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クリスマスケーキデコレーション体験
箕輪町内の親子がクリスマスケーキのデコレーションを5日体験しました。 5日は町保健センターでデコレーション体験が行われ、箕輪町内の小学生とその保護者20組が参加しました。 親子で一足早いクリスマスを楽しんでもらおうと箕輪町公民館のいきいきライフ講座として開かれました。 講師は松島の伊藤真吾さんが務め、直径15センチほどのスポンジケーキにクリームを塗ったり、いちごをのせたりして飾り付けていました。 伊藤さんは、「クリームをたっぷり使うときれいに仕上がる」とアドバイスしていました。 出来上がったケーキは、家に持ち帰ったということです。
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保育園の施設整備基準 見直す考え
伊那市の白鳥孝市長は、保育園の休園・廃園の基準となる施設整備基準を見直す考えを11日の市議会で示しました。 市議会12月定例会一般質問で議員の質問に答えました。 保育園の施設整備計画で、休園・廃園となる基準は、入園率が定員の50パーセント以下、又は園児数が30人以下です。 この基準は、平成23年度から32年度までの保育園整備計画の施設整備基準として決定されました。 議員は、基準設定当時は、議論が足りず、周辺地域の人口減少のスピードの予測がつかなかったとして再検討の必要性を訴えました。 これに対し白鳥市長は、「必要があれば見直しを行っていく。過疎地域や周辺部は、すべて画一的な方向にもっていくつもりはない。しなやかな対策が必要だ。」と答弁し、施設整備基準を見直す考えを示しました。 この方針は、現在策定が進められている平成28年度から32年度までの後期保育園整備計画に盛り込まれる見通しです。
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こどもたちのクリスマス会 サンタクロースも登場
保育園に通う前の子どもとその保護者を対象にしたクリスマス会が、10日、伊那市のいなっせで開かれました。 伊那福音協会のメンバーがトーンチャイムと呼ばれる楽器の演奏や歌を披露しました。 クリスマス会は、いなっせ7階の子ども広場を拠点に子育て支援の活動を行っている子どもネットいなが毎年行っています。 年間を通して親子で遊べるイベントを行っていて、クリスマス会が1番大きなイベントだということです。 子ども達の呼びかけでサンタクロースが登場しました。 会の最後には、サンタクロースから子供たち一人ひとりにプレゼントが贈られました。 子どもネットいな代表の井口ゆき子さんは「クリスマスは夢のあるイベント。親子でワクワクしてもらいたい」と話していました。
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燃やせるごみの証紙代金 袋の大きさに応じて値上げの方針
上伊那広域連合の廃棄物政策審議会が10日に開かれ、指定ごみ袋の証紙代金を見直すとする素案がまとまりました。 これまで一律一枚30円だった証紙代金を、袋の大きさに応じて10円ずつ引き上げる方針です。 現在、燃やせるごみの証紙代金は袋の大小を問わず一律、一枚30円となっています。 これを見直し、20Lの小袋を30円、45Lの大袋を50円とするものです。 また新たに35Lの中袋をつくり、証紙代金は40円とします。 小さな袋に誘導する事でごみの減量化を図るため見直しを行います。 このほか、家庭ごみを指定ごみ袋に入れずに施設に直接持ち込む場合の料金は現在、10キロ100円ですが、20キロまで400円に改定するとしています。 また、ごみ袋を購入する際に必要となるチケッットについては、当面継続としますが、新しいごみ中間処理施設稼働後、ごみの量が安定した時点で廃止にむけた検討を行うとしています。 平成15年度に始まったごみ処理費用有料制度は3年に一度見直しが行われています。 審議会では、来年1月12日から、この素案について住民の意見を募集し、その意見をふまえて来年3月の審議会で最終案をまとめ、白鳥孝広域連合長に答申する予定です。 上伊那広域連合議会で条例改正案が可決されれば、施設使用料の改定は再来年の4月から、証紙代金改定は10月から実施されます。
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高校生と大学生に漬物づくりを指導
南箕輪村の信州大学農学部の学生と上伊那農業高校の生徒は6日、村内の農家の女性から漬物の漬け方を教わりました。 漬け方を教わったのは信大農学部の地域交流サークル「かーみやん」メンバーと上農の環境班のメンバー合わせて13人です。 指導した農家の女性でつくる南箕輪村輪の会と学生たちは、農業をとおして交流をしています。 今回は輪の会の畑で収穫した野沢菜40キロなどを使い、3種類の漬物を作りました。 指導した農家の女性たちは、「野沢菜は洗う前に、カブの部分に切れ込みを入れると洗いやすく、漬けた時に味が良くなる事」などと学生に教えながら作業をしていました。 この日は、野沢菜漬け以外にも大根や白菜の漬け方なども教わりました。 野沢菜漬けはお正月頃に食べごろになるということです。
