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ユニバーサルリレー初練習
上伊那の小中学生と障がい者あわせて8人でつくるチームは来月松本市で開かれる「信州チャレンジスポーツDAY2018」でユニバーサルリレーの種目に出場します。
27日は初めての練習が伊那市の伊那養護学校で開かれ、タスキわたしの確認をしました。
出場するのは伊那市を中心に、駒ケ根市や南箕輪村の8人です。
800メートルユニバーサルリレーは健常者と障がい者8人が一つのチームを作り100メートルずつ走り、タスキを繋ぎタイムを競います。
リレーを交流のきっかけにしてもらおうと、大会を主催する実行委員会が考案し今年初めて行われます。
信州チャレンジスポーツDAY2018は10月13日松本市の信州スカイパークで開かれ、ユニバーサルリレーには、上伊那を含め7チームが出場する予定です。
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児童がマツタケ狩り体験
伊那市の新山小学校の児童は、マツタケ博士・藤原儀兵衛さんの山で28日マツタケ狩りを体験しました。
マツタケ狩り体験したのは新山小学校6年生10人です。
藤原さんは秋の味覚と収穫の喜びを知ってもらおうと子ども達を山へ招きました。
200メートルほど山を登ると、早速マツタケを見つけ、大事に収穫していました。
この日は92本、6・5キロほどを収穫しました。
採れたマツタケは来週給食の時間に味わうということです。
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山野草展示会29日と30日に開催
信州みのわ山野草クラブによる秋の山野草展示会が29日と30日の2日間、箕輪町の木下公民館で開かれます。
28日はクラブのメンバーが鉢を並べ展示会の準備をしていました。
展示作品は寄せ植えや石付け作品、斑入りの草木など約200点です。
展示会は29日と30日の2日間箕輪町の木下公民館で開かれ
山野草の苗の販売も行われます。
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上古田の赤そば見ごろ
箕輪町上古田の赤そばの里では高嶺ルビーという品種の赤そばの
花が見ごろを迎えています。
赤そばの里は箕輪町上古田の住民でつくる古田の里赤そばの会が管理していて標高約900メートルで広さは4.2ヘクタールほどあります。
ヒマラヤのネパール原産の赤そばの花は今が見ごろで去年より1週間ほど早く開花したということです。
赤そばは実の収量は3分の1ほどだということです。
赤そばの会では29日と30日に上古田公民館で花祭りを予定していて手打ちそばや地元農産物を販売することにしています。
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「翔」テーマに若竹祭
上伊那の中学校は文化祭シーズンを迎えました。
南箕輪村の南箕輪中学校の若竹祭では28日「翔」をテーマにミニ運動会や意見発表などが行われました。
クラスの団結を図るミニ運動会では大縄跳びが行われ回数を競っていました。
若竹祭実行委員会では、何事にも一生懸命取り組んでいる姿を見てもらうことで保護者や地域の人たちに感謝の気持ちを伝えようと若竹祭の企画を考えてきたということです。
意見発表では各学年2人ずつが学校生活で感じていることなどについて発表しました。
3年生の武井のどかさんは「南箕輪村の現在と将来」をテーマに話をしました。
武井さんは、人口が増え県内で一番若い村といわれている南箕輪村について「現状を維持していくためには、企業誘致による魅力的な就職場所と便利に暮らし人を呼ぶための大きなショッピングモールが必要だ」としたうえで「私たちがこれからの村づくりについて考えることが大事だ」と話していました。
各教室では学校での活動の様子を見てもらおうと習字や美術作品などが展示されていました。
若竹祭は29日も行われクラスごとの音楽会が予定されています。
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新潟女児殺害受け緊急合同点検
今年5月に新潟市で起きた小学2年生の女児が殺害された事件を受け、全国一斉に登下校中の児童・生徒の安全確保を図るための緊急点検が行われています。
箕輪町でもセーフコミュニティ子どもの安全対策委員会が点検を行いました。
27日は、セーフコミュニティ子どもの安全対策委員会の委員17人が、町内12か所の通学路を点検して回りました。
点検したのは、小中学校から確認してほしいと挙げられた場所などです。
