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箕輪北小学校で生け花の出前教室
地元の生け花の指導者が小学校に出向いて指導する県の出前教室が、30日、箕輪町の箕輪北小学校で開かれました。 箕輪北小学校の6年生33人が、マグカップを使った生け花を体験しました。 指導したのは、伊那市で生け花の指導をしている野溝淳子さんと溝口治子さんです。 これは、小学生に花に触れる楽しさや地元で生産された花を知ってもらおうと、県や花卉生産者などでつくる協議会が県内30校で開いているものです。 この日は地元で栽培されたアルストロメリアやトルコギキョウ、カーネーションを使いました。 野溝さんは、「花の形や色を良く見て、誰にプレゼントしたいか考えながら配置しましょう」などとアドバイスをしていました。 完成した生け花は学校から持ち帰って家族に贈るという事です。
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平成27年度予算編成会議 「人口増加策に力を」
伊那市の平成27年度予算編成会議が30日に開かれました。 白鳥孝市長は、来年度事業の主要項目のひとつとして人口増加策をあげ「職員一人一人の課題として業務を遂行してほしい」と指示しました。 市役所で来年度の予算編成会議が開かれました。 白鳥市長は「リニアの開通など13年先の伊那市の姿を良く考え勉強してほしい。その中で人口問題は絶対に避けては通れない。地方の振興と活性化に、自分たちの事として取り組んでほしいと」と職員に指示しました。 伊那市ではこの他、行財政改革、民間委託の推進、財政指標の改善など11項目を主要項目として、行財政運営に取り組んでいくとしています。 平成27年度予算案は、11月末までに各課の要求が提出され、来年1月末からの理事者査定を経て2月に原案が確定、3月定例市議会に提出されます。
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来年の年賀はがき 販売はじまる
来年の年賀はがきの販売が30日から全国一斉にはじまりました。 このうち伊那市坂下の伊那郵便局でもまとまった枚数の年賀はがきを買い求める人の姿が見られました。 来年の年賀はがきは、スマートフォンをかざすと人気キャラクターの動画を見ることができるものなど合わせて9種類です。 いつも初日に訪れるという市内の女性は「毎年初日に買っています。今日から書き出します」と話していました。 年賀はがきの受け付けは12月15日から始まり、郵便局は、元日に届くためには12月25日までに投かんしてほしいと呼びかけています。 伊那郵便局では今年、去年より1万4千枚多い62万2千枚の販売を予定しています。
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上伊那検定 実施へ
広域的に住民を巻き込んだおもてなし向上につなげようと、地域資源を活用した上伊那検定が平成29年度をめどに実施されることになりました。 上伊那地域の商工団体や観光団体などが参加するおもてなし向上プロジェクト実行委員会が30日設立されました。 県や上伊那の市町村、商工団体や観光関連団体など34の団体で組織されます。 伊那合同庁舎で設立総会が開かれ、事業計画などを決めました。 上伊那地域おもてなし向上プロジェクト実行委員会は、広域連携部会、事例集・ツアーコンテスト部会、上伊那検定部会の3つの部会で構成されます。 上伊那検定は、上伊那検定部会が検討を進めます。 検定は、地域住民のおもてなしの意識を高めようと歴史や文化、経済などに関する試験を行うものです。 実施時期は、平成29年度、受験者数は、100人以上、合格者数は、70人以上を確保するという具体的な数値目標を定めています。 このほか、事例集・ツアーコンテスト部会は、おもてなしに関する事例をとりあげ情報発信のあり方を検討するほか、地域の自然、歴史、食などを活用したツアーコースのコンテストの実施を検討します。 30日は、おもてなしの事例発表として、伊那市長谷の「蔵の宿みらい塾」の女将、市ノ羽幸子さんが「ためしてみて!農家民泊」の演題で講演しました。
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向山一人 生誕100年
