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尻相撲大会の優勝賞品の米を寄付
8月に伊那市長谷中尾で行われた「棚田まつり」の尻相撲大会の女性の部で優勝した、溝口の髙橋千穂さんが優勝賞品の米を3日、地元の小中学校に寄付しました。
3日は、夫の髙橋隆文さんと千穂さんが長谷中学校を訪れ、清水慶一校長に米10キロを手渡しました。
千穂さんは8月に行われた棚田まつりの尻相撲大会で8人が出場した女性の部で優勝しました。
長谷の小中学生に米を給食で食べてもらおうと優勝を狙って出場したということです。
優勝賞品の米は長谷産の「ササシグレ」で、高級米として海外に輸出されています。
米は、17日に髙橋さん夫婦を中学校に招いて給食で味わう予定です。
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征矢洋文さん日本クラシックフィジーク選手権大会で優勝
南箕輪村田畑の征矢洋文さんは、9月に宮城県で開かれた筋肉美やポージングを競う全国大会、50歳以上級で初優勝しました。
13日は征矢さんが南箕輪村役場を訪れ、藤城栄文村長に優勝を報告しました。
征矢さんは、筋肉美やポージングを競う日本クラシックフィジーク選手権大会の50歳以上級で初優勝しました。
クラシックフィジークは、ウエストの細さや大腿部の発達、ポージングなどを競うもので全国から13人が出場しました。
筋肉のバランスや体脂肪を調整しながら、16キロの減量を行い大会に臨んだということです。
征矢さんは15日から福岡県で開かれるボディビルの日本マスターズ選手権大会50歳以上級に出場を予定しています。
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直江津遭難から82年 児童が慰霊
82年前のこの日、箕輪中部小学校の前身、中箕輪国民学校の児童5人が修学旅行先の、新潟県直江津で遭難して亡くなった事故を受け、児童が慰霊碑に手を合わせていました。
13日は朝7時半頃から登校した全校児童およそ570人が校庭の隅にある慰霊碑に手を合わせていました。
この事故は1942年9月13日に中箕輪国民学校、現在の箕輪中部小学校の修学旅行で起きたものです。
新潟県直江津を訪れていた児童のうち5人が高波にさらわれて犠牲になりました。
慰霊碑には亡くなった5人の児童の名前が刻まれています。
箕輪中部小学校では毎年授業でこの事故について学んでいます。
ある6年生の児童は「自分と同じ年で亡くなってつらかったと思う。その人の分も頑張りたい」と話していました。
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秋の味覚 マツタケの販売始まる
伊那市の産直市場グリーンファームでは秋の味覚マツタケの販売が始まっています。
グリーンファームに持ち込まれたマツタケです。
12日は勤続20年ほどで青果部の河合潤さんが形や香りなどから価格を決めていました。
値札をつけると店頭へ並べます。
約270グラムと大きめのマツタケは1万6千円の値がつきました。
他にも見栄えのよいものは木箱に入れ並べられていました。
グリーンファームでは5日ほど前から1日5キロほどのマツタケが入荷しているということです。
マツタケの販売コーナーでは訪れた人たちが品定めをしていました。
1パック1,500円のものを2パック購入していました。
河合さんは「入荷がピークとなる10月中旬以降になれば、いいものを安く出せるようになる。」と話し豊作に期待していました。
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敬老の日を前に白鳥市長が長寿者訪問
16日の敬老の日を前に、伊那市の白鳥孝市長が12日、今年度100歳を迎える高齢者宅を訪問し、長寿を祝いました。
この日は、伊那市高遠町東高遠花畑の宮原照子さん宅を白鳥市長が訪れ、肖像画などを渡しました。
宮原さんは、1924年、大正13年生まれの現在99歳です。
長藤出身で、長藤小学校を卒業後すぐに諏訪で働き始め、戦時中の18歳からは岡谷の飛行機工場で事務員として働いていました。
終戦後23歳で結婚し、その後は、専業主婦をしながら、家業で、現在の宮原漆器工芸の工房を手伝ってきました。
2人の子ども、5人の孫、2人のひ孫がいて、きょうは一緒に暮らしている息子の勝さんも長寿を祝いました。
宮原さんは、週に1回デイサービスに通い、家にいる時は俳句やぬり絵を楽しんでいて、毎日の日記も欠かさないということです。
伊那市では、今年度、44人が100歳を迎えます。
男性の最高齢は105歳、女性は108歳です。
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歯と口の衛生に関するポスター 最優秀賞決まる
