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キャリア教育フェス初開催
伊那市内のすべての中学2年生が企業や地域団体のブースを巡る「伊那市中学生キャリア教育フェス2018」が2日伊那市民体育で開かれました。
実行委員会によりますと、市単位で行うキャリア教育のイベントは全国初だという事です。
開会式は市内全ての中学2年生650人と出展者などが参加し行なわれました。
最初に中学校の校旗を持った生徒が順番に入場し、その後、荒井の獅子舞や狐島の長持ちが披露され、会場を盛り上げました。
また、今回のイベントのテーマ「未来につなげる一つの出会い」が発表されました。
開会式が終わると、生徒達は出展した企業や地域団体など94ブースを見学しました。
春富中の保護者で作る団体は、夢がかなった事を前提に祝う「予祝」(よしゅく)で生徒達にエールを送りました。
ドローンスクールのブースではシミュレーターを使った操縦体験をしました。
酪農家で作るグループのブースでは子牛が牛乳を飲む器具を使って搾乳体験をしました。
製造業のブースでは、担当者から説明を聞きながら金属の加工を実際に行ったり、アルミとコップ使い電気を貯める仕組みについて学んでいました。
伊那市ではこれまで中学校単位でキャリア教育のイベントを行ってきました。
より多くの中学生に地域の未来について考えてもらおうと、今回は全国で初めて市内の中学校全てが参加するキャリアフェスを開催しました。
伊那市では来年度以降も同様のキャリア教育フェスを開催していきたいとしています。
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知立市のかきつばたが伊那市に
伊那市の友好都市の愛知県知立市から贈られた、かきつばたの苗を新山小学校の児童らが2日伊那市富県上新山のトンボの楽園に植えました。
かきつばたは知立市の市の花で300株が贈られました。
2日は新山小学校6年生のほか地域住民およそ100人がトンボの楽園の湿地帯に苗を植えました。
今回贈られた苗のなかには季節外れの花を咲かせていたものもありました。
両市は知立市の野外センター建設がきっかけで交流が始まり平成6年に友好都市となりました。
これまでにタカトオコヒガンザクラを贈ったことがあり今回その
お礼しとして寄贈されました。
かきつばたは湿地帯で生育することから条件の良い新山のトンボの楽園が植栽場所に選ばれました。
植えられたかきつばたは来年5月ころに花を咲かせるということです。
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上伊那医療生協組合員写真クラブが写真展
上伊那医療生協組合員写真クラブの写真展が南箕輪村の大芝の湯で開かれています。
クラブでは年に3回ほど写真展を開いていて今回は秋をテーマにしています。
会場には風景や人物などの写真16点が並べられています。
上伊那医療生協組合員写真クラブの写真展は今月30日まで南箕輪村の大芝の湯で開かれています。
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特別支援 児童生徒の作品展
上伊那の小中学校の特別支援学級と伊那養護学校に通う児童や生徒の合同作品展が2日から伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
会場には、絵画や段ボールで作った作品など児童と生徒の作品およそ700点が展示されています。
作品展は、子ども達の発表の場と地域の人に障害者に対する理解を深めてもらおうと毎年開かれていて今年で45回目です。
ガラス瓶の周りに紙粘土を使って作った花瓶や、ハロウィンの時に作った壁飾りなどが並べられています。
伊那養護学校の教諭は「多くの人に見てもらい、子ども達の表現を受けとめてもらいたいです」と話していました。
作品展は、6日火曜日まで伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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南中倉田さん全国1位報告
