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園児が牧場で羊と触れ合う
伊那市高遠町の高遠第2第3保育園の園児は、10日に地域の住民が管理する牧場で羊と触れ合いました。
高遠第2第3保育園の年少から年長まで全園児が羊にエサやりをして遊びました。
ここは、高遠町藤沢にある牧場「メリーベリー水上」です。
藤沢を中心とした住民でつくる高遠町山村活性化協議会が信大農学部の協力で、耕作放棄地対策として作った牧場です。
雑草が生え荒れてしまった土地3千平方メートルに羊4頭を放し、草を食べてさせて景観形成につなげています。
園児らは、地域の人たちが用意してくれた桑の葉などをあげていました。
牧場内ではキノコの栽培が行われていて、子ども達はナメコとクリタケの収穫を体験しました。
協議会では「幼いうちから動物に触れる楽しさを知ってもらい、地域の自然にも興味を持ってもらいたい」と話していました。
羊は、気温が低くなる11月中旬に一端信大農学部に引き渡し、来年の春、再びここへ放牧するという事です。
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トラックの日フェスティバル
運送業に関心を持ってもらおうと、10月9日のトラックの日に合わせたイベントが、伊那市のアピタ伊那店で、6日に行われました。
4トンや10トンの大型トラックを中心にバスや消防車両などが駐車場に展示されました。
イベントは長野県トラック協会上伊那輸送協議会が10月9日のトラックの日に近い週末に毎年行っているものです。
商品や荷物を運ぶトラックの役割について楽しみながら感心を持ってもらおうと、子ども達に運転席の乗り心地を体験してもらいました。
会場では、協議会のメンバーがイベントのために産地からトラックで運んできた直送の海産物や地元の野菜が並び、多くの人が買い求めていました。
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CATV杯ミニバス大会
上伊那ケーブルテレビ杯争奪ミニバスケットボール選手権大会が7日、伊那市のサンビレッジ体育館で開かれました。
男子は伊那ダイヤモンドツインズ、女子は伊那北スポーツ少年団が優勝しました。
大会には、県内外から20チームが出場し男子決勝は白のユニフォーム 伊那ダイヤモンドツインズと赤のユニフォーム イナ・イーストミニバスケットボールクラブの対戦となりました。
力が拮抗するチームの対戦となった男子決勝戦は、序盤からどちらも譲らない展開となりました。
第4クオーターに入るとイナ・イーストが一時リードしましたが、残り12秒でダイヤモンドツインズがフリースローを決め同点に追いつき男子決勝戦は、3分間の延長戦にはいりました。
延長では、白のユニホームダイヤモンドツインズがミドルやフリースローを正確に決めリードすると、そのまま逃げ切り49対46で4年連続の優勝を果たしました。
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春富ふくじゅ園で秋祭り
伊那市西春近のデイサービスセンター春富ふくじゅ園の秋祭りが、8日に行われました。
園内は、華やかに飾り付けられ、地区住民や利用者の家族などが集まりました。
綿あめや輪投げなどの手作りの出店が並び、来場者が楽しんでいました。
これは、春富ふくじゅ園が、利用者や家族、地域の人たちに楽しんでもらうとともに、施設の様子を知ってもらおうと行っているものです。
手作りのスナックは、利用者が育てた野菜で作りました。
途中、美篶の中県長持ち保存会も駆けつけ、園内で長持ちを披露しました。
春富ふくじゅ園の今井 ちずる所長は「自分で秋祭りに行くのは難しくなった利用者が多いが、祭りの雰囲気と、地域の人たちとの交流を楽しんでもらいたい」と話していました。
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ガチスポバスケin南箕輪
仲間と真剣にバスケットボールを楽しむイベント「ガチスポバスケin南箕輪」が7日、村民体育館などで開かれました。
大会には10代から50代までおよそ200人、16チームが出場しました。
男女混合のチームもあり、女性がゴールを決めると1点多く得点が入ります。
中には女性のみのチームと男性のみのチームの対戦もありました。
上伊那農業高校女子バスケットボール部OBでつくるチームは、男性のみのチーム相手に奮闘していました。
