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南箕輪村開発公社 大芝荘の使用権を村に返却
現在休業している南箕輪村の大芝高原内の宿泊施設大芝荘について、運営する南箕輪村開発公社が使用権を村に返却したことが8日に報告されました。
村議会全員協議会が8日に、役場で開かれ、藤城栄文村長が報告しました。
10月末に公社の理事会で大芝荘の使用権の返却が決議され、村に返還されたということです。
大芝荘は、平成22年度から業績が落ち込みはじめ、特に昨年度は新型コロナの影響を受け営業収支は6,400万円の赤字となり、今年の6月14日から休業しています。
今後の活用法について藤城村長は、「早い段階で方向性を示したい」としています。
大芝荘は、6月中旬から休業し村のワクチン接種会場として使用したことにより、上半期の赤字額がおよそ1,500万円圧縮されたということです。 -
高遠在来とうがらしフォーラム
高遠在来とうがらしの魅力について語るフォーラムが、伊那市高遠町の高遠町総合福祉センターやますそで10月30日、開かれました。
フォーラムでは、信州大学農学部准教授の松島憲一さん、料理研究家の横山タカ子さん、株式会社八幡屋磯五郎の室賀栄助社長が、とうがらしの魅力や家庭で楽しめるレシピなどを紹介しました。
このうち、松島さんは、高遠在来とうがらしについて話をしました。
松島さんは「高遠てんとうなんばんは、上向きに生えるのが特徴で、鷹の爪よりも辛味がマイルドです。
芝平なんばんは、下向きに生え、高遠てんとうなんばんの2倍の辛さです」と話していました。
また、「とうがらしを活用して、地域農業を明るくし食文化を豊かにしましょう」と呼びかけていました。
横山さんは、とうがらしを使ったドライカレーや醤油漬けのレシピを紹介しました。
室賀社長は、高遠てんとうなんばんを使った七味を紹介しました。
フォーラムを企画した、高遠在来とうがらし保存会は、「伝統あるとうがらしを知ってもらい、日常の中で使うヒントにしてほしい」と話していました。
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故・矢澤章一さんの自作アンプを使ってコンサート
伊那市高遠町の高遠町歴史博物館は、去年4月に亡くなった伊那市の郷土史研究家、矢澤章一さんが作ったアンプを使ったコンサートを開きます。
8日は、有賀克明館長が、アンプから音が出るかテストを行いました。
矢澤章一さんは、伊那市高遠町出身の郷土史研究家で、去年4月に91歳で亡くなりました。
矢澤さんは、研究の傍ら、趣味で無線機やオーディオ機器の収集や製作を行っていました。
歴史博物館では、矢澤さんが自作したオーディオ機器の中から、真空管を使ったアンプでコンサートを開催しようと、アンプのテストを行いました。
アンプは3台あり、CDデッキに繋いで音楽を流し、ひとつずつ音が出るかチェックしていました。
3台すべてで音が出ましたが、そのうち1つはほかの2つに比べて音質が悪いということです。
高遠町歴史博物館では、来年2月20日まで、矢澤さんの資料を繙く展示「高遠今むかし」が開かれていて、開催期間中にアンプを使ったコンサートを計画しているということです。
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高遠高校の生徒が製作した看板を設置
伊那市の高遠消防署は、秋の全国火災予防運動に合わせて高遠高校の生徒が描いた看板を8日、お披露目しました。
こちらが、高遠高校芸術コース美術専攻の生徒9人が描いた看板です。
燃え上がる炎を鳳凰、それを消す水をイルカとクジラで表現したということです。
高遠消防署では、12年前から高遠高校の生徒が描いた看板を設置し、火災予防の啓発を行っています。
上伊那広域消防本部によりますと、ことしに入って発生した火災の件数は、7日現在55件だということです。
高遠消防署は「この看板が地域の人や通りかかった人の火災予防につながってほしい」と話していました。
看板は、1年間設置するということです。
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県内で新たに1人感染
長野県内で8日、新たに1人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
上伊那の感染確認はありませんでした。
県と長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、長野市で1人です。
県・松本市の発表はありませんでした。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは8,880人で、入院はなし、死亡は97人です。
また、県は北信圏域の県独自の感染警戒レベルを3から1に引き下げると発表しました。
