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安全運転サポート体験会
安全運転サポート機能がついた車を使った交通安全体験会が4日、伊那市役所で開かれました。
長野ダイハツ販売株式会社が用意した安全運転サポート機能がついた車両です。
ブレーキとアクセルを踏み間違えた時に発進を抑制するものと、人や物にぶつかりそうになった時に自動でブレーキが働く機能がついたものの2台が用意されました。
この日の体験会では時速15キロ程で走行し、物や人を感知すると自動で車が止まりました。
長野ダイハツ販売と長野県警が提携して県内各地で試乗体験会を開いていて、上伊那では今回が初めてです。
体験会には、伊那市交通安全協会の各地区の代表ら20人ほどが参加しました。
伊那署では「体験したことをそれぞれの地区に持ち帰って住民に伝えてもらい、1つでも事故を減らしてもらいたい」と話していました。 -
有賀殿夫さん初の日本画展
南箕輪村南殿の有賀殿夫さんの画業40周年を記念した日本画の展示会が、伊那市の伊那文化会館で開かれています。
会場には、有賀さんの作品およそ40点が並んでいます。
現在85歳の有賀さんは、日本画を描き始めて40年になります。
幼い頃から絵を描くのが好きで、中学生の頃は水彩画を描いていたということです。
10代から20代は油絵を中心に作品を描いていて、30代から本格的に日本画を始めました。
30代後半になると、明治時代から開かれている日本画の展示会「院展」で初めて入選しました。 -
信州みのわ体験フェア
都心で暮らす人たちに箕輪町をPRするイベント「ほどほどの田舎暮らし 信州みのわ体験フェア」が9月29日、東京都豊島区の商業施設で行われました。
東京都豊島区にある商業施設の各フロアで町をPRする様々な催しが行われました。
箕輪町産の果物や野菜、農産物加工品などが販売され、訪れた人たちが買い求めていました。
町の観光地や特産品をPRする「みのわファンクラブ」への申し込みもこの日から始まりました。
クラブに入った箕輪町以外の人は町内の協力店舗で割引などのサービスが受けられる特典があり、この日はおよそ20人が加入したということです。
このイベントは、箕輪町を知ってもらい移住定住と交流人口の拡大につなげようと、町と防災協定を結んでいる東京都豊島区で行われました。
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ソースかつどんでスタンプラリー
伊那ソースかつどん会は、10月10日のソースかつどんの日から食事券をプレゼントするスタンプラリーを開催します。
3日、伊那ソースかつどん会の北原英之会長が概要を説明しました。
スタンプラリーは10月10日のソースかつどんの日から実施されます。
伊那ソースかつどん会の加盟店7店舗のスタンプを集めると500円分、13店舗集めると千円分の食事券として使えます。
加盟店と消費者が一体となって伊那のソースかつ丼を盛り上げるきっかけにしていこうと企画されました。
ソースかつどんの日は平成18年の権兵衛トンネル開通をきっかけに、より多くの人にPRしようと始まったもので今年で13回目になります。
去年までは値引きサービスを行ってきましたが加盟店によって値引き額にばらつきがあったという事で、全ての店で同じ取り組みができるよう、今年はスタンプラリーを行う事にしました。
台紙は5千部作られ、イベント参加店に置かれます。
スタンプラリーは10月10日から12月末まで実施されます。
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地蜂の巣 今年の出来は…
クロスズメバチ、通称「地蜂」の巣の重さを競う「地蜂の巣コンテスト」が、10月28日に伊那市西箕輪で開かれます。
不安定な気候の影響でここ数年は軽めの巣が多くなっていますが、今年の出来はどうでしょうか。
伊那市地蜂愛好会の有賀幸雄会長が働く会社の裏には2つの巣箱が置かれ、次から次へと地蜂が通っています。
エサとなる鳥のレバーや砂糖の入った水の周りには多くの地蜂が集まっています。
有賀さんは「今年は蜂の通いも盛況で期待できる」と話します。
今年の春は暖かくなるのが早かったことから、例年に比べて2週間ほど早く巣作りが始まったということです。
巣作りの期間が長くなった分、大きさは期待できると有賀さんは話します。