松島のセンターパークでは、駐車場や空き家といった子供を連れ込みやすい場所が近くにあることなどから点検の要望がありました。
近くには交通量の多い道路がありますが、樹木が茂り公園内は死角になっていました。
また、箕輪北小学校近くのバイパス地下道では、人や車の通行が少なく、夕方や夜間は暗いため犯罪が発覚しにくいとの声が上がっていました。
パトロールの強化や防犯カメラの設置など対策についても要望が出されています。
箕輪町では、点検を通して、子どもたちの安全を守るための対策につなげていきたいとしています。
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サン工業 300万円寄付
伊那市西箕輪に本社を置くメッキ加工業、サン工業株式会社は、子どもたちの健全育成に役立ててもらおうと、300万円を28日に伊那市に寄付しました。
この日は、サン工業㈱の川上健夫社長ら3人が市役所を訪れ、白鳥孝市長に目録を手渡しました。
サン工業では、次世代を担う子ども達の健全育成に役立ててもらおうと、2013年から毎年寄付を行っています。
今回は、来年2月で創業70周年を迎えることも記念して300万円を寄付しました。
川上社長は「子ども達の教育の一環に役立ててもらうとともに、郷土の良さを知ってもらうきっかけにもしてもらいたい」と話していました。
白鳥市長は「地元製造業をけん引する存在の企業に寄付をいただけてありがたい。保育園や学校教育の場で有効に使っていきたい」と感謝していました。 -
被災地の布で作品づくり
東日本大震災で被災した呉服店の着物などを使って作品をつくる「ちくちくきものワークショップ」が、伊那市荒井のワイルドツリーで27日に開かれました。
このプロジェクトは、東日本大震で被災した宮城県石巻市の呉服店の着物などを使って、50cm四方の布の作品を作るものです。
伊那市荒井出身でクラリネット奏者の橋爪惠一さんは、震災後楽器を被災地に送る支援を行いました。
その後、妻のしおみえりこさんが被災した呉服店のことを知り、このプロジェクトを始めました。
取り組みは日本のみならず世界33か国に広がっていて、およそ2,300枚の作品が完成したということです。
作品づくりは、被災地の布が無くなるまで続きます。
10月12日に、橋爪さんのコンサートが伊那市のいなっせで開かれる予定で、会場にはおよそ300枚が展示されることになっています。
また、津波で流されてしまった石巻市の文化ホールの新しいホールが2020年に完成する予定で、プロジェクトではホールの緞帳に作品を使用してもらうよう呼び掛けているということです。
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旧井澤家住宅でおからこ作り
伊那市西町の旧井澤家住宅で十五夜に月に供えて五穀豊穣に感謝するおからこ作りが26日行われました。
伊那部宿を考える会では、地域の風習を伝えていこうと13年前から毎年、おからこ作りを行っています。
26日は、もち米で作ったおからこや地元で採れたカボチャ・ネギ、里芋などを縁側に並べました。
今夜、月に供え27日の夕方、おからこ汁にして味わうということです。
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伊那西小に水車が復活
昭和43年に設置された伊那西小学校の学校林にある水車がおよそ10年ぶりに動き出しました。
26日は、全校児童52人が集まり水車を回す会が開かれました。
学校林にある水車は昭和43年に当時の校長が貴重な文化遺産を後世に伝えていこうと平沢地区から譲り受けたものです。
伊那西小学校では、全校児童が集いプールから水を引いて水車を回す「林間水車を回す日」が平成5年まで行われていました。
しかし水車の老朽化に伴い、この行事は平成5年に終了となりました。
平成20年に当時の6年生とその保護者達が修復し一度は復活しましたが再び動かなくなりました。
今回、伊那西地域を盛り上げようと活動する地元有志が今月、修復作業にあたりました。
学校林で間伐したさくらの木を使って水車台などを直しました。
さくらの木は水に強く腐りにくいということです。
伊那西小学校では、学校の宝として郷土の暮らしや歴史を調べるなど学習に活用していくとしています。
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伊那市と三井住友海上 包括連携協定へ
伊那市は、東京に本社を置く三井住友海上火災保険㈱と地方創生に関する包括連携協定を来月1日に結びます。
県内の市町村では初めての締結となります。
これは、26日開かれた定例記者会見で白鳥孝市長が公表したものです。
