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箕輪町国勢調査員 調査票を紛失
箕輪町で国勢調査にあたっている調査員が3世帯分の調査票を紛失していたことがわかりました。 箕輪町によりますと、紛失したのは、提出用封筒に入った調査票2世帯分と、郵送用封筒に入った調査票1世帯分の3世帯分だということです。 調査員は、70代の男性で、7日に回収した3世帯分の調査票を紛失したことに気づき、調査世帯や調査区内、自宅を探しましたが、書類は見つかりませんでした。 該当する3世帯に対し町の職員と調査員が経過を説明し謝罪したということです。 箕輪町では、134人の調査員に対し、調査書類の取り扱いについて改めて指導を徹底し、再発防止に努めたいとしています。
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年賀ハガキ到着
来年用の年賀ハガキが9日伊那郵便局に到着しました。 販売は、29日から始まります。 午前10時、伊那郵便局にトラックが到着し、局員が手分けで年賀ハガキが入った箱を下ろしていました。 今回伊那郵便局に到着したのは、辰野や箕輪の局の分も含む上伊那28局分で、179万枚です。 このうち伊那郵便局分は、71万8,000枚です。 去年と比べ、管内分で2万6,000枚減りましたが、伊那郵便局分は、9万6,000枚増えました。 図柄は、全国版と絵入りの長野県版があり、ほかにアニメキャラクターのものもあります。 伊那郵便局では、「人口減少やメールの普及で年賀はがきは年々減少傾向だが、1年で一番最初のお届け物として、手書きのはがき文化を残していきたい」と話しています。 年賀はがきの販売は、10月29日から始まります。
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第33回上伊那郡市育樹祭
森林づくりの大切さを理解してもらおうと、第33回上伊那郡市育樹祭が9日、南箕輪村の大芝高原みんなの森で行われました。 育樹祭には、小学生や林業関係者、市町村関係者などおよそ300人が参加しました。 これは、間伐などの作業を通して森林づくりの大切さを理解してもらおうと、毎年上伊那の8市町村が持ち回りで行っています。 南部小学校の6年生は、大芝高原みんなの森に敷き詰められているウッドチップの元となるヒノキの枝を切る作業を行いました。 主催した上伊那地方事務所は、来年6月に長野県を主会場に開催される全国植樹祭に向けて気運を高めていきたいということです。
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西山神社で例祭 園児が幟を奉納
伊那市西箕輪の西山神社の例祭が9日行われ、西箕輪南部保育園の園児が幟を奉納しました。 西山神社では、毎年10月9日に例祭を行っています。 例祭は「幟祭」とも言われ、昭和30年代頃までは神社に続く190段の参道階段の両脇に願い事を書いた幟を立てました。 しかし、近年は幟を立てる人が少なくなっていることから神社では賑わいを復活させようと、去年から西箕輪南部保育園の園児に幟を配りました。 現在幟は200本程立てられていて、参拝者も10本100円で立てられるということです。 また例祭では、神主による榊舞、片扇の舞、両扇の舞、剣の舞の4つの舞が奉納されました。 伊藤光森宮司によりますと、西山神社は五穀豊穣と農民の安全を願い1405年に建てられました。 伊藤宮司は「西山神社は地域の人の宝物。大人になっても大切に守っていってください」と園児に話していました。
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伊澤修二記念音楽祭ポスター原画コンクール表彰式
伊那市が高校生を対象に行った伊澤修二記念音楽祭のポスター原画コンクールの表彰式が6日行われ、入賞者に表彰状が贈られました。 最優秀賞に選ばれたのは、伊那西高校2年の池上美(み)来(らい)さんの作品です。 色にメリハリがあることや、ピアノのななめの線があることで奥に引き込まれるデザインになっていると評価されました。 池上さんの作品はポスターとチラシ、チケットの原画に採用されました。 ポスター原画コンクールは高校生に音楽祭への関心を高めてもらおうと伊那市が行ったもので、市内の高校から14点の応募がありました。 伊澤修二記念音楽祭は31日に行われます。
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信州そば発祥の地伊那 そば振興会発足
