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高遠さくら祭り 入園者数過去最少
今年の高遠城址公園のさくら祭りを総括する反省会が開かれ、今シーズンの有料入園者数は過去最少の6万8,755人だった事が報告されました。
反省会は伊那市高遠町の総合福祉センターやますそで26日開かれ、祭りに関係した各機関や団体の代表などおよそ40人が出席しました。
今年の高遠城址公園の桜は記録が残る昭和58年以降で最も早い3月26日に開花し4月11日に散り終わりとなりました。
有料入園期間は3月29日から4月11日までの14日間の有料入園者数は、これまでで最も少ない6万8,755人でした。
これまでの最少入園者数は、平成30年の11万9,747人で、今年はそれの6割に満たない入園者数となっています。
26日の会議では、桜の開花が全国的に早まっている事から、駐車場の準備や交通規制の申請など今後準備を早めに行うよう求める意見が出されました。
また、市では低炭素社会への取り組みとして出店者に対してプラスチック容器などの削減を出店条件に盛り込むか検討していくとしています。
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伊那市 コロナワクチン高齢者集団接種
伊那市は65歳以上の高齢者向けの新型コロナウイルスワクチンの集団接種を26日からロジテックアリーナで始めました。
26日はロジテックアリーナで市内の開業医5人が65歳以上の高齢者150人接種を行いました。
訪れた人たちは、受付をすますと、医師が健康状態を確認し、その後、別の部屋で接種を受けていました。
伊那市の65歳以上の高齢者はおよそ21,000人です。
市ではこのうち、半数の1万人の予約を受け付け、集団接種が3千人、かかりつけ医などでの個別接種が7千人となっています。
集団・個別とも6月13日までに1回目の接種を終える計画で、接種日から3週間後に2回目を行う計画です。
ワクチン接種を受けたあと30分待機し帰宅していました。
伊那市では国が示す、7月末までに高齢者のワクチン接種を終えたいとしていて、残りの1万人については、6月中に予約時期を示したいとしています。
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米の有機栽培に取り組む
伊那市長谷地区で農業を軸に地域おこしに取り組む「南アルプス山麓地域振興プロジェクト協議会」などは今年度、米の有機栽培に取り組みます。
22日は、有機栽培に興味がある人や農作業体験をしたい人など上伊那を中心におよそ20人が参加しました。
3つの班に分かれてコシヒカリやあきたこまちの苗を植えました。
この取り組みは、付加価値がある有機栽培の米をつくろうと、協議会と地区住民でつくる溝口未来プロジェクトの共催で行われたものです。
常福寺近くの田んぼでは、参加者が歩行型田植え機や手植えで苗を植えていました。
参加した男性は、「生物が生息する田んぼの米は美味しいと思います。収穫が楽しみです」と話していました。
今後は、田んぼの草取りを行い秋に稲刈りや収穫祭を計画しています。
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県が飲食店勤務者に無料で検査
県は、伊那市・箕輪町・南箕輪村・駒ヶ根市・宮田村の5市町村の飲食店従業員の希望者を対象に無料でPCR検査を行うことを昨日発表しました。
検査は27日・28日・31日・6月1日の4日間行われます。
検査は希望日前日の正午までに予約が必要です。
申し込みは店舗がある市町村で受け付けています。
症状がない人が対象で、県では症状がある人はかかりつけ医や伊那保健所へ相談するよう呼びかけています。
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新山でハッチョウトンボ羽化始まる
伊那市新山のトンボの楽園では、日本一小さなトンボ「ハッチョウトンボ」の羽化が始まっています。
今朝、ハッチョウトンボの羽化の様子を撮影することができました。
こちらは羽化し始めてから20分ほどたったトンボです。
ハッチョウトンボは、日本最小のトンボで体長はおよそ2センチです。
14日ころから羽化が始まりました。
伊那市新山のトンボの楽園で見ることができます。
さらに20分ほどかけて羽が広がります。
その後徐々に羽が透明になり、飛べるようになります。