連携事項は、観光資源のPRや現在、伊那市が進めているIoTやAIを地方創生に活用する取り組みの有効活用などだということです。
伊那市によりますと県内の市町村では初めてで、全国の市では14番目の締結になるということです。
三井住友海上火災保険㈱との包括連携協定の締結式は来月1日に市役所で行われることになっています。
また、連携協定締結のキックオフイベントとして元オリンピック選手で三井住友海上女子陸上競技部アドバイザーの土佐礼子さんの講演会が来月31日に市役所多目的ホールで予定されています。
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燈籠祭 山車・高遠囃子練り歩き
豊作に感謝し無病息災を祈る伊那市高遠町の鉾持神社の燈籠祭の本祭が、23日、高遠町商店街で行われました。
鉾持神社の参道には、本町と仲町の山車が並びます。
高遠囃子の練り歩きに続いて、山車が商店街を巡行しました。
2つの町の山車は、いずれも、江戸時代に作られたものだということです。
高遠の燈籠祭は、五穀豊穣や無病息災を祈る鉾持神社の秋の祭りです。
町内には稲穂に見立てた赤いほおずき提灯がずらりと飾り付けられています。
高遠囃子と山車は、提灯の間をぬうように町内を練り歩きます。
商店主からご祝儀が寄せられると、山車は動きを止めて、三三七拍子で商売繁盛を祈願していました。
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AFC祭 収穫体験楽しむ
南箕輪村の信州大学農学部の農場や演習林を一般に公開するAFC祭が、22日に行われ、親子連れなどが収穫体験を楽しみました。
農学部の学生が実習で利用している農場を開放し、ぶどう狩りが行われました。
園内ではナイアガラが無料で食べ放題となっていて、持ち帰りは1キロ400円です。
ブドウ狩りは毎年人気だという事で、今日も親子連れなどで賑わっていました。
AFC祭は信大農学部の附属施設、アルプス圏フィールド科学教育センターが、実習の場所を公開し多くの人に活動を知ってもらおうと毎年行っていて、今年で17回目になります。
会場には木工体験などのブースも設けられました。
このイベントには毎年2,500人から3,000人ほどが訪れているという事です。
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園児が美和ダムに「お絵かき」
現在再開発工事が行われている伊那市長谷の美和ダムの現場で、26日、地元の長谷保育園の園児が基礎部分となる壁に記念の絵をかきました。
長谷保育園の年少から年長までの園児25人が美和ダムの工事現場を訪れ、壁に絵を描きました。
地元の治水施設に関心を持ってもらおうと三峰川総合開発工事事務所が保育園に声をかけ行われました。
園児はクレヨンを使って好きな色で似顔絵などを描いていました。
美和ダムでは、「湖内堆砂対策施設」という、ダムの中に溜まってしまった土砂を一時的に集める場所を建設しています。
2020年度の完成を目標にしていて、園児が絵を描いた壁は基礎部分になり土の中に埋まります。
絵を描き終えると園児が描いた絵をバックにドローンを使って記念撮影が行われました。
園児が絵を描いた部分は今年中に土の中に埋められるという事です。
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入野谷在来そば 収穫
入野谷在来のそばの復活に取り組んでいる入野谷そば振興会などのメンバーは、伊那市長谷浦の圃場で実の刈り取り作業を、26日に行いました。
今年は数量限定で試験販売を行い一般の人むけに入野谷在来のそばが提供される予定です。
伊那市長谷浦にある12アールの圃場で刈り取り作業が行われました。他の品種と交配しないようここで育てた実は、主に入野谷在来のそばを増やすための来年用の種として使用されます。
今年は浦のほかに長谷杉島でも栽培を行っていて、全体で160キロほどの収量を見込んでいるという事です。
杉島の圃場での収穫は28日に行われる事になっています。
11月下旬頃には数量限定で試験販売を行う計画で、信州そば発祥の地伊那そば振興会加盟店の一部での提供を予定しています。
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キノコ採りで遭難 男性死亡
23日午後1時頃、伊那市西箕輪の70代の男性が、富県の山林でキノコ採りをしている最中に滑落し、死亡する事故がありました。
伊那警察署の発表によりますと、亡くなったのは、伊那市西箕輪の会社役員・矢野 正春さん(79)です。
