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~大暑~ 雨で6月中旬並みの気温
23日は、二十四節気のひとつ大暑です。一年で一番暑い頃とされていますが、伊那地域は昼過ぎまで雨が降り、6月中旬並みの気温となりました。 23日の伊那地域の最高気温は25度で、平年より5度ほど低く、6月中旬並みとなりました。 長野地方気象台によりますと、24日以降は高気圧に覆われ30度を超える暑さが戻ってくるという事です。
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伊那市上下水道事業 平成26年度赤字の見込み
伊那市上下水道運営審議会が21日市役所でひらかれ、上水道・下水道事業とも平成26年度の決算見込は、赤字となる見通しであることが報告されました。 市の報告によりますと平成26年度の決算は、上水道事業は64万円の赤字、下水道事業は2800万円の赤字となる見込みです。 上下水道事業とも平成25年度は黒字でしたが、昨年度は国の会計基準の見直しにより、退職金や賞与の引当金を特別損失に計上したため、赤字に転じる見込みだということです。
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三宅小学校と高遠北小学校の児童が交流
伊那市と友好提携を結んでいる東京都三宅村の三宅小学校の児童が22日、伊那市を訪れ、高遠北小学校の児童と交流をしました。 22日は三宅小学校の5年生9人が高遠北小学校を訪れました。 高遠北小の5年生が伊澤修二記念音楽祭で演奏する太鼓を披露し、三宅小の児童を歓迎しました。 三宅村と旧高遠町は、江戸時代の絵島・生島事件を縁に昭和45年に友好提携を結んでいて、平成7年から小学校の交流が始まりました。 また、三宅小の児童も、島に伝わる神着木遣太鼓を演奏しました。 三宅島の祭りで踊られる「あじさい音頭」を披露し、高遠北小の児童も一緒になって踊っていました。 三宅小の児童はこのあと高遠町内のウォークラリーなどを行い、23日に東京へ帰る予定です。
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伊那産リンゴの発泡酒「シードル」提供へ
市内飲食店主らでつくるグループは、穴が開いたり、色づきが悪く出荷出来なくなったリンゴで作った発泡酒「シードル」を、22日から市内の飲食店など10店舗で提供を行います。 22日は市内の酒店で、販売に向け発泡酒のラベル付けが行われました。 ラベルを付けているのは、市内の飲食店主や山小屋の管理人などでつくるグループ「アスタルシードルクラブ」のメンバーです。 このグループでは、穴が開いたり、色づきが悪く出荷出来ないリンゴを有効活用し、伊那谷の新たな特産品にしようと、シードルづくりを計画しました。 去年の12月には、伊那市横山のリンゴ畑で、およそ300キロを収穫し、市内の醸造所でシードルに醸造してもらいました。 今回完成したのは、750と375ミリリットルの瓶、あわせて、480本です。 シードルの提供飲食店 ▽kurabe CONTINENTAL DELICATESSEN▽AMBER▽北沢峠こもれび山荘 ▽酒とかふぇ はしば▽le petit marche▽みのやさくら亭 ▽La Brique▽ブックカフェ 3日間 一般販売は、伊那市日影の「酒文化いたや」で行っています。
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伊那市入札制度 見直しと改善へ
伊那市の白鳥孝市長は、西箕輪共同調理場と伊那小学校給食調理施設の改築工事の入札の不落を受け、入札制度の見直しと改善策を行う考えを22日、示しました。 22日は、市役所で市議会臨時会が開かれ、西箕輪と伊那小の給食施設の改築費2億4千万円の補正予算案が市側から提出されました。 西箕輪共同調理場の入札は先月、伊那小学校給食施設は今月入札が行われ、どちらも不落となっています。 当初予算に計上された、両施設の改築工事費は、合わせて3億4千7百万円でした。 今回、多額の補正となる事から、議員からは、「当初予算を認めた議会に対する信用問題に関わる」「市の組織やチェック機能に問題があるのでは」などの意見が出されました。 伊那市では入札を行う際、資材や労務単価が上昇している事から直近の価格を参考に予算書を作成しています。 市側の説明によりますと、今回の入札不落の問題は、見積もりを担当した職員が、同様な給食施設の建設に係る工事例がない事から、平成21年から24年の価格を参考にしていたという事です。 これにより、市が定める入札の最低価格が現状の工事価格よりも下回り、入札は不落となりました。 22日開かれた定例記者会見で白鳥市長は、今回の問題を受け、入札制度の見直しについて次のように述べました。 市が提出した西箕輪と伊那小の給食施設の整備に関する2億4千万円の補正予算案は、全会一致で可決しました。 工事の着工が計画より遅れますが、教育委員会では、西箕輪共同調理場については年度内の完成をめざし、伊那小学校給食調理施設については、来年度の早い時期に完成させたいとしています。