これにより10月24日以来県内全域の感染警戒レベルが1となりました。
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森JOY たき火と森を感じるをテーマに開催
森を楽しむイベント「第4回森JOY」が7日に、伊那市の鳩吹公園隣りの市民の森で行われました。
今年は、「たき火と森を感じる1日」をテーマに、トークやワークショップ、コンサートなどが行われました。
小学校で森と木を活かした授業を行っている教諭らによるトークでは、それぞれの取り組みを紹介していました。
森JOYは、市が進める50年の森林ビジョンを官民で応援する伊那市ミドリナ委員会が開いたもので、今年で4回目です。
今年は、新型コロナ対策として入場を制限した他、伊那ケーブルテレビとオンラインで生中継しました。
フィナーレを飾った森のコンサートでは、伊那市出身のピアニスト平澤真希さんの演奏に合わせて、オペラ歌手の髙橋正典さんと伊那北高校合唱部の生徒が歌声を響かせていました。 -
「上戸ふれあい花だん」 看板お披露目会
伊那市西箕輪上戸の「上戸ふれあい花だん」に設置された看板のお披露目会が7日開かれました。
看板には南アルプスの山々を撮影した写真が転写されています。
7日は「上戸ふれあい花だん」に看板を設置した上戸環境保全会のおよそ30人が集まり、完成を祝いました。
会は去年から本格的に遊休農地を花だんとして整備し花を植え始めました。
看板は、花とともに目の前の景色を楽しんでもらいたいと設置されました。
会では8日、花だんの葉牡丹を保育園などに届けるということです。
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VC長野トライデンツが開幕8連敗
バレーボールVリーグ男子1部VC長野トライデンツの試合結果です。
VC長野トライデンツは、6日ホームでウルフドッグス名古屋と対戦し、セットカウント1対3で敗れ、開幕8連敗となりました。
次の試合は、13日土曜日にホームでサントリーサンバーズと対戦します。
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伊那まちBASEがオープン前に内覧会
伊那市のタウンステーション伊那まちの跡地に福祉、飲食、観光の機能を備えた情報交流の拠点、伊那まちBASEが8日にオープンします。
7日は内覧会が開かれ、関係者がテープカットを行いました。
伊那まちBASEはいなっせ向かいの通り町商店街、旧タウンステーション伊那まちの跡地に開設されました。
福祉面では、日本財団が中心となって開設をすすめている、子ども第三の居場所コミュニティモデルとして、ひとり親世帯の子どもや不登校の子どもたちの居場所づくりをすすめるとともに、地域の人たちが交流できる場を提供します。
飲食面ではシェアキッチンを備え、飲食業者の創業支援を行います。
観光案内所としても新しい観光のあり方を提案していくということです。
シェアキッチンやショップスペースは、申請をすれば誰でも利用することができます。
子どもからお年寄りまで気軽に立ち寄ることができる交流の場を目指していて、みんなでつくるみんなの居場所をテーマにしているということです。
利用時間は午前8時から午後10時までで、年中無休で利用できるということです。 -
伊那市の1人含む2人感染確認
長野県内で7日伊那市の1人を含む新たに2人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
上伊那での感染確認は10月25日以来です。
県と長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那市の10代男子高校生1人と、長野市で1人の合計2人です。
松本市の感染確認はありませんでした。
7日午後4時現在、県内で感染が確認されたのは8,879人で、入院は1人、死亡は97人です。
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伊那ケーブル 西山生産森林組合にテレビ寄贈
伊那市の伊那ケーブルテレビジョン株式会社は、高遠町藤沢御堂垣外の西山生産森林組合に大型テレビを6日寄贈しました。
6日は、伊那ケーブルテレビの向山賢悟社長らが御堂垣外公民館を訪れ、西山生産森林組合の伊藤博組合長理事に目録を手渡しました。
贈ったのは、55インチの4K液晶テレビです。
伊那ケーブルテレビは、昭和61年1986年の開局に合わせ、東京キー局の電波を受信するアンテナを西山生産森林組合が管理する御堂垣外の山林に設置しました。
デジタル化に伴いその役目を終えたことから、今年アンテナを撤去し、これまでのお礼にとテレビを寄贈しました。
贈られたテレビは御堂垣外公民館に設置されるということです。
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高遠大橋で20年間保管 タイムカプセル返却