矢野さんは、23日午後1時頃、伊那市富県の山林でキノコ採りをしている最中に足を滑らせ、およそ20メートル滑落し負傷しました。
同行した人から消防に救助要請が入り、伊那市内の病院に収容されましたが、午後6時10分ごろ死亡が確認されました。
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伊那東小芳澤さん 全国3位を報告
伊那東小学校1年の芳澤香乃子(よしざわかのこ)さんは、先月5日に東京都で開かれた全日本少年少女空手道選手権大会で3位に入賞しました。
この日は芳澤さんと、兄の慶士郎君、母の史絵子(しえこ)さん、師範の荻澤充夫(おぎさわみちお)さんが市役所を訪れ、白鳥孝市長に結果を報告しました。
大会は先月5日に東京都で開かれ、基本に忠実に動いているかなどを競う「形の部」に長野県代表として出場しました。
86人が出場した1年生女子トーナメントで、準決勝で惜しくも破れたものの、3位入賞を果たしました。
週に2回塩尻市などの道場に通っているほか、自宅でも毎日練習をしているということです。
芳澤香乃子さんは「来年は優勝したい。これからの目標は全国大会優勝と、オリンピック出場・優勝です」と話していました。
白鳥市長は「オリンピックや国体優勝を目指して頑張ってください」と話していました。 -
読書楼の開かずの蔵 公開
江戸時代の中級武家屋敷跡で、明治時代には塾として使われていた、伊那市高遠町の「北原読書楼」にある蔵の開かずの扉が25日に開けられ、中の様子が公開されました。
高遠町西高遠にある北原読書楼は、旧高遠藩の藩校「進徳館」で師範代を務めた北原安定の家だったとされています。
敷地内にある蔵は、周辺の地盤沈下などで傾き、扉が開けられなくなっていました。
この日は、この蔵の中を確認しようと、屋敷の所有者で東京都在住の北原俊史さんが業者に作業を依頼しました。
北原さんは、安定の玄孫にあたります。
内扉の木を切断し、人一人が入れるぐらいの隙間があくと、内側から扉が開けられました。
蔵の1階にはほとんど何もありません。
2階に上がると、塾だった頃に使われていたとみられる教科書が出てきました。
北原さんは「私が所有しているものではあるが、地域の文化財産。調査をして必要があるものは伊那市に保管してもらいたい」と話していました。
伊那市教育委員会文化財係の大澤佳寿子さんは「いかにも教育者の方の家の蔵だな、というものがたくさん保管されている」と話していました。
明治5年、「進徳館」が閉校すると、町内ではいくつもの塾が開かれたとされています。
安定もこの自宅の一部を開放して塾を開いていたということです。
市教育委員会では今後、蔵の中にある資料の内容を確認し、記録を保存する予定です。 -
ごみ排出量438g目標へ
上伊那広域連合は、2028年度の家庭系ごみの1人1日あたりの排出量を来年度の目標値より24g少ない438gなどとするごみ処理基本計画第5次計画の素案を審議会に示し、了承されました。
これは25日に開かれた上伊那広域連合廃棄物政策審議会で示されたものです。
目標とする2028年度の家庭系ごみの1人1日あたりの排出量は、来年度の目標値462gより24g少ない438gとしています。
事業系ごみの目標値は、来年度の目標値8,497トンより258トン少ない年間8,239トンにするとしています。
また家庭系ごみの排出時の資源物量の占める割合は、来年度の目標値より0.7%多い24.8%に向上させるとしています。
審議会で素案は了承されました。
ごみ処理基本計画は5年ごとの見直しが求められていて、第4次計画策定から5年が経過したことから、今年度第5次計画を策定します。
10月中に上伊那広域連合長に中間報告を行い、12月に住民意見を集め、来年3月の計画策定を目指します。 -
みのわファンクラブ発足へ
箕輪町は、町内外の人に町の観光地や特産品をPRしてもらう「みのわファンクラブ」を29日にスタートさせます。
みのわファンクラブは、町内外の誰でも会員になることができます。
町外在住者は一般会員、町内在住者はふるさとPR会員となり会員証が付与されるほか、名刺100枚がプレゼントされます。
名刺を友人や知人に配り、名刺をもらった人が協力店舗を訪れスタンプを押してもらうと、貯まったスタンプの数に応じて名刺の持ち主にポイントが付与されます。
ポイントを集めると町の特産品などがプレゼントされます。
一般会員は、飲食店などの協力店舗で会員証を提示すると割引などのサービスが受けられます。
箕輪町では「誰でも会員になることができるのでぜひ会員になって一緒に町を盛り上げてもらいたい」としています。
みのわファンクラブは、29日に東京都で開かれるイベントでスタートします。 -
南ア林道バス利用者 150万人達成
