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北信越高校フェンシング大会
16日と17日の2日間の日程で開かれている第39回北信越高校フェンシング選手権大会の開会式が、15日、箕輪町の町民体育館で行われました。
伊那北高校の宮下水稀主将と箕輪進修高校の遠藤虎太郎主将が選手宣誓をしました。
大会には、長野・新潟・福井・富山・石川の5つの県から、13校33人が出場し、フルーレ・エペ・サーブルの3種目が行われます。
団体戦と個人戦があり、長野県からは、伊那北高校と箕輪進修高校が団体と個人で、通信制のつくば開成学園が個人で出場しています。
長野県フェンシング協会会長の白鳥政徳箕輪町長は、「40年前のやまびこ国体をきっかけにフェンシングに力を入れてきた箕輪町で開催される大会で、日々の成果を大いに発揮してほしい」と挨拶しました。
大会は17日までで、それぞれの種目で総当たりの予選と、決勝トーナメントが行われます。
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フラッグフットボール体験会
南箕輪村が普及を進めているスポーツ「フラッグフットボール」の体験会が、16日大芝高原屋内運動場で開かれました。
体験会では、早稲田大学スポーツ科学部の学生やOBらが講師となり、小学生から一般までの15人を指導しました。
体験会では、パスやキャッチの練習、ミニゲームが行われました。
フラッグフットボールは、アメリカンフットボールが起源のスポーツです。
腰に2枚の旗をつけていて、タックルの代わりに、旗を取り合います。
攻撃と守備に分かれていて、旗を取られずに相手のゴールゾーンまでボールを運べば得点となります。
参加者は3つのチームに分かれ、作戦を立てながらゴールを目指していました。
南箕輪村では、来月小学生の全国大会を開催するなどして知名度向上につなげたいとしています。 -
上伊那教育会 少年の塔整備作業
上伊那教育会は、第二次世界大戦中、上伊那から満州に渡り命を落とした少年の霊を祀った少年の塔周辺の整備作業を16日行いました。
伊那公園内にある少年の塔です。
整備作業には、上伊那の小中学校の教職員58人が参加し、草刈りや木の剪定をしました。
少年の塔は、第二次世界大戦で満蒙開拓青少年義勇軍として大陸に渡り命をおとした少年たちを慰めようと昭和36年に上伊那の市町村会や教育会などが建立しました。
義勇軍の送出は当時の教育会が中心となって奨励し、上伊那からおよそ800人の少年が満州に渡り、91人が命を落としました。
上伊那教育会では、この歴史を後世に伝え平和を祈念しようと毎年8月に慰霊祭を行っていて、16日はそれを前に整備作業を行いました。
慰霊祭は、8月5日に伊那公園内にある少年の塔の前で行われます。 -
大芝高原で自然観察会
南箕輪村の大芝高原みんなの森で、自然観察会が16日開かれました。
元理科教諭の浦野勝さんが講師を務め、この時期見ごろとなる植物について話をしました。
このうちササユリは、長野県版レッドリストの準絶滅危惧種に登録されています。
浦野さんは「ササユリは昔は西山に多く生えていたが、採取により数が減ってしまった。このように、人の営みが植物を追いやってしまうことがあります」などと説明していました。
自然観察会は、高原内の植物の保護活動などを行っている大芝高原親林自然保護の会と、南箕輪村公民館が開きました。
観察会には、村内を中心に34人が参加し話に耳を傾けていました。 -
車両火災の遺体 身元判明
13日に伊那市西春近の中央自動車道で発生した車両火災で車両からみつかった遺体は愛知県の59歳の男性だったことが分かりました。
高速道路交通警察隊の発表によりますと亡くなったのは愛知県の無職、千葉桂治さん59歳と確認されました。
死因は焼死でした。
外傷はなく体内からアルコールは検出されていないということです。
警察では引き続き出火原因について調べを進めています。
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社明運動 総理メッセージ伝達