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夏の交通安全やまびこ運動始まる
夏の交通安全やまびこ運動が22日から始まり、南箕輪村の伊那ICなどで啓発活動が行われました。 啓発活動には伊那市や南箕輪村の交通安全協会や、伊那警察署などからおよそ100人が参加し、ドライバーに安全運転を呼びかけるチラシを配りました。 夏の交通安全やまびこ運動は22日から31日までで、行楽シーズンで県外からの車も増えるこの時期に毎年行われています。 今回の運動の基本は「子供と高齢者の交通事故防止」で、通学路・生活道路の安全確保と歩行者保護の徹底や飲酒運転の根絶などが重点となっています。 伊那警察署管内の今年の交通死亡事故は2件で、どちらも高齢者が絡む事故となっています。
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伊那西小学校の通学路に電気柵を設置
伊那市の伊那西小学校の通学路に出没するクマの対策として、伊那西小学校や地区住民、信州大学農学部が、餌場となるトウモロコシ畑に22日電気柵を設置しました。 22日は、小学校の教諭や保護者、地区住民、信大農学部の学生およそ30人が作業を行いました。 通学路にある2か所の畑の周りに、およそ500メートルの電気柵を設置しました。 伊那西小と地区住民、信大農学部は、クマによる人への被害防止と食害対策に3年前から柵を設置しています。 伊那市によりますと、市内の今年6月末までのクマの目撃件数は9件で、去年の同じ時期は1件だったということです。 電気柵に人が誤って触れないよう、危険表示板も取り付けられました。 アースも3本設置され、漏電対策もされています。 電気柵は収穫時期の9月中旬まで設置され、管理は、信大・学校・行政で行います。
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松本の中学生が農家民泊
松本の中学生が21日から農家民泊体験などを行う教育旅行で伊那市を訪れています。 伊那市で県内の中学生を受け入れるのは今回が初めてです。 伊那市観光協会では3年前から教育旅行の誘致に力を入れていて、21日は、東筑摩郡朝日村の鉢盛中学校の2年生153人が訪れました。 21日から2日間伊那市に滞在し農家民泊をして農家の人と交流をしたり、工場見学などを行います。 午前中は市役所で農事組合法人田原の酒井弘道さんが取り組みを紹介しました。 酒井さんは「地域の農業をみんなで守るため平成16年に農事組合法人田原を設立した。高齢化や担い手不足などにより荒れた田んぼ等、耕作放棄地解消に向け取り組んでいる」と話していました。 この後、生徒達はグループにわかれ34軒の農家の家に向かいました。 西春近の溝上和紀さん宅では、トマトやジャガイモ、スイートコーンなどを中学生が収穫体験しました。 伊那市観光協会では今後、さらに受け入れ農家を増やしていきたいとしています。
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この夏1回目 夏期食中毒注意報 全県に発令
長野県は、この夏1回目の夏期食中毒注意報を21日に発令しました。 県では、気温・湿度ともに高い気象条件が続いていて、食中毒の原因となる細菌が増えやすくなっていることから注意を呼びかけています。 県では、21日から23日までの3日間全県に発令しました。 食中毒防止のポイントとして、調理の前などには必ず石けんで手をよく洗うこと。 まな板や包丁は、洗剤でよく洗い、熱湯や塩素剤で消毒してから使うこと。 購入した食材は、早めに冷蔵庫や冷凍庫で保管することなどを挙げています。 なお、20日現在、県内では今年度2件の食中毒が発生しています。
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昭和45年度 春富中学校卒業生 同窓会
