセージをつけた風船が空に放たれました。
ふれあい広場の各団体のステージ発表の模様は、ご覧のチャンネルで今月18日から放送します。
-
新型コロナ 上伊那5人含む県内45人感染
長野県内で4日新たに上伊那の5人を含む45人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県と長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那市の60代医療従事者男性、箕輪町の20代男子大学生、南箕輪村の20代会社員女性、南箕輪村の50代会社員女性、南箕輪村の10代会社員女性、佐久保健所管内で8人、上田・諏訪・松本・大町保健所管内でそれぞれ4人、飯田保健所管内で2人、長野・北信保健所管内でそれぞれ1人、長野市で4人、松本市で8人の、合わせて45人です。
4日午後4時現在、県内で感染が確認されたのは8,113人で、入院は214人、死亡は94人です。
また県内で新たに22人の変異株陽性者が確認され、上伊那は1人でした。法的に認められる責任を全て果たす
-
南原住宅団地の焼却灰 村長が陳謝
南箕輪村の南原住宅団地に基準値の4倍を超えるダイオキシンを含む焼却灰が埋設されている事が判明したことを受け、藤城栄文村長は4日役場で会見を開き「一点の弁明もできない事案であり、村の最高責任者として深くお詫び申し上げます」と陳謝し、地権者への対応については「意見と要望を確認し責任を果たしたい」と話しました。
藤城村長は会見で「一刻も早く、地権者の平穏な日常生活を取り戻せるように全力をもって対処する強い決意をしています。一点の弁明もできない事案であり、村の最高責任者として、本当に深く、深く心よりお詫び申し上げます」と話しました。
南箕輪村と土地開発公社の発表によりますと、ダイオキシンを含む焼却灰が見つかったのは、分譲した南原住宅団地の7区画のうちの1区画です。
7月に販売したこの区画で、住宅メーカーが試掘をしたところ深さ2メートルの所から人工埋設物が見つかりました。
土地開発公社で分析を行い、基準値の4倍を超えるダイオキシンを含む焼却灰だと判明したという事です。
この付近一帯は、14年前の平成19年にもダイオキシンを含む焼却灰が見つかっていて、村と土地開発公社では、該当する住宅を買い取り、焼却灰の撤去を行いました。
2年前の令和元年9月に、再び宅地造成し7区画を分譲しました。
分譲した7区画のうち、2区画は既に家が完成し、残る2区画では住宅の建設が進んでいて、今回焼却灰が見つかった1区画を含む3区画は契約済となっています。
地権者への対応について藤城村長は、「法的に認められる責任を全て果たす決意だ」と話し「土地の買い取りや、住宅ローンの全額引き受け等、それぞれの条件に応じて、具体的な要望を聞き対応していきたい」と説明しました。
今回、焼却灰の埋設が確認された区画について、村では5地点でボーリング調査を行う予定です。
-
地元で就職を 企業が紹介番組制作
伊那職業安定協会は2023年3月に大学や短大などの卒業者を対象にした企業紹介番組の収録を3日から始めました。
3日は、トップを切って伊那市の株式会社ニシザワの収録がベルシャイン伊那店で行われました。
コロナ禍の中、地元への往来が困難なため、映像を通して地元企業と学生を結びつけるきっかけにしようと、県の元気づくり支援金を活用して伊那職業安定協会が制作するものです。
伊那ケーブルテレビが撮影・編集を行い、ケーブルテレビやYouTubeで放送されます。
ニシザワでは、若手職員8人でプロジェクトチームをつくり動画の企画を考えました。
客目線で店内を紹介したり、「あなたにとってニシザワとは?」の問いをそれぞれの部署の若手職員が書いて会社の魅力を伝えました。
企業紹介番組は、上伊那のおよそ30社を収録する他、人事担当者の座談会も予定しています。
伊那職業安定協会では、番組を通して学生のUターン率や、採用後の社員の定着率の向上につながればと話していました。
