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秋の全国交通安全運動はじまる
21日から始まる秋の全国交通安全運動に合わせて、ドライバーに安全運転を呼びかける啓発活動が18日、伊那市役所前で行われました。 啓発活動には、伊那交通安全協会や伊那市交通指導員、自動車販売協会の会員など70人が参加し、ドライバーに安全運転を呼びかけました。 運動の基本は「子供と高齢者の交通事故防止」で、「信濃路は ゆとりの笑顔と ゆずりあい」をスローガンに掲げています。 今年に入って伊那警察署管内では17日現在で323件の交通事故が発生していて、3人が死亡しています。 亡くなった3人はいずれも65歳以上の高齢者だということです。 秋の全国交通安全運動は、21日から30日まで行われます。
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田楽座 旧たかずや体育館で稽古場公演
伊那市富県を拠点に活動する歌舞劇団田楽座は、9月25日と26日に、恒例の稽古場公演を開きます。 今回は、購入することになった旧児童養護施設たかずやの里の体育館で、演目を披露します。 田楽座では、現在、本番に向けて、連日、稽古を行っています。 稽古を行っているのは、旧たかずやの里の体育館です。 たかずやの里が東春近の新しい施設に移転したため、田楽座が体育館を購入することになりました。 中には幕が張られ、公演の準備が整えられています。 田楽座では、毎年、この時期に、稽古場公演を行っていて、今年で22回目です。 今回の演目は、小学校などで主に披露している「おまつり てれんどろん」です。 滋賀県に伝わる祭り「水口囃子(みなくちばやし)」をアレンジしたものや、創作民話、太神楽(だいかぐら)などを披露します。 出演するメンバーも若返りが進み、7人中6人が20代です。 今回の演目では、移動式の舞台も用意されています。 今回の公演は、新たな拠点のひとつとなる体育館の披露の意味合いもあります。 おまつりてれんどろんの公演は、25日と26日の2日間、それぞれ、午後1時からと午後7時からの1日2回行われます。 入場料は大人千円、子ども500円となっています。 (歌舞劇団 田楽座 電話78―3423)
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伊澤修二音楽祭へ市民合唱団練習開始
来月31日に予定されている第29回伊澤修二記念音楽祭に向け、市民合唱団の練習が伊那文化会館で始まりました。 16日夜は、参加を申し込んだ市民70人ほどが、初練習を行いました。 今回、市民合唱団が挑戦する曲は、ヨハン・シュトラウス2世作曲の「美しく青きドナウ」です。 音楽祭は、高遠町出身で、東京芸術大学初代校長の伊澤修二の縁で毎年開かれていて、東京芸大のオーケストラが、演奏を披露しています。 市民合唱団も、オーケストラと共演する予定です。 練習は、毎週1回、計7回予定されていて、10月7には、東京芸大の学生が指揮をし、合唱団を指導する予定です。 また、今回の伊澤修二記念音楽祭に合わせて、本番終了後に市民合唱団と芸大オーケストラの伴奏による「伊那市の歌」の収録も予定されています。 来年度音楽祭が30周年を迎えることを記念して行われるもので、CDにして市内の小中学校や公民館などで活用するということです。 伊澤修二記念音楽祭は10月31日(土)に予定されています。 市内の小学生などが出演する第1部は、高遠町文化体育館で、午前9時から開かれ、入場は無料です。 市民合唱団や東京芸大のオーケストラが出演する第2部は伊那文化会館で午後1時から行われ、入場料は500円となっています。
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南箕輪村の長寿者訪問 唐木村長が長寿を祝う
敬老の日を前に、南箕輪村の長寿者訪問が17日から始まり、唐木一直村長らが高齢者宅を訪問して長寿を祝いました。 このうち、北殿の西澤悌次郎さん宅には唐木村長が訪れ、祝い金を贈りました。 西澤さんは、昭和2年生まれの88歳。 広島県江田島市にあった海軍兵学校に19歳で入学し、いよいよ特攻という直前に終戦を迎えました。 戦後は小学校の音楽教諭をつとめ、退職後は消防団のラッパ指導にあたりました。 現在は、喉を傷めて耳鼻科に通院していますが、他に悪いところはなく健康だという事です。 教員時代に東京に通って芸大の教授からピアノや作曲、指揮の指導を12年間受けていた西澤さんは、「機会があればこれからもその技術を活かしていきたい」と話していました。 南箕輪村の長寿者訪問は、88歳以上の高齢者を対象に行われていて、村の理事者が、あすまでに336軒を訪問する事になっています。
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「くらしに生きる手仕事展」 古布リメイク作品を展示販売