伊那市営南アルプス林道バスは、昭和55年の開業以来の累計利用者が150万人を達成し、今日(24日)、セレモニーが行われました。
林道バス営業所前では、午前8時5分発のバスの利用者が到着を待っています。
伊那市の職員が150万人目の利用者に声をかけました。
150万人目となったのは、佐久市の中屋 智美さん一家です。家族4人で初めての南アルプス登山のため、林道バスを利用しました。
中屋さん一家と白鳥孝伊那市長が、くす玉を割って150万人達成を祝いました。
中屋さんには、仙流荘の宿泊券と林道バスの往復券、前後賞にはこもれび山荘の食事券とバスの往復券が贈られました。
南アルプス林道バスは、昭和55年から運行を始め、年間5万人程が利用しています。開業から39年間、無事故で運行しています。
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箕輪町内駅伝 木下A優勝
第59回箕輪町町内1周駅伝大会が23日に開かれ、大会新記録で2年ぶりに木下Aが優勝しまた。
午前8時50分、八十二銀行箕輪支店前から一斉にスタートしました。
大会には、各地区の代表や町と交流のある静岡県浜松市庄内地区のチームなど合わせて32チームおよそ600人が出場しました。
コースは全長およそ26キロで、13区間をタスキで繋ぎます。
上り坂が続く長岡の坂では、選手たちが肩で息をして走っていました。
8区中継点の大出コミュニティーセンター北では、一昨年まで21連覇していた木下Aが1位でタスキを繋ぎます。
大会の結果、1時間31分3秒の大会新記録で、木下Aが2年ぶりに1位に返り咲きました。
2位は大出A、3位は松島Aでした。 -
キノコ採りの男性無事発見
22日午前6時頃から伊那市長谷にキノコ採りに出かけたまま行方不明となっていた市内の83歳の男性が、23日午前10時過ぎに発見されました。
男性にけがはありませんでした。
伊那警察署の発表によりますと、22日午前6時頃、伊那市の83歳の男性が家族に「キノコ採りに行く」と言って出掛けたまま夜になっても家に戻らず家族が届け出を出しました。
早朝から警察や消防団などが捜索を行い、23日午前10時過ぎに山林内で男性の無事が確認されました。
男性は疲労している様子だったということですが、けがはありませんでした。 -
伊那西吹奏楽・合唱 定演
伊那市の伊那西高校吹奏楽クラブ・合唱クラブ合同の第15回定期演奏会が、伊那文化会館で23日に開かれました。
演奏会は、自分たちで創りあげたものを地域の人たちに伝え喜んでもらおうと開かれたもので、今年で15回目です。
吹奏楽クラブと合唱クラブそれぞれが発表したほか、合同演奏も行われました。 -
RUN伴(とも)IN上伊那
認知症についての理解を呼びかけながら全国をリレーでつなぐ「RUN伴」が、23日、上伊那を縦断しました。
オレンジ色のTシャツに風船。
RUN伴のイメージカラーです。伊那市駅前を出発し、伊那北駅までを、たすきでつなぎました。
上伊那のスタートを切るランナーは、伊那市の唐澤 幸一さん87歳です。
妻を8年前に亡くし、1人で生活していましたが、3年前から南箕輪村のサービス付き高齢者住宅・みなみみのわふれあいの里で暮らしています。
唐澤さんは、スタッフなどと一緒に商店主にチラシを渡すなどして認知症への理解を呼び掛けていました。
RUN伴は認知症になっても安心して暮らせる社会を目指して北海道から沖縄までを横断し、全国をタスキでつなぐ活動です。
上伊那が参加するのは今年で3年目です。
唐澤さんは、伊那市駅からセントラルパークまでを歩き、伊那市山寺のグループホーム愛の家の利用者、木村澄子さん(82歳)にたすきを渡しました。
そのあと一行は、伊那北駅まで歩き、電車に乗って岡谷のメンバーにたすきをつないだということです。
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高校再編 有志が協議会に申し入れ
上伊那を中心とした住民有志でつくる「高校再編を考える上伊那の会」は、「上伊那地域の高校の将来像を考える協議会」に、再編ありきの性急な方針決定はしないことなどを求める申し入れを21日行いました。
21日は、高校再編を考える上伊那の会の会員7人が駒ヶ根市役所を訪れ、事務局の前澤啓子さんが協議会会長の杉本幸治駒ヶ根市長に申し入れ書を手渡しました。
申し入れは、●再編ありきの性急な方針決定をしないこと、●協議会のすべてを公開すること、●誰もが自由に参加できる意見を聞く会を複数回開くことの3つを求めています。
申し入れに対する回答は10月1日までとしています。
杉本会長は、申し入れを「協議会に報告し意見を聞く」とし、上伊那の会に「今後も意見を聞かせてください」と話しました。
