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リアルソフトボール野球盤全国大会
おもちゃの野球盤ゲームを応用したソフトボールの大会が、22日、伊那市営球場で開かれました。 大会には、市内から12チームが参加しました。 「リアルソフトボール野球盤全国大会」と銘打ったこの大会は、文字通り野球盤ゲームを応用したものです。 バッティングだけで守備はなく、フィールド内にはアウトやヒットなどとかかれたネットやフェンスが設置されています。 「実力が3割、運が7割」ということで、ボテボテのあたりがヒットになったり、強烈な打球がアウトのネットにあたるなど、熱戦が繰り広げられていました。 3チームごとの総当たりの予選と決勝トーナメントが行われ、弥生野球部OBチームが優勝しました。 大会では他に、ホームラン競争が行われました。 ゲストとして参加したBCリーグの信濃グランセローズチームは、予選で優勝した弥生野球部OBチームに敗れましたが、ホームラン競争では接戦を制しました。
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上伊那農業高校 120周年の節目祝う
南箕輪村の上伊那農業高校は、今年で創立120周年を迎えます。 22日は、記念式典が開かれ、卒業生らが節目を祝いました。 式典には、同窓会員や在校生などおよそ700人が集まり、全員で校歌を歌い120周年の節目を祝いました。 上伊那農業高校は、明治28年1895年に上伊那簡易農学校として伊那市狐島に開校しました。 翌年には、現在の伊那警察署の西側に校舎が建てられ、昭和24年から平成23年まで定時制の校舎として活用されました。 これまでに、全日制と定時制を合わせて2万人近くが卒業しています。 全日制は、昭和49年に南箕輪村に新築移転し、現在は生産環境科、園芸科学科、生物科学科、緑地創造科の4学科に483人が在籍しています。 120周年記念事業実行委員長で同窓会長の木下茂人さんは「この歴史を共通の財産として連帯の思いを確認しあいながら、地域社会の一員として精進していくことを祈念します」と挨拶しました。 生徒を代表して西村純哉生徒会長は「120周年を契機に、上農高校が発展していくよう努力していく」と誓いの言葉を述べました。 実行委員会では今年、戦時中の鉄不足の供出でなくなっていた鉄の門を復元した他、記念碑の作成、120周年史の発行など8つの記念事業に取り組んできました。 式典では、事業の1つでもある120年間の歴史を振り返るビデオの上映が行われ、出席者らは地域とともに歩んできた上農の歴史を再認識していました。
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上伊那教育会所蔵作品展「伊那谷の生んだ芸術家たち」
上伊那教育会が所蔵する伊那谷ゆかりの作家の作品展「伊那谷の生んだ芸術家たち」が22日から伊那市の創造館で始まりました。 会場には、伊那谷で活躍した作家中川(なかがわ)紀元(きげん)や中村(なかむら)七十(しちじゅう)5人の作品、7点が並んでいます。 上伊那教育会では、郷土の美術作品およそ60点を所蔵していて、広く一般に見てもらおうと作品展を開きました。 今回は1回目で、今後は年に1回のペースで開催したいということです。 上伊那教育会所蔵美術作品展 伊那谷の生んだ芸術家たちは来月7日まで伊那市創造館で開かれています。
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農産物直売所にこりこで野沢菜祭
野沢菜漬けのシーズンを迎え、箕輪町の農産物直売所にこりこでは、野沢菜祭を22日と23日の2日間行っています。 特設テントの中には、町内の農家が生産した野沢菜が並んでいます。 1束5キロで、通常420円のところ、祭り期間中は400円で販売します。 野沢菜祭は、旬となるこの時期ににこりこが行っています。 去年は不作のため2年ぶりの開催です。 今年は豊作で出来も良いということです。 祭りではにこりこの職員による浅漬け講習会も開かれました。 容器の中に野沢菜やニンジン、ショウガを入れ、調味料を加えます。 職員は、「調味料を煮立させて、熱いうちに野菜に振りかけるのがコツ」と説明していました。 野沢菜祭は、22日も朝8時30分から農産物直売所にこりこで行われます。
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伊那谷写友クラブ 作品展23日まで
