-
御嶽山の行方不明者再捜索 活動報告会
今年7月から行われた御嶽山の行方不明者再捜索に、上伊那広域消防本部から派遣された隊員の活動報告会が、9日、箕輪町の地域交流センターで開かれました。 活動報告会は、山岳地という特別な環境での捜索活動について情報を共有し今後に活かしていこうと開かれたもので、上伊那広域消防本部の職員約40人が参加しました。 派遣された隊員4人のうちの一人、箕輪消防署の小森和弘さんが、捜索での隊員の装備や一日の活動の流れなどを報告しました。 小森さんは「硫黄の匂いも、危険だと思う気持ちも何日か活動を続けていると慣れてしまう。隊員どうし声をかけあって注意をする事が大事だと感じた」と話していました。 また、「大規模な災害になればなるほど、消防だけではなく警察など他の機関との連携を密にしていかなければならない」と、情報共有の必要性をあげていました。 報告会は上伊那広域消防本部と伊南北消防署でも開かれる事になっています。
-
みはらしの湯で琴伝流大正琴のミニコンサート
琴伝流大正琴のミニコンサートが9日、伊那市西箕輪のみはらしの湯で開かれました。 コンサートは、大正琴の普及を目的に琴伝流大正琴普及協会が開いたものです。 大正琴誕生100年を記念して、2011年に9月9日を「大正琴の日」と定め、毎年全国各地でコンサートを開いています。 伊那市内では今回初めて開かれ、長井幸子さんが美篶公民館で指導する教室のメンバー11人が6曲を演奏しました。 琴伝流大正琴普及協会では、多くの人に大正琴を知ってもらい、伊那市でもミニコンサートを今後増やしていきたいと話していました。
-
伊那市 市内全域の公共トイレを調査
伊那市は、市内全域のトイレの数や管理体制などを調査し、計画的な改修を実施していく方針です。 これは、9日に開かれた市議会一般質問で、議員の質問に、白鳥孝市長が答えたものです。 白鳥市長は、「とくに全国規模のスポーツ大会では、市内グラウンドのトイレの数は充分確保できていない」と話しました。 現在伊那市では、公衆トイレの他、都市公園や観光地、体育施設などのトイレについて調査を行っているという事です。 市内全域での数や管理体制などをまとめ、今後、洋式化を視野に入れながら、計画的なトイレの改修を検討していくという事です。
-
西箕輪小中学校PTA講演会
西箕輪小学校と中学校のPTA講演会が2日西箕輪小学校で開かれ、伊那市在住の教育カウンセラー小椋佐代里さんが講演しました。 この講演会は、西箕輪小中学校のPTA,西箕輪子ども会育成会、西箕輪公民館が毎年行っているものでおよそ130人が集まりました。 伊那市富県在住で教育カウンセラーの小椋佐代里さんが、親子のコミュニケーションの方法について話をしました。 小椋さんは、子どもの話を聞く上で「相手の話を繰り返すこと・言い換えること・気持ちをくみ取ることの3つが大事」と話していました。 参加者は二人組になり、実際に聞きかたを体験していました。 小椋さんは、「親が解決策を決めずに共感しながら話を聞くことで、子どもの自立をはぐくむことにつながる」と話していました。
-
山ぶどうの生産者の会設立
伊那市と信大農学部が連携して開発したやまぶどうワイン「山紫」の原材料となるやまぶどうの品質向上や増産を図ろうと、このほど「やまぶどう生産者の会」を設立しました。 会は、生産者や信州大学農学部、JA上伊那、伊那市などで組織します。 会長を務める城倉友幸さんです。 城倉さんは、6年前から西春近にある25aの畑でやまぶどうを栽培しています。 現在、やまぶどうの実が色づき、これから甘みが増してくるということです。 城倉さんは、「会全体で品質を一定に保ち、質の良い物を作っていきたい」と意気込んでいます。 やまぶどうワイン「山紫」は伊那市と信大農学部が連携して8年の歳月をかけて開発しました。 現在生産者は3人でこれから栽培を始める人が5人いるということです。 収穫は10月から始まり、今年は会全体で去年より200キロ多い800キロを収穫する予定です。 伊那市は特産品として定着させたい考えで、今後も生産者や農地の拡大を図っていきたいとしています。
-
台風18号 9日の昼過ぎに接近