上伊那地域の高校の将来像を考える協議会は「上伊那地域の将来を見据えた高校の学びの在り方」と「具体的な高校の配置」について県教委に意見・提案するために設置されたもので、来年1月には再編案をまとめる方針です。
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燈籠祭 結婚の写真撮影
燈籠祭に合わせ伊那市高遠町の中心商店街にはほおずき提灯が飾られています。
21日は、提灯が灯る街並みの中で結婚の記念撮影が行われました。
南箕輪村の馬場悠介さんと真希さんです。
11月の挙式を前に撮影を行っていました。
新郎の悠介さんは伊那市出身で、風情のある街並みで思い出を残したいと撮影が行われました。
主催した高遠さくらホテルでは、新郎新婦の思い出作りと高遠町のPRにつなげようと観光名所で挙式や撮影を行う「ぬくもりウエディング・プロデュース」を行っていて、今回はその一環です。
燈籠祭は22日宵祭り、23日に本祭りが行われます。
総合福祉センターやますそ前には伊那市商工会商業部高遠支部による竹の行灯が今年初めて設置されました。
23日は子どもみこしや、高遠囃子の練り歩き、山車の巡行などが行われます。
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伊那中生 勘太郎テーマにフェス開催
伊那市の伊那中学校3年3組が「勘太郎」をテーマに伊那町の活性化を目指すイベント「伊那フェス」が今日行われました。
伊那フェスでは、シマダヤ、いなっせ北側広場、セントラルパークの3か所で、昭和18年の映画「伊那の勘太郎」の主人公に関する様々なイベントが行われました。
伊那市のシマダヤは展示ブースとなり、昔と今の商店街の写真の展示などが行われました。
生徒が考えたキャラクター「勘太郎くん」も展示されました。
傘には高遠の桜、口にはコシヒカリ、マントには南アルプスが描かれています。
いなっせ北側広場ではフリーマーケットの他、オリジナルグッズの販売が行われました。
勘太郎くんがプリントされたTシャツや、生徒が撮影した写真のカレンダーです。
セントラルパークでは、ダンスや歌、寸劇などが披露されました。
伊那中3年3組は、総合学習の一環で中心商店街の活性化に取り組んでいます。
今回は活動の集大成として、交流人口700人を目指してイベントを企画しました。
イベントでは、日舞の指導者で伊那市に住む池上龍子さんが、勘太郎月夜歌の踊り方を指導し、伊那中職員によるバンドの演奏にあわせ、踊りました。
なお祭りではシンポジウムも開かれ、中学生が伊那市に対し「勘太郎を伊那市のキャラクターとして起用すること」や「勘太郎に関する子供向けのイベントを行うこと」などを提案したということです。
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南信工科短大でものづくり体験
南箕輪村の南信工科短大で「人材ふれあいフェア」が22日行われ、訪れた人たちが体験や実験を通してものづくりに理解を深めました。
人材ふれあいフェアには、南信地域の製造業社、工業高校などが出展し、様々な実験・体験のブースが設けられました。
南信工科短大のブースです。
こちらは電池なしで走行するプラモデルです。
レールから電気を供給して走る仕組みになっています。
明るさを識別し、黄色のライン上を走るようにプログラムされたマイコンカーです。
ラインの外から走らせても、途中でラインを認識すると進路を修正します。
人材ふれあいフェアは、地域の人材が地域で学び地域で活躍する風土を育もうと、南信工科短大などが行っているもので今年で3回目です。
今年は建設業のブースが初めて設けられました。
子どもたちは出展者から重機の操作方法の説明を聞きながら、実際に動かして体験していました。
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いなテレスマホ格安で販売
伊那ケーブルテレビの格安スマートフォンサービス「いなテレスマホ」を2日間限定で大幅値下げし販売するイベントが、23まで伊那市のアピタ伊那店で開かれています。
イベントでは、スマートフォンやタブレットの特定端末を、台数限定で大幅値下げし販売しています。
このほか、イベント期間中に申し込みした人を対象に、くじ引きで最大5千円分の商品券をプレゼントしています。
いなテレスマホは伊那ケーブルテレビが2016年からサービスの提供を始めた格安スマートフォンで、音声通話コースの最も安いもので月額1,480円となっています。
イベントは23日までで時間は午前10時から午後5時、会場はアピタ伊那店の1階休憩スペースです。