信州そば発祥の地伊那をPRしようと、伊那市内のそば店やそば打ち愛好者、生産者の有志が、7日夜、そば振興会を発足させました。 この日は伊那市役所で設立総会が開かれ、そば店の店主や、愛好会の代表など18人が出席しました。 会長には、発起人の一人で高遠そばの会の飯島進さんが選ばれました。 飯島会長は「伊那に来てもらっておいしいそばを食べてもらいたいという気持ちは同じ。そば店、愛好会、生産者が一体となって盛り上げていく会にしていきたい」と挨拶しました。 総会ではほかに、会の名前を、「信州そば発祥の地 伊那 そば振興会」とすることや会則などが決まりました。 5週連続のそばイベントが市内で開催されるなど、官民挙げての取り組みがされる中、 振興会は、「信州そば発祥の地 伊那」のブランドイメージを確立させようと発足しました。 会ではそばの品質向上や、伊那固有の玄そば在来品種の復興などに取り組んでいきたいとしています。 会員からは、「地元産の原材料を確保するのが難しい。流通システムを確立してほしい」「駅前で観光客がそばを食べられるような店があるといい」などの意見が出されていました。 振興会には、そば店や愛好会など、26の店舗や団体が加盟することになっています。 また、総会では、今月18日から始まる5週連続のそばイベントのスタンプラリーについて報告されました。 スタンプを集めると、市内のそば店で飲食すると抽選で5000円分の食事券などが当たります。
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伊那市の魅力フォトコンテスト
伊那商工会議所商業部会で、伊那市の魅力をPRするため、名刺の台紙に掲載する写真を募集し、8日、応募作品の審査会が開かれました。 審査の結果、最優秀賞に選ばれたのは、伊那市中央の黒宮 範明さんの作品「思い出がいっぱい」です。 春の伊那公園に訪れた園児が、記念撮影する様子を映し出しています。 そのほか優秀賞には、高遠町の蜷川靖子さんの作品「高遠町のしんわのバラ園」と、荒井の向山世男さんの作品「雪の南アルプス」が選ばれました。 フォトコンテストには8人から16点の応募がありました。 伊那商工会議所商業部会では、商工会議所の会員や役員の名刺で写真を活用し伊那市をPRしたいとしています。
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木下北保育園 遠足
箕輪町の木下北保育園の子どもたちは、8日、秋の遠足を楽しみました。 木下北保育園の年長・年中園児は、松島の深沢公園に向かいました。 木下北保育園では、春には親子で、秋には子どもたちだけで遠足をしています。 途中、松島保育園で休憩をし、園庭の遊具で遊びました。 その後、そばの畑や、稲刈りの終わった田んぼのわきなどを通り、松島王(おう)墓(はか)のある深沢公園につきました。 深沢公園では、おやつを食べたり、遊具で遊びました。 山下いち子園長は、「自然や交流を楽しみ、自分で最後までがんばって歩く体験になる。」と話していました。
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三峰川総合開発工事事務所が地元の子供を対象に交通安全教室
伊那市長谷の三峰川総合開発工事事務所は、8日、地元の子ども達を対象にした交通安全教室を開きました。 長谷保育園の園児と長谷小学校の児童を対象に開かれ、午前は長谷小の高学年の児童44人が参加しました。 長野県交通安全教育支援センターの指導員が講師を務め、ダンプカーの内輪差などを説明しました。 三峰川総合開発工事事務所では、美和ダムに溜まった土砂を排出するための施設の建設工事をこの秋から本格的に始める事になっています。 工事に伴い大型のダンプカーが頻繁に通行するため、子供たちに気をつけてもらおうと教室を開きました。 子供たちはダンプカーに乗せてもらい、ミラーを覗いて運転席から見えない死角を確認していました。 指導員は「運転席から見えない場所がたくさんある事を知って、トラックが近くを通る時は、お互いに気を付けようという気持ちで運転手と目を合わせて下さい」と子供たちに呼びかけていました。
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伊那市西町の旧井澤家住宅で押し花絵展
伊那市西町の旧井澤家住宅で、9日から18日まで、押し花絵展が開かれます。 伊那公民館の女性教室押し花クラブのメンバー14人が46点を展示しています。 自宅の庭先などで摘んで乾燥させた草花を絵のように並べて作った作品です。 シリカゲルを使うと4日ほどで乾燥するため、草花本来の色がそのまま表現できるという事です。 教室には伊那市に住む60代から80代の女性が通っていて、同じ趣味を持つ仲間同士、仲良く楽しみながら作品作りをしているという事です。 講師をつとめる伊那市中央の野澤伊代子さんは「花本来の美しさや、制作した人の花に対する気持ちを感じてもらいたい」と話していました。 伊那公民館女性教室押し花クラブの作品展は、旧井澤家住宅で、10月9日から18日(日)まで開かれます。