台風18号は、9日の昼過ぎから夕方にかけて県内に近づくとみられ、長野地方気象台では土砂災害などに警戒するよう呼びかけています。 8日の伊那地域は台風18号の影響で雨となりました。 長野地方気象台によりますと台風18号はあす昼過ぎから夕方にかけて県内に最も近づくとみられ、あすは1時間に40ミリの激しい雨や強風になる恐れがあるとしています。 伊那市西箕輪重盛正さんの、りんご園では、つがるの収穫が最盛期を迎え、台風の接近にともない収穫を急いでいました。 9日、午後6時までに予想される、降水量は南部で200ミリとなっていて長野地方気象台では、河川の増水や土砂災害などに注意するよう呼びかけています。
-
サン工業が伊那市に300万円寄付
伊那市西箕輪のサン工業株式会社は保育や教育施設の充実に役立ててもらおうと8日、伊那市に300万円を寄付しました。 8日は、サン工業株式会社の川上健夫社長ら4人が市役所を訪れました。 サン工業では地域貢献を目的に平成25年から毎年寄付をしています。 川上社長は「素晴らしい環境の中で仕事をさせていただいている。次世代を担う子供たちのために役立ててほしい」と話していました。 寄付は、保育園のお出かけ車や、中学校でのタブレットなどの購入にあてるということです。
-
東部中学校吹奏楽部定演 21日
伊那市の東部中学校吹奏楽部による定期演奏会が21日に伊那文化会館で開かれます。 生徒たちは、本番に向け練習に熱が入っています。 東部中学校吹奏楽部では、練習の成果の発表の場として年に一度定期演奏会を開いていて今年で11回目です。 今年、1年生が23人入り部員総勢83人の大所帯となりました。 今年度は、吹奏楽コンクール南信予選と県大会で金賞、先月30日に行われた中部日本吹奏楽コンクール長野大会でも金賞を受賞するなどの活躍をしています。 演奏会では、JPOPからアニメソング、コンクールの課題曲などが披露される他、1年生のステージも予定されています。 この他にも、映像を使ったり、振り付けが加えられた演奏もあり、音だけでなく目でも楽しめるよう工夫されています。 東部中学校吹奏楽部の第11回定期演奏会は、今月21日の午後1時30分から伊那文化会館の大ホールで行われることになっています。
-
南信州SSC 全国大会出場挨拶
9月29日から福岡県北九州市で開かれる全日本シニアソフトボール大会に長野県代表として出場する南信州SSCは、1日白鳥政徳箕輪町長に出場の挨拶をしました。 1日は、南信州SSCの西岡洋児監督と投手の毛利福美(ふくみ)さんが役場を訪れました。 59歳以上のソフトボールチーム南信州SSCは、5月に上田市で開かれた県大会で優勝しました。 前身は伊那シニアで、上伊那から選手を募り全国で優勝を目指そうと平成25年からチーム名を変更しました。 現在は、諏訪市の選手2人を含む21人が週に3回練習を行っています。 伊那シニアから数えて全国大会出場は10年連続となります。 南信州SSCは、投手の毛利さんを中心とした守りのチームです。 西岡監督は「一戦一戦を大事にして優勝を目指したい」と抱負を話していました。 白鳥町長は「楽しみながらプレーをして頑張って欲しい」と激励していました。 全日本シニアソフトボール大会は今月29日から福岡県で開かれます。
-
伊那ロータリークラブ アオギリの前で平和祈り黙祷
社会奉仕団体伊那ロータリークラブは、2年前に植樹したアオギリの木の前で、8日、平和への誓いを新たにし黙祷を捧げました。 伊那ロータリークラブは、2年前に伊那市の高尾公園にアオギリの苗木を植樹しました。 植樹したアオギリは、70年前に原爆が投下された広島で、爆心地から半径およそ1.3キロメートル以内にあったものの2世だということです。 平成25年5月に植樹し、当時は高さ30センチ程でしたが、2年経って4メートルまで成長しました。 伊那ロータリークラブの中川博夫会長は「戦争や原爆の他にも、自然災害などで被害に遭われた多くの人にこのアオギリの成長を見て希望をもってもらいたい」と話していました。
-
朗読劇風狂のうたびと 上演
千両千両井月さんまつりに合わせて、井上井月の生き様などを表現した朗読劇「コラージュ風狂のうたびと」が5日、伊那市のいなっせで上演されました。 コラージュ風狂のうたびとは、幕末から明治にかけて伊那谷を放浪した俳人井上井月を長年研究し、自身も俳人として活動している春日愚良子さんの著書をもとにした朗読劇です。 伊那市で上演されるのは、6年ぶり4回目です。 一般から募った朗読者7人が、井月の俳句およそ150作品を朗読しました。 音楽は伊那混声合唱団などが、児童劇には美篶小学校の児童が参加しました。 朗読劇「コラージュ風狂のうたびと」は、10月3日(土)からご覧のチャンネルで放送します。
