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ゴールボール日本代表 安達さん講演
視覚障害者向けの団体スポーツゴールボールの日本代表選手でロンドンパラリンピック金メダリストの安達阿記子さんの講演会が、28日に箕輪町文化センターで開かれました。 福岡県出身の安達さんは、14歳の時に目の病気で右目が見えにくくなり、19歳で両目共に不自由になりました。 ゴールボールとの出会いは、23歳の時でした。 ゴールボールは、1チーム3人の団体競技で、鈴が入ったバスケットボールほどの大きさの球を転がして相手のゴールに入れるものです。 初めて出場した平成20年の北京パラリンピックでは8チーム中7位に終わりましたが、平成24年のロンドンパラリンピックでは、金メダルを獲得しました。 講演で安達さんは、競技を始めた当時のことについて「簡単にできると思っていたが、やってみると動くこともできなかった」と話しました。 講演会では、参加者がゴールボールを体験しました。 ある女性は、「音だけが頼りなので、鈴の音が近づいてくるとドキドキしました」と話していました。 講演会は、町教育委員会と町人権尊重のまちづくり審議会が開いたもので、およそ150人が安達さんの話に耳を傾けていました。
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ドローンスクール開校
活用が広がっている小型無人機ドローンの知識や操作などを学ぶドローンスクール信州伊那校が、伊那市長谷で29日、開校しました。 ドローンスクールは、操縦技術者や資格取得者を養成しようと南信地域では初めての開校となります。 岡谷市や飯島町など南信地域から4人が受講しました。 29日は、デモフライトを見学したり、機体の構造や法律など基本的な知識を学びました。 伊那校の代表講師を務めるのは伊那市手良の蟹澤幸一さんです。 蟹澤さんはJUIDAに加盟するドローンスクールの講習を修了し、去年10月に講師として認定されました。 JUIDAは、ドローンの安全利用を進める企業や研究者でつくる組織で、国土交通省にも管理団体として認定されています。 空撮などで使われるドローンは、GPSや様々なセンサーなどにより安定して飛行できる機体が多くを占めますが、反面、事故の9割は、人による操縦ミスと言われています。 ドローンスクールは、2月2日まで5回行われることになっていて、30日から本格的にドローンを操縦することになっています。 受講者は、無人航空操縦技能資格を取得することができます。
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伊那市空家等対策計画案 市が示す
伊那市は、人口減少などにより増加傾向にある空き家の活用と生活環境を確保するための「伊那市空家等対策計画案」を、29日市議会に示しました。 今後は、市民から広く意見を聞き3月中にまとめる方針です。 伊那市議会全員協議会が、29日市役所で開かれ、市が計画案について説明しました。 計画案では、立ち入り調査などにより倒壊の恐れがある建物を市長が特定空家として認定すします。 認定された建物のうち適切な管理が必要と判断されたものは、勧告・命令を行い、それでも改善されない場合は行政代執行するものです。 所有者が分からないものに関しては、略式代執行を行います。 空き家の基準となるモデルが必要なのではという議員の意見に対し、市は「ガイドラインを設けたい」と話していました。 今後は、市民から意見を聞き3月中にまとめるとしています。
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日本人孤児と中国人養父母に関する展示
終戦後中国東北部 旧満州に取り残された日本人孤児とその子ども達を育てた中国人養父母に関する展示が、29日から伊那市役所で始まりました。 会場には、中国人養父母がどのような思いで孤児を引き取り育ててきたのかについてまとめたパネルなど26枚が展示されています。 日本人孤児は、第二次世界大戦が終結した1945年に日本人が中国から撤退した際、現地に残されその後中国人に育てられたものです。 展示は、中国で養父母の支援活動をしている団体が作成したパネルを満蒙開拓平和祈念館が借り受け、長野県日中友好協会が県内各地で開いているものです。 展示を見ていたある女性は、「本当の愛とはなんなのかを考えさせられた」と話していました。 展示は2月2日金曜日まで伊那市役所1階ロビーで開かれています。 30日は、「満蒙開拓と中国養父母」と題した講演会が、午後2時から1階多目的ホールで開かれます。