7月は犯罪や非行のない社会を目指す「社会を明るくする運動」の全国強化月間です。
15日は上伊那地区保護司会のメンバーが南箕輪村役場を訪れ唐木一直村長に総理大臣からのメッセージを伝達しました。
社会を明るくする運動は、犯罪や非行の防止と、罪を犯した人の更生について理解を深め、明るい社会を築こうという運動です。
今年で68年目の取り組みで、罪を犯した人の立ち直りを支え、就労や住居などの生活基盤づくりの推進が重点項目として掲げられています。
実施委員会では、来月7日に伊那市の高遠町総合福祉センターやますそで運動の一環として「社会を明るくする地域づくり大会」を開き、一般の人への理解を広げていきたいとしています。
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高遠城址公園 桜を1本ずつ管理へ
伊那市は高遠城址公園のサクラ1本毎の場所や生育状況を調査し10年、20年先を見据えた保護育成計画を今年度策定します。
高遠遠城址公園にあるおよそ1,500本のタカトウコヒガンザクラには、番号札が付けられています。
伊那市ではこの番号を基に、平成28年度から2年かけGPSで場所を測定し、日照条件や土壌、桜の葉の付き具合など30項目を調査しました。
調査を行ったのは、平成11年から18年間、高遠城址公園の桜守をしていた稲辺謙次郎さんです。
伊那市では、調査したデータを整理しエリア毎に桜の生育や樹齢などを分析しています。
1本ずつ生育状況を調査する事で、市の担当者が桜守と共通の認識を持って管理できるようになると言います。
また、今回のデータを基に10年、20年後には長期的な視野で検証が行えると言います。
伊那市では今年度中に保護育成計画を策定することにしています。 -
農業の発展に貢献 知事表彰を報告
地域の農業の発展に功績があったとして、伊那市の美和土地改良区の北原幸彦理事長と、農事組合法人「山室」が知事表彰を受賞しました。
15日は伊那市長谷の美和土地改良区の北原理事長と、伊那市高遠町の農事組合法人「山室」の初代組合長の伊藤忠彦さんらが伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に受賞の報告をしました。
北原さんは、20年以上土地改良区の役員を務め、用水路の維持管理に尽力しました。
農事組合法人「山室」は、平成17年に設立されました。
遊休荒廃地を出さないよう、22ヘクタールの農地で酒米や、麦などを栽培しています。
白鳥市長は「農業は地域を守る基盤となっている。今後も、地域が一体となり、農地を守って下さい」と話していました。 -
長谷鍼灸治療所 閉所検討へ
伊那市は長谷鍼灸治療所を閉所する方向で検討を進めています。
これは15日開かれた市議会6月定例会で白鳥孝市長が議員の質問に対し答えたものです。
白鳥市長は「最終決定ではない」としながらも「閉所の方向で動きたい」と答えていました。
長谷鍼灸治療所は平成16年に旧長谷村が村営で開所し、合併後も市営として運営してきました。
伊那市では毎年赤字が続いている事や、市内に同様な鍼灸所が20業者ある事などから閉所の検討を進めています。
平成29年度の利用者数は1,331人で、収支は470万円の赤字でした。
伊那市では、次回開かれる長谷地域協議会で意見を聴き、検討を進めたいとしています。
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花の束を無料配布
伊那市振興公社は地域に花と緑を増やしていこうと伊那市民を対象に15日、花の束を無料で配りました。
会場となった伊那市防災コミュニティセンターには約40人が列を作り花の束を受け取っていました。
配られたのはサルビア、マリーゴールド、日々草を束にしたもので500束用意されました。
公社では「今つぼみのものが多いので花を長く楽しんでもらえるのではないか」と話していました。
無料配布は16日も伊那市防災コミュニティセンターで午後2時から行われます。
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北沢峠までの全線で運行