-
村職員 減給の懲戒処分
南箕輪村は介護保険料の過納分について還付手続きを怠った職員を懲戒処分としました。 村の発表によりますと懲戒処分となったのは36歳の村長部局職員主査です。 この職員は平成24年度から平成26年度にかけて被保険者から納付された介護保険料の過納分について還付手続きを怠ったということです。 村は7日付けでこの職員を減給10分の1 1か月の懲戒処分としました。 この件について唐木一直村長は「住民の皆様の信頼を損なう行為であり深くお詫び申し上げます。今後このようなことがないよう職員の管理監督に努め住民の皆様の信頼回復に向けて全力を尽くしてまいります。」とのコメントを出しています。
-
防犯ポスター、交通安全ポスターコンクール入賞作品決まる
伊那警察署管内の小中学生から募集した防犯ポスターの審査会が7日に開かれ、県の審査に進む9作品が選ばれました。 防犯ポスターコンクールは、伊那市、箕輪町、南箕輪村、辰野町の小中学生を対象に毎年行われていて、この日は、辰野町以外の作品を審査しました。 今年は小学校から205点、中学校から292点が寄せられました。 犯罪に巻き込まれないよう呼びかける作品で、近年は特殊詐欺の被害防止を呼びかけるものが多くなっているという事です。 審査の結果、9作品が金賞となり県の審査に進みました。 全ての入賞作品は、12月に市内の大型店で展示される予定です。
-
「西駒んボッカ」 ランナーがレンガ背負い西駒山荘へ
中央アルプスの西駒山荘までレンガを背負って運ぶレース「西駒んボッカ」が、6日に行われました。 ランナーが、2.5キロのレンガをザックに入れ、スタートを待ちます。 午前6時30分、スタートの合図で、鳩吹公園から標高2,690mの西駒山荘に向けて走りだしました。 このイベントは、山荘の石室の床材となるレンガを背負って登り小屋の建設に参加するものです。 山岳関係者などでつくる西駒こまくさ会が開いていて、今年で3回目です。 レースには、県内外から約200人が参加しました。 今年は50人定員を増やしたところ、県外の女性からの応募が多かったという事です。 西駒山荘にゴールした参加者はレンガに名前やメッセージを書きこんでいました。 11人が犠牲となった中箕輪尋常高等小学校の遭難事故を受け、大正4年に地元住民によって建設された西駒山荘は、今年で築100年を迎えました。 去年石室部分を残して改築が完了しています。 西駒こまくさ会は、「来年のイベントで、石室の床に必要なレンガがそろうのではないか」と話していました。
-
栗狩り観光農園9日にオープン
伊那市富県の栗狩り観光農園クリ栗坊主園が9日水曜日にオープンします。 7日は農園関係者がオープンに向け準備を進めていました。 農園は有休荒廃農地の解消を目的に平成16年に開園しました。 広さおよそ2.5ヘクタールの敷地には1300本ほどの栗の木が 植えられています。 7日は農園を運営している高烏谷栗栽培組合のメンバーがオープンの準備を進めていました。 去年は県内外からおよそ2500人が訪れ、今年はすでに1000人ほどの予約が入っているということです。 農園は9日水曜日オープンで入園料は一般200円。中学生以下100円となっています。
-
「世界最大のモミジの葉」 ギネス認定
箕輪町は、町発足60周年の記念イベントとして7日、町のシンボルのモミジの葉の形を、多くの人で作るギネス世界記録に挑戦しました。 404人が参加し、「世界最大のモミジの葉」としてギネスに認定されました。 これは、箕輪町が住民参加のイベントで60周年を祝おうと企画したものです。 挑戦の内容は、人が並んで「世界最大のモミジの葉の形」を作ることです。 250人以上でモミジの形を作り、5分以上崩れないよう維持することが認定条件です。 お揃いの赤いTシャツを身に着け、帽子をかぶった参加者が並び終わると、役場駐車場にモミジの形が浮かびあがりました。 ギネス認定員は、上空から撮影された映像を見ながら維持できているかを確認します。 1度目の挑戦は、途中で地面が見えている箇所があったため、やり直しとなりました。 雨が強くなる中、再度モミジの形を作っていきます。 職員が、隙間がないか確認し、微調整をしていきます。 参加者は、形を崩さないよう、神経を集中させていました。 挑戦が終わると、参加者は安堵の表情を浮かべていました。 このあと、箕輪町文化センターでは認証式が行われました。 認定員から、白鳥政徳町長に認定証が手渡されました。 挑戦に参加したのは404人。 記念撮影をして、ギネス達成を祝いました。 また、昨日は未来へのタイムカプセルの封印式も行われました。 町民から集まったおよそ670通の手紙が、カプセルの中に入れられ、鍵がかけられました。 このタイムカプセルは、10年後に開封され、手紙は書いた人の元に送られるということです。
