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伊那市が市内企業と災害時応援協定を結ぶ
伊那市は、株式会社荻原製作所と伸和コントロールズ株式会社の2社と災害時に避難者受け入れを行う災害時応援協定を20日、結びました。
伊那市役所で調印式が行われ、白鳥孝市長と荻原製作所の高奥在人社長、伸和コントロールズの山本拓司社長が出席しました。
協定は、伊那市が災害時に、事業所の駐車場の使用と避難者の受け入れを要請できるものです。
伊那市美篶に工場をかまえ隣接する2社は、およそ200台ずつ駐車することができます。
市内に2か所工場がある伸和コントロールズは伊那工場のみが避難所となります。
荻原製作所の高奥社長は、「災害対策の意見交換なども行いながら、市民の皆さまの安全を確保したい」と話していました。
伸和コントロールズの山本社長は「駐車場だけでなく、食料などの備蓄も行い、地域の方の安心につながるよう努めていきたい」と話していました。
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大芝高原思い出展
新型コロナの影響で2年連続で中止となった南箕輪村の大芝高原まつりの歴史を振り返る思い出展が大芝高原味工房で開かれています。
会場には、これまでのまつりに関する新聞記事やうちわ、ポスターなどが展示されています。
新型コロナの影響でまつりが今年も中止になったため祭り気分を味わってもらおうと、大芝高原まつり実行委員会が企画しました。
思い出展は10月3日まで開かれています。
なお、伊那ケーブルテレビでは、21日の午後5時から大芝高原まつり特別番組をご覧のチャンネルで放送します。
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108個の火の玉 大萱伝統「百八灯」
伊那市西箕輪大萱で16日、108個の火の玉を吊るす送り盆の行事「百八灯」が行われました。
百八灯は江戸時代から大萱地区に伝わる送り盆の行事で、108個の玉に火を灯し、無病息災や害虫駆除を願います。
毎年、区内の中学生が飾りつけをして火を付けますが、今年は新型コロナの影響で公民館役員のみで行事を行いました。
山越重信区長は「来年こそは集まって地区行事ができるようにという願いも込めて百八灯に火を灯した」と話していました。
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過去最大規模プレミアム商品券発行
伊那市は、新型コロナの影響を受けた地域経済回復に向けた支援策として、プレミアム率30%、1万円で1万3千円分の買い物ができるプレミアム商品券を発行します。
20日、市役所で開かれた定例記者会見で、白鳥孝市長が、プレミアム商品券の発行を含めたコロナ対策の事業について説明しました。
伊那市は、コロナワクチン接種が概ね終了する年末年始の時期を捉え、市内の経済の活性化を図るため過去最大規模となるおよそ20億円のプレミアム商品券を発行します。
千円券13枚つづり1セット1万3千円分を1万円で購入できます。
13枚のうち大型店を含む全店共通券が8枚、地域の中小店専用券が5枚となっています。
16万冊を発行し、1人10冊まで購入できます。
事前申し込み方式で、申し込み開始は、10月初旬、販売は11月4日を予定しています。
伊那市では、発行冊数を超える申し込みがあった場合は、申込をした全ての人が購入できるよう上限冊数を引き下げる場合もあるということです。
この他、コロナワクチン接種事業の推進に1億円、公共施設のトイレなどの手洗いの自動水栓化に1900万円などとなっています。
プレミアム商品券発行を含む23億円の新型コロナ感染症対策の補正予算案は、27日に開会する9月定例市議会に提出されることになっています。
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南箕輪村大泉 「振りまんど」
藁を束ねたものに火をつけて回すお盆の伝統行事「振りまんど」が南箕輪村の大泉川の河川敷で15日に行われました。
大泉川の河川敷には子どもたちや大泉まんどの会のメンバーら80人ほどが集まりました。
5班に分かれ、およそ170本のまんどを振りました。
まんどを後世に伝えていこうと材料となる大麦を大泉まんどの会が中心となり栽培しています。
