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一水会常設展 新作に入れ替わる
今年から伊那市のかんてんぱぱホールで常設展となっていて、南信の一水会出品者の作品が並ぶ、一水会郷土作家展が、今月から新作に入れ替わりました。
会場には、会員13人が描いた風景画や静物画など38点が並んでいます。
南信在住者らでつくる南信一水会は、発足から11年目で、油絵が中心です。
会では「ほのぼのとした信州の風景を楽しんでもらいたい」と話していました。
展示は、かんてんぱぱホール常設展コーナーで来年1月末まで開かれていて、時間は午前9時から午後5時まで、入場は無料です。
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コロナ収束を願い みのわ太鼓を披露
箕輪町を拠点に活動する、「みのわ太鼓保存会」は新型コロナウイルスの収束を願い萱野高原で17日夜、太鼓を打ち鳴らしました。
この日は、保存会のメンバーら23人が集まり太鼓を打ち鳴らしました。
太鼓の演奏は、新型コロナウイルスの収束を願うとともに、医療従事者に感謝しようと企画したものです。
会では、各地でイベントが中止となる中、発表の機会を探していたということです。
メンバーで話し合い、密を避けることができ、町内全体に音を響かせたいとの思いから、萱野高原を選んだということです。
今回は、保存会が指導している箕輪進修高校の生徒らも参加しました。
この日は、天竜川をイメージしたオリジナル曲「大天竜」をはじめ、全4曲を演奏しました。 -
路線バスが絡む交通事故 乗員乗客けがなし
19日午前11時45分ごろ、伊那市荒井の通り町で、路線バスが駐車している車両に衝突する事故がありました。
乗客乗員にけがはありませんでした。
伊那警察署の発表によりますと事故があったのは、伊那市の県道南箕輪沢渡線です。
県道を南箕輪村方面から伊那市西町方面に向け進行中の路線バスが、道路左側に駐車中の車両と衝突したものです。
路線バスを運転していた上伊那郡の31歳の男性と、乗客2人にけがはありませんでした。
駐車中の車両には事故当時、人は乗っていませんでした。
事故の原因については伊那署で調べを進めています。
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青島集落祭 住民自慢の品や写真並ぶ
伊那市美篶の青島地区で18日集落祭が行われ、青島交流センターには住民自慢の品や写真が展示されました。
会場には、地区住民を撮影した写真や、区民自慢の我が家のお宝などが並びました。
例年は、運動会を開いて交流を深めていますが、今年は新型コロナの影響で規模を縮小して、展示会という形で開催しました。
集落祭実行委員長の翁 昭博さんは、「青島はまとまりのある集落。コロナ禍の中だが、イベントを通して住民の一体感を醸成したい」と話していました。
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中央アルプスと南アルプスで冠雪確認
中央アルプスと南アルプスの山頂付近では、冠雪が確認されました。
18日正午ごろの中央アルプスです。
中央アルプス観光によりますと、中央アルプスでは17日初冠雪で、平年より2、3日ほど早く、17日の日中に雪が積もったということです。
千畳敷カールでは20センチの積雪だということです。
また、18日は南アルプスでも冠雪が確認されています。
午前10時ごろの仙丈ヶ岳には、白く雪が積もっていました。
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手良小学校で運動会
伊那市の手良小学校で、運動会が18日開かれ、全校児童115人が紅組と白組に分かれて14種目を行いました。
運動会は、5・6年生の有志29人による鼓笛隊の演奏で始まりました。
今年は新型コロナウイルスの影響で密になる組体操や大玉送りは行わず、種目数を減らしての実施となりました。
全校児童が参加した綱引きは、学年ごと2つのグループに分けて行われました。
低学年合同種目の障害物競走ではハードルを飛び越えたり、網をくぐり抜けながらゴールを目指していました。
高学年合同種目の障害物リレーでは、児童らが網をくぐり抜けたり、平均台の上を通りながらトラックを走り、ゴールを目指しました。
最後は、全校児童によるダンスが披露されました。
児童らは様々な色の旗を掲げて、音楽に合わせてダンスを披露しました。
手良小学校では、「一人一人が力いっぱい走ったり、ダンスを披露したり、活躍する姿が見られた」と話していました。
なお、この日の運動会は16対13で白組が勝ちました。
