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10月の月間有効求人倍率0.84倍
上伊那の10月の月間有効求人倍率は、前の月を0.12ポイント上回る0.84倍でした。
今年5月以来5か月ぶりに0.8倍台に持ち直したものの、ハローワーク伊那では「このまま右肩上がりに行くとは考えていない」としています。
10月の月間有効求人数は2,526人、月間有効求職者数は2,995人で、月間有効求人倍率は0.84倍でした。
全国は1.04倍、長野県は1.03倍で、上伊那の0.84倍は県内12のハローワーク管内で最も低くなっています。
雇用情勢については「求職が求人を上回り、求人が鈍化傾向にあることから弱い動きとなっている」とし、前の月の判断を据え置きました。
ハローワーク伊那では、「5か月ぶりに0.8倍台に改善したものの、新型コロナの感染者が増加していることから、このまま右肩上がりに行くとは考えていない」としています。
なお、来年3月卒業予定の新規高卒者の就職内定率は67.9%で、前の年の同じ月を19ポイント下回りました。
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シラサギのからくり人形で詐欺防止
伊那市美篶の春日彰さんが制作した、詐欺被害防止を呼び掛けるからくり人形がJA上伊那美篶手良支所に展示されています。
シラサギの人形がオレオレ詐欺をしているからくり人形です。
表は「ばあちゃんたすけて」と言っていますが、
裏返ると「早く振り込め」というセリフになります。
制作したのは趣味でからくり人形作りをしている美篶の春日さんです。
近年は動物をモチーフにした作品を作っていて、「サギの詐欺師」というアイデアが浮かんだことからこの作品を作ったということです。
からくり人形は12月いっぱいJA上伊那美篶手良支所で展示されます。
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伊那谷の冬の風物詩 ザザムシ漁解禁
伊那谷の冬の風物詩、ザザムシ漁が1日解禁しました。
伊那市の天竜川では、専用の道具を使ってザザムシをとる人の姿が見られました。
伊那市美原の中村袈裟治さん88歳です。
中村さんは、伊那市東春近の殿島橋近くの天竜川で毎年漁をしています。
虫踏許可証をつけ、早速ザザムシを捕っていました。
ザザムシは、水生昆虫の総称です。
石を掘り返し、下にいるザザムシを四手網と呼ばれる網に流し入れます。
中村さんは、60歳の時に本格的にザザムシ漁を始め、今年で28年になります。
毎年、漁の初日には川にお神酒を撒き、今シーズンの安全を祈ります。
捕れたザザムシを佃煮にして知人に贈るのが楽しみだということです。
ザザムシ漁は、来年2月末まで上伊那の天竜川で行われます。
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今季1番の冷え込み 高遠城址公園で冬支度
今朝の伊那地域の最低気温は、氷点下2.5度まで下がり、今シーズン1番の冷え込みとなりました。
伊那市高遠町の高遠城址公園では、枝の剪定など本格的な冬に向けた準備が行われています。
30日は、桜を管理する西村一樹さんら3人の桜守が、枝の剪定や支柱を結ぶロープの取り換えなどを行っていました。
今朝の伊那地域の最低気温は、午前4時43分に氷点下2.5度を記録し、今シーズン1番の冷え込みとなりました。
西村さんによりますと、桜は一定期間低温にさらされることで休眠に入るため、来シーズンの開花のためには良いということです。
園内では他に、鹿の食害から桜を守るため、幹を覆う作業が行われていました。
例年年明けごろ行っているということですが、先週園内で鹿が目撃されたため急遽早めたということです。
これらの作業は、年末までを予定しています。 -
伊那市で4人など長野県内で新たに15人感染確認
長野県は、伊那市の4人を含む新たに15人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと、30日に発表しました。
長野県の発表によりますと伊那市で感染が確認されたのは、60代の会社員の女性、50代の自営業の男性、40代の会社員の男性、70代の自営業従業員の男性の4人です。
