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創造館で自主映画祭
伊那谷をはじめ全国各地で撮影された自主制作映画の上映会が、16日に、伊那市創造館で開かれました。
上映会では、伊那谷で制作された映画12作品と県外で活動する自主制作映画作家の作品7本が上映されました。
内容は、アクションやコメディ、ホラーなど様々です。
このうち、「やっと見つけたよ、吉住君。」は、創造館を中心に撮影されたもので、高校時代に転校した友人と夢の中で再会するという内容です。
「赤山洋太郎の二日」は、目の前で恋人を誘拐された主人公が、犯人の後を追い助け出すという内容です。
上映後には、監督や出演者がステージに上がり、撮影秘話を紹介していました。
ある監督は、「緊急事態宣言の影響でロケができず、急遽内容を変更することになり苦労した」などと話していました。 -
第8回キャリア教育産学官交流会
上伊那の企業や教育、行政の関係者がキャリア教育や人材育成について学びあう第8回キャリア教育産学官交流会が19日南箕輪村民体育館で開かれました。
交流会は「今はじめよう 未来の地域づくり」をテーマに開かれ、その様子がオンライン会議システムで配信されました。
交流会では、教育機関や企業などを代表して3人が子どもとの関わりに関する取り組み発表しました。
このうち、南箕輪村南部小学校の森田正之教諭は、「子どもとの学びで大切にしていること」と題し話をしました。
会場には、上伊那の産業、教育、行政関係者およそ100人が訪れ、グループに分かれ互いに自己紹介をしたり、テーマについて話し合いました。
キャリア教育産学官交流会は、より良い次世代教育と地域づくりを推進しようと、上伊那8市町村の関係者でつくる郷土愛プロジェクトが開きました。
郷土愛プロジェクトの向山孝一会長は「ふるさとを継ぐ子どもたちを育てるには輝く大人がいてこそ。誇りあるふるさとを次の世代に引き継いでいけるよう一緒に踏み出していきましょう」と話していました。
交流会は上伊那8市町村持ち回りで毎年開かれているもので、今年は南箕輪村が会場となりました。
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高遠高校福祉コース 防災学ぶ
伊那市高遠町の高遠高校の福祉コースは、今年8月の大雨による災害を受け、災害時にできることを学ぼうと、防災講座を19日初めて学校で開きました。
講座には福祉コースの1,2年生約40人が参加しました。
日本赤十字社長野県支部の救急法指導員の3人が講師を務め、三角巾を使った手当の方法を教わりました。
生徒たちは、基本の結び方やほどき方、たたみ方を教わった後、捻挫をした際に足首を固定する方法に挑戦していました。
高遠高校福祉コースでは、今年8月の大雨で、市内に避難指示が出され、県内でも各地で被害が発生したことから、災害時に高校生ができることを学ぼうと、初めて講座を開きました。
福祉コースでは今後も災害時における高校生の役割について学習を続けていくということです。
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中尾歌舞伎 2年ぶりの公演に向け衣装を着て稽古
伊那市長谷に伝わる農村歌舞伎「中尾歌舞伎」のおよそ2年ぶりとなる定期公演が、11月3日に行われます。
17日の夜は、本番を前に衣装を着ての稽古が中尾座で行われました。
本番まで3週間を切り、昨夜は役者が衣装を身に着けて稽古に臨みました。
およそ2年ぶりとなる今回の演目は、「神霊矢口之渡 頓兵衛住家の段」です。
敵と知らずに落ち武者に恋をした娘と、落ち武者を討とうとする父との悲劇の物語です。
中尾歌舞伎は、戦争で途絶えていたものを昭和61年1986年に地域の若者が中心となって復活させたものです。
新型コロナの影響で公演が全て中止となり、2年ぶりとなります。
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春富中3年生がどんぴちゃ祭りを復活
伊那市の春富中学校の3年生は、平成18年豪雨で途絶えた東春近と西春近の伝統行事「どんぴちゃ祭り」を16日、復活させました。
祭りは、東春近と西春近を結ぶ殿島橋で行われる予定でしたが、強風のため春富中学校で行われました。
祭りでは、東西対抗の綱引きが行われました。
どんぴちゃ祭りは、東西対抗綱引き合戦が名物の伝統行事でしたが、平成18年豪雨で橋が被災したことで途絶えてしまいました。
そこで令和元年、地域を盛り上げようと当時の3年生が夏フェスとして祭りを行いました。
しかし、去年は新型コロナの影響で中止となってしまいました。
今回どんぴちゃ祭りとして復活させ、綱引きは3本勝負で、初めに3年生の女子生徒が自分の住む地区の方で綱を引き、東春近が勝ちました。