上伊那歯科医師会が小中学生を対象に募集した歯と口の衛生に関する図画・ポスターコンクールの審査会が12日に伊那市の上伊那歯科医師会館で開かれ、最優秀賞4点が決まりました。
最優秀賞に選ばれたのは、中学校の部は、伊那中学校2年の室岡真歩さんの作品です。
小学校高学年の部は箕輪中部小学校5年の征矢愛莉さんの作品と、同じく箕輪中部小学校5年の垣内心寧さんの作品です。
小学校低学年の部では箕輪中部小学校3年の伊藤未和さんの作品が選ばれました。
コンクールは上伊那歯科医師会が毎年開いているもので、今年度は上伊那の小中学校から391作品の応募がありました。
最優秀と、優秀賞の作品は県のコンクールに提出されます。
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女性の活躍推進を考える
女性の活躍推進について考える信州大学男女共同参画セミナーが12日、伊那市の産学官連携拠点施設inadni seesで開かれました。
セミナーは男女共同参画に向け産学官でできる取り組みを考えようと信州大学が開いたものです。
セミナーでは信州大学理事の浜野京さんの進行でパネルディスカッションが行われ伊那市の白鳥孝市長、伊那食品株式会社取締役開発本部長の柴克宏さん、信大副学長で農学部長の米倉真一さん、信大農学部准教授の田中沙智さんが話をしました。
会場には約70人が集まり話を聞いたほかオンラインでも配信され男女共同参画について理解を深めていました。
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箕輪町の選手 国スポ出場報告
今年、国民体育大会から名前を変え佐賀県で開かれる国民スポーツ大会に、箕輪町からボートのローイング、体操、フェンシングの競技で9人が出場します。
9日は選手が町役場を訪れ、白鳥政徳町長と小林久道教育長に出場を報告しました。
ローイング(ボート)競技の少年男子、舵手付きクォドルブルで、岡谷南高校3年の瀬木眞斗さんが出場します。
舵手付クォドルブルは、1,000メートルの直線を舵取り役が指示を出しながら、4人でボートを漕ぐ5人1組の競技です。
瀬木さんは舵取り役で出場します。
ローイング競技は14日(土)から始まります。
体操競技では少年女子に、伊那西高校3年の立石心愛さんが出場します。
体操は個人競技の平均点と団体競技の合計点で順位が決まります。
立石さんは個人でボールの演技をします。
体操競技は23日(月)から始まります。
フェンシングには全4種別に7人が出場します。
県勢として4種別のフルエントリーは、地元枠で出場した昭和53年のやまびこ国体以来です。
フェンシング競技は10月7日(月)から開かれます。
白鳥町長は「地元の声援を受けて頑張ってください」と話していました。
小林教育長は「取り組んできた思いをぶつけて、笑顔で帰ってきてください」と話していました。
国民スポーツ大会は佐賀県で開かれます。
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ツキノワグマ出没警報 檻の緊急点検
上伊那地域振興局は、上伊那地域にツキノワグマ出没警報が発出されたことを受け、捕獲用に設置した檻の緊急点検を10日に伊那市内で行いました。
10日は、地域振興局の職員や、伊那市猟友会、熊の専門家など5人が伊那市西町の森林で檻に熊がかっていないか確認していました。
県は、ツキノワグマによる人身被害が続けて発生していることから、上伊那地域を含む県内5つの地域にツキノワグマ出没警報を9日に発出しました。
西町に仕掛けた檻には、9月、成獣2頭と幼獣1頭がかかっていて、3頭ともGPSを取り付けた首輪を着け、山に放されました。
熊は飼料用のトウモロコシを食べに山から下りてきているということで、近くの畑には荒された跡が残っていました。
県によりますと上伊那では、今年度8月末までに、熊の目撃情報が57件あり、2023年の23件と比べ倍増しています。
人身被害は6月に箕輪町で発生した1件となっています。
ツキノワグマ出没警報の発出は10月14日までとなっています。
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伊那市「災害用トイレの備えを」
伊那市は、日頃から市民に災害時の備えを行う重要性を知ってもらうため、災害用トイレにスポットをあてた展示を市役所で行っています。
市役所1階の市民ホールには5種類の災害用トイレが展示されています。
自宅や会社などでも災害用トイレを事前に備えておくことが重要だということです。
市内小中学校9か所の指定避難所に保管されているマンホールを活用するトイレも展示されています。
組み立て式の個室トイレもあり、普段は防災コミュニティセンターに保管されています