トンボの楽園は、地元住民を中心に作る新山トンボの楽園を育てる会が整備しています。
これまで整備を行っていた「新山山野草等保護育成会」が会発足から20年近く経ったことから去年解散し、新しく結成されました。
会員で、週に2,3回訪れ観察をしている高遠町の酒井昇治さんです。
新山トンボの楽園を育てる会では今年度、県の元気づくり支援金を活用し、遊歩道の修繕を行います。
そのほか年2回の草刈りや水の管理を行い、トンボの生息しやすい環境を保全していくということです。
会長の北原幸人さんです。
会では、今月29日に草刈りを、7月4日に観察会を開く予定です。
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イベント中止情報
新型コロナの影響によるイベントの中止情報です。
30日(日)に箕輪町町民体育館と武道館で予定されていた、第47回上伊那卓球選手権箕輪大会は中止となりました。
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長野県SNSコロナ情報
新型コロナウイルスに関する長野県からのツイッター・ライン情報です。
【新型コロナ感染拡大地域等への訪問について】
直近1週間の人口10万人当たりの新規陽性者数が15人を上回っている都道府県及び外出自粛を要請している都道府県との不要不急の往来は、できるだけ控えるようお願いします。
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箕輪町勤労者互助会が事務処理を遅延
箕輪町の企業が加入する箕輪町勤労者互助会の会費の請求や支払いについての事務処理が遅延していることが判明し、25日に白鳥政徳町長が発表しました。
役場で開かれた定例記者懇談会で白鳥町長が発表しました。
発表によると箕輪町勤労者互助会の事務局は箕輪町が担当していて、会費の請求と慶弔共済保険の支払いについて事務処理の遅延が平成31年4月から今年3月にかけて発生していたということです。
町内企業92社が加入していて、現在546人の会員がいます。
産業振興課の商工観光推進室が事務局をしていて、5月14日に予定していた監査準備で事務局担当者から報告があり発覚したということです。
業務の遅延がどの程度か把握するために町では、加入する事業者に説明文を郵送し、調査をします。
6月中旬頃までに状況を把握して、理事会と評議会で説明するということです。 -
箕輪町コロナワクチン64歳以下接種予約6月21日から
箕輪町は64歳以下の新型コロナワクチンの接種について6月21日から予約を受付けます。
町ではワクチン接種の64歳以下の人を対象にしたクーポンと予診票を6月中旬頃に発送します。
対象者は16歳から64歳までの13,656人です。
予約は6月21日から始まり、基本はインターネット予約となります。
クーポンと一緒に予約サイトへ接続できるQRコードを記載した用紙を同封します。
受付けは電話や窓口でも対応しますが、時間がかかるということです。
接種会場は町内の指定医療機関か、特設会場の町保健センターと伊那プリンスホテルとなっています。 -
新型コロナ上伊那4人含む14人感染
長野県内で25日、新たに上伊那の4人を含む14人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
また変異株感染が33人確認されました。
県と長野市・松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那市の40代会社員男性1人、伊那市の70代無職女性1人、伊那市の10歳未満未就学女児1人、辰野町の60代会社員男性1人、佐久・諏訪・飯田・松本保健所管内でそれぞれ1人、長野市2人、松本市4人の合わせて14人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは4,664人で、入院しているのは249人、死亡したのは76人です。
また新たに新型コロナウイルス変異株の陽性者が33人確認され、県内の累計は645人となっています。
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26日 皆既月食×スーパームーン 野口さん冊子作成
26日夕方におよそ3年ぶりとなる皆既月食が、日本の広い範囲で観察できるとされています。
伊那市西箕輪の天文ボランティア野口輝雄さんは、見どころや撮影方法などをまとめた冊子を作成しました。