今年は真夏日が多かったことから、暑さを凌ぐことができるかが課題でした。
この道60年の有賀さんは、巣箱の4分の3を地中に埋めて、暑さを凌ぐことができる環境を作りました。
去年の地蜂の巣コンテストの優勝は3.5キロでしたが、今年は大きいものが出来そうだと有賀さんは話します。
有賀さんは「周り(の愛好家)を見ても良い巣が出来ている。5キロぐらいになってほしいと期待している」と話していました。
地蜂の巣コンテストは10月28日(日)の午前9時から伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで開かれます。 -
まっくんボールを貸し出し
南箕輪村は、地域活性化のために製作したフラッグフットボール用の「まっくんボール」を、小学校の授業で使ってもらおうと無料貸し出しを始めました。
フラッグフットボールの授業で使ってもらおうと、ボール8個、フラッグ40枚、教諭用・児童用のガイドブックなどがセットになっています。
授業で南箕輪村の場所などを説明してもらうのが無料貸し出しの条件となっています。
全部で11セット用意されていて、すでに東京・神奈川・静岡から4件の申し込みが来ているということです。
南箕輪村を知ってもらうきっかけになればと始めたものです。
企画した地域おこし協力隊の藤城栄文さんは「まずは子どもたちに南箕輪村を知ってもらうきっかけになってほしい。将来移住や定住を考えたときに南箕輪村のことを思い出してもらうようなつながりができればうれしい」と話していました。
貸し出しは全国すべての小学校が対象で、南箕輪村のウェブサイトから申し込むことができます。 -
水墨画と漆工芸の作品並ぶ
南箕輪村のコーヒー&ギャラリーなごみの樹で、水墨画と漆工芸の作品展が開かれています。
伊那市荒井の手塚瑞翔(ずいしょう)さんの水墨画と、塩尻市木曽の宮原正志さんの漆工芸、およそ40点が並んでいます。
このうち手塚さんは、趣味のスポーツ観戦で感動したシーンを墨で表現した作品などを展示しています。
作品展は10月いっぱい、南箕輪村のコーヒー&ギャラリーなごみの樹で開かれています。 -
志扇流創立25周年発表会
伊那市富県の志扇寿光さんが家元を務める日本舞踊「志扇流」の創立25周年を記念した発表会が23日、いなっせで開かれました。
発表会では53のプログラムが行われ、生徒や講師が扇子や番傘などの小道具を使って踊りを披露しました。
家元の志扇寿光さんは、およそ45年前に日本舞踊の指導を始め、現在も高校生から98歳までを指導しています。
寿光さんの元で学んだ弟子たちは、上伊那を中心に飯田市から諏訪市までの教室で指導にあたっているということです。
これまでに、デイサービスセンターや地域の祭りなどで踊りを披露してきました。
志扇寿光さんは「ここまで続けてこられたのは、支えてくれた生徒や家族のおかげです。これからも弟子と共に志扇流の踊りを広めていきたい」と話していました。 -
しんわの丘秋のバラ祭り6日から
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンでは、6日から秋のバラ祭りが行われます。
園内は初夏とはひと味違った落ち着いた雰囲気となっています。
遠くは中央アルプス、眼下には高遠町の街並みを望む、
しんわの丘ローズガーデンは高遠町に事業所がある伸和コントロールズ株式会社が地域貢献事業として平成16年に整備しました。
祭りは、秋のバラを楽しんでもらおうと毎年この時期におこなわれていて今年で8回目となります。
秋のバラは、小ぶりながら花本来の色がでるのが特徴で鮮やかな色合いを楽しめるということです。
バラ園は、伊那市振興公社が管理していて、2日は職員が咲き終わった花を摘み取っていました。
伊那市振興公社では、この時期に花が揃って咲くよう剪定してきたということですが、秋に入ってからの日照不足の影響で例年と比べ10日ほど咲きそろいが遅いということです。
園内には260種類1800本のバラが植えられていて、現在は年間を通して咲く四季咲きのものを楽しむことができます。
秋のバラ祭りは、6日から8日までで、期間中はバラの育て方の無料相談や豚汁の無料サービスなどが計画されています。
秋のバラは今月いっぱい楽しめるということです。
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長野伊那谷観光局設立