今年還暦記念の昭和45年度に伊那市の春富中学校を卒業した学年の同窓会が18日に伊那市内で開かれました。 同窓会には、当時7クラス225人のうち、およそ100人が出席しました。 今年60歳の還暦を迎えることから記念に全クラスで同窓会を開こうと有志が準備を進めてきました。 中学時代の恩師も出席し当時の思い出を話していました。 大型の画面には、クラスの集合写真や修学旅行の写真などがスライドで写しだされ、出席者は当時を振り返り懐かしんでいました。 また特別に、揚げパンやクジラの竜田揚げなどの給食メニューも出されました。 同窓会実行委員会の黒河内芳範さんは「久しぶりに多くの仲間に会えてうれしかった」と話していました。
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上古田赤そば 今年度は作付面積を増やし栽培量増へ
箕輪町は、上古田で栽培している赤そばを、今年度は作付面積を増やして栽培量を増やす計画です。 21日に役場で開かれた臨時議会で、上古田の赤そばの栽培量を増やすための助成金214万円を追加する一般会計補正予算案を提出し可決されました。 赤そばの去年の収穫量はおよそ130キロで、一昨年と比べて10分の1だったということです。 にこりこキッチンたべりこなどをはじめ、町内で赤そばの実を使った蕎麦を提供している店で安定的な提供が続くよう、今年度は作付面積をおよそ1ヘクタール増やして栽培量を増やす計画です。
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地元の旬の農産物使った加工料理講座
地元の旬の農産物を使って加工料理を学ぶ「い~な旬の加工塾」の第1回目の講座が21日、伊那市の女性プラザで開かれました。 講座には、伊那市を中心に50代から70代の女性が参加しました。 い~な旬の加工塾は、地元で穫れた旬の農産物の活用方法を学び、地域に広く伝えてもらおうと伊那市などが初めて開いたものです。 この日は、上伊那で穫れたトマト、シソ、桃を使った加工料理を作りました。 講師は、上伊那農業改良普及センターの松原寿子さんが務めました。 普段は生で食べることの多いトマトを、今回は酢と塩で味付けをしたソースを作りました。 また、ショウガと一緒に炊き込みごはんも作りました。 参加した人は「トマトを作っていていつもそのまま食べているが、加工しても美味しいことが改めて分かった。孫に作ってあげたい」と話していました。 講座は今年度9回開かれる予定です。
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TPPに関する国会決議実現を求める集会
TPPに関する国会決議実現を求めるための集会が21日、JA上伊那本所で開かれました。 集会には、JA上伊那本所の職員などおよそ50人が参加しました。 上伊那農政対策委員長でJA上伊那の御子柴茂樹組合長は「最低でも重要5項目は守ってもらうよう、1人1人が関心を持ち、今後も日本の農業を取り戻すという気持ちを忘れないでもらいたい」と訴えました。 参加者はガンバロー三唱を行い改めてTPP交渉撤退の意思を強くしました。 この日は、飯田市から街宣車が到着し、集会後は諏訪市に向けて出発しました。
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縄文時代の生活学ぶ
地域の歴史や文化について学んでいる伊那市の美篶小学校の地域探検クラブは13日縄文時代の伊那谷の生活について学びました。 13日は美篶小学校の隣に建つ資料館で4年生の児童8人が上伊那で出土した縄文時代の石器に触れ当時の生活について学びました。 講師を務めたのは伊那市創造館学芸員の濱慎一さんです。 濱さんは縄文時代の人たちが刃物などとして使っていた黒曜石を見せながら「身近にあるもので工夫しながら暮らしていた。」 また「主な食べ物はクルミやドングリで1週間ほど熱湯で煮て毒抜きをしてから食べていた」と話していました。 濱さんは「土器や石で作った槍など縄文時代の人たちは道具を使うという知恵と工夫があった。」と説明していました。 児童らは実際に石器に触れながら当時の暮らしの様子に理解を深めていました。
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きたっせ開設10周年を祝う
伊那市山寺の「きたっせ」の開設10周年を祝う記念式典が12日行われました。 式典には地区住民や市、商工会議所の関係者など、およそ60人が出席しました。 きたっせは、伊那北地域活性化センターとして、平成17年7月に開設しました。伊那北駅周辺の活性化や商業の促進などを目的に、旧山寺区民会館跡地に作られたものです。地域の文化や福祉活動の他、春の高校伊那駅伝では、第一中継所の選手の控室として利用されています。 年間の利用件数は、およそ1500件近くとなっています。 10周年を記念し、山寺区から、防災テント一式と司会者用演台が記念品として贈られました。