伊那谷の政治経済や文化に大きな影響を与えた向山一人さんの生誕100年を記念した催しが11月1日に、箕輪町のKOAで行われます。 向山さんは、1914年大正3年に箕輪町の農家に生まれ、戦後の疲弊した伊那谷の各地に電子部品製造工場を建設。 「伊那谷に太陽を」を合言葉に、電子工業のメッカ・伊那谷の基礎を築きました。 向山さんは、政治の世界にも進出。 市議会、長野県議会、衆議院、参議院で議員として活躍。 1995年、平成7年、81歳で亡くなりました。 生誕100年記念の催しは、100年の節目にその足跡をたどろうと開かれます。 会場となるKOAパインパークのハローウイングでは、29日から本格的に準備が始まりました。 記念展では、社内で保管されている写真50点の展示と、記録映像が放映される予定で、向山孝一会長が創業者で父親の一人さんについて語ります。 生誕100年記念の催しは、11月1日土曜日、感謝祭に合わせて午前11時から行われます。
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この秋一番の冷え込み 最低気温1.1度
29日の伊那地域の最低気温は1.1度とこの秋一番の冷え込みとなりました。 箕輪町の花卉農家では冬の花、シクラメンの出荷が最盛期を迎えています。 長野地方気象台によりますと今朝は県内の上空に寒気が流れ込むとともに、晴れて地表の熱が奪われる放射冷却現象も起きて気温が下がり、広い範囲でこの秋一番の冷え込みとなりました。 上伊那でも最低気温が1.1度と11月中旬並みの気温となりました。
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伊那谷八蔵飲みくらべセット 地酒と馬肉の燻製
上伊那の酒販店でつくる伊那小売酒販組合は上伊那8蔵の日本酒と馬肉の燻製などを加えたお歳暮用ギフトセットを販売します。 これは、地元の酒と共に伊那谷の食文化を県内外の人たちに楽しんでもらおうと企画したものです。 29日は伊那市内で酒類販売業者活性化研修会が開かれ伊那小売酒販組合の役員など13人がギフトセットの内容と価格を決めました。 組合では、この夏、お中元用に8蔵の酒を詰め合わせ600セット販売しました。 今回は、地酒と共に食文化も楽しんでもらおうと馬肉の燻製と、甘酒を入れた詰め合わせを新たに販売します。 内容は、上伊那8蔵の300~360ミリリットル入りの日本酒と馬肉の燻製、甘酒入りが税込5,000円となっています。 お歳暮用セットは11月中旬から伊那小売酒販組合の加盟店で予約注文を受け付けます。
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南箕輪郷土博物館 来月1日から特別展開催
南箕輪村郷土館は来月1日から、村民文化祭にあわせて特別展を開催します。 特別展は村に伝わる歴史資料を多くの人に見てもらい、理解を深めてもらおうと企画されました。 特別展では常設の展示に加え、役場で保管されていた江戸時代の古地図や、住民が所有している、中村不折の書など12点が展示されます。 中には、1670年に村の境界を幕府の裁定により決めた絵地図や幕末の教育者 吉田松陰(しょういん)の書も展示されています。 特別展は来月1日から5日まで行われ、4日は休館となります。 開館時間は午前9時から午後4時までです。
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伊那食品工業 紅葉が見ごろ
伊那市西春近の広域農道沿いにある伊那食品工業の敷地では、モミジやクヌギなどが色づき始め、訪れた人達の目を楽しませています。
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信州の名工 伊藤裕二さん
長野県卓越技能者知事表彰「信州の名工」にオリンパス株式会社の伊藤裕二さんが選ばれました。 南箕輪村の伊藤裕二さん50歳。 箕輪工業高校を卒業後、昭和57年にオリンパスに入社。 入社以来32年にわたり、医療機器の内視鏡や、顕微鏡、カメラなどの試作レンズの加工を行っています。 レンズの表面は、100万分の1の精度を求められます。 これは長野県と同じ大きさのレンズで例えると、その表面の凹凸は18ミリメートルになります。 これだけの精度を出すには、技能ではない経験と感覚が必要になるということです。 伊藤さんは試作レンズの加工をしていて、形のない物を図面ひとつから方法を考え、作ることが楽しいと話します。 製品は、大きさが0.8ミリメートルから300ミリメートルと様々で特に小さいものは難しいということです。 伊藤さんは「誰にも負けたくない気持ちが強い」と話します。 伊藤さんは入社後4年で、光学ガラス研磨、長野県技能検定実技で、1位となる県知事賞を受賞しています。 後輩には、失敗を恐れずチャレンジして欲しい。自身はこれからも精度を探求して行くと話します。
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伊那谷経済動向 「増税影響和らぎ業況に改善みられる」
