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戸草ダム建設推進を要望
三峰川総合開発事業促進期成同盟会の総会が10月13日伊那市役所で開かれ、戸草ダムの建設や治水対策を推進するよう、国と県に要望しました。
総会では、同盟会会長の白鳥孝伊那市長などが、地元選出の国会議員と県議会議員に要望書を手渡しました。
戸草ダムは、三峰川上流域に計画されているダムです。
総会で白鳥市長は「毎年のように観測史上最大となる豪雨や大型化する台風など新たな脅威への対応が求められている。
激甚化する自然災害から命や財産を守るため戸草ダム建設に向けた検討を一日でも早く進めてほしい」と話していました。
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ながたの湯に温泉使ったお菜洗い場設置
箕輪町のみのわ温泉ながたの湯にお菜洗い場が20日設置されました。
お菜洗い場は毎年、温泉のお湯を使い、野沢菜などを洗ってもらおうと箕輪町が提供しているものです。
20日は野沢菜およそ100キロを軽トラックに積んできた人もいました。
洗い場はながたの湯西側に4つ設置されていて、誰でも無料で利用できるということです。
地元の人によると、お湯で野沢菜を洗うと柔らかな食感になるということです。
箕輪町では利用する際は順番を守り、お菜くずやゴミは持ち帰るよう呼び掛けています。
お菜洗い場は毎週火曜日を除き、12月12日まで利用できます。
利用時間は午前8時から午後8時までです。
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てらとぴあで「井月さんから伊那谷を知ろう」
幕末に伊那谷に現れ、亡くなるまでの30年間漂泊した俳人井上井月についての講座「井月さんから伊那谷を知ろう」が伊那市手良のてらとぴあで10月26日開かれました。
講師は美篶の矢島信之さんが務め、なぜ井月が伊那谷を放浪したのかを説明しました。
矢島さんは「伊那谷は経済的にも余裕があり教養のある人が多かった。気候も暖かく、井月にとって過ごしやすかったのではないか」と話していました。
また矢島さんは、井月が残した句には農民に寄り添った句が多いと分析していました。
参加者は矢島さんがまとめた資料を見ながら話を聞いていました。
講座は手良公民館の歴史講座の一環で、今回は手良にもゆかりのある井月について学ぼうと開かれました。
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伊那小学校開校150周年記念式典
伊那市の伊那小学校の開校150周年記念式典が20日、行われました。
記念式典には、児童を代表して、5、6年生と学校関係者およそ300人が出席しました。
式典では、開校100周年から現在までの50年間をスライドで振り返りました。
伊那小学校は、1872年、明治5年に開校しました。
およそ60年前に通知表を廃止し、保護者との懇談を行うことで、学校と家庭が一体となった教育を進めてきました。
福田弘彦校長は、「これからも、誰もが胸を張って通えるように努力していきたい」と話していました。
児童会長の唐木莉彩さんは、「今までの150年間に負けないような学校づくりをしていきましょう」と呼びかけていました。
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新型コロナ県内感染確認9日連続なし
長野県と長野市、松本市によりますと、20日、県内で新型コロナウイルスへの感染確認はありませんでした。
県内の新規感染者数の発表がないのは9日連続です。 -
信大JAZZサークル 森のステージでライブ
信州大学JAZZサークルは20日、伊那市の伊那西小学校で、JAZZライブを行いました。
ライブは、伊那西小学校の森のステージで行われました。
森のステージでは、毎年イベントを行っていましたが、新型コロナの影響で2年ぶりのイベント開催となりました。
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アスパラ自動収穫機 実演
現在開発中の、アスパラガス自動収穫機の実演が伊那市西箕輪のJA菜園で19日、行われました。
タブレットに、収穫に適した長さなどを入力します。
自動収穫機がハウス内にしかれたレールを走行し、本体のカメラがアスパラガスを認識して刈り取ります。
収穫状況などが接続したパソコンに通知される仕組みとなっています。
実演会には、農業関係者などおよそ50人が参加し、自動でアスパラガスを収穫する様子を見学しました。
これは、伊那市の農業の負担軽減を図る取り組み、スマート農業の一環で始まった事業で、委託先となる南信工科短期大学校や市内の企業などが連携して行っています。
熱がこもり暑くなるハウス内での作業や腰への負担軽減など省力化が期待されています。