官民一体となって観光づくりを推進する組織、地域連携DMO、「長野伊那谷観光局」が1日、発足しました。
長野伊那谷観光局は、上伊那観光連盟に代わる新しい組織です。
上伊那8市町村でつくる上伊那観光連盟は9月30日付で発展的に解散しました。
理事長には、KOA株式会社の向山孝一会長が就任し8人の理事は、行政が2人、民間から6人が選出されました。
設立総会には、会員となった観光事業所や企業、金融機関など35団体およそ70人が出席しました。
DMOは、行政や住民、商工団体などが協同して地域一帯の観光地づくりをする法人組織です。
総会では今年度の事業計画案などが了承されました。
山と谷の風景美術館~2つのアルプス、彩の谷の物語~をコンセプトに、外国人の誘客や滞在プログラムの作成などの事業に取り組みます。
具体的には、観光客受け入れのための環境整備としてWiFi整備の促進やトイレの洋式化、SNSを活用した情報発信などをあげています。
今後は、長野伊那谷観光局を核として観光庁や県、来年設立予定の伊南DMOなどと連携していくとしています。
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西藤選手寄せ書きで応援
箕輪町出身で東京オリンピック出場の期待がかかるフェンシングの西藤俊哉選手を応援しようと寄せ書きをするコーナーが役場1階玄関ホールに設けられています。
寄せ書きは、地域と連携した授業「課題ゼミ」に取り組んでいる箕輪進修高校の3年生が企画したものです。
箕輪町出身の西藤選手は現在法政大学の3年生です。
去年の世界選手権では個人で銀メダル、全日本選手権では優勝、今年行われたアジア大会ではフルーレ団体で銅メダルを獲得していて、2年後の東京オリンピック出場が期待されています。
縦50cm横70cmの布にマジックでメッセージを記入し、地元の小中学生から寄せられたものと合わせて1枚の布が完成します
町では「1人でも多くの人に書いてもらうことで力になる。役場を訪れた際はぜひ記入してもらいたい」と話していました。
西藤俊哉選手への寄せ書きの募集は3日までとなっています。
完成したものは13日の箕輪進修高校の文化祭で披露され、その後、西藤選手に送られるということです。 -
新山小 マツタケご飯
伊那市の新山小学校で、9月に6年生が収獲したマツタケを使った松茸ごはんが、2日給食で提供されました。
松茸がふんだんに使われた松茸ごはんです。
9月28日に、6年生が地元のマツタケ博士藤原儀兵衛さんの山で収獲しました。
去年は不作で給食に出ませんでしたが、今年は92本、およそ6.5kg分を収穫したということです。
5年生の教室では、児童たちがマツタケの香りを楽しみながら味わっていました。
新山小学校では今月あと3回、マツタケが給食に提供されることになっていて、春巻きやすまし汁などに使われるということです。
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台風24号 倒木や土砂の崩落
1日未明に県内を通過した台風24号の影響で、伊那市内では倒木や土砂の流出がありました。
伊那市荒井内の萱では、小黒川キャンプ場の近くにあるめつら沢から数十メートルにわたって土砂が流出しました。
これにより、11月末まで収穫を予定していた夏秋いちごのビニールハウス5棟が倒壊しました。
室岡さんによりますと、31日の午後6時頃に訪れた際に異変はなく、朝になって気づいたということです。
土砂は、県道にも流れ出し、現場では重機による撤去作業が行われていました。
県道は、通行止めとなっていて復旧のめどはたっていません。
また、伊那市高遠町松倉で倒木があり中部電力の職員たちが対応をしていました。
伊那市ではおよそ20件の倒木がありすべて撤去が終わっているということです。
こうした倒木により、高遠町と長谷の一部、合わせて2600戸で停電がありました。
中部電力によりますと全て復旧したということです。
交通機関にも乱れがありました。
1日の始発から運転を見合わせていたJR飯田線は、午後1時過ぎから運転を再開しました。
このため、高遠高校を除く上伊那の高校が休校となりました。
31日の夕方以降、運休となっていた伊那バスターミナル発の高速バスは1日は、通常通り運行しました。
伊那市と箕輪町の小学校は登校時間を遅らせる対応をとりました。
