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年金支給日に詐欺被害防止を呼び掛け
伊那警察署などは、年金支給日の15日、特殊詐欺被害の防止を呼び掛ける啓発活動を伊那市内で行いました。
伊那市荒井のアルプス中央信用金庫本店では、警察や防犯ボランティア団体、県の職員などが特殊詐欺被害防止を呼び掛けました
呼びかけは、年金が振り込まれる偶数月の15日に合わせて行われています。
伊那署管内では、9月末現在5件1,500万円の特殊詐欺被害が発生しています。
伊那署では、「身に覚えのない請求が来たら、まずは家族や警察に相談してほしい」と呼びかけています。 -
新山小でハープの演奏
国際的に活動するハープ演奏者、吉野直子さんのコンサートが伊那市の新山小学校で15日、行われました。
コンサートは、プロの演奏を目の前で聴いてもらい音楽の楽しさを伝えようと伊那文化会館の事業で開かれたものです。
15日は、国際的に活動するハープの演奏者、吉野直子さんがクラシック音楽など7曲を披露しました。
吉野さんは、「ハープには47本の弦と7本のペダルがあります。1つの楽器でたくさんの種類の音や感情を表わすことができます」と子どもたちに話していました。
伊那文化会館では、劇場ではなく日常的な場所に出向いてコンサートを開くアウトリーチ事業を平成27年度から行っています。
伊那文化会館では、今年度南信地域で4回のコンサートを計画していて「子どもたちに音楽に関心を持ってもらえる機会になればうれしい」と話していました。
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上伊那茶道連盟合同茶会
上伊那茶道連盟の合同茶会が14日伊那市山寺の常円寺で開かれました。
合同茶会は、表千家・裏千家・大日本茶道学会の3つの流派で作る上伊那茶道連盟が流派をこえて交流を深めようと2年に1度開いています。
訪れた人は千円の会費で3回お茶を味わうことができます。
濃いお茶をたて、数人で回し飲みをする「濃茶席」は、表千家が担当しました。
最も格が高い形式で、作法も複雑だということです。
「薄茶席」は大日本茶道学会が担当しました。
裏千家は、椅子に座って茶をたてる「立礼席」でもてなしました。
上伊那茶道連盟の久保田裕子会長は、「茶道は、お茶を飲むだけでなく、器を楽しむなど様々な要素がある総合芸術です。日本の伝統に触れてもらい、後世に伝えていきたい」と話していました。
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伊那でロータリークラブ地区大会
長野県内のロータリークラブの会員が一堂に会する大会が、13日と14日の2日間、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
13日は本会議と研修会が開かれ、14日は本会議のほか一般公開が行われました。
一般公開では、県内の高校のインターアクトクラブや交換留学生が活動を発表しました。
伊那西高校インターアクトクラブは、信州大学の留学生との交流会について紹介し、「中国の留学生から中国語の挨拶を教えてもらいました」と発表していました。
また、タレントのダニエル・カールさんが「地域のすごさの見つけ方」と題して講演しました。
ロータリークラブは、社会奉仕を目的とした団体で、地域貢献活動や、留学生の受け入れなどを行っています。
大会は、年に1度県内持ち回りで開かれていて、今年は伊那ロータリークラブが担当となりました。
長野県のロータリークラブの代表にあたる伊藤雅基ガバナーは「ロータリーの活動について学び、自分の人生に活かしていってほしい」と会員に呼びかけていました。
大会には、長野県内54のクラブが参加し、交流を深めていました。
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中学生ロボットコンテスト
中学生ロボットコンテストが14日に伊那市創造館で開かれ、ロボットの性能と操作技術を競いました。
工夫を凝らしたロボットの数々。
南信地域の中学生が部活動で制作しました。
紙で作ったアイテムを相手の陣地に入れて点数を競います。
白い箱と青い箱があり、遠くの青い箱に入ると高得点です。
紙飛行機は、さらに高得点となるルールです。
大会には、南信地域の6つの中学校から33チームが出場しました。
11のグループに分かれてリーグ戦を行い、その結果で決勝トーナメントに進みました。
ロボットを操縦する生徒の表情は真剣そのもの。
試合が終わると、ロボットを修理したり、調整したりして次の試合に備えていました。