開発段階では、2時間半の走行が可能だということです。
アスパラガスの自動収穫機は、今後改良を加え来年度中の完成を目指しています。
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箕輪南小児童が太鼓を披露
箕輪町の箕輪南小学校の児童は、地域の人たちに感謝を伝えようと19日、太鼓やダンスの発表会を開きました。
箕輪南小学校では毎年この時期にしめ飾りや郷土食づくりなどをして地域の人たちと交流していました。
新型コロナの影響で去年から交流することができなかったため、今年は形をかえ、これまで取り組んできた活動を見てもらおうと、ボランティアとして学校運営に協力している地域住民30人を招待しました。
3年生以上の児童は、箕輪南小学校の伝統の太鼓を演奏しました。
児童たちは、総合学習の一環で10月から練習してきたということで、息のあったバチさばきを見せていました。
また1.2年生は、9月の運動会で発表したダンスを披露しました。
箕輪南小学校では、「子どもたちの成果を見てもらう事ができました。新型コロナが落ち着いたらもっと多くの人たちに見てもらいたい」と話していました。
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㈱キョウデン モネの池完成
箕輪町に本社を置く、プリント基盤などを製造する、株式会社キョウデンは、会社の成長の願いを込めた池を作りました。
19日は、完成を記念するオープニングセレモニーが行われました。
名称はモネの池で、箕輪町にある本社の中庭に作られました。
キョウデンは、新しい技術を世界に発信し、地域とともに成長するという思いを込めて、モニュメントの池を作ったということです。
環境を考え、完全処理をした工場排水を使っていて、池の中には鯉を放しています。
池の周りには、オリーブやユーカリの木なども植えられています。
池は、今後地域住民に開放し、イルミネーションなども予定しているということです。
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ねんりんピック 高齢者作品展 堀さんが県知事賞
信州ねんりんピック長野県高齢者作品展の手工芸部門で、南箕輪村久保の堀喜夫さんの作品が、最高賞にあたる長野県知事賞を受賞しました。
15日は、表彰式が伊那合同庁舎で行われ、県長寿社会開発センター伊那支部の宮澤泰則支部長から堀さんに表彰状が贈られました。
作品は、木曽の中山道奈良井宿にある江戸時代からの建物が立ち並ぶ風景を切り絵で描いたものです。
現在72歳の堀さんは、定年後の61歳の時に本格的に切り絵を始めました。
審査員からは、「光の深さにどことなく懐かしさがあり、手数の多い画面構成は見るものの気を引きしめる」と評価され、県知事賞を受賞しました。
他に、南箕輪村の辻井紀子さん、伊那市の吉原昭子さん、南箕輪村の梅田國照さんがそれぞれ入賞しています。
信州ねんりんピックの「高齢者作品展」には6つの部門があり、今年度は県内から196点の応募がありました。 -
地域の子どものために秋祭り開催
伊那商工会議所青年部は、コロナ禍で自由に遊べない子どものために、伊那市のセントラルパークで6日、秋祭りを開きました。
祭りの会場には、焼きそばやチョコバナナなどの屋台が並んでいました。
竹で作った輪投げとボーリングコーナーもあり、賑わいを見せていました。
青年部は、コロナ禍で様々なイベントが中止になる中、こどもたちに楽しんでもらおうと、秋祭りを企画しました。
会場にはこれまでの伊那まつりで飾られていた提灯や和傘も展示されていました。
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信大農学部 キャンパス内の紅葉
南箕輪村の信州大学農学部では、ユリノキやもみじなどの紅葉が楽しめます。
ユリノキ並木には、およそ250メートルの道路に50本ほどのユリノキが植えられています。
葉はほとんど落ちてしまいましたが、黄色の並木道が楽しめます。
このほかにも、もみじなども紅葉していて、あと2,3日ほど楽しめるということです。
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新型コロナ 県内感染確認なし
長野県と長野市、松本市によりますと、19日、県内で新型コロナウイルスへの感染確認はありませんでした。
県内の新規感染者数の発表がないのは8日連続です。
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有賀さん職業能力開発関係厚生労働大臣表彰
技能検定などの推進に貢献した伊那市で元日本電産サンキョー株式会社伊那事業所の有賀洋次さんが令和3年度職業能力開発関係厚生労働大臣表彰を受賞しました。