-
伊那市総合防災訓練 地域、小学校、保育園が連携
大規模な地震災害を想定した伊那市総合防災訓練が、6日に伊那東小学校を主会場に行われました。 今年は、地域、小学校、保育園が合同で訓練を行い災害時の初動対応を確認しました。 訓練の主会場となっている伊那東小学校隣りの竜東保育園です。 午前9時、南海トラフ地震が発生したとの想定で放送が流れると、園児は机の下にもぐり身の安全を確保しました。 この後、園舎の外へと避難します。 地震発生から5分後、園児の避難誘導を指示された地域住民が、竜東保育園へ駆けつけます。 竜東保育園と伊那東小学校、地元の狐島区と境区の4者は連携して防災力を高める「保小地域連携支援協定」を去年12月、市内で初めて締結しました。 この日は、伊那市総合防災訓練に合わせて、園児、児童の避難訓練が協定に基づき実施されました。 15分ほどで全校児童585人と竜東保育園の園児65人全員が、伊那東小学校グラウンドに避難しました。 狐島区の有馬久雄区長は「皆さんを守るための協定を結んでいるので、万が一の時にしっかり避難できるような体制を整えていきたい」と話していました。 今年の伊那市総合防災訓練は、竜東地区の7つの区を対象に実施され、小学校、保育園も含め千人規模の訓練となりました。 会場には、炊き出しのできる自衛隊の車両や人命救助のための資機材などが展示され、子ども達や地域住民が防災に関する知識を深めていました。
-
西町区敬老会 地域住民によるステージ発表
21日の敬老の日を前に伊那市の西町区敬老会が6日に開かれ、地域住民によるステージ発表などが行われました。 西町区では、毎年9月の第一日曜日に敬老会を開いていて、この日は、西町に住む75歳以上の高齢者22人が参加しました。 ステージ発表では、地元の竜南保育園の年長園児15人が歌を披露しました。 また、西町安協女性部のメンバーは、歌と踊りを通して交通安全を呼びかけていました。 西町区では、これまで区の発展に尽力して頂いた事へ感謝し、これからも長生きをして欲しいと話していました。
-
狼煙リレー 上下伊那25か所つなぐ
戦国武将の武田信玄が情報伝達手段として使っていたとされる狼煙を再現するリレーが5日、上下伊那の25か所で行われました。 このうち伊那市西春近では3か所で行われました。 西春近南小学校には、自治協議会の役員や児童などおよそ60人が集まりました。 午前10時15分頃、物見や城で狼煙が上がったのを確認すると、狼煙台に火がつけられました。 狼煙リレーは、昔の情報伝達の方法を体験し伊那谷の歴史を学んでもらおうと、公民館や有志でつくる「武田信玄狼煙会」が行っているものです。 西春近自治協議会では、5年前からこのリレーに参加しています。 今年は、下伊那郡根羽村から箕輪町まで、15市町村25か所で狼煙を繋ぎました。 狼煙は、終点の箕輪町まで無事つながったということです。
-
長谷保育園の未来を考える集い
伊那市長谷の長谷地域協議会は、長谷保育園の未来を考える集いを5日、総合支所で開きました。 地域協議会のまとめによると、平成34年度から休園となる見通しです。 集いには、地域協議会や伊那市、保育園の関係者、地区住民などおよそ30人が出席しました。 現在、長谷保育園は、60人の定員に対し、園児数は35人。 伊那市の指針では、園児数が定員の半数以下が2年続いた場合、翌年度から休園となります。 地域協議会のまとめによりますと、平成32年度には園児数が定員の半分の30人となり、34年度から休園となる見通しです。 また、現在中尾・市野瀬・杉島地区には0歳から2歳の乳幼児が1人もいません。 参加者からは、「定住促進に地域の団地や空き家を活用していったらどうか」「全国的な人口減少の中、定員の見直しも必要ではないか」といった意見が出ていました。 また、「これまでの保育園の統合はいずれも地域内で行われてきた。地域をこえての統合の是非も検討が必要ではないか」といった意見も出ていました。 地域協議会では、今回の意見をもとに、今後の対策について検討していくとしています。