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童謡や唱歌を楽しむ会
童謡や唱歌を楽しむ会が伊那市東春近の春近郷ふれ愛館で29日、開かれました。 童謡や唱歌を楽しむ会は、平成15年度から始まった東春近公民館の講座です。 講座では参加者が毎回、歌いたい曲を歌っています。 29日は、18人が参加し季節の童謡や唱歌を歌いました。
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天然スケートリンクで氷上運動会
漬物用の重石をカーリングの石にみたてて得点を競う氷上運動会が伊那市の伊那西スケート場で28日開かれました。 これは、スケート場を利用し冬のスポーツを楽しんでもらおうと伊那市体育協会スケート部が開いたもので今年で10回目です。 今年は、市内のスポーツ少年団やその保護者など14チームが参加しました。 競技は、1チーム4人で6メートル又は、10メートル先にある円をめがけ漬物用の重石を滑らせます。 円の中心に近いほど得点が高く、6つのコースを回りチームの合計点で順位を決めます。 目隠しをして投げたり、コースの途中がヘコミすり鉢状になっている場所もあります。 今朝の最低気温はマイナス10.2度と厳しい寒さとなりましたが、参加者は氷の上で競技を楽しんでいました。 結果は小学生の部は手良スポ少Aが、一般の部は手良スポ少Fが優勝しました。
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寄付マルシェのシンボルマークとキャッチコピー表彰式
賛同する企業から買い物をすると赤い羽根共同募金に寄付される仕組み「伊那市寄付マルシェ」を盛り上げようと、伊那市社会福祉協議会が募集していたシンボルマークとキャッチコピーが決定し、28日表彰式が行われました。 シンボルマークには、敬愛幼稚園年長の熊澤 眞秀(まほ)さんの作品が最優秀賞に選ばれました。 虹とハートが書かれた作品で、色合いや親しみやすさが評価されました。 キャッチコピーには、伊那北小学校4年生の馬場(ばば) 大和(ひろかず)君の作品が最優秀賞に選ばれました。 作品は、「わたしたちのまちやさしいな」で、シンプルで伊那らしさが出ている点が評価されました。 表彰式では、優秀賞や佳作の入賞者も表彰されました。 シンボルマークとキャッチコピーは、伊那市寄付マルシェをさらに盛り上げていこうと、伊那市在住・在学の園児から大学生までを対象に作品を募集していました。 シンボルマークには57点、キャチコピーには30点の応募がありました。 シンボルマークとキャッチコピーは、今後寄付付き商品のPRに役立てられます。
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まちなかJapan+演奏会
東京を中心に活動する若手邦楽演奏家のグループ「まちなかJapan」の初めての地方演奏会が、28日、伊那市のいなっせで開かれました。 まちなかJapanは、舞台から飛び出して不特定多数の人たちに邦楽に親しんでもらおうと活動している若手グループです。 今回は、地元の邦楽演奏家も加わり、まちなかJapan(じゃぱん)+(ぷらす)として演奏会を開きました。 正派副家元の中島 一子さんは、「伊那と新宿は友好都市であり、その絆を深めながら東京オリンピックにむけて盛り上げていきたい」と話していました。
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伊那地域 真冬日ならずも厳しい寒さは続く
27日の伊那地域の最高気温は1.8度と真冬日とはなりませんでしたが厳しい寒さは続いています。 27日の伊那地域の最低気温は平年より3度ほど低い-10.2度でした。 長野地方気象台によりますと厳しい冷え込みは28日にかけても続く見通しで道路や水道管の凍結に注意するよう呼びかけています。
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上伊那教育会郷土研究部 1年間の研究成果を発表