地元企業の紹介番組は、ケーブルテレビで12月13日から5日間放送を予定しています。
放送後にはYouTubeにもアップされることになっていて地元出身で県外に住んでいる学生でも見ることができます。 -
南原住宅団地からダイオキシン含む焼却灰
南箕輪村と南箕輪村土地開発公社は、南原住宅団地から基準値の4倍を超えるダイオシンを含む焼却灰が埋まっている事が判明したとして4日記者会見を開き今後の対応策を発表します。
南箕輪村と土地開発公社の発表によりますと、ダイオキシンを含む焼却灰が見つかったのは南原住宅団地の1区画です。
今回、ダイオキシンを含む焼却灰が見つかった区画を含む一帯は14年前の平成19年にもダイオキシンを含む焼却灰が見つかっています。
村と土地開発公社では、該当する区画の住宅などを買い取り、焼却灰の撤去を行い、一昨年の令和元年9月に、再び宅地造成し7区画の分譲を行いました。
今年7月に販売したこのうちの一区画から基準値の4倍を超えるダイオキシンを含む焼却灰が再度、見つかったという事です。
この問題を受け、藤城栄文村長らが4日役場で記者会見を開き、今後の対応策について発表する予定です。
-
農業用水確保へ棚沢川に水門設置
伊那市は、中央区の農業用水の確保のための水門を、福島の棚沢川に設置しました。
この日は、中央区の役員と渇水対策委員会のメンバーが水門の使い方などを確認しました。
水門は、古川への取水を目的に設置されました。
古川は、4月から9月の間は天竜川から取水できますが、10月から3月の間は取り決めなどにより、取水できなくなります。
そのため、古川の水を農業用水として使う中央区の要望を受けて伊那市が水門を設置しました。
水門は中央区が管理し、なるべく早い運用を目指したいとしています。
-
新型コロナ 県内54人感染確認
長野県内で3日新たに54人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
上伊那での感染確認はありませんでした。
県と長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、大町保健所管内で12人、松本保健所管内で9人、諏訪保健所管内で5人、佐久保健所管内で3人、上田と飯田保健所管内でそれぞれ1人、長野市で10人、松本市で13人の、合わせて54人です。
3日午後4時現在、県内で感染が確認されたのは8,068人で、入院は216人、死亡は94人です。
また、長野県は2日現在の新型コロナワクチンの接種状況を発表しました。
伊那市と箕輪町は1回目、2回目とも50パーセントから80パーセントです。
南箕輪村は1回目が50パーセントから80パーセント、2回目が30パーセントから50パーセントです。 -
伊那市 認知症賠償事故補償制度
伊那市は、認知症の人が、日常生活で事故を起こし家族が損害賠償を負った場合などに保険金の支払いを受けることができる賠償事故補償制度事業を行っています。
伊那市では認知症の人が安全に外出できる取り組みとして認知症見守りネットワーク登録制度を行っています。
補償制度は、市の認知症見守りネットワーク登録者が対象です。
伊那市が契約者となる賠償保険に加入することで、日常生活での偶然な事故により他人を死傷させたり、電車を運行不能にさせるなど賠償を求められた場合に保険金の支払いを受けることができます。
補償額の上限は1億円となっています。
認知症見守りネットワークの登録は、福祉まちづくりセンター1階の伊那市役所福祉相談課で申請・登録ができます。
-
箕輪町議会9月定例会開会
箕輪町議会9月定例会が3日に開会し一般会計補正予算案など15議案が提出されました。
一般会計補正予算案は、新たに3億7,400万円を追加し、総額101億9,500万円とするものです。
主な事業として、8月15日の大雨による災害を含む災害復旧費に6800万円、町内の学童クラブのICT化推進事業に360万円などとなっています。
9月定例会は、13日と14日に一般質問、21日に委員長報告・採決が行われ、閉会する予定です。