加藤弘道実行委員長は「大会を通じて交流の輪を広げてもらい、バスケットの底辺拡大につながればうれしい」と話していました。 -
全国障害者スポーツ大会での健闘誓う
13日から福井県で開かれる「全国障害者スポーツ大会」に長野県代表として出場する伊那市の3人が9日、市役所を訪れ、白鳥孝市長に健闘を誓いました。
大会に出場するのは狐島の武田美穂さん、西町の斧研つね子さん、西箕輪の萩村勲さんの3人です。
3人はそれぞれの競技で県大会優勝を果たし、全国大会出場を決めました。
左半身に神経障害がある武田さんは、水泳の25メートル自由形とバタフライに出場します。
武田さんは「上位入賞ももちろん目標だけれど、多くの人と交流して友達をたくさんつくってきたい」と話していました。
左半身麻痺がある斧研さんは、フライングディスクに出場します。
5回投げて、枠に入った回数を競います。
斧研さんは「全国大会に出場するのは人生でも初めてだと思う。たくさんの人と交流してきたい」と話していました。
右股関節の障害がある萩村さんは、陸上の50メートル競走に出場します。
萩村さんは「とにかく楽しんで、出来ればメダルも目指したい」と話していました。
大会は13日から3日間、福井県で開かれることになっています。 -
知事杯争奪 卓球大会
上伊那卓球連盟が主催する第67回知事杯争奪卓球大会が、24日、伊那市の市民体育館メインアリーナで開かれました。
卓球大会は、男女のシングルとダブルスの4種目で行われました。
上伊那を中心に県内から130人ほどが参加しました。
小学生から一般まで垣根なく試合が組まれ、トーナメント戦で試合が行われました。
この大会は、67年前から行われている県内でも歴史ある大会で、上伊那卓球連盟が主催しています。
連盟では、「学生と一般の試合ができる良い機会になっている。一般の熟練の技を見て学生は新しい技術を身につけている」と話していました。
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ノルディックウォーキング講習会
伊那市東春近の榛原河川公園周辺では、ストックを使って運動効果を高めるノルディックウォーキングの講習会が8日に開かれました。
講習会では、榛原河川公園付近のウォーキングロードを、ストックを使って歩きました。
ストックを使って歩くと、上半身を使うため、通常のウォーキングに比べて消費カロリーが20~40%アップするということです。
講習会は長野県スキー連盟が主催したもので、今年で8回目です。
講師は、オリンピックに3回出場している成瀬 野生さんと、国体に6回出場している栗山 大貴さんの2人が務めました。
栗山さんは、ストックを使ったストレッチなども指導していました。
成瀬さんは、ノルディックのトレーニングのデモンストレーションを見せていました。
共催した中ア山麓スキー学校の細野 昭男校長は、「基礎を学んで効果の高い運動をしてほしい」と話していました。
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イーナちゃん駅伝カーニバル
体育の日の8日、各地でスポーツにちなんだイベントが行われました。
伊那市陸上競技場では、イーナちゃん駅伝カーニバルが行われ、参加選手がたすきをつなぎました。
地区子どもの部は園児からスタートを切りました。
小学校低学年男女、高学年男女と5人1組でタスキをつなぎます。
地区対抗戦となっていて12チーム60人が参加しました。
イーナちゃん駅伝カーニバルは市民駅伝として始まり36回目となります。
子どもの部のアンカーとなる高学年男子は、トラックを飛び出して、一般道も含め1キロを走ります。
子どもたちは、地区から声援を受けて、コースを走り抜けていました。
子どもの部のほかに、地区の部、企業などが参加するオープンの部があり、合わせて231人が走りました。
なお、地区の総合優勝は西春近、2位は美篶、3位は富県となっています。 -
井上さん コンテストで知事賞
先月末に長野市で開かれた、第34回長野県フラワーデザインコンテストで、サンスイ生花店の井上美久さんが、最高賞に次ぐ県知事賞を受賞しました。
井上さんは箕輪町在住の27歳で、伊那市上新田のサンスイ生花店の店長です。
コンテストの課題は「秋風のハーモニー」で、赤や茶色、オレンジなど、濃い色の花を使って紅葉を表現しました。
土台にもこだわっていて製作には2週間かかったということです。