2000年に完成した、伊那市高遠町の高遠大橋内に保管されていたおよそ730個のタイムカプセルの返却が、高遠城址公園の管理事務所で6日と7日に行われます。
1999年7月に高遠大橋で見学会が開かれ、訪れた人たちは直径10センチ、高さ15センチ程のカプセルに思い思いの品を入れました。その数はおよそ730個でした。
カプセルは橋の内部に保管され20年後に返却される予定でしたが、新型コロナの影響で一年遅れでの返却開始となりました。
高遠城址公園の管理事務所では、訪れた人たちが書類を差し出し、思い出の品が入ったカプセルを20年ぶりに手にしていました。
当時小学3年生だった男性のカプセルからは、恩師との写真や手作りの笛、九九の合格証などが出てきました。
当時、年長だった女性のカプセルからは手形の他、担任からの手紙などが入っていました。
高遠城址公園での返却は7日までで、それ以降の9日から12月3日までは高遠町総合支所で行われる予定です。
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県内で新たに1人新型コロナ感染確認
長野県内で6日、新たに1人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
上伊那の感染確認は12日連続でありませんでした。
県と長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、茅野市の1人です。
長野市・松本市の発表はありませんでした。
6日午後4時現在、県内で感染が確認されたのは8,877人で、入院は1人、死亡は97人です。
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VC長野 開幕7連敗
バレーボールVリーグ男子1部VC長野トライデンツの試合結果です。
VC長野トライデンツは5日松本市でウルフドッグス名古屋と対戦しセットカウント0対3で敗れ、開幕7連敗となりました。 -
つくしんぼ保育園がシクラメン販売
伊那市御園のつくしんぼ保育園は、6日からニシザワ双葉食彩館でシクラメンの販売を行っています。
シクラメンは、1鉢1,400円です。
11月の毎週土日の午前10時から午後2時30分まで販売しています。
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もみじ湖見ごろ
もみじ湖の愛称で親しまれる箕輪町の箕輪ダム周辺ではおよそ1万本のモミジが色づき見ごろを迎えています。
5日は、平日にもかかわらず県内外から多くの人たちが訪れ、周辺を散策したり写真を撮ったりして楽しんでいました。
箕輪ダム周辺には、1万本のもみじが植えられていて赤や黄色、オレンジなど色とりどりのもみじが今が見ごろです。
箕輪町観光協会によりますと今年は10月29日頃から色づきはじめ、今週になって一気に紅葉が進んだということです。
もみじ湖は、大手旅行サイトのおすすめ紅葉スポットランキングで2年連続1位に選ばれていて去年は、およそ6万人が訪れたということです。
14日までの午後5時から午後9時までライトアップもしています。
箕輪町観光協会では「観光ボランティアガイドによる案内も実施しているので、秋のもみじ湖を多くの人たちに楽しんでもらいたい」と話していました。
紅葉は、10日頃まで楽しめるということです。
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梅垣佐知子さん宅 菊が見ごろ
伊那市美篶の梅垣佐知子さん宅では、菊が見ごろとなっています。
91歳になる梅垣さんは、25年ほど前から菊を育てています。
庭には、13種類、60鉢の菊が並べられています。
これから花を咲かすものもあり、11月中旬ごろまで楽しめるということです。
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9月有効求人倍率
上伊那の9月の月間有効求人倍率は、前の月を0.04ポイント上回る1.49倍となりました。
9月の月間有効求人数は3585人、月間有効求職者数は2,405人で、月間有効求人倍率は1.49倍となりました。
全国は1.06倍、県は1.38倍で、上伊那は県内12のハローワーク管内で3番目に高い数字となっています。
雇用情勢については、「一部に弱い動きが続いているものの、着実に改善が進んでいる」と判断を据え置いています。
ハローワーク伊那では「小売業や生活関連サービス業は、新型コロナの影響で依然として弱い動きが続いているため、今後の感染状況に注視していきたい」と話していました。
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県内1人感染 上伊那なし