アルプス中央信用金庫は、7月から9月の伊那谷経済動向・中小企業景気レポートをまとめました。 それによりますと、消費税率引き上げの影響が和らぎ業況に改善がみられるとしています。 経済動向はあるしんが取引先211社に対し調査したものです。 景気が良いと感じている企業の割合から景気が悪いと感じている企業の割合を引いた業況判断指数はマイナス17で、4月から6月のマイナス32.3より15.3ポイント悪化幅が縮小しました。 あるしんでは、消費税の引き上げの影響が和らぎ、業況に改善がみられるとしています。 また、人材の現況について、32.8%と、およそ3分の1の企業が人手不足と答えています。 業種別では建設業が42.5%と一番多く、次にサービス業で37.0%、製造業で34.9%となっています。
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上農生考案どんぶり登場
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒が考案した2種類のどんぶりが来月8日9日に行われるJA上伊那まつりで提供されます。 28日は、完成した2種類のどんぶりがお披露目されました。 こちらが上伊那農業高校の生徒が考案した2種類のどんぶりです。 シカ肉やジャガイモ、上農で取れたリンゴを使った上農鹿りん丼。 信州アルプス牛やしめじなどを使った上伊那まごころ丼の2種類です。 どちらも上伊那産の食材が使われていて、上農生の考案を基にJA上伊那本所の食堂「すずしろ」で調理しました。 これは、地元農産物をPRしようとJA上伊那が上伊那農業高校に依頼し完成したものです。 主に上農の農業クラブの畜産班の生徒が食材から味付けまでを提案しました。 畜産班では、シカ肉の有効活用について学習していて、これまでジャーキーやカレーなど様々な料理を作っています。 解体作業も生徒たちが行っているということです。 生徒は、鹿肉とりんごの相性がとても良いと話していました。 上農の生徒が考案した、どんぶりは、来月8日、9日に伊那市狐島のJA上伊那で行われるJA上伊那まつりで、500円で販売されることになっています。
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青島で集落祭 ミニ運動会楽しむ
伊那市美篶青島では五穀豊穣に感謝する集落祭が26日に行われミニ運動会を楽しんだり、地元でとれた野菜を使った豚汁を味わいました。 これは、五穀豊穣に感謝し、地域住民の交流の場にしようと青島農家組合が開いたものです。 交流センター東側の広場でミニ運動会が開かれ青島区内の9組が満水リレーなど3種目で競いました。 このうち、長さの違うヒモを米俵に繋げある程度の長さになったら引っ張る競技では、地区住民が楽しみながら体を動かしていました。 また、ゲートボールのゲートに5分間でボールを何回通過させられるかを競う競技では、どの組も悪戦苦闘していました。 この後、地区住民は地元で取れた米や野菜を使った料理を味わったということです。
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西春近で新そばまつり賑わう
新そばと新鮮な魚が購入できる新そばまつりが28日、伊那市西春近で行われ、多くの人で賑わいました。 新そばまつりは地域の人たちの交流の場を作ろうと地元有志でつくる西春近みんな元気会が開いたものです。 そばは、そば打ち愛好家でつくる春近そばの会のメンバーが打ったもので600食が用意されました。 メンバーたちは朝から休む間もなくそばを打っていました。 まつりでは、かけそばと盛りそばが1杯500円で用意され昼時には順番待ちの列が出来ていました。 会場は、多くの人で賑わい訪れた人たちは打ちたてのそばを味わっていました。
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おやじの会がごみ拾い
伊那市の伊那公民館講座、おやじの会のメンバーが28日、市内のゴミ拾いをしました。 おやじの会は、伊那公民館が定年退職後の男性の生きがいづくりにつなげようと開いている講座で月に一度料理教室や史跡めぐりなどを行っています。 ゴミ拾いは地域貢献に取り組もうと3年前から年に一度行っていて、今日はメンバー45人が参加しました。 伊那公園を出発し、4つの班に分かれ市内をくまなく歩いてゴミを拾いました。 落ちていた多くのゴミが、ポイ捨てによるタバコの吸いがらでした。 参加したあるメンバーは「歩いてみて、たくさんのゴミが落ちているとことがわかった。マナーを守って欲しいです」と話していました。 半日で軽トラックの荷台に3分の2のゴミが集まったということです。
