-
伊那東小ですもう大会
伊那東小伝統のすもう大会が16日行われ、グラウンドには、児童たちの声援が響いていました。 伊那東小学校では、毎年この時期に全校児童が参加する相撲大会が行われています。 学校によりますと何年続いているかは不明とのことですが、少なくとも40年以上続いている伝統行事です。 1・2時間目は低学年、3・4時間目は高学年がトーナメント戦を行いました。 グラウンドには、土俵。 体育の授業では、所作や礼儀も学んできました。 9月末の運動会が終わると、全校は、相撲週間に突入し、授業や休み時間を使って相撲に取り組みます。 16日は、その締めくくりとして大会が行われました。 3年生は、中山理功くんが1位になりました。 高学年になると迫力が増した取り組みが繰り広げられていました。 まずは、6年女子ヘビー級の決勝戦です。 本多まゆみさんが1位になりました。 そして6年女子ヘビー級の決勝戦です。 大谷ひとしくんが1位になりました。
-
白川タクシー お手柄
伊那市の白川タクシーは、タクシーに乗車した70代の女性がオレオレ詐欺被害にあうのを未然に防いだことから伊那警察署から感謝状が贈られました。 16日、白川タクシーの白川光朗社長に伊那警察署の内川政澄署長から感謝状が手渡されました。 10月6日、伊那市に住む70代の女性から上田駅まで行きたいとの依頼があり、タクシーで上田駅に向かいました。 このとき配車を担当したのが白川タクシーの渡辺新一さんです。 高齢の女性が上田駅に単独で向かっていることを不審に思い伊那署に通報。 伊那署は、上田署に連絡し、上田署員が、女性が新幹線に乗る直前に思いとどまらせたということです。 この女性にかかってきた電話は、息子を騙って「風邪をひいた、電話番号が変わった、株で損をしたので500万円を大宮まで持ってきてほしい」という内容で、現金250万円を持ってタクシーに乗り込んだということです。 タクシー会社により詐欺被害を未然に防いだのは、今年9月末現在で今回も含め県内で10件あり、南信では2件目、伊那署管内では初めてだということです。 伊那警察署によりますと、高齢者がタクシーで移動することが近年増えているということです。
-
太鼓で交流 権現まつり
伊那市の和太鼓チーム小出太鼓の権現まつりが4日伊那市西春近の稽古場で行われました。 小出太鼓は結成31年目の和太鼓チームです。 権現まつりは太鼓演奏を通して地域の交流を広げようと行われているものです。 また今回はメンバーの念願だった常設舞台完成のお披露目も兼ねての太鼓演奏となりました。 会場には地域住民など多くの人が訪れ太鼓演奏を楽しんでいました。 また小出太鼓が指導している小学生のグループによる太鼓演奏も披露されました。 会場内では紙の筒と牛皮を使った手作り太鼓コーナーが設けられ親子連れが太鼓作りに挑戦していました。 小出太鼓のメンバーは「常設舞台も完成したのでこれからさらに演奏に磨きをかけていきたい。」と話していました。
-
富県小学校と箕輪町の荻原さん 交通安全で表彰
長年にわたり交通安全活動を推進したとして、伊那市の富県小学校に功労団体表彰が、箕輪町木下の荻原剛さんに優良運転者表彰が贈られました。 14日に松本市で開かれた大会で、関東管区警察局長と関東交通安全協会連合会会長の連盟表彰を受けた富県小学校の井口明校長と荻原さんが、15日、伊那警察署を訪れ、内川政澄署長に受章の報告をしました。 富県地区では、平成19年に、自転車で登校中の中学生が車と衝突し死亡する事故がありました。 井口校長は、毎朝事故のあった場所に立ち、子供たちに交通安全指導をしているという事です。 また、富県小学校は自転車クラブの活動も盛んで今年4月の子供自転車県大会で団体3位に入賞しました。 荻原さんは、平成24年から箕輪町交通安全協会の副会長を務めています。 町内の小学生有志130人でつくる箕輪町交通少年団の副団長もつとめていて、子供たちがドライバーへ手紙を渡し交通安全を呼びかける活動などを行っています。 内川署長は「皆さんの地道な活動のおかげ」と話し、交通安全活動への引き続きの協力を求めていました。