-
コ・デンタル講習会オンラインで開催
上伊那地方の歯科医師や歯科衛生士などの勉強会「コ・デンタル講習会」が8月25日に開かれました。
新型コロナ感染防止対策のためオンラインで開催され、216人が参加しました。
上伊那歯科医師会の村上順彦会長が、伊那市の上伊那歯科医師会館から話をしました
村上会長は、「コロナ禍で厳しい状況だが、この危機を乗り越えると同時に、乗り越えた先の準備もしなければいけない」と話していました。
上伊那歯科医師会では、コロナ禍の中、会員研修により院内感染対策を講じているということです。
-
高校生が進路を考える伊那谷みらいスクール
上伊那の高校生が現役大学生などから進路について話を聞く、伊那谷みらいスクールが8月22日に箕輪町の箕輪町商工会館で開かれました。
伊那谷みらいスクールには、上伊那の高校生6人と現役大学生3人が参加しました。
2018年度から箕輪町が開催しているもので、今年は新型コロナの影響で対面式から2部屋に分散してのオンラインに変更して行われました。
中高生向けのキャリア教育に関する活動を全国で行っている、一般社団法人ユニカル・ラボラトリーが運営しています。
ワークショップでは参加した現役大学生から高校時代や部活、アルバイト経験などについて話を聞きました。
高校生たちは先輩たちの経験談を聞きながら、大学の志望理由や学部で学んでいる内容、アルバイトの目的などについて質問していました。
伊那谷みらいスクールは今年度あと3回開催される予定です。
-
明るい選挙啓発ポスターコンクール審査会
明るくきれいな選挙の推進を呼びかける、「明るい選挙啓発ポスターコンクール」の一次審査会が伊那市役所で1日に開かれました。
今年は市内の小学校から55点、中学校から26点の応募がありました。
審査の結果、小学生の部は最優秀賞に伊那小6年の唐木莉彩さん、
優秀賞に伊那北小6年の戸田涼榎さん、
秀作に西春近北小6年の臼田一菜さん、伊那北小6年の田中美彩紀さんが選ばれました。
また、中学生の部の審査も行われました。
審査の結果、最優秀賞に春富中1年の唐木つつみさん、
優秀賞に春富中2年の原田一史さん、
秀作に春富中2年の平澤千織さん、
佳作に春富中3年の春風萌さんが選ばれました。
選ばれた小学生、中学生の上位4人の作品は県審査会に進むということです。
このほかの入賞者は小学生部門で佳作に伊那西小6年の唐木優良さん、美篶小6年の田畑明李さん、入選に美篶小6年の伊東祐亜さん、伊那北小6年の櫻井雅さん、手良小6年の矢澤侑芽さん、推薦に高遠北小6年の大井毬歌さん、伊那北小6年の福島春馬さん、伊那西小6年の溝口詩音さん。
中学校の部は入選に高遠中1年の石川奨也さん、春富中3年の酒井柚奈さん、推薦に高遠中1年の石川玲音さん、春富中2年の田中啓さん。 -
箕輪町全景写真をTEEMが寄贈
産業工作機械の製造を行っているTEEM株式会社は箕輪町の全景を撮影した写真を2日、町に寄贈しました。
こちらが町の全景を写した写真です。
箕輪町のTEEM株式会社の髙林政富会長が先月下旬に萱野高原から撮影した11枚の写真を合成したものと、松島の自社工場からドローンで撮影した写真をまとめたものです。
大きさは縦60センチ横180センチほどです。
白鳥政徳町長は「応接室に大事に飾り、訪ねてきたみなさんに見てもらいたい」と話していました。
また、同じ写真の小さいものもあり、町内の公共施設に飾られるということです。
-
「絵島生島事件」 絵島を偲ぶ法要
江戸時代に江戸城の大奥を舞台に起こった事件「絵島生島事件」で伊那市高遠町に流刑され生涯を終えた女中の筆頭だった絵島を偲ぶ法要が伊那市高遠町の蓮華寺で2日行われました。
2日は伊那市観光協会会長の白鳥孝市長などおよそ10人が参加し、絵島の冥福を祈りました。
法要は毎年行われていて今年で281回目です。
「絵島生島事件」は江戸時代中期に起こりました。
絵島は大奥の女中の筆頭でした。
芝居を見に行って門限に遅れたことを罪に問われ、絵島は高遠町に、生島は東京都の三宅村に流刑となりました。