南箕輪中学校2年の倉田紗優加さんは10月に横浜市で開かれたジュニアオリンピック陸上競技大会でジャベリックスローに出場し優勝しました。
1日は倉田さんが南箕輪役場を訪れ唐木一直村長に優勝の報告をしました。
ジュニアオリンピックで54.67メートルを投げ優勝を決めた時の映像です。
ジャベリックスローはやり投げの普及を目的に作られた小中学生の競技です。
長さ80センチ、おもさ300グラムのプラスチック製の棒状の物を投げその距離を競います。
倉田さんは「来年は日本記録の56メートルを抜き、優勝したいです」と話していました。
唐木村長は「村にとって明るい話題を頂いた。記録更新を目指して下さい」と話していました。
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黄綬褒章 藤原政治さん
秋の褒章受章者が2日発表され長野オリンパス勤務の藤原政治さんが黄綬褒章を受章しました。
藤原さん「『もらったからには』という引き締まった気持ちでいっぱいです」
伊那市富県の藤原政治さん、58歳。
藤原さんは、昭和53年、のちにオリンパスへ合併となる長谷光機に入社。
以来40年に渡り、顕微鏡の部品などの金属加工を担当してきました。
部品は千分の1ミリ単位の精度が求められるということで、藤原さんは、多くの人が高い精度で製造できるよう、加工方法のノウハウ構築に取り組んできました。
「寸法には妥協をせずにやってきた。そういったところが自分のこだわり」
2016年には技能道場の道場長となり高度技能者を育てています。
「自分が教わってきたものを確実に若い人たちに伝えたいという気持ちと、技術進歩が著しいので、昔とは違ったものづくりということも含めて伝えようと思っています」
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藍綬褒章 畑直明さん
秋の褒章受章者が2日発表され調停委員の畑直明さんが藍綬褒章を受章しました。
褒章受章について畑さんは「健全な体じゃなく途中から
病気して身体障害者手帳を持ちながらベストを尽くしていたので、そのへんのことを認めてくれたんだと思いました。」と話していました。
伊那市美篶の畑直明さん68歳。畑さんは明治大学で法律を学び
大学院の修士課程修了後、司法書士と行政書士の資格をとりました。
平成元年に調停委員に任命され30年間にわたり暴力事件や遺産相続、夫婦間の争いごとなどの解決にあたってきました。
畑さんは「調停というのは当事者の合意が成立しないかぎりまとまらない手続きですから、まとまるまで何回でもやるんですけど、どうしようもない争いの当事者同士をちゃんとまとめて最後成立して当事者がにこにこと笑って帰ったときがうれしいです。」と話していました。
司法書士と行政書士の仕事は今年4月に引退した畑さんですが調停委員はこれからも続けていくということです。
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小原金安さんに感謝状
長年にわたり箕輪町内の小中学校にりんごや竹ぼうきを寄贈してきた木下の小原金安さんに、1日町から感謝状が贈られました。
この日は箕輪町役場で感謝状の贈呈式が行われました。
小原さんは、15年以上前から箕輪中学校と箕輪西小学校にりんごを寄贈してきました。
りんごは毎年およそ1,000個贈り、栽培をやめた2013年からは竹ぼうきを毎年200本から300本寄贈しています。
小原さんはりんごや竹ぼうきの他に書籍も寄贈していて、実際に自分で読んで、子ども達のためになりそうな本を贈っているということです。
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小さな親切運動車いす寄贈
公益社団法人「小さな親切運動」上伊那支部は、南箕輪村社会福祉協議会に車いす1台を1日に寄贈しました。
この日は、小さな親切運動上伊那支部の馬渕務支部長が南箕輪村社会福祉協議会を訪れ、金井健会長に車いすを寄贈しました。
贈られた車いすは、軽量で折りたたみができる最新型のものです。