先月25日に長野市で開かれたフラワーデザインコンテストの展示競技部門で、県内から出品された50作品のうち、最高賞に次ぐ県知事賞を受賞しました。
井上さんは上伊那農業高校の園芸科学科卒業で、20歳の時から花に携わる仕事をしてきました。
井上さんは「びっくりしたし、とても嬉しかった。お世話になった人たちに感謝したい。この経験で技術が上がっていると思うので、今後に活かしていきたい」と話していました。
サンスイ生花店では、スタッフの技術向上を目的に毎年作品を出品していて、3位以内に入賞するのは3回目です。
小池忍社長は「お客様へのサービス向上につなげていきたい」と話していました。 -
ふるさと祭り 特色あるブース並ぶ
伊那市長谷の地域の特色を活かした様々なブースが並ぶ「南アルプスふるさと祭り」が7日、美和湖公園で行われました。
今年で35回目を迎えた祭りには、食を中心におよそ20のブースが並びました。
三峰川で捕った岩魚の塩焼き、美和ダムをモチーフにした美和ダムカレー、猪の肉を使った「長谷鍋」など、特色ある飲食ブースが並びました。
長谷でマウンテンバイクコースを運営するトレイルカッターによる体験コーナーでは、子ども達が芝生の上に作られたコースで楽しんでいました。
長谷小の6年生は三峰川の流木や自宅にあった布などを使った手作りの小物を販売していました。
今年のふるさと祭りにはおよそ3500人が訪れたということです。 -
西山神社に園児が幟旗奉納
伊那市の西箕輪南部保育園の園児は9日、保育園近くの西山神社の例祭にあわせて願いごとなどを書いた手作りの幟旗を奉納しました。
園児は、190段ある参道階段を一斉に駆け上がり、両脇に幟旗を立てました。
旗を立てたのは西箕輪南部保育園の年少から年長までの園児49人です。
西山神社の例祭は毎年10月9日に行われています。
神社は応永12年(1405年)に創建され、家内安全や五穀豊穣などを祈願する人が多く訪れていたということです。
昭和30年代頃までは祭り当日は参道に露店が出るなど賑わいが見られ、幟旗の数も1,000本に及び「幟祭り」とも呼ばれていたということです。
しかし近年はその数もわずかとなり、賑わいを取り戻そうと5年前から西箕輪南部保育園の園児が奉納しています。
伊藤光森宮司は「地域の皆さんが安心して1年を過ごせるよう園児の皆さんもお祈りしてください」と話していました。 -
大芝イルミネーションフェス 開幕
南箕輪村大芝高原の秋の恒例イベント「イルミネーションフェスティバル」が6日夜に開幕しました。
この日は雨が降る中多くの人が会場を訪れ、幻想的な光を楽しんでいました。
今年で13回目となる大芝高原イルミネーションフェスティバルには、およそ360基の作品が並んでいます。
小松豊実行委員長は「大芝高原の秋の風物詩を楽しんでもらいたい」と話していました。
大芝高原イルミネーションフェスティバルは27日土曜日まで、毎日午後6時から午後10時の間点灯されます。 -
荒井神社で奉納こども相撲
伊那市荒井神社の秋の例大祭に合わせて、奉納こども相撲大会が7日に開かれました。
荒井区の小学生70人が参加し、神社の境内に作られた土俵の上で相撲を取っていました。
こども相撲大会は、毎年荒井神社の例大祭に合わせて開かれている大会で、今年で37回目を迎えます。
6年生女子決勝の取り組みは、勝負がつくまでに5分ほどかかる熱戦になりました。
荒井区の唐澤規夫区長は「歴史ある相撲大会なので、例大祭とともにこれからも長く続いてほしい」と話していました。
荒井神社は、大正8年に春日神社から分祀した神社で、今年で100年を迎えます。
8日の本祭りでは、創建100年を祝う神事も行われることになっています。 -
学生と園児の特別展「手の中のかたち」
伊那市高遠町の地域活性化について取り組む東京藝術大学美術学部の学生と、高遠第2第3保育園の園児が一緒につくった美術作品が、保育園の裏山に展示されています。
高遠第2第3保育園の裏山が特別展示の会場です。
7日は最後の仕上げが行われ、子ども達が学生と一緒に、石膏で手の中の形を表現したものを地面に差し込んでいました。
東京藝大と伊那市は、昨年度から美術で地域活性化を目指す「伊那市デザインプロジェクト」を立ち上げて活動しています。
今年度は高遠第2第3保育園が山保育をしている様子を見学した学生が、子ども達の生活の場を知ってもらおうと、特別展を企画しました。
東京藝大大学院修士1年安島茜さんは「今後も続けていくことでより多くの学生や市民のみなさんを巻き込んで、大きなことが出来るようになるのではないかと思う」と話していました。