上伊那教育会の郷土研究部が行っている地域の自然や歴史の研究成果について報告する年に1度の研究発表会が伊那市のいなっせで27日に開かれました。 自然の部と人文の部にわかれ、この1年の研究の成果を発表しました。 このうち箕輪西小学校の宮澤良友教諭は、郷土研究部の野鳥班が20年間毎月1回行ってきた、天竜川でのサギとカモの出現状況について発表しました。 調査の結果、2003年以降毎年観察されるダイサギは2014年以降繁殖が確認され、今後も個体数を増やしていくのではないかという事です。 またカモ類では、川に潜って魚を食べる潜水性の種類が増加傾向にあり「天竜川の魚類への影響が心配される」と話していました。 上伊那教育会では、上伊那誌自然篇の改訂増補版の刊行を予定しています。 この日発表された内容も盛り込まれるほか、本に掲載しきれなかった詳しい資料はウェブ版としてデータ配信する計画です。 改訂増補版は6月末までに上伊那の小中学校や高校、図書館などに無料で配布され、希望者には有料でも配布されます。1冊4,500円で、2月末まで伊那市創造館内の郷土研究室で申し込みを受け付けています。
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箕輪町で上伊那ブロックボランティア交流研究集会
上伊那のボランティア団体や福祉関係者が集まり情報交換や研修を行う、上伊那ブロックボランティア交流研究集会が箕輪町文化センターで27日に開かれました。 午前の部では、伊那市出身でNPO法人日本ボランティアコーディネーター協会代表の唐木理恵子さんが講演しました。 最初にボランティアだと思う事に丸を付けるミニワークを行いました。大雪が降ったので隣の高齢者宅の雪かきをしてあげた、駅で迷っている視覚障害者を出口まで案内した、息子のサッカーチームに頼まれてコーチをしているなど、10の事例が紹介され、参加者が丸をつけました。 唐木さんは、例としてあげたものは全てボランティアである事を説明し、「組織に所属していなかったり正式にお願いされていなくても、何か問題や課題を見つけて行動する事は全てボランティアです。気づいた事があればひと声かけて一歩を踏み出す事が大切です」と話していました。 このほか、箕輪町の元保健補導員でつくる「劇団メタボ」が寸劇を披露しました。 災害時の避難所を舞台に一人の主婦が被災者の悩み相談に応じる活動を続け全体の雰囲気がよくなっていくというストーリーです。 交流研究集会は、上伊那8市町村の社協などが開いたもので、会場には約300人が集まりました。
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東西春近交流 子ども凧揚げ大会
天竜川をはさんだ伊那市の西春近と東春近の交流の機会にしようと、春近子ども凧揚げ大会が27日、天竜川河川敷で初めて開かれました。 大会には、西春近と東春近の小学生およそ60人と地域住民、あわせて150人が参加しました。 子どもたちは、自由に絵や文字を書いた凧を持ち寄り、凧あげを楽しみました。 このイベントは、伊那市商工会や西春近青少年育成会などで作る実行委員会が初めて企画しました。 西春近と東春近は、かつて両区の境にかかる旧殿島橋の上で綱引きで陣地を取り合う「春近どんぴちゃ祭り」を行っていましたが、平成18年豪雨で橋が崩れてからは両区での祭りは途絶えていました。 今回交流を復活させようと、それぞれの小学校に声をかけ、初めて企画されました。 また、天竜川河川敷は、地域住民が毎年環境整備を行っていて、有効活用につなげようという狙いもあります。 実行委員会では大会を盛り上げようと「西春近」「東春近」と書かれた縦1メートル30センチ、横1メートルほどの大凧を用意しました。 風が弱くなかなか飛びませんでしたが、最後には勢いよく大空に舞っていました。 大会では、ドローンを使って記念撮影をしました。 今後は、どんど焼きも開催するなど、活動を広げていきたいとしています。
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高校生が高遠城址公園の危険か所などを報告