公益社団法人「小さな親切運動」は、「できる親切はみんなでしよう、それが社会の習慣となるように」を目標に、昭和38年から活動している全国規模の組織です。
主に小中学生を対象にした「親切」をテーマにした作文コンクールの開催やあいさつ運動などを行っています。
高齢者や障がい者が地域社会で安心して暮らせるように、15年以上前から車いすを上伊那各地の社会福祉協議会に送っています。
村社協の金井会長は「息の長い活動に感謝している。利用者の皆さんも喜んでくれると思う」と話していました。 -
鹿南蛮そば完成 試食会
4日に伊那市ますみヶ丘の市民の森で開かれる森JOYで振る舞われる「鹿南蛮そば」が完成し、31日にお披露目されました。
完成した鹿南蛮そばです。
4日のイベントに合わせて、長谷でジビエ料理を提供しているざんざ亭の長谷部晃さんと、高遠町のそば店壱刻の山根健司さんが共同開発したものです。
鹿肉は、地元の酒粕と味噌で味付けしたものを、カラマツの枝で燻しました。
そばは、鹿肉に負けないよう製粉の工程を工夫し風味を極限まで高めました。
そばつゆは、鹿の骨を長時間煮詰めたものに壱刻のつゆを合わせました。
他に、壱刻オリジナルの焼き味噌を使用しています。
昨夜は、試食会が開かれ、信州そば発祥の地伊那そば振興会の飯島進会長やイベントを企画したミドリナ委員会のメンバーが早速味わいました。
鹿南蛮そばは、4日の森JOYで100食限定で提供されます。
午前10時30分ごろから無料の試食券が配布されることになっています。 -
スマホでごみ収集日確認
伊那市は、ごみの収集日や分別方法などが分かるスマートフォンアプリの運用を、1日から始めました。
スマートフォンのアプリストアで「さんあ~る」と検索し、ダウンロードします。
ダウンロード後、初期設定で住んでいる地区を選択します。
トップメニューから「収集カレンダー」をタップすると、日にち毎に収集するごみの種類を確認することができます。
分別早見表では、品目毎どの種類のごみに該当するか確認することができます。
この他、収集日を知らせる通知機能もあります。
伊那市では「これまでのカレンダーやHPでの確認より、気軽に利用できると思う。通知機能などを使うことでごみ出しに役立てもらいたい」と話していました。
なお同様のアプリの運用は、松本市や上田市などでも行われています。
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西藤選手に応援旗寄贈
箕輪町の箕輪進修高校の生徒は、町出身でフェンシングで活躍する西藤俊哉選手に応援旗を贈りました。
1日は、応援旗を作成した箕輪進修高校の3年生3人が、父親の繁さんが務める会社を訪れ、応援旗を手渡しました。
応援旗は、授業の一環で「フェンシングを盛り上げる」をテーマに学んできた4人の生徒が作りました。
9月から10月までに箕輪町のフェンシングクラブや中学生、地元住民およそ100人からメッセージを集め、先月13日の文化祭でお披露目されました。
西藤俊哉選手は現在法政大学の3年生で、去年の世界選手権では個人で銀メダル、全日本選手権では優勝していて、2年後の東京オリンピック出場の期待がかかります。
西藤選手は、12月6日から東京都で行われる全日本フェンシング選手権大会個人戦に出場することになっていて、応援旗はその会場で飾られる予定です。 -
ハナマルキみそ作り体験館 完成
伊那市西箕輪に本社を置くみそ製造業「ハナマルキ株式会社」は、1日、創業100周年を迎えました。
記念事業として、伊那工場の敷地内にみそ作りを体験できる施設「みそ作り体験館」が建設され、きょうオープンを迎えました。
みそ作りだけの体験館は国内でも例がないということです。
みそ作り体験館は、伊那市西箕輪にあるハナマルキ伊那工場内に建設されました。
未来を意識したオブジェのような2階建てで、伊那谷の緑や空の青とのコントラストが映えるよう白色で統一されています。
1日は、オープニングセレモニーが行われ、花岡俊夫 社長や白鳥孝伊那市長など関係者がテープカットで完成を祝いました。
体験館の1階は、シアタールームになっていて、みその基礎知識や製造工程を映像で紹介しています。