古布をリメイクした作品の展示即売会が、17日から伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。 会場には、昔の着物など古布をリメイクした作品約600点が展示販売されています。 出展しているのは、上伊那や諏訪、木曽などに住む作家10人です。 手作り小物を販売するイベントで知り合った仲間で、毎年3月と9月に展示会を開いています。 代表の塀和紀代子さんは「同じものが二つとできないリメイクの魅力を知ってもらいたい」と話していました。 くらしに生きる手仕事展は、23日(水)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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K・絵画サークル 第6回作品展「K展」
伊那市高遠町を拠点に活動しているK・絵画サークルの第6回作品展が、17日から、伊那市のいなっせで開かれています。 会場には、日本画やアクリル画、油絵など11人の作品36点が展示されています。 高遠高校の元美術教諭で国画会会員の北原勝史さんが指導するK・絵画サークルは、高遠高校が地域住民を対象に行った学校開放講座で学んだメンバーが中心となって2009年に発足しました。 月2回教室を開いていて、30年以上絵を描いているベテランもいます。 年々力もついてきているという事で、県展や伊那美術展での入賞、入選作品も数多く展示されています。 この1年で制作した力作が並び、今年は50号の大作が増えたという事です。 代表の大脇弘造さんは「メンバーそれぞれの個性を楽しんで欲しい」と話していました。 第6回K展は、23日(水)まで、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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歯の衛生に関する図画・ポスターコンクール
歯の衛生に関する図画・ポスターコンクールの審査会が16日、伊那市西町の上伊那歯科医師会館で開かれ、西箕輪中学校1年の宮下いのりさんの作品がポスターに採用されることが決まりました。 ポスターに採用されることが決まった西箕輪中学校1年の宮下いのりさんの作品です。 「仕上げが美しく、毎日コツコツ歯を磨くことの大事さをかわいらしく表現している」と評価されました。 16日は上伊那歯科医師会館で審査会が行われました。 コンクールには、上伊那の小中学校から665点の応募がありました。 ポスターは250枚用意され、上伊那の小中学校や市町村などに配布されるということです。
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農商工マッチング交流会
上下伊那の農業関係者と食品関連企業の連携を進める上伊那農商工マッチング交流会が16日伊那市の伊那商工会館で開かれました。 交流会では上下伊那の農家と農産加工業者が出展しました。 この交流会は、上伊那地域の農畜産物を食品関連企業や観光事業者にPRし、新たな連携作りのきっかけにしてもらおうと上伊那農業改良普及センターなどが開いたもので、今回で2回目です。 出展者は、試食などを用意し、食品関連の業者に農産加工品などをPRしていました。 主催者のまとめによりますと、前回の交流会では11件の取引が成立したということです。 上伊那農業改良普及センターでは、「今後も農産物をPRできる機会を作っていきたい」と話していました。
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写真展「信州に生きる野鳥たち」
県内の野鳥の写真展「信州に生きる野鳥たち」が南箕輪村の日帰り温泉施設大芝の湯で開かれています。 会場には、県内で撮影された野鳥の写真40点が展示されています。 伊那市境の戸谷省吾さんが撮影したもので、「郷土に生きる野生の鳥の姿を多くの人に見てもらいたい」と展示会を開きました。 写真展「信州に生きる野鳥たち」は、28日(月)まで南箕輪村の大芝の湯で開かれています。
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地価公表 住宅地19年・商業地23年連続下落
長野県は7月1日現在の県内の地価を公表しました。 全体では住宅地が平均で19年連続、商業地は23年連続の下落となりましたが、下落幅は前年より縮小しました。 県内77市町村399か所で調査が実施され、林地を除く390地点のうち、前年より上昇したのは21地点、横ばいが24地点、下落が345地点でした。 指標となる価格を提供し適正な土地取引が行われるよう調査が行われています。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内市町村の平均変動率は、伊那市がマイナス1.4%、箕輪町がマイナス2.5%、南箕輪村がマイナス0.5%で、それぞれ前年より下落しましたが、下落幅は縮小しました。 地価は1平方メートル辺りの標準価格です。 放送エリアの商業地で下落幅が大きかった地点は、伊那市山寺駐車場付近が、去年の4万7400円より3.2%下落し4万5900円、箕輪町の伊那松島駅前付近で、去年の3万3000円から3.9%下落し3万1700円、南箕輪村神子柴のクスリのサンロード南箕輪店付近が、去年の2万7300円から3.7%下落し、2万6300円となっています。 県内の商業地のうち、軽井沢の2地点では、平成20年以来7ぶりに上昇しました。
