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長野県SNSコロナ(全県レベル4解除)
【全県の感染警戒レベル4を解除し各圏域の感染状況に応じたレベルに切り替えます】 全県の感染警戒レベル4を解除した上で、図のとおり感染状況に応じたレベルに切り替えます また、上田市の一部地域における営業時間短縮等の要請は、予定どおり9月29 日をもって終了します
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伊那西小 森の映画屋さん
伊那市の伊那西小学校の4年生は、自分たちが作った動画を学校林にある森の教室で上映する「森の映画屋さん」を28日開きました。
休み時間、チケットを持った児童が続々とやってきました。
伊那西小学校の学校林にある「森の教室」にはスクリーンが設置され、「森の映画屋さん」となりました。
上映されたのは、4年生の児童6人がタブレット端末で撮影、編集したジャムの作り方です。
動画は4分で、7月に自分たちで作った野イチゴなどのジャムを全校児童に振舞い、その作り方も紹介しようと制作しました。
撮影や編集のほか、構成もすべて児童が行ったということです。
出来上がったものを自然の中で多くの人に見てもらおうと、全校児童にチケットを配布し、森の教室で上映することにしました。
11月にも森の映画屋さんを行う予定で、今度は自分たちで考えた物語をもとにした動画を作るということです。
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伊那北高校百年史完成
伊那市の伊那北高校の百年史編纂委員会は、創立100周年を記念し、学校の歴史などをまとめた百年史「たぐへて行かむ」を制作し、27日お披露目されました。
こちらが伊那北高校百年史「たぐへて行かむ」です。
「ともに進もう」という意味で校歌の一節からとりました。
百年史は788ページで、前身となる旧制伊那中学校建設を求める建白書が県に提出された明治14年・1881年から、創立100周年を迎えた2020年までを、戦前・戦後・1980年からの20年、2000年からの20年と、4章に分け掲載しています。
また、百年史と同時に、卒業生や現役の生徒にインタビューをした48分の映像作品も制作しました。
27日は編纂委員会の役員が記者会見を開き、完成した百年史をお披露目しました。
編纂委員は44人で、2013年から構想に4年、執筆に5年かけ完成させたということです。
伊那北高校百年史と映像のDVD・BDは伊那北高校同窓会事務局で販売していて、百年史は税込み4,100円で、映像はDVD・BDともに1,000円となっています。
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箕輪町で通学路危険か所点検
今年6月に千葉県で発生した下校中の児童がトラックにはねられた交通事故を受け、箕輪町は、通学路の危険か所の点検を28日行いました。
28日は、午前7時半から、箕輪町や小中学校、伊那警察署、などの関係者およそ15人が、通学路の合同点検を行いました。
三日町の介護予防拠点施設近くの竜東線です。
箕輪南小学校によると、この場所は、通勤時間帯は車の量が多く横断時に危険だということです。
登下校時にはボランティアが立ち児童の通学を補助しているということです。
通学路の点検は、今年6月に千葉県で下校途中の児童の列にトラックが突っ込み、5人が巻き込まれた事故を受け、全国で行われているものです。
28日は、学校や区から対策が特に求められている17か所を点検しました。
町によりますと、町内の通学路には136か所の危険か所があり、53か所が対策済みとなっています。
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オンラインで「ハッカソンin伊那」
ものづくり現場での技術伝承をテーマにITを活用した課題解決策を考える「ハッカソンin伊那」が伊那市役所で4日オンラインで行われました。
4日は伊那市や東京都などのITエンジニアやIT企業の社員、大学生など27人が参加しました。
ハッカソンとは、高い技術力を駆使してシステムを操るという意味のハックとマラソンを掛け合わせた造語です。
アイデアを出し合い、期間内にサービスなどを開発し、成果を競い合うイベントです。
「ハッカソンin伊那」は8チームに分かれて4日と10月2日の2日間で行われます。
今回はものづくり現場の技術伝承をテーマにITを活用したアイデアで課題解決を目指しています。
4日は伊那市内の精密部品に関する2社から現場の課題や現状について話を聞きました。
10月2日の審査で最優秀賞になった場合、伊那市が実用化に向けた開発費などの支援を行う予定です。
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サン工業株式会社 伊那市に300万円寄付
伊那市西箕輪で金属の表面処理を行うサン工業株式会社は、教育に役立ててもらおうと伊那市に300万円を28日寄付しました。
28日はサン工業の川上健夫社長らが伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に目録を手渡しました。