冊子は、A4サイズのカラー版です。
14ページにわたり、月食の特徴や見どころ、撮影方法などを紹介しています。
皆既月食は、地球の影に月全体が入り赤黒く変色した満月を見ることができる天文現象です。
さらに今回は、1年で最も大きく見える満月「スーパームーン」と重なっていて、赤みを帯びた大きな月が見られるということです。
伊那天文ボランティアすばる星の会代表の野口さんによると、皆既月食は2018年以来およそ3年ぶりで、スーパームーンと重なるのは初めて体験するということです。
冊子は、1部100円で購入することができます。
【電話090-8568-1948(野口さん)】
26日は、午後6時45分ごろ月が欠け始め、1時間30分後の午後8時11分からおよそ15分間皆既月食を見ることができるということです。
なお、長野地方気象台によりますと、26日のこの時間帯の県南部は薄い雲が上空を覆う可能性があるものの、観察しにくいほどではないと予想しています。 -
伊那市 65歳以上の新型コロナワクチン接種始まる
伊那市は、65歳以上を対象にした新型コロナワクチンの医療機関での個別接種を、24日から始めました。
集団接種は、26日からとなっています。
個別接種は、市内33の医療機関で24日から始まりました。
このうち西町の神山内科医院では、初日の24日は24人の予約がありました。
健康状態やアレルギーがないかなどの確認が終わるとワクチンが打たれていました。
伊那市のコロナワクチン接種は、5月3日から入院患者や高齢者施設の入所者を優先して行われています。
24日から接種が始まったのは、市内の65歳以上およそ2万人です。
予約は17日から行われ、初回の1万人分は3日間で定員に達しました。
内訳は、医療機関での個別接種が7,000人、集団接種が3,000人となっています。
集団接種は、26日からエレコム・ロジテックアリーナで行われます。
市では、まだ予約がとれていない65歳以上を対象にした新規受付の時期について、6月中旬に広報するとしています。 -
箕輪町地域おこし協力隊員に小島さん
箕輪町は関係人口を増やす事業の企画などに従事する地域おこし協力隊員を17日に新たに1人委嘱しました。
箕輪町役場で委嘱式が行われ、白鳥政徳町長から埼玉県出身で東京都から箕輪町に移住した小島義央さんに委嘱状が手渡されました。
小島さんは東京で会社を立ち上げる際の仕組みやSNSの活用方法などをアドバイスするECコンサルティングの仕事をしていました。
5年ほど前から移住に興味を持ち、町の移住定住政策を活用し5月12日に引っ越してきました。
白鳥町長は「地域のことを学びながら、キャリアを生かしてた活動をしてもらいたい。これをきっかけに将来は箕輪に定住してもらいたい」と話しました。
小島さんは事業所と消費者、行政をつなぐ事業企画やふるさと返礼品のPR活動などを行うことになっています。
任期は17日から来年3月31日までです。 -
伊那ケーブルテレビが南信工科短大にポータブルアンプセットを寄贈
伊那市西町の伊那ケーブルテレビジョン株式会社は南箕輪村の南信工科短期大学校にポータブルアンプセットを24日に寄贈しました。
伊那ケーブルテレビジョンの向山賢悟社長らが南信工科短期大学校を訪れ、大石修治校長に目録を手渡しました。
伊那ケーブルテレビは、八十二銀行から融資を受ける際に、地方創生・SDGs応援私募債を活用しています。
この私募債は手数料が優遇されていて、それを使い20万円相当のポータブルアンプセットを贈ることにしました。
向山社長は「社員の中に学校の卒業生がいます。今後も引き続き学校の応援をしていきたい」と挨拶しました。
大石校長は「本校はものづくりのスペシャリストを育成している。授業やイベントの時に活用させていただきます」と話しました。 -
唐木さん宅 なんじゃもんじゃ見頃
伊那市上牧の唐木敬吉さん宅のヒトツバタゴ・別名なんじゃもんじゃが見頃を迎えています。
ヒトツバタゴ・別名なんじゃもんじゃは、唐木さんが40年以上前に友人から譲り受けた苗を植えて育ててきました。
木は高さ15メートルほどで、毎年この時期に白い花を咲かせます。
唐木さんによると、花は21日の大雨で傷んでしまいましたが、あと2、3日楽しめるということです。
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長野県SNSコロナ情報(感染拡大地域等への訪問について)
新型コロナウイルスに関する長野県からのツイッター・ライン情報です。