この事件は絵島と生島の悲恋として伝えられています。
高遠町歴史博物館にある絵島囲み屋敷は、絵島が生涯を終えるまで過ごした家が再現されたものです。
絵島は玄関から見て番人詰所の部屋の奥にある8畳間に住んでいました。
家全体には忍者も入れないと言われていた「忍び返し」という塀もあり、逃げられないような作りとなっています。
毎年法要には生島が流された三宅村からも訪れていましたが、新型コロナの影響で2年連続伊那市の関係者のみで行われました。
参加者は法要後、蓮華寺にある絵島の墓に花を手向けていました。
去年三宅村との友好連携50周年を祝い予定されていた記念式典は今年に延期となっていて、9月28日に行われる予定です。
-
県内新たに58人新型コロナ感染確認
長野県内で2日、上伊那の2人を含む、新たに58人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県内の累計感染者数が8,000を超えました。
県と長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは伊那市の30代会社員男性、辰野町の10代会社員女性、大町保健所管内で8人、佐久・飯田保健所管内でそれぞれ5人、諏訪・松本保健所管内でそれぞれ3人、上田・長野保健所管内でそれぞれ2人、長野市で13人、松本市で15人の合わせて58人です。
2日午後4時現在、県内で感染が確認されたのは8,014人で、入院は223人、死亡は94人です。
また県内で新たに新型コロナウイルス変異株の陽性者が30人確認され、上伊那は6人でした。
-
あるしん 窓口職員減らし営業へ
伊那市のアルプス中央信用金庫は、新型コロナウイルス感染防止策として2日から4店舗で交代勤務を実施します。
交代勤務を実施するのは、伊那市の本店営業部、箕輪町の箕輪・いほく支店、駒ヶ根市の赤穂営業部、辰野町の辰野・宮木支店の4店舗です。
あるしんでは、新型コロナの県独自の上伊那での警戒レベルが5となっている事から、同一店舗での感染のリスクを低減させる為、交代勤務を実施する事にしました。
今回は21ある店舗の中でも職員が多い4店舗で実施します。
各店舗、職員を3つのグループに分け、3分の2が出勤し、残りの3分の1が自宅待機となります。
交代勤務は2日から10日までを予定していて、上伊那の感染警戒レベルの状況により延長する可能性もあるという事です。
なお、八十二銀行の一部の店舗でも同様の対策が行われていて、上伊那では伊那支店と駒ヶ根支店で行われています。
アルプス中央信用金庫、八十二銀行とも「お客様には不便をかける場合もあると思う」として、理解を呼びかけています。
-
新型コロナ 上伊那4人含む県内78人感染
長野県内で1日新たに上伊那の4人を含む78人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県と長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那市の10歳未満小学生女児、辰野町の30代会社員男性、辰野町の30代無職女性、辰野町の10歳未満の未就学女児、佐久保健所管内で11人、諏訪と松本保健所管内でそれぞれ10人、大町と長野保健所管内でそれぞれ4人、上田保健所管内で3人、飯田と北信保健所管内でそれぞれ1人、長野市で16人、松本市で14人の、合わせて78人です。
1日午後4時現在、県内で感染が確認されたのは7,956人で、入院は244人、死亡は94人です。
-
屋外広告物条例案を景観審議会に説明
伊那市景観審議会が1日、市役所で開かれ、市が来年6月にに制定を目指す屋外広告物条例案についての説明がありました。
審議会は、景観形成に必要な事項について調査、審議する場として開かれていて、関係団体から選ばれた委員15人で構成されています。
今年度の初会合では、市が来年6月に制定を目指す屋外広告物条例案の概要について説明がありました。