台風24号は昨夜から1日の未明にかけて県内を通過し各地で風や雨が強まりました。
31日の降り始めから1日の朝6時までに降った雨の量は伊那地域で
144.5ミリとなっています。
最大瞬間風速は16.7メートルを観測しました。
伊那市高遠町三義地区17世帯36人に出されていた避難勧告は、1日の午前7時30分に解除されました。
避難所となっていた三義生活改善センターでは、午前8時頃、市の職員が片づけをしていました。
また、伊那市高遠町長藤地区周辺と南箕輪村の一部に出されていた避難準備情報も今朝、解除されました。
西箕輪の果樹農家、重盛正さんのリンゴ園です。
重盛さんによりますと台風によるリンゴの落下は少なかったということです。
JA上伊那によりますと、午後 時現在農業被害についての情報は上がってきていないということです。
長野地方気象台では、これまでの大雨で地盤が緩んでいるところがあり、引き続き土砂災害に注意するよう呼び掛けています。
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旧中村家「環屋」活用し通年観光へ
伊那市が進めている高遠町の旧中村家住宅「環屋」の改築整備が終わり、1日から営業が始まりました。
今後は、高遠町の通年観光の拠点として活用します。
環屋は、高遠町西高遠の国道361号沿いにあります。
江戸時代前期から中期の特徴を示す町屋形式の建物で、平成28年に所有者から土地と建物が市に寄付されました。
建物中央にあるいろりの間は、当時の雰囲気をそのままに残しています。
厨房には、そばを茹でる大釜や和洋折衷様々な料理に対応できる設備を整えました。
およそ30席の客席からは、高遠町の景色を眺めることができます。
他にも、プロジェクター付きの座敷がある他、着物のレンタルを行います。
総事業費は1億2,300万円で、半分を国の地方創生拠点整備交付金で賄っています。
今後はこの場所が通年観光の拠点となるよう、イベントや講座の開催、飲食店の出店を検討している人のチャレンジの場として活用していきます。
運営する一般社団法人環屋では、「人々が集う場所にしていきたいので、興味のある人は是非活用してもらいたい」と話していました。
(電話94-2251) -
伊那市と三井住友海上が協定締結
伊那市は、東京都に本社を置く三井住友海上火災保険株式会社との地方創生に関する包括連携協定を、1日に締結しました。
1日は、市役所で締結式が行われ、白鳥孝市長と岡大輔関東甲信越本部長が協定書を取り交わしました。
協定内容は、観光資源のPRや、市が進めているIoT・AIの取り組みの有効活用、地産地消の推進など11項目です。
市が行うドローン実験のリスクマネジメントについての連携を図る他、三井住友海上が持つ世界42か国のネットワークを使い企業の海外進出をサポートします。
三井住友海上が同様の内容で市町村と協定を結ぶのは、長野県では初めて、全国では15番目だということです。
今回協定を結んだ理由について、三井住友海上では春の高校伊那駅伝への協賛を13年前から行っている他、顧問が市のふるさと大使を務めていること、IoTの推進など未来志向の行政運営に取り組んでいることなどをあげています。
なおキックオフ事業として、三井住友海上の女子陸上競技部アドバイザーの土佐礼子さんによるスポーツ指導者向けの講演会が、31日水曜日に市役所で開かれます。 -
台風24号 高遠町三義地区で避難勧告
非常に強い台風24号は、速度を上げながら北上していて、上伊那地域には30日の夜から1日の未明にかけて最接近する見込みです。
伊那市は、土砂災害の危険があるため、30日の午後3時に伊那市高遠町三義の17世帯36人に避難勧告を発令しました。
午後1時の30分頃、三善生活改善センターには5世帯8人が避難していました。
また、午後3時に長藤地区周辺に土砂災害の危険があるため333世帯803人に「避難準備・高齢者等避難開始」を発令しました。
長野地方気象台によりますと、30日の午後6時頃から雨が強くなる見込みです。
南部では1日の正午までの24時間に降る雨の量は250ミリと予想されています。
また、最大瞬間風速は18メートル、最大瞬間風速は30メートルの予想です。
伊那市教育委員会では、台風24号の対応として、1日は市内すべての小学校の登校時間を午前10時にするよう通知しました。
市内の中学校は、文化祭の振り替え休みとなっていて、部活は午前10時以降に始めるよう通知しています。