伊那市長谷の南アルプス林道バスの北沢峠までの全線運行が15日から始まりました。
始発の午前8時5分のバスには26人が乗車しました。
林道バスは4月からの運行を予定していましが土砂崩落の影響で今月12日に歌宿までの運行が始まりました。
出発の仙流荘前から北沢峠までは約1時間で標高は2,032メートルです。
午前10時頃には雨が降り出し登山者にとってはあいにくの天気となりました。
北沢峠にある山小屋、こもれび山荘です。
こもれび山荘ではスタッフが宿泊客の受け入れの準備を行っていました。
今シーズンは4月25日に営業を始めましたが、林道の土砂崩落でバスの運行が延期されたことからこれまでの利用者は例年の10分の1の30人ほどにとどまっているということです。
南アルプス林道バスの運行は11月15日までを予定していて仙流荘前から北沢峠までの運賃は片道1,130円となっています。
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箕輪北小 たねだんごづくり
箕輪町の箕輪北小学校の児童は、土で作っただんごに花の種と肥料を混ぜて植える花壇づくりを、14日に行いました。
よく練った土を直径3センチほどのだんご状にします。
この日は箕輪北小の2年1組の児童36人がたねだんごを作りました。
これは、たねだんごプロジェクトとして全国各地でこの手法による花壇づくりを紹介している日本家庭園芸普及協会が行ったもので、協会の会員などが講師をつとめました。
2011年の東日本大震災をきっかけに花と緑の復興支援活動として始まり、長野県では今年初めて小学校を対象に行われました。
こどもたちは、団子の中に肥料を入れると、最後に10種類の種をつけていました。
完成しただんごは中庭の花壇に植えました。
来月上旬にマリーゴールドが咲き始め、順にヒャクニチソウやセンニチソウなどが咲き、最後に8月下旬にはコスモスが咲くという事です。 -
VC長野 新コーチが就任
南箕輪村を拠点に活動するバレーボールチーム、VC長野トライデンツのコーチに、元イラン代表選手で全日本男子のコーチを務めたアーマツ・マサジェディさんが6月1日付けで就任しました。
14日、アーマツコーチが笹川星哉監督と南箕輪村役場を訪れ、唐木一直村長に就任の挨拶をしました。
元イラン代表選手で、2016年のリオオリンピックでは日本代表のコーチを務めました。
6月1日付けでVC長野のコーチに就任し、すでに選手たちに指導しているという事です。
アーマツさんは就任の理由について、ゼロから作り上げたチームをトップレベルにしていく事に魅力を感じたという事です。
笹川監督は、来シーズンから監督をアーマツコーチに引き継ぐという事です。
20日には、新コーチ就任の記者会見が予定されています。㎡と -
白鳥市長「ハナモモ街道」伊那に延伸
伊那市の白鳥孝市長は、箕輪町から県道与地辰野線沿いに続くハナモモの街道を伊那市西箕輪まで延伸したい考えを示しました。
これは14日に開かれた伊那市議会一般質問で議員の質問に答えたものです。
箕輪町の県道与地辰野線は「信州みのわ花街道」と呼ばれ、富田から長田までの3.5キロに6種類およそ500本の花桃が植えられています。
白鳥市長は、「注目されている街道であり、花桃を購入して植樹し、県とも相談し街道を伊那まで延伸したい」との考えを示しました。
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南箕輪中1年観光資源を学ぶ
南箕輪中学校の1年生は、村の観光資源について学び、発信する総合学習に取り組んでいます。
14日は、1年生167人が、村役場の職員と、地域おこし協力隊の隊員2人から村の魅力や観光資源について話を聞きました。
村職員の真瀬垣まり子さんは、村最大の観光地である大芝高原には年間60万人が訪れていて、県内で38位の集客数だと説明しました。
真瀬垣さんは、「光を観ると書いて観光と言います。皆さんそれぞれが村の光を見つけて下さい」と呼びかけました。
話を聞いた後各クラスに戻り、ワークシート作成にとりくみました。
村の魅力を8つあげ、その8つについてさらに詳しく考えるというものです。