2階は南アルプスが一望できる体験スペースとなっています。
みそ作り体験のほか、工場を見学することもできます。
1日は午前中、関係者や報道機関向けに発表会や内部の紹介が行われたほか、午後には一般客が訪れ、みそ作りを体験していました。
参加者は蒸した大豆をすりつぶし、塩と麹を混ぜ合わせ、2キロのみそを作ります。
ハナマルキの体験館は、(月)(水)(金)営業で、予約制、1回につき定員20人まで、午前と午後の2回受け入れ可能です。
みそ作りと工場見学を合わせた体験の所要時間は90分です。料金は一人2000円で、作ったみそはハナマルキで保管され、3か月後に配達されます。
ハナマルキは、大正7年(1918年)、11月1日に辰野町で創業しました。
カップ詰めみそや即席みそ汁など、年間2万5千トンのみそを生産しています。
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来年用年賀状 販売開始
平成最後となる来年用のお年玉付き年賀ハガキの販売が1日から全国一斉に始まりました。
伊那市の伊那郵便局には、来年の干支イノシシがデザインされた年賀ハガキが用意されていました。
伊那郵便局によると、初日は朝から年賀ハガキを買い求める人がいたということです。
今年は、県内の観光名所が印刷されたハガキも用意されています。
年賀ハガキの受付は12月15日から始まります。
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ドローンを活用した森林調査
上伊那森林組合は、林業の効率化を図ろうと初めて小型無人機ドローンを使った樹種や材積量を調査する実験を伊那市福島の森林で31日、行いました。
31日は、伊那市福島のセイブグリーンパーク西側の樹種転換予定地およそ9ヘクタールで調査を行いました。
航空撮影をして樹種や材積量を調査します。
これは、スマート林業の実現に向け県や信州大学、林業事業者などでつくる協議会「スマート林業タスクフォースNAGANO」の事業の一環で行われたものです。
協議会では今年度、ドローンを利用した森林の詳細解析を県内10か所で行う計画で、このうちの一つに上伊那森林組合が選ばれました。
上伊那森林組合では、今年4月にドローンの活用を考えるプロジェクトチームを立ち上げ、一人が操縦技能の資格を取得しました。
31日は、その資格を持つ職員が操縦をし、8分間のフライトを2回行いました。
高さ100メートルになるとドローンは自動飛行となります。
およそ120枚の写真を撮影しました。
今後は、専用の解析ソフトを使い木の高さや位置が分かる画像を作成する予定です。
上伊那森林組合では、「先進的な取り組みを進めていきたい」としています。
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はるちかコーロ・フェリーチェ発足30周年
伊那市東春近のコーラスグループ「はるちかコーロ・フェリーチェ」は今年発足30年を迎えました。
来月18日には30周年を記念した演奏会を開きます。
30日は、春近郷ふれ愛館で演奏会に向けての練習が行われていました。
はるちかコーロ・フェリーチェは、東春近の歌の好きな仲間が集まり平成元年に発足しました。
現在、団員は25人いてこのうち8人が30年前から続けています。
最初は、月1、2回の集まりでしたが徐々に発表する喜びを感じ3年毎のペースで演奏会を開いています。
元音楽教諭の田中眞郎さんが発足当初から指導にあたっています。
演奏会では、多くの童謡や流行歌などを残した作曲家中山晋平の曲やこれまでに歌ってきた印象に残る曲などを披露することになっています。
はるちかコーロ・フェリーチェの30周年記念演奏会は、来月18日に伊那文化会館で開かれます。
入場料は大人1000円、中高生が500円、小学生以下は無料となっています。
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この秋一番の冷え込み
31日の伊那地域の最低気温は午前5時46分に1.6度となり、この秋一番の冷え込みとなりました。