伊那市を中心に上伊那地域の写真愛好家でつくる伊那谷写友クラブの写真展が、23日まで伊那市の伊那図書館で開かれています。 伊那谷写友クラブの展示会は毎年開かれていて、今年で24回目になります。 会場には、会員14人の作品およそ50点が並んでいます。 写友クラブは、作品の大きさなどの規格やテーマを設けず、自分たちでテーマを決め好きな写真を撮ることを心がけているということです。 第24回伊那谷写友クラブの写真展は、23日日曜日まで伊那市の伊那図書館で開かれています。
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青野恭典さん 「森のいのち」をテーマに写真展
東京都在住の山岳写真家、青野恭典さんの「森のいのち」をテーマにした写真展が、20日から、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、日本全国の森を写した写真、50点が展示されています。 落葉樹林や針葉樹林など森の四季折々の風景が季節ごとに並べられています。 青野さんは、「人間や動植物の生活と切り離せない森の大切さを感じてもらいたい」と話していました。 会場には、森の植物や動物の写真も合わせて展示されています。 青野恭典さんの写真展「森のいのち」は来年3月22日まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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箕輪町議会 向山章議員に総務大臣から感謝状
長年に渡り地方自治の振興と発展に貢献したとして、箕輪町議会議員の向山章さんに総務大臣から感謝状が贈られました。 20日に開かれた町議会全員協議会の中で、下原甲子人議長から感謝状が伝達されました。 向山議員は、昭和50年に初当選して以来、通算9期35年あまり町議会議員を務めています。 今回向山議員に贈られたのは、全国の都道府県議会と市区町村議会の議員を対象に総務大臣が贈る感謝状で、県内の町村議会議員では、今年度、向山議員を含め2人が受賞しました。 向山議員は「これまでの経験を活かし、元気な街づくりの一端を担っていきたい」と話していました。
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美和ダム 減勢工の調査「異常なし」
天竜川ダム統合管理事務所が管理している伊那市長谷の美和ダムの下流にある減勢工の健全度調査が、21日行われ、異常がないことが確認されました。 美和ダムでは、国土交通省が進めるインフラ長寿命化計画に基づいて、去年総合的な点検作業を行い、問題なしと評価されました。 ただ、放水の勢いを抑える「減勢工」が、点検の際に満水状態で調査が行われなかったため、今回初めて全ての水を抜き調査が行われました。 調査には、県や市町村職員などおよそ30人が見学に訪れました。 美和ダムは建設から55年経っていて、減勢工は底面の厚さが2メートル、側面が最大で4.5メートルのコンクリートで造られています。 調査は、コンクリートの亀裂や損傷、底面に大きなくぼみが無いかなどを確認しました。 管理している天竜川ダム統合管理事務所では、美和ダムを永久的に利用できるよう今後も日常的な点検や総合的な点検を行っていくということです。
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消費税 期限内完納を
伊那税務署管内納税関係団体連絡協議会は、13日に伊那市内で、消費税期限内完納推進宣言をしました。 協議会副会長で、伊那地区納税貯蓄組合連合会の吉田元男会長が、「関係諸団体が一体となり、関係諸団体と緊密に連携を図りながら消費税の期限内完納のか推進を図る」と宣言しました。 吉田副会長は、「平成9年に消費税が3パーセントから5パーセントに引き上げられたときには、滞納が増加した。今回も8パーセントに引き上げられた直後なので滞納の懸念がある」とあいさつしました。 三浦哲雄伊那税務署長は、「協力して啓蒙活動に取り組んでいきたい」と話しました。
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伊那市ふるさと大使 北原巖男さん委嘱