続く男子も東春近が勝ち、最終戦は地域の人も参加しました。
東西対抗綱引きは東春近が全勝という結果になりました。
会場には、フォトスポットとして生徒が作った写真フレームも設置されていて、祭りの記念に写真を撮っていました。
このほかに、吹奏楽部のマーチングの発表も行われました。
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県内で新たに2人の新型コロナ感染確認
長野県内で18日、新たに2人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
上伊那の感染確認は12日連続でありませんでした。
県と長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、長野市で2人です。
県と松本市の感染確認はありませんでした。
18日午後4時現在、県内で感染が確認されたのは8,833人で、入院は20人、死亡は96人です。
また、県は上田圏域の県独自の感染警戒レベルを、3から2に引き下げると発表しました。 -
最低気温6.8度 この秋1番の寒さ
18日朝の伊那地域の最低気温は、6.8度とこの秋1番の冷え込みとなりました。
だんだん寒くなるこの季節。暖かい温泉が恋しくなりますが、伊那市西箕輪の日帰り温泉みはらしの湯では、心温まる展示が行われています。
会場には、伊那市御園の多機能型事業所「ゆめわーく」の通所者の作品が展示されています。
折り紙や絵画、貼り絵、ぬり絵など、利用者がそれぞれ得意なものを作品にして展示しています。
展示は、29日まで行われています。 -
下古田区で炭焼き体験交流会
箕輪町下古田の住民有志でつくる西部山林環境改善保全会は、炭焼き体験交流会を、17日に開きました。
17日は、保全会が管理する炭焼き場で交流会が開かれ、およそ10人が参加しました。
これは、保全会が県の地域発元気づくり支援金を活用して企画した環境保護に関するイベントの一環として行われたものです。
下古田区では、8月の大雨で大量の支障木が発生しました。
この支障木をただ燃やすのではなく、環境に配慮した形で活用できないかと考え、今回炭にして利用することにしました。
伊那炭化研究所の井上芳樹さんが、炭化器を使った炭づくりを指導しました。
縦に切ったドラム缶を繋げたもので、これにより長い枝でも切らずに燃やせる他、作業の際に熱さが軽減されるということです。
1時間ほど燃やし炭になったものを、別のドラム缶に移して密閉し、3日間そのままにします。
保全会では、出来上がった炭を粉にして、野菜作りや災害に強い里山づくりのために活用する計画です。
炭焼き体験交流会は、31日にも開かれる他、11月28日には里山づくりについての実践報告会を予定しています。 -
伊那市長選挙と伊那市議会議員選挙の日程が決まる
任期満了に伴い2022年に行われる伊那市長選挙と伊那市議会議員選挙は4月17日告示、4月24日投開票の日程で行われることが18日決定しました。
伊那市長と市議会議員の任期は2022年4月29日で任期満了となります。
18日に開かれた臨時の選挙管理委員会で市長選、市議選ともに2022年4月17日告示、4月24日投開票の日程で行われることが決まりました。
市議会議員の定数は21人です。
10月18日現在の選挙人名簿登録者数は男性26,923人、女性28,210人の合わせて55,133人となっています。
伊那市長選挙、伊那市議会議員選挙は来年4月17日告示、24日投開票で行われます。
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高遠高校 進徳講座
高校生が社会人の体験を聞く進徳講座が14日に伊那市高遠町の高遠高校で開かれました。
講座は6つのグループに分かれて開かれ、このうち2年生の福祉コースの生徒は、長野県障がい者スポーツ協会副理事長の奥原明男さんから車いすバスケットボールを教わりました。
奥原さんは高校生の時にオートバイの事故で脊髄を損傷し、車いす生活になりました。
パラリンピックで車いすバスケットボールに選手として4回、コーチとして2回出場しています。
奥原さんは「車いすバスケットボールを体験して楽しさを知ってもらい、これからいろいろな人と出会う中で、どう生きていくのかを考えてほしい」と話していました。
1年生は、青年海外協力隊としてカンボジアに派遣され、今は長谷小学校の教諭をしている小山実央さんから話を聞きました。
小山さんは「日本はカンボジアに支援を行っていて、カンボジアは日本に親しみを持っている。日本と外国それぞれのあたりまえは違うが、その違いにも目を向けてほしい」と話していました。