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木下保育園 地中熱の設備工事の見学会
現在箕輪町木下に建設が進められている新しい木下保育園の地中熱を活用する設備工事の現場見学会が17日開かれました。
17日は地域住民6人が訪れ、工事現場を見学しました。
現在冷暖房用に活用する地中熱設備の工事が進められていて、そのしくみが公開されました。
機械で深さ100メートルの穴を掘っていきます。
その中にチューブを入れていきます。
このチューブの中に液体を循環させ、地中の熱を冷暖房に活用するということです。
地中は年間を通して15度前後になっていて、空調機の運転負荷が軽減されるため二酸化炭素の排出抑制につながるということです。
町内の保育園で地中熱を活用するのは東みのわ保育園に続いて2か所目です。
木下北城地区西側の建設用地では、今年3月から工事が進められています。
新しい木下保育園は、現在の木下北・木下南保育園を統合し建設されるもので、敷地面積は1万1,000平方メートル、定員は195人です。
新しい木下保育園は、令和4年4月の開園を予定しています。
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新型コロナ患者1人死亡 3人の感染確認
長野県内で、17日、新型コロナ患者1人の死亡と、3人の感染確認が発表されました。
長野市は、17日、新型コロナ患者1人が12日に死亡したと発表しました。
この患者は基礎疾患があったということです。
遺族の意向により、年代、性別、経過については公表を差し控えるとしています。
さらに長野市で新たに20代の女性1人の感染が確認されました。
濃厚接触者は4人となっています。
長野県の発表によりますと、新たに感染が確認されたのは、東京都の60代無職の女性と、神奈川県の40代無職の女性の2人です。
2人はともに軽井沢町に住宅を所有していて、濃厚接触者はいないということです。
午後2時現在、県内で感染が確認されているのは326人で、死者は4人、入院しているのは8人です。
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沢区民文化祭 コロナで展示のみ
箕輪町沢区の区民文化祭が17日と18日の2日間沢公民館で行われています。
今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため演芸は中止し展示のみの開催となりました。
会場には沢区のお宝として保存されている刀や火縄銃のほか保育園児からお年寄りまでが出品した絵画や盆栽、写真などが展示されています。
沢区によりますと今年は新型コロナウイルスの影響で公民館活動がほとんど行われず文化祭の中止も検討しましたが、個人で作った作品の発表の場を設けようと展示のみ行いました。
沢区では演芸ができずに残念だが三密に注意して区民が作った作品を楽しんでもらいたい。」と話していました。
沢区民文化祭は18日まで沢公民館で開かれています。 -
弥生同窓会が高校再編について聞く
伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を統合する高校再編一次案についての説明会が17日伊那市のいなっせで開かれました。
出席者からは少人数学級などを求める意見がだされていました。
説明会は伊那弥生ケ丘高校同窓会が開いたもので同窓会の会員が長野県教育委員会から話を聞きました。
県教委は高校再編・整備計画で伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を統合し新しい高校を設置することを決めています。
説明会では質疑応答の時間も設けられました。
出席者からの少人数学級を求める声に県教委は「弥生ケ丘高校につきましては学年が上がるにつれて自分の進路にあった授業選択ということで、なかには10何人でやっていたりするような授業もあるということになっています。」と答えていました。
ほかに「伝統と歴史のある高校を廃校にすることはここ1、2年で決められることではない」との意見には「廃校というよりもそれぞれの学校の伝統を引き継ぎながら新しい学校を作っていく」と答えていました。
県教委では新しい高校の開校に向けて同窓会やPTA、生徒の代表などで構成する新校再編実施計画懇話会を設置する計画です。懇話会では校名や活用する校地・校舎、目指す学校像などについて協議することになっています。
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ひと昔前の暮らし特別展17日から