伊那市高遠町出身で、一般社団法人日本東ティモール協会会長の北原巖男さんが、伊那市ふるさと大使に委嘱されました。 14日は伊那市役所で委嘱式が行われ、白鳥孝市長から委嘱状が手渡されました。 北原さんは高遠町三義出身の67歳です。 昭和47年に現在の防衛省に入庁し、平成17年から防衛施設庁長官を務めました。 平成20年から東ティモール民主共和国特命全権大使に就任し、現在は一般社団法人日本東ティモール協会会長を務めています。 北原さんは「東ティモールと伊那市の交流をきっかけに、様々な国との交流が深まるような活動をしていきたい」と話しました。 式で白鳥市長は「2020年の東京オリンピックの際に、東ティモールの選手のトレーニング地として伊那市に誘致したい」とあいさつしました。 これを受け北原さんは「皆さんと協力して誘致できるように取り組みたいです」と話しました。 伊那市ふるさと大使は、北原さんも含めて22人が委嘱されています。
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大芝高原 お菜洗い場開設
南箕輪村の大芝高原に期間限定でお菜洗い場が開設されています。 大芝高原のお菜洗い場は、冬の寒い時期に大芝の温泉を使って野菜を洗ってもらおうと11年前から開設されています。 訪れた人は「お湯が温かくてありがたい。今年も美味しい漬物にするのが楽しみです」と話していました。 大芝高原のお菜洗い場は予約制で、村内在住者が1時間200円、村外は600円で、12月14日まで利用できます。
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年末ジャンボ宝くじ 販売はじまる
1等前後賞合わせて7億円が当たる年末ジャンボ宝くじの販売が、21日から全国一斉に始まりました。 2002年から去年までに1億円以上の当たりが、5本合わせて11億円出ているイオン箕輪店の宝くじ売り場でも、販売初日から夢を買い求める人の姿が見られました。 今年の年末ジャンボ宝くじの当選金額は、1等前後賞合わせて7億円です。 また、1等7000万円が当たる年末ジャンボミニも販売しています。 年末ジャンボ宝くじの販売は12月19日までで、抽選日は12月31日です。
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家事家計講習会 「常備菜」の活用学ぶ
家計簿のつけ方や食生活のポイントなどを学ぶ「家事家計講習会」が、18日伊那市日影の伊那友の家で開かれました。 家事家計講習会は、雑誌「婦人之友」の愛読者でつくる「伊那友の会」が年に1回開いているもので、今回で26回目です。 会場には、上伊那の20代から80代までの主婦60人が集まりました。 講習会では、伊那友の会の会員が家計簿のつけ方や食生活について発表しました。 南箕輪村の伊藤道子さんは大豆の甘酢漬けや、すき昆布の土佐煮など、簡単に作れる作り置きのおかず「常備菜」を紹介しました。 伊藤さんは「常備菜は飽きが来ないので、夜時間がある時に作ると翌朝の食卓に一品添えることができます」とアドバイスしました。 参加した60代の女性は「作った常備菜にさらに手を加えることでまた違った料理ができることが分かったので、早速実践してみたいです」と話していました。
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パワースポットめぐり
箕輪町郷土博物館は、町内にある寺や文化財などを訪ねるパワースポットめぐりを9日に行いました。 パワースポットめぐりには、20人が参加し、郷土博物館職員から説明を聞きました。 この日まわったのは、無量寺、長岡神社、十沢地蔵尊、高雲寺などです。 長岡神社の隣にある長松寺では、高遠石工、守屋貞治作の延命地蔵と、十王像を見ました。 箕輪町郷土博物館では、平成26年度特別展「箕輪町の知られざる文化財」を開いていて、パワースポットめぐりは、その関連イベントとして開かれました。 博物館では、「町にも知られていない霊験あらたかなパワースポットがある。こうした機会を通じて発信していきたい」と話しています。
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ごみ処理事業者選定委 発足
伊那市富県の天伯水源近くに建設が予定されている上伊那広域連合のごみ中間処理施設の事業者を選定する委員会が今日発足しました。 20日は、伊那市のいなっせで新ごみ中間処理施設整備運営事業者選定委員会が開かれました。 上伊那広域連合助役の酒井茂伊那市副市長が、有識者など8人を委員に委嘱書を手渡しました。 酒井助役は、「上伊那19万人のごみを処理する、生活に欠くことのできない重要な施設であり、行政の最重要課題。慎重、公正な選定をお願いしたい」とあいさつしました。 1回目となった会議では、正副委員長の選出が行われ、委員長には、信州大学名誉教授の北澤 秋司さんが選ばれました。 北澤委員長は、「非常に難しいが、しっかりと勉強をし、選定に努めたい」とあいさつしました。 