高得点が決まると、会場は大きな歓声に包まれていました。
大会の結果、茅野東部中学の「起死回生」チームが優勝しました。
11月には、長野市で県大会が開かれる予定です。 -
地域で活動している人から話を聞く
自営業者や福祉関係者など様々な分野で活動している人から話を聞く特別授業が12日伊那市の伊那北高校で開かれました。
講師には伊那北高校出身者を中心に11人が招かれました。
そのうち伊那北高校から東京大学に進み現在、伊那市高遠町で
「豆腐工房まめや」を経営する青木智さんは、これまでの人生を振り返り経験してきたことについて話しをしました。
青木さんは「大学卒業後は会社勤めをしたが、サラリーマンは自分に向いていないことがわかった。今は自然の摂理の中で暮らし、農業を中心とした地域づくりを考えている」と話していました。
特別授業は地域の課題に目を向け、生徒にその解決に向けた取り組みを考えてもらおうと伊那北高校が開いたもので1年生約240人が講師の話に耳を傾けました。
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市道黒河内線鷹岩トンネル開通
伊那市長谷の市道黒河内線で工事が行われていた新しい鷹岩トンネルが完成し、13日開通しました。
13日は開通式が行われ、南アルプス林道バスや、関係者を乗せた車両が新しく完成したトンネルを通行しました。
鷹岩トンネルは仙流荘前の市道黒河内線を2キロほど東に進んだところにあります。
この道は黒川上流の砂防堰堤の工事車両や、南アルプス林道バス、地域住民も利用します。
鷹岩トンネルは、延長452メートル、幅6.5メートルで、マイクロバスのすれ違いができます。
以前のトンネルは、昭和30年に造られたもので、すれ違いができませんでした。
出口にかけられている橋も老朽化が進み、荷重制限がかけられていました。
新しいトンネルの整備は、国土交通省と伊那市が、工事の円滑化や交通の安全確保につなげようと行いました。
総事業費はおよそ17億円です。
式では、長谷小学校の児童による合唱が披露されました。
国土交通省天竜川上流河川事務所の椎葉秀作所長は、「この地域が災害に見舞われることのないよう砂防事業を進めるとともに、魅力ある地域づくりに協力していきたい」と話していました。
トンネルは13日午後2時から供用が開始され、それに伴い以前のトンネルは閉鎖されました。
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上農高校文化祭「上農祭」
上伊那農業高校の文化祭、上農祭が13日から始まりました。
13日は校内祭として運動会が開かれました。
全校が紅組と白組に分かれ、3つの種目で競いました。
竹引きの競技では、開始の合図とともに自分の陣地に向け力一杯引いていました。
こちらは全校制作のモザイクアートです。
縦5メートル、横7メートルで、折り紙を貼り合わせ今年のテーマの「上農開花」を表現しています。
教室では、各学科や部活の展示が行われます。
今年は、おにぎり作りや牛とのふれあい、測量など、授業の一部を体験できるコーナーが企画されています。
一般公開は13日午前9時30分から午後2時30分までです。
生徒が育てた野菜や加工品の販売は午前9時45分からで、午前9時から整理券を配布するということです。
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被災地の布が彩るコンサート
伊那北高校出身のクラリネット奏者橋爪恵一さんらによるコンサートが12日伊那市のいなっせで開かれ、ステージを東日本大震災で被災した呉服店の着物で作った作品が彩りました。
ステージには、東日本大震災で被災した呉服店の着物で作ったパッチワーク48枚が飾られました。
演奏したのは、伊那市通り町出身でクラリネット奏者の橋爪恵一さんら2人です。
二人が着ている衣装も被災した呉服店の着物をリメイクしたものです。
橋爪さんの妻、しおみえりこさんは東日本大震災で被災した呉服店の着物を使ってパッチワークを作るプロジェクトを国内外で行っています。
伊那からも8枚が寄せられました。
コンサートではクラシックや沖縄に伝わる曲など7曲が披露されました。
橋爪さんは、「震災が忘れられることのないよう、コンサートを通して伝え続けていきたい」と話していました。
12日はステージの他、ロビーにも作品が展示されました。
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高遠藩ゆかりの武具を展示
伊那市高遠町の高遠町歴史博物館で、地域の個人から借りた高遠藩ゆかりの武具などを展示する特別展が開かれています。