【新型コロナ感染拡大地域等への訪問について】
直近1週間の人口10万人当たりの新規陽性者数が15人を上回っている都道府県及び外出自粛を要請している都道府県との不要不急の往来は、できるだけ控えるようお願いします。
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新型コロナ上伊那の6人含む29人感染
長野県内で24日、新たに上伊那の6人を含む29人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
また変異株感染が10人確認されました。
県と長野市・松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、南箕輪村の30代無職女性1人、南箕輪村の10代男子中学生1人、南箕輪村の70代自営業男性1人、南箕輪村の70代自営業従業員女性1人、箕輪町の20代会社員女性1人、辰野町の40代会社員男性1人、上田保健所管内で5人、松本・大町保健所管内でそれぞれ3人、諏訪保健所管内で2人、長野市で3人、松本市7人の合わせて29人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは4,650人で、入院しているのは253人、死亡したのは76人です。
また長野市で新たに新型コロナウイルス変異株の陽性者が10人確認され、県内の累計は612人となっています。 -
伊那バラフェスでオープニングコンサート
伊那バラフェスタ2021が23日から始まり、オープニング野外コンサートが伊那市のセントラルパークで開かれました。
野外コンサートは伊那市と駒ケ根市にあるロータス音楽教室の講師と生徒の5人が演奏しました。
講師の石川千文さんはアコーディオンでシャンソンを演奏しました。
生徒たちは電子ピアノでポップスを一人ずつ演奏していました。
今年で4回目となるコンサートですが、去年は新型コロナの影響で中止となりました。
コンサートは密を避けるため規模を縮小して開かれました。
西町から山寺までの商店街には店主や個人が育てたバラおよそ800鉢が置かれています。
伊那バラフェスタは6月20日まで開催されます。
花のフォトギャラリーが商店街の店舗など各地で開かれているほか、期間中バラのライトアップが行われます。 -
上伊那10人含む38人感染
長野県内で23日新たに上伊那の10人を含む38人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県と長野市・松本市の発表によりますと感染が確認されたのは伊那市の50代会社員男性2人、伊那市の40代自営業従業員女性2人、伊那市の30代自営業従業員女性1人、箕輪町の80代無職女性1人、箕輪町の50代会社員女性1人、南箕輪村の40代公務員男性1人、駒ヶ根市の40代自営業男性1人、辰野町の20代医療従事者女性1人、佐久保健所管内で6人、大町保健所管内で4人、飯田保健所管内で3人、
上田・諏訪・松本保健所管内でそれぞれ2人、北信保健所管内で1人長野市2人、松本市6人の合わせて38人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは4,621人で、入院しているのは240人、死亡したのは76人です。 -
伊那市の松くい虫被害量が過去2番目に
伊那市松くい虫対策協議会が伊那市役所で18日に開かれ、昨年度の松くい虫の被害は過去2番目に多い2,722立方メートルだったことが報告されました。
対策協議会には委員およそ20人が出席しました。
会長の白鳥孝伊那市長は「アカマツは伊那市を代表する木で山の財産でもある。どう守っていくか対策を考えていきたい」と挨拶しました。
伊那市での松くい虫の被害は平成18年に初めて確認されました。
昨年度の被害量は2,722立方メートルで、平成28年の2,847立法メートルに次いで過去2番目となっています。
標高900メートルより低い松林を中心に被害が拡大しているということです。
市では今年度、標高900メートル以上を守るべき松林と定めて、対策を行うとしています。 -
感染対策してぼたん楽しむ
ぼたん寺として知られる伊那市高遠町山室の遠照寺では新型コロナウイルス感染防止のためぼたん祭りが中止となっています。
23日は訪れた人たちがマスク着用で感染予防に努めながら花を楽しんでいました。
遠照寺のぼたん祭りは去年に続き今年も新型コロナの影響で中止となっています。