サン工業は平成25年から毎年伊那市に寄付を行っていて、今年を含め9年間で総額は2,312万円になります。
白鳥市長は「今までいただいた寄付金で電子黒板やタブレットを購入しました。助かっています」と話していました。
伊那市では希望や状況を踏まえ、寄付金を子どもの育成のために活用していくということです。
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県内新たに5人新型コロナ感染確認
長野県内で28日伊那市の1人を含む新たに5人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県と長野市、松本市の発表によりますと感染が確認されたのは、伊那市の20代会社員女性、佐久・上田保健所管内でそれぞれ1人、松本市で2人の合わせて5人です。
長野市の感染確認はありませんでした。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは8,703人、入院は55人、死亡は95人です。
また、新たに2人の変異株陽性者と、7人のデルタ株への感染が判明しました。
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JA上伊那が社協に米を寄付
JA上伊那は、子ども食堂に活用してもらおうと500キロの米を27日、伊那市社会福祉協議会に寄付しました。
JA上伊那の御子柴茂樹組合長が市役所を訪れ、白鳥孝市長にプライベートブランドの伊那華の米を渡しました。
伊那市は食料支援を必要としている世帯を応援する、子どもの未来応援事業を行っています。
事業の委託を受けた、市社会福祉協議会が子ども食堂などに無償で食材を提供する活動を行っています。
御子柴組合長は「米には生産者の気持ちがこもっているので、子ども食堂で活用してほしい」と話しました。
白鳥市長は「500キロの米を寄付していただき感謝している。子どもたちには米をたくさん食べて大きくなってほしい」と話しました。
500キロの米は、毎月40キロずつ活用し、子ども食堂やカレー大作戦などで提供されるということです。
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伊那西高校 3クラブ合同定期演奏会
伊那市の伊那西高校の3つのクラブ合同の定期演奏会が、20日に伊那市の伊那文化会館で開かれました。
定期演奏会は、合唱クラブ・吹奏楽クラブ・お箏クラブの3つのクラブ合同で開かれました。
去年は、新型コロナの影響により中止となっていて、今回は保護者と学校関係者のみに入場を制限し曲数も減らすなど、規模を縮小して2年ぶりに開きました。
定期演奏会は、3年生にとって最後のステージとなります。
合唱クラブは、歌謡曲など4曲を披露しました。 -
高遠産唐辛子の普及へ 味噌ダレに合う新メニューお披露目
信州伝統野菜に認定されている伊那市高遠町に伝わる唐辛子「芝平なんばん」を使ったメニューが、27日にお披露目されました。
27日は、高遠町内で新メニューのお披露目会が開かれ、それぞれが芝平なんばんを使って味噌ダレを作りそれに合う料理を作りました。 -
新型コロナ県内で新たに9人感染確認
長野県内で27日、新たに9人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
上伊那での感染確認はありませんでした。
上伊那の県独自の感染警戒レベルは4から2に引き下げられました。
県と長野市、松本市の発表によりますと感染が確認されたのは、上田保健所管内で2人、松本・長野保健所管内でそれぞれ1人長野市で4人、松本市1人の、合わせて9人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは8,698人、入院は58人、死亡は95人です。
また県は上伊那地域に出されていた独自の感染警戒レベルを4から2に引き下げました。
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もみじ湖の紅葉 2年連続1位
箕輪町にあるもみじ湖が国内旅行予約サイト「じゃらんnet」の「全国のおすすめ紅葉スポットランキング2021」で1位になりました。
もみじ湖が全国のおすすめ紅葉スポットランキングで1位となったのは2年連続です。
もみじ湖には1万本以上のもみじが植えられています。
国内旅行予約サイト「じゃらんnet」の「全国のおすすめ紅葉スポットランキング」で1位になった昨シーズンは、例年の2倍以上のおよそ6万9,000人が訪れました。
訪れる人が増えたことに対応するため、今年はもみじ湖を案内するガイドの養成講座や遊歩道の整備などを行っています。
例年10月下旬ごろから11月上旬まで見頃を迎えます。
もみじ湖では、予定していたもみじ湖フェスティバルともみじ湖夢ウォーキングは新型コロナの影響で中止となりました。
ライトアップは10月23日から11月13日まで行う予定で、広場ではお土産販売などの出店を行うということです。
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県縦断駅伝2年連続中止
11月20日と21日に開催が予定されていた長野県縦断駅伝は新型コロナ感染拡大防止のため2年連続で中止が決まりました。