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市議会総務委員会 安保法案廃案もとめる請願 「不採択」
伊那市議会総務委員会は、安全保障関連法案の採決強行を止め廃案を求める意見書を提出する請願について不採択としました。 採決の結果、請願は賛成3、反対3と同数になり、委員長決裁により不採択となりました。 市議会には、安保関連法案の採決強行をやめ廃案を求める意見書を提出することを求める請願が市民有志から提出されています。 議員からは、「国会で十分審議がされていない」「憲法9条の精神を守るべき」といった、賛成意見や、「安保関連法案は、9条の範囲内で戦争を防止するもの」「抑止力を高め、国民の幸福を守る必要がる」といった反対意見が出されていました。 傍聴していた市民は、「残念。本当に法案の意味を理解しているのか疑問が残る」と話していました。 この請願の採択を求める署名およそ2900人分が議長あてに提出されていました。 この請願については、市議会最終日に、採決が行われる予定です。
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旧陸軍伊那飛行場 遺構保存求め議案提出へ
伊那市議会総務委員会は、伊那市上の原に残る旧陸軍伊那飛行場に関する建物や資料などについて、白鳥孝伊那市長に保存に向けた対策を求める議案を市議会最終日に提出します。 これは16日開かれた総務委員会で遺構保存に関する議案が示され、全会一致で可決しました。 伊那飛行場については、敗戦の混乱により資料が失われ、周辺地域は宅地化が進み当時の状況を知る事が難しくなっています。 今後は近くにバイパス整備も見込まれている事から、市議会では戦後70年の節目にあたり、後世につたえる取組が必要としています。 決議では、伊那飛行場の遺構保存に向け、市長に対し必要な対策や道路整備などの開発にあたっては、保存に配慮するよう求めています。 伊那飛行場の遺構保存に関する議案は、議会最終日の18日に提出される見通しです。
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小水力発電を活用し農業を守る
上伊那地方事務所や伊那市、春富土地改良区は、農業施設の維持管理の負担軽減に向け、用水路の水を活用した小水力発電施設を伊那市富県に建設します。 16日は、県や市、土地改良区の関係者およそ60人が出席し発電所建設の安全祈願祭と起工式が行われました。 伊那市富県に建設されるのは、農業用水路の23メートルの落差を利用する水車式の小水力発電施設です。 事業費は3億7千万円で、国の補助などを活用し地方事務所が建設します。 完成後に春富土地改良区に譲渡し、維持管理をおこないます。 発電出力は197キロワットで、水路に水が通る農繁期の4月から9月にかけ発電を行います。 140世帯の1年間分の電気をまかなう規模だという事です。 発電した電力は再生可能エネルギー固定価格買い取り制度を活用して全て中部電力に売電し、収入を農業用水路などのポンプ場の維持管理に充てる計画です。 発電所の完成は、平成29年12月を予定しています。
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藤原さんマツタケ豊作に期待
伊那市富県新山のマツタケ名人の藤原儀兵衛さんの山では収穫が始まっています。 「今年も豊作の年になりそう」と藤原さんは期待しています。 藤原さんはこの道50年以上の大ベテランです。 収穫は9月のはじめから始まっていて15日も、近くにある山で汗を流していました。 藤原さんは、贈答用などの注文を受け自分の山からマツタケを採って出荷しています。 今年は、猛暑日が続き地面の温度が高かったため平年より一週間ほど遅いということです。 これから気温が下がって空気が乾くと品質の良いものが収穫できると藤原さんは話します。 マツタケの収穫は10月いっぱいまで続くということです。 一方、マツタケ料理を提供している伊那市高遠町の竹松旅館です。 ずらりとマツタケが並びます。 寿司にすき焼き土瓶蒸しなどマツタケ三昧の料理が味わえるということで地元をはじめ県内外からも訪れます。 15日も予約の電話が鳴っていました。 お昼には、松本市から訪れた人たちがコース料理を味わっていました。 竹松旅館では、「今年は良いものが揃って入ってくる。豊作の年になると思う」と話していました。