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関東甲信地方梅雨明け
気象庁は19日、「関東甲信地方が梅雨明けしたとみられる」と 発表しました。 伊那市民プールは19日から今シーズンの営業が始まり、待ちわびた子供たちや家族連れが水の感触を楽しんでいました。 長野地方気象台によりますと関東甲信地方の梅雨明けは平年より2日早いということです。 伊那地域の最高気温は28.4度まであがりましたが、昼ごろから時折雨が降るなどはっきりしない天気でした。 午前中は日が差し、子どもたちは水しぶきをあげていました。 伊那市民プールは21日から4日間休業し25日から8月23日まで営業することになっています。 高遠スポーツ公園プールは18日から南箕輪村の村民プールは19日からオープンしています。
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市内の公園 水銀灯清掃
伊那市内の電気工事会社は伊那公園などの水銀灯の清掃をボランティアで14日行いました。 清掃活動は、伊那市電設業協会と上伊那電気工事協力会伊那地区の共催で毎年行われているもので、今年で15回目です。 14日は、12社から22人が参加しグループに別れて高遠ほりでいパークや春日公園などの水銀灯を清掃しました。 伊那公園では、参加者が高所作業車などを使い電灯についた汚れを落としていました。 また、電球が切れている所は取り換えをしていました。 水銀灯を管理する伊那市では「普段清掃できない高いところを清掃していただけるので大変助かっている」と話していました。
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リトルシニア南信大会
南信地区の中学生が所属するリトルシニアの第9回長野日報旗争奪リトルシニア南信大会が19日、駒ヶ根市の南割公園アルプス球場で行われました。 雨のため18日は中止になり、19日に試合が行われました。 大会には、諏訪から飯田までの6チームが出場しました。 ほとんどのチームの3年生はこの大会で引退することになっていて、3年生にとっては3年間の集大成となる試合です。 駒ヶ根アルプス球場で行われた第2試合は、白のユニフォーム伊那チームと紺のユニフォーム駒ヶ根チームが対戦しました。 先攻の駒ヶ根と後攻の伊那が1回にそれぞれ1点ずつ取りました。 その後、伊那が4回に1点、5回に2点を取り、4対1で伊那が勝ちました。 今回の大会は、伊那リトルシニア創立35周年も兼ね行われました。 20日は、南箕輪村の南原グランドで伊那と諏訪が決勝戦を行う予定です。
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南宮神社で鹿頭行列
箕輪町木下の南宮神社伝統の雨乞いの神事、鹿頭行列の奉納が19日行われました。 19日は、小雨が降る中神事が行われました。 子ども達が鹿の頭に見立てた飾りを被り境内を3周します。 およそ450年前の大干ばつの時に、雨乞いで雨が降ったことに感謝し、鹿を神様に献上したことが始まりとされています。 名前に「福」「大」「富」が付く地区で、天竜川より東側の福島、福与と西側の大泉、大泉新田、富田、大萱が毎年交代で行っています。 今年は西側が担当しました。 子ども達は、頭にかぶった鹿の頭を重そうにしながらも、地区に伝わる伝統行事に触れていました。 箕輪南宮神社総代会では、「これからも伝統行事を後世に伝えていきたい」と話していました。
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二胡教室 発表会
中国の伝統楽器「二胡」の演奏を学んでいる伊那と駒ヶ根の教室の生徒の発表会が伊那市のいなっせで19日、開かれました。 発表会は、日ごろの練習の成果を披露しようと行われているもので、今年で2年目です。 伊那・駒ヶ根の教室で指導をしているのは、二胡奏者で中国楽器店を経営する劉鉄鋼さんです。 19日は日本のポップスや童謡など31曲が披露され訪れた人たちは二胡の心地良い音色に聞き入っていました。
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自衛隊OBが上伊那招魂社でボランティア清掃
伊那市などに住む自衛隊OBのメンバーは、11日、伊那公園西の上伊那招魂社でボランティア清掃を行いました。 自衛隊OBでつくる長野県隊友会南信地区支部連合会のメンバーなど21人が作業を行いました。 隊友会は、2011年に公益社団法人になった事をきっかけに、毎年この時期にボランティア清掃を行っていて今年で4年目になります。 この日は、西南戦争から太平洋戦争までで亡くなった約5,700柱の霊が祀られている上伊那招魂社周辺の草刈りや生け垣の剪定を行いました。 隊友会では、戦没者の遺族の高齢化が進む中、こういった活動をこれからも続けていきたいと話していました。
