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楠洲流竜西吟詠会 成果を披露
楠洲流竜西吟詠会が9日伊那市のJA上伊那本所で開かれました。
竜西吟詠会には、伊那市の西箕輪を除く竜西地区のおよそ70人が所属しています。
大会では、支部ごとに演目を披露し、会員は漢詩などを独特の節回しで吟じていました。
竜西会は昭和49年に発足し、週に1回公民館などで練習をしています。
上野峰洲会長は「今後も吟道の向上に励み、多くの人に詩吟の楽しさを広めていきたい」と話していました。
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南福地で初夏の敬老会
伊那市富県の南福地で、70歳以上の高齢者の長寿を祝う敬老会が9日、南福地公民館で開かれました。
敬老会には70歳以上の高齢者83人が参加しました。
9月の敬老の日に合わせて敬老会を開く地区が多い中、南福地では農家をしている人が多いことから、稲刈りの時期を避けてこの時期に敬老会を開いています。
余興では、南福地民謡保存会が、富県地区に伝わる「富県正調伊那節」を披露したほか、地区に住む小学生が自己紹介しました。
子ども達は長く地域に住むお年寄りにもわかるよう、屋号も付け加えていました。
牛山喜文区長は「新しいことに興味をもって、挑戦をして、まだまだ健康に長生きをしてほしいです」と話していました。 -
西箕輪中 女子野球部員活躍
中学3年生にとっては部活動の集大成となる中体連に向けた練習が行われています。
伊那市の西箕輪中学校の野球部では男子生徒とともに練習する女子部員がいます。
3年生の伊藤小雪さんです。
西箕輪中学校の野球部員28人のうち女子部員は3年生の伊藤さんと2年生の田中香月さんの2人います。
伊藤さんは、2人の兄が野球をしていた影響で小学3年生の時から地元のスポーツ少年団に入り野球を続けています。
伊藤さんは、副キャプテンを務め守備はサード、打順は4番です。
チームの仲間たちは、伊藤さんについて頼れる存在だと話します。
中体連を目前に控えた6日、伊藤さんは、エラーをしないようプレーしたいと話していました。
そして8日、駒ヶ根市のアルプス球場で中体連の上伊那大会予選が行われ西箕輪中は春富中と対戦しました。
伊藤さんは4番サードで出場しました。
1点を先制された1回裏、ツーアウトランナー3塁の場面での第一打席は、キャッチャーフライに打ち取られました。
2打席目はショートフライ、そして6回裏の最終打席です。
当たりはよかったもののレフトフライに倒れました。
試合は序盤から点を重ねた春富中に0対5で敗れました。
敗れた西箕輪中は、初戦で姿を消し、伊藤さんにとって中学校生活最後の公式戦となりました。
伊藤さんは、高校へ進学しても野球を続けていきたいと話していました。
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羽生田デッサンクラブ作品展
伊那市を中心とした絵画愛好者でつくる羽生田デッサンクラブの作品展が伊那図書館で開かれています。
会場には、鉛筆画と油彩画17点が展示されています。
今回の展示のテーマは「挑む」で、ほぼ全員が50号の作品に初挑戦しました。
それぞれが自由にモチーフを選び制作したということです。
始めて9年目だという伊那市の小島佳世子さんは、シュノーケリングで潜った沖縄の海の情景を描きました。
水中から見た光と影の表現にこだわったということです。
羽生田デッサンクラブは2010年にいなっせで開かれたデッサン体験教室の修了生で結成し、現在は伊那市を中心に12人が所属しています。
月に2回集まり、静物画のデッサンを描いているということです。
羽生田デッサンクラブの作品展は13日(木)まで伊那市の伊那図書館で開かれています。
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水森かおりさん ローズガーデンに歌声
伊那市の観光大使で演歌歌手の水森かおりさんが、バラが見ごろとなっている伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンで8日ミニコンサートを開きました。
ミニコンサートでは、高遠の桜と女性の恋心をテーマにした「高遠さくら路」など4曲を披露しました。
水森かおりさんは、今年4月に伊那市の観光大使に任命されました。
ローズガーデンは現在見ごろの5分咲きで、水森さんは咲き誇るバラの前で歌声を響かせていました。
水森さんは「地元の方々が一緒に曲を口ずさんでくれてとても嬉しい。高遠さくら路を末永く愛される曲にしていきたい」と話していました。