伊那市高遠町の高遠高校福祉コースの2年生は、高遠城址公園を訪れる高齢者や障害者のために段差や危険か所位置などを示したマップを制作しています。 26日は、これまでの調査結果を伊那市の職員に報告しました。 26日は、福祉コースの宮川拓己さんと小沢菜々さんが高遠町総合支所を訪れ、有賀明広総合支所長らに調査結果をもとに改良が必要な場所を報告しました。 生徒たちは、高遠城址公園を訪れるお年寄りや障害者に安心して桜を楽しんでもらえるよう福祉マップを制作しています。 去年の春から秋にかけ、弱視ゴーグルや車いすを使って園内を調査してきました。 生徒は「大型バス専用駐車場は舗装をしていないので、車いすでの通行が難しい」「本丸付近では段差が見えにくい場所にあるので注意が必要だ」などと報告していました。 有賀総合支所長は「高遠城址公園は国の史跡に指定されていて、修繕が難しい。そういった場所はボランティアとして関わっていただければありがたい」と話していました。 福祉マップは来年度中の完成を目指すということです。
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伊那北高校理数科 課題研究発表会
伊那市の伊那北高校理数科の課題研究発表会が27日、同窓会館で開かれました。 発表会では、2年生が8つのグループに分かれ、1年間の研究の成果を発表しました。 このうち、地学班は高校のテニスコートの表面の砂の性質を調べました。 研究では、テニスコートの滑りやすさは砂の形と関係があり、より丸い方が滑りやすいということがわかりました。 生徒は「コートの砂は、6割が砂岩・軽石・火山岩といった丸く割れやすい岩石で構成されているため、伊那北高校のテニスコートは滑りやすい性質ということがわかった」と話していました。 今井秀幸校長は「この学びを、理数科だけでなく将来的には伊那北高校全般に広げていきたい」と話していました。 会場には、生徒や保護者、入学を希望する中学生などおよそ200人が訪れ、発表に耳を傾けていました。
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ねんりんピック入賞者表彰
2017年12月駒ケ根市で開かれた信州ねんりんピックの「長野県高齢者作品展」で、上伊那からは17人が入賞しました。 26日は伊那市の伊那合同庁舎で賞状授与式が行われました。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内では5人が入賞しました。 彫刻の部では、伊那市の宮脇智明さんが長野県知事賞を受賞しました。 手工芸の部では伊那市の保科文夫さんが長野県長寿社会開発センター理事長賞、南箕輪村の堀喜夫さんが長野県共同募金会会長賞、伊那市の野澤伊代子さんが奨励賞を受賞しました。 写真の部では伊那市の鹿野茂子さんが奨励賞を受賞しました。 彫刻の部で長野県知事賞を受賞した宮脇さんは、「今回の受賞を励みに、気合を入れてこれからも彫り続けたいです」と話していました。 信州ねんりんピックの高齢者作品展には、全県から257点の作品が出展されました。
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この冬一番の冷え込み
26日朝の伊那地域の最低気温はマイナス10.6度と、この冬一番の寒さとなりました。 この寒さは強い寒気と冬型の気圧配置の影響で27日まで続くということです。 朝、JR伊那市駅前ではマフラーを首にまいたり帽子をかぶったりして職場や学校に向かう人の姿がありました。
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文化財防火デー 高遠閣で火災訓練
1月26日は文化財防火デーです。 伊那市教育委員会は、国の登録有形文化財の高遠閣で火災訓練を行いました。 訓練には、伊那市や高遠城址公園を管理する伊那市振興公社の職員など15人が参加しました。 訓練は、高遠閣の調理室から火が出て建物に燃え広がる恐れがあるとの想定で行われました。 火災が発生したことを消防署に通報すると、来館者役の職員を安全な場所に誘導していました。 文化財防火デーは、世界最古の木造建造物である奈良県の法隆寺金堂で昭和24年1月26日に火災が発生したのを契機に制定されました。 教育委員会では、高遠消防署と協力し高遠町の寺院などで訓練を毎年行っています。 消火栓を使った訓練では、「長い間使われていない場合、小石やサビが出る可能性があるのでホースをつなげる前に水を出すこと」などとアドバイスを受けながら、火災発見から消火までの一連の手順を教わっていました。 高遠消防署の武井修署長は「日ごろから火事にならないよう、予防消防に努めてほしいです」と話していました。 教育委員会では、火災に限らず不足の事態に対応できるよう今後も様々な訓練を行っていきたいとしています。