31日朝の伊那地域は最低気温1.6度で11月中旬並みの冷え込みとなりました。
長野地方気象台では11月1日も昼頃まで寒気の影響を受け平年より気温が下がると予想しています。
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伊那市で中部連合音楽会
伊那市内の小学6年生が音楽を通して交流する中部連合音楽会が、伊那文化会館大ホールで31日に開かれました。
音楽会には市内15の小学校の6年生が参加し、学校ごと合唱を披露しました。
このうち伊那北小学校の6年生94人は福島県の中学生が震災後に作詞した「群青」という曲を歌いました。
音楽会は日ごろの練習の成果を発表し音楽を通して学校どうし親睦を深めようと毎年開かれています。
主催した中部教職員会では「歌詞の意味を考え気持ちをひとつにして取り組んできた成果を発表し、小学校時代の良い思い出をつくってもらいたい」と話していました。
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高遠文芸賞 募集開始
「高遠」をテーマにした小説やエッセイ、旅行記などを初めて全国から公募する高遠文芸賞の募集が、11月15日から始まります。
31日、高遠文芸賞実行委員会のメンバーが記者会見を開き概要を説明しました。
高遠文芸賞の募集はあすから来年3月末まで行われます。
審査員は長野県立歴史館の笹本正治館長と、高遠町出身の小説家、島村利正の研究者で長野高校教諭の六川宗弘さんらが務めます。
入賞作品は伊那市の製本所、美篶堂が製本し入賞者に賞品として渡されます。
実行委員会では「寄せられた作品をもとに人から人へ伝わる本を作りたい」と話していました。
応募方法など記載されたチラシは市内の図書館などに置かれるほか、環屋で電話による問い合わせも受け付けています。
環屋 電話94-2251(木曜日定休)
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カインズが「甘栗」自主回収
埼玉県に本社を置くホームセンターカインズは伊那店を含む全国140店舗以上で販売していた天津むき甘栗に細菌が混入した可能性があるとして自主回収を始めたことを30日発表しました。
カインズによりますと天津むき甘栗にパエニバシラス菌が混入した恐れがあるということで伊那店でも販売されていました。
この菌自体は人体に影響はないということですが菌により腐った
甘栗を食べた場合健康被害の可能性があるということです。
これまでに健康被害は確認されていないということですが、カインズでは「多大なご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。」とのコメントを出しています。
カインズでは商品またはレシートがあれば近くの店舗で返金するとしています。
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保健補導員研修会 心の健康学ぶ
地域の健康増進や病気の予防活動をしている保健補導員の上伊那支部研修会が30日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
研修会では、奈良に本山を置く薬師寺の長老で、蓼科山聖光寺住職の松久保秀胤さんが「足踏ましむな 履著け我が夫」と題して講演しました。
松久保さんは墓石で表されている五輪塔について「下から「地」が骨、「水」が体内の水分、「火」が熱、「風」が呼吸を表していて、その全てを司るのが「空」、心です。心と物質の二つが両立して人間は元気に生活ができます」と話していました。
演題の「足踏ましむな 履著け我が夫」について松久保さんは「1,300年前に切り株だらけの道を通って奈良まで行く夫の身を案じて妻がうたった詩です。情けをかける、人に心を送る、気を配ってあげることが心をいきいきさせていく」と話していました。
研修会は、各地域持ち回りで毎年開かれていて、会場にはおよそ300人が訪れました。 -
脳研究プログラム 南箕輪で実施
自然や子どもとの触れ合いを通じて、脳がどのように変化するかの情報を収集する、国の脳研究プログラムが、12月に南箕輪村で行われます。