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長谷溝口 田舎暮らしモデル地域登録に動き
伊那市の移住定住を進める田舎暮らしモデル地域に、第1号の富県新山地区に続き、長谷溝口に登録の動きがあります。 10日開かれた伊那市議会一般質問で、白鳥孝市長が議員の質問に答えました。 伊那市長谷溝口には、総合支所や公民館、小中学校があります。 溝口では、移住定住を進めるため、空き家の片づけや、移住者の生活サポートなどを行う溝口の里づくり会が活動しています。 更に強力に、人口増施策を進めるため、田舎暮らしモデル地域への登録に向けて動き始めています。 長谷地区の区長会で報告があり、溝口が取り組んでいくことが了承されたということです。 溝口地区が登録されると、新山地区に続き、モデル地域指定第2号となります。 白鳥市長は、「問題解決に動く市民の活動を積極的に応援していきたい」と話していました。 また、溝口がモデル地区に登録された場合は、地域おこし協力隊を拡充して対応していく考えも示しました。
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三四六さんが高遠高校で講演
テレビやラジオなどで活躍するタレント三四六さんが、伊那市の高遠高校で10日、講演しました。 10日は、タレントの三四六さんを招いて、全校生徒が話を聞きました。 三四六さんは、生徒たちにマイクを向け、将来の夢を聞いていました。 三四六さんは、中学校時代に柔道で全国優勝を果たしていて、オリンピック選手として活躍するという夢を持っていました。 しかし、故障などによりその夢はかないませんでした。 三四六さんは、「99%の人の夢は叶いませんが、叶わなかったら不幸ということではない。今日、この一日をこの瞬間をきちんと生きることが大切だ」と話していました。 高遠高校では、毎年、社会人講師を招き、話を聞く機会を設けています。
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行政がいい湯だな会へ 正規料金での入浴を提案
2013年に営業を終了した伊那市の銭湯「菊の湯」の利用者でつくる「いい湯だな会」と行政との懇談会が8日いなっせで開かれ、行政側から利用者の入浴料を正規の600円とする提案がありました。 8日は、利用者や市議会議員、伊那市、伊那市観光㈱が参加し、懇談会が行われました。 菊の湯の廃業に伴い、伊那市観光㈱が運営を行っている西箕輪のみはらしの湯まで無料送迎バスが運行しています。 バスは現在週3日運行していて、平均乗車数は33人です。 みはらしの湯の正規入浴料は600円ですが、バスの利用者は回数券などを利用して1回390円で入浴しています。 伊那市観光㈱では、現在の価格だと無料送迎バスの費用が賄えないとして、正規料金600円での入浴を提案しました。 参加者からは、「経済的に困る」「施設でご飯を食べたりすることもあり、消費効果もあるのでは」「入浴困難者に対して福祉としてのサポートがあってもいいのではないか」などと意見が出ました。 行政側は、「入浴料は意見を踏まえ検討する。利用者が増えればピストン運行なども考えられるので、声掛けをしてほしい」としました。
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南箕輪村 新たに3つの課の新設を検討
南箕輪村は、移住定住対策に対応する「地域づくり推進課」を新設するなど、来年度から役場内の課を6課から8課へ再編する考えです。 新設が検討されているのは、「地域づくり推進課」「住民環境課」「健康福祉課」の3つの課です。 地域づくり推進課は、企画係の業務を引き継ぎ、地方創生や移住定住対策に取り組みます。 「住民環境課」と「健康福祉課」は、既存の「住民福祉課」を2つの課に分けて業務を分割することで、住民サービスの向上と人口増加に対応していこうというものです。 村では、12月定例議会に課の再編に関する条例改正案を提出していて、可決されれば来年4月に設置されます。
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明るい選挙啓発ポスター県審査で入賞
明るい選挙啓発ポスターの県審査で伊那北高校の清水 李帆さんが最優秀賞、高遠中学校の伊東 貴人君が優秀賞を受賞しました。 9日は、伊那市選挙管理委員会の黒田 強委員長が、伊那北高校と高遠中学校を訪れました。 高等学校の部で1等となる最優秀賞を受賞した清水 李帆さんに賞状が伝達されました。 清水さんの作品は、投票箱に花が咲いたもので、明るい選挙を呼び掛けています。