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春富中学校吹奏楽部 初めての定期演奏会 今月11日に
伊那市の春富中学校吹奏楽部の初めての定期演奏会が、10月11日に伊那文化会館大ホールで開かれます。 初めての演奏会の見どころのひとつマーチングメドレーを中心に練習に励んでいます。 これまで10月の学校の文化祭で3年生が引退していましたが、今年は初めての挑戦として、文化祭後に定期演奏会を開く事にしました。 歩きながら演奏を行うマーチングも初めての挑戦です。 楽譜を覚え、歩幅や足の高さをそろえる練習に力を入れてきたということです。 定期演奏会では、マーチングメドレーの他に、コンクールで演奏した曲や日本のポップスなど16曲を披露します。 3年生はこの演奏会で引退となるため「今までお世話になった人に感謝の気持ちを伝えるステージにしたい」と話していました。 春富中学校吹奏楽部の第1回定期演奏会「LAST concERT」は、10月11日(日)午後1時半から、伊那文化会館大ホールで開かれます。
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子育て世代の意見交換の場に 店舗を活用
伊那市は、子育て中の保護者の情報交換の場として市内の店舗を活用する「まちじゅうママパパ交流会」を7日、初めて開催しました。 7日は、伊那市西春近の「アロマテラピーサロン マノ カルダ」で初めて交流会が開かれ5組13人の親子が参加しました。 子ども達は、市のファミリーサポートセンターに登録している協力会員が託児を行います。その間、母親たちは、アロマオイルを使ったハンドトリートメントを体験しました。 伊那市内には、未就園児が利用できる子育て支援センターが4か所ありますが、保護者からは「敷居が高い」「家から遠い」等の声が寄せられていました。 市ではこれを受け、子育て中の保護者が気軽に集まり、情報交換を行える場所として店舗を活用する、この事業を新たに始めました。 託児を行うファミリーサポートセンターの協力会員は市が手配し、今年度については市が託児料を負担します。 参加者は、店舗が提供するサービスについては実費負担となっています。 市では今後、交流会を企画運営する店舗の募集を行い、交流を活発化させていきたい考えです
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歌や踊りで交流 中坪演芸大会
地域住民が歌や踊りを披露する秋の恒例行事、伊那市手良中坪の演芸大会が3日中坪公民館で開かれました。 演芸大会は住民有志でつくる実行委員会が秋の例大祭の宵祭りとして開いているもので今年で15回目となります。 娯楽が少なかった昭和の中頃まで行われていた演芸大会もいつしか途絶えてしまいましたが、昔のように住民同士で楽しみたいと平成12年に復活し毎年続いています。 今年は子どもからお年寄りまで16の演目が披露されました。 実行委員会では「子ども達の思い出作りや地域住民の交流の機会として続けていきたい。」と話していました。
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箕輪北小4年生が野外でカレー作り
箕輪町の箕輪北小学校4年1組は、総合学習の一環で、7日ながた自然公園でカレーを作りました。 箕輪北小学校の4年生は今年度、総合学習で「一人でカレーが作れるようになること」を目標に活動をしています。 1年間で4回のカレー作りを計画していて、今回は2回目です。 野外での調理は今回が初めてで、火おこしに挑戦していました。 児童は薪をくべたりうちわを使ったりして、火加減を調節していました。 カレーが出来上がると全員で味わいました。 今後は12月と来年2月にカレー作りを計画していて、カレーを使った他の料理も作る予定だということです。
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西春近南保育園の園児が梨狩り
伊那市の西春近南保育園の園児は、近くの小林良幸さんの梨園で7日梨狩りをしました。 年少から年長までの園児およそ60人が梨狩りをしました。 果実に傷がつかないようよう袋がかぶせられた梨を1人2個ずつもぎました。 梨は、家に持ち帰って味ったということです。
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伊那公民館 新しい建物へ引っ越しはじまる