また、小山さんが担任をしている長谷小学校3年生が元の歌をアレンジした、日本語やカンボジア語などが入った歌を披露しました。
進徳講座は毎年10月に行われていて今回で21回目です。
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VC長野トライデンツ 開幕2連敗
バレーボールVリーグ男子1部VC長野トライデンツの16日の試合結果です。
VC長野トライデンツは、ホームで東レアローズと対戦し、セットカウント0対3で敗れました。
次の試合は、23日土曜日にアウェーでパナソニックパンサーズと対戦します。 -
サークルひまわりのたねが社協に寄贈
今年7月に解散したバリアフリーのまちづくりについて考えるサークルひまわりのたねは、残った活動費を活用し、牽引式車いす補助装置を伊那市社会福祉協議会に9月21日寄贈しました。
21日は、元会員の宮坂和恵さんが福祉まちづくりセンターを訪れ、伊那市社会福祉協会の森田英和事務局長に牽引式車いす補助装置を手渡しました。
今回贈ったのは車いすに装着することで、人力車のように車いすを牽引することができる道具です。
サークルひまわりのたねは、車いす利用者の視点でバリアフリーのまちづくりについて考えようと1989年に発足しました。
これまでに市内の施設のバリアフリー環境を示した福祉マップの製作などを行いました。
近年会員が減少し活動の継続が難しいとして解散することとし、残りの活動費で伊那市社会福祉協議会にこの補助装置を寄贈することにしました。
森田事務局長は「ハイキングなど、日常でも使える道具。有意義に使わせていただきたい」と話していました。
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まほらいな市民大学と大学院 修了証書授与式
まほらいな市民大学と大学院の修了証書授与式が伊那市のいなっせで9月28日行われました。
28日は学長の白鳥孝市長から修了生に証書が贈られました。
今回の修了生は、まほらいな市民大学の22期生42人と大学院6期生8人のあわせて50人です。
まほらいな市民大学は2年間で47単位の取得が必要ですが、新型コロナの影響で11の講座が中止となり、36単位の取得となりました。
1講座あたりの受講率は83.9パーセントでした。
白鳥市長は「生涯学習の礎が築かれたと思う。これからも地域社会に力を活かしてください」と式辞を述べました。
修了生を代表して平澤寿志さんは「年齢や経歴が違う皆さんと交流できた。卒業してからも日々を充実させていきたい」とあいさつしました。
大学院生を代表して齋藤奈美子さんは「貴重な経験になった。これからも学び続け、地域で活かせるようにしていきたい」とあいさつしました。
まほらいな市民大学の来期は、11月8日に入学式が予定されています。
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県内の感染者なし
県と長野市、松本市による17日の新型コロナウイルスへの感染発表はありませんでした。
県内の新規感染者が0となるのは7月4日以来となります -
左官組合プラス会 補修作業
上伊那の左官工の有志でつくる上伊那左官組合プラス会は、伊那市内の小学校や施設で傷んだ個所を補修するボランティア活動を17日、行いました。
上伊那左官組合プラス会は毎年、社会貢献の一環として、市内の公共施設や小学校などの補修ボランティアをしています。
17日は、メンバー9人が参加して信州高遠美術館や東部中学校など11か所で作業を行いました。
このうちセントラルパークでは、段差部分の石が浮いていた箇所を補修していました。
上伊那左官組合プラス会では、ボランティア作業の他に、2か月に1度、横の連携を図るため意見交換会などを行っています。
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市民の森に巣箱を設置
鳥の住みやすい森をつくろうと伊那市ますみヶ丘の市民の森に17日、子どもたちが巣箱を設置しました。
17日は、はじめに専用キットで鳥の巣箱を作りました。
地域住民などでつくる伊那西平地林整備委員会が、秋の森を楽しみながら鳥の住みやすい環境をつくろうと開いたもので市内の小学生ら30人が参加しました。
子どもたちは、高所作業車に乗せてもらい、樹木の3mほどの高さの場所に巣箱を縛り付けていました。
また、鳥の餌となるジューンベリーやアキグミの苗木などの植樹も行われました。
また、高所作業者に乗って鳥になった気持ちで空中観察をする体験も行われました。
伊那西平地林整備委員会では今後、鳥の観察会も計画しています。
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暴力追放 伊那市民大会 市街地をパレード