会場には、高遠藩ゆかりの刀剣や鉄砲、甲冑など150点が展示されています。
歴史博物館所蔵のものに加えて今回初めて地域住民に呼びかけたところ、10人から60点の応募がありその全てが展示されました。
こちらは、上山田の76歳男性の家の屋根裏から見つかった刀です。かつて山田村の村役人をしていた家で先祖は高遠藩で料理番をしていた事から、名字帯刀を許されていたという事です。
東高遠に住む87歳の柿木邦夫さんは、甲冑を出展しました。
自身の4代前にあたる柿木門連(かどつら)が高遠藩の代官となった時に入手したという事です。
高遠町歴史博物館では「多くの人に貴重な資料を寄せて頂いた。城下町としての高遠の歴史に関心をもってもらいたい」と話していました。
特別展高遠に残る武具は12月9日まで開かれています。
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俳句誌みすゞ800号で記念碑
昭和21年に創刊した俳句誌みすゞの800号を記念した碑が伊那市西箕輪の仲仙寺に建立されました。
碑は高さ150センチほどで「俳句誌みすゞ800号」の文字が刻まれています。
13日は会員が碑の完成を祝う祝賀会を羽広荘で開きました。
みすゞ俳句会を主宰する城取信平さんは「800号の記念碑は私たちが俳句の研鑽につとめるシンボルにしたい」と話していました。
俳句誌みすゞは、戦後間もない昭和21年、「若い人たちの心に文化の火を灯そう」をテーマに創刊しました。毎月1回発行していて2016年10月に800号となりました。
現在は上下伊那を中心に北海道や九州など400人が会員となっています。
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禁煙ポスター 審査会
日本禁煙友愛会が県内の小中学生を対象に募集した禁煙ポスターの審査会が、1日に伊那商工会館で開かれました。
来年のカレンダーに採用される9作品に、上伊那からは2人が選ばれています。
来年のカレンダーに選ばれたのは、伊那市の西春近北小学校の唐木つつみさんと、箕輪中部小学校の植村怜未さんの作品です。
日本禁煙友愛会は、県内の小学校4年生と中学校1年生を対象に、禁煙を呼び掛けるポスターを募集し、今年度は合わせて2,091枚の応募がありました。
日本禁煙友愛会では、「ポスターの作成をきっかけに、たばこを吸わない大人になってほしい」と話していました。
カレンダーは、会員や小中学校、公共施設などに配られます。 -
南箕輪中学校伝統の落ち穂拾い
南箕輪中学校の生徒が12日、村内の田んぼで落ち穂拾いをしました。
集めた米を販売し収益は東日本大震災などの被災地に義援金として送ることにしています。
12日は生徒たちが1人1キロを目標に村内の田んぼで落ち穂を
拾いました。
昨年は天候の影響で実施できず2年ぶりです。
この行事は1958年昭和33年に学校教育に必要なテレビを購入するための資金集めとして行われたのが始まりとされています。
平成6年からは飢饉に苦しむアフリカのルワンダに支援米として
送るようになりました。
平成24年からは集めた米を販売し、その収益を東日本大震災、
長野県北部地震などの被災地に義援金として送っています。
村内ではこの行事のために稲を田んぼに残しておく農家もあるということです。
南箕輪中学校では「生徒のものを大事にする心を育て、自ら活動することを大切にしたい。」としています。
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藍の会 書道作品展
伊那市などの書道教室「藍の会」の作品展が12日から伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
藍の会は、伊那市や長野市など県内4か所で開かれている教室で、かな書道を中心に学んでいます。
古典文学や自分の思った言葉を書で表現していて、会場には会員およそ50人の作品、60点が展示されています。
また、展示会では毎回テーマを決め、会員全員で作品を作っていて、今回は源氏物語の歌を屏風仕立てにしました。
藍の会の作品展は、14日 日曜日まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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ハロウィン用かぼちゃ収穫
南箕輪村西部保育園の園児はハロウィンで飾るためのかぼちゃをき12日保育園近くの畑で収穫しました。