箕輪町教育委員会では午後4時現在、対応を協議しています。
南箕輪村教育委員会では小学校の登校について1日の午前6時に判断するとしています。
JR飯田線は、30日の午後3時から運休となりました。
高速バスは、伊那バスターミナル発の午後4時以降の横浜・名古屋・大阪行きの便と、新宿行きの最終便が運休となりました。
長野地方気象台では、暴風による交通障害、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意するよう呼び掛けています。 -
南福地ファーム キャベツ収穫
伊那市富県の住民でつくる農事組合法人南福地ファームは30日キャベツの収穫作業をしました。
小雨の中、組合員25人が午前7時30分から収穫作業を行いました。
直径25センチほどに育ったキャベツを包丁で茎から切り取り、余分な葉を取り除いていました。
収穫したキャベツは手作業で、コンテナに積み込んでいました。
今年は7月に苗を植え、9月に入り晴天の日が少なかったものの、例年並みの大きさに育ったという事です。
南福地ファームは地区住民およそ120人が組合員となり、稲作や野菜の栽培を行っています。
キャベツは7年前から栽培を始めました。
飲食店やスーパー等で使われる加工向けで、今年は6トン近くの収量を見込んでいるという事です。
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防火ポスター・習字選考会
上伊那の小学生を対象に募集した火災予防に関するポスターと習字の選考会が、伊那市の上伊那広域消防本部で、19日に開かれました。
ポスターの部の最優秀賞には、中川西小学校6年の三ツ井羚君の作品が選ばれました。
習字の部の最優秀賞には、東春近小学校5年の唐澤夏萌さんの作品が選ばれました。
事業所などで作る上伊那防火管理協会と上伊那広域消防本部は、子ども達に火災予防に関心を持ってもらおうと毎年ポスターと習字の募集を行っています。
今年、ポスターは26校から470点、習字は2校から34点が寄せられました。
最優秀作品は来年のカレンダーつきポスターの図案に採用され、上伊那防火管理協会の780の会員事業所に配布されることになっています。
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権現まつりに向け練習に熱
伊那市西春近の和太鼓チーム「小出太鼓」は、10月7日に開く太鼓イベント「権現まつり」に向け稽古に励んでいます。
28日の夜は、メンバーおよそ20人が、まつりで披露する曲の練習をしました。
小出太鼓は、地域のまつりで太鼓を打ったのが結成のきっかけで、今年で37年になります。
西春近小出地区のメンバーを中心におよそ30人で活動していて、イベントなどでオリジナル曲の太鼓を披露しています。
権現まつりは、練習の成果を見てもらおうと、年に1度稽古場を会場に開いています。
メンバーらはまつりを来週に控え、熱の入った稽古をしていました。
小出太鼓プロデューサーの赤羽勝史(かつし)さんは「聞くだけでなく太鼓と触れ合うことができるまつりなので、多くの人に会場に足を運んでもらいたい」と話していました。
権現まつりは10月7日(日)の午前11時から伊那スキーリゾート下の稽古場で開かれます。 -
8月有効求人倍率1.66倍
上伊那の8月の月間有効求人倍率は1.66倍で前の月を0.02ポイント上回りました。
月間有効求人数は4,327人月間有効求職者数は2,605人で8月の月間有効求人倍率は1.66倍でした。
雇用情勢についてハローワーク伊那では「堅調に推移している」として前の月の判断を据え置いています。
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米の作柄 南信「平年並み」
農林水産省関東農政局は今月15日現在の米の作柄概況を発表しました。
それによりますと南信は「平年並み」となっています。
南信の10アールあたりの米の予想収量は629キロで平年を100とした場合作況指数は100の「平年並み」と見込まれています。
長野県全体の10アールあたりの予想収量は624キロで作況指数は101の「平年並み」となっています。
全もみ数は「平年並み」、登熟は、出穂期以降の日照時間が多かった事から「やや良」となっています。