新しく建設された伊那市の伊那公民館で、引っ越し作業が始まっています。 伊那公民館では、1日から市の職員などが備品や書類を新しい建物に運ぶ作業が行われています。 伊那公民館は、去年9月から今の建物の隣に新しい公民館を建設していて、9月30日に工事がほぼ完了しました。 新しい建物は、広さおよそ1,800平方メートルの2階建てで、クラブや講座を行う部屋は11部屋あります。 2日は、4階にあったグランドピアノを業者が解体し運び出す作業も行われました。 11日には、公民館の利用者が一斉に道具などを運び出す作業が行われます。 21日に開館式が行われ、22日と23日に見学会が予定されています。
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飯田の発砲事件受け 上伊那警戒つづく
6日に飯田市で発生した発砲事件を受け、南箕輪村の小中学校では、7日職員や地域の人達が通学路に立ち、登校の様子を見守りました。 7日の朝は、登校時間にあわせ、通学路に職員14人とボランティアが立ち子ども達の安全を見守りました。 この他に、別の職員が車で巡回したという事です。 ボランティアのある男性は、「子供達の表情もかたくなっている、早く犯人が捕まってほしい」と話していました。 南箕輪小学校では、今週いっぱい登下校時の見守りを行うとしています。 飯田警察署の発表によりますと、撃たれた男性は今朝亡くなり、銃を撃った犯人は、午後4時現在、捕まっていないという事です
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伊那市地方創生総合戦略案 今月答申へ
伊那市地方創生総合戦略審議会は、総合戦略案をまとめ今月中に白鳥孝市長に答申する予定です。 7日は、6回目の審議会が市役所で開かれ、総合戦略の素案について協議を行いました。 素案では、人口減少と経済縮小化対策として、特に重点的・横断的に行う施策を戦略の柱となるリーディング・プロジェクトと位置付けています。 リーディング・プロジェクトは6項目あり、次世代を担う人材育成や、移住・定住・交流の促進に向けた拠点の整備などを挙げています。 委員からは「計画を確実に実施し、具体的な形にしてほしい」「過疎の現状は甘い物ではない、市には、しっかりと総合的な対策をとってもらいたい」などの意見が出されていました。 伊那市地方創生総合戦略案は、今月中に、白鳥市長に答申される予定です。
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信州カンパイフェス2015 地酒で一斉に乾杯!
時刻に合わせて信州の地酒で乾杯をするイベント「信州カンパイFES2015」が1日、県内の飲食店などで一斉に行われました。 イベントは、地元で造られた酒を多くの人で味わい盛り上げようと長野県小売酒販組合連合会などが行っています。 県内で造られた日本酒や焼酎のほかにワインやシードルなどでも良いとされています。 伊那市荒井の藤よしでは、7時の乾杯までに21人が集まり、上伊那を中心に造られた日本酒などで杯を交わしていました。 この日は262会場で、去年よりおよそ1,100人多い4,152人が7時の合図とともに乾杯をしたといことです。
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子どもを主体とした交流施設仮称こども館建設
南箕輪村は、子どもを主体とした幅広い世代の人が交流できる施設、仮称こども館を建設する計画です。 平成29年4月の供用開始を目指しています。 6日は、南箕輪村全員協議会が開かれ、事業計画案が村から示されました。 それによりますと、こども館は役場北側に建設される計画で建物の延べ床面積は1450㎡、事業費はおよそ4億5千万円となっています。 こども館は、南箕輪小学校の児童数増などに伴い建設されるもので、子どもを中心に、放課後児童クラブや子育て支援、村民の交流などの機能をもつ複合施設です。 施設には、学習コーナーや創作室、多目的室などを整備する計画です。 また、フィンランドで制度化されているネウボラを取り入れます。 ネウボラは、妊娠、出産から就学前までの育児を切れ目なく継続的に支援するものです。 子育て支援を行うため、相談室や授乳室、不登校対策ルームなども整備し専門家を配置します。 今後、用地契約を行い来年1月から工事着手したい考えで、村では、成長段階に合わせた子育て支援や子どもたちの学習、また遊びの場として、幅広い世代の人たちが交流できる施設を目指したいとしています。 また、6日は南箕輪中学校の敷地内に建設される生涯学習施設のスケジュールも報告されました。 IT室や創作室などを備えた木造2階建ての建物で、平成29年3月の完成を予定しています。
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まほらいな市民大学・大学院入学式