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子どもたちが楽しめるイベント開催
夏祭りが中止となる中、親子で輪投げやヨーヨー釣りなどを楽しむイベントが23日伊那市横山の鳩吹公園で開かれました。
会場には、ヨーヨー釣りや輪投げ、フリーマーケットなどのブースが設けられ、訪れた親子連れが楽しんでいました。
このイベントは、趣味で飲食店などを紹介する動画を制作している伊那市の有志が、夏祭りなどが中止となる中、子どもたちが楽しめる場を作ろうと企画しました。
新型コロナで打撃を受ける飲食店を応援しようと市内3店舗のキッチンカーも招きました。
会場には上伊那の親子連れおよそ300人が訪れました。
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しゅわたいむで防災の手話
伊那市の伊那図書館の手話のおはなし会「しゅわたいむ」が26日開かれ、参加者が防災に関する手話を学びました。
おはなし会には上伊那のおよそ10人が参加しました。
上伊那聴覚障害者協会の3人が手本となり、「災害」や「大雨」「避難」など、防災に関する手話を学びました。
災害という手話は両手で「災い」という漢字を表しているということです。
また、助けを求める手話は、手の動きだけでなく表情も重要だと紹介していました。
伊那図書館では、手話に親しんでもらおうと月に1回手話のおはなし会「しゅわたいむ」を開いています。
今回は、秋になり台風などが多くなる季節となることから、防災に関する手話を取り上げました。
伊那図書館は10月から改修工事を行うため、次回のしゅわたいむは来年になる予定だということです。
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鳩吹山に空ノ鐘を設置
伊那市横山を中心にアウトドアでの体験を提供するASOBINAとERUKUパラグライダースクールは、共同で鳩吹山山頂に鐘を設置しました。
26日は、地元の関係者など20人ほどが集まり鐘のお披露目会が開かれました。
鐘は鳩吹山山頂のパラグライダー出発点近くの標高1320mに設置されました。
伊那市を一望できる景色を眺めながら想いを込めて鐘を鳴らしてもらおうと企画したもので、「空ノ鐘」と名付けました。
鐘は、県外のチャペルから譲り受けたものだということです。
26日は、あいにくの天候となりましたが、この場所は晴天だと伊那市を一望することができます。
空ノ鐘は、誰でも自由に鳴らすことができるということで、関係者は伊那市の観光スポットのひとつになればと期待しています。
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防火ポスター・習字選考会
上伊那の小学生を対象に募集した火災予防に関するポスターと習字の選考会が伊那市の上伊那広域消防本部で15日、開かれました。
ポスターの部の最優秀賞には、箕輪町の箕輪中部小学校6年の山口愛心さんの作品が選ばれました。
火災の原因になる家電やたばこの不始末などを確認するデザインとなっています。 -
県内で新たに12人感染確認
長野県内で26日、新たに12人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
上伊那の感染確認はありませんでした。
県と長野市、松本市の発表によりますと感染が確認されたのは、上田保健所管内で4人、松本保健所管内で3人、長野保健所管内で1人、長野市・松本市でそれぞれ2人の、合わせて12人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは8,689人、入院は71人、死亡は95人です。
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少年の塔慰霊祭 永久平和を誓う
太平洋戦争中、上伊那から満蒙開拓青少年義勇軍として満州へ渡り命を落とした青少年の慰霊祭が伊那市の伊那公園で25日行われました。
慰霊祭は、義勇軍の悲劇を伝えていこうと上伊那教育会が毎年行っています。
新型コロナウイルスの影響で、役員のみで行われ、およそ20人が出席しました。
少年の塔は鍬を持ち遠い大陸から望郷の念にふける少年の像で上伊那教育会や満蒙開拓青少年義勇軍遺族会などが昭和36年に建立したものです。
上伊那教育会の原文章会長は「戦後76年を過ぎてなお上伊那教育会の負の遺産を風化させず、永久平和に務めていきたい」と追悼の言葉をのべました。
また慰霊祭では、元上伊那教育会専任幹事で、今月19日に亡くなった北原和夫さんの義勇軍の体験談の朗読も行われました。
義勇軍は戦時中、満州開拓のため国策として教育会が中心となり募集し上伊那からはおよそ800人が海を渡りました。
敗戦後ソ連の捕虜となり強制労働などで上伊那出身者は91人が命を落としたということです。
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新型コロナ 伊那市1人含む県内9人感染
長野県内で25日伊那市の1人を含む新たに9人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県と長野市、松本市の発表によりますと感染が確認されたのは、伊那市の10代会社員男性、上田保健所管内で4人、諏訪保健所管内で1人、長野市で2人、松本市で1人の、合わせて9人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは8,677人、入院は68人、死亡は95人です。