表彰は職業能力開発の促進を図るもので県内では有賀さんを含め3人と1団体が受賞しています。
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小嶋紗奈さんブルグミュラーコンクールファイナルに出場
箕輪町の箕輪東小学校1年の小嶋紗奈さんは12月に開かれるピアノコンクール「ブルグミュラーコンクール2021」の名古屋大会ファイナルに出場します。
17日は小嶋さんが町役場を訪れ、白鳥政徳町長に大会出場を報告しました。
このコンクールは全国で展開されていて、小嶋さんは10月に岐阜県で行われた小学1・2年生部門の予選で優秀賞に選ばれ、名古屋大会ファイナル出場を決めました。
4歳でピアノを始め、現在は南箕輪村の音楽教室に月3回通っています。
自宅でも毎日40分練習を行っているということです。
2020年に幼児部門の名古屋大会ファイナルに出場し、銀賞を獲得しています。
白鳥町長は「コンクールを通じて力はついてきていると思います。本番は頑張ってほしい」と話していました。
小嶋さんは「目標は金賞です。ピアノを楽しく弾きたいと思います」と話していました。
ブルグミュラーコンクール2021名古屋大会ファイナルの小学1・2年生部門は12月5日に行われます。
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伊那西部地区が農業水利施設整備完了
伊那西部地区の農業水利施設の整備が今年度完了するのを前に事業の報告会が18日伊那市の伊那文化会館で開かれました。
伊那西部地区の農業水利施設は農林水産省関東農政局関東土地改良調査管理事務所の委託により、伊那西部土地改良区連合が管理しているものです。
現在伊那市、辰野町、箕輪町、南箕輪村の畑や田んぼ、2,561ヘクタールに農業用水を供給しています。
揚水機場にあるポンプ設備の電動機や水管理システムの老朽化により平成24年度から更新を行っていて、総事業費は26億円4千万円です。
関東農政局の野原弘彦次長は「農業生産の維持、経営の安定を図り、地域が活性化することを期待しています」と挨拶しました。
報告会には関係する市町村長などおよそ30人が出席しました。
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「上伊那のよりよい未来と高校教育を語る会」 年内に3回予定
元教員や現役の高校教諭、市民の有志らは、上伊那の高校再編について考える「上伊那のよりよい未来と高校教育を語る会」を年内に3回計画しています。
2日は伊那市役所で記者会見が開かれ、「上伊那のよりよい未来と高校を語る会」の事務局が会の発足と語る会開催について説明しました。
「上伊那のよりよい未来と高校教育を語る会」は11月から12月にかけて伊那市、駒ヶ根市、辰野町で開かれることになっていて、伊那市では11月21日午後1時からいなっせで予定されています。
主催者は「現在ある高校の良さを再度見直し、未来の高校の姿を自由に語りあいたい」としています。
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「サクラコマ」の合格祈願
伊那市のご当地土産でコマを回すと花びらが開く「サクラコマ」の合格祈願が18日高遠町の弘妙寺で行われました。
これが「サクラコマ」です。
コマを回すと花びらが開きます。
受験シーズンを迎える人を応援するために、伊那市内の製造業でつくるご当地お土産プロジェクトチームが2013年に製品化したものです。
18日はプロジェクトチームのメンバー7人が弘妙寺を訪れ、「サクラコマ」の合格祈願をしました。
恒例行事として毎年行われていて、今年で9年目です。
他に、プロジェクトに参加している高遠さくらホテルの「高遠さくら咲くだるま」の合格祈願も行われました。
「サクラコマ」は税込1,320円で200個の限定販売です。
伊那市役所、伊那商工会議所、高遠さくらホテル、有限会社スワニーのオンラインショップで購入できます。
「高遠さくら咲くだるま」は大中小の3種類のサイズがあり、税込で、大が5,000円、中が2,000円、小が1,500円です。
19日から高遠さくらホテルで販売されます。
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新型コロナ新規感染確認なし
長野県と長野市、松本市によりますと、18日、県内で新型コロナウイルスへの感染確認はありませんでした。
県内の新規感染者数の発表がないのは7日連続です。
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年金制度に功績 伊那年金事務所6人を表彰
日本年金機構 伊那年金事務所は年金制度に功績のあった管内事業所の6人を18日、表彰しました。
18日は、信州INAセミナーハウスで表彰式が行われました。