長野県内で5日、新たに1人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
上伊那の感染確認は11日連続でありませんでした。
県と長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、長野市で1人です。
県・松本市の発表はありませんでした。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは8,876人で、入院は1人、死亡は97人です。
また、長野県は4日現在の新型コロナワクチンの接種状況を発表しました。
伊那市・箕輪町・南箕輪村は1回目・2回目とも80%以上となっています。
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第16回西町区「みんなの作品展」
伊那市西町区の区民による「みんなの作品展」が、5日から西町公民館で始まりました。
会場には、絵画や工作、パッチワークなど52点が展示されています。
区民の身近な発表の場として開かれていて、今年で16回目になります。
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石仏フィギュア完成
伊那市内の小学校や企業などから集まったペットボトルのキャップを再利用して製作した石仏フィギュアが完成し5日、お披露目されました。
5日は、発案者で高遠を拠点に活動する地域おこし協力隊の吉澤祐佳さんとフィギュアを製作した富県の有限会社スワニーの社員が市役所を訪れ、白鳥孝市長に完成を報告しました。
高遠藩ゆかりの石材加工職人「高遠石工」を広く発信しようと高遠町に残る石仏をかたどったフィギュアを製作したものです。
スワニーが、石仏を3Dデータにして、ペットボトルのキャップを溶かし金型に流し込んで製作しました。
7日に行われる高遠城下石仏ウォーク2021のイベントに合わせ、高遠町文化センター駐車場で販売します。
3種類の石仏フィギュアを各200個製作した他、限定品を60個つくりました。
この石仏フィギュアは高遠城下石仏ウォーク2021のイベントに合わせ、カプセルトイ通称ガチャガチャで3
00円で販売されます。
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伊那市表彰式典 12人と7団体表彰
文化の日の3日伊那市表彰式典が行われ教育や産業、社会福祉などに功績のあった12人と7団体が表彰されました。
式典では、出席した10人と7団体が白鳥孝市長から表彰状を受け取りました。
地方自治功労が2人、寄附功労が1人と3団体、教育文化功労が2人、産業功労が1人と2団体、社会福祉功労が1人、保健衛生功労が4人、善行功労が1人と2団体です。
受賞者を代表し、高遠城跡発掘調査団団長など史跡の保護に尽力した丸山敞一郎さんが「今後も、微力ながら伊那市の発展に貢献していきたい」と謝辞を述べました。
白鳥市長は「皆さんの功績があり今の伊那市の発展があります。今後もそれぞれの立場で、助言を頂きたい」と挨拶しました。
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中尾歌舞伎11月公演 2年ぶりに披露
伊那市長谷に伝わる農村歌舞伎「中尾歌舞伎」のおよそ2年ぶりとなる公演が3日に、中尾座で開かれました。
新型コロナの影響で2年ぶりとなった今回の公演の演目は、「神霊矢口渡 頓兵衛住家の段」です。
敵と知らずに落武者に恋をした娘と、落武者を討とうとする父との悲劇の物語です。
新型コロナ対策として、入場は関係者に限り、伊那ケーブルテレビで生中継した他、動画投稿サイト「ユーチューブ」で生配信しました。
ひん死の傷を負った娘が落武者を逃がすために太鼓を打ち鳴らす最後の場面では、お捻りが飛んでいました。
会場では、青山学院大学のコミュニティ人間科学部の3年生8人が、駐車場での車の誘導や受付を手伝っていました。
学生は、地域コミュニティについて学ぶ授業の一環で10月30日から長谷を訪れていて、歌舞伎を通して人々の暮らしぶりや歴史、思いを学ぶ場にしようと行ったものです。
公演は、12月4日土曜日にも入場者を限定して行われます。 -
県内で新たに1人感染確認
長野県内で4日、新たに1人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
上伊那の感染確認は10日連続でありませんでした。
県と長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、長野市で1人です。
県・松本市の発表はありませんでした。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは8,875人で、入院は1人、死亡は97人です。