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人権擁護委員 委嘱式・退任式
人権についての相談に応じたり、啓発活動を行う「人権擁護委員」の委嘱式と退任式が、28日伊那市役所で行われました。 この日は、新たに伊那市西春近の唐澤陽司さんに、法務大臣からの委嘱状が白鳥孝市長から伝達されました。 人権擁護委員は、公民館や企業などで人権についての相談に応じたり啓発活動を行っています。 唐澤さんは昨年度まで高校の教員を務め、長年に渡り生徒指導に携わってきました。 唐澤さんは「自分自身も勉強をしながら幅広い世代の相談に応じて手助けをしていきたい」と話しました。 また、2期6年務めた伊那市西春近の橋爪トミ代さんの退任式も行われました。 橋爪さんは「人と人との繋がりを感じる6年だった。退任しても、地域で人権の輪を広げて差別のない世の中にしていきたい」と話していました。 今回新たに委嘱された唐澤さんを含め、伊那市の人権擁護委員は10人です。
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信州大学農学部 低農薬米販売開始
南箕輪村の信州大学農学部の学生が実習で育てた「低農薬米」の販売が、28日から生産品販売所で始まりました。 信州大学農学部では、毎年食料生産科学科の2・3年生が、実習で田植えから収穫まで行っています。 今年は、2.5ヘクタールの田んぼから14トンの米を収穫しました。 信大の米は、手押し式の除草機を使うなど無農薬に近い「低農薬」にこだわっているということです。 農学部では、安心安全な米を多くの人に味わってもらいたいと話しています。 品種はコシヒカリで、5キロ2,000円からとなっています。
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上伊那地区賛助会 作品展示会
シニア大学伊那支部のOBを中心につくる「上伊那地区賛助会の会員による作品展示が、今日伊那市のいなっせで開かれました。 上伊那地区賛助会では、17のグループが作品作りやスポーツ等を行っています。 28日は、ロビーでちぎり絵や俳句などの展示が行われました。
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写真展「澤田正春の木曽路」
木曽に住む人や風景などをテーマにした写真展「澤田正春の木曽路」展が伊那文化会館で開かれています。 澤田正春は兵庫県出身で1958年に土木作業員として木曽に入りました。 仕事のかたわら木曽の風景や人物を写真に収め1992年に亡くなるまでにおよそ7千枚の写真を撮影したということです。 写真展は伊那文化会館や木曽路美術館などでつくる澤田正春作品保存継承実行委員会が開いたもので 会場にはおよそ130点が展示されています。 27日は写真展に合わせてギャラリートークも行われ元信州大学農学部教授でカメラコレクターの建石繁明さんが話をしました。 建石さんは澤田正春の写真について「正方形の写真が多いので主に二眼レフのカメラを使っていたはず」と説明していました。 二眼レフはファインダーと撮影用の二つのレンズがついたカメラで写真が正方形に写るのが特長です。 また当時はフィルムが貴重だったことから「1枚も失敗してはいけない。という思いで写真を撮っていたのではないか。」と話していました。 「澤田正春の木曽路」展は11月16日まで伊那文化会館で開かれています。
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箕輪ダムもみじ狩り賑わう
箕輪町の箕輪ダム周辺では、ここ数日の冷え込みで紅葉が進み紅葉狩りに訪れる人たちで賑わっています。 箕輪ダムは通称もみじ湖と呼ばれていて周辺にはおよそ1万本のもみじが植えられています。 27日は平日にもかかわらず町内外から多くの人が紅葉狩りに訪れていました。 この時期は地元の農産物などを販売する屋台も出ていて訪れた人が買い求めていました。 箕輪町観光協会によりますともみじは今月17日ころから色付き始め27日現在は5割から7割ほどになっているということです。 来月2日には農産物の直売や長ぐつとばし大会などが行われる、もみじ湖夢まつりも計画されています。 町観光協会では気温の変化にもよりますが見頃は今週末頃と予想しています。
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伊那ワイン工房で「山紫」醸造