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JA上伊那のアルストロメリア「スコーピオン」が特別賞
花卉卸売の最大手、大田花きが選ぶ「フラワーオブザイヤー」の特別賞に、JA上伊那が出荷するアルストロメリア「スコーピオン」が選ばれました。 フラワーオブザイヤー特別賞に選ばれた新品種のアルストロメリア「スコーピオン」を栽培しているのは、上伊那で2軒だけで、そのうちの1軒は伊那市美篶の花き農家中原 睦男さんです。 全国でも他に栽培している地域はないとのことで、希少価値の高い花となっています。 国内20万点ほどの中から、選ばれました。 今年は、小さめの花が流行で、先のとがった変わった形が、関係者から高い評価を受けたということです。
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デジタルアーカイブ事業 市内全域へ
伊那市教育委員会は、現在高遠町歴史博物館で取り組んでいる、地域に残る写真をデジタル化するアーカイブ事業を、来年度市内全域に広げる方針です。 9日開かれた市議会一般質問で、議員の質問に北原秀樹教育長が答えたものです。 現在、高遠町歴史博物館では、過去に撮影された高遠の街並みや、伝統行事などの地域に残る写真をデジタル化する事業に取り組んでいます。 伊那市教育委員会では、来年度、この取り組みを市内全域に広げる考えです。 デジタル化は、創造館や図書館、公民館など、市の文化施設が所蔵しているものから取り組むとしています。
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医療費の返還装う特殊詐欺 約100万円の被害
伊那市に住む70代の男性が、市役所職員を名乗る男から医療費の返還があるといわれ、およそ100万円をだまし取られる特殊詐欺被害が8日発生しました。 伊那警察署の発表によりますと、昨日男性宅に市役所保険課を名乗る男から電話があり「医療費の制度が変わり、過払い分が4万円くらいある」「早く手続きをしてください」などと言われ、その後金融機関を名乗る男から「市役所から電話がありました。手続きのために近くの店舗にあるATMに行ってください」などと言われました。 男性が市内のスーパーマーケット内にあるATMに行った所、金融機関を名乗る男から電話があり、「私の言うとおりに操作してください」などと言われ操作をしました。 その後不審に思った男性が市役所に相談したところ被害に気付いたということです。 口座を確認したところ、3つの口座からおよそ99万8千円が他人の口座に振り込まれていました。 伊那警察署では、市役所などの公共機関の職員がATMを操作させて還付金の手続きを行うことはないことから、市役所などの正しい電話番号にかけて電話の内容を確認することや、家族などに相談した上で手続きを取ることなどを呼びかけています。
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子育て世代移住促進 市営住宅入居条件緩和へ
伊那市は、子育て世代の移住定住促進策として、来年度から高遠長谷地域の中堅所得者向け住宅の入居条件の緩和を行う方針です。 9日に開かれた市議会一般質問で、議員の質問に白鳥孝市長が答えたものです。 現在伊那市の中堅所得者用住宅に入居できる所得の目安は、家族3人でおよそ400万円としています。 入居条件がこれより低い低所得者向け住宅は高遠長谷地域に27戸あり、現在空きは4戸のみとなっています。 伊那市では移住定住につなげようと、高遠長谷地域で子育て世代を対象に、来年度から中堅所得者向け住宅の入居条件を緩和する方針です。 所得の目安を現状の400万円から引き下げるもので、金額は今後検討するということです。 また、全国的に広がっているくい打ち偽装問題について白鳥市長は、「伊那中央病院の一部で旭化成建材が、伊那消防署にジャパンパイルが関わったくい打ち工事があるが、データの改ざんはなく安全性の問題はみられない」と話しました。
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障がい者週間に合わせて自主製品販売
3日から9日までの障がい者週間に合わせて、障がい者施設の自主製品の販売会が8日から伊那合同庁舎で開かれています。 販売会は、障がい者の社会参加や工賃アップにつなげようと平成20年から伊那保健福祉事務所が開いています。 8日は、上伊那の4つの施設の利用者と職員が手づくりの手芸作品やお菓子などの販売を行いました。 昼時には、県の職員たちが商品を買い求めていました。 また、外ではラーメンやうどんの移動販売も行われていました。 伊那保健福祉事務所では「この期間を通じ障がい者への理解を深めてもらう機会になって欲しい」と話していました。 販売会は11日(金)まで伊那合同庁舎で開かれていて、時間は正午から午後1時までとなっています。