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伊那市がプレミアム商品券「いな・ほっと券」販売
伊那市内の飲食店などで利用できるプレミアム商品券「いな・ほっと券」第3弾の販売が4日から始まりました。
伊那市役所などでプレミアム商品券「いな・ほっと券」の販売が行われました。
販売価格は1冊10,000円で、13,000円分の利用ができます。
発行総額は20億8千万円となっています。
発行予定数は16万冊で、17万6,410冊の申し込みがあったということです。
一人10冊まで購入できますが、予定数を上回ったことから、上限を9冊に減らしての販売となりました。
伊那市役所のほか、伊那商工会議所、伊那市商工会などで11月17日まで販売しています。
いな・ほっと券は市内の飲食店など1,066店舗で令和4年2月28日まで利用できるということです。
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秋の叙勲 堀正秋さん・久保村清一さん
今年の秋の叙勲受章者が3日発表され、伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは2人が選ばれました。
元南箕輪村商工会会長の堀正秋さんは中小企業振興功労で旭日単光章を受章しました。
堀さんは南箕輪村久保在住の73歳です。
平成10年に株式会社堀建設を継いで、2代目の社長に就任しました。
平成24年5月から3期9年に渡り、南箕輪村商工会会長を務めました。
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箕輪町と関係区が隣接指定避難所連携
災害時に地区ごとに開設される指定避難所に避難できない区民が隣接区に避難できるように、箕輪町と関係区が2日、申合せ書に調印しました。
箕輪町役場で調印式が行われ、上古田区、中原区の2区と、下古田区、八乙女区、大出区の3区がそれぞれ町と災害時における指定避難所の運営に関する申合せ書を取り交わしました。
地震や大雨などの災害が発生した際に、区内に開設される指定避難所に避難することが難しい場合は、隣接する区が連携して避難所の受け入れを行えるものです。
白鳥町長は「隣接地区が正式な指定避難所になることで、高齢者などの安全確保がしやすくなる」と話しました。
町は平成27年にも、富田区、中曽根区の2区、三日町区、松島区、木下区の3区とそれぞれ同様の申合せ書を取り交わしています。
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信大クリスタルでろ過した水使いクラフトビール
伊那市西箕輪でクラフトビールを製造しているイナデイズブルーイングは、信州大学が開発した高機能結晶「信大クリスタル」でろ過した水で仕込んだクラフトビールを8日に発売します。
こちらが、8日に発売されるクラフトビール Bonding Fluxです。
信州大学工学部が開発した「信大クリスタル」でろ過した仕込み水で造られました。
このビールを製造している伊那市西箕輪のイナデイズブルーイングです。
ろ過装置のフィルターに信大クリスタルが使われていて、それにより水のカドがとれ、味がまろやかになるということです。
信大クリスタルは、信州大学工学部が開発した、少ないエネルギーで結晶を作ることができる技術「フラックス法」を使って生成した結晶の総称です。
信大農学部の卒業生で、イナデイズブルーイング代表の冨成和枝さんです。
今回冨成さんは、持続可能な循環型社会の実現を目指す信大工学部の取り組みに共感し、今回信大クリスタルを使った商品を開発しました。
クラフトビールBonding Fluxは1本350ミリリットル入りで税込み660円です。
信州大学の生協と、イナデイズブルーイングのオンラインショップで8日に発売されます。
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長野県内で新型コロナ感染確認なし
県と長野市、松本市の発表によりますと、2日長野県内で新型コロナウイルスへの感染確認はありませんでした。
県内の新規感染者数が0となるのは先月31日以来となります。
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秋の褒章 鹿野博愛さん
秋の褒章受章者が2日発表され、伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは、伊那市富県の保護司 鹿野博愛さんが更生保護功績で藍綬褒章を受章しました。
鹿野さんは、伊那市富県在住の76歳です。
鹿野さんは、1994年から2008年まで児童養護施設たかずやの里の施設長を務めました。
1998年から23年間保護司として活動してきました。
「対象者の話を聞く」ということを大切に、これまでにおよそ10人の社会復帰を支援してきたということです。