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たべりこ1周年 20日まで感謝祭
20日で一周年を迎える箕輪町のにこりこキッチンたべりこで1周年記念感謝祭が行われています。 感謝祭では、特別メニューとしてそばを使った巻きずしやちらしずし、花が入ったゼリーや野菜のケーキなど、特別メニューが登場しました。 にこりこキッチンたべりこは、箕輪町で採れた野菜を使った料理が並ぶバイキング形式のレストランで、みのわ振興公社が運営しています。 オープンから今年3月末までの来店者数は1万7,252人で、1日の平均は72人となっています。 また18日は箕輪町商工会青年部による餅レンジャーが登場し、箕輪産のもち米を使って餅つきをしました。 箕輪町の白鳥政徳町長がレッドに変身し、一緒に餅をついていました。 1周年記念感謝祭は20日まで行われます。 19日も餅つきが行われるほか、午前11時からマグロの解体ショーもあります。
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長さ40メートル! 大流しそうめん大会
長さおよそ40メートルの大流しそうめん大会が18日、伊那市のJA上伊那伊那支所で行われました。 これは、JA上伊那伊那支所の夏祭りのメインイベントとして行われたものです。 長さは、およそ40メートルで、500食のそうめんが用意されました。 雨の中、会場にはおよそ150人が集まり、そうめんを上手にすくって味わっていました。
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寒晒蕎麦 販売始まる
江戸時代に高遠藩が将軍に献上したとされる寒晒蕎麦の販売が、18日から、伊那市高遠町のそば店3店舗で始まりました。 高遠そば組合では、新たな地域おこしにつなげたいとしています。 寒晒蕎麦は、高遠そば組合が地域おこしにつなげようと3年前に復活させ、去年試験的に提供しました。 今年は本格的に販売しようと、去年の倍のおよそ90キロのそばの実が用意され、各店舗限定150食を提供します。 組合によりますと、そばの実を冬の冷たい水や風にさらすことで風味や保存性を高める効果があるということです。 また、アクが抜け甘みが増しモチモチとした食感が特徴ということです。 3連休初日の今日は、県内外から観光客が訪れ、普通のそばと食べ比べていました。 寒晒蕎麦は、ますやの他に華留運と壱刻でも提供されています。 価格は、3店舗共通で1人前1,200円となっています。
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七草農場 地域に感謝するイベント
伊那市富県で農場を経営する小森健次さん・夏花さん夫妻は、伊那市に移り住んで10周年の節目を迎え、18日と19日の2日間、地域の人に感謝するイベントを行っています。 伊那市富県で七草農場を経営する小森さん夫妻。 人と自然に優しい農業がしたいとの思いから、この場所に10年前に移り住みました。 18日とあすの2日間はその節目を祝い、「やさいでつながる感謝のおまつり」と題してイベントを行っています。 初日の18日は、畑の見学会を開き地域住民や常連客に野菜の栽培方法などを説明していました。 七草農場では、農薬や化学肥料を使わない有機農法で野菜を育てていて、伊那市内の料理店の他、首都圏にも出荷しています。 安心安全ということに加え味の評判もよく、得意先は今では120軒ほどになっているということです。 イベントは19日も行われ、交流のある地元のシンガーソングライターやダンスグループによるライブの他、雑穀料理や雑貨など20店ほどの出店が並びます。
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伊那部宿を考える会 発足20周年特別講演会
伊那市の伊那部宿を考える会は、発足20周年を記念した特別講演会を18日、旧井澤家住宅で開きました。 講演会には、地域住民などおよそ30人が集まりました。 伊那部宿を考える会は、旧伊那街道の宿場跡を活かした地域づくりと歴史・文化の継承を目的に、平成7年に発足しました。 18日は、伊那市教育委員会学芸員の大澤佳寿子さんを講師に招き、「高遠藩内藤家武具奉納と春日神社」をテーマに話しを聞きました。 大澤さんは「明治4年に内藤家から春日神社に鎧が寄進された。これまでに市内20か所あまりの神社を調査したが、3点そろっているのはここも含めて2か所しかない。地域で大切に管理してきた証」と話していました。 会場には他に、会員が30年ほど前に購入し初めて展示したという東海道五十三次歌川広重の復刻版展示会も開かれていて、期間は24日金曜日までとなっています。