生徒たちは、自然、農業、伝統行事などと書き込んでいました。
また、近くの友達と情報を共有しながら村の魅力について考えていました。
南箕輪中学校1年生は、ワークシートを元に取り組むテーマを決め、7月に村内で調査を行います。その後、個々に新聞の形にまとめを行い9月下旬の文化祭で発表するとしています。
完成した新聞は、修学旅行で訪れた先で配布することも計画していきたいということです。
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JA上伊那 初心者対象の農業機械講習会
JA上伊那は、農業機械を安全に使用するための初心者講習会を、14日、伊那市西箕輪のJA菜園で開きました。
14日は、午前と午後の2回に分けて講習会が開かれ、合わせて31人が参加しました。
午前の部には、17人が参加し、トラクターや草刈り機などを操作しました。
この講習会は、JA上伊那が毎年開いていて今年で4年目です。
これまでは女性向けや、定年退職後に就農した人などを対象にして開いてきましたが、今年は広く初心者全般を受け入れました。
参加者は、JAの職員から指導を受けながら用意された農業機械を体験していました。
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学校の渡り廊下で子育て
南箕輪村の南箕輪中学校の校舎と体育館を結ぶ渡り廊下では、ツバメが子育てに励んでいます。
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中央道で車全焼 運転席から遺体
13日午後11時50分頃、伊那市西春近の中央自動車道で走行中の車が全焼し、運転席から1人が遺体で発見されました。
長野県警高速道路交通警察隊によりますと、きのう午後11時50分頃、伊那市西春近の中央道下り線で、走行中の乗用車から火が出ていると警察に通報がありました。
車は全焼し、運転席から1人が遺体で発見されました。
遺体の損傷が激しく、性別や身元はわかっていません。
現場は伊那インターから南に10キロほど南、中央道宮田バス停の近くです。
この影響で中央道下り線は伊那インターチェンジと駒ヶ根インターチェンジの間が午前5時過ぎまで通行止めとなりました。 -
防災コミュニティセンター自主講座始まる
今年4月に開館した伊那市防災コミュニティセンターで、市の自主講座が、11日から始まりました。
11日は、かっさと呼ばれるセルフマッサージの講座が開かれ、8人が参加しました。
かっさは、専用の石を使って肌を擦り、リンパや血液の流れを活性化することで、肩こりやむくみの解消に効果があるとされる中国の民間療法です。
中川村在住で、かっさや耳つぼマッサージの教室を開いている宮澤綾さんが講師を務めました。
宮澤さんは、「耳には120のツボがあり、全身の悩みを解消できます」と話していました。
他にも、頭皮や首まわり、腕のマッサージ方法を紹介していました。
この講座は、7月と9月にも開かれます。
受付窓口となっている伊那市総合型地域スポーツクラブでは、年間36の講座を予定していて、随時参加者を募集しています。
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入笠牧場で牛の放牧
夏の間、牛たちが涼しい環境の中で足腰を鍛えてもらおうと、伊那市高遠町の入笠牧場で牛の放牧が13日、行われました。
今日は、上伊那と諏訪地域の畜産農家が所有する14頭が放牧されました。
放牧は、牛の初めての出産を迎える雌牛の足腰を鍛えるとともに、畜産農家の夏場の労務軽減などを目的に毎年6月上旬に行われています。
1頭ずつ体重を測り衛生状態を検査しました。
今年は全部で30頭ほどを放牧する予定で10月中旬まで入笠牧場で過ごします。
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思沢川でホタル舞う
伊那市御園の思沢川では、ホタルが舞い始め訪れた人たちを楽しませています。
夜になると地域住民でつくる思沢川にホタルを育てる会のメンバーが手作りの灯篭に火を灯します。
午後8時過ぎになるとホタルが舞い始めます。