「景観を重視」、「上伊那統一モデル推奨」、「景観と看板の調和を図る」、「商業地にふさわしい看板」の4つのレベルに区分けし、広告看板等を規制していきます。
委員からは「伊那市の印象を形成するための重要な条例だ。今後、近隣市町村とも連携していくことも大切だ」といった意見が出されました。
伊那市では今後、10月に市民や関係者に説明を行い、11月に規制案について景観審議会に諮問する計画です。
-
ぐるっとタクシー市内全域に網羅
伊那市が取り組む人工知能AI乗り合いタクシー「ぐるっとタクシー」は、美篶や手良など新しいエリアでのプレ運行が1日から始まりました。
これにより市街地を除いた市内全域を網羅することになります。
初日の1日、新たに対象となった人が、ぐるっとタクシーを通院などに利用していました。
新たに対象となるのは、福島・野底・若宮・美原・前原・仙美・美原北町・美篶・手良地区と河南・高遠南区を除く高遠町の全ての地区です。
プレ運行中、対象地区は無料で利用できます。
AI乗合タクシーは、対象エリアに住む65歳以上や免許返納者、障害者が利用することができます。
運行時間は平日の午前9時から午後3時までで、電話やインターネット・ケーブルテレビで予約が出来ます。
ぐるっとタクシーは去年4月から天竜川西側地域で本格運行し今年4月には天竜川東側地域へ運行エリアを拡大しました。
1日からプレ運行を始めたエリアでも10月1日から本格運行する計画で、市街地を除いた市内全域を網羅することになります。
新しいエリアの1日現在の登録者は254人となっています。
-
7月月間有効求人倍率 1.39倍
上伊那の7月の月間有効求人倍率は、前の月を0.09ポイント上回る1.39倍となりました。
7月の月間有効求人数は3,472人、月間有効求職者数は2,500人で、月間有効求人倍率は1.39倍となりました。
全国は1.15倍、県は1.44倍です。
雇用情勢については、「一部に弱い動きが続いているものの、改善が進んでいる」として、判断を据え置いています。
ハローワーク伊那では「求職者の動きが読めないことから、今後も注視していきたい」と話していました。
また、ハローワーク伊那は先月末現在の来年春新規高校卒業者の求人・求職の状況について発表しました。
求人数は前の年の同じ時期に比べて74人増加の557人です。
求職者数は前の年の同じ時期に比べて24人減少の388人です。
求人倍率は前の年の同じ時期に比べて0.27ポイント上回る1.44倍です。
求人の公開は7月1日から始まっています。
学校からの推薦開始日は9月5日以降で、企業の選考や内定開始日は9月16日以降となっています。
-
中止情報
9月4日に予定されていた伊那都市計画用途地域の変更案に係る公聴会は公述の申し出がなかったため中止となりました。
なお、9月4日午後2時に伊那市の伊那公民館で予定されている伊那都市計画道路の変更に係る公聴会は予定通り開催されます。
-
施設の休館情報
新型コロナの影響による施設の休館情報です。
千曲市にある長野県立歴史館は9月3日から12日まで臨時休館となります。
13日は休館日のため、再開は14日からを予定していますが、今後の状況によって変更となる可能性があります。
-
南箕輪村議会9月定例会開会
南箕輪村議会9月定例会が1日に開会し、新たに3億1,200万円を追加する一般会計補正予算案など17議案が提出されました。
一般会計補正予算案は、新たに3億1,200万円を追加し、総額68億4,700万円とするものです。
主な事業として、小中学校の新型コロナ感染対策の消耗品購入に74万円、区への加入を促進するパンフレット作成に70万円、7月の南部小学校床上浸水を受けた、雨水排水対策費に300万円などとなっています。
9月定例会は、15日と16日に一般質問、17日に委員長報告・採決が行われ、閉会する予定です。
-
町内の飲食店紹介冊子でテイクアウトに活用を
箕輪町商工会は、コロナ禍の飲食店を応援しようと飲食店紹介冊子「箕輪町テイクアウト&デリバリー」を作成しました。