「暴力追放・地域安全 伊那市民大会」が16日に開かれ、参加者が市中パレードで暴力団の追放や特殊詐欺被害の防止などを呼びかけました。
パレードには伊那市消防団や防犯協会、交通安全協会、区長会などから約100人が参加しました。
伊那市では、昭和62年に美篶で暴力団の発砲事件があり、同じ年の市議会で暴力団追放都市宣言が決議されました。
市民大会は、翌年の昭和63年から毎年開かれています。
今年度の大会では、「暴力団を恐れない、金を出さない、利用しない、交際しない」の4つの運動の推進のほか、特殊詐欺被害の防止に努める事、飲酒運転は絶対にしないなどとする大会宣言が採択されました。
参加者は、いなっせ前からJR伊那北駅前までをプラカードを持ちながら行進し、地域の安全を呼びかけていました。
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新型コロナ 県内7人感染
県内で16日新たに7人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
上伊那の感染確認は10日連続でありませんでした。
県と長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは安曇野市で2人、須坂市で1人、長野市で2人、松本市で2人の、合わせて7人です。
16日午後4時現在、県内で感染が確認されたのは8,831人で、入院は27人、死亡は96人です。
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VC長野 開幕戦で敗れる
バレーボールVリーグ男子1部のVC長野トライデンツは、ホームに東レアローズを迎え、15日松本市でリーグ開幕戦を行いました。
試合は、VC長野がセットカウント1対3で敗れました。
松本市の松本市総合体育館で行われた開幕戦には、およそ850人の観客が訪れました。
第1セットは、序盤VC長野がリードしますが、東レが逆転し、このセットを失いました。
続く第2セットは、序盤互角の戦いでしたが、VC長野は中村竜輔のサーブから連続得点を挙げると、リヴァン・ヌルムルキと戸嵜嵩大にボールを集め、このセットを25対18奪い返します。
しかし、第3、第4セットを東レが連取し、VC長野はセットカウント1対3で敗れました。
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沢区民文化祭 お宝などを展示
箕輪町の沢区の区民文化祭が16日から沢公民館で始まりました。
会場には、小学生が書いた習字や、区民が描いた絵手紙などが展示されています。
このほか、沢区のお宝とされる日本刀や火縄銃なども展示されています。
沢区民文化祭は17日まで開かれています。
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伊那市応援便 引き渡し
伊那市は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため帰省ができない県外に住む学生を応援しようと食料品などを入れた応援便の家族への引き渡しを15日から市役所で始めました。
伊那市学生応援便は、新型コロナの感染拡大防止で、帰省できない学生の不安な気持ちを少しでも和らげようと行われていて、今回で4回目です。
ローメンやパン、五平餅などが入った詰め合わせセットです。
今回は、1039人分の申し込みがあったということです。
15日は、事前予約をした人たちが応援便を受け取りに訪れていました。
受け取り期間は17日まで、市役所1階103会議室で午前9時から午後7時までとなっています。
受け取りは予約申し込みをした対象者の家族のみとなっいています。
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伊那仏画研究会「心の旅路」
仏画を学ぶ伊那仏画研究会の、第7回作品発表会「心の旅路」が伊那市のいなっせで15日から始まりました。
会場には、会員12人と講師の作品40点が飾られています。
伊那仏画研究会は、高森町の仏画家 松尾隆康さんの指導を受けていて、今年で20年目になります。
会員は、松尾さんが描いた仏画を筆で写して作品を描きます。
墨で描いた作品のほか、金粉や顔料などで色を付けた作品もあります。
なかには1年かけて書き上げた作品もあるということです。
第7回作品発表会「心の旅路」は19日(火)までいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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県内新たに2人新型コロナ感染確認