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高遠ダム ライトアップ
伊那市高遠町の高遠ダムでは、多くの人に関心を持ってもらおうと、桜の時期に続いて2度目のライトアップを行っています。
山間地を流れる川をイメージして、青と緑の光で照らされています。
ライトアップは30日の夜までで、時間は午後6時から午後10時までとなっています。 -
神子柴遺跡発掘60年で基調報告
南箕輪村神子柴にある神子柴遺跡の石器発掘60周年を記念したシンポジウムが、29日から伊那市創造館で始まりました。
この日は、有識者による基調報告が行われ、北海道から長崎県まで県内外からおよそ60人が訪れました。
神子柴遺跡は南箕輪村神子柴にある遺跡で、旧石器時代末期から縄文時代初期の頃の遺跡ではないかとみられています。
出土した石器は国の重要文化財に指定されています。
明治大学黒耀石研究センターの中村由克(よしかつ)さんは、全国各地で見つかっている神子柴系石器群を調べていて、その特徴について話しました。
中村さんは、神子柴系石器群の中でも石斧(せきふ)に使われている石はもろいものが多く、旧石器・縄文時代の他の石器と比べ特徴的だと話していました。
中村さんは「他の石器は効果的なものが造られているのに対し神子柴遺跡はあえてそうではない石を使って造っていて違和感を感じる」と話していました。
シンポジウムは神子柴遺跡発掘60周年を記念して創造館で開かれているもので、30日は東京大学大学院の教授 佐藤宏之さんによる記念講演が行われます。
また、会場では伊那市内で見つかった石器の展示も30日まで行われます。 -
歩いて撮って 田原の魅力探し
伊那市東春近田原地区全体をフィールドに、自然や歴史・文化などのチェックポイントで写真を撮りながら地区内を巡る「歩撮スタラリーが29日に行われ、参加者がラリーを楽しみました。
イベントには上伊那地域を中心に、諏訪市や飯田市などからおよそ100人が参加しました。
3時間の制限の中、3人ほどのチームで地区内に設けられたチェックポイントを探し、その場所の写真を撮って帰ります。
ポイントごとに点数が決められていて、その点数の合計で順位を競います。
チェックポイントのひとつ、畑の中にある祠は近くに住む酒井一族の祖先が祀ったものだということです。
山裾にある庚申塔は、60年に1度地域の無病息災などを祈願して建てられるもので、田原地区に5つある組の中の藤口組が建立したものだということです。
参加者は雨が降る中、およそ40か所あるチェックポイントを探しながら歩いていました。
ある参加者は「通ることはあるけれど寄ることはないので、知ることができておもしろかった」と話していました。
伊那商工会議所青年部商工業委員会の川口宗一委員長は「雨になってしまい残念だったが、参加した人たちが楽しんで田原のことを知ってもらえたならうれしい」と話していました。
発着点の田原公民館に戻ってきた参加者には地元の米や野菜で作ったおにぎりや豚汁が振る舞われました。
ポイント上位者には、地元産の新米やりんごジュースなどが贈られたということです。 -
台風24号 30日夜最接近
大型で非常に強い台風24号は30日の夜から10月1日の未明にかけて上伊那に最も接近する見込みです。長野地方気象台では大雨や暴風に警戒するよう呼びかかけています。
伊那市西箕輪の果樹農家、赤沼利光さんの梨畑です。
台風の風で落ちてしまわないよう収穫を急いでいました。
20アールの畑では南水が収穫期を迎えていて、昨日の朝から、この日も一日かけて収穫を行っているという事です。
長野地方気象台によりますと、台風24号は30日の夜から1日の未明にかけて上伊那に最も接近する見込みです。
明日の夕方から非常に激しい雨が予想され、1日正午までの24時間の降水量は南部で200ミリから300ミリと予想されています。
またあすの午後から南の風が次第に強まり、予想される最大風速は18メートルとなっています。
気象台では、暴風による交通障害や土砂災害、河川の増水などに警戒するよう呼びかけています。
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箕輪陶芸研究会 作品展
箕輪町内の陶芸愛好者でつくる箕輪陶芸研究会の作品展が松島コミュニティセンターで開かれています。
会場には30代から80代の14人の会員の作品90点が展示されています。
年に1回作品展を開いていて、今年で26回目になります。