-
年金支給日にあわせ特殊詐欺被害防止の呼びかけ
15日の年金受給日に合わせて、防犯ボランティア団体などが、オレオレ詐欺などの特殊詐欺被害防止を、伊那警察署管内の金融機関で呼びかけました。 八十二銀行伊那支店には、防犯ボランティア団体の伊那エンジェルス隊の隊員や、南信消費生活センターの職員、伊那警察署の署員など8人が集まりました。 メンバーは、特殊詐欺被害防止を呼び掛けるチラシなどを配って、高齢者に注意を呼び掛けていました。 伊那署管内では、今年に入ってから、4件300万円ほどの特殊詐欺被害が発生しています。 コンビニエンスストアで電子マネーを買わせだまし取る被害が増加していて、若者が被害に遭うケースも増えているということです。 伊那署では、電話にはナンバーディスプレイをつけ、非通知は拒否するなどの対策を呼び掛けていました。 また、マイナンバー制度の通知カードの郵送を前に、詐欺被害防止を呼び掛け、チラシを配っていました。 伊那署管内では、まだ、マイナンバー制度についての詐欺の相談は寄せられていないということですが、県内では不審電話が発生しています。 伊那署では、マイナンバーは絶対に他人に教えないことや不審な電話が来たらすぐに警察に相談するよう呼びかけています。
-
伊那北高同窓会員 薫ヶ丘美術展
伊那北高校の同窓会員による美術展、第4回薫ヶ丘秀作美術展が、伊那市の伊那文化会館で開かれています。 美術展は伊那北高校創立95周年を記念して開かれ、現役高校生の10代から90代まで、79人80点が寄せられました。 活躍の場も世界からアマチュアまで様々です。 絵画、彫刻、現代美術など幅広いジャンルが並んでいます。 この第4回薫ヶ丘秀作美術展は、18日(日)まで、伊那市の伊那文化会館で開かれています。
-
障害者対象の就職・雇用相談会
身体・知的・精神などの障害者を対象にした就職・雇用相談会が、15日、伊那市のいなっせで開かれました。 相談会は、ハローワーク伊那が毎年開いています。 今年は去年より5社少ない16の事業所が、求職者は、11人少ない80人が参加しました。 障害者の法廷雇用率は、平成25年度に1.8%から2%に引き上げられました。 去年6月1日現在の伊那管内の実雇用率は1.9%ですが、達成企業割合は56.5%となっています。 26年度の障害者の新規求職申込件数は283件、就職件数は161件で、どちらも精神障害者が増加しています。 参加した40代の男性は、「本命の会社から、ここで働くのは難しいと言われ現実は厳しいと感じた。」 40代の女性は、「交通手段が自転車しかなく、条件があう企業がない。」と話していました。 ハローワーク伊那の百瀬 晃所長は、「障害者の個々の特性を理解し、その特性に合った職場や仕事を作ることにより雇用を進めることができる」と話し、企業に理解を求めていました。
-
箕輪町郷土博物館の電気機関車ED19を模型に
東京の鉄道模型専門店、ムサシノモデルは、箕輪町郷土博物館にある電気機関車ED19を忠実に再現した模型を製作するため、部品の測定や写真撮影を15日に行いました。 ムサシノモデルの茂木喜順社長ら4人が箕輪町郷土博物館を訪れ、ED19の部品の長さを測る作業や写真撮影を行いました。 45分の1と80分の1の2つのサイズの模型を作ります。 設計図の残っていない車両を忠実に再現するため、人の入れない所はカメラを差し入れて写真で確認します。 大正15年に製造されたED19はアメリカから輸入された電気機関車で、昭和35年から15年間飯田線を走っていました。国内に6台あったという事ですが残っているのはこの車両のみです。 ムサシノモデルによりますと過去50年間で4社ほどが模型を作っている人気の車種だという事で、茂木社長は「どのメーカーよりも緻密で再現性の高いものを作りたい」と意気込んでいます。 ムサシノモデルでは、早ければ再来年の始め頃に模型を完成させ販売を始めたいとしています。 1台40万円ほどの価格設定で、箕輪町郷土博物館に1台寄贈する予定です。