この展示は災害時の備えを促進する目的で、生活に関わるトイレにスポットをあてた展示として初めて行っているものです。
伊那市では、現在携帯トイレを22,000セット備蓄しているということです。
展示は9月20日まで伊那市役所1階の市民ホールで行われています。
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伊那地域34.6度 熱中症で2人搬送
11日の伊那地域の最高気温は、午後2時39分に34.6度となりました。
11日の伊那地域の最高気温は午後2時39分に34.6度となりました。
上伊那広域消防本部によりますと午後3時半現在、辰野町で70代男性と中川村で80代女性の2人が熱中症とみられる症状で搬送されました。
症状の程度は、男性は軽症、女性は中等症だということです。
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新型コロナ週報 上伊那90人感染確認
11日発表の新型コロナウイルス感染症の9月2日から8日の週報です。
上伊那は90人、全県は761人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり8.65人で減少しています。
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高遠のポイントカード 11月に刷新
伊那市高遠町などの小売店で使えるポイントカード「おつかいくんカード」のデザインが新しくなります。
新しいカードは桜色でマスコットキャラクター「おつかいくん」が大きく描かれています。
おつかいくんカードは高遠町などのカード加盟店の24店舗で使えるポイントカードで、100円の買い物につき、1円分の1ポイントが付与されます。※税抜き
新デザインは8月1日~16日に加盟店で買い物をした人が投票し、3つのデザインの中から選ばれました。
採用されたデザインは1210票中591票を獲得しました。
今回のデザイン変更は、新システム導入に伴うもので、11月14日からおつかいくんカード加盟店で使えるようになります。
今のカードは11月14日以降使えなくなる為、カミリなどの代表店舗や伊那市商工会の事務所で新カードへの更新が必要です。 -
鹿嶺高原コンサートに向けリハーサル
来月5日に伊那市長谷の標高1800メートルの鹿嶺高原で、オーケストラと合唱が共演するコンサートが開かれます。
8日は、リハーサルが行われました。
コンサートは、自然と音の調和を楽しんでもらおうと、伊那文化会館が主催するものです。
指揮は、東京国際音楽コンクール指揮者部門で2位の経験があり、次世代を担う指揮者として期待される横山奏さんが務めます。
コンサートには、横山さんが指導する伊那フィルハーモ二―交響楽団と伊那市を拠点に活動する2つの合唱団、総勢90人が出演します。
8日は、コンサートが開かれる標高1800メートルの鹿嶺高原キャンプ場の展望台「kareinaテラスでリハーサルが行われました。
伊那フィルの演奏の他、女声合唱エーデルワイスとの合同演奏が行われました。
「鹿嶺高原コンサート 天空のオーケストラ」は、10月5日(土)の午後1時から、鹿嶺高原のKareinaテラスで開かれます。
入場は無料ですが、事前予約が必要な50台分の駐車場はすでに満車となっています。
なお、コンサートの模様は、121チャンネルで生中継する予定です。
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おむすびアイデアコンテスト 一次審査
南箕輪村村政150周年記念事業のおむすびアイデアコンテストの一次審査が10日に行われました。
おむすびアイデアコンテストは、村政150周年記念イベントのひとつで、村のブランド米風の村米だよりを使ったおむすびのアイデアを募集するものです。
8月1日から30日まで募集し、村内外の19人から25の作品が集まりました。
村の食材の魅力を広げようと行われたもので、風の村米だよりと村産の食材が使用されていることが応募条件です。
審査は役場職員でつくる150周年記念事業プロジェクトチームのメンバーや、村開発公社の職員、管理栄養士合わせて20人が行い、1人10作品まで選び投票しました。
点数の多かった11作品が一次審査を通過し、11月の二次審査で最優秀賞を決めます。
最優秀のおむすびは商品化されるということです。 -
防犯ポスター 特賞8作品決まる
伊那防犯協会連合会などによる防犯ポスターの審査会が9日開かれ、県の審査会へ推薦される8作品が選ばれました。
審査会には、伊那市、箕輪町、南箕輪村の小学4年生から中学3年生の作品422点が集まり、特賞の8作品が学年ごとに決まりました。
小学4年生の部は、伊那小学校の目代こはるさんの作品。