13日に行う予定だった先祖の霊を迎える「迎えまんど」を雨の影響で延期とし、来た霊をもてなす「ごちそうまんど」として行いました。
大泉まんどの会の唐澤俊男会長は「地域の行事で集まることで、つながりを大切にしていきたい」と話していました。
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上伊那の小中学校で2学期始まる
夏休みも終わり、上伊那の小中学校の多くできょう、2学期の始業式が行われました。
このうち、伊那市の伊那北小学校の3年1組の教室では夏休み明けの子どもたちが元気に出欠をとっていました。
伊那北小学校の夏休みは、先月22日から18日までの28日間でした。子どもたちは、夏休み中に行った研究と作った工作を一人一人発表していました。
中には、水に入れるとどの野菜が浮かぶかを調べた児童や、ボタンを押すと缶が出てくる自動販売機の模型を制作した児童もいました。
全校児童数323人の伊那北小学校では、新型コロナウイルス感染対策のため、各クラスに分かれて、テレビ会議システムを使って始業式が行われました。
2年・4年・6年の代表児童が、2学期に頑張りたいことを発表していました。
林 健司校長は、東京オリンピックの卓球で金メダルを取った伊藤美誠選手を紹介し、「伊藤選手は平常心を保つために口角を上げるようにしているそうです。みなさんも、怒っていることや大変なことがあっても口角を上げて、笑顔あふれる伊那北小学校にしましょう」と話しました。
伊那北小学校の2学期は87日間で、運動会や修学旅行など、多くのイベントが予定されています。
なお、伊那市では小中学校21校のうち17校で19日から、箕輪町では、箕輪北小が19日からでその他の学校は20日から、南箕輪村では23日から2学期が始まります。
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箕輪町 手筒花火でパラ五輪聖火の採火式
24日に開幕する東京パラリンピックの聖火の採火式が、12日に箕輪町の箕輪中学校グラウンドで行われました。
箕輪町では、地域ならではの採火方式として、みのわ手筒会による手筒花火の残り火から火をとりました。
採火式ではまず、町内15区それぞれをイメージした15本の手筒花火に一斉に火が付けられました。
町内5つの小学校の代表児童が、花火の残り火をトーチに移し1つに集めました。
伊那養護学校の中等部の生徒3人が、トーチの火でランタンに点火しました。
採火式の後、パラリンピックを表現した打ち上げ花火が行われました。
火は、16日に10圏域から長野市に集められ、長野県の火として東京都に出立したということです。 -
三六災害から60年 あの時私は・・・ 飯田市橋本静子さん
1961年、昭和36年に伊那谷を襲った豪雨災害「三六災害」から今年で60年となりました。
当時を知る人の証言をご覧いただいています。
最終回は、飯田市の菅沼博人さんです。
三六災害は1961年6月23日ごろから7月1日ごろにかけ、伊那谷の天竜川流域などで発生し、死者、行方不明者は136人、浸水戸数は1万8千戸以上にのぼりました。
※内容はいなテレ12動画をご覧ください。 -
伝統行事おさんやり 疫病退散願う
箕輪町南小河内に伝わる疫病退散を願う伝統行事で、町の無形民俗文化財に指定されている「おさんやり」が16日に行われました。
今年のおさんやりも去年に続き、新型コロナの影響で規模を縮小して行いました。
今年は、ヨイソレの歌詞を区民から募集し、入選した歌詞を織り交ぜて即興で歌う現代風ヨイソレを披露しました。
特選賞に選ばれたのは宮坂政志さんの作品で、「コロナなんかに負けてはならぬ 今こそみんなでおさんやり」と感染症に打ち勝つ思いを込めました。
踊りのあとは、白服に身を包んだ担ぎ手たちによる舟の巡行です。
例年、舟を担いで区内を歩きますが、今年は50メートルほど歩いて折り返し、ナラの木の周りを3周しました。
そのあと、舟を横に倒し左右に揺らして壊します。
壊した舟は解体し、家に持ち帰って玄関に飾るということです。
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イベント中止情報
新型コロナウイルスの影響によるイベントの中止情報です。
10月17日に開催が予定されていた「第33回南箕輪村駅伝競走大会」は中止となりました。
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県内で新たに158人新型コロナ感染確認