-
地域の写真をデジタルアーカイブ
伊那市の高遠町歴史博物館は地域に残る写真をデジタル化するアーカイブ事業に取り組んでいます。 歴史博物館の一室では、昭和初期に撮影された写真のフィルムやガラスの原版をデータ化する作業が7月から行なわれています。 昭和30年代に行われた三峰川総合開発の様子や高遠の街並み、伝統行事等が撮影されています。 博物館では、これらの写真を後世に残しておこうと、地域の歴史に詳しく、映像に関する知識がある矢澤章一さんと共にアーカイブ作業に取り組んでいます。 21日からはその事業の一環として、一般から寄せられた出征兵士の写真などを展示する戦後70年特別展「戦争の残影」を開催します。 市内各地から20点余りが寄せられていて、これらをデジタル化し、家族のメッセージを添え上映する事にしています。 博物館は、デジタル化した写真を生涯学習や学校教育の場で活用できるようにしていきたいとしています。
-
東春近の細田清登さん 庭木で動物の作品制作
伊那市東春近車屋の細田清登さんは、自宅の庭木を使って動物に見立てた作品を制作しています。 こちらは、庭木を刈り込んで作られた鶴です。 綺麗に刈り込まれ、長いくちばしや首が表現されています。 伊那市東春近の細田清登さん。 およそ500坪の自宅の敷地内には、15体ほどの動物やアニメキャラクターが居ます。 10年ほど前から取り組んでいて、これまでにアルパカやカモ、犬などを制作してきました。 これは、10年ほど前に初めて作った作品で、ミッキーマウスをイメージしています。 針金を使わず、自然に生えている枝を使って形を作るのがこだわりだということです。 今後は城などの建物にも挑戦していきたいということです。
-
南アルプスで11日に初冠雪
南アルプスで11日、去年より5日早い初冠雪が観測されました。 北沢峠こもれび山荘によりますと、南アルプス仙丈ケ岳などで11日に初冠雪が観測されました。 平年並みだということです。 山頂付近では5センチから10センチほどの積雪があったということです。
-
中高年を対象にしたニュースポーツ交流会
南箕輪村の大芝高原で中高年を対象にしたニュースポーツ交流会が14日開かれました。 交流会には、上伊那在住の60代から70代までの51人が参加しました。 ペタンクやスポーツ吹き矢など4つの競技が行われました。 交流会は、手軽にできるニュースポーツに親しんでもらい、交流の輪を広げてもらおうと、長野県長寿社会開発センター伊那支部が毎年行っています。 ペタンクは6つのグループに分かれ競技が行われました。 鉄の玉を基準となる玉にめがけて投げ、より近い球があるチームに点数が入ります。 ある参加者は、「投げる運動にもなるし、投げる場所を考えるので頭も使う。グループで仲良くなれてとても楽しい」と話していました。
-
NPO法人三風デザイン設立へ
上伊那の市町村長と長野県経営者協会上伊那支部の懇談会が13日、伊那市のいなっせで行われ、統一デザインの看板の設置について、来月「NPO法人三風デザイン」を立ち上げることを確認しました。 懇談会は冒頭のみ公開で行われました。 三風の会は、「風土」「風景」「風格」を表すもので、景観保全につなげようとこれまでに企業の統一デザインの看板の設置を進めてきました。 NPO法人はこの取り組みを進めようと設立されるもので、会長にはKOA㈱会長の向山孝一さんが就任する予定です。 また、上伊那への天然ガスのパイプラインの整備についても協議しました。 2年前から研究会を立ち上げ検討を進めています。 巨額の建設費用が課題となっていて、引き続き研究を進めていくということです。
-
ミニバス大会伊那DTアベック優勝