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オリジナル年賀状販売18日まで
伊那市の障害者社会就労センター輪っこはうす・コスモスの家では来年用のオリジナル年賀状を販売しています。 年賀状の印刷や販売は、利用者の工賃アップにつなげようと平成20年から行われていて上伊那の8施設が参加しています。 年賀状のデザインは7施設の利用者が書いた絵をもとにつくられていて11種類あります。 デザインすべてに来年の干支「申」が描かれています。 8日は、職員が差出人の名前や住所をパソコンで編集していました。 年賀はがきに印刷すると利用者が枚数や印刷にミスがないか確認していました。 年賀状の印刷代は50枚まで50円、51枚以上は40円となっています。 目標は1万枚で昨日現在の受注は、およそ2500枚ということです。 年賀状の注文は18日まで受け付けているということです。
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人口減少と経済損失について講演
伊那市の伊那商工会館で経営セミナーが8日開かれ、南信の商工会議所で広域専門指導員をしている藤田柳治さんが、人口減少による地域の経済への影響について講演しました。 経営セミナーには、上伊那の経営者およそ30人が参加しました。 この日は、南信地域で経営者に専門的なアドバイスなどを行っている藤田柳治さんが「地域の人口減少による経済損失」について講演しました。 上伊那地域の今年1月の人口は18万5,225人で、10年後には約1万人、20年後には約2万4千人が減少すると言われています。 県の家計調査によりますと、平成24~26年年度の1人あたりの1か月の平均消費支出額は10万68円で、これを伊那市の人口減少推移に当てはめると、5年後の2020年の消費支出は約13億円減少することが見込まれるということです。 藤田さんは、人口減少により暮らしや経済に大きく影響が出るとみていて、「製造業が盛んなこの地域は、後継者の育成や女性の人材確保が必要になる」と話します。 藤田さんは「数年後を見据えて地域でどのようなことができるか、各機関が連携して人材確保や教育などに取り組む必要がある」と話しました。
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大芝でイチゴの出荷作業
南箕輪村の大芝水耕生産組合のハウスではイチゴの出荷が行われています。 今年は定植後の気温が高かったことから例年より2週間早い収穫となっています。 8日は、大芝水耕生産組合の武村淳一組合長が朝から収穫作業を行っていました。 イチゴの栽培は今年で15年目です。 6棟のハウスを使って栽培しています。 栽培しているイチゴは章姫という品種で甘みが強く粒が大きいのが特徴です。 毎年9月に定植しますが今年は、定植後の気温が高かったことから、例年より2週間ほど早い11月中旬から出荷を始めています。 ハウス内の温度を、夜は6度、日中は27度で保つよう管理に気を付けてきたということで、武村さんは「糖度が高いイチゴが出来た」と話します。 収穫したイチゴは、パック詰めされます。 現在は1日60パックほどを直売所などに出荷しています。 ピークは、クリスマスから年末にかけてで1日300パックを出荷する予定です。
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女子小学生ソフトボール教室 始まる
女の子にソフトボールに親しんでもらおうと女子小学生ソフトボール教室が6日、伊那市の伊那公園屋内運動場で開かれました。 教室は、園児から小学生を対象にソフトボールの楽しさを知ってもらおうと、伊那市スポーツ推進委員会が開いているものです。 初回のこの日はおよそ30人の子供たちが、フットワークや縄跳びをして体を温めた後、キャッチボールをしました。 低学年の児童は、柔らかいボールを使い、体にボールの感覚が慣れるよう、素手でキャッチボールをしていました。 この教室は、年末年始を除く来年2月21日まで毎週日曜日に開かれていて、興味のある人はいつでも参加できるということです。
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災害時の初動対応を確認