例年祭り期間中の週末は多くの人で賑わいますが今年は訪れた人たちが密を避けながら花を楽しんでいました。
境内には様々な種類のぼたんが植えられていて自由に散策できるようになっています。
遠照寺ではぼたん祭り期間中に開創1200年祭を計画していましたがこちらも新型コロナの影響で来年に延期されました。
ただ開創1200年を祝うとともにコロナ収束を願い祈願柱を先月建立しました。
松井教一住職によりますと遠照寺のぼたんは、あと1週間ほどは楽しめるということです。
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県SNSコロナ情報 全県レベル4に引き上げ
新型コロナウイルスに関する長野県からのツイッター・ライン情報です。
従来株よりも感染しやすく、重症化しやすい可能性が指摘されている変異株への置き換わりが県内においても急速に進んでいます。
このような状況を背景に、全県で統一的にレベル4相当の強い対策を講じる必要があります。
このため、既にレベル4以上の圏域を除き、全圏域の感染警戒レベルを4に引き上げ「新型コロナウイルス特別警報Ⅰ」を発出します。
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飲食店に時短営業の協力求める
新型コロナ感染拡大により感染警戒レベルが5に引き上げられた上伊那地域の5つの市町村で21日の夜、県は、酒類を提供する飲食店を回り営業時間短縮などの協力を求めました。
このうち伊那市では県や市の職員およそ20人が参加して市内の店を回り休業や午後8時までの営業短縮を要請しました。
対象となるのは、県が独自の感染警戒レベルを5に引き上げた伊那市・駒ヶ根市・箕輪町・南箕輪村・宮田村の飲食店などです。
夜8時までの営業終了などを求めていて応じた店舗には1日2万5,000円から7万5,000円の協力金が支払われます。
要請期間は23日から6月5日までとなっています。 -
上伊那11人含む48人感染確認
長野県内で22日、新たに上伊那の11人を含む48人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
また変異株感染が54人確認されました。
県と長野市・松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、
伊那市の20代会社員女性1人、
伊那市の60代会社員男性1人、
南箕輪村の30代会社員女性1人
南箕輪村の未就学女児1人
駒ヶ根市の40代会社員男性1人
駒ヶ根市の50代施設職員女性1人、
駒ヶ根市の50代会社員女性1人
駒ヶ根市の女子小学生2人
辰野町の50代会社員女性1人
辰野町の30代自営業従業員女性1人
松本保健所管内で12人、
佐久・上田・諏訪・長野保健所管内でそれぞれ4人、
飯田保健所管内で1人
長野市・松本市でそれぞれ4人の合わせて48人です。
22日の午後4時現在、県内で感染が確認されたのは4,583人で、入院しているのは236人、死亡したのは76人です。
また、22日新たに新型コロナウイルス変異株の陽性者が
54人確認され、県内の累計は
602人となっています。
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進徳館の日の行事
高遠藩の藩校「進徳館」の教育の精神を受け継いでいこうと、進徳館の日の行事が伊那市高遠町で22日行われました。
進徳館は1860年に高遠藩の当時の藩主内藤頼直が創設しました。
伊那市では進徳館の精神を現代にも生かしていこうと毎年行事を行っています。
22日は市の教育関係者らが進徳館で教えていた儒学の祖となる孔子らの像に拝礼しました。
この後高遠閣では式典が行われ、白鳥孝伊那市長は「進徳館教育に通ずる実践と体験を重視する伊那市の学びが充実していくことを願います」と話していました。
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イベントの中止・延期情報
新型コロナの影響によるイベントの中止・延期情報です。
30日(日)に予定されていた伊那市の美篶公民館の場広山ハイキングは中止となりました。
6月2日から旧井澤家住宅で予定されていた竹中理恵子教室刺繍展は延期となりました。
6月5日(土)に予定されていたみのわテラスの朝市は中止となりました。
6月6日(日)に予定されていた箕輪町郷土博物館の電気機関車ふれあいデーは中止となりました。