脳研究プログラムのデータは、脳の老化予防などの研究に活用されます。
30代から60代の元アメリカンフットボール選手らを被験者に、自然や子どもとの触れ合いが、脳にどのような影響を与えるかを、MRIを使って検証します。
南箕輪村が、アメリカンフットボールに近いルールで、タックルなどがないフラッグフットボールに力を入れていることから、会場に選ばれました。
元アメフト選手らは、村内の子どもにフラッグフットボールや基礎トレーニングなどを指導したり、セラピーロードを歩いたりして、その結果を検証します。
地域おこし協力隊の藤城栄文さんは「南箕輪村の子どもたちにとっては一流のアスリートから学ぶことのできるチャンスだし、アスリートのみなさんが来ることにより交流人口の増加にもつながる」と話していました。
基準となるMRIの初回の測定は今週初めに終わっていて、元アメフト選手は12月初めに南箕輪村を訪れる予定です。 -
9月の月間有効求人倍率 1.65倍
上伊那の9月の月間有効求人倍率は1.65倍で、8月を0.01ポイント下回りました。
月間有効求人数は4,184人、月間有効求職者数は2,537人で、9月の月間有効求人倍率は、8月を0.01ポイント下回る1.65倍でした。
長野県は1.7倍、全国は1.64倍となっています。
雇用情勢についてハローワーク伊那では「堅調に推移している」として前の月の判断を据え置いています。
また、9月16日から選考が始まった、来春卒業予定の新規高卒者に対する求人数は690人、求職者数は401人で、9月末までの内定者数は255人、内定率は63.6%で前の年の同じ時期を11.4ポイント下回りました。
ハローワーク伊那では「不採用者が多いということもなく、9月中に結果が出なかった生徒が多かったことが影響している」とみています。
ハローワーク伊那では「卒業までに希望者全員が就職できるよう、個別支援に取り組んでいく」としています。 -
南箕輪小児童 どんぐり拾い
南箕輪村の南箕輪小学校の1年生は、大芝高原みんなの森で24日、どんぐりを拾いました。
1年生約120人が、大芝高原のみんなの森でどんぐりを拾いました。
畑に撒いて苗にし再びここへ植樹するための、クヌギやコナラの実です。
この日は大芝高原の環境整備を行っている大芝親林(しんりん)自然保護の会のメンバーや信州大学農学部の学生なども一緒に拾いました。
村では、松くい虫対策として高原内の一部で広葉樹への樹種転換を進めて、今年で7年目になります。
この日拾ったどんぐりは農学部で来年春まで保存され5月に子ども達が一緒に畑に撒きます。
その後2~3年かけて80センチほどに成長させた苗を再び大芝高原に植える計画です。
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防犯活動に尽力 4人表彰
防犯パトロールや広報啓発活動などを積極的に行ったとして、伊那エンジェルス隊の4人が防犯協会から表彰されました。
この日は伊那警察署で受賞報告が行われました。
伊那市山寺の守屋幸子さんと日影の唐澤利子さんは、全国防犯協会連合会表彰を受賞しました。
中央の唐木美ついさんと長谷溝口の西村静子さんは、関東防犯協会連絡協議会表彰を受賞しました。
4人は15年前から伊那エンジェルス隊に所属し、地元の祭りやイベントなどで防犯パトロールにあたったり、年金支給日にチラシを配布するなどの広報活動を行ってきました。
4人は「今後も地域のために一生懸命活動を続けていきたい」と話していました。
伊那エンジェルス隊は、長野オリンピック開催をきっかけに平成9年に発足し、現在会員は23人となっています。 -
園児と住民が貝沼を散策
伊那市の富県保育園の年長園児は30日、地域住民と一緒に散歩をしながら身近な自然に触れました。
この日は、富県保育園の年長園児14人と、地域住民でつくる貝沼の自然環境を守る会のメンバー8人が、富県貝沼地区を散歩しました。
守る会では、5年ほど前から子ども達に地元の自然に触れてもらおうと地区の散策を行っていて、毎年夏に実施していましたが今年は初めて秋に行われました。