60代の会社員女性は、20日に感染が確認された南箕輪村の20代会社員の女性と接触があったため検査を受けました。
結果は陰性でしたが、その後喉の痛みや下痢などの症状が出たため再度検査を受け、陽性と判明しました。
50代の自営業の男性は、24日に感染が確認された伊那市の50代自営業の女性と接触があり、検査の結果陽性と分かりました。
40代会社員の男性と70代の自営業従業員の男性は、28日に感染が確認された伊那市の40代自営業の男性と濃厚接触があり、検査の結果陽性と判明しました。
4人の濃厚接触者は、合わせて9人となっています。
県内ではこの他に、上田市、岡谷市、飯山市、下高井郡山ノ内町、下高井郡野沢温泉村でそれぞれ1人の感染が確認されています。
30日午後2時現在の入院者数は143人、死亡したのは6人です。
また長野市は、合わせて6人の感染確認を発表しました。
30日午後5時現在、県内で感染が確認されたのは718人となっています。 -
上伊那広域連合 高速バス運行事業者支援へ
上伊那広域連合議会11月定例会が30日、伊那市役所で開かれ、高速バス運行事業者への新型コロナ対策事業費など1,900万円を追加する、一般会計補正予算案など2議案が提出され、全会一致で可決されました。
補正予算案の主なものは、上伊那にある高速バス運行事業者へ新型コロナ対策支援金として1,800万円を交付するものです。
議会全員協議会では、箕輪町八乙女のクリーンセンター八乙女の改修工事についての報告がありました。
クリーンセンター八乙女は、平成3年の稼働から28年が経過し、施設の老朽化が進んでいることから、外装や内部設備を含め、整備するということです。
今後は整備計画などの策定を進め、着工は令和4年の下半期の予定です。
工事期間は3年間で、令和7年の上半期までの予定です。
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箕輪町議会12月定例会開会
箕輪町議会12月定例会が30日、町役場で開かれ、4億2,000万円を追加し、総額を143億円とする一般会計補正予算案など17議案が提出されました。
補正予算案の内、新型コロナ対策に関する事業費は1億780万円で、主な内訳は旧東部診療所をレンタルオフィスやテレワーク環境として活用するための改修費用に9,800万円、町内出身または在住の人が、町内の宿泊施設を利用した場合、3,000円割引となる宿泊応援キャンペーンに300万円、医療機関への支援に100万円などとなっています。
町議会12月定例会は、7日と8日に一般質問、14日に委員長報告と採決が行われます。
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南箕輪村正月成人式 来年8月に延期
南箕輪村は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、来年1月3日に予定していた令和2年度の成人式を、8月14日に延期したと30日発表しました。
安全に実施するだけの十分な対策をとることは難しいと判断したとしています。
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国道361号の仮設道路で通行始まる
今年7月の豪雨により発生した土砂崩落により通行止めとなっていた木曽町の国道361号の仮設道路が完成し
30日から通行が始まりました。
通行開始時刻の午後3時にバリケードが撤去されました。
通行止めとなっていたのは国道19号神谷入口交差点から国道361号姥神トンネルまでの3.9キロの区間です。
仮設道路は一車線の交互通行で幅は3メートル、長さは200メートルです。
崩落現場を迂回するもので一車線交互通行のため仮設の信号が設置されています。
仮設道路は車幅が2.5メートルを超えるものなど特殊車両は通行できません。
道路を管理する木曽建設事務所によりますと仮設道路は崩落部の地すべり対策工事が完了するまで使用するということです。
また降雨の状況によっては通行を規制する場合があるということです。
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VC長野今シーズン初勝利!