上伊那ケーブルテレビ協議会などが後援するケーブルテレビ杯争奪ミニバスケットボール選手権大会が12日、伊那市高遠町文化体育館で開かれ、伊那市のチーム伊那ダイヤモンドツインズがアベック優勝を果たしました。 女子の決勝は、白のユニフォーム・伊那ダイヤモンドツインズと、黒のユニフォーム・愛知県の長久手ミニバスケットボールクラブの対戦になりました。 長久手は長身の選手の身長を活かしたプレーで対抗しますが、ダイヤモンドツインズは、序盤から、プレスの強いディフェンスで長久手からボールを奪い得点を重ね、86-37のダブルスコアで勝ちました。 男子決勝は、青のユニフォーム・伊那ダイヤモンドツインズと白のユニフォーム・イナ・イーストの伊那市同士の対戦となりました。 これまでの対戦でも勝ったり負けたりと実力が拮抗したチーム同士ということですが、伊那ダイヤモンドツインズが36-31で競り勝ちました。 この大会には、県内外から22チームが出場しました。 決勝戦の模様は、24日(土)からご覧のチャンネルで放送します。
-
高遠第2第3保育園 信州型自然保育に認定
豊かな自然を生かした保育教育を重視する「信州型自然保育認定制度」で、県は伊那市高遠町の高遠第2・第3保育園が認定団体に決めました。 県では、自然環境や地域資源を取り入れた保育の普及を図るため信州型自然保育認定制度を創設しました。 13日は、県庁で保育園や幼稚園など72団体に認定証が交付されました。 認定された高遠第2・第3保育園は今年度園児数が定員の半数以下になっていることから6月に制度認定の申請をしていました。 伊那市では、園児数が定員の半数以下が2年続くと翌年度から休園にすると定めていることから、保護者や地域住民などでつくる「高遠第2第3保育園の存続と未来を考える会」を立ち上げ認定を目指してきました。 高遠第2第3保育園では、園舎近くの山を活用し自然を活かした保育を行っています。 こうしたことが、評価され認定されました。 認定団体は、県から自然保育の体験教室に助成を受けることができます。 また、認定されることで認知度や信頼性の向上につながる利点があるとしています。 保育園や会では、認定を大きくPRし園児数の確保につなげていきたいとしています。 県では、認定団体をホームページや東京の情報発信拠点銀座NAGANOで開く移住者向けのイベントなどでPRしていくということです。 伊那市内では他に、天使幼稚園と山の遊び舎はらぺこが認定されました。
-
南信州工科短大 前期推薦入試願書受付はじまる
平成28年4月に開校する県南信工科短期大学入学生の前期推薦入試の願書受け付けが13日から始まりました。 南信工科短大は上田市の県工科短期大学校に次ぐ県内2番目の工科短大として平成28年4月に開校します。 学科は「機械・生産技術科」と「電気・制御技術科」の2つで定員は20人ずつです。 13日から、前期の推薦入試の願書受付が始まっていてそれぞれ12人程度を募集しています。 願書の受け付けは今月22日までで試験は11月5日に行われることになっています。 後期の推薦入試の受け付けは11月30日から、一般入試の前期が来年1月12日、後期が2月26日から受け付けます。 年間授業日数は180日で2年間で工業系の4年制大学の必須科目と同等の内容を学ぶことが出来ます。
-
東部中と高砂中が歌などで交流
伊那市の東部中学校はタカトオコヒガンザクラを通して交流している宮城県仙台市の高砂中学校と13日、交流しました。 13日は、高砂中学校の教諭と代表生徒合わせて45人が東部中を訪れました。 東部中学校は、震災で桜が枯れてしまった高砂中にタカトオコヒガンザクラの苗木を贈っていて「さくらプロジェクト」として交流が続いています。 13日は、1500本のタカトオコヒガンザクラがある高遠城址公園を訪れました。 桜守から桜の歴史や育て方などの話を聞きました。 13日は、全校生徒が体育館に集まり交流会も開かれました。 東部中の合唱部と吹奏楽部の生徒が歌や演奏で歓迎しました。 東部中生徒会長の橋爪竜生君は「両校が今後も受けついていけるよう、さくらプロジェクトのテーマソングを作りさらに交流を深めましょう」と話しました。 高砂中生徒会長の山本愛実さんは「これからもお互いの絆を深め交流していきたい」と挨拶しました。 両校の絆をさらに深めようと高砂中から桜や中央アルプスなどが描かれたオリジナルの大漁旗がプレゼントされました。 会の最後には両校の生徒会長が絆宣言をしました。 東部中と高砂中は定期的にインターネットを利用したテレビ会議などで交流していて、今後はテーマソングについて意見交換していくということです。