この日は、酒井助役が、「事業者の選定に関すること」について北澤委員長に諮問書を手渡しました。 事業者選定委員会は、新しいごみ中間処理施設の整備と運営を行う民間業者を選定する組織で、公平、適正に選定するための検討を行います。 上伊那広域連合では、公共が資金を負担し、設計・建設・運営を民間に委託するDBO方式を採用し、最も高い点数がついた事業者が選ばれます。 上伊那広域連合では、来年2月上旬には、実施計画について事業者に示し、平成27年度前半に入札公告を行いたいとしています。 平成27年中には、委員会が広域連合長に、審議結果を答申し、27年度中に、事業者を正式に決定、平成28年度内の事業着手を目安としています。 会議は、冒頭のみ公開で、議事内容については入札にかかわる検討などを行うため、委員会設置条例により非公開となりました。
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秋の演歌まつり 45人熱唱
歌謡アカデミーが主催する秋の演歌まつりが、今日、伊那市のいなっせで行われ、45人が熱唱しました。 歌謡アカデミーでは、毎年、春と秋の年2回、歌の発表会を開いています。 今回は、上伊那から45人が出演し、懐かしの演歌などを、68曲を披露しました。 参加者は、華やかな衣装を身にまとい、身振りを交えて、お気に入りの曲を歌い上げていました。 中には、歌に合わせてダンスや舞が披露され、出演者を盛り上げる出し物もありました。 主催した歌謡アカデミーの今井ひろしさんは「順位付けなどは行わず、みんなの前で気持ちよく歌ってほしい」と話していました
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新山山野草等保護育成会 信州エコ大賞で奨励賞受賞
伊那市新山のトンボの楽園の整備や山野草の保護に取り組む「新山山野草等保護育成会」は、信州エコ大賞で奨励賞を受賞しました。 4日は新山山野草等保護育成会の筒井弘事務局長らが伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に受賞の報告をしました。 会員は現在90人で、平成15年からトンボや山野草の保護・育成に取り組んでいます。 新山地区は、全国でも数少ない「トンボの楽園」として知られていて、毎年7月には観察会を開いています。 日本一小さいトンボと言われている「ハッチョウトンボ」の生息地でもあり、その成長に必要な水や草木の整備を定期的に行っています。 白鳥市長は「新山は自然の宝庫。いろんな可能性が広がっているので今後も活動や調査などを継続してほしい」と話していました。
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箕輪町 委員報酬のべ122人に源泉徴収漏れ
箕輪町が体育指導員などに支払う委員報酬で、のべ122人、合計で30万円あまりの源泉徴収漏れがあった事がわかりました。 これは20日に開かれた町議会全員協議会で町が報告したものです。 過去5年にさかのぼり調査したところ、11の委員会の、のべ122人に源泉徴収漏れがあり、合計金額は30万4,268円だということです。 町では、対象者にお詫びと説明の文書を明日発送し、町への納付を依頼するとしています。 少額の報酬は源泉徴収が必要ないと思っていたなど職員の認識不足が原因としています。 町では今後、事務処理について専門家による研修などを行い、職員に周知徹底を図るということです。
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箕輪町の平澤豊満町長が議会に退任の挨拶
11月28日をもって任期を満了し退任する箕輪町の平澤豊満町長は、20日の町議会全員協議会で、議会に対し退任の挨拶をしました。 平澤町長は、3期12年を振り返り、印象に残った事のひとつとして職員の意識改革をあげました。 平澤町長は「スピード、コスト、チェンジ、サービスというキーワードを使って企業的なセンスのもとに行政運営をしてきた。職員の意識改革で行政の内容、職場の雰囲気ががらりと変わった事が非常に印象的だった」と話しました。 また、議会に対し「基礎は作ったので、議会も一丸となって、地方の再生と日本に誇れるまちを目指してほしい」と呼びかけました。 平澤町長は2002年の初当選から3期12年、箕輪町の舵取りをしてきました。 退任式は、任期満了となる今月28日に行われます。
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現職の向山氏 出馬表明