バレーボール男子Vリーグ1部、VC長野トライデンツは、パナソニックパンサーズと松本市総合体育館で29日に対戦し、セットカウント3対2で今シーズン初勝利を、ホームゲームであげました。
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恩徳寺で銀杏踏み
南箕輪村の恩徳寺で、境内にあるイチョウから落ちた銀杏を取り出す作業が行われました。
29日は、地域住民などおよそ15人が集まって、作業をしました。
恩徳寺では、境内にある樹齢およそ390年の大イチョウから実が落ちるこの時期に毎年作業をしています。
足で踏んで実と種を分けて選別をします。
その後、水洗いをして、1週間ほど天日干しをします。
取り出した銀杏は、来年2月の節分の豆まきで大豆と一緒にまかれるということです。
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オリエンテーリング体験会
森の中で、地図とコンパスを使ってチェックポイントを回りながらゴールを目指す競技、オリエンテーリングの体験会が、伊那市ますみが丘の市民の森で29日、開かれました。
この日は、市内を中心におよそ50人が参加しました。
オリエンテーリングは、地図とコンパスを使って森の中に設置された各所のチェックポイントを回りながら、ゴールを目指す競技です。
参加者は、地図を見ながらチェックポイントに向かって歩いていました。
体験会は、初心者を対象にしたもので、競技の愛好家らでつくる長野県オリエンテーリング協会が開きました。
今回は、協会に伊那市出身の会員が所属していることがきっかけで市民の森で開催されました。
参加者らは、鳩吹公園内にある最後のチェックポイントを回り、ゴールしていました。
体験会を開いた協会では「地図とコンパスを使って森の中を歩く心地よさを様々な世代に感じてもらいたい」と話していました。
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伊那市1人含む県内12人新たにコロナ感染確認
長野県内で29日、新たに伊那市の60代の医療従事者の男性1人を含む12人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那市の60代の医療従事者の男性1人、佐久市の60代と40代の男性2人、南佐久郡佐久穂町の30代の男性1人、上水内郡飯綱町の60代の女性1人、千曲市の60代の男性1人、下高井郡山ノ内町の30代の女性1人、上田市の10代と50代の男女2人の、あわせて9人です。
伊那市の男性は26日に感染が発表された、伊那市の50代の女性の濃厚接触者です。
この男性の濃厚接触者は調査中です。
全体の濃厚接触者は10人です。
また、長野市は29日、新たに20代から80代の男女3人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと発表しました。
午後2時現在、県内で感染が確認されたのは703人で、入院しているのは141人、死亡したのは6人です。
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佐藤整骨院スタッフ感染HPで公表
伊那市中央の佐藤整骨院は、スタッフ1人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと28日HPで発表しました。濃厚接触者は特定されているということです。
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伊那市3人含む21人感染確認
長野県内で28日、伊那市の3人を含む21人が、新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
長野県の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那市の40代自営業の男性、60代無職の男性、30代会社員女性、飯島町の40代自営業の男性、駒ヶ根市の30代自営業の男性、辰野町の90代無職の男性、安曇野市の40代会社員の男性、南佐久郡南牧村に住宅がある東京都の60代無職の女性、佐久市の30代公務員の男性、上田市の40代会社員の男性、小県郡長和町の30代会社員の男性、上水内郡飯綱町の60代会社員の男性、中野市の60代自営業従業員の女性、20代会社員の女性、下高井郡野沢温泉村の50代会社員の男性、下高井郡山ノ内町の60代無職の男性、飯山市の80代無職の男性、80代無職の女性、50代無職の男性、
の合わせて19人です。
伊那市の40代の自営業男性の感染経路はわかっていません。
また、伊那市3人の感染者の濃厚接触者は合わせて5人です。
伊那市中央の佐藤整骨院は、スタッフ1人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと28日HPで発表しました。濃厚接触者は特定されているということです。