箕輪陶芸研究会は、毎月2回町文化センターに集まり活動しています。
指導者を置かず、自分達でお互いに評価しあいながら技術を磨いているほか、年に2回、全国の窯元を見学して学んでいます。
会場には、町の福祉活動を支援するチャリティー販売コーナーもあります。
箕輪陶芸研究会の作品展は30日まで松島コミュニティセンターで開かれています。
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第12回ふれあい広場
伊那市の福祉のお祭り、第12回ふれあい広場が、23日、市福祉まちづくりセンターで開かれました。
伊那市内の福祉施設やボランティアサークルなどのべ53団体が参加し、趣向を凝らしたブースを出店したり、ステージ発表をしました。
このうち、伊那市狐島にある知的障害者の共同生活援助を行うほっと上伊那はダンスを披露していました。
伊那養護学校は、ブースを出店し、手作り小物などを販売しました。クッキーは特に人気で、販売開始からすぐに売り切れそうになっていました。
伊那小学校6年仁組は、学習してきた点字についてのブースを出しました。4年生の時から学習をすすめ、この日のために準備を進めてきました。来場者は子どもたちが作った点字のクイズを表と照らし合わせながら解いていました。
ふれあい広場は、伊那市社会福祉協議会が開いている福祉のお祭りで、会場では、さまざまなブースを回りスタンプを集めると豪華賞品が当たるスタンプラリーなども行われていました。
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殿様もてなした献立再現
伊那市高遠町長藤の農家食堂「こかげ」は、江戸時代、高遠のお殿様をもてなした献立を再現しました。
弘化2年1845年、旧暦の8月29日の朝食は、エビにマツタケが豪華です。
ぶりは炒り酒で味付けされています。純米吟醸を沸騰させずに梅干しなどとともに煮詰めたもので、照り焼きがつややかです。
藤沢御堂垣外にある本陣跡です。
高遠藩主内藤 頼寧が、参勤交代で江戸から高遠城に帰る際、宿泊したということです。
こちらに伝わる御用書きの控えから再現しました。
再現したのは、御堂垣外の主婦が集まり経営する食堂こかげのメンバーです。
殿様が宿泊した旧暦の8月29日から9月2日までの間に提供された献立の中から再現できる13品を作りました。
旧暦のため、殿様が本陣に宿泊したのはちょうど今頃だということです。
本陣の先代当主の妻 藤澤 節子さんも再現を喜んでいました。
「こかげ」では、現在のところこの献立を提供する予定はありませんが、「せっかく再現できたので、活用していく方法を探りたい。お客様のおもてなしに生かしていきたい」と話していました。
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「地域に開かれたダム」全国連絡協議会
伊那市長谷の美和ダムは国の「地域に開かれたダム」に指定されています。
登録されたダムの関係自治体が集まる全国連絡協議会が、27日伊那市役所で開かれました。
会場には、岩手県や静岡県など7県から26の市町村が集まりました。
地域活性化に活用している「地域に開かれたダム」には全国46のダムが登録されていて、関係する28市町村が協議会に加盟しています。
今回の会を主催した白鳥孝伊那市長は、「ダムは生活にかかわる重要な役目を果たしている。ダムに守られていることを再認識したい」とあいさつしました。
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皇居へ献上の「アワ」収穫
11月に皇居で行われる新嘗祭で献上される雑穀「アワ」の収穫が28日伊那市長谷で行われました。
アワは、伊那市長谷のレストラン「野のもの」の吉田洋介さんが栽培したものです。
この日は吉田さんと長谷の地域おこし協力隊の牛山沙織さんが収穫を行いました。
新嘗祭は天皇陛下がその年の収穫を神に感謝するものです。
毎年47都道府県から、米一升とアワ5合が献上されていて、長野県から今年は吉田さんのアワが選ばれました。
農薬や化学肥料は使わずに育てていて、今年は献上することから特に草取りや鳥よけのネットを張るなど手間をかけてきたという事です。
粒の形や色、大きさなどを選別してそろえ、5合を箱に納め、10月に皇居へ献上することになっています。