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南箕輪村ふるさと納税初の1億円超え
南箕輪村のふるさと納税の寄付金額が今年度初めて1億円を超えました。 南箕輪村役場で26日、村議会臨時会が開かれふるさと納税の寄付金2,700万円を追加する補正予算案が可決されました。 村によりますと返礼品では南箕輪村特産の米「風の村米だより」が人気だということです。 去年4月から12月までの寄付金は1億3,100万円で件数は1万1,253件でした。 これは昨年度の実績のおよそ5倍となり村では今年度、総額で1億4,000万円ほどを見込んでいます。 臨時会ではほかに福祉灯油券交付に関する補正予算案が可決されました。 福祉灯油券の交付は高齢者世帯などの経済的負担を軽減するためのもので事業費は300万円です。 村の基準により灯油1リットルあたり85円を超えた場合に交付されるもので1世帯7,500円分、対象は400世帯となっています。
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景気は回復傾向もあと一歩
アルプス中央信用金庫は取引のある企業の今年の経営見通し特別調査を行いました。 上伊那の景気についてあるしんでは回復傾向にあるもののあと一歩としています。 調査は取引のある202社を対象に行われました。 このうち今年の日本の景気見通しについて「良い」と回答したのはおよそ30%、「悪い」は19%、普通が50%でした。 平成16年から始まった調査で「良い」が「悪い」を上回ったのは今回が初めてだということです。 一方自社については「良い」が18%、「悪い」が23%、「普通」が58%でした。 「良い」から「悪い」を引いたポイントはマイナス4.6で1年前のマイナス29.1ポイントから改善しています。 これらからアルプス中央信用金庫では上伊那地域の景気について回復傾向にはあるもののあと一歩としています。
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まちなかJapan+コンサート28日に
東京で活動する若手の箏や尺八演奏家と地元で活動するグループによる「まちなかJapan+のコンサートが、今月28日に伊那市のいなっせで開かれます。 23日は、コンサートに向けた練習が伊那市内で行われました。 まちなかJapanは、東京を中心に活動する若手演奏家で集まるグループです。 指導には正派邦楽会、副家元の中島一子さんがあたっています。 正派邦楽会(ほうがくかい)は、全国に11支部あり、およそ1万8千人の会員がいるということです。 中島さんは、伊那市でも月に一度、教室を開いていて、今回は伊那の教室のメンバーが中心となりコンサートを計画しました。 当日は、3人の若手演奏家を招き合同演奏などを予定しています。 箏や尺八の独奏、童謡や唱歌の演奏の他、昔話をスライドに映しての演奏も企画しています。 まちなかJapan+のコンサートは、今月28日に伊那市のいなっせホールで午後2時から開かれます。 前売り券が2000円、当日券が2500円でいなっせ5階の生涯学習センターで販売しています。
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高校2年生対象 合同企業説明会
上下伊那9校の高校2年生を対象にした地元企業の合同説明会が、25日、伊那市のいなっせで開かれました。 説明会には、上伊那8校と下伊那1校の合わせて9校から高校2年生311人が参加しました。 合同説明会は、これまで、高校が会場でしたが、今回初めて、いなっせで開かれました。 高校生は、全体の説明を受けた後、各階に設けられた企業のブースを訪れ話を聞きました。 企業は19社が参加しました。 人事担当者が、画像などを使って自社製品や経営理念を紹介していました。 高校生は20分ずつ3社から説明を受けました。 伊那公共職業安定所によると、上伊那の今年3月卒業の高校生の11月末現在の就職内定率は、88%で、全県の87.6%と比べても高くなっています。 求人数は611人で前年の同じ時期に比べ84人多く、企業の高校生の採用意欲が高くなっているということです。 ハローワーク伊那では、就職希望者が卒業までに全員就職できるように個別指導などきめ細やかにサポートしていきたいとしています。