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上伊那6人含む35人感染確認
長野県内で21日、新たに上伊那の6人を含む、35人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県と長野市・松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那市の50代会社員女性、30代無職女性、30代会社員男性、10歳未満未就学女児、30代自営業従業員女性、南箕輪村の30代会社員男性、松本・長野保健所管内でそれぞれ6人 諏訪保健所管内で4人 佐久・大町保健所管内でそれぞれ2人
飯田保健所管内で1人 長野市で2人、松本市で6人の合わせて35人です。
21日の午後4時現在、県内で感染が確認されたのは4,535人で、入院しているのは233人、死亡したのは76人です。
また県は、高齢者のコロナワクチンの接種状況を発表しました。
伊那市・箕輪町・南箕輪村の1回目と2回目の接種率がそれぞれ30%未満となっています。
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南部で大雨 交通機関に影響
県内は南部を中心に大雨となり交通機関にも影響が出ました。
長野地方気象台では、土砂災害や低い土地の浸水などに注意するよう呼び掛けています。
県内は、発達した前線の影響で昨夜から南部を中心に大雨となり20日の降り始めから21日の午後1時までに降った雨の量は伊那市で100ミリとなっています。
土砂災害の危険性が非常に高くなっているとして午前2時47分に長野県と長野地方気象台は、土砂災害警戒情報を伊那市などに出しました。
午後5時現在、伊那市に出されている土砂災害警戒情報は継続中です。
JR飯田線は辰野駅から静岡県の中部天竜駅の間で上下線ともに終日運転を見合わせました。
このため、上伊那の箕輪進修・伊那北・伊那弥生ケ丘・伊那西・赤穂・駒ヶ根工業の6校が休校となりました。
伊那市・箕輪町・南箕輪村ではこれまでのところ大きな被害は報告されていません。
気象台では22日の昼までの24時間に降る雨の量は南部の多いところで60ミリと予想していて土砂災害に警戒するとともに河川の増水や氾濫に警戒するよう呼び掛けています。
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伊那バラフェスタ23日から
伊那市の中心商店街では、今年もバラが咲き始めました。
23日から伊那まちバラフェスタが始まります。
西町から山寺までの商店街には店主や個人が育てたバラおよそ800鉢が置かれています。
今年は例年より3週間ほど早く咲き始め現在は、色とりどりのバラが楽しめます。
商店街では23日から伊那まちバラフェスタが2年ぶりに開かれます。
商店主らでつくる実行委員会が開いていて今年で18回目です。
新型コロナ感染防止のため人を集めてのイベントは行いませんが、オープニングの23日は、花にちなんだシャンソンやポップスの電子ピアノの生演奏を西町から山寺までの商店街に放送します。
実行委員会では、コロナと闘う医療従事者や飲食店関係者たちにバラでエールを送りたいと話していました。
また、空き店舗などを活用して市民から募ったバラの写真を展示します
伊那まちバラフェスタは、23日から来月20日まで行われることになっていて、花は来月中旬まで楽しめるということです。
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手描ぼかし染教室 35周年記念展
辰野町を拠点に活動している、和幸手描染色研究会の作品展『手描「ぼかし」染展』が、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
和幸手描染色研究会は、辰野町を拠点に手描ぼかし染教室を上伊那地域の他に長野市や松本市など県内10か所で開いています。
今回は、研究会の発足35周年を記念し、会員60人の作品およそ150点が展示されています。
手描ぼかし染めは、綿や絹などの生地に筆で染色をしていく手描染めの中でも、特にぼかしにこだわった技法です。
作品ごとに色合いや雰囲気、大きさが違うのも特徴で、壁掛けなどのほかに、着物も展示されています。
代表の大橋寿朗さんは、「一点一点じっくり見て、作者の思いを感じてほしい」と話していました。
この手描「ぼかし」染展は、5月26日までかんてんぱぱホールで開かれています。