地震など災害が発生したときの情報収集やその伝達などを行う総合防災訓練が7日、伊那市の伊那合同庁舎で行われました。 訓練は上伊那地域で強い地震が発生したとの想定で行われました。 広い範囲で被害が出たときの情報収集や的確な対応ができるように県災害対策本部上伊那地方部が実施したものです。 県の防災担当の職員などおよそ30人が参加し、災害情報の伝達経路などについて確認しました。 各自治体から被害状況について連絡があると受信担当者が内容を簡潔にまとめ報告していました。 ホワイトボードの担当は状況を書き込み全員が情報を共有できるようにしていました。 また地図担当はどの場所でどんな被害が出ているかをまとめ地図上に落とし込んでいました。 県では情報収集やその伝達方法など訓練を通して確認し防災意識を高めていきたいと話していました。
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エレナ冨岡さんインドでの演奏報告
伊那市西箕輪在住でアルパ奏者のエレナ冨岡さんは先月インドで開かれた音楽イベントに出演しました。 エレナ冨岡さんは10月31日から11月8日にかけインド北部で開かれたイベント「ハーモニー2015」に出演しましました。 2日は伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長にイベントへの出演を報告しました。 冨岡さんは、13年前観光でインドを訪れた事がきっかけで、これまでに6回招待を受けイベントや学校などで演奏を行っているという事です。 今回出演したイベントも、主にインドの伝統音楽や踊りを披露するもので、主催者の招待によりゲスト出演し、日本の唱歌やアニメソング等を披露したという事です。 白鳥市長は「今後も交流を通じて伊那の素晴らしさをインドの人にも伝えてほしい」と話していました。
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下小沢あかりの会 初めてのそば打ちで交流
伊那市小沢の高齢者でつくる下小沢あかりの会は、1日、小沢地域交流センターで初めてそば打ちに挑戦し交流しました。 下小沢あかりの会は、毎年春と冬に会員が食材を持ち寄って調理をし味わう交流会を開いています。 この日は初めてそば打ちに挑戦しました。 使ったのは、西箕輪産のそば粉3キロで、そば打ちの経験がある会員に習いながら作りました。 およそ2時間で完成し、打ち立てを味わいました。 また、各家庭の畑で採れた野菜や果物も持ち寄り、会員は会話を楽しみながら味わっていました。 下小沢あかりの会は、地区の高齢者クラブとして4年前に発足し、現在38人で活動しています。
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箕輪町北部診療所 来年9月をめどに再開
医師不在のため休診となっていた箕輪町沢の北部診療所は、来年9月をめどに再開される見通しとなりました。 7日に開会した箕輪町議会12月定例会で、北部診療所再開のための改修設計委託料120万円を盛り込んだ一般会計補正予算案が提出されました。 箕輪町沢にある北部診療所は介護予防拠点施設げんきセンターに併設されています。 町が所有する建物を医師に貸し出す形で運営してきましたが、平成25年10月から、医師不在のため休診となっていました。 町によりますと、県内の公立病院に勤務する51歳の男性内科医と再開への協議が整ったという事です。 町では今後施設の改修工事などを行い、来年9月をめどに北部診療所を再開させる計画です。
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箕輪町 空き家対策の条例制定へ
箕輪町は、空き家の適正な管理と活用を図り、町や所有者などの責務を明らかにするための条例を制定する方針です。 7日に開会した町議会で、条例制定案が提出されました。 「空き家等の適正管理及び活用促進に関する条例」は、国の空き家対策に関する特別措置法に基づくものです。 条例案では、放置すれば倒壊のおそれがあったり、適正な管理が行われず著しく景観を損なっている空き家などを「特定空き家」と定義し、その所有者に対し町長が勧告、命令をしてもそれに従わない場合は公表、代執行を行うとしています。 また空き家対策計画の策定などを行う協議会の設置も明記されています。 条例制定案が可決されれば、来年4月1日から施行されます。
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伊那市理容組合が保育園に図鑑寄贈
伊那市理容組合は市内7つの保育園に生き物や宇宙について分かりやすく書いた図鑑を寄贈しました。 7日は伊那市理容組合の組合員4人が伊那市の竜東保育園を訪れ園児に図鑑を贈りました。 これは組合の地域貢献事業として行われたもので、組合に加盟している54件から集めた歳末募金およそ4万円で購入したものです。 内容は魚に関するもののほか、宇宙、鳥の3冊です。 園児たちはうれしそうに図鑑を見たり内容について質問したりしていました。 組合青年部長の丸山明彦さんは「新しい図鑑を見ることで子どもたちにいろんなことに興味を持ってもらいたい。」と話していました。