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西箕輪西友クラブ 軟式野球県大会優勝で北信越大会へ
伊那市の西箕輪小学校の児童でつくる軟式野球チーム「西友クラブスポーツ少年団」は、6月に大町市で行われた第37回全国スポーツ少年団軟式野球交流大会長野県大会で優勝しました。 17日は、西友クラブの団員9人と白鳥利男監督らが伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に県大会優勝の報告をしました。 西友クラブ軟式野球チームは、西箕輪小学校の児童により昭和50年4月に創設されました。 団員は現在、2年生から6年生までの男子20人女子4人の合わせて24人です。 6月に大町市で行われた第37回全国スポーツ少年団軟式野球交流大会長野県大会で、塩尻市の吉田スポーツ少年団に10対1で勝ち、県代表として北信越大会出場を決めました。 伊那市スポーツ少年団に所属しているチームが県代表として北信越大会に出場するのは、伊那市の合併後初めてです。 白鳥監督は「チームワークを活かして伊那魂を胸に悔いのない試合をしてもらいたい」と話していました。 西友クラブスポーツ少年団は、19日から伊那市営野球場で行われる第37回全国スポーツ少年団軟式野球交流大会北信越大会に県代表として出場します。
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高遠中学校2年生 仙丈ヶ岳登山前にニホンジカについて学習会
22日からの南アルプスの仙丈ヶ岳登山を前に伊那市高遠町の高遠中学校の2年生は、17日ニホンジカの食害について学びました。 これは、南アルプス食害対策協議会が、仙丈ヶ岳での鹿の食害や高山植物について理解を深めてから登山に臨んでもらおうと毎年行っているものです。 伊那市によりますと、南アルプスにはおよそ3万3,800頭のニホンジカが生息しているということです。 昨年度伊那市ではおよそ2,300頭を捕獲したということです。 この日は、信州大学農学部で南アルプスの鹿や自然植物について研究を行っている竹田謙一准教授が講師を務めました。 竹田さんは「食害によって鹿が嫌う高い再生力のあるマルバダケブキだけが目立ってしまっている場所もある。登山の時は山の自然や環境をよく観察して地域の自然について目を向けてもらいたい」と話しました。 高遠中学校の南アルプス仙丈ケ岳登山は、22日と23日に行われる予定です。
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上牧で蝶を観察するイベント
地域に生息している蝶を観察するイベントが、11日、伊那市上牧で行われました。 イベントには、保育園児と小学生、その保護者の合わせて25人が参加しました。 里山の資源利用や保全を行っている上牧里山づくりが企画したものです。 参加者は、3つのグループに分かれると虫捕り網を持って蝶を捕まえていました。 公民館に戻ると、蝶の種類を図鑑を見て調べていました。 伊那北小学校周辺では、国蝶「オオムラサキ」を捕まえるなど、3つのグループ合わせて11種類が確認されました。 上牧里山づくりでは、「様々な体験を通して里山に目を向けてもらいたい」と話していました。
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上農生と信大生が子供向けに森林保全を発信
上伊那農業高校の生徒と、信州大学農学部の学生は共同で、小中学生を対象にした森林保全の体験学習を企画するプロジェクト「芽森―ズ(メモリーズ)」を立ち上げました。 このプロジェクトでは秋までに、第一回のイベントを開催する予定です。 12日はプロジェクトの初会合が、南箕輪村の上伊那農業高校第2農場で開かれ、メンバーの上農生7人と信大生3人が意見を出しあいました。 芽森―ズは、上農生と信大生が学生の視点から森の大切さを小中学生に発信していこうと発足したものです。 プロジェクト名は、森に目を向け、記憶に残してもらいたいとの願いから「芽森―ズ」と名付けました。 この日の初会合では、子供達に伊那谷の森や自然について何をどう伝えていくか等について意見を出し合いました。 プロジェクトでは、今年の秋までに、第一回目のイベントとして、地域の森林を活用したスタンプラリー計画しています。