水森かおりさんは、平成7年にデビューし「ご当地ソングの女王」と呼ばれています。
会場には500人が詰めかけ水森さんに声援を送っていました。
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高遠高校の生徒がチラシ配布
伊那市高遠町の高遠高校の生徒は、しんわの丘ローズガーデンに訪れた観光客に高遠町の見どころをPRするチラシを8日配りました。
8日は高遠高校情報ビジネスコースの3年生8人がローズガーデンへのシャトルバス乗り場となっている駐車場で観光客にチラシを配りました。
チラシは、生徒たちが授業で制作したものです。
高遠そばが食べられる店の案内やローメンといったご当地グルメの紹介などが掲載されていて、実際に店に出向いて調べたということです。
高遠高校情報ビジネスコースでは「地域観光研究」の授業でチラシを制作していて、今年で5年目です。
8日は100枚が用意され、訪れた観光客に手渡していました。
高遠高校の生徒のチラシの配布は9日と16日にも行う予定です。
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上伊那華道展 10日まで
上伊那の華道11の流派でつくる上伊那華道会のいけばな展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
上伊那華道会は、辰野町から中川村までの185人が会員となっていて1年おきにいけばな展を開いています。
展示会では会期を前期と後期に分けて、1人1点ずつ作品を並べています。
いけてある花や器は流派ごとに異なり、それぞれの個性の違いを楽しむことができます。
会長の竹内理子さんは「令和になって初めての展示会で、気持ちが引き締まる思いです。」と話していました。
上伊那華道会のいけばな展は10日まで開かれています。 -
榛原県道沿いにマリーゴールド
伊那市東春近の榛原区の住民有志でつくる「榛原の会」は8日、地区内の県道沿いに花の苗を植えました。
8日は会員およそ30人が、榛原区内の県道18号の歩道脇に長さ1㎞にわたり、2300本のマリーゴールドとサルビアの苗を植えました。
会の活動は今年で25年目になり、毎年種から花を育てています。例年、梅雨前に花の苗を植えていて、周辺の草取りや花切りなど、年間を通して7回程、手入れをおこないます。
「榛原花の会」代表の伊藤忠朗さんは「マリーゴールドが見られる区内の県道で、ドライブを楽しんでほしい。」と話していました。
マリーゴールドは、7月に花が咲き、11月頃まで楽しめるということです。 -
石仏総選挙 No1決定
高遠石工の石仏人気ナンバーワンを決める「石仏総選挙」の開票結果がきょう発表され、好きな石仏ナンバーワンは「勝間の大聖不動明王」が、美しい石仏ナンバーワンには「桂泉院の准胝観音と延命地蔵」が選ばれました。
7日は伊那市高遠町の環屋で報道関係者や地元住民が集まる中、結果が発表されました。
開票の結果、好きな石仏の第一位は勝間の大聖不動明王、美しい石仏の第一位は桂泉院の准胝観音と延命地蔵でした。
実行委員会の矢島信之さんは、4月にPR活動をするなど投票を呼び掛けました。
開票結果を聞き、好きな石仏一位になった大聖不動明王の気持ちを代弁してくれました。
好きな石仏の2位は建福寺 の 西国三十三観音、3位は相頓寺跡の延命地蔵菩薩でした。
3位の相頓寺跡がある諸町の住民は、環屋で結果を聞き喜んでいました。
美しい石仏の結果は、1位は桂泉院の准胝観音と延命地蔵、2位は建福寺の西国三十三観音、3位は勝間の大聖不動明王でした。
石仏総選挙には高遠の6か所の石仏がエントリーしました。
投票は、花見期間中の4月7日から26日までの20日間行われ、投票数は850票でした。
今回の石仏総選挙の結果は、実行委員会のホームページで公表されています。
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一路さんの遺志を継ぎ りんご学習
伊那市東春近で小学生のりんご体験学習を行っていた農家、伊藤一路さんの遺志を継ぎ今シーズンも児童の受け入れが始まりました。
りんご農家の伊藤さんは東春近小学校の児童を招き24年間にわたり、りんご体験学習を受け入れてきました。
栽培作業を通して農家の苦労を知り自然を大切にする心を育んでもらおうと指導にあたっていましたが去年12月、91歳で亡くなりました。
伊藤さんの遺志を継ごうと妻の豊子さん、息子の寿彦さんらが今シーズンも児童を
受け入れることを決めました。
7日は摘果作業が行われることになり4年生61人が参加しました。
作業では伊藤さん家族のほか上伊那農業改良普及センターの職員も協力し指導にあたりました。