まほらいな市民大学18期生と大学院2期生の入学式が6日、伊那市のいなっせで行われました。 生涯学習の場として伊那市が行っている市民大学には、今年度男性19人、女性57人の合わせて76人が入学しました。 市民大学の修了生を対象に開かれる大学院には男性6人女性9人の合わせて15人が入学しました。 式辞で、学長の白鳥孝伊那市長は「出会いと絆を大切に励んでいただきたい」と挨拶しました。 新入生を代表して高見さゆりさんは「新たな友情の輪を広げ、学んだことの中から地域社会にお返ししていきたい」と話しました。 I大学院入学生を代表して伊藤和義さんは「大学院生として誇りを持ち意欲的に学びたい」と挨拶しました。 市民大学は健康づくり、健康、文化など50の講座を2年間かけて受講します。 大学院はより専門的な知識を身に着けようと歴史コースと自然科学コースのどちらかのコースを受講することになっています。
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銀座NAGANOで伊那産の食材を使ったコース料理
伊那市と上牧の菓子店「菓匠shimizu」は3日と4日の2日間、県が東京の銀座に開設した銀座NAGANOで伊那産の食材を使ったコース料理を提供しました。 これは、去年銀座NAGANOで行った高遠そばや地酒のPRイベントが好評だったことから第2弾として行ったものです。 イベントでは、菓匠shimizuのパティシエの清水慎一さんが伊那の野菜やフルーツを使ったコース料理を提供しました。 果物は、長野パープルに洋なし、いちじくなどが使われました。 このコース料理に合わせて伊那産のワイン「山紫」なども提供され訪れた人たちから好評だったということです。 伊那市では、「今後も銀座NAGANOを活用して伊那をPRしていきたい」と話していました。
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南箕輪創生総合戦略むらづくり委員会が答申 出産・子育て重点を
南箕輪村創生総合戦略の策定に向けて検討を行ってきたむらづくり委員会は、検討結果をまとめ、出産や子育てに重点を置いた内容の答申を、5日唐木一直村長にしました。 この日は、むらづくり委員会の清水研夫会長らが役場を訪れ、唐木一直村長に答申書を手渡しました。 南箕輪村では、重点施策として「妊娠や出産・子育て支援の充実」を挙げています。 「地域ぐるみで子育ての支援を推進し、安心して子供を産み育てられる環境づくりに取り組む」としています。 また、村の人口について「将来的には減少することが見込まれる。人口減少に転じる時期を遅らせることを目的に、現時点から引き続き転入者数を維持することなどが重要」としています。 唐木村長は答申を尊重する考えを示し、「総合戦略に沿った計画を実施していきたい」と話しました。 村では答申の内容を13日に開かれる臨時議会で説明し、今月中に総合戦略をまとめる考えです。
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梨「南水」 選果作業がピーク
長野県オリジナルの梨「南水」の選果作業がピークを迎えています。 箕輪町のJA上伊那箕輪果実選果場では、県オリジナルの晩生種の梨「南水」の選果作業が先週から始まり、現在ピークを迎えています。 JA上伊那によりますと、南水は糖度が高く日持ちがよい人気の品種だということです。 今年は春先の天候が良かったことから、甘みが十分にあり、玉も大きいということです。 6日は従業員が、傷や形を1つ1つ確認していました。 今年の南水の出荷は、豊作だった去年と同じくらいのおよそ1万8千ケースを見込んでいます。 選果のピークは今週と来週で、作業は10月いっぱい続く予定です。
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熔壌ガラス創作60周年記念 江副行昭窯吹展
熔壌ガラス創作60年の節目を記念したガラス工芸作家、江副行昭さんの窯吹展が伊那市長谷の長谷工房ギャラリーで開かれています。 佐賀県出身の江副さんは現在83歳。 ガラス工芸作家として活動をはじめて今年で60年の節目を迎えます。 和風ガラスにこだわり、30年ほど前にその素材となる酸化金属を含んだ土を高遠町で見つけ工房を構えました。 材料となる土をおよそ1450度という高温で溶かして作る作品は熔壌ガラスと呼ばれ土に含まれた金属成分から様々な色合いが表現されます。 今回の窯吹展では和歌山県の高野山で取れた土を使った作品も出品されています。 熔壌ガラス創作60周年記念江副行昭窯吹展は9日まで伊那市長谷の長谷工房ギャラリーで開かれています。
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JA上伊那フォトコンテスト最優秀作品決まる