-
箕輪町発足60周年記念式典
箕輪町発足60周年記念祭が、5日と6日の2日間の日程で始まりました。 初日の5日は、記念式典が町文化センターで行われ、功労者表彰などで節目を祝いました。 記念式典には、来賓や地域住民などおよそ450人が出席しました。 オープニングでは、箕輪中学校吹奏楽部と合唱部がそれぞれ演奏を披露し、60周年の節目のイベントに華を添えました。 箕輪町は、昭和30年1月1日に中箕輪町と箕輪村、東箕輪村の3つの町村が合併して誕生しました。 当時1万8,262人だった人口は、9月1日現在男性1万2,541人、女性1万2,612人の合わせて2万5,153人と、7千人近く増えています。 式で、箕輪町の白鳥政徳町長は、60年の歴史を振り返りながら式辞を述べました。 他に、地方自治や産業、教育の振興などに尽力した個人や団体が表彰されました。 受賞者を代表して武村俊身さんは、「箕輪町の発展のため、今後もそれぞれの立場で力を尽くしていきたい」と誓いました。 また、小中学生による「未来へのメッセージ」では、8人が「これからの時代をどう生きるか」をテーマに話しをしました。 記念祭は6日も行われ、ギネス世界記録に挑戦する特別企画が午後1時から役場正面駐車場で実施される他、町文化センターでは各サークルの展示や発表などが行われます。 5日に行われた、記念式典の模様は、7日から13日まで122チャンネルで再放送します。
-
千両千両井月さんまつり そば新発売
伊那ゆかりの俳人井上井月にスポットをあてる第3回千両千両井月さんまつりが、5日から2日間の日程で始まりました。 まつりに合わせて、井月そばが新発売となりました。 井月そばは、通常3人前1,100円で、5日と6日の2日間は100円引きの千円で販売されています。 そばを販売しているのは、伊那市ますみヶ丘の産直市場グリーンファームと通り町の小林書店、駒ヶ根市の飲食店水車でつくる井月そば振興会が井月関連商品として開発しました。 そばは、長野県産のそば粉に地元産の桑の葉の粉末が混ぜられています。 振興会によりますと、井月の生きた時代は養蚕が盛んで、井月自身も養蚕に関する句を数多く残しているということです。 また、桑の葉は中性脂肪を取り除き肥満の解消に効果が期待できるということです。 井月さんまつり初日の5日は、井月たちの幕末維新と題したシンポジウムが開かれました。 6日は井月俳句大会や講演会が開かれます。
-
丸山公園で二十二尊大祭 安産など願う
安産や縁結びなどを願う二十二夜尊大祭が、4日、伊那市山寺の丸山公園で行われました。 二十二夜尊大祭は、旧暦の7月22日に毎年行われている坂下区の伝統行事です。 常園寺の角田泰隆住職によりますと、旧暦の7月22日は日の入りから月の出までの時間が1年の中で最も長い日とされていて、この日に願をかけると願いが叶うと伝えられています。 また、短くなったロウソクを持ち帰り陣痛が始まったら火をつけると、ロウソクが燃え尽きるまでに分娩が終わるとされていて、現在ではお守りとして枕元に置いている人が多いということです。 4日は、妊婦やその家族以外にも、家内安全などを二十二夜尊の碑に願っていました。 会場では他に、開運福引抽選会も開かれ、多くの人で賑わっていました。 坂下区では、「地域の祭りとして定着させていきたい」と話していました。
-
雅秋園 10日からオープン
箕輪町福与の果樹園「雅秋園」では、10日からのオープンを前にスタッフが準備に追われています。 広さ90アールの雅秋園の今年のぶどう狩りのオープンは10日です。 ナイアガラ・コンコード・デラウェアの3種類の味を楽しむことができます。 巨峰やシナノスマイルなどは販売所で購入することができます。 農園主の浦野崇さんによりますと、今年は春から夏にかけて天候がよく日照時間が長かったため、出来が良く甘さも充分あるということです。 入園料は大人500円、小学生250円、小学生以下は無料で10月上旬頃まで楽しめるということです。
-
明るい選挙啓発ポスターコンクール 入賞作品決まる