園児たちは歌を歌ったり、きのこや虫などを見つけていました。
散歩の途中、落ちているクルミを見つけると、会のメンバーがとんかちで割り、出てきた中の実をみんなで食べていました。
天神様が祀られている石碑の前に到着すると「かっこいい1年生になれますように」と全員で頭を下げていました。
貝沼の自然環境を守る会では「世代を超えて会話をしながら触れ合う機会をこれからも大切にしていきたい」と話していました。 -
県議会議員と市民意見交換
県議会議員と伊那市民が意見交換する「こんにちは県議会です」が30日、伊那市内で開かれました。
意見交換会には、地元選出の県議会議員など11人と市内4つの団体からは19人が参加しました。
はじめに、4団体がグループ毎に活動の経過や事例発表を行い、その後、意見を交わしました。
新山定住促進協議会は、平成26年度の新山保育園再開後も、子育てや移住定住のサポートを継続して行っています。
今後望む支援策について、会のメンバーは「移住希望者の中には仕事を探すことに苦労し移住を断念してしまう人もいる。将来AI化が進み仕事が無くなることも考えられ、それらを見据えた政策を県には考えてもらいたい」と話していました。
議員からは「以前より新山地区の住民が積極的に活動できている要因は何か」との質問があり、会のメンバーは「少子化に向き合い住民同士励まし合いながらやってきたことが大きなポイントだった」と話していました。
他の団体からは、空き家対策や子ども達の通学に対する支援、補助金に関する要望などが出ていました。
「こんにちは県議会です」は、身近で開かれた県議会をめざすことを目的に毎年開かれていて、伊那市での開催は初めてです。 -
12月1日に中心商店街で子どもカフェ
子どもの居場所づくりに取り組んでいる上伊那地域子ども応援プラットフォームは、12月1日に伊那市の中心商店街で子ども食堂や遊びの場を提供するイベントを行います。
29日夜には、伊那市通り町のコミュニティーカフェ・セジュールで実行委員会が開かれ、当日に向けた準備の状況を確認しました。
12月1日のイベントは、伊那まち丸ごと子どもカフェ。
中心商店街のシマダヤの1階が子ども食堂になります。
200人分のカレーライスとサラダが提供されます。
2階は、遊びの広場で、段ボールでまちをつくったり、体を動かして楽しむゲームが計画されています。
このほかに、通り町1丁目商店街では、お店を探検しながらのビンゴ大会やセントラルパークでは、クリスマスのオーナメントづくりをして飾り付けをします。
主催する上伊那地域子ども応援プラットフォームは、上伊那各地で子どもに関わる活動をしている団体が連携した組織で、楽しみながら、あたたかな人と人のつながりを築こうと、このイベントを計画しました。
代表運営委員の古畑克己さんは、「大人も一緒に楽しみながらつながりをつくりたい」と話しています。
イベントの実行委員会では、子ども食堂で提供される野菜の寄付や遊びのコーナーなどでお手伝いしてもらえるスタッフを募集しています。
お問合せは、NPO法人子ども・若者サポートはみんぐ(電話/FAX 76-7627)までお願いします。 -
信大農学部前ユリノキ並木見ごろ
南箕輪村の信州大学農学部のユリノキ木並木が、見ごろを迎えています。
ユリノキは、モクレン科ユリノキ属の落葉高木です。
ゆりの木並木は、正門から校舎までのおよそ200メートルで、50本ほどが見ごろを迎えています。 -
池坊家元の講師が巡回講座
池坊家元の講師が全国を巡回し、最新の生け花情報を紹介する講座が、伊那市のいなっせで28日に開かれました。
講師は池坊中央研修学院の豊田光政さんが務め、デモンストレーションを行いました。
巡回講座は華道家元池坊が全国約180か所で開催しています。
会場には上伊那で教室を開いている指導者や一般など250人が集まりました。
デモンストレーションでは、秋アジサイを使った生け花が紹介されました。
豊田さんは「素朴に植物の美しさを引き出して生けましょう。洋花も時代考証の必要がなければ使っても構いません」とアドバイスしていました。
池坊伊那支部では「新しい技術やアイディアを吸収し今後のステップアップに繋げていきたい」と話していました。