-
KEESプロジェクトが間伐材利用のコンクールで入賞
組立式の木製キットづくりに取り組んでいる伊那市のキーズプロジェクトはその活動が認められ間伐材利用事業を表彰するコンクールで入賞しました。 伊那市の中心商店街の商店主らでつくるキーズプロジェクトは県の「信州の木活用モデル地域支援事業」で組立式の木製キットづくりに取り組んでいて、この木製キットで鉢カバーやイスなどを作ることができます。 コンクールは間伐推進中央協議会主催、林野庁が後援しているもので80件の応募がありました。 間伐材を有効活用することで地域活性化に取り組んでいることなどが評価されたもので上位3賞にあたる間伐推進中央協議会会長賞に選ばれました。 上位3賞には長野県内の取り組みが入賞していて14日東京で表彰式が行われることになっています。
-
南部小学校開校20周年記念式典に向けて 児童が作品制作
南箕輪村の南部小学校の児童は、24日に行われる小学校開校20周年記念式典で飾る作品を、13日と14日の2日間制作しています。 南部小学校は、平成8年に開校し、今年で20周年の節目の年を迎えました。 20周年を迎えるにあたり、24日に小学校で記念式典が行われます。 2日間は、全校児童201人が記念式典で飾る作品を制作しています。 作品は児童の手形でつくる虹で、20周年を記念して児童が考えたキャラクター「きらら」と「なんすけ」の下に架かるデザインになっています。 南部小学校開校20周年記念式典は24日に行われる予定で、事前に行った小学校に関するクイズの正解の発表や、伊那市出身の歌手湯沢かよこさんのコンサートなどが予定されています。
-
とみがたそば松茸祭り 開催
伊那市富県の住民有志は、松茸で地域をPRするイベント「とみがたそば松茸祭り」を11日、JA上伊那富県支所で行いました。 会場では、富県で採れた松茸を使ったごはんなどが振る舞われ、訪れた人が味わっていました。 祭りは、富県の住民有志でつくる「とみがたそば松茸祭り実行委員会」が松茸を通して地域の活性化に繋げようと、今回初めて行ったものです。 限定150食で提供した蕎麦と松茸ごはん、松茸酒は、開始1時間で用意した分がなくなったということです。 会場では他に、地元出身の歌手米倉颯音さんのリサイタルコンサートも開かれ、訪れた人は歌声に聴き入っていました。 富県地区では去年と比べて今年は松茸が豊作で、この日はおよそ300本分を振る舞ったということです。
-
第32回南アルプスふるさと祭り
伊那市長谷恒例の南アルプスふるさと祭りが11日、美和湖公園で行われました。 南アルプスふるさと祭りは、旧長谷村時代から行われていて今年で32回目です。 会場では、猪の肉を使った鍋の提供や、長谷小学校の児童がバザーを開くなど、地元の食や文化をPRするブースが並び多くの人で賑わいました。 実行委員会では「天候が心配だったが多くの人に地元の文化を知ってもらえる機会になり良かった」と話していました。 長谷中学校の生徒は、伝統の南アルプス太鼓を披露しました。
-
フルーツ専門店の技術で農産物の魅力再発見