12日は園児40人あまりが、保育園近くの唐澤俊男さんが管理する畑でハロウィン用のかぼちゃを収穫しました。
収穫したかぼちゃはアトランティックジャイアントという品種で、大きいもので直径30センチから50センチ程に成長していました。
園児は協力してかぼちゃをトラックまで運んでいました。
保育園では来週かぼちゃでランタンを作り、24日ごろ飾り付けるという事です。
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医療ケア児童連絡会
病気により人工呼吸器やペースメーカを取り付け日常的な医療ケアが必要な子ども達の在宅医療を支援する上伊那地区の連絡会が9月20日伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。
小児在宅医療支援連絡会は、病院や福祉施設、行政関係者などで構成され、昨夜の会議にはおよそ60人が出席しました。
伊那保健福祉事務所の調査によりますと、上伊那には日常生活で医療ケアが必要な子どもはおよそ20人いるという事です。
病院や福祉事業所では、通所や短期入所、訪問介護サービスを行っていますが、ニーズに追いついていないという事です。
連絡会では、病院、福祉施設、行政の連携をはかり、子ども達の居場所をつくり、在宅介護を支えていこうと毎年会議を開いています。
上伊那圏域障がい者支援センターの塚平真己さんは「上伊那では訪問看護のニーズが高いです。
医療ケアが必要な子供達の専門に行う看護師の育成が必要だ」と話していました。
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27日にハロフェスいな2018
伊那商工会議所青年部主催のハロフェスいな2018が今月27日に伊那市のセントラルパークで開かれます。
11日に青年部のメンバーがセントラルパークで記者会見を開き概要について説明しました。
ハロフェスでは仮装大賞の審査があり全員に参加賞が贈られるほかパレードも予定されています。
商店街の店舗をまわるとお菓子がもらえるスタンプラリーは参加費500円で500人が参加できます。
また9年後に開通予定のリニア中央新幹線に関心を持ってもらおうとリニアの仕組みなどについて学ぶJR東海出前講座も開かれます。
セントラルパークには屋台が並ぶほかステージ発表もあります。
伊那商工会議所青年部では「1日中遊べるイベントなので仮装して集まってほしい」と話していました。
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ふるさと納税見直し必要49%
長野県世論調査協会はふるさと納税に関する世論調査をまとめました。
それによりますと返礼品の金額や見直しが必要だとする回答は
49%でした。
調査では協会のモニター登録者563人のうち530人から回答がありました。
ふるさと納税に関する質問で「返礼品の金額や見直しは必要だ」と回答した人は全体の49%でした。
また「自治体の主体性に任せ返礼品を見直す必要はない」は25%。
「地域活性化の目的に歪みが出ており制度を廃止する」は12%。
「返礼品は一切止める」は9%となっています。
総務省はふるさと納税について返礼品が寄付額の3割を超える場合や地場産品ではない自治体に見直しを求め応じない場合は制度から除外する方針を示しています。
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“キズナ”テーマに進修祭 13日に一般公開
箕輪町の箕輪進修高校の文化祭、進修祭が12日から始まりました。
13日は一般公開で実行委員会では来校を呼びかけています。
Nきょうは校内祭でクラスごとに趣向を凝らしたステージ発表が
行われました。
3年2組の生徒は太鼓に合わせて書道パフォーマンスを披露していました。
11回目となる進修祭のテーマは「キズナ~心に刻む笑顔のアルバム~」でいつまでも思い出に残るものにしようという思いが込められているということです。
13日の一般公開では修学旅行に関するクラス展や各クラブの展示のほか音楽やダンス、演劇などのイベントも予定されています。
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箕輪町長選 立候補表明は現職のみ
任期満了に伴う11月13日告示、18日投開票の箕輪町長選挙はあす13日で告示1か月前となります。
12日までに、現職の1人が立候補を表明しています。
立候補を表明しているのは無所属・現職1期目で福与の白鳥政徳さん64歳です。
白鳥さんは元県職員で県立病院機構本部事務局長や松本地方事務所長などを務めました。