小学5年生の部は、箕輪中部小学校の松田想遥さんと、種山葵さんの作品。
小学6年生の部は、伊那北小学校の小松愛実さんと、箕輪中部小学校の早川和希君の作品。
中学1年生の部は、春富中学校の矢島光莉さんの作品。
中学2年生の部は、春富中学校の山田湊介君の作品。
中学3年生の部は、春富中学校の小平麻衣さんの作品が選ばれました。
特賞に選ばれた8作品は、県の審査会に推薦されます。
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みのわBASE「利用順調」
箕輪町松島に4月に完成した防災交流施設「みのわBASE」について白鳥政徳町長は「順調に利用されている」と話しました。
これは、10日に役場で行われた町議会一般質問で議員の質問に白鳥町長が答えたものです。
みのわBASEは、防災拠点としての利用に加え、住民の居場所や交流の場として箕輪町が整備したものです。
今年4月27日のオープンから今月1日までの来館者数はおよそ1万9,000人、1日平均およそ150人が来館しました。
また夏休み期間中は1日平均200人を超える来館があったということです。
2階の学習室は登録が必要で、8月20日現在、698人が登録をしています。
中学生が40%を占めていて、次に一般が26%、高校生が25%と続きます。
箕輪町では予想を超える来館者数になったとしています。
箕輪町では今後、高齢者や子育て世代の利用者も増やしていきたいとしています。
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伊那市の休日部活地域移行の協議会立ち上げへ
伊那市教育委員会は、中学校の休日の部活の地域移行について、10月に協議会を立ち上げ、検討していく方針です。
これは、10日開かれた伊那市議会一般質問の中で、福與雅寿教育長らが答えたものです。
それによると、今年10月に、仮称「伊那市立中学校部活動の地域移行協議会」を立ち上げる方針です。
伊那市と伊那市教育委員会が事務局となり、部活動の受け皿となる団体が参加します。
協議会では、休日の部活動の指導者や費用、開催場所など、地域移行の方針について検討するということです。
教育委員会では、7月に今の小学5年生から中学2年生とその保護者、教諭を対象に地域移行についてのアンケートを行っていて、協議に活用するということです。
なお、市内中学校6校に通う生徒1,700人のうち、約5割が運動部、約3割が文化部に所属しています。
国・県では2026年度末までに中学校の休日部活の地域移行を完了させる方針を示しています。
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薪を運ぶレース 西駒んボッカ
中央アルプス将棊頭山山頂直下にある伊那市の西駒山荘に薪を運ぶレース「第10回中央アルプス西駒んボッカ」が8日に行われました。
スタート地点の伊那市横山の鳩吹公園では、受付を済ませた選手が薪をリュックに入れ、背負っていました。
薪は一束が3キロで、3キロ部門は1束、15キロ部門は5束を運びます。
準備を済ませた選手たちは午前6時30分に一斉にスタートしました。
スタートからおよそ5キロ地点の桂小場です。
ここからは登山道になっていて西駒山荘まではおよそ6・5キロ、標高差1,430メートルを駆け上がります。
西駒んボッカは、西駒山荘の建て替えに必要なレンガを運ぶ大会として2013年に始まり、2017年からはストーブの燃料の薪を運び上げています。
今年は過去最多の240人が出場し、西駒山荘まで薪を運びあげました。
3キロの部で優勝し総合1位となったのは南箕輪村の酒井亮児さんでタイムは1時間50分28秒でした。
15キロの部優勝は、新潟県の貝瀬淳さんで、タイムは15キロの部大会新記録の2時間25分36秒でした。
10回の節目を記念してゴールでは、大会長の白鳥孝伊那市長が選手たちを出迎えました。
今回はトータル約1.5トンの薪が運び上げられ、西駒山荘に設置されたストーブで使用されます。 -
座布団運びでおなじみ 山田たかお杯卓球大会初開催
テレビ番組「笑点」の座布団運びでおなじみの山田たかおさんが冠となった卓球大会が8日に、伊那市のロジテックアリーナで開かれました。
大会には、卓球歴20年ほどという山田さんも出場しました。
大会は、伊那市スポーツ協会卓球部部長の齋藤浩明さんが、世界ベテラン卓球大会に出場した際、山田さんとペアを組んでいたことが縁で実現したものです。
上伊那地域を中心に男女別でシングルスとダブルスの試合が行われました。
68歳の山田さんは初戦、21歳のペアと対戦しました。
相手のマッチポイント。
ストレートで敗れました。
大会は、卓球の普及につなげようと初めて開かれたもので、シングルスにおよそ80人、ダブルスに30ペアほどが参加しました。