長野県内で15日、新たに2人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
上伊那の感染確認は9日連続でありませんでした。
県と長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、上田市で1人、松本市で1人の合わせて2人です。
長野市の感染確認はありませんでした。
15日午後4時現在、県内で感染が確認されたのは8,824人で、入院は27人、死亡は96人です。
また、長野県14日現在の新型コロナワクチンの接種状況を発表しました。
1回目の接種率は、伊那市と箕輪町で80%以上、南箕輪村は50~80%、2回目は伊那市と南箕輪村で50~80%箕輪町で80パーセント以上です。
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16日からイルミフェス
南箕輪村大芝高原の秋のイベント「イルミネーションフェスティバル」が、16日から始まります。
去年は新型コロナの影響で、中止となり2年ぶりの開催となります。
今回で16回目となる今年は、新型コロナ感染防止対策として、例年より規模を3分の1に縮小して実施します。
おととしは、LEDおよそ50万個を使用し350基を公園一帯に飾りました。
今年は、大芝高原入り口から味工房までのおよそ300mの道路沿いに作品を設置しました。
会場では、作品を出品する企業の社員たちが準備を進めていました。
電気設備工事などを行う田畑の唐木電設は、プラスチックの板を使って製作した高さ5mのアニメ機動戦士ガンダムを飾りました。
JA上伊那南箕輪支所は、アルプスや天竜川、稲穂をイメージしたイルミネーションにしたということです。
南箕輪小学校の児童は、電飾の周りに手形や絵などを飾りました。
イルミネーションフェスティバルはあすから11月13日まで、点灯時間は午後5時から午後9時までです。
実行委員会では、人と一定の距離をとって楽しんでもらいたいと話していました。
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市町村長と経営者 環境問題について意見交わす
上伊那の市町村長と長野県経営者協会上伊那支部の懇談会が12日、伊那市のいなっせで開かれ、新型コロナ収束後の環境問題について意見を交わしました。
懇談会にはおよそ20人が出席し、冒頭のみ公開で行われました。
新型コロナ収束後を見据えて、長野県が掲げるゼロカーボン戦略について意見を交わしました。
長野県ゼロカーボン戦略は、2050年までに温室効果ガスやCO2の排出を実質ゼロにすることを目標にした取り組みです。
長野県経営者協会上伊那支部の鷹野準支部長は「行政と産業界が協力して取り組んでいきたい」と話していました。
白鳥孝上伊那広域連合長は「ゼロカーボンはこれからの地域経済を考えるうえで避けて通れない。意見交換を繰り返すことで時代を先取りしたい」と話していました。
ゼロカーボン戦略に対する各市町村の取り組みには差があり、それぞれの政策を強化していくということです。
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小中学校にありがとうプロジェクトの協力を依頼
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の2年生は15日、不用品を集めて海外の子どもたちの教育支援に役立てるありがとうプロジェクトへの協力を市内の小中学校に依頼しました。
この日は、伊那弥生ケ丘高校2年生の代表生徒3人が伊那養護学校で行われた市内の小中学校の校長会に出席し、ありがとうプロジェクトへの協力を依頼しました。
2年生は、「総合的な探求の時間」で13グループに分かれて地域を中心とした課題研究を行っています。
このグループでは、ありがとうプロジェクトをもっと効率よく広範囲で行う方法はないか考えてきました。
そこで、地域の小中学生に海外で生活に苦しむ同じ年代の子どもたちの状況を知ってもらい、一緒に手助けをしたいと考え、校長会で協力を求めました。
不用品は各家庭で段ボールに入れて回収をしますが、集めやすいように生徒が作った回収ボックスを各学校に配布する予定です。 -
一般に提供信大生のそば プロが熱血指導
信州大学農学部の学生有志は、伊那市高遠町の旧中村家住宅を改装した環屋で、今月末から、一般に手打ちそばを提供します。
この日は、高遠そばを提供する店主から熱血指導を受けました。
そば打ちを指導したのは、高遠そばを提供する壱刻の店主・山根 健司さんです。
山根さんは、店を営む傍ら、そばの品種にもこだわりたいと、信州大学農学部に入学し、現在博士課程で学んでいます。
指導を受けたのは、山根さんと同じ研究室の学生です。