児童らはハサミを使って余分な実を切り取っていました。
りんご体験学習では葉摘みのほか収穫作業も行われ東春近小学校では来年2月に感謝の会も計画しています。
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関東甲信地方 梅雨入り
気象庁は7日午前11時に関東甲信地方が梅雨入りしたとみられると発表しました。
梅雨入りは平年と比べて1日早く、去年と比べて1日遅くなっています。
気象庁によりますと関東甲信地方は湿った空気や前線の影響で曇りや雨となっていて向こう1週間も気圧の谷や湿った空気の影響で曇りや雨の降る日が多いと予想しています。
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上農生 甘酒で地域活性化考える
南箕輪村の上伊那農業高校は、甘酒をとおして地域活性化を考えるイベントを7日大芝高原味工房で行いました。
7日は上農の2年生と一般の参加者が甘酒の新しい味わい方について学びました。
講師は、辰野町で甘酒の移動販売をする白鳥杏奈さんです。
生徒達は白鳥さんが店で出している甘酒を豆乳でわったものや、甘酒とヨーグルトを使ったパフェ、を試食しました。
上農のコミュニティデザイン学科では地元の人を講師に招き、上伊那の課題やその解決方法について学ぶ授業を行っています。
今年度はこの他に食品加工や香りについて学ぶ事にしています。
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キタノヤ電器の新店舗オープン
伊那市上新田のナイスロード沿いのキタノヤ電器の新店舗が完成しオープンしました。
7日は多くの人が訪れていました。
これまでの伊那市山寺の店舗から移転したもので新しい店舗は鉄骨平屋建て延べ床面積は約600平方メートルです。
店内には太陽光パネルにより作られた電気を蓄える蓄電池を100万円から販売するなどエネルギーの自産自消を提案するコーナーが設けられています。
またカフェコーナーをつくり、ゆっくりくつろぎながら買い物ができるようにしています。
キタノヤ電器は来年創業60年を迎えるということで、地域から
必要とされる「街のでんきや」を目指したいとしています。
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鎌倉さん山岳写真 ヒマラヤの絶景
駒ヶ根市在住の山岳写真愛好家鎌倉國光さんの山岳写真展 「ネパールヒマラヤ・白き神々の座partⅡ」が、伊那市のいなっせで開かれています。
会場には、最近10年間で撮影した8000m級のヒマラヤ山脈の写真、37枚が展示されています。
朝日や夕日に染まった山や、雲に包まれ幻想的な雰囲気の山など、様々な表情のヒマラヤ山脈を見ることができます。
今回は新たに、星空と雪山を組み合わせた「星景写真」にも挑戦したということです。
鎌倉さんは会社員時代、先輩に誘われて山登りをしたことをきっかけに山に興味を持ちました。
30年ほど前から海外の山も撮影するようになり、68歳の現在も毎年山に登って撮影しているということです。
山岳写真展はいなっせで11日(火)まで開かれています。
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箕輪南小学校 プール清掃
箕輪町の箕輪南小学校の児童は6日、学校のプール清掃をしました。
1・2年生30人が、たわしやスポンジを使ってプールの汚れを落としました。
この日は1日かけて全校児童で清掃を行ったということです。
6日の伊那地域の最高気温は、午後3時4分に、8月上旬並みの31.1度を記録し真夏日となりました。
箕輪南小学校では、19日にプール開きが行われます。
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サミットに向けバラでおもてなし
1年後に伊那市で開催されるばらサミットを前に、高遠町のしんわの丘ローズガーデンや商店街では、訪れた人を歓迎する取り組みがすでに始まっています。
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンです。
人気の品種「アンネのバラ」や、鮮やかな花がびっしりと咲く「春風」などが咲きはじめ、園全体では3分咲きとなっています。
今年は新たに展望台が設置されました。
展望台の最上部に立つと、バラの花がドレスの裾のように広がるというものです。
来年開催されるバラサミットの頃には、展望台のバラが咲き誇る予定です。
しんわの丘ローズガーデンでは1日からバラ祭りが行われています。