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伊那市社会福祉協議会が豪雨災害の被災地に土のう袋送る
伊那市社会福祉協議会は、関東・東北の豪雨災害の被災地栃木県鹿沼市に、土のう袋を送りました。 15日はボランティア6人が土のう袋を発送するための梱包作業を伊那市福祉まちづくりセンターで行いました。 14日に松本市のNPO法人ローカル・コミュニティ代表の高田克彦さんからの要請で、伊那市が土のうに使う袋2,000袋を社協に提供しました。 高田さんは災害ボランティアコーディネーターとして3年程前から社協で講演などを行っていて、その縁で今回支援を要請したということです。 鹿沼市では現在、泥の除去作業などに使用する土のうが不足しているということです。 土のう袋は16日には現地の鹿沼市ボランティアセンターに到着する予定です。
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赤穂高校3年小松拓也さん 卓球で国体出場
赤穂高校3年生の小松拓也さんが、26日から和歌山県で開かれる第70回国民体育大会の卓球競技に県代表として出場します。 15日は、小松さんが南箕輪村役場を訪れ、唐木一直村長に出場の報告をしました。 小松さんは、南箕輪村南殿在住で、小学校4年生の時から卓球をはじめ、中学高校と部活でプレーをしてきました。 7月に岡谷市で開かれた県の最終予選で2位に入賞し、国体出場を決めました。 また、8月に富山県で開かれた北信越ブロック大会でも2位に入賞したということです。 唐木村長は「健康に気をつけて頑張ってください」と激励しました。 小松さんが出場する第70回国民体育大会卓球競技は、26日(土)から和歌山県で開かれます。
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北澤ユウジさん果実大使に任命
JA上伊那は、きのこ大使に任命されている北澤ユウジさんを15日、新たに果実大使に任命しました。 15日は、北澤さんに任命書と法被が贈られました。 JA上伊那では、ユウジさんに知名度があるとして今年3月にきのこ大使として任命しています。 イベントなどで好評だったことから果実大使として任命することになりました。 任期は来年の3月31日までで、各地で行う消費宣伝会や農協祭などで上伊那産の果実をPRしていくことになっています。
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「直江津遭難の日」に慰霊
1942年昭和17年に当時の中箕輪国民学校の児童が犠牲になった「直江津遭難の日」の13日、同級生が慰霊碑に集まり冥福を祈りました。 13日は同級生16人が箕輪町の箕輪中部小学校にある慰霊碑に集まりました。 直江津遭難は修学旅行で新潟県直江津を訪れていた児童5人が高波にさらわれ命を落としたものです。 同級生が恩師の名前と亡くなった5人と自分を加える意味の「搏美六人力会」をつくりました。 会では校庭に碑を建立し毎年事故があった9月13日に慰霊していいて今年で73年目となります。 会員が高齢化したことからここ数年は有志が集まり活動しています。 原和男代表は「亡くなった同級生の分まで力強く生き、世のため人のために尽くしたい。」と話し友の冥福を祈っていました。
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第39回上伊那花卉品評会
カーネーションやアルストロメリアなど上伊那の主力となっている花を集めて審査を行う「第39回上伊那花卉品評会」が11日、伊那市役所で開かれました。 品評会には、上伊那花卉生産者会議の会員37人から219点が出品されました。 会場には、上伊那が県下有数の産地となっているカーネーションやアルストロメリア、トルコギキョウなどが並びました。 最優秀賞にあたる「長野県知事賞」には、飯島町の竹澤孝生(たけざわ たかお)さんのカーネーションが選ばれました。 全体的なバランスやまっすぐ伸びた茎などが評価されたということです。 審査会の後は、消費者に関心を高めてもらおうと予約販売も行われ、多くの人が訪れていました。
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J1残留へ山雅応援 サポーターが旗づくり
松本山雅FCのサポーターグループ「南信ペーニャ」は、J1残留に向け選手たちを後押ししようと、個人用の応援旗を作りました。 13日は、伊那市民体育館で南信ペーニャのメンバーや一般など合わせて50人が作業を行いました。 松本山雅は、今シーズンJ1で戦っていますが、年間総合順位は13日現在16位とJ2降格圏内となっています。 山雅のサポーターは、J1残留に向け選手達が気持ち良く試合が行えるよう、観客の一人一人が旗を振り応援しようと今回の企画を計画しました。 伊那地区会場となった伊那市民体育館には、50センチ四方の緑色の旗に、それぞれが思い思いのメッセージを書き込んでいました。 南信ペーニャによりますと、この日作った旗は、およそ50本で、20日と23日のホームゲームで振り、応援するという事です。