現職4期目で西町の県議会議員向山公人さんは来年春の県議選伊那市区に立候補することを18日表明しました。 伊那市内で開かれた記者会見で向山さんは「後援会の方から来春の県議選への出馬要請をいただきました。また市長からは伊那市のおかれている状況だとか抱えている課題について引き続いてやってもらいたいという要請もいただき、それを受けて最終的に県議選に出馬するという決意をしました」と話し5期目を目指し定数2の県議選伊那市区に立候補することを表明しました。 向山さんは現在72歳。 平成11年に初当選し議会会派、県政ながのの会長を務めています。 立候補にあたり平成28年開校の南信工科短大の振興会設立による人材育成や、リニア中央新幹線の開通による地域振興、市内の東西を結ぶ幹線道路網の整備などに取り組みたいと述べました。 県議選伊那市区現職の木下茂人さんの後援会によりますと木下さんは来月中旬に態度を明らかにするとしています。 ほかに出馬を模索する動きがあります。
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しめ飾り製作ピーク
今年も残すところ1か月余りとなり新年を迎える準備が始まっています。 箕輪町の信州縁起物製作所では来年用のしめ飾りづくりが行われています。 製作所では10月から本格的に作業が始まりピークを迎えています。 1階の約100平方メートルの倉庫スペースには、8月に青刈りし、乾燥させたわらが天上まで積み上げられています。これらが全て、縁起物の材料として使われるという事です。 2階では60代から70代の10人ほどが専用の機械で縄をない小判やおたふく面などを飾り付けていました。 21年間、飾り付けを担当している井上なつ子さんは、毎年良い年になるよう願いながら作っているという事です。 県内全域のホームセンターやスーパー等に出荷していて、地域ごとに形や飾りを変えて作っています。 こちらの作業スペースでは、飯田地域に出荷する玄関飾りを作っています。伊那で見る物と違いシンプルな飾りとなっています。 大槻清子代表は30年前に会社を始めた頃を振り返り「当時は何もわからず、各地のどんど焼きに行き、それぞれの地域の特色を学び、少しずつ種類を増やしていった」と話しています。 作業は来月下旬まで続き、来月中旬からは、個人からの注文品を作るという事です。
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山岳写真協会南信支部 20周年記念写真展
日本山岳写真協会 南信支部の第20回写真展 「貌(かたち)・季節の中で」が、伊那市の伊那文化会館で19日から始まりました。 会場には16人の会員と亡くなった会員2人、合わせて18人の作品85点が展示されています。 今回は20周年の節目を記念する展示会という事もあり、作品は全てここ1年ほどで撮影されたもので、作品数も例年より30点程多くなっています。 南信支部は、1989年に母体となる会を結成し、1995年に支部設立が認可され発足しました。 主に、中央アルプス、南アルプスなど、地元の山岳を中心に撮影しています。 中央アルプスで撮影された、「馬の背とブロッケン」は、馬の背を背景に、霧の中に発生する円形の虹を撮影した作品です。 南信支部では「今後も、写真を通して地元の山の魅力を伝えていきたいとしています。」 この日本山岳写真協会南信支部「貌・季節の中で」は、24日(月)まで、伊那文化会館で開かれていて、23日には山岳写真に関するライブトークが行われる事になっています。
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伊那市 還付加算金602件未払い
伊那市は、納めすぎた税金を払い戻す際の利子「還付加算金」が602件未払いになっている事を19日公表しました。 伊那市では、還付加算金の対象となる期間を本来より短く解釈していたため、支払い不足となっていたとしています。 全国の自治体で同様の誤りが生じていることから伊那市でも過去5年にさかのぼり調査を行いました。 未払いとなっているのは、市県民税、国民健康保険税、後期高齢者医療保険料合わせて602件、218万1,300円です。 伊那市では今後、未払いとなった対象者にお詫びと支払金額の案内を送付し、早急に支払手続きを進めていくとしています。
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信大農学部 シクラメン販売