長野県内で19日、新たに上伊那の5人を含む過去最多を更新する158人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県と長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、箕輪町の20代女子高校生、駒ヶ根市の20代会社員男性、駒ヶ根市の30代会社員男性、駒ヶ根市の30代無職女性、駒ヶ根市の10歳未満未就学女児、諏訪保健所管内で23人、佐久保健所管内で22人、松本保健所管内で21人、上田保健所管内で14人、飯田保健所管内で10人、大町保健所管内で6人、北信保健所管内で3人、木曽保健所管内で1人、長野市で23人、松本市で30人の、合わせて158人です。
19日午後4時現在、県内で感染が確認されたのは6,690人で、入院は218人、死亡は94人です。
県は新たに93人の変異株陽性者を確認したと発表しました。
上伊那の変異株陽性者の確認はありませんでした。
また飯田市、中野市、山ノ内町の県独自の感染警戒レベルを5に引き上げ、特別警報Ⅱを発出しました。
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新型コロナ 過去最多152人感染確認
長野県内で18日上伊那の4人を含む、過去最多となる新たに152人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県と長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那市の20代会社員男性2人、箕輪町の10代男子高校生、駒ヶ根市の20代会社員女性、諏訪保健所管内で22人、佐久・上田保健所管内でそれぞれ16人、松本保健所管内で10人、長野保健所管内で9人、飯田・北信保健所管内でそれぞれ5人、大町保健所管内で4人、長野市で28人、松本市で、33人の、合わせて152人です。
18日午後4時現在、県内で感染が確認されたのは6,532人で、入院は214人、死亡は94人です。
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今後も土砂災害に警戒を
18日の伊那地域は、日中晴れ間も見え、雨は小康状態となりました。
長野地方気象台では南部の多いところでは19日の正午までに100ミリの雨が降ると予想していて、土砂災害に厳重に警戒するよう呼び掛けています。
18日の伊那地域は、日中晴れ間も見え雨は小康状態となりました。
12日の降り始めから、18日午後2時までの伊那地域の総雨量は322.5ミリで、8月1か月の平年値の2.4倍となっています。
長野地方気象台では、前線に流れ込む湿った空気の影響で大気が不安定となり、18日の夜南部では雷を伴った強い雨が降る所があると言う事です。
南部では19日正午までに多いところで100ミリの雨が降ると予想されています。 -
もう一日休みを 田畑区伝統の盆正月
盆休みの延長を求めて区役員の家をバリケード封鎖する南箕輪村田畑の伝統行事「盆正月」が16日に行われました。
午後9時半すぎ、掛け声とともに作業が始まりました。
盆正月は、盆休みの一日延長を求めて毎年8月16日の深夜に田畑区の伝統行事を守る会や小学校PTAが区の役員宅などをバリケード封鎖する伝統行事です。
今年は新型コロナの影響で田畑公民館のみを封鎖しました。
公民館にある備品や野菜を並べ、飾りつけをしました。
最後に「お正月」と書いて封鎖は完了です。
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南箕輪村 広範囲で一時断水
18日午前8時から午前9時にかけ、南箕輪村の広い範囲で断水が発生しました。
原因は、給水管が古く破損したためで、村では給水管を交換する事にしています。
南箕輪村では、18日午前8時に村内の広範囲で断水が発生しました。
南箕輪小付近の給水管が破損し漏水したため水を村内の家庭に送る、おおもとの給水ポンプが緊急停止し断水したと言う事です。
午前9時に断水は一部の地域を除き解消されました。
村では、老朽化により破損したとみていて、同時期に設置した給水管の使用か所について調査を進めていきたいとしています。
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長野県SNSコロナ情報(上伊那圏域に新型コロナウイルス特別警報1)