6日は晴天に恵まれ、日差しが花にも届いたため、今週末には多くのバラが見頃を迎えそうだと関係者は話します。
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上伊那歯科医師会が伊那養護学校で歯科検診
上伊那歯科医師会の会員が6日、伊那市の伊那養護学校を訪れ、小学部の児童の歯科検診を行いました。
この日は、上伊那歯科医師会の会員12人と、歯科衛生士5人が、伊那養護学校を訪れ、歯科検診を行いました。小学部4年の児童10人が検診を受けました。
児童一人に一人の歯科医師が付き、マンツーマンで、歯の磨き方などを指導していました。
伊那養護学校での検診は、児童に歯科医師に慣れてもらうとともに、自分である程度歯磨きができるようにすることを目的としています。平成25年から始まり今年で7年目です。
4・5・6年生を対象に行っていて、2日間に渡り検診を行いました。
中には、一緒に参加する保護者もいて、仕上げ磨きの方法などを教わっていました。
ある保護者は、「気になっていたことを相談でき、対処法も教えてもらえて安心できた」と話していました。
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JA農政対策委員会総会 「TAG毅然たる交渉を」
JA上伊那の関係者でつくる農政対策委員会の総会が、きょう伊那市内で開かれ、日本政府に対し、日米貿易交渉で毅然とした交渉をするよう求めることなどが決議されました。
この日は、JA上伊那の生産部会や生活部会、青壮年部などで作る農政対策委員会の総会がJA上伊那本所で開かれました。
総会では「TAG=日米物品貿易協定は、TPP=環太平洋パートナーシップ協定を超える市場開放につながる恐れがあるとして、日本政府に対しアメリカと毅然とした交渉をするよう強く求めていく」ことなどを決議しました。
総会では、ガンバロー三唱をして出席者が士気を高めました。
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災害時の簡易トイレ供給へ 協定締結
伊那市と市内に本社を置く興亜化成株式会社、朝日村のHARIO株式会社は、災害時に発泡スチロール製の簡易トイレの供給などに関する協定を5日締結しました。
5日は伊那市役所で締結式が行われ白鳥孝市長、興亜化成の山岸弘道社長、HARIOの清沢俊太郎社長の3者が協定書を取り交わしました。
今回の協定では、興亜化成が製造し、HARIOが販売元となっている発泡スチロール製のトイレを災害時に市の要請に応じて避難所に供給するものです。
段ボール製の簡易トイレと比べ湿気に強く、保温性に優れているという事です。
およそ30年以上保管でき、体重250キロの人でも使える強さがあるという事です。
興亜化成の山岸社長は「地元に社会貢献できてうれしい」。
HARIOの清沢社長は「いざという時に備え、少しでも力になりたい」
白鳥市長は「あらゆる面で災害に備え、住みやすい地域にしていきたい」と話していました。
災害時における発泡スチロール製簡易トイレの供給については伊那市を含め県内の25市町村と協定を結んでいるということです。
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新山協働まちづくり表彰準GP
伊那市富県新山の保育園や小学校を地域全体で支えることで移住定住促進につなげる取り組みが、日本経営協会が主催する「第11回協働まちづくり表彰」で準グランプリを受賞しました。
6日は、主要な協働団体の新山定住促進協議会のメンバーと上伊那農業高校の生徒らが市役所を訪れ、白鳥孝市長に受賞を報告しました。
協働まちづくり表彰は、行政と住民が協働・連携して魅力ある地域社会の実現に貢献したプロジェクトを表彰するものです。
先月23日に東京で表彰式が行われました。
新山地区は、昭和22年から続く地域全戸PTAという特徴を生かし、保育園や小学校の整備、ハッチョウトンボの保護などの活動を続けています。
新山定住促進協議会は平成26年に発足し翌年に伊那市田舎暮らしモデル地区となりました。
その後の取り組みで新山に40人が移住し、休園していた保育園は再開、4年で園児数が倍増した他、小学校でも児童が増加したことなどが評価されました。
上伊那農業高校は、新山地区の鹿を活用したジャーキー「でぃあでぃあ」を開発し販売していることも評価されました。
白鳥市長は「新山地区は話題が満載だ。着実に移住促進の成果があがっている」と受賞を喜んでいました。
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松くい虫被害 130㎥減少