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イーゼル会・クレパス会 合同女性作品展
伊那市の女性絵画サークル、イーゼル会とクレパス会の合同作品展がコミュニティカフェセジュールで開かれています。 会場には、会員と講師の作品12点が展示されています。 イーゼル会とクレパス会は、市内の絵画教室で学んだ人たちでつくる絵画サークルです。 会では、「色の美しさや、女性ならではのやわらかな雰囲気を感じてほしい」と話していました。 この展示は、10月3日まで伊那市荒井のコミュニティカフェセジュールで開かれています。
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伊那市が通話録音装置貸出
伊那市は、特殊詐欺の被害防止につなげようと、通話録音装置の貸し出しを10月から始めます。 通話録音装置は、電話が着信した際、呼び出し音が鳴る前に「この電話は振り込め詐欺などの犯罪防止のため、会話内容が自動録音されます」とメッセージが流れます。 声紋分析が可能な高音質の録音はおよそ2,000件可能です。 これは、特殊詐欺や悪質な電話勧誘対策として伊那市が行うもので、60台を無償で貸し出します。 対象は、市内の一人暮らしの高齢者、高齢者のみの世帯、日中に高齢者のみとなる世帯です。 申し込みは来月16日(金)まで市役所内にある市消費生活センターで受け付けていて、貸し出しは10月下旬から始まります。
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安全保障関連法案廃案求め署名提出
伊那市の住民有志は、今の国会での「安全保障関連法案」の廃案を求める意見書を提出するよう市議会に請願書を出しています。 住民有志は、請願が決議されるよう集めたおよそ2,500人分の署名を14日、伊那市議会に提出しました。 14日は「安全保障関連2法案」の廃案を求める伊那市民の会代表の建石繁明さんらが伊那市役所を訪れ、市議会の伊藤泰雄議長に2,525人分の署名を手渡しました。 署名は8月15日から集め始め、8月提出したものを含め、合わせて2,765人分となります。 請願は、16日の伊那市議会総務委員会で審議されることになっています。
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鬼怒川で排水作業の緊急災害対策派遣隊に聞く
茨城県常総市の鬼怒川などで発生した豪雨災害。 現地で排水作業にあたった天竜川上流河川事務所の緊急災害対策派遣隊に災害の状況などについて話を聞きました。 天竜川上流河川事務所の緊急災害対策派遣隊は鬼怒川の堤防が決壊した10日に職員と協力会社合わせて13人が現地へ向かいました。 11日から排水ポンプ車2台を使い河川が氾濫した地域の排水作業を行い13日遅くに戻りました。 派遣隊の松葉志郎隊長は「現地は家屋が床上浸水で1m20cmほど水に浸かっていた状態。災害の目の当たりにしてこういった災害は起こりうるという認識の上に立って対応できるように準備しておく必要がある」と話していました。 常総市では今回の豪雨災害により死者、行方不明者また救助を求める人が多数いて捜索や救助活動が続けられているということです。 天竜川上流河川事務所の中島一郎副所長は今回の豪雨災害について「水位が上がると堤防が危ない状況になるということをハザードマップで確認しどういう経路で避難すればいいかを知っておくことが重要」と話しています。 天竜川上流河川事務所では第二班が現地に到着していて引き続き排水作業にあたっています。
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塩見小屋工事請負契約締結 付帯意見付きで可決
伊那市議会経済建設委員会が14日伊那市役所で開かれ塩見小屋建設工事請負契約締結に関する議案が付帯意見付きで全会一致で可決されました。 塩見小屋建設工事は昨年度から2か年の事業です。 提出された議案は建設工事について工事事業者と1億6,600万円で契約を結ぶものです。 当初予算は1億4,300万円でしたが補正で2,300万円を追加し 議会の同意が必要な1億5,000万円を超えたことから議案が出されました。 補正の2,300万円は9月議会開会日に補正予算案として可決されています。 議員からは「当初予算の中でのやりくりだとする市の説明と食い違いがある」との意見が出されました。 これに対し市は「事業遂行の中で補正をお願いした。議会には早めに知らせて事業を進めていくべきだった。」と理解を求めました。 採決では「手続きに関する議会への説明が欠け混乱を招いた。 今後補正予算など迅速な説明を求める」などとする付帯意見を付けることを条件に委員6人の全会一致で可決されました。