新型コロナウイルスに関する長野県からのツイッター・ライン情報です。
【上伊那圏域に 新型コロナウイルス特別警報1】
上伊那圏域の新規陽性者が増加しており、感染が拡大しつつあり、特に警戒が必要な状態であると認められることから、同圏域の感染警戒レベルを4に引き上げ、新型コロナウイルス特別警報1 を発出します。
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長野県SNSコロナ(松本圏域の3市レベル引き上げ)
新型コロナウイルスに関する長野県からのツイッター・ライン情報です。
【松本圏域3市に #新型コロナウイルス特別警報2】
感染が顕著に拡大している状態であると認められる松本市・塩尻市・安曇野市の感染警戒レベルを5に引き上げ #新型コロナウイルス特別警報2 を発出します
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伊那養護学校でパラリンピックの火 採火
24日に開幕する東京パラリンピックに向けて、県内10圏域で今日採火が行われました。
伊那市では、伊那養護学校で、採火と聖火フェスティバルが行われました。
会場は伊那養護学校の敷地内にあるどんぐりの森です。
養護学校の子どもたちの夢が書かれた短冊とどんぐりの木を使った焚き木が積み上げられています。
伊那市の丸山公園の平和の火を、白鳥孝市長らが焚き木に点火しました。
焚き木が燃え上がると、伊那市在住の長野パラリンピック銀メダリスト・加藤正さんがランタンに点火しました。
伊那養護学校の生徒など参加者10人ほどが円を作り、順にランタンをリレーしました。
一般公開はされませんでしたが、見学に訪れていた養護学校の生徒たちも、急遽、一緒にランタンをリレーしました。
最後に、伊那養護学校高等部3年で生徒会長の金沢 貫汰さんが、展示台にランタンを置きました。
上伊那での採火イベントは、伊那市の他、辰野町と箕輪町でも今日行われました。
3市町村の火は一つに集められ、あすから15日まで、箕輪町のイオン箕輪店で公開されます。
16日に10圏域から長野市に火が集められ、一つの長野県の火とし、東京へと出立する予定です。 -
2050ゼロカーボンみのわ
箕輪町は、持続可能な社会づくりを目指す、SDGsの取り組みを町民に知ってもらうための活動「もったいないキャンペーン+」を箕輪町のベルシャイン箕輪店で3日に行いました。
ベルシャイン箕輪店内のフリースペースでアンケート調査やポスターパネルの展示などが行われました。
アンケートは、地球温暖化問題や、ゼロカーボンについて町民が関心を持っているかを調べるために行われました。
アンケートに答えた人には、再生紙のトイレットペーパーなどの環境グッズを渡していました。
店の入口では、町消費者の会が協力し、啓発チラシの配布も行われていました。
この活動は、SDGs社会の実現を目指す、2050ゼロカーボンみのわの事業の一環として行われたものです。
昨年度箕輪町民に向け行ったSDGsの認知度調査では、SDGsを知らない、わからないと答えた人がおよそ75%でした。
そのため、町民にSDGsを知ってもらい、理解度を高めてもらおうと、箕輪町が行ったものです。
町では、「この活動を通して、SDGsの活動を知ってもらいたい」と話していました。 -
丸中産業 SDGs学ぶ学習会
南箕輪村の廃棄物処理業者丸中産業は、国連が定めた持続可能な開発目標SDGsについて親子で学ぶ学習会を、7日に開きました。
7日は、伊那市狐島の事務所で学習会が開かれ、午前と午後合わせて5組の親子が参加しました。
講師を務めたオフィス機器製造業者のリコージャパンの社員は「日本では年間612万トンの食べ物が捨てられている。これは、日本人みんなが毎日1個ずつおにぎりを捨てているのと同じ量です。」などと説明していました。
丸中産業は、地域で出た不要品を海外でリユースしてもらう活動をしていて、「SDGsについて子ども達にも考えてほしい。夏休みの研究に役立ててもらいたい」と話していました。 -
伊那ICで新型コロナ緊急街頭啓発活動
お盆や夏休み中の新型コロナ感染拡大防止を呼び掛けるため、12日に中央道伊那インター料金所前で上伊那地域振興局の職員が緊急街頭啓発活動をしました。
12日は上伊那地域振興局の職員3人が伊那インター料金所前で高速道路の利用者に啓発活動をしました。