また、新たに18人の変異株陽性者と1人のデルタ株への感染が判明しました。
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認知症支援に理解を 高遠ダム「オレンジ色に」
伊那市高遠町の高遠ダムは、世界アルツハイマー月間に合わせ、認知症支援のテーマカラーの「オレンジ色」にライトアップされています。
国際アルツハイマー病協会と世界保健機関は、9月を世界アルツハイマー月間と定めています。
伊那市では、啓発活動の一環として、認知症について正しく知る機会にしてもらおうと企画しました。
高遠ダムは、21日から認知症支援のテーマカラーであるオレンジ色にライトアップされています。
ライトアップは30日までで、時間は午後6時半から午後10時の予定です。
10月10日には、伊那図書館で介護や認知症に関する相談会も開かれる予定です。
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みのわテラス 初の合同防災訓練
農産物直売所やレストランなどがある、箕輪町のみのわテラスで防災訓練が17日初めて行われました。
訓練には、施設内にある農産物直売所やレストランなどの従業員14人が参加しました。
このうち防火訓練では、消火器の使い方を教わりました。
施設の火災報知器などの点検を行う業者が講師を務め「炎では無く、火元の燃えている物に向かい水をかけると良い」と教えていました。
また建物内では「逃げ道を確保してから消火する」「天井まで火が届いていたら消火をあきらめ、避難する」などをポイントにあげていました。
みのわテラスには4つの施設があり、それぞれ、別の企業が指定管理者となっています。
今回は、横の連携を深め、いざという時に備えていこうと、合同で訓練が行われました。
この日は、施設ごとに消火器の場所や避難経路についての確認も行われました。
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秋の味覚マツタケ大量入荷
伊那市の産直市場グリーンファームには、秋の味覚の王様マツタケが大量に入荷しています。
豊作の年だけ行う量り売りが人気です。
売り場には上伊那や木曽などで採れた上物のマツタケがずらりと並び、多くの人だかりができていました。
その隣では、量り売りが行われています。
値段は100g2500円です。
量り売りは、豊作の年に行われていて、24日は多くの人たちが買い求めていました。
量り売りは、今週から行われていて、入荷があれば続けて行うということです。
グリーンファームによると8月の長雨の後、生育に適した気温が続いたため今年は、豊作だということです。
マツタケ以外にもアミタケやコウタケといった雑キノコも並んでいます。
マツタケシーズンは、10月上旬まで続く見通しです。
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新型コロナ 県内14人感染確認
長野県内で24日新たに14人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県と長野市、松本市の発表によりますと感染が確認されたのは、上田市で3人、長野市で9人、松本市で2人の合わせて14人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは8,668人、入院は72人、死亡は95人です。
また、長野県は23日現在の新型コロナワクチンの接種状況を発表しました。
伊那市と南箕輪村は1回目、2回目とも50%から80%。
箕輪町は、1回目が80%以上、2回目は50%から80%です。
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コシヒカリの受け入れ始まる
米の収穫時期を迎え、上伊那の主力、コシヒカリの受け入れが伊那市美篶のJA上伊那 美篶カントリーエレベーターで14日から始まりました。
14日は、箕輪町から伊那市で刈り取られたコシヒカリが次々と運びこまれていました。
トラックから米が下ろされると、地下のベルトコンベアを通ってサイロに運ばれて行きます。
初日の今日は約150トンが持ち込まれ、10月上旬までには6000トンほどになるということです。
米は乾燥・貯蔵され、11月初旬から新米のもみすりが始まります。
米は卸売り業者に出荷されるほか、上伊那の保育園や小中学校の給食で使われるということです。
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箕輪町 生活困窮者を支援
箕輪町の白鳥政徳町長は、新型コロナの第5波の影響で収入が減った世帯などの支援として1人あたり1万円を支給する考えを、24日に開かれた定例記者懇談会で発表しました。
これは、24日に開かれた定例記者懇談会で白鳥町長が明らかにしたものです。
対象となるのは、新型コロナの影響で収入が減った生活困窮者などで、1人あたり1万円を支給する考えです。
生活困窮者などへの支援に関する予算案は、10月1日に開かれる臨時議会に提出するということです。