2014年の町長選に初めて立候補し新人同士の一騎打ちを制して初当選しました。
白鳥さんの後援会では、17日に事務所開きを予定しています。
現在、白鳥さん以外に立候補を表明している人はいません。
箕輪町長選挙は、11月13日告示、18日投開票の日程で行われます。
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春富ふくじゅ園で秋祭り
伊那市西春近のデイサービスセンター春富ふくじゅ園の秋祭りが、8日に行われました。
伊那市西春近にあるデイサービスセンター春富ふくじゅ園です。
園内は、華やかに飾り付けられ、地区住民や利用者の家族などが集まりました。
綿あめや輪投げなどの手作りの出店が並び、来場者が楽しんでいました。
これは、春富ふくじゅ園が、利用者や家族、地域の人たちに楽しんでもらうとともに、施設の様子を知ってもらおうと行っているものです。
手作りのスナックは、利用者が育てた野菜で作りました。
途中、美篶の中県長持ち保存会も駆けつけ、園内で長持ちを披露しました。
春富ふくじゅ園の今井 ちずる所長は「自分で秋祭りに行くのは難しくなった利用者が多いが、祭りの雰囲気と、地域の人たちとの交流を楽しんでもらいたい」と話していました。
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スーパー赤果肉りんご 開発
南箕輪村の信州大学農学部の伴野 潔教授は、果肉が濃い赤色のリンゴ「スーパー赤果肉リンゴ」を開発しました。
伴野教授は今回、ジャムやシードルの加工に向いている色の濃いものと、生でも食べられるものの2種類の新品種のリンゴを開発しました。
11日は信大農学部で、新品種開発の記者会見が開かれました。
伴野教授は、1999年から赤果肉の遺伝子を持つリンゴと、つがるや紅玉などを掛け合わせ、赤い果肉の品種を開発してきました。
しかし、標高の高い場所でしか育てられなかったり、環境の影響を受けやすいなどの問題がありました。
2013年から、早生種で小玉、芯から早期に着色するタイプと、晩生種で大玉、収穫の直前に着色するタイプの、赤果肉の遺伝子を持つ2つのリンゴを掛け合わせた新品種を開発しました。
どちらもアントシアニンを多く含み、機能性が高いリンゴだということです。
この日の会見には、リンゴの農家や加工業者も参加しました。
これまでの赤い果肉のリンゴで去年シードルを手掛けた伊那市の醸造所も参加していました。
栽培農家や加工業者の所得拡大・リンゴの消費拡大などにも期待がかかります。
伴野教授は、今後、味などを確認して品種登録するかどうか検討したいとしています。
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初心者対象そば打ち教室
初心者を対象にしたそば打ち教室が、伊那市のいなっせで11日に開かれました。
そば打ちの講師は、西春近在住の原秀夫さん・れい子さん夫妻が務めました。
2人は、全国の会員で組織する一般社団法人全麺協が認定する段位を持っていて、秀夫さんが5段、れい子さんが4段です。
教室は、伝統の手打ちそばを体験することでそばに親しみをもってもらおうと伊那市生涯学習センターが開いたもので、今年で3年目です。
伊那市内から10人が参加しました。
参加者は講師の2人に打ち方のコツなどを教わっていました。
そば打ち教室は、10月25日と11月8日にも開かれます。 -
美篶 ヤナギバヒマワリ見頃
伊那市美篶下川手の住民有志が育てている「ヤナギバヒマワリ」が見頃を迎えています。
ヤナギバヒマワリは別名ゴールデンピラミッドと呼ばれ、9月から10月にかけてヒマワリに似た黄色い花を咲かせます。 -
給食献立 最優秀賞決まる
箕輪町内の小中学生が考えた学校給食アイディアレシピの最終審査が10日、町保健センターで行われ、最優秀賞に箕輪中学校3年の山田真冬さんの献立が選ばれました。
こちらが最優秀賞に選ばれた「学生にオススメ献立」です。
ひじきや豆などが入った具沢山のごはん、ほうれん草の味噌汁、いわしと豆腐のハンバーグなど、子ども達に必要な栄養素が含まれる具材が多く使われています。
若者に不足がちな食材を食べて学力アップに繋げようと考案したということです。
コンテストは、子ども達に「食」について興味を持ってもらおうと11年前から箕輪町が行っています。
今年は、町内の小学生239人と中学生4人から応募があり、6人の献立が最終審査に進みました。
6人は、メニューのコンセプトや使っている野菜、工夫した点などを発表しました。
今回最終審査に進んだ6つの献立は、今後各学校で提供される予定です。 -
まほらいな市民大学入学式