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板山生産森林組合間伐作業終了
伊那市高遠町長藤の板山生産森林組合が30年ほどかけて実施してきた32ヘクタールある人工林の間伐作業が、今日、終了しました。 10日は、上伊那森林組合の職員が、アカマツ林で間伐作業を行っていました。 板山生産森林組合は、51haの森林を所有しています。 そのうち、32ヘクタールがアカマツやカラマツの人工林です。 昭和50年代から、組合を組織する集落総出で、下草刈りや間伐などの整備を進めてきました。 残すところ、1.53haとなりましたが、組合の平均年齢が70歳ほどと高齢化が進んだことなどから、今年度は、森林税を財源とする「みんなでささえる里山整備事業」の補助を受けて、上伊那森林組合に事業を委託しました。 森林組合が、6月頃から、間伐し、この日、作業が終了となりました。 人工林は現在、樹齢60年ほどで、組合では木材の需要状況を見ながら、管理していきたいとしています。
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市長訪問 宮原さんの長寿を祝う
21日の敬老の日を前に伊那市の白鳥孝市長は、今年100歳を迎えた手良の宮原きくゑさん宅を訪れ長寿を祝いました。 13日は白鳥市長が、伊那市手良の宮原さん宅を訪れ、祝い金や肖像画を贈りました。 宮原さんは大正4年生まれの100歳です。 平成15年に亡くなった夫と共に稲作や養蚕、果樹栽培など農業を営みながら子供4人を育てました。 今でも畑の草取りをするのが日課となっています。 95歳の時には、体調を崩し入院しましたが、10日程で退院し翌日から畑に出る程、畑仕事を欠かさないという事です。 現在は息子夫婦と孫夫婦と同居していて、一緒に暮らすひ孫については「みんないい子に育ってうれしい」と話していました。 伊那市で今年100歳となる人は男女合わせて20人で、市内最高齢は男性が105歳、女性が108歳です。
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安保関連法案「廃案」訴えパレード
安全保障関連法案の廃案を求める自動車パレードが13日、伊那市内で行われました。 パレードは、反戦平和や女性と子供の権利向上に向け社会運動をしている新日本婦人の会伊那支部が行いました。 伊那支部ではこれまで、他の団体と協力し安全保障関連法案の廃案を求め街頭でのピーアールや商業施設でのアンケートなどを実施してきました。 13日は今週にも与党が今国会で法案の可決、成立を目指す動きを受け、声を出し多くの人に廃案を訴えようと、自動車でのパレードを実施しました。 伊那支部のメンバーなど14人が、車に「NO戦争法案」のチラシや「憲法9条の生きる社会を」と書かれた看板を取り付け、市内をパレードしました。 荒惠子支部長は「小さな力だが憲法9条を守るせとぎわの段階。 次の世代を担う子供達を絶対に戦場に送りたくない」と話していました。
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児童が手作りカヌー体験
伊那市長谷の美和湖で6日、手作りカヌーの体験イベントが行われました。 このイベントはカヌー作りの指導などにあたっているNPO法人美和湖倶楽部が行ったものです。 6日はカヌーを作った東春近小学校の児童やその保護者などおよそ80人が集まりました。 子どもたちは3、4人のグループで乗り込むとパドルを操り湖面を進んでいました。 カヌーはおよそ3.4メートルで子どもでも扱いやすいように、コンパクトに設計されています。 県産材のスギやヒノキが使われていて防水加工がほどこされています。 なかには耐水性に優れている選挙のポスターを貼る掲示板を譲り受け、作ったカヌーもありました。 設計と制作の指導にあたったNPO法人美和湖倶楽部の蓑口健二さんは「自然を体感することで地域の良さを知ってもらいたい。」と話していました。
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福祉の祭典 ふれあい広場
福祉の祭典、ふれあい広場が13日伊那市山寺の福祉まちづくりセンターで開かれました。 ふれあい広場は誰もが住みよい福祉のまちづくりについて考えようと伊那市社会福祉協議会が開いたもので今年で9回目です。 会場ではステージ発表が行われたほか屋台も並びました。 今年ははじめて中心商店街の店主らでつくる伊那まちの再生やるじゃん会特別出張販売も行われ訪れた人たちがお目当ての品を買い求めていました。 ステージ発表のうち伊那弥生ヶ丘高校書道部は書道パフォーマンスを行いました。 部員らは「希望」「挑戦」「感動」「奇跡」の4つの言葉を音楽に合わせて力強く書いていました。 また伊那市社協を利用している歌好きのグループ、ひばりコーラスは合唱を披露していました。