箕輪町郷土博物館の今年度の特別展「やっけーでごしてー暮らし?~ひとむかし前の暮らしから考える~」が、17日から始まります。
この特別展では、1907年に三日町で生まれ、1983年に亡くなった故・小川守人さんの明治から昭和初期の生活や体験談などを取り上げていて、関係資料およそ30点が展示されています。
こちらは、小川さんが当時小学生だったころ、刈敷に持って行った弁当箱です。
茄子や大根の味噌漬けなどに沢の水をかけて食べたりしたということです。
こちらはざざ虫取りに使ったジョレンです。
町郷土博物館では、便利になった現代に対して、改めてひと昔前の生活に興味を持ってもらおうと、今回の特別展を企画しました。
特別展「やっけーでごしてー暮らし?」は17日から11月15日まで、町郷土博物館で開かれます。
なお、町のホームページでも資料の一部を閲覧することができるということです。
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新型コロナウイルスへの対応学ぶ
老人ホームなど社会福祉施設の職員が新型コロナウイルスへの対応を学ぶ研修会が16日伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。
研修会では清泉女学院大学看護学部准教授の黒田梨絵さんが手袋の外し方や防護服の脱ぎ方などについて説明しました。
黒田さんは「手袋を外したり防護服を脱ぐときはウイスルが付着している可能性がある外側は触らずに内側からまるめるようにしてください。」と話していました。
また感染が疑われる利用者がいる場合は「原則として個室に入ってもらい対応する職員は、ほかの利用者の対応はしないなど感染防止対策を徹底することが大切だ」と話していました。
研修会は社会福祉施設の職員を対象に伊那保健福祉事務所が開いたものです。
密を避けるため3回に分けて開催し合わせておよそ80人が参加しました。
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木下北保育園の園児が遠足
箕輪町の木下北保育園の園児は16日、保育園近くの公園や消防署を回って遠足を楽しみました。
16日正午ごろの町文化センター前では、園児が昼食をとっていました。
この日は、年長のさくら組と年中のひまわり組のあわせて42人が遠足を楽しんだということです。
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箕輪町内小中学校1人1台PC整備
箕輪町教育委員会では、ICT教育を推進するため児童生徒に1人1台のパソコンを整備しました。
このうち、箕輪南小学校では、6年生が整備されたパソコンを使って授業を受けていました。
16日は、児童らが総合学習の時間を使って、今月6日と7日に黒部ダムや松代大本営などを訪れた修学旅行の旅行記を作成していました。
児童らは、パソコンで文章を打ったり、写真のレイアウトを考えたりしていました。
町教育委員会では、双方向の情報共有を行い、子どもたち一人一人の学習を支援しようとICT教育環境を整備しました。
町によりますと、約1億5千万円をかけて町内の小中学校に1人1台分パソコンを整備し、校内にはWi-Fi環境を構築したということです。
今後は家庭学習にも使えるように準備を進めているということです。
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外国人向けの観光プランづくり研修会
アクティビティを通じて自然や文化などに触れることができる、訪日外国人向けのアドベンチャーツーリズムについての研修会が5日、伊那市の信州INAセミナーハウスで開かれました。
研修会は、国土交通省北陸信越運輸局が開いたもので、主に南信地域の観光業に携わる関係者およそ20人が参加しました。
アドベンチャーツーリズムは、登山やサイクリングなどアクティビティ体験を通して地域の自然や文化を知ってもらうものです。
この日は、東京の旅行会社の担当者が講師として招かれ、外国人向けのアドベンチャーツーリズムのプランづくりやガイドについてのポイントを話しました。
研修会は、19日にも予定されていて、外国人のモデルを相手にモニターツアーの実習を行うということです。
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白ねぎの出荷最盛期
上伊那の野菜の主力品目のひとつ、白ねぎの出荷作業が最盛期を迎えています。
16日は伊那市西春近で白ねぎを栽培している農事組合法人ゆいにしはるの組合員が収穫作業や出荷のための梱包作業を行っていました。