上伊那地区の松くい虫被害の昨年度の状況は4,722㎥と、前の年度と比べ130㎥減少しました。
5月22日は伊那市の伊那合同庁舎で上伊那地区松くい虫防除対策協議会が開かれ、平成30年度の被害状況が報告されました。
上伊那全体の昨年度の被害量は4,722㎥でした。
市町村別では伊那市が最も多く2,342㎥でした。
協議会では松くい虫被害が箕輪町と辰野町の境まで北上してきている事から、アカマツ林での林業に関する指針を今年度変更しました。
辰野町は、被害の拡大の恐れがある箕輪町に接している事からこれまでの予防未被害被害地域から危険未被害地域に変更されました。
材木用としてのアカマツの搬出時期はこれまで制限はありませんでしたが、今後はマツマダラカミキリの活動期間外の10月から翌年5月までとなります。
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ガレット6万8千食提供
信州伊那谷ガレット協議会に加盟する18店舗での、昨年度のガレット提供数は6万8千食で売り上げは6,800万円と前の年度と比べ販売数、売上ともほぼ倍増となっています。
4日は伊那市内で協議会の総会が開かれ、昨年度の実績の他、今年度事業について協議しました。
協議会に加盟する箕輪町から中川村までの7市町村18店舗での昨年度のガレットの販売数は、前の年度より3万食増の6万8千食あまりで、売り上げも2倍近い6,800万円となっています。
協議会が販売数から算出した経済効果は2,800万円だということです。
協議会の渡邊竜朗会長は「伊那谷のそば粉と食材を使った伊那谷ガレットを、上伊那以外にも広めていきたい」と話していました。
協議会では今年度から料理人を対象にした講座やメニュー開発のサポートを行う計画です。
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伊那市観光協会総会
伊那市観光協会の総会が4日、市役所で開かれ、2021年度までに民泊の受け入れ農家を90軒まで拡大していくことが確認されました。
総会には協会の理事を務める観光業者や宿泊業者など、25人ほどが参加しました。
観光協会会長を務める白鳥孝伊那市長は、「地域活性化や経済発展につなげたい。」とあいさつしました。
総会では、今年度の事業計画案が示され、「花・山・食」を柱に外国人観光客の受け入れや、広報宣伝事業に積極的に取り組むことなどが挙げられました。
また、農家民泊を強化していく方針で、2018年度末現在64軒の農家軒数を、2021年度までに90軒まで拡大する目標が示されました。
昨年度は農家民泊を目的として、国内の教育旅行で他府県から19校1849人が訪れたということです。
伊那市観光協会は、受け入れ農家軒数の拡大のため、農家交流会や農泊推進講座を開くほか、一般向けの農家民泊のプランを設定し、販売していきたいとしています。 -
御田植祭 豊作祈願
伊那市東春近田原の白山社の田んぼで1日、豊作を祈願する御田植祭が行われました。
御田植祭は神に供える米を栽培する斎田と呼ばれる田んぼで行われました。
早乙女の衣装に身を包んだ女性5人と氏子総代8人が、筋着けという苗を等間隔に植える道具を使いながら田植を行いました。
白山社は斎田を神社名義で登記していて、全国的にも珍しいということです。
田植の前には祭壇が設けられ、神事で田んぼを清めます。
ここで獲れた米は、収穫を祝う新嘗祭で神に供えるため、代々氏子によって作られてきました
田植作業中は斎田の厄払いと秋の豊作を祈願して、田原囃子保存会によるお囃子が演奏されました。 -
JA上伊那がお粥ポットを市町村に贈呈
JA上伊那は5日、電子レンジでお粥(かゆ)が作れるお粥ポットとお米割引券を箕輪町に贈りました。
5日は、JA上伊那の地区理事征矢(そや)和夫(かずお)さんと女性理事唐澤(からさわ)やち子(こ)さんが箕輪町役場を訪れました。
JA上伊那では、上伊那食卓愛の運動の一環で毎年管内の8市町村にお粥ポットとお米割引券を贈っています。
今年度は、箕輪町にお粥ポット100点、お米割引券200枚を贈りました。
箕輪町では、4か月検診の時に第一子にお粥ポットとお米割引券を、第二子からはお米割引券を渡すということです。
上伊那8市町村では合わせて675個のお粥ポットと1500枚のお米割引券が贈られました。 -
富県保育園の園児 サツキ見学
伊那市の富県保育園の園児たちは4日、「農林産物直売所たかずや」で開かれているサツキ展を見学しました。
直売所では、伊那市富県の橋爪謙司さんが育てているサツキの盆栽およそ50鉢が並べられています。
園児たちは自分の好きな色の花を見つけていました。