展示は8日まで行われることになっています。 -
山と街を結ぶモニターツアー
伊那市の山と街を結び新たな観光コースを模索するモニターツアーが6日と7日の2日間行われました。
6日は標高1,800メートルにある鹿嶺高原の雷鳥荘に泊まった
人たちが眼下に広がる伊那谷の風景を楽しんでいました。
モニターツアーは伊那商工会議所が企画したもので東京や愛知などから6組20人が集まりました。
ツアーではテントも貸し出され東京から訪れたカップルが利用しました。
モニターツアーを企画した伊那商工会議所では9年後のリニア中央新幹線開通やインバウンドの拡大を見据え、南アルプスを魅力ある観光資源とするため調査研究を行っています。
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フェンシングの全国大会開幕
フェンシングの全国大会、「カデ・エペフェンシング選手権大会」が箕輪町の社会体育館で6日から始まりました。
大会には、24の都府県から143人が出場します。
13歳以上17歳未満の選手が出場でき、全身が有効面となる「エペ」という種目が行われます。
順位に応じて来年の世界選手権に出場するためのポイントが与えられます。
開会式の後には、総当たりの予選、7日は決勝トーナメントが行われます。
また7日と8日は、17歳以上20歳未満が出場する「全国ジュニア・エペフェンシング選手権大会」も開かれます。
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春日神社例大祭 子ども神輿
伊那市西町の春日神社 秋の例大祭が6日行われ、子どもたちが神輿を担いで練り歩きました。
子ども神輿には、西町の小学生およそ100人が参加し、2つのコースに分かれおよそ4キロを練り歩きました。
「おーよう わーよう いやさかさっさ」という地区の繁栄を願う掛け声に合わせ元気よく神輿を担ぎあげていました。
地区住民からは、ご祝儀が入れられていました。
春日神社の例大祭は、五穀豊穣と家内安全を祈願し毎年この時期に行われています。
7日は本祭りが行われ、午前10時からは小学生が浦安の舞を奉納します。
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春富中で高校生が先生に
伊那市の春富中学校で10月から2月まで行われる放課後学習で、伊那西高校の生徒3人が、先生を務めます。
伊那西高校進学コース2年の中島萌乃さんです。
春富中学校出身で、自身も放課後学習を利用していたことから、後輩の力になりたいとボランティアで生徒の指導役を買って出ました。
春富中学校では、10月から翌年の2月まで、希望者を対象に放課後、自主学習の時間を設けています。
これまで地域住民や春富中の教諭が指導に当たっていて、今年は初めて学区内にある伊那西高校の生徒に協力を依頼しました。
中島さんと同じ2年生の吉田衣里さん、村澤彩華さんも先生として参加しています。
放課後学習は来年2月まで月曜日と金曜日に行われ、3人は金曜日を中心に指導に当たるということです。
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やまびこソフト 城南クラブが3連覇
40歳以上のやまびこソフトボール連盟の伊那ケーブルテレビ杯決勝戦が、5日に行われ、城南クラブが3連覇を果たしました。
決勝戦は、紺のユニフォーム城南クラブと白のユニフォームトレンディーOBの顔合わせとなりました。
0対0で迎えた2回の裏城南クラブは、ノーアウト1塁3塁のチャンスをつくると、パスボールで2点を先制します。
追いつきたいトレンディーOBは5回2アウト1塁から2番入江さんと3番田中さんが連続タイムリーヒットを放ち、同点に追いつきます。
試合はこのまま最終回へ。
後攻めの城南クラブは、1アウト3塁でバッターボックスには6番の酒井さん。
サヨナラタイムリーヒットで城南クラブが見事3連覇を果たしました。 -
伊那北卒業30周年で同窓会
昭和63年に伊那北高校を卒業した第40回生でつくる「悟空会」は、卒業30周年を記念した同窓会を、6日に開きました。
40回生360人のうち170人が母校に集まり同窓会を開きました。
実行委員長の小町谷良一さんは「卒業後、私たちは平成の時代を一生懸命に生きてきました。今日は久々の再会を楽しみ、あすからの力にしていきましょう」と呼びかけました。