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故矢澤章一さんの資料繙く 高遠今むかし
伊那市の古い写真のデジタルアーカイブ化を進め、去年4月に91歳で亡くなった郷土史研究家矢澤章一さんの資料を繙く展示「高遠今むかし」が、高遠町歴史博物館で開かれています。
23日はオープニング式典が行われました。
会場には、矢澤さんが歴史博物館に寄託した品や、デジタルアーカイブ化した写真など約120点が展示されています。
矢澤章一さんは、1928年高遠町東高遠生まれで、去年4月に91歳で亡くなりました。
矢澤さんが使っていたカメラや、写真の整理に使用していたパソコンも展示されています。
矢澤さんは平成27年から伊那市から古い写真のアーカイブ化の委託を受け、27万点もの写真をデジタル化し、タイトルや説明を付け整理しました。
展示では、明治時代から現在にかけての高遠城址公園の変遷を写真で見ることができます。
23日は、矢澤さんの妻・たか子さんも会場に訪れていました。
矢澤さんの資料を繙く展示「高遠今むかし」は来年2月20日まで、高遠町歴史博物館で開かれています。
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オンラインで藩校サミット
藩校をルーツに持つ長野県内の小中学校が学習の成果を発表する信州藩校サミットが23日オンラインで開かれ、伊那市高遠町の高遠小学校が進徳館での学びについて発表しました。
23日は信州藩校サミットがオンラインで開かれ、県内に11ある藩校のうち、今回5つの小中学校が参加しました。
高遠小学校は4年生が参加し、万延元年1860年に設立された高遠藩の藩校・進徳館について発表しました。
進徳館の歴史や、夏休みに行われる「進徳館夏の学校」で、論語の素読を行っていることなどを紹介しました。
コーディネーターを務めたジャーナリストの池上彰さんは、「論語は今は難しくても、大人になった時に生きていくヒントになります」と話していました。
サミットは、長野市松代町にある松代藩の藩校・文武学校の改修工事が去年完了したことから、藩校をルーツに持つ県内の学校が集まり学びの大切さについて考えようと長野市教育委員会が開きました。
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ラーメン屋 原点
極太のストレート麺にトンコツスープ。
開店当初から変わらない原点の味です。
酒井たかしさん64歳。
1993年、平成5年に伊那市荒井青木町のこの地にラーメン屋を開業。
当時は、どさん子でした。
10年後、原点としてリニューアル。
酒井さんがラーメン屋を始めてから今年9月9日で28年になります。
ラーメンづくりは、酒井さんと妻なみよさんと夫婦二人三脚の連携プレー。
ギョウザも焼きながら。
手際よくラーメンが出来上がっていきます。
原点のラーメンといえば、極太のストレート麺とトンコツスープ
味は、味噌・塩・醤油
そして、15年ほど前から油そばをはじめ、高校生を中心に特に若い人に人気があります。
ラードを使った特性の油とネギ。
太麺を絡めます。
深夜の仕込みが終わると散歩に出かけます。
体力を維持するために毎日欠かすことができない日課です。
酒井さんの入院で2016年2月から4カ月間休業に。
6月営業再開の日。
酒井さんの姿がありました。
久々に活気が戻った店内。
高校生の姿もあります。
最初の入院でアルバイトに出て生活を支えたなみよさん。
酒井さんの度重なる入院でラーメンの作り方を教わりました。
酒井さんが病院に行く日は、ひとりできりもりします。
店内は、地元野球部の寄せ書きでうまっています。
夫婦で高校生を応援してきました。
毎年夏になるとステッカーも作り、行くぞ甲子園の横断幕。
「当時来ていた高校生の子どもは自分にとっては孫みたいな存在。その子たちが野球をやっている姿を見てこの店はおしまいかな。あと10年がんばりたい」と酒井さん。
原点、今日も満員です。 -
若手作家展 山と谷のアトリエ
伊那市高遠町の信州高遠美術館では、「若手アーティスト展 山と谷のアトリエ」が22日から始まりました。
会場には、イラストレーターや建築家、靴職人など7人の作品が展示されています。
22日は、このうち高遠町在住の「のぞみるきさん」と駒ヶ根市在住の「大宮のぞみさん」の2人が報道陣向けに作品の説明をしました。
絵描きの「のぞみさん」は、2018年に高遠町に移住し、今回は高遠の風景画を出展しました。
のぞみさんの作品は、視点を変えて楽しんでもらおうと壁の高い位置や低い位置に飾られています。
イラストレーターの大宮さんは、上伊那の自然や民話をテーマにしたイラストを描きました。
大宮さんのイラストは、他の作家が協力し、祠に見立てた木の箱に入れられ、周りには石やガラスを飾るなどの演出が施されています。
信州高遠美術館では、2015年から若手作家の応援事業として毎年この展示会を開催しています。
6回目の今回は、コロナ禍で活動する作家同士の交流の場にしようと、会場全体を一つのアトリエに見立て展示しています。
会場にはこの他に、廃棄する農産物を使った染色や、オーダーメイドによる靴、海水を使ったオブジェなどが展示されています。
山と谷のアトリエは11月28日までで、入館料は一般500円となっています。
期間中は、出展作家のギャラリートークなども予定されています。