年金委員として功績のあった人に贈られる日本年金機構理事長表彰では、KOA株式会社の南部 高幸さん
伊那自動車教習所の高橋浩三さんの2人が表彰を受けました。
また理事表彰は、平出製作所の平出正彦さんが表彰を受けました。
健康保険委員として功績のあった人に贈られる全国健康保険協会長野支部長表彰では、伊藤電工㈱の小田切 真由美さん、伊那バス㈱の畑 政城さん、㈱南信化成の唐澤一成さんが表彰されました。
年金委員は、厚生労働省から委嘱され、年金制度への理解と信頼を深めるための普及・啓発活動を行っています。
健康保険委員は、協会けんぽ加入者の健康保険事業の推進を目的に、指導・相談・広報を行っています。
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第7回翔楓会書展
箕輪町文化センターで書道・硬筆教室を開く「翔楓会」の第7回書展が開かれています。
文化センターの展示コーナーには上伊那の小学1年生から80代までのおよそ20人の作品、70点が展示されています。
「翔楓会」は箕輪町中曽根在住の丸山翔楓さんが文化センターで毎月2回、教室を開いています。
作品は書などの毛筆、硬筆作品のほかに、硯石を磨いて作った文鎮、書を転写したトートバッグなども展示しています。
翔楓会では2年に1回ずつ書展を開いています。
翔楓会書展は入場は無料で、11月27日まで箕輪町文化センターで開かれています。
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丸山さん干し柿づくりの記録展示会
伊那市西箕輪羽広の丸山美智子さんが、干し柿づくりの記録をまとめた展示、「干し柿を未来食に!」が1日から伊那市高遠町の高遠さくらホテルで開かれています。
丸山さんは長野県シニア大学の授業の中で、仲間9人と干し柿づくりについて学び、模造紙にまとめました。
干し柿を昆虫食のように食糧難を支える未来食として注目してもらい、より多くの人に作り方を知ってもらおうと高遠さくらホテルで展示することにしました。
丸山さんのまとめでは、日当たりが良い枝と悪い枝の柿をそれぞれ2週間干して、糖度や食感を比べました。
結果、日当たりの良いものは、柔らかく酸味と旨味が広がったということです。
ほかに、柿のヘタを焼酎につけビニール袋に入れると渋みが抜けて、1週間ほどで甘みが増すということです。
この展示は11月30日まで、高遠さくらホテルで開かれています。
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納税表彰受彰者贈呈式
納税制度や税知識の普及発展に功績がある人におくられる納税表彰の伊那税務署管内の表彰者贈呈式が16日伊那市のいなっせで行われました。
伊那税務署管内では6人が表彰されました。
なお伊那ケーブルテレビの放送エリア内からは、箕輪町の長野県小売酒販組合連合会理事の山川敏夫さんが税務署長納税表彰を受彰しました。
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前原太陽光発電 伊那市に慎重な対応を求める
伊那市前原のメガソーラー建設計画の見直しを求めている住民有志グループは、伊那市に対し慎重な対応を取るよう求める1,378人分の署名を17日市役所に届けました。
17日は、伊那市前原メガソーラー施設建設の見直しを求める会の橋本明憲代表ら4人が市役所を訪れ、林俊宏副市長に市内外から集めた1,378人分の署名を手渡しました。
場所は六道原工業団地西側の山林およそ5.7ヘクタールを伐採し、出力4,200キロワットの太陽光発電を設置するものです。
会では、森林の伐採により環境や景観の悪化、災害発生に不安などがあるとして、伊那市に対して反対意見の尊重や慎重な対応を取るよう求めています。
林副市長は「業者は、住民への説明や同意など市が定める手続きにのっとってもらう。さらに今後はしっかりとした条例を整備していきたい」と話していました。
業者が説明会で示した資料によりますと、この太陽光発電は来年3月からの稼働を計画しています。 -
箕輪町成人式 抗原検査実施へ
8月から来年1月10日に延期となった箕輪町成人式の開催に向け、実行委員会が16日開かれました。新型コロナ対策として、対象者に抗原検査キットを送付し式当日に検査結果の確認を行うとしています。
16日は、成人者でつくる実行委員のメンバー5人が案内状の発送準備を行いました。
式の案内や返信用のはがきなどに加え、新型コロナウイルスの抗原検査キットを同封していました。
式に出席する場合は、キットで検査を行い、結果を健康チェックシートに記入し、受付に提出します。
実行委員会では、入場制限や式の時間短縮など従来の対策に加え、より安全で安心した成人式にしようと、抗原検査を行う事にしました。
実行委員会では、県内の感染状況などをみて12月下旬に開催の可否について判断するとしています。