伊那市と信州大学農学部が共同開発を進めているヤマブドウワイン「山紫」の醸造が伊那市美篶の伊那ワイン工房で行われています。 伊那ワイン工房では今年収穫したヤマブドウの果汁に酵母を入れて寝かす醸造が行われています。 27日は機械を使って果汁を搾り出す作業が行われていました。 伊那ワイン工房は伊那市美篶の国道361号沿いにあります。 下伊那郡松川町のワインやジュースを製造する会社にいた村田純さんが空いていた建物を購入し伊那市で初となるワインの醸造所をつくりました。 自らの工房を構えることが夢だったという村田さんは質が良く、この地域ならではのワインをつくりたいと意欲をみせています。 村田さんがつくるヤマブドウワイン「山紫」は農業振興などを目的に伊那市と信州大学農学部が平成18年から共同で研究開発したものです。 今年は市内の農家3戸がヤマブドウを栽培し664キロが伊那ワイン工房に持ち込まれました。 村田さんはヤマブドウワインについて「アルコール度が高く辛口でしっかりしたワインをつくりたい」と話しています。 ヤマブドウワイン「山紫」は1本720ミリリットル入り2,200円で来年6月の販売を目指します。
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市地域自治区今後の方向性3案示す
伊那市の地域自治区のあり方について検討する「伊那市地域自治区制度審議会」が27日、伊那市役所で開かれ、今後の方向性、3案が示されました。 審議会は、伊那市の地域自治区の今後のあり方について審議・検討するもので、今回が5回目となります。 これまでの審議会では、旧伊那市の地域自治区のあり方について「地域自治区の規模の問題」や「運営方法」、「課題に取り組む体制」などについて意見が出されました。 また地域住民からの聞き取り調査では、「区長会などがあり、自治区は必要ない」、「協議会は市長に対して意見を述べる強い権限があり存続したい」などといった意見が出されています。 これらをもとに、事務局から、旧伊那市の方向性について3案が示されました。 示されたのは ●「協議会は現行のまま継続し、自治区へ移行する」 ●「協議会は現行のまま継続し、自治区へ移行するが、自治区を協議会に位置づけすることも可能」とする ●「自治区を解消し、協議会に機能を負わせる」といったものです。 委員からは、「実状に応じた組織運営が可能などの理由で、自治区を協議会に位置づける」といった意見が多く出ていました。 高遠町、長谷の地域自治区については、合併から10年が経過する、平成28年4月1日からは、地方自治法に基づく地域自治区への移行が決まっています。 審議会の中村孝夫会長は「各地域にあった組織づくりが必要。既に取り組みが活発な地域もある」と話しました。 審議会は来月答申の内容を精査し、12月に市長に答申する予定です。
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市民大学卒業生 活動成果発表
伊那市のまほらいな市民大学卒業生による、同好会の1年間の活動の成果を発表する作品展が、27日から伊那市のいなっせで開かれています。 まほらいな市民大学は、生涯学習の場として伊那市が開いているもので、その卒業生が同好会として活動をしています。 同好会には、現在14期卒業生までの、およそ300人が所属しています。 会場には、8つの同好会の1年間の活動の成果や作品など、およそ100点が展示されました。 作品は、山野草や押し花、俳句などで、訪れた卒業生らが、鑑賞していました。 同好会は、「同好会活動を通じて、人や歴史などに触れ、生きがいとして続ける」と話していました。 作品展示会はあすまで伊那市のいなっせで開かれています。
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気仙沼のサンマ 500匹完売
宮城県気仙沼市で水揚げされたサンマが26日、伊那市のセントラルパークで開かれた「いなまち朝マルシェ」で販売され、用意した500匹が完売しました。 サンマの販売は、東日本大震災以降、故郷に元気を届けようと活動するグループRe:US(リアス)気仙沼が行ったものです。 メンバーの一人が市内に在住していることから、震災直後の夏に気仙沼で企画したイベントに伊那からも多くの人が訪れるなど交流が行われてきました。 今回は、気仙沼で取れたサンマを味わってもらい、さらに交流を深めようと計画されました。 この日は東京や宮城などから訪れたメンバー11人が、サンマの販売をしました。
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北殿公民館で洋ラン並ぶ