この冊子には、町内36店舗のメニューなどが掲載されています。
箕輪町商工会は、県の「テイクアウト・デリバリー応援事業補助金」を活用し、町内の飲食店を紹介した「箕輪町テイクアウト&デリバリー」を1万部作成しました。
町の広報紙と一緒に全戸に配布されています。
メニュ―のほかに、テイクアウトとデリバリーの可否や注文方法なども掲載しています。
また、この冊子を利用して注文した人に抽選で、地域電子マネーシステムみのちゃんカードのポイントが当たる企画も行っています。
箕輪町商工会は、「冊子を見て注文をして、町内の飲食店を応援してほしい」と話していました。
-
秋季北信越高校野球は無観客試合
来月から開催される秋季北信越高校野球長野県大会各支部の予選は無観客試合となることが決まりました。
これは一般財団法人長野県高等学校野球連盟が31日公表したものです。
新型コロナウイルス感染症長野県対策本部から感染症対策を厳格に行ったうえで実施することという条件が付けられたことによるもので入場できるのは各校野球部員のみとなっています。
また県大会に出場できるのは当初32校でしたが24校に縮小して開催されることとなりました。
-
雅秋園 9月1日から直売所のみ営業
箕輪町福与の雅秋園の今季の営業が9月1日から始まります。
新型コロナ感染拡大防止で、去年に引き続きぶどう狩りは休止し、直売所のみの営業となります。
雅秋園には9種類のぶどうの木が植えられていて、食べごろになったぶどうが色づいています。
9月1日からの営業に向け、今日は園主の浦野崇さんらが袋を取り除く作業をしていました。
雅秋園には例年県内を中心に3,000人ほどが訪れていましたが、新型コロナ感染拡大防止のため、2年連続でぶどう狩りの受け入れを休止し、直売所のみ営業となります。
9月1日から販売が始まる種なしのぶどう、デラウエアです。
甘味が強く、人気があるため普段は収穫体験のみで直売は行わない品種です。
5日頃からは、甘い香りが特徴のナイアガラや、加工用としても人気のコンコードの販売が始まります。
ぶどうの販売は、1パック500円からです。
今季の営業は10月上旬までを予定しています。
-
伊那弥生ケ丘高校がコロナ対策でオンライン授業
伊那市の伊那弥生ケ丘高校は授業をオンライン配信で行っています。
オンライン授業は30日から始まり、1クラスを対面式とオンラインの2グループに分けて授業を行っています。
これは県教育委員会から通知されている、新型コロナ感染対策のガイドラインに沿って行われているものです。
授業の様子をオンライン配信し、自宅のグループはタブレット端末で授業を受けました。
藤澤幹彦教頭は「今回は休校ではなく生徒間の接触を控えた授業を求められている。公平に授業が受けられるように進めていきたい」と話していました。
オンライン授業は9月12日まで実施する予定です。
上伊那の県立高校でオンライン授業を実施しているのは31日までに、伊那弥生ケ丘高校のほかに伊那北高校と赤穂高校です。
-
高校生の就活 新型コロナに関する配慮への協力要請
伊那職業安定協会は来年春新規高校卒業者の就職活動の採用選考に関して県独自の新型コロナ感染警戒レベル5の状況下での配慮に関する緊急の協力要請を会員企業に行います。
31日はハローワーク伊那で記者発表が行われ、伊那職業安定協会の中山公良雇用管理委員長らが趣旨を説明しました。
協力要請は来年3月に卒業予定の新規高校卒業者の就職活動の採用選考に関する内容です。
20日に新型コロナの感染警戒レベルが全県で5に引き上げられました。
企業の採用選考が9月16日から始まることから、面接等での感染対策を行うことや濃厚接触者になった場合でも日程の変更やリモートでの面接に切り替えるなど採用選考に不利にならないような柔軟な対応を求めています。
高校の進路指導の教諭からの要望などを受け今回初めて会員企業約300社に対し文書を出しました。
なお新型コロナ感染拡大の影響から昨年度は採用スケジュールが一ヶ月遅れたということです。