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伊那地域最高気温ー0.6度
25日の伊那地域は、午前7時43分にマイナス7.2度を記録しました。 日中の最高気温もマイナス0.6度までしか上がらず、午後4時現在2日連続の真冬日となっています。 長野地方気象台によりますと、最高気温マイナス0.6度は、1年で最も寒い1月下旬から2上旬の気温をさらに下回る寒さだということです。
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第9回 南信一水会展
南信の一水会の出品者の作品が集う第9回南信一水会展が、伊那市のかんてんぱぱホールで25日から始まりました。 会場には、15人が出品した作品が並んでいます。100号の大作は26点あります。 一水会は、昭和12年に東京で始まった展覧会で、南信一水会はその南信の出品者で組織しています。 去年までは上伊那を中心とする一水十日会として活動していましたが、南信地域で統合し今回、展示会を開きました。 大作は去年9月の展覧会に出品したものと、今年出品するものの2点を展示している人も多くいます。 去年のものは完成していますが、今年のものは制作途中です。 関係者は、「絵の好きな人から感想を聞くと、制作のヒントになるので見た感想を聞かせてほしい」と話していました。 また、チャリティコーナーも設けられています。 実費を除いて日本赤十字社に寄付するもので会場には、赤十字から感謝を込めて贈られた盾もあります。 南信一水会の展示会は、2月7日まで伊那市のかんてぱぱホールで開かれています。
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雪で路面凍結スリップ・強風でトタン屋根がめくれる
22日の夜から降った雪の影響で路面が凍結し、伊那警察署管内では22日午後6時から23日午前10時までに、5件のスリップ事故が発生しています。 伊那警察署によりますと、いずれも物損事故で、けが人はいないということです。 今後も朝晩の冷え込みが予想されていて、伊那署では「走行中は車間距離をあけてスピードを出さず、時間に余裕をもった運転を心がけてほしい。」と話していました。
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箕輪町 生産年齢の女性の人口増に取り組む
箕輪町の白鳥政徳町長は、25日開かれた定例記者会見で、15歳から64歳までの生産年齢の女性の人口増に取り組みたいとの考えを示しました。 白鳥町長は、開かれた会見で「真剣に取り組まなければならない時期」と話していました。 箕輪町によりますと1月1日現在、町の人口は25,000人で、去年より81人減少しました。 15歳から64歳までの生産年齢の男性は15人増加しているのに対し、女性は100人減少しています。 進学などで町を離れた人が卒業後に町内に就職していないことが減少の要因の一つに考えられるということです。 箕輪町は製造業が産業の中心で、女性とマッチングする職場づくりも課題だということです。 白鳥町長は、来年度の当初予算案に、生産年齢の女性の人口増に向けた施策を盛り込みたいとしています。
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アプリを活用して市街地の活性化