恩師を代表して元E組担任の神林三喜雄さんは「皆さんは今、社会で中心となり責任ある立場となっています。体を大事にしてこれからも頑張ってほしい」と話していました。
記念式典では、40回生から、同窓会と学校にそれぞれ30万円が記念に贈られました。
式の最後には当時応援団だったメンバーの指揮と太鼓に合わせて、応援歌「天竜河畔」を歌いました。
40回生は昭和63年3月に伊那北高校を卒業した昭和最後の卒業生で、現在48歳か49歳になっています。
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三澤久夫さん 油彩画展
南箕輪村神子柴の元小学校の社会科教諭で画家の三澤久夫さんの退職10周年を記念した油彩画展が伊那市のかんんてんぱぱホールで開かれています。
会場には上伊那を中心に三澤さんの故郷、松本市周辺の風景などを描いた作品51点が展示されています。
三澤さんは、平成20年3月に南箕輪小学校の校長を退職しました。
展示会は退職から10年を記念して開いたものです。
三澤さんは30歳で趣味で絵を始め、46歳で日展に初入選しました。
こちらは平成29年に制作し一水会展に出品した100号の大作で、御嶽山を描いたものです。
三澤久夫さんの油彩画展は9日火曜日まで、かんてんぱぱホールで開かれています。
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来年用年賀はがき到着
11月1日の発売を前に5日来年用の年賀はがきが伊那市の伊那郵便局に到着しました。
午前10時、134万8千枚の年賀はがきが伊那郵便局に到着しました。
辰野町、箕輪町、南箕輪村、伊那市、宮田村、駒ヶ根市の一部の28局分の年賀はがきです。
局員は地域ごとに分けながら箱を積み上げていきました。
来年用の年賀はがきには、絵入や写真印刷用のほかに、干支のイノシシが印刷されたものがあります。
1日からは東京オリンピックの公式マスコットがデザインされものが、2020万枚限定で先行販売されています。
到着したはがきは明日までに各郵便局に振り分けられます。
発売は11月1日、受付は12月15日からとなっています。
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第41回伊那市民美術展
第41回伊那市民美術展が伊那市のいなっせで5日から始まりました。
美術展は地域の美術愛好家でつくる伊那市民美術会が開いたもので会員57人が出品しています。
会場には洋画や日本画、工芸などの作品が並べられています。
伊那市民美術会による美術展は9日・火曜日までいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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市町村長と経営者が懇談
上伊那の市町村長と長野県経営者協会上伊那支部の懇談会が4日伊那市内で開かれ、景観に配慮した統一看板の設置やキャリア教育の推進などが確認されました。
4日はおよそ50人が出席し、冒頭のみ公開で行われました。
会議では、デザインを統一した案内看板の設置推進などが確認され、出席者からは「外国人でもわかるような、ユニバーサルデザインの検討が必要だ」との意見が出されたという事です。
長野県経営者協会上伊那支部の向山孝一支部長は「この懇談会をきっかけに上伊那は産学官チームが出来ている。次世代に向けさらなる一歩をすすめていきたい」と話していました。
白鳥孝上伊那広域連合長は「リニア開業まであと9年。産学官が連携し世界をリードする地域にしていきたい」と話していました。
上伊那の企業で組織する長野県経営者協会上伊那支部は、地 域の活性化を目指して平成20年から上伊那の市町村長との懇談会を開いています。
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行者そば祭り中止に
伊那市荒井区は14日に開催を予定していた「行者そば祭り」を中止する事を4日決めました。
行者そば祭りの会場となる内の萱スポーツ公園へつながる県道です。
小黒川キャンプ場の近くにあるめつら沢から数十メートルにわたって土砂が流出し、通行止めとなっていて復旧のめどはたっていません。
行者そば祭りを主催する荒井区では4日、区の役員などが緊急の会議を開きました。