橋爪さんによりますと、今年は春先の寒暖の差や霜の影響で、例年に比べ1週間遅れで満開を迎えはじめたということです。
直売所ではポットに入ったサツキを500円で販売しています。
最近は、バラのように八重咲きをする新品種「絹の舞」が人気だということです。
サツキ展は6月8日(土)まで開かれます。
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上農生と南部小児童が花の苗植える
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒と南部小学校の児童が3日、大芝高原に花の苗を植えました。
この日は、上農高校の園芸科学科観賞植物コースの3年生10人と南部小学校の4年生33人が大芝高原内の花壇に花の苗を植えました。
植えたのは、アフリカンマリーゴールドの苗1000株で、信州大学農学部の学生が育てました。
花壇整備は、南箕輪村の花いっぱい推進協議会が進めている活動のひとつです。
上農生と児童は、黄色とオレンジの花が交互に咲くように40センチ間隔で苗を植えていました。
花は、7月に見ごろを迎えるということです。 -
「ローメンの日」 感謝込め値引き
6月4日は、「蒸し麺」の語呂合わせから「ローメンの日」です。
伊那ローメンズクラブに加盟する飲食店では、ローメンが1杯400円で提供されました。
伊那市上牧の日本料理あすなろでは、通常1杯600円のローメン並盛りが400円で提供され、訪れた人たちが味わっていました。
ローメンを食べた人は「改めて食べてローメンのおいしさを再認識した」「スープにご飯を入れて食べるのが好きです」などとローメンの魅力を話していました。
ローメンを提供する29店舗などでつくる伊那ローメンズクラブは、特徴のひとつでもある「蒸し麺」の語呂から、6月4日(6(む)4(し)めん)を「ローメンの日」に定めています。
毎年この日は、日頃の感謝を込めて多くの人に味わってもらおうと、通常よりも料金を値引きして提供しています。
あすなろの店主で伊那ローメンズクラブ会長の唐澤正也さんは「どの店舗でも安く提供しているので、この機会に店それぞれの味を楽しんでもらい、ふるさとの味として再認識してもらいたい」と話していました。
なお、ローメンズクラブでは、最高1万円分の食事券があたる加盟店のスタンプラリーを行っていて、期間は8月15日までとなっています。 -
「ついで見回り」林野庁長官から感謝状
伊那市長谷の浦国有林のニホンジカ捕獲に成果があったとして、上伊那猟友会と、宮下建設株式会社に、林野庁長官から感謝状が贈られました。
4日は、伊那市山寺の南信森林管理署で贈呈式が行われ、小林辰男署長から感謝状が手渡されました。
面積の広い浦国有林で効率的にニホンジカを捕獲するため、南信森林管理署と上伊那猟友会、宮下建設は、平成30年8月に協定を結びました。
管理署の事業を請け負う宮下建設が現場に行く途中に、猟友会が道路沿いに仕掛けたワナを見回るというもので、平成30年8月30日から11月3日までの66日間で158頭を捕獲しました。
上伊那猟友会の竹入正一会長は「宮下建設さんの協力もありほぼ毎日のペースで捕獲でき、効果があった」と話していました。
宮下建設の宮下金俊社長は「従業員にも協力を呼びかけている。続けられる限り協力していきたい」と話していました。
小林署長は「協力がなければ成果をあげられなかった先駆的な取り組み。これをモデルにほかの地域にも広げていきたい」と話していました。 -
南ア北部遭対協に6年ぶり女性隊員
南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会に、6年ぶりに女性隊員が入隊しました。
新たに入隊したのは、伊那市役所保健福祉部で働く、仲村恵理さん26歳です。
4日に開かれた、南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会の総会の中で、会長の白鳥孝伊那市長から委嘱書が手渡されました。
白鳥会長は「南アルプスの地形を覚えて、頑張ってください」と訓示しました。
仲村さんは、これまで登山の経験はあまりないということですが、遭対協に入っている職場の上司の勧めで、今回、入隊を決めたということです。
仲村さんは「女性隊員がいないというのもきっかけのひとつ。遭難者が女性だった場合力になれるよう頑張りたい」と話していました。
総会ではこの他、平成30年度の遭難事故の件数が報告されました。
遭難件数は平成29年度よりも3件多い8件で、このうち1件が死亡事故となっています。
南ア北部遭対協では、遭難時に体を保温する道具を持って登山するよう呼びかけていくということです。