スマートフォン用の市民参加型アプリ「いなまち」を活用して伊那市の中心市街地を活性化しようという取り組みが始まっています。 通り町商店街にあるシェアオフィス・ネイバーシップには24日、高校生や大学生、主婦など15人が集まりアプリについて説明を受けました。 スマートフォン用の情報発信アプリ「irori(イロリ)」を活用した「いなまちアプリ」です。 伊那地域協議会の市街地活性化委員会といなまちアプリ実行委員会が中心となり去年10月から開発を行ってきました。 市民ライターを募り伊那市駅を起点に歩ける範囲のお勧めの街歩きやスポットなどを紹介してもらおうというものです。 いなまちアプリ実行委員会では、「幅広い年齢層の人たちに参加して欲しい」と呼び掛けています。 市民ライターの記事は3月頃から掲載していく計画です。 24日は、スマートフォンやタブレットを使った写真の撮り方講座が開かれ参加者が光の加減や構図、加工の仕方などを学びました。 25日も午前9時30分から、アプリの説明会や市民ライター向けの記事の書き方講座が開かれます。 いなまちアプリは「irori」をダウンロードし「いなまち」と検索するとホーム画面に移りイベント情報や店の情報などを見ることができます。 問い合わせワイルドツリー 0265-96-0438
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全県にインフルエンザ警報 発令
長野県は24日、全県に「インフルエンザ警報」を発令しました。 1月15日から21日まで、県内の1医療機関あたりのインフルエンザ患者数は48.32人で、警報レベルの30人を上回ったとし、警報を発令しました。 県内11の地域のうち、大町を除く10の地域で、警報レベルとなっています。 上伊那の1医療機関あたりの患者数は56.25人で、上田に次いで2番目の多さとなっています。 県では、 石鹸を使って十分な手洗いや、アルコール消毒を行うこと。 乾燥しやすい室内では加湿器などを使い適切な湿度を保つこと。 人混みに出かけることは避けて、やむを得ず出かける場合は必ずマスクを着用するなどの予防を呼びかけています。 また、かかってしまった場合他の人に移さないために、 具合が悪い場合は早めに医療機関を受診すること。 水分を十分に補給し、睡眠をとって休養すること。 咳やくしゃみが出る場合は、必ずマスクを着用することなどを呼びかけています。
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24日から26日 電力の「ピークシフト」の取り組みを呼びかけ
長野県は、24日から26日まで電気の利用が集中する時間帯を避けて暖房器具などを使う「ピークシフト」の取り組みを呼びかけています。 伊那合同庁舎内では、午前8時15分に設定温度20度で暖房が入りました。 県では24日から26日までの3日間、気温が低下し電力需要が高まる午前9時から午前11時の間「ピークシフト」の取り組みを呼びかけています。 取り組み例として、事業所では、電力需要が高まる時間帯を避けて空調や生産設備を稼働させる、使用していない場所の消灯、待機状態の電気設備は電源を切りコンセントから抜く、ウォームビズスタイルの推進などをあげています。 家庭では、電力需要が高まる時間帯の電化製品の使用を避ける、午前9時前に暖房をつけ部屋を暖めておく事を呼びかけています。 県では、再生可能エネルギーの普及を図るためにも電力需要のピークを抑える事が不可欠だとして「ピークシフト」の取り組みをきっかけに生活スタイルの見直しをしてほしいと話していました。
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伊那地域 最高気温0度下回り今季初めての真冬日
24日の伊那地域は日中の最高気温が0度を下回り今季初めての真冬日となりました。 伊那市の西春近北小学校では、校舎北側の日陰を利用して作った天然リンクで1年生がスケートの授業を行っていました。 24日午後4時現在、伊那地域の最高気温は-1.9度で今季初めての真冬日となりました。 長野地方気象台によりますと、この寒さは上空に強い寒気が流れ込んでいるためで真冬日並みの寒さは26日頃まで続くという事です。
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春の高校伊那駅伝 美篶 霞堤防の雪文字でPR
伊那市美篶青島の霞堤防に3月18日の春の高校伊那駅伝をPRする雪文字が24日に書かれました。 雪文字を書いているのは近くに住む矢島信之さんです。 春の高校伊那駅伝をもりあげようと、毎年行っていて今年で5年目になります。 現れた文字は「日本一のEKIDEN3・18」です。 24日朝8時から作業を始め5時間かけて完成させました。 一文字4メートル四方で、積もった雪をかきバーナーでとかして書きました。 矢島さんは25日以降、文字の上に炭をまくという事で4月頃まで見られるということです。