主催した伊那市スポーツ協会卓球部では、「来年以降も大会を開き、競技人口の拡大に繋げていきたい」としています。
開会式では、男性アイドルグループ「ずうとるび」のメンバーとしても活動する山田さんが歌を披露しました。 -
紅葉祭りで町民優待デー
箕輪町の今年のもみじ湖紅葉祭りは来月26日から11月10日までの日程で開かれます。
町では地元の人たちに紅葉を楽しんでもらうため町民優待デーを設ける考えです。
これは9日、役場で開かれた町議会一般質問で白鳥政徳町長が議員の質問に答えたものです。
祭り中のマイカー規制の実施期間は11月1日から5日までとしています。
臨時駐車場は去年と同様事前予約制で料金は1台1,500円です。
町民優待デーはこの間の11月1日と5日の終日、2日から4日までの午後2時以降で、臨時駐車場を予約無しで無料で利用できるようにする予定です。
今年は原油価格や人件費の高騰から無料だったシャトルバスは往復200円となります。
利用者のダム周辺を散策しながら紅葉を楽しみたいという要望により、シャトルバス下りのダム管理棟前で途中降車ができるように検討しているということです。
またJR伊那松島駅からの駅前シャトルバスは往復500円でしたが今年は1,000円となります。
町では去年より2千人ほど多い5万人の来場者を見込んでいます。
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南海トラフ巨大地震想定の訓練
美和ダムなどを管理する天竜川ダム統合管理事務所などは南海トラフ巨大地震の発生を想定した地震防災訓練を9日行いました。
訓練は震度6強の南海トラフ巨大地震が発生したとの想定で行われました。
地震発生を知らせる放送が流れると職員は机の下に身を隠していました。
その後被害状況の把握など情報収集を行いました。
職員は双眼鏡を使ってダムに異変がないかを確認していました。
訓練は美和ダムと小渋ダムを管理する天竜川ダム統合管理事務所が合同で行ったもので、それぞれの施設をテレビ会議システムで結び、情報共有していました。
天竜川ダム統合管理事務所では、毎年この防災訓練を行っていて災害が発生したときの対応の確認や課題解決に取り組んでいます。
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伊那青年会議所 21日に働く意義を知ってもらうイベント開催
伊那青年会議所は、高校生などを対象に働く意義や地元企業の魅力を知ってもらうイベントを、21日土曜日に行います。
7日は、伊那市の伊那商工会館で記者会見が開かれました。
「なぜ僕らは働くのか~WORK LOCALLY~」と銘打ったこの企画は、参加者が企業に出向き、働く意義を体感してもらうものです。
伊那青年会議所エリアの伊那市、箕輪町、辰野町、南箕輪村の高校1年生~3年生と、就労意欲はあるものの就職に繋がらない15歳から20代前半の若者が対象です。
受け入れ企業は、伊那青年会議所に加盟するおよそ15社で、希望する企業を訪問したり、担当者から話を聞いたりする内容です。
他に、青年会議所のOBが働くことについての話をします。
申し込みは、高校生はそれぞれ通っている学校に、それ以外の人は、電話080-5141-8407(中村さん)
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信州伊那井月俳句大会
漂泊の俳人井上井月を偲ぶ「信州伊那井月俳句大会」が、8日、伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。
最高賞の井月俳句大賞には、東京都の菅原悟さんの作品【笛の音に 星ふえつづく 里神楽】が選ばれました。
今年度は、大賞を合わせて11人が受賞し、出席した5人に表彰状が手渡されました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、箕輪町の小池純夫さんの作品【噴煙は 寝息浅間の 山眠る】が長野日報社賞を受賞しました。 -
福祉の祭り 「ふれあい広場」開催
伊那市社会福祉協議会の福祉の祭り「ふれあい広場」が伊那市の福祉まちづくりセンターで8日に行われました。
ふれあい広場は誰もが住みよい福祉のまちづくりについて考えてもらおうと市社協が開いているもので、今回で18回目です。
会場にはブースが設けられ、チュロスやかき氷などが販売されました。
他に、手話などの体験コーナーもありました。
ステージ発表では、福祉施設や演芸グループなどの12団体が練習の成果を披露しました。
室内には、福祉団体やボランティア団体の展示コーナーもあり訪れた人が見学していました。
キッズコーナーでは的当てやスノードーム作りが行われ、子どもたちが楽しんでいました。
今回のイベントにはおよそ50団体が参加しました。 -
上伊那岳風会 吟道大会