ピンクや白など色とりどりの洋らんが26日、南箕輪村の北殿公民館に並びました。 展示したのは、中南信の愛好者でつくる長野県中南信蘭友会です。 毎月、持ち回りで展示会を開いていて、会場には会員が丹精込めて育てた洋らん40点が並び訪れた人の目を楽しませていました。
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伊那市内各地で秋の文化祭
伊那市内各地で26日、秋の文化祭が行われ、地区住民が手掛けた作品の展示や地元農産物を使った料理の振る舞いが行われました。 このうち御園区では区民祭が行われ、朝から多くの人で賑わいました。 御園区では、地区住民の親睦の場にしようと毎年この時期に行っています。 会場には、地区住民が制作した手芸や工芸作品などおよそ800点が並びました。 ステージでは、地元で活動しているグループの発表が行われました 会場の外では、地元産の米をつかったおにぎりや汁物が無料で振る舞われました。 御園区の中村一重区長は「新しい世代も増えている。区民の全体のまとまりを良くしていきたい」と話していました。
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信州伊那新そばまつり
信州そば発祥の地をPRする4週連続の秋の新そばイベント。 2週目初日となる25日は、信州伊那新そばまつりが伊那市西箕輪のみはらしファームで開かれました。 信州伊那新そばまつりでは、1人前500円でふるまわれ、多くの人でにぎわいました。 使われているのは、伊那市西箕輪の標高800メートル以上でとれた新そばです。 まつりは、信州そば発祥の地をPRしようと、今年で3回目です。 二八割、五割、十割のそば粉の配合をあてるソバリエコンテストが行われました。 県内外から10人が参加し、3種類のそばを食べ比べていました。 10人中7人が正解し、正解者にはそば券が贈られました。 信州伊那新そばまつりは26日も行われます。 4週連続新そばイベント、次回は、高遠城址秋まつりの新そば祭りが来月1日(土)から9日(日)まで行われます。
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第11回上伊那創造ものづくりフェア
家庭科や技術の授業で制作した小中学生の作品が並ぶ、第11回上伊那創造ものづくりフェアが、25日と26日の二日間、伊那市のいなっせで開かれています。 会場には上伊那の28の小中学校から、手芸や木工などおよそ200の作品が展示されています。 上伊那創造ものづくりフェアは、技術や家庭科の授業で行っている内容を見てもらおうと、技術や家庭科をの教員でつくる研究会が開いているものです。 研究会では、「力作ぞろいなので、ぜひ見に来てほしい」と話していました。 第11回上伊那創造ものづくりフェアは25日までいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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いなまちハッピーハロウィン
31日のハロウィンを前に、いなまちハッピーハロウィンが伊那市の中心商店街で行われ、家族連れなどでにぎわいました。 25日は、仮装した子どもとその保護者が参加し、ハロウィンを楽しみました。 いなまちハッピーハロウィンは、商店街の活性化を目的に伊那まちの再生やるじゃん会が毎年行っています。 仮装パレードには32人が参加し、商店街を練り歩きました。 子ども達は商店に駆け込むと、お菓子をもらっていました。 伊那まちの再生やるじゃん会では、「イベントをきっかけに町に足を運んでもらい、いろんなお店をみつけてほしい」と話していました。
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伊澤修二の功績たたえる記念音楽祭
東京芸術大学の初代校長で伊那市高遠町出身の伊澤修二の功績をたたえる「伊澤修二記念音楽祭」が、25日、高遠町文化体育館などで行われました。 音楽祭は、昭和62年に東京芸術大学の創立100周年を記念して行われたのを機に毎年行われていて、今年で28回を数えます。 高遠町文化体育館で行われた第1部では、市内4つの小中学校の他、高遠高校の生徒らが音楽劇や金管合奏などを披露しました。 このうち高遠小学校は、武田信玄の5男仁科五郎盛信と織田軍の戦いを表現した孤軍高遠城の音楽劇を披露しました。 他に高遠北小学校の児童は、地球環境に関する音楽劇を披露しました。 森を切り開いてレジャーランドを建設しようとする人間から森を守ろうとする妖精と1人の少女の物語です。 子どもたちは、東京芸術大学音楽学部の佐野靖副学部長からこの日のために歌や合唱の指導を受けてきました。