ゆいにしはるは遊休農地を活用しようと2012年に設立され白ねぎの他、米、麦、大豆などを作っています。
西春近の畑では機械を使って収穫作業が行われていました。収穫した白ねぎは出荷のために梱包されます。
手作業でいらない葉を1本1本取り除いていきます。根の部分は機械を使って切り落としていきます。
余分な皮を機械でむき長さは規格の58センチにそろえます。
今年は7月の長雨と8月の猛暑などによりねぎはやや細目だということです。
JA上伊那によりますと白ねぎはアスパラガスやブロッコリーと並んで上伊那の野菜の主力品目で今年は年間で4億7,000万円の売り上げを見込んでいるということです。
作業は12月初めまで続き主に中京、関西方面に出荷されるということです。
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佐久市で新たに3人コロナ感染確認
長野県は、佐久市で新たに3人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと16日、発表しました。
県の発表によりますと、新たに感染が確認されたのは、佐久市の80代の無職の女性、50代の医療従事者の女性、50代の医療従事者の男性のあわせて3人です。
この3人の濃厚接触者は5人で、そのほかは調査中となっています。
16日午後2時現在、県内の感染者数は323人で、入院者数は7人となっています。
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西山神社に園児が幟旗を奉納
伊那市の西箕輪南部保育園の園児は、保育園近くにある西山神社に手作りの幟旗を9日奉納しました。
この日は、年長、年中園児あわせて29人が、参道の階段の両脇に幟旗を立てました。
西山神社では、毎年10月9日に例祭を行っています。
幟旗の奉納は、五穀豊穣や家内安全を願って本祭りにあわせ行われているものです。
昭和30年ごろは、数千本の幟旗が立てられていたということですが、近年は数が少なくなっているということです。
多くの旗が立てられていた当時の賑わいを復活させようと、7年前から園児による奉納が行われています。
西山神社の関係者は「地元の歴史や文化を身近に感じてもらいたい」と話していました。
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伊藤真一さん 陶展
伊那市西箕輪に窯を持つ陶芸家 伊藤真一さんの作品展が、かんてんぱぱホールで開かれています。
会場では、伊藤さんの作品300点ほどが展示販売されています。
伊藤さんは伊那市西箕輪与地の穴窯で制作をしています。
釉薬を使うものもありますが、基本的には薪を焼いて巻き上がった灰がついてできた模様や色合いを楽しめるようにしているということです。
伊藤真一さんの陶展は、20日(火)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
それでは天気予報です。
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伊那中2年生 先輩から「人生」学ぶ
伊那市の伊那中学校の2年生は、職場体験を前に、仕事や夢・人生について学ぼうと、自分たちの先輩となる卒業生から話を聞きました。
講師は、キャビンアテンダントや、広告代理店勤務、会社経営者、公務員など19歳から40代まで6人の伊那中卒業生が務めました。
2年生114人が、それぞれ希望した講師の話を聞きました。
講師たちは、自分たちの失敗談や中学校時代の迷いも含めて話をしていました。
例年は6月に、地元の起業家から話を聞きますが、今回は、コロナの影響もあってこの時期に、学校の卒業生に話をしてもらう形での開催となりました。
11年前に伊那中学校を卒業し、現在はANAのキャビンアテンダントを務める倉科 千紘さんは、「私たちはプロフェッショナル。不測の事態が起きた場合には対処しなければならない」と話していました。
講演が終わった後には生徒たちが倉科さんを囲み、次々と質問を投げかけていました。
この座談会は、19日から5日間行われる職場体験学習を前に、働くことや夢をかなえるということ、人生とは何かを考えようと行われました。
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まほらいな市民大学 第21期生修了証書授与式
伊那市が市民の生涯学習の場として開いているまほらいな市民大学の第21期生の修了証書授与式が、24日、ニシザワいなっせホールで開かれました。
21期生は57人で、2年間で芸術・文化・歴史など様々なジャンルの41講座を学びました。