まほらいな市民大学の21期生と大学院5期生の入学式が伊那市のいなっせで10日行われました。
生涯学習の場として伊那市が行っている市民大学は今年度、男性16人、女性49人の合わせて65人が入学しました。
市民大学の修了生を対象に開かれる大学院には男性5人、女性5人の合わせて10人が入学しました。
式辞で、学長の白鳥孝市長は「健康に留意しながら人との絆を大切に励んでいただきたい」と挨拶しました。
新入生を代表して宮原晴美さんは「学ばせていただいた何か一つでも地域社会にお返ししたい」と話しました。
大学院入学生を代表して守屋武夫さんは「地域に学び課題を発見して学びを深めたい」と挨拶しました。
市民大学は健康づくりや文化など48の講座を2年間かけて受講します。
大学院はより専門的な知識を身に着けようと歴史コースと自然科学コースのどちらかのコースを受講することになっています。
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ソースかつ丼の日 賑わう
10月10日は、伊那ソースかつ丼会が定めた「ソースかつ丼の日」です。
これに合わせ加盟店13店舗のスタンプを集めると食事券が貰えるスタンプラリーも始まりました。
伊那市西町の田村食堂です。
昼の12時前から多くの客が訪れ、ソースかつ丼を味わっていました。
厨房も大忙しです。
伊那ソースかつ丼会では、かつを揚げる時の「ジュージュー」という音から、語呂合わせで、10月10日をソースかつ丼の日に定めています。
田村食堂は昭和33年に開業し今年で60年の老舗で、その当時からソースかつ丼を提供しているということです。
先代から受け継がれてきた秘伝のソースは、りんごや玉ねぎなどを使用し、3か月寝かせます。
日ごろの感謝の気持ちを伝えようと田村食堂では平成4年から毎月10日に、割引サービスをしています。
10日は通常1200円のかつ丼が1000円で提供されました。
中には、ソースカツどんとローメンを一緒に注文する男性客の姿もありました。
10日から、伊那ソースかつ丼会加盟店13店舗のスタンプを集めると食事券が貰えるスタンプラリーが始まっています。
会では、「各店舗の味を楽しんで欲しい」と話していました。
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秋の例祭で春近神楽を奉納
伊那市東春近の春近神社で6日地元の小学生が春近神楽を奉納しました。
春近神楽の奉納は春近神社の例祭に合わせて行われたものです。
春近神楽の基本は上伊那の神職の舞、里神楽ですが子どもの巫女のために振り付けて伝えているということです。
かつては例祭で、鹿の首を奉納していたと伝えられていますが近代になり消滅し代わりに神楽を舞うようになったということです。
毎年地元の子どもたちが振り付けを覚え平成に入ってから186人が秋の例祭で神楽を奉納しているということです。
春近神社では「この里が続くかぎり祭りも続けていきたい。」と話していました。
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感謝の気持ちを込めて演奏
伊那中学校吹奏楽部の定期演奏会が7日伊那市の伊那文化会館で開かれました。
定演では部員約40人がダンスを交えながら息の合った演奏を披露していました。
伊那中吹奏楽部はコンクールへの参加のほか、春の高校伊那駅伝や地域の敬老会、運動会などで演奏を披露する活動を行ってきました。
7日は歌謡曲やサンバなど17曲を演奏しラストでは吹奏楽コンクール長野県大会での銀賞受賞曲を披露しました。
定期演奏会は活動を支えてくれた保護者や先生、地域の人たちに感謝の気持ちを伝えようと開かれているもので今年で15回目となります。
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読育ボランティア養成講座
箕輪町の読育ボランティア養成講座が10日に開かれ、元信越放送アナウンサーの小山菜穂子さんが、朗読の基礎となる発声や発音を指導しました。
今年度3回目となる読育ボランティア養成講座が地域交流センターで開かれ、町内の18人が参加しました。
講師は元信越放送アナウンサーの小山さんが務め、朗読の基礎となる母音の発音を練習しました。
母音を発音する時の口の形が正しくできていないと聞き取りにくいという事で「一音一音はっきり発音できるよう、口の体操をしっかりしましょう」とアドバイスしていました。
読育ボランティア養成講座は、毎年20人から30人ほどが受講していて、受講生は町図書館や地域の小学校で読み聞かせなどの活動を行っているという事です。