県は感染力が強いデルタ株の拡大防止のため、県外から来る人たちにも対策を呼びかけようと緊急の街頭啓発を行っています。
職員はパネルや広報車のスピーカーを使って人と人との距離の確保やこまめな手洗い、マスク着用の徹底などを呼びかけていました。
街頭啓発は8月14日まで県内の主要な駅や交通拠点で実施されます。
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富県小の5年生がそばの種まきに挑戦
富県小学校の5年生児童が2日、学校近くの畑でそばの種まきに挑戦しました。
この日は夏休み中の児童6人と、地区住民らがそばの種まきをしました。
例年は麦や大豆を育てていますが、そばづくりは初めての挑戦です。
児童たちは会員に教えてもらいながら種まきをしていました。
この取り組みは貝沼の自然環境を守る会と富県小学校の連携事業として10年以上続いています。
児童と地域住民が協力して、農業や食育を通じ地域づくりを進めることを目指しています。
自分たちで作って食べたいという児童の思いから、そばづくりに挑戦しました。
そばの収穫は10月初めを予定していて、そば打ち体験も行われるということです。
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伊那ロータリークラブ 「おやまのおうち」でデッキ作り
障がいのある子どもやその家族が自然の中で過ごせる伊那市高遠町山室の施設「おやまのおうち」で12日、デッキ作りが行われました。
「おやまのおうち」に伊那ロータリークラブのメンバー15人が集まり、デッキを作りました。
「おやまのおうち」は保護を必要とする子どものサポートなどを行っているNPO法人フリーキッズ・ヴィレッジが運営している自然体験施設で、築150年ほどになります。
伊那ロータリークラブはフリーキッズ・ヴィレッジからの依頼で車椅子の人も利用しやすいようにスロープ付きのデッキを作ることにしました。
デッキは8月中の完成を予定しています。
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県内で新たに84人感染確認 過去最多
長野県内で12日に上伊那の2人と上伊那を訪れていた3人を含む、新たに84人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
1日の感染者数が1月7日の79人を超え、過去最多となりました。
県と長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは辰野町の10代男子中学生、飯島町の50代無職女性、上伊那を訪れていた東京都の20代会社員女性、東京都の10歳未満小学生男児、神奈川県の20代会社員女性、松本保健所管内で11人、佐久保健所管内で10人、諏訪保健所管内で9人、上田・長野保健所管内でそれぞれ5人、大町保健所管内で3人、飯田・北信保健所管内でそれぞれ2人、長野市で11人、松本市で21人の合わせて84人です。
1日の感染者数が1月7日の79人を超え、過去最多となりました。
12日午後4時現在、県内で感染が確認されたのは5,927人で、入院は187人、死亡は94人です。
また県内で新たに新型コロナウイルス変異株の陽性者が44人確認されています。
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三六災害から60年 あの時私は・・・ 飯田市菅沼博人さん
1961年、昭和36年に伊那谷を襲った豪雨災害「三六災害」から今年で60年となりました。
当時を知る人の証言をご覧いただいています。
8回目は、飯田市の菅沼博人さんです。
三六災害は1961年6月23日ごろから7月1日ごろにかけ、伊那谷の天竜川流域などで発生し、死者、行方不明者は136人、浸水戸数は1万8千戸以上にのぼりました。
※内容はいなテレ12動画をご覧ください。 -
親子で伝統文化を体感
盆踊りや人形芝居など6種類の伝統芸能を体験できるイベント「伊那谷地域伝統文化おやこ体験フェスタ」が7月31日に伊那市のいなっせで開かれました。
伊那市の歌舞劇団田楽座や地域住民でつくるNPO法人ふるさと芸能研究所が開いたもので、40組80人の親子が参加しました。
箕輪町の古田人形や下伊那郡阿南町に伝わる新野の盆踊りなど6種類の伝統芸能を肌で感じながら体験できます。
このうち、獅子舞は、田楽座の獅子舞を担当している杉幸司朗さんが子どもたちに動作の基本を教えていました。