JA上伊那フォトコンテスト審査会が5日伊那市のJA上伊那本所で開かれ飯島町の小林紀一(きいち)さんの作品が最優秀賞に選ばれました。 小林さんの作品「最後の一条」は稲刈りの風景を写したもので人の配置や構図に流れがあることなどが評価されました。 フォトコンテストの募集は今年春から9月末まで行われ52人から184作品が寄せられました。 JA上伊那ではこの作品を広報誌に掲載するなどJAのPRに活用していくということです。
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ワイン用ぶどう 出荷危機救われる
箕輪町の農家有志でつくる「もみじ湖夢クラブ」が栽培しているワイン用ぶどうの収穫が5日、箕輪町長岡の畑で行われました。 今年は天候不順で収量が少なく出荷が危ぶまれましたが伊那のワイン醸造所が「地元農家の役にたちたい」と引き受けることを決めました。 箕輪町長岡のぶどう畑およそ33アールにはワイン専用の品種が栽培されています。 ぶどうは町の農家有志が平成15年に地元産のオリジナルワインを作ろうと栽培をはじめ、「もみじ湖夢ワイン」として販売してきました。 しかし今年は盆明けに雨が続き日照時間が不足したことなどから契約している塩尻の醸造所と契約しているだけの収量が確保できませんでした。 また実ったものも収穫が遅れたことにより干しぶどうのように、しなびた状態となってしまいました。 農家は出荷をあきらめかけていましたが、その話を聞いた伊那の醸造所、伊那ワイン工房が「地元農家のために」と、ぶどうを引き受けることを決めました。 収穫したぶどうは早速伊那ワイン工房に持ち込まれました。 およそ470キロ持ち込まれたぶどうは発酵させ来年もみじ湖夢ワインとして出荷する計画です。
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伊那中学校吹奏楽部定期演奏会 10月12日に伊那文化会館で
伊那中学校吹奏楽部の定期演奏会が10月12日に伊那市の伊那文化会館で開かれます。 12日の定期演奏会に向け練習に励んでいます。 吹奏楽部は1年生16人、2年生13人、3年生14人の、合わせて43人です。 定期演奏会の前半は、日本のポップスなど聴きなじみのある曲が中心で、OB、OGによる演奏もあります。 後半は、コンクールの課題曲や自由曲などを演奏し全部で10曲を披露します。 この演奏会で引退となる3年生はカップを使ってリズムを奏でる曲を演奏する事になっています。 振り付けや歌に合わせての演奏もあり、会場全体で楽しめるステージを目指しているということです。 伊那中学校吹奏楽部の定期演奏会は10月12日午後2時から伊那文化会館で開かれます。
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伊那東小学校5年柳組が伊那市社協に寄付
伊那東小学校5年柳組の児童は、9月のふれあい広場で手作り小物を販売した売上金を、5日、伊那市社会福祉協議会に寄付しました。 伊那東小5年柳組の児童33人が福祉まちづくりセンターを訪れ、伊那市社会福祉協議会の伊藤隆会長に寄付金6,660円とお礼の手紙を手渡しました。 柳組は9月13日に行われた福祉のイベント「ふれあい広場」で、手作りのストラップやブローチを販売し、材料費を除いた売り上げを寄付する事にしました。 4年生の時から地域との交流をテーマに総合的な学習を行っていて、高齢者施設の訪問なども行っています。 市社協の伊藤会長は、「地域の皆さんが幸せになるように使わせて頂きます」と感謝していました。 柳組担任の佐々木由利教諭は「地域の人との交流を続けながら、福祉について学習を広げていきたい」と話していました。
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地域の文化遺産 石仏の清掃
高遠石工の調査研究に取り組んでいる一般社団法人高遠石工研究センターは4日、伊那市高遠町の建福寺で石仏の清掃活動を行いました。 建福寺は石仏の寺として知られていて境内には高遠石工の作品が40体ほどあります。 4日はその調査研究を行っている高遠石工研究センターの会員およそ10人が石仏や保管している建家の清掃を行いました。 会員は掃除機や雑巾を使って建家の中にたまった埃を取り除いたり石仏を拭いたりしていました。 センターでは石仏の記録映像も残すことにしていることからより良い状態で撮影しようと丁寧に清掃活動にあたっていました。 高遠石工研究センターは石仏を地域の文化遺産として保存継承していこうと今年4月に発足しました。 5年をかけて高遠石工の作った石仏を調べ情報発信するとともに、その価値を体系化しまとめていく計画です。