長野県上伊那岳風会の吟道大会が31日、伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。
大会は日頃の稽古の発表の場として開かれたもので57回目となります。
一人で吟じる独吟や複数人の合吟など81の演目が披露されました。
大会には約100人が参加し力強く詠みあげる詩吟に耳を傾けていました。
俳句や短歌に節をつけて詠みあげる詩吟の普及に尽力した木村岳風は明治32年、今の諏訪市で生まれ近代吟詠の祖と言われています。
岳風が創設した日本吟詠学院には全国で約160団体、3万人が所属しているということです。
長野県上伊那岳風会の下平岳渓会長は「先人が長年にわたり作り上げてきた文化芸術の吟道を守り次代に繋げていきたい。」と話していました。
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一休さんのはなおか 神子柴区に子ども神輿を贈る
長野市に本社を置き仏壇・墓石の販売を行っている株式会社一休さんのはなおかは、南箕輪村神子柴区に子ども神輿を、7日に贈りました。
7日は、引渡式が神子柴公民館で行われ、神輿がお披露目されました。
その後、さっそく子どもたちが神輿を担ぎ、会場内を練り歩きました。
贈られたのは、重さおよそ90キロほどある「子供用江戸神輿」1基です。
はなおかでは、創業40周年を迎えた2003年から毎年、公募により県内各地の町内会に神輿を贈っています。
神子柴区には、これまで神輿がなく、手作りのものを使っていました。
今年は5件の応募があり、書類選考の結果、神子柴区に贈られることになりました。
式では、代表児童2人がお礼の言葉を述べました。
神子柴区では、贈られた神輿を来年8月の例大祭で使用する計画です。 -
日本酒「維者舎」酒米の稲刈り
伊那市横山の住民有志でつくる、「横山維者舎」は、オリジナルの日本酒「維者舎」の原料となる酒米の稲刈りを7日に行いました。
7日は「横山維者舎」のメンバーおよそ10人が集まり作業を行いました。
横山維者舎は6年前から市内の酒蔵「宮島酒店」と協力してオリジナルの日本酒づくりに取り組んでいます。
米の品種は美山錦で、田んぼは3枚あり、およそ37アールだということです。
5月に田植えを行い、減農薬栽培で育てられました。
今年は出来がよく、2023年より1割ほど多く収穫できたということです。
7日に収穫した酒米を使った日本酒「維者舎」の新酒は12月上旬の販売を予定しています。
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高遠城下まつり 賑わいみせる
今年で52回目となる伊那市高遠町の高遠城下まつりが7日に行われ、多くの人で賑わいました。
まつりは、高遠太鼓保存会による演奏でスタートしました。
高遠城下まつりには、伊那市と友好提携や親善交流を結んでいる東京都新宿区や福島県猪苗代町の関係者も参加しました。
高遠町商店街ご城下通りは本町からJR高遠駅までの間が歩行者天国となりました。
今年初めて、ご城下肉ストリートを開催し、鹿肉の串焼きやソーセージといった肉料理を中心に10店舗が出店しました。
おまつり広場では猪苗代町が天ぷらまんじゅうなどの物産品を販売しました。
ほかに高遠消防署のブースでは水の入った消火器を使った消火や防火服を着る体験を行っていました。
町内の各実業団もブースを出店し、子どもたちがヨーヨー釣りやカーリングをして楽しんでいました。
高遠城下まつり実行委員長の北原幹人さんは「多くの人にまつりに来てもらい、楽しんでもらえたと思う」と話していました。
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28日・29日に平和のための信州・戦争展
第35回平和のための信州・戦争展in上伊那が28日と29日の2日間、伊那市の伊那文化会館で開かれます。
過去の戦争を振り返って学び、平和と未来を考えようと県内4地区が持ち回りで開いています。
6日は、上伊那地区実行委員会の宮下与兵衛実行委員長らが記者会見を開き概要を説明しました。
初日の28日は、核兵器廃絶国際キャンペーン国際運営委員兼会長の川崎哲さんによる講演が行われます。
他に、第二次大戦末期に上伊那地域に疎開した旧陸軍の秘密機関「登戸研究所」についての研究発表が予定されています。
2日目の29日は、細菌兵器の研究や人体実験をしていたとされる旧日本陸軍「731部隊」の元少年隊員で宮田村の清水英男さんの体験談や満蒙開拓の研究をした高校生の発表などが予定されています。
展示企画では「登戸研究所」で使われていた高さおよそ55センチ蒸留装置などが公開されます。
平和のための信州・戦争展in上伊那は28日と29日の2日間、伊那市の伊那文化会館で開かれます。
入場料は500円で高校生以下は無料です。