全体の濃厚接触者は36人で、その他は調査中です。
午後3時現在、県内で入院しているのは138人で、死亡したのは6人です。
また長野市は、新たに50代と70代の男女2人の感染確認を発表しました。
28日の午後3時現在、県内で感染が確認されたのは691人です。
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長野銀行ミニサッカー大会
長野銀行の創業70周年を記念した小学生を対象のミニサッカー大会が伊那市陸上競技場で23日、開かれました。
23日は、長野銀行の創業70周年を記念したミニサッカー大会が開かれました。
大会には、上伊那をはじめ松本市などから小学1,2年生の男女を対象に15チームが参加しました。
試合は3ブロックに分かれ予選リーグを行い4対4のミニゲーム形式で行われました。
長野銀行は、2010年から現在J2で活躍する松本市のサッカーチーム松本山雅のオフィシャルスポンサーになっています。
23日は、松本山雅のスタッフが審判を務めました。
長野銀行では、「これからも地域と密着した活動を行っていきたい」と話していました。
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災害ボラ養成講座
災害ボランティアとして必要な知識を学ぶ養成講座が、2年前に台風の被害にあった伊那市荒井内の萱のいちご園で28日、開かれました。
講座は、新型コロナの影響で地域外からの支援がこれまでより難しいことから、地域の中で支えあう体制づくりを進めようと伊那市社会福祉協議会が開いたものです。
講座は、全3回を予定していて、今日は2年前に台風の被害にあった伊那市荒井のいちご園室岡で、災害当時の様子について話を聞きました。
話をしたのは、いちご農家の室岡良昭さんと妻の里奈さんです。
室岡さんのハウスは、2018年10月の台風24号で近くの沢から土砂が流れ込み8棟のうち2棟が全壊、3棟が半壊しました。
その当時、伊那市社会福祉協議会がボランティアを募り、集まった人たちが土砂の片づけを行いました。
室岡さん夫婦が2年前を振り返りました。
講座では他に、土のうづくりや、パワーショベルを実際に操作する体験も行われました。
講座には、高校生も参加しています。
伊那市社会福祉協議会では、「体験を通し災害ボランティアをより身近に感じてほしい」と話していました。
次回は身近にあるもので防災グッズを作る講座を12月に予定しています。
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2月からキャッシュレス化
箕輪町商工会は町内の小売店や飲食店でカードにより支払いができるキャッシュレス化事業を来年2月から始めます。
26日、箕輪町商工会の会員が町役場を訪れ白鳥政徳町長に事業について説明しました。
事業はキャッシュレス化により新たな消費喚起につなげようと行われるものです。
町内80の店舗を目標に端末を設置しカードをかざすとポイントがたまるようになっていて将来的にカードをアプリに移行する計画です。
ポイントは商品購入以外に健康ポイントなども加わります。
事業費はおよそ1千万円で事業開始にともない、これまで町内の商店で行われていたメープルポイント事業は終了し来年5月にはキャッシュレス化事業を担う法人を設立する予定です。
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オール上伊那 国政を語る会
次の衆院選で野党共闘を目指すオール上伊那協働会議による国政を語る会が22日、伊那市のいなっせで開かれました。
国政を語る会で立憲民主党の杉尾秀哉参議院議員は政府の新型コロナウイルス対策について「検査体制の充実が遅れている」としてその対応を批判しました。
日本共産党の武田良介参議院議員は「核兵器禁止条約にサインできる政府をつくらなければならない。」と訴えました。
前の中川村村長で次の衆院選で長野5区からの立候補を予定している曽我逸郎さんは「若い人が伊那谷でのびのびと子育てができるような経済の仕組みをつくらなければならない。」と話していました。
国政を語る会には約100人が集まり野党共闘への機運を高めていました。
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帰省する若者のPCR検査費用補助
伊那市は新型コロナウイルへの感染が拡大しているなか成人式出席者など年末年始に帰省する若者を対象に検査費用の一部を補助する事業を開会中の市議会に追加提案することを決めました。
これは27日市役所で開かれた市議会全員協議会で示されたものです。
対象となるのは高校生や短大生、大学生などの学生もしくは平成11年4月2日から平成17年4月1日生まれの人です。