この日は、午前と午後に分かれて、有志20人がそば打ちを行いました。
この研究室は、毎年、農学部の学祭で、「どんどん亭」と銘打って手打ちそばを提供していて、40年続く伝統だということです。
しかし新型コロナの影響で、去年の学祭が中止となったことを受けて、環屋から提案があり、去年から、高遠城址公園の新そば祭りに合わせて、環屋で手打ちそばを提供することになりました。
今年は、去年に続き2回目の出店となります。
この日は、当日そばを打つメンバ―の選考会を兼ねています。
20人の中から、山根さんが、5人ほどを選びます。
学生の中には、これまでに500食を打ったという強者もいます。
学生たちは、自作の手打ちそばをゆでて早速味わっていました。
信大生によるそばの店「どんどん亭」の環屋への出店は、10月30日、10月31日、11月6日、11月7日の4日間です。
4日間で300食ほどの提供を予定しています。
高遠町に伝わる伝統野菜の唐辛子を使った新メニューも現在開発中で、当日、提供を予定しています。
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「夢まちLabo」オープン
箕輪町南小河内の旧東部診療所を、コワーキングスペースやシェアオフィスなどに整備した「夢まちLabo」が14日オープンしました。
14日は「夢まちLabo」でオープニングセレモニーが行われ、町の関係者やスタッフが完成を祝いました。
「夢まちLabo」は木造平屋建てで、延べ床面積は427㎡です。
コワーキングスペースやシェアオフィスの需要などに応えるために国の交付金を活用して、箕輪町がおよそ1億400万円で整備しました。
会員登録を月額2,000円から行っていて、割引などの特典があります。
リモートワークなどが行えるコワーキングスペースの広さは73㎡で最大で30人ほどが利用できます。
机やソファーなどがあり、好きな場所で仕事をすることができます。
ほかに、9つのブースに区切られた半個室のコワーキングスペースがあります。
ブースは広さおよそ2㎡です。
コワーキングスペースの会員の利用料は1日100円からです。
また、サテライトオフィスの需要に対応するためシェアオフィスも6室用意されています。
広さ5.4㎡から17㎡で、料金は月額11,000円から35,000円となっています。
現在予約は終了しているということです。
カフェスペースもあり、一般の人も利用できます。
「夢まちLabo」は日曜日、年末年始以外の午前8時30分から午後9時まで営業しています。
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新型コロナ 県内5人感染確認
県内で14日、新たに5人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
上伊那の感染確認は8日連続でありませんでした。
県と長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは上田市で1人、長野市で3人、松本市で1人の5人です。
14日午後4時現在、県内で感染が確認されたのは8,822人で、入院は30人、死亡は96人です。
また県内で新たに3人の変異株陽性者が確認されました。
上伊那はいませんでした。
また、長野県は沖縄県が感染拡大地域でなくなったことにより、訪問を控える地域はなくなったと発表しました。
しかし、他の都道府県への訪問について、引き続き基本的な感染防止策を徹底するよう呼び掛けています。
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伊澤修二記念音楽祭にむけ高遠北小で動画撮影
東京芸術大学の初代校長を務めた伊那市高遠町出身の伊澤修二をたたえる音楽祭が、今月30日に伊那文化会館で行われます。
音楽祭に出演する高遠北小学校で、事前指導のための動画撮影が、14日に行われました。
この日は体育館で、5~6年生が、当日披露する音楽劇を練習し、その様子の撮影が行われました。
毎年、出演する学校を対象に、東京芸術大学の教授による事前指導が行われています。
しかし、新型コロナの影響で直接、教授が伊那にきて指導することが難しいため、様子を撮影して動画を送り、指導を受けることになり ました。
高遠北小学校が披露するのは「きつねにだまされた話」という音楽劇です。
長藤に残る民話をもとにしたオリジナル作品で、藤沢に伝わる片倉音頭や、三義の獅子舞など、地元の民俗芸能が登場します。
子どもたちは7月末から練習をはじめ、2学期から本格的に、練習に取り組んできたということです。
高遠北小学校の子どもたちが出演する第35回伊澤修二記念音楽祭は、30日に伊那文化会館大ホールで行われます。