延期となった今年度の箕輪町成人式は来年1月10日に町文化センターで開催を予定していて、対象は男性162人、女性139人の、合わせて301人です。 -
全国少年補導功労者表彰に伊那市の清水達雄さん
青少年の非行防止や健全育成活動に尽力した人を表彰する、全国少年補導功労者表彰栄誉銅章に、伊那市高遠町の清水達雄さんが選ばれました。
17日は、伊那警察署で表彰伝達式が行われました。
清水さんは、平成8年に伊那少年ボランティア協会に委嘱され、25年間にわたり、高遠地区を中心に青少年の非行防止・犯罪被害防止に力を入れてきました。
伊那少年ボランティア協会は、警察と協力して、青少年の健全育成活動を行っています。
伊那警察署によりますと、伊那署管内を含む全国の青少年の犯罪は、減少傾向にあるということです。
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新型コロナ新規感染確認なし
県と長野市、松本市によりますと、17日、長野県内で新型コロナウイルスへの感染確認はありませんでした。
県内の新規感染者数の発表がないのは6日連続です。
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県税功労者 知事感謝状を伝達
長野県の税務行政に協力した個人や自治体に感謝状が贈られる、県税功労者の感謝状伝達式が16日、伊那市の伊那合同庁舎で行われました。
16日は、南信県税事務所の三宅良樹所長が阿部守一長野県知事からの感謝状を伝達しました。
伊那市の牛山彦一さんは、関東信越税理士会長野県支部連合会の理事などを務め、長年にわたり税理士団体の要職を担いました。
伊那市の上野山登さんは関東信越税理士会伊那支部の副支部長などを務め、長年にわたり税理士団体の要職を担いました。
伊那市の大澤稔さんは伊那地区納税貯蓄組合連合会 会計理事で、会員の納期内納税などに率先して取り組んでいます。
伊那市市民生活部税務課管理納税係の白鳥雅浩さんは、長年にわたり税の徴収業務にあたり、税収確保に尽力しました。
箕輪町は令和元年度の未納徴収金の差し押さえ額が1,500万円で県内の町村で2位となりました。
三宅所長は「これからも豊かな経験を活かし税務行政にご支援をお願いします」と話していました。
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長距離飛行ドローンの配送事業 運用開始
伊那市は、株式会社ゼンリンと協力し、10キロ以上の長距離飛行を行うドローン配送事業を、16日から長谷の市野瀬と杉島を対象に始めました。
16日は長谷非持のドローンポートで長距離飛行ドローンの実演が行われました。
ドローンに荷物を積み込むと、長谷の市野瀬に向かって飛び立ちました。
8.4キロ先の市野瀬です。
伊那市は、ケーブルテレビで注文しドローンで商品を配送する、中山間地域の買い物支援事業を去年8月から行っています。
これまでは道の駅南アルプスむら長谷の離陸地点から、6.6キロ先の中尾までが対象となっていました。
さらに遠くの地域までサービスを広げようと伊那市とゼンリンは長距離飛行の可能性を探ってきました。
ゼンリンの高精度な3D地図の技術を活用することで、狭い河川の上空も飛行できるようになった他、長距離飛行に適したドローンが開発され、10キロ以上の飛行が可能となりました。
これにより、南アルプスむら長谷から8.4キロ地点の市野瀬、10.3キロ地点の杉島までの配送が可能となりました。
今後は配達対象地域がこれまでの非持、溝口、黒河内、中尾に市野瀬と杉島が加わります。
ドローンはこれまで使用されていたものと2台体制で運用するということです。
また16日は、気の里ヘルスセンター栃の木で、伊那市とゼンリンが伊那市新産業技術推進に向けた連携に関する協定も締結しました。
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信州大学農学部の学生が育てたシクラメンの販売
南箕輪村の信州大学農学部の2年生が授業の一環で育てたシクラメンの販売が16日から始まりました。
16日は信州大学農学部の生産品販売所に地元の人などが訪れ、販売しているシクラメンを購入していました。
シクラメンはピンク色のものや色が混ざったものなどの19品種です。
今年は新しく4品種を作り、このうち黄色の2品目が目玉です。
シクラメンは信州大学農学部の植物資源科学コースの2年生およそ50人が授業の一環で育てたものです。
花を長く楽しむためには下からつぼみが出ているのを選ぶとよいということです。
シクラメンは主に5号鉢で1鉢1,300円です。
販売期間は11月16日から12月23日までの毎週水曜日と木曜日で、信州大学の生産品販売所で販売しています。
花もちがよく人気があるということで信大では早めの購入を呼びかけていました。
1,800株を用意していて、無くなり次第終了です。