東京の老舗フルーツ専門店新宿高野による、果物の切り方や食べ方についての教室「新宿高野アルプスパーラー」が11日伊那市のファームレストラントマトの木で開かれました。 これは、新伊那市誕生10周年と、新宿高野創業130周年の記念イベントとして行われ市内外から40人が参加しました。 講師を務めたのは、高野フルーツパーラーでメニュー開発総責任者の森山登美男さんです。 森山さんは、「ナイフは短く持った方が、手がぶれずに切る事ができる」や「かきやリンゴは小分けのした後、皮をむくときれいに向ける」などと説明しながら、見本を見せていました。 新宿高野では、昨年度から伊那市の農産物をPRしようと、ブルーベリーフェアを開催しています。 この催しは、地域の人達に地元農産物の魅力を再発見してもらうと共に、専門店の技術に触れてもらおうと開かれました。 参加した人達は、森山さんの説明を聞いた後、伊那産のリンゴやナシを、飾りを入れながらカットしていました。
-
高遠町の住民有志がカボチャのランタンづくり
伊那市高遠町の住民有志は、31日のハロウィンを前に、商店街に飾るカボチャのランタンを6日作りました。 6日は高遠町の商店街の有志7人がランタン作りをしました。 ランタン作りは東屋靴店の米山洋子さんの声掛けで行われました。 米山さんは去年友人とランタンを作ったことをきっかけに、取り組みを広げようと、今年は近くの商店に声をかけました。 カボチャは南箕輪村の農家から譲りうけたもので、大きなものは40センチほどあります。 初めて作る人も多く、1人一つずつ制作していました。 ランタンはそれぞれの店に飾られ、7日から2週間ほど点灯されます。
-
フェンシング全国大会 箕輪町で始まる
フェンシングの全国大会が、10日から、箕輪町の社会体育館で始まりました。 10日は、中学1年生から高校2年生までが出場できる「全国カデ・エペフェンシング選手権大会」の予選が行われました。 箕輪町では、30年ほど前からフェンシングの町としてPRしていて、ここ10年ほどは毎年全国大会を開催しています。 12日までに2つの大会が開かれ、全国からおよそ200人が上伊那からは11人が参加しています。 町では、「フェンシングを身近なものに感じてもらい、さらには箕輪町のPRに繋がればうれしい」と話していました。 11日は、歓迎イベントとしてダンスなどの発表が行われるもみじマーケットが文化センターで開かれます。
-
暴力や犯罪のない平和な社会を実現へ 伊那市民大会
暴力や犯罪、交通事故のない平和な社会の実現に向けた「暴力追放・地域安全 伊那市民大会」が、10日、伊那市のいなっせで開かれました。 大会では、市中パレードが行われ、消防団や交通安全協会の会員など参加者およそ350人が暴力の追放や安全運転などを呼び掛けました。 大会は、平成2年に市内で発生した暴力団による発砲事件を契機に、地域の安全について考える機会にしようと始まりました。 日本最大規模の指定暴力団山口組の組織内の対立が表面化していて、飯田市では10月6日暴力団員による発砲事件が発生しています。 また長野県暴力追放県民センターによりますと、「みかじめ料を請求されている」「事業所に暴力団員が来て資金提供を迫られた」など、県内の飲食店などからの相談がこのところ急増しているということです。 式展で白鳥孝伊那市長は、「暴力団をはじめとする反社会的組織を排除するには、団結して資金源を断つことが重要」と話し、伊那警察署の内川政澄署長は、「暴力団を恐れない、金を出さない、利用しない」の3ない運動を呼び掛けていました。 大会では他に、プロの落語家川柳つくしさんによる防犯落語が行われ、1人暮らしのお年寄りが結婚詐欺にあいお金をだまし取られるという内容の噺をしました。 この他に、暴力追放や犯罪防止に努めるとする大会宣言が採択され、参加者が「がんばろう」を三唱して意識を高めていました。
-
10月10日はソースかつ丼の日
10月10日は、ジュージューのごろ合わせでソースかつ丼の日です。 伊那ソースかつどん会の加盟店では、100円から200円の割引サービスが行われ、昼時には多くの人で賑わいました。 10日は、加盟店16店舗のうち15店舗で割引サービスが行われました。 このうち、伊那市西箕輪の青い塔では、待ち時間を少しでも短くしようと、出来上がりの早いヒレかつ丼が120円引きの1,000円で提供されました。 青い塔は、創業70年の老舗です。 かつを揚げるのは、2代目の平澤保夫さん。 次々と注文が入ります。 3連休初日の今日は、常連客や県外から訪れる観光客で賑わっていました。 伊那ソースかつ丼会では、「年に1度のこういった機会に県内外へ伊那のかつ丼を広めていきたい」と話していました。