子どもたちは、段ボール製の獅子頭をかぶって体を動かしていました。
杉さんは、「集中して参加してもらえた」と手ごたえを感じている様子でした。
会場では、地域の伝統芸能をまとめた動画も流されていて、獅子舞を体験した後に、羽広の獅子舞の映像に見入る参加者の姿もありました。
このイベントは、新型コロナで地域の祭りや行事が中止となる中で、子ども達が伝統文化に触れる機会を作ろうと開かれました。
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県内で新たに上伊那3人含む73人感染確認
長野県内できょう、上伊那の3人を含む、新たに73人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県と長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、南箕輪村の50代自営業女性、辰野町の40代会社員女性、飯島町の70代無職男性、佐久保健所管内で10人、上田保健所管内で9人、諏訪保健所管内で7人、飯田・松本保健所管内でそれぞれ6人、北信保健所管内で3人、長野保健所管内で2人、大町保健所管内で1人、長野市で8人、松本市で、18人の合わせて73人です。
きょう午後4時現在、県内で感染が確認されたのは5,843人で、入院は188人、死亡は94人です。
また、県は新型コロナの感染が拡大している松本市・塩尻市・安曇野市の、県独自の感染警戒レベルを5に引き上げ、特別警報Ⅱを発出しました。
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南箕輪村農業経営者協議会 盆花販売へ準備
南箕輪村の農家でつくる、南箕輪村農業経営者協議会は盆花の販売に向けた準備を11日行いました。
神子柴の10アールの畑には、盆花に使うアスターとケイトウの花が植えられています。
午前8時から協議会のメンバー10人ほどが収穫を行いました。
1本ずつ、根元付近から切り取り、よぶんな葉を落としていきます。
今年は天候にも恵まれ、花のできは上々でしたが、先週末の風で一部が倒れてしまったと言う事です。
収穫した花は、南殿のまっくんファームの事務所に持ちこまれました。
別の場所で栽培された小菊なども持ち込まれ、机の上に種類や色ごとに並べられました。
盆花はアスターや小菊、ケイトウ、シマガヤ10本ほどをひと束にします。
協議会ではおよそ千束を用意する予定で、このうち650束はすでに予約済だと言う事です。
協議会では、12日午後3時から南箕輪村役場で盆花の販売を行う予定です。
価格は一束500円です。
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「エシカル」テーマのフリーマーケット
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで、最近話題を集めている「エシカル」をテーマにしたフリーマーケットが24日開かれました。
フリーマーケットには10店舗が出店し、無農薬栽培の野菜や、適正な価格で取引されたフェアトレードのコーヒー、障がい者による手芸品などが並びました。
エシカルは、直訳すると「倫理的」という意味で、近年は「環境や社会にやさしい」といった意味で使われています。
このイベントは、より良い未来のために社会問題に関心を持つきっかけにしてもらおうと、伊那市地域おこし協力隊の久田拓弥さんが中心となって企画しました。
エシカルフリーマーケットは、11月まで、毎月第4土曜日にみはらしファームで開かれます。
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ジュニア和楽器講座
子どもたちが和楽器に親しむジュニア和楽器講座が伊那市のいなっせで8日開かれました。
8日は、上伊那の小学生から高校生までの26人が箏、三味線、尺八のグループに分かれ体験しました。
尺八のグループは、音を鳴らすのに苦労している様子でした。
三味線のグループは、講師から三味線の持ち方や指の使い方を教わっていました。
箏のグループは、さくらさくらの曲を練習していました。
この講座は、文化庁の伝統文化親子教室事業の一環で、上伊那の和楽器の演奏者有志で作る「日本の音を未来に実行委員会」が開きました。
講座はあと7回開かれる予定で、来年1月には発表会が計画されています。