24日は学長の白鳥孝市長から、代表者に修了証書が授与されたほか、皆勤賞・精勤賞の受賞者が表彰されました。
例年は1年間に26講座が開講されますが、今年度は新型コロナの影響で8講座が中止となりました。
3月上旬から活動が中止となり、6月30日に再開されました。
白鳥市長は、「積極的に学び、人とのつながりを大切にし、生涯現役でのご活躍を祈る」と式辞を述べました。
修了生を代表して新宅 修さんは「仲間と学んだ2年間は短く感じた。多岐にわたる知識を習得でき友達も作ることができた。」と話していました。
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高遠町の一部でゆうあいマーケット
伊那市長谷地区で今年8月からスタートした支えあい買い物サービス「ゆうあいマーケット」のサービスエリアが11月から高遠町の一部の地域にも広がる予定です。
14日は、高遠町総合福祉センターやますそで高遠町地域協議会が開かれ、市が概要を説明しました。
ゆうあいマーケットは食料品や日用品をケーブルテレビのリモコンで注文しその日のうちに商品が自宅に届きます。
8月から長谷の非持・溝口・黒河内・中尾の4地区で始まっていて、高遠町で今後予定されているのは長藤・三義・藤沢地区です。
11月からは三義地区でサービスが始まる予定で1か月間、
利用促進を図るためお試しキャンペーンが行われます。
通常1000円かかる使用料は無料で、商品代金の支払いのみとなります。
地域協議会では他に、高遠町総合支所の新しい庁舎の建設に向け協議を行う、建設検討委員会を設置することが承認されました。
地域協議会の委員や区長13人で構成し、委員長は地域協議会会長の伊藤岩雄さんが務めます -
夢まちスペースオープン
人が集い情報交換などができるフリースペース「夢まちスペース」が箕輪町に15日、オープンしました。
夢まちスペースは、箕輪町の商店街にある建物の2階に開設されました。
若者や子育て世代の活動や情報交換の拠点として、クラウドソーシング事業を展開する株式会社ローカルライフが箕輪町から業務委託を受け事業所内にフリースペースを整備しました。
仕事や小規模イベント、各種講座の教室として活用することができ、WiFiも完備されています。
平日の午前9時30分から午後4時までは一般が、午後4時から9時までは中高生が学習などで利用できます。
料金は一般が1時間200円、中高生は無料です。
いずれも初回利用時に登録申請が必要となります。
また、同じ建物内に誰でも気軽に立ち寄ってもらえる地域の集いの場「ひとこ間」も今日、オープンしました。
運営するのは、箕輪町の地域おこし協力隊の太田清美さんです。
展示スペースがあり、農産物の加工・販売の相談・イベントの企画などを行います。
金曜日・土曜日・日曜日に誰でも利用できます。
関係人口増を目指す箕輪町では、人が集いつながる場として期待しています。
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社会人野球チームと中学生が交流
上伊那の社会人でつくる軟式野球チームHADESベースボールクラブは伊那市高遠町の高遠総合グラウンドで11日中学生と野球交流をしました。
11日は、部活を引退した東部中学校の野球部の3年生とシニアに所属する生徒が参加しました。
HADESベースボールクラブは、上伊那の40代以上でつくる軟式野球チームです。
野球の楽しさを子供たちに伝えようとスポーツ少年団や中学生と交流をしています。
11日は、一緒にシートノックを受けたり試合をして交流しました。試合では、両チームとも楽しみながらプレーをしていました。
東部中学校では「地域の人たちに支えられている。生徒たちが今後も野球を続けるきっかけになります」と感謝していました -
舎羅の会 合同展
箕輪町木下の木彫工芸家の中澤達彦さんから指導を受ける県内7つの教室「舎羅の会」の合同作品展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には木彫りの作品およそ250点が並んでいます。
木下在住の木彫工芸家の中澤さんから指導を受ける県内7つの教室から70人が作品を出品しています。
舎羅の会では、16年前から2年に1回展示会を開いていて、今回で8回目です。
中澤さんは「一人一人が合同展を目標に励んできた。様々な作品を見て楽しんでもらいたい」と話していました。
展示会は20日(火)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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看護の道へ誓いを新たに