12日は、家族連れなどが訪れ暗闇に舞うホタルが放つ光を楽しんでいました。
今年は、例年より1週間ほど早く5日頃から舞い始めたということです。
6月下旬までホタルを楽しめるということで会では「多くの人に足を運んでほしい」と話していました。
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架空請求詐欺防ぎ感謝状
伊那警察署は、架空請求詐欺を未然に防いだとして南箕輪村のファミリーマート南箕輪大泉店に、感謝状を13日、贈りました。
13日は、伊那警察署の駒村公孝署長が店舗を訪れファミリーマート南箕輪大泉店に感謝状が贈られました。
先月11日に伊那市在住の70代女性が21万円分の電子マネーを購入したいと来店しました。
その時対応したパート従業員の橋爪明日香さんが金額が高額だったため不審に感じ、相談を受けたマネージャーの中島雅文さんが伊那署に通報したものです。
伊那警察署によりますと今年1月から5月末までに届け出があった特殊詐欺被害は2件で、被害額はおよそ360万円となっています。
伊那署では、「メールや電話などで身に覚えのない請求があったら、まずは警察に相談してほしい」と呼び掛けています。
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伊那市地域おこし協力隊に松井さん任命
伊那市の地域おこし協力隊に、新たに神奈川県出身の松井伸一郎さんが任命されました。
今後は、長谷で農産加工品の開発などに取り組みます。
4日は、任命式が市役所で行われ、白鳥孝市長が委嘱書を手渡しました。
松井さんは、神奈川県川崎市出身の32歳です。
大学卒業後、首都圏の大手スーパーマーケットで青果担当として働いていました。
子どもの頃から農作物を育てることが好きで、生産者により近い仕事がしたいと考えるようになり、応募したということです。
今後は、長谷市野瀬の農産物加工施設「気の里工房」を拠点に、地域の特産品「天菜漬」の生産や加工品の販路拡大に取り組みます。
白鳥市長は、「行政にない柔軟な発想で取り組んでほしい」と活躍を期待していました。
任期は、最長で3年間です。
なお、市の地域おこし協力隊員は、松井さんを含め8人となっています。
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伊那市観光㈱社長「早期に民間から」
伊那市の白鳥孝市長は13日に開かれた市議会一般質問で、自身が兼務している伊那市観光株式会社の社長職について「早期に民間から適任者を探したい」との考えを改めて示しました。
市議会一般質問で議員の質問に答えたものです。
伊那市観光が運営する塩見小屋元管理人の契約解除をめぐる問題で、市議会は今年2月「伊那市観光㈱の社長や伊那市観光協会の会長を市長が兼任する体制は解消するべきだ」との申し入れを行っています。
白鳥市長は「全てが民間感覚だと各施設を閉鎖するという事にもなりかねない。旧高遠町・長谷村との合併の経過もあるので、福利厚生的な事も継承できる人を早期に民間からみつけたい」と話していました。
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下小沢あかりの会 五平餅で住民交流
伊那市小沢の住民でつくる下小沢あかりの会は、毎年恒例の「五平餅を作って楽しむ会」を、13日に開きました。
地元で採れた米に会員が手作りした味噌をのせた五平餅がテーブルに並びました。
小沢地域交流センターには、地域住民26人が集まりました。
下小沢あかりの会は、住民同士の交流の場をつくろうと平成20年に発足し、今年で10年になります。
昔はどの家庭でも田植えが一段落したこの時期に、米に感謝し今年の豊作を祈りながら五平餅を作って食べていたという事です。
きょうは、五平餅のほかに漬物などをそれぞれ持ち寄り、会話を楽しみながら味わっていました。
下小沢あかりの会では、秋にそばやおやきなどを作って楽しむ会を計画しているという事です。 -
ブランディング確立へ 観光学ぶ
南信地域のアウトドア事業者などが連携する「南信州アウトドア協議会」の、観光戦略について学ぶ講演会が12日、伊那市防災コミュニティセンターで開かれました。