-
伊那北高校第37回生「三七轍会」が同窓会
昭和59年度に伊那北高校を卒業した第37回生でつくる「三七轍会」は、卒業30周年を記念した同窓会を、10日に母校で開きました。 クラスごと行われたホームルームには恩師も参加し、卒業後に進んだ道や家族の事など近況を、一人ひとり報告しました。 37回生は6クラス264人で、今日はそのうちの約150人が参加しました。 卒業30周年の記念式典で、実行委員長の神藤康隆さんは、「伊那北高校の自由な校風は時には厳しさにもなった。先生方の優しさに支えられて今の私がある。今日は昔を思い出し友好を深めましょう」と挨拶しました。 恩師も4人かけつけ、当時を振り返りながら「これからも元気で力いっぱい生きてください」と当時の生徒たちに呼びかけました。 第37回生は、今年度で49歳になります。 卒業30年で大々的に同窓会を開くのが伊那北高校の伝統となっていて、2008年に幹事会を立ち上げ準備を進めてきたということです。 この日は30周年を記念して、同窓会と高校にそれぞれ30万円を贈りました。
-
伊那北高校第27回生「天真薫風会」が記念講演会
昭和49年度に伊那北高校を卒業した第27回生でつくる「天真薫風会」は、10日、卒業40周年の同窓会で記念講演会を開きました。 同窓会に合わせて開かれた記念講演会では、NHK解説委員の山﨑登さんが、「災害から命を守るために~東日本大震災から見えたもの」と題し講演しました。 山﨑さんは、阪神淡路大震災や新潟県中越地震など大規模災害の取材を専門に行っています。 2011年の東日本大震災では、東京で計画停電が行われた事や、スーパーから品物がなくなった事、ガソリンスタンドに長蛇の列ができた事を振り返り、「安心・安全な社会がすべての前提になる」と話しました。 講演会には、同窓生のほかに行政の防災担当者なども参加し、災害に対する知識を深めていました。
-
第6回信州伊那高遠の四季展きょうから
自然豊かな伊那市の風景や行事をテーマに3年に1度開かれる全国公募の絵画展「第6回信州伊那高遠の四季展」が、10日から始まりました。 伊那市高遠町の信州高遠美術館で行われたオープニング式典に続き、関係者が作品を鑑賞しました。 信州伊那高遠の四季展は、「2つのアルプスに抱かれた自然豊かな伊那市の風景や行事」をテーマに、3年に1度、伊那市と伊那市教育委員会、実行委員会が開いている全国公募の絵画展です。 今年は、253人から319点の応募がありました。 最高賞を受賞した広島県の洋画家、高山博子さんは、以前、伊那市を観光で訪れた際に長谷に伝わる民話「孝行猿」の話を聞き、絵で表現する事にしたという事です。 入賞・入選作品198点は、25日(日)まで、信州高遠美術館と伊那市西春近のかんてんぱぱホールの2会場で展示されています。
-
大切な水 地域の水路を見学
郷土の偉人について学習している伊那市富県小学校4年生は、地域に水をもたらした伊東伝兵衛にちなんで、現在と昔の水路を9日見学しました。 4年生28人は、春富土地改良区の協力で、地域に農業用水を供給している水路を見学しました。 このうち、江戸時代末期に三峰川から東春近に水を引いていた昔の水路跡で、工事の難所だったという鞠ヶ鼻(まりがはな)隧道跡では、当時の人たちの苦労に思いをはせました。 この後、上流にのぼり三峰川からの取水口や水路跡を見学しました。 春富土地改良区の織井秀夫理事長は、「水を得るための昔の苦労を知って、水の大切さを学んでほしい」と話していました。 富県小では、毎年4年生が現地に出かけて、水路の学習をしています。