伊那市の上伊那医師会附属准看護学院で14日、ナースキャップが与えられる戴帽式が行われ、半年間の基礎的な学習を終えた1年生が看護の道への誓いを新たにしました。
この日は、今年4月に入学した1年生22人が戴帽式を迎えました。
戴帽式は、半年間基礎的な学習を終えた学生たちを准看護学生として認める儀式として、毎年この時期に行われています。
学生らは、ナースキャップをかぶせてもらうと、ナイチンゲールの像に灯された灯を一人一人受け取りました。
全員が受け取ると、看護の精神が謳われた「ナイチンゲール誓詞」を朗読しました。
学生を代表して、箕輪町沢の大槻大地さんは、「この先、どんな看護師を目指しているのかを常に思い、医療現場で活躍する看護師となるべく新たなる一歩を踏み出します」と誓いを新たにしていました。
式を終えた学生は、今後は上伊那の医療機関で看護の実習を行うことになっています。 -
緑十字銅章表彰伝達式
交通安全に尽力した人や、安全運転の推進に功績のあった人に贈られる交通栄誉賞「緑十字銅章」の表彰伝達式が、2日伊那警察署で行われました。
この日は、塩澤幸一伊那交通安全協会長から受章者に表彰状が伝達されました。
受章者は、伊那市と南箕輪村の11人です。
内訳は、「交通安全功労者」が6人、「優良運転者」が4人、事業所の「優良安全運転管理者」が1人です。
優良安全運転管理者は、白鳥和夫安全運転管理者協会上伊那支部長から伝達されました。
受章者を代表して、伊那市交通安全協会副会長の山﨑隆男さんは「受章を機会に、さらに安協の活動の場を通して地域社会に貢献したい」と謝辞を述べました。
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食品にかけて使える除菌スプレー
伊那市高遠町の酒蔵、株式会社仙醸は、食品に噴射して使えるアルコール除菌スプレーを開発し、販売を始めました。
こちらが除菌スプレー「家族想い」です。
500ミリリットル入りで1つ税込み1350円です。
地元でとれたクロモジエキスや酒粕エキスが配合されているということです。
ドアノブや取っ手、家具のほか野菜や肉、魚などの食品に直接噴射して使うことができ、除菌、防臭、保湿、食品保存などの効果が見込めるということです。
仙醸では、新型コロナウイルスの対策として、消毒液の代わりとなるアルコール製品
を開発しましたが、今回はコロナ後も家庭で日常的に使ってもらおうと、除菌スプレーを作ったということです。
食品に直接噴射して使える除菌スプレー「家族想い」は、市内の酒販店や小売店のほか、仙醸のホームページ内ネットショップで購入できます。 -
豊島区の事業費で箕輪の森林を整備
箕輪町と東京都豊島区の森林の里親協定締結に基づいた森林整備作業が、ながた自然公園周辺で始まっています。
14日は、ながた自然公園周辺の森で間伐作業が行われました。
箕輪町は、交流都市の東京都豊島区と森林の里親協定を9月1日に締結しました。
森林の里親協定は森林整備に意欲的な地域と社会貢献を進める企業や自治体などが連携して森づくりを進める協定で、県が行っている事業です。
協定では、整備が必要なながた自然公園やその周辺の森を「としまの森・みのわ」とし、豊島区の森林環境譲与税を活用して整備します。
今年度の事業費は330万円で、3年間かけて2.9ヘクタールを整備します。
来年度は、都市部住民がとしまの森を訪れるツアーなども予定されています。
協定は令和6年度までの5年間となっています。
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共生ビジョン原案示す ICTを活用
伊那市・箕輪町・南箕輪村が相互に連携して人口の定着を図る伊那地域定住自立圏の第2期共生ビジョンの原案が14日示されました。
ICT技術を活用した医療や買い物支援などが新規事業としてあげられています。
14日は伊那市役所で伊那地域定住自立圏共生ビジョン協議会が開かれ、来年度から5年間の第2期共生ビジョンの原案が示されました。
新規の連携事業として、福祉分野では、在宅医療・介護連携のためのICT化の推進をあげています。
地域公共交通の分野では、伊那市長谷地域で今年8月から運用が始まっている支え合い買物サービス「ゆうあいマーケット」の構築、医師が乗らない移動診療車「モバイルクリニック」の実施があげられています。
定住自立圏は、伊那市・箕輪町・南箕輪村が人口定着を図るため、3市町村が連携し、必要な生活機能を確保し定住者の受け皿を形成するものです。
定住自立圏共生ビジョンは、そのための具体的な取り組みを示すもので、中心市の伊那市が策定します。
今後は各市町村で検討し、来年2月にビジョンの案を決定するということです。