別の場所での開催を含め検討しましたが、来場者に満足するそばを提供する事が出来ない事などから、今年は中止する事を正式に決めました。
内の萱に伝わる行者そばは奈良時代に修行のためこの地を訪れた行者が住民によるもてなしの礼にそばの実を渡したのが始まりとされています。
伊那市の5週連続そば祭りの最初に行われるイベントで、毎年2000食ほどが用意され、県内外から多くの人が訪れています。
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伊那養護学校どんぐりまつり
伊那市の伊那養護学校の児童、生徒が日ごろの学習の成果を発表するどんぐりまつりが、6日まで行われています。
初日の5日は、高等部3年で生徒会長の菊池海斗さんの開会宣言でまつりが始まりました。
全校の児童、生徒229人が体育館に集まり、寸劇などのオープニングイベントが行われました。
校舎では、子ども達が夏休み明けから制作してきた作品の展示が行われています。
小学部4年いちご組はランプシェードを展示しました。
中学部2年虹組は紙粘土から手作りした花瓶や小物入れを展示しています。
どんぐりまつりの一般公開は6日午前11時半から午後1時半までで、高等部の生徒が作業学習で制作した木工製品や陶芸作品、薪の販売などが行われます。
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パリ・コレでヘアメイクを担当
南箕輪村南殿のトータルビューティーサロン「シュール」の網野裕美さんと一ノ瀬直美さんは、9月26日から1週間、フランスで行われたパリ・コレクションにヘアメークを担当するスタッフとして参加しました。
パリ・コレにメイキャップアーティストとして参加したのはシュールオーナーの網野裕美さんと、ブライダルヘアメイクを担当している一ノ瀬直美さんです。
2人は9月26日から1週間、世界4大ファッションショーのひとつパリ・コレクションでメイキャップアーティストとしてモデルのヘアメイクを担当しました。
8人のチームを組んで12のブランドのショーに出演した100人のモデルを担当しました。
ショーでは、洋服のイメージを尊重しつつモデルの個性が際立つよう、肌の艶感や色使いなどを工夫したという事です。
網野さんはパリでの経験を地域に還元していきたいと話していました。
網野さんは2014年から4回ニューヨークコレクションでヘアメイクを担当していて、パリは今回で2回目になります。
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箕輪町長寿クラブ連合会が寄付
箕輪町長寿クラブ連合会は、平成30年7月豪雨の被災地に、義援金1万3千円を贈りました。
1日は、長寿クラブ連合会会長の加藤壽一郎さんが役場を訪れ、白鳥政徳町長に義援金1万3千円を手渡しました。
連合会には、町内16の長寿クラブのおよそ1,300人が加盟しています。
今回、連合会の運営費の一部を豪雨災害の被災地に贈ります。
義援金は、町を通じて日本赤十字社長野県支部に送金されます。 -
伊澤修二合唱団 学生指揮者と練習
10月27日(土)の伊澤修二記念音楽祭で東京芸術大学のオーケストラと共演する市民合唱団の練習が3日夜行われました。
3日夜は、本番を行う伊那文化会館の大ホールで練習が行われ150人の市民合唱団が参加しました。
当日、市民合唱団と芸大オーケストラの共演で指揮をする東京芸術大学音楽学部指揮科4年生の平塚 太一さんが訪れ、指導を行いました。
共演する曲は、ハイドンのオラトリオ「四季」より第2曲「来よ春」です。
ドイツ語の曲で、平塚さんは、発音から確認していました。
伊澤修二記念音楽祭は、高遠町出身の伊澤修二が東京芸術大学の初代校長を務めたことが縁で旧高遠町時代に始まった音楽祭で、今年で32回目です。
有志で作る市民合唱団と毎年共演しています。
合唱団は、9月12日から毎週水曜日に練習を重ねていて、学生指揮者と合わせるのはこの日が最初で最後となります。
平塚さんは、「ヨーロッパの厳しい冬から一気に草花が咲き誇る春に移り変わる。人々の春を恋しく待つ心を歌ってほしい」と呼びかけていました。
伊澤修二記念音楽祭は、27日(土)に行われます。
第1部は、高遠町文化体育館で行われ、高遠町内の小中高校生の発表と芸大のアンサンブルの演奏があります。入場は無料です。
第2部は伊那文化会館で行われ、昨夜練習したハイドンの「来よ春」のほかムソルグスキー作曲の組曲「展覧会の絵」などが演奏されます。入場料は一般500円です。