いずれも県外に住んでいて今年の12月19日から来年1月10日までの帰省が対象となります。
補助は帰省前の1週間以内に受けたPCR検査または抗原定量検査について1人1回分でPCR検査は上限が2万円、抗原定量検査は7,500円です。
補助額は約2,500万円を見込んでいて12月議会に追加提案されます。
伊那市では「新型コロナの感染が広がるなか県外で暮らす若者が安心して帰省できる環境を整えるとともに市内での感染拡大を防ぎたい」としています。
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高校統合で地域の意見聞く
長野県教育委員会が統合する高校の再編実施計画策定に向け地域の意見を聞く懇話会が26日伊那市の伊那合同庁舎で開かれました
新校再編実施計画懇話会は伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校の校長や教諭のほかPTA、現役の高校生、地域の代表など27人で構成されています。
座長には飯島町教育委員会の澤井淳教育長が選ばれました。
県教委は統合した新しい高校の学校像として地域との連携・協働による規模の大きな普通科教育の拠点とするほか大学や研究機関との連携による卓越した探究的学びの場としています。
懇話会では意見交換が行われ出席者から統合に関する意見が出されていました。
懇話会では統合後の学校名や校歌、活用する校地、校舎などについて意見を交わします。
出された意見を参考に県教委が再編実施基本計画を決定し県議会の同意を得たのち2022年4月から統合した新しい高校の開校準備に入る予定です。
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県道与地辰野線延伸区間が開通
長野県が整備を進めていた、春日街道の箕輪町と辰野町を結ぶ県道与地辰野線の延伸区間が27日、開通しました。
この日は、供用開始を前に開通式が行われ、辰野町の武居保男町長らがテープカットを行いました。
伊那方面から箕輪方面へ続く春日街道の延伸区間として平成25年度から、県が整備を進めてきたものです。
延長は辰野町の羽場交差点付近までの1,250メートルで
箕輪町沢上付近から辰野町羽場付近までが新たに供用開始となりました。
武居町長は「これまで153号の慢性的な渋滞が課題だったが、今後は通勤や通学などがしやすく、生活に密着した道路になってほしい」と期待を寄せていました。
道路整備を進めていた、長野県建設部参事で坂下伸弘道路建設課長は「辰野町羽場地区まで広がったことで伊北インターチェンジまでの渋滞解消につながる」と話していました。 -
伊那市議会12月定例会開会
伊那市議会12月定例会が27日開会し、17億6,700万円を追加し、総額を483億6,600万円とする一般会計補正予算案など21議案が提出されました。
このうち新型コロナ対策第7弾の補正予算案は即決しました。
新型コロナ対策第7弾の内訳は、プレミアム商品券「いな・ほっと券」の追加発行事業と、ひとり親家庭の子ども1人当たり2万円を給付する事業です。
予算はあわせて7億8,000万円となっています。
また、この日提出された一般会計補正予算案の主な内訳は、伊那図書館の空調設備改修工事に1億7000万円、高速バス運行事業者への新型コロナ対策支援に590万円、新型コロナの影響で収入が減った人の家賃の一部支援に462万円などとなっています。
市議会12月定例会は、8日から10日に一般質問、18日に委員長報告と採決が行われます。 -
はんづ会 手作り作品展
陶器や染め物、布細工など手作りの作品が並ぶ、「はんづ会手から手へ ぬくもり展」が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、会のメンバー6人の作品およそ500点が並んでいます。
3年前から上伊那地域を中心に活動していて、それぞれ得意な分野の作品を作って出品しているということです。
会では「作品は販売もしているので、気に入ったものは手に取って見て、楽しんでもらいたい」と話していました。
展示は30日(月)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
新型コロナ 県内16人感染
長野県内で27日、伊那市の1人と駒ヶ根市の2人を含む16人が、新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
長野県の発表によりますと、感染が確認されたのは、駒ヶ根市の20代自営業従業員の女性、駒ヶ根市の10歳未満の未就学女児、伊那市の70代団体職員の男性、東京都から塩尻市に帰省した東京都の40代自営業の女性、塩尻市の70代無職の女性、松本市の50代会社員の女性、上水内郡飯綱町の60代自営業の男性、中野市の40代施設職員の女性、中野市の10代女子高校生の合わせて9人です。
濃厚接触者は合わせて16人で、その他は調査中です。