北海道で自転車を活用した観光「サイクリングツーリズム」を推進する高橋幸博さんが講師を務めました。
高橋さんは「ほかの地域と似たコンテンツではなく、輪郭がはっきりした南信州ならではの観光のセールスポイントを認識することが大切です」と話しました。
高橋さんは「自分達の置かれている状況をきちんと認識した上で、明確なターゲットを決めて事業を進めていってほしい」と出席に呼びかけていました。
南信州アウトドア協議会は、南信地域の豊かな自然を活用したアウトドア事業者が、情報交換や連携したイベントの企画などをしていこうと、去年6月に発足しました。
木下啓会長は「ひとりでできなかった事が大勢でやることにより変わってくる。最終的には地域を元気にできるような活動ができればうれしい」と話していました。
会員や市町村、観光協会の職員などおよそ20人が出席し、高橋さんの話に耳を傾けていました。 -
伊那市中央の医院で重傷労災事故
11日午前10時15分頃、伊那市中央の医院内で設備撤去作業中の30代の男性がX線装置の下敷きになる労災事故がありました。
この事故で男性は腰の骨を折る大けがです。
伊那警察署の発表によりますと、大けがを負ったのは、大阪府の会社役員・宮川真英さん39歳です。
宮川さんが、医院内の設備撤去作業中に倒れてきたX線装置の下敷きになったものです。
宮川さんは腰の骨を折る重傷となっています。
伊那署では、詳しい原因について調べを進めています。 -
南ア林道開通 バス運行開始
今年3月の南アルプス林道沿いの斜面の土砂崩落で、運行を見合わせていた林道バスが、12日から運行を開始しました。
この日の始発の便には、開通を待っていた登山客が乗り込んでいました。
富山県から訪れた登山客は「毎年この時期に来て南アルプスに登るのが恒例になっている。ようやく開通になったと聞いて急いで来た」と話していました。
南ア林道では今年3月に土砂崩落があり、およそ60メートルに渡って道路が塞がれました。
4月中旬から復旧作業を行い、今月になって復旧がほぼ完了したことから開通となりました。
例年4月から運行を始める林道バスも、開通を待っての運行開始となりました。
この日は、関係者が仙流荘前のバス停に集まり、テープカットなどで運行開始を祝いました。
白鳥孝市長は「夏山シーズン前に間に合って良かった。3,000メートル級の山頂のすぐ下までバスが行くので多くの人に利用してもらいたい」と話していました。
12日から標高1,680メートルの歌宿まで、15日からは標高2,032メートルの北沢峠までの区間が運行開始となります。
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父の日を前に親子でイスをDIY
17日の父の日を前に、親子でイスを作るDIY講座が、南箕輪村公民館で、9日に開かれました。
講座には村内の親子7組13人が参加しました。
DIYの初心者でも簡単にできるようにと、ホームセンターなどで販売されている木材を使い、ネジを使って組み立てました。
村公民館では、親子で触れ合いながら作業する時間を大切にするとともに、手作りの魅力を感じてもらいたいと話していました。
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消防隊員 県大会に向けて訓練
上伊那広域消防本部の隊員は、16日に長野市の県消防学校で開かれる第37回消防救助技術大会に向けて訓練に励んでいます。
12日は、2種目に出場する6人が箕輪消防署で訓練を行いました。
出場する種目は、水平に張られた20メートルのロープを往復する「ロープブリッジ渡過」と、ロープを渡り、取り残された人を救出する「ロープブリッジ救出」です。
より速いタイムが求められると同時に、ミスをすると減点されるため集中力が必要となります。
田畑公徳消防長は「繰り返し訓練をすることで体力も技術力も高まる。的確さとタイムに期待している」と激励しました。
上伊那広域消防本部の隊員が出場する第37回消防救助技術大会は、16日(土)に長野市の県消防学校で開かれます。