伊那市内の学校を対象にした明るい選挙啓発ポスターコンクールの審査が2日に行われ、入選作品が決まりました。 小学校の部で最優秀賞に選ばれたのは、東春近小学校5年の堀尾侑希さんの作品です。 中学校の部で最優秀賞に選ばれたのは、高遠中学校2年の清水菜音さんの作品です。 伊那市では、小学校の部には35点、中学校の部には95点、高等学校の部には1点の応募があり、そのうちの9点が県の審査会に提出されます。 県の審査会は16日に行われる予定です。
-
電話応対コンクール 伊那食品工業熊澤真優さん優勝
電話応対のスキルアップを目的とした電話応対コンクールの伊那・駒ヶ根地区大会が4日、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれ、伊那食品工業㈱の熊澤真優さんが優勝しました。 地区大会には、10の事業所から29人が参加しました。 コンクールは、電話応対のスキルを磨いて企業のイメージアップに繋げようと、公益財団法人日本電信電話ユーザ協会などが毎年開いているものです。 今年は、「物産館で買った商品を忘れてしまい困っている」との問い合わせに対応し、留守番電話にメッセージを残すという内容で競いました。 審査の結果、伊那食品工業㈱の熊澤真優さんが優勝しました。 準優勝には、アルプス中央信用金庫の山崎恵さんが、優秀賞には佐川急便㈱信越支店伊那営業所の神林浩美さんが選ばれました。 上位3人は、10月15日に長野市で開かれる県大会に出場します。
-
中央病院職員を懲戒処分に
伊那中央行政組合は、伊那市内の市道で重傷人身事故をおこした伊那中央病院に勤務する26歳の女性職員を減給の懲戒処分にしたと4日発表しました。 伊那中央行政組合の発表によりますと、今年2月12日、伊那中央病院診療技術部に勤務する26歳の女性職員が病院近くの市道で歩行者に衝突し、歩行者は全治2週間の大けがをしました。 伊那中央行政組合が処分を決定し4日に実施公表したものです。 処分は、減給10分の1を2か月で、監督、指導上の措置として、診療技術部と事務部の56歳と60歳の男性職員を口頭での厳重注意処分としました。 組合では、再発防止策として、安全運転の励行を指示したほか、10月下旬に交通安全研修を実施する計画です。
-
三峰川上流域連絡会 現地調査
伊那市長谷の三峰川上流域で行われている防災関連事業の現地調査が1日、行われました。 これは、行政機関などで組織する三峰川上流域事業連絡会が行ったものです。 現地調査は、防災事業の情報を交換し連携を図ろうと行われていて今年で3年目です。 1日は、伊那市長谷の美和ダムから南アルプス林道までの現地調査をしました。 このうち、工事が行われている女沢川砂防堰堤では、天竜川上流河川事務所の職員が工事の進捗状況や概要など説明していました。 これは三峰川周辺の道路や施設、美和ダムへの流出土砂を抑えようと整備をしていて来年3月の完成予定です。 三峰川上流域事業連絡会では、「三峰川上流域の安全を守っていくため今後も情報を共有していきた」と話していました。
-
日本太鼓ジュニアコンクール
県内の子ども達の太鼓グループが一堂に集まり全国大会出場を目指す、日本太鼓ジュニアコンクールの長野大会が30日、箕輪町で開かれました。 コンクールは、練習の成果を披露する場として毎年開かれていて今年で18回目です。 全国大会への出場をかけて県内の太鼓グループ11団体が出場しました。 このうち、地元のみのわ太鼓ジュニアは、お揃いの衣装で課題曲と自由曲の2曲を披露しました。 1チームの持ち時間は5分以内でチームワークや音楽性などが審査基準となります。 子ども達は、息の合ったバチさばきを披露していました。 審査の結果北安曇郡松川村の信濃国松川響岳太鼓子供会が4年連続で優勝し全国大会出場を決めました。
-
統計グラフコンクール 審査会
統計グラフコンクールに寄せられた作品の審査会が4日に伊那合同庁舎で開かれ、第2次の県審査に進む40点が決まりました。 今年のコンクールには、上伊那地域の20の小中学校から440点の応募がありました。 暑かった夏を反映してか、気温に関する作品が多く見られました。 4日は、各学校での事前審査を通過した258作品が講堂に並びました。 教育関係者3人が、子どもらしい身近な課題をとりあげているかなどの審査基準に従い、9月16日に県庁で行われる2次審査への作品40点を選びました。 県の審査を通過した作品は、全国コンクールへと送られます。