27日午後4時45分現在、県内で入院しているのは130人で、死亡したのは6人です。
また長野市は、新たに50代から70代の男女合わせて7人の感染確認を発表しました。
27日午後4時45分現在、県内で感染が確認されたのは670人です。 -
伊那西スケート場営業休止
市議会全員協議会で伊那市横山の天然リンク、伊那西スケート場について今シーズンの営業を休止することが報告されました。
伊那市によりますと伊那西スケート場は水もれがあることや去年の台風19号の影響で照明器具が破損していることなど総合的に判断して今シーズンの営業休止を決めたということです。
伊那西スケート場の営業休止は3シーズン連続となります。
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誹謗中傷・風評被害を公表
アルバイト従業員が新型コロナに感染した事を20日公表した伊那市の株式会社はしばコーポレーションの八木択真社長は、26日市内で記者会見を開き「コロナに感染したことをすみやかに公表する事が拡大防止につながる」と訴えた一方、公表以降、店や本人に対する風評被害や誹謗中傷を受けたことを明らかにしました。
感染が確認された従業員は、18日に発熱の症状があり、19日にPCR検査を行った結果、陽性が判明しました。
長野県は20日に感染を公表し、会社もこの日に従業員が感染したことを発表しました。
八木社長によりますと公表以降、スタッフが近所の人から「店を閉めろ」と言われた他、ネットの掲示板で「感染した本人を特定するもの」や「ウイルスをばらまいた」など誹謗中傷の書き込みを10件ほど確認したという事です。
従業員が感染の確認後「はしば」は、保健所と相談し店を開けていますが予約はほとんどキャンセルになり、客足は例年の2割程度に落ち込んだという事です。
八木社長は公表の理由については「デマや噂を収め、スタッフと接触した人が気づく事で感染防止につながると判断した」と説明し「感染した人や勤めている会社が感染情報を発表しやすい環境に変えたい」と話しました。
また、風評被害がある事で企業側が隠すようになるのではないかとの質問に対しては「(コロナの感染を)隠したくなるは人間の心理だが、それが拡大につながる原因。悪いのはウイルス、公表した会社や感染した人ではない」と答えました。
感染が確認された従業員は13日と15日に出勤していて、同じ日に勤務したスタッフ5人はPCR検査を受けましたが全員陰性だったという事です。
八木社長は、感染した従業員を誹謗中傷する書き込みについては法的措置を検討するとしています。 -
新型コロナ 県内伊那市2人含む3人感染確認
長野県は、伊那市の2人を含む新たに3人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと、26日正午に発表しました。
長野県の発表によりますと感染が確認されたのは、伊那市の40代の自営業の男性、伊那市の50代の無職の女性、飯山市の50代の会社員の女性です。
伊那市の2人の濃厚接触者はそれぞれ同居者1人でそのほかは調査中です。
飯山市の女性の濃厚接触者は4人です。
26日正午現在の入院者数は135人、死亡したのは6人です。
26日正午までに県内で感染が確認されたのは641人となっています。
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長野県SNSコロナ情報
新型コロナウイルスに関する長野県からのツイッター・ライン情報です。
陽性者が多数発生している地域への訪問に当たっては感染防止策を徹底するなどご注意ください。
また、該当地域に居住する方々や該当地域と行き来されている方々に対して、不当な差別的取り扱いなどを行わないようお願いします。
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西箕輪MTBコース整備 知事表彰
長野県の令和元年度「地域発 元気づくり支援金」事業で、伊那市の西箕輪地域協議会が行ったマウンテンバイクのコース整備事業が知事表彰に選ばれました。
上伊那地域の優良事例表彰式が伊那合同庁舎で26日に行われました。
式では上伊那地域振興局の佐藤公俊局長から西箕輪地域協議会の向山利雄会長に表彰状が渡されました。
西箕輪地域協議会は、元気づくり支援金を活用し、みはらしファーム近くに上級者用マウンテンバイクコースを整備し、これまでにおよそ1000人が訪れたという事です。
地域の自然環境を活用した点や近隣施設との連携によりさらなる利用者の増加、発展性が見込める点などが評価されました。
西箕輪地域協議会の向山会長は「今年はコロナ禍で十分な活用はできていないが、魅力ある資源として発信していきたい」と話していました。
県知事表彰は県内10圏域それぞれ1団体が選ばれました。
上伊那の優良事例ではこの他に中川村の団体と駒ヶ根市がそれぞれ行った事業が上伊那地域振興局長表彰に選ばれました。