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安保法廃止訴える 上伊那平和のつどい
今年9月に成立した平和安全保証関連法の廃止を訴える上伊那平和のつどいが6日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。 これは住民有志でつくる実行委員会が開いたもので会場にはおよそ600人が集まりました。 平和のつどいでは東京大学大学院教授で九条の会事務局長の小森陽一さんが「憲法と民主主義が生きる日本へ」という演題で講演しました。 小森さんは「平和安全保証関連法は憲法9条の武力によらない平和の理念をくつがえすもの。 署名運動など声をあげることで廃止を求めていかなければならない」と述べました。 平和のつどいではほかに平和安全保証関連法を廃止し平和主義、立憲主義を取り戻すとする上伊那平和のつどいアピールが採択されました。
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寒さ利用し糸寒天づくり
今日は24節気の一つ大雪。寒さが一段と厳しくなる頃とされています。 伊那市東春近ではその寒さを利用した糸寒天づくりが行われています。 頂上付近が雪で覆われている中央アルプス。 7日の伊那地域の最低気温は午前7時過ぎ0.1度を記録しました。 伊那市東春近で糸寒天づくりを行っている小笠原商店では天日干しの作業が行われています。 小笠原商店は富士見町で大正5年に創業し東春近に移って16年目となります。 原料となるテングサを煮詰めたものを寒暖の差で凍らせたり溶かしたりを繰り返します。 この手間暇を惜しまない昔ながらの方法により糸のような白さとつやのある糸寒天ができるということです。 確かな品質が認められ昭和30年代から和菓子の老舗として知られる虎屋のようかんの原料として使われ続けています。 糸寒天づくりへのこだわりは老舗を支えているという使命感がそうさせているといいます。 小笠原商店は今年、寒天品評会で県知事賞を受賞するなどその品質が改めて評価されています。 東春近田原の工場直販で、一般向けにところてんの販売も行っていて価格は290グラム300円となっています。
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エコリーダー協議会 温暖化対策で電気やガソリンの使用量削減を
地球温暖化対策を進める伊那市のエコリーダー協議会が7日に開かれ、二酸化炭素削減のため電気やガソリンの使用量削減に引き続き取り組んでいく事が確認されました。 今年度2回目の協議会で、今年度4月から9月までの、伊那市の二酸化炭素排出量の報告がありました。 排出量は15万5千トンで、前年度と比べ0.2%の増となっています。 協議会では今後の取り組みとして、二酸化炭素排出の多くを占める電気やガソリンの使用量削減に力を入れ、エコドライブやウォームビズ、再生可能エネルギーの推進などを行う事が確認されました。
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女子大生の目線で地域の魅力発見
首都圏や関西の大学に通う女子大生や地元の中高生が古い地図を頼りに目的地となる住宅を探すイベントが6日伊那市富県で開かれました。 このイベントは、女子大生が1泊2日のホームステイを通して仕事や子育て、地域とのつながりなどについて学ぶ、「家族留学」の一環で開かれたものです。 イベントは、慶応義塾大学の学生が8月にキャリア教育で伊那市を訪れたことがきっかけとなり開催されました。慶応の学生と地元有志で作る実行委員会が主催し、首都圏や関西から女子大生6人が参加しました。 参加者は、6つのグループに分かれグループごとに車に乗り込むと、目隠しをしてスタート地点へと移動します。 スタート地点に到着すると、富県の古い地図が手渡され、屋号を頼りに目的地の家を探します。 地域の人を見つけると、家の方角や目印などを聞き目的地の家を目指していました。 目的地に到着すると、参加者は地元産の野菜などをお土産に受け取っていました。 その後、参加者全員とイベントのサポートをした地域のボランティアなど60人が富県ふるさと館で郷土料理を囲み会話を楽しみました。 実行委員会では「女子大生の感覚とネットワークで伊那の良さを発信してもらい、来年度も継続して開いていきたい」と話していました。
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西春近南小 親子で正月飾りづくり
伊那市の西春近南小のPTA活動の一環で、正月用のしめ飾りづくりが行われました。 6日は、希望者80人ほどが参加し、親子で協力しながらしめ飾りを作りました。これは、PTAの活動の一環で毎年行われています。 地域住民など3人が指導に当たりました。 PTAでは、「地域の先輩から伝統を学び、親子で触れ合う時間になった」と話していました。