南箕輪村の信州大学農学部の学生が栽培したおよそ50品種のシクラメンの販売が19日から、農学部構内にある生産品販売所で始まりました。 販売所には食糧生産科学科の2年生が1年間かけて育てたシクラメンが並んでいます。 農学部では、毎年実習でシクラメンを栽培していて、およそ1,500鉢を販売しています。 今年は、例年の倍のおよそ50品種を育てたということです。 こちらは、カムリという品種で、花びらの形に特徴があります。 ことらのスカーレットは、濃い赤色が特徴だということです。 花の売り上げは学生の実習に使われるということです。 この日は朝から地域の人たちが訪れ、好みの花を選んでいました。 シクラメンは、12月下旬まで毎週水曜日と木曜日に販売されます。 価格は、一鉢1200円で、花が小さいサイズのものは500円となっています。
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商売繁盛など願い えびす講祭り
商売繁盛や五穀豊穣を願うえびす講祭りが19日、伊那市西町のえびす神社で行われました。 えびす講祭りは、神社ができた大正15年から続く、商売繁盛や五穀豊穣を願う恒例行事です。 毎年農作業が一段落するこの時期に行われるのがならわしです。 境内では宝投げが行われ、訪れた人は手をのばして福を呼び込んでいました。
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田中豊文さん縁起物づくり
伊那市東春近の稲わら工芸品づくり名人の田中豊文さんは、正月用の縁起物づくりに取り組んでいます。 自宅の敷地内に工房を構える田中豊文さん80歳。 所狭しと完成した縁起物が並んでいます。 田中さんは上伊那農業委員会協議会から稲わら工芸品づくり名人に認定されています。 田中さんは会社を早期退職した55歳の時から本格的にわら細工を始めました。 現在は、来年用のお正月飾りと宝船を作っています。 おととしの6月に腎臓を悪くして透析をするようになったため去年は思っていたほど数が作れませんでした。 今年は、同じ病気で戦っている人たちの励みになればと去年の倍以上となる50個をそれぞれ制作する計画です。 作業は、来月の中旬まで行われることになっていて、完成した縁起物はお世話になっている人たちに贈るということです。
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かいご家の利用者と園児が交流
南箕輪村の宅幼老所かいご家の利用者と近くの園児と18日、焼きいもなどをして交流しました。 交流会はかいご家が地域との繋がりを深めようと開いていて今年で4年目です。 18日は、かいご家が野菜を育てている畑に、南部保育園の年長園児39人が訪れました。 交流では、利用者と園児が一緒に玉入れをしたり、大根を収穫したりしました。 大根は、園児一人一人にお土産として手渡されました。 大根を収穫した後、利用者と園児は出来たての焼きいもを味わいました。 かいご家では、「今後も地域と関わるイベントを企画していきたい」と話していました。
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銀座で伊那市をPR
伊那市は15日と16日の2日間、県が東京の銀座に開設した銀座NAGANOで高遠そばや地酒などのPRイベントを行いました。 銀座NAGANOは、長野県をPRしようと先月、銀座にオープンしました。 ビルには長野の物産品を販売するショップスペースや観光インフォメーションなどが設置されています。 日替わりで県内の市町村や企業などのイベントが行われていて15日と16日の2日間は伊那市が企画しました。 イベントでは、イナゴやハチノコなどの珍味と、市内4蔵の地酒が提供された他、信州そば発祥の地をPRしようと焼き味噌と辛み大根で味わう打ちたての高遠そばが振る舞われました。 長野県観光大使でタレントの峰竜太さんも訪れ高遠そばに舌鼓を打っていました。 16日は、伊那市ふるさとメッセンジャーの高沖清乃さんを囲んで移住・定住促進のイベントが行われました。 この日集まったのは、伊那市などへの移住を考えている子育て世帯や妊婦など、4組の家族です。 座談会では、伊那市の教育や医療、気候など具体的な質問なども寄せられ、移住への不安や期待などを話し合いました。 伊那市では、「食を通して伊那市をPRすることが出来た。今後もイベントを考え情報発信をしていきたい」と話していました。
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伊那谷まあるい学校 ゲル校舎完成
伊那市高遠町のポレポレの丘で開いている、オルタナティブスクール「伊那谷まあるい学校」の校舎の建設作業が、17日行われました。 オルタナティブスクール伊那谷まあるい学校は、公立の学校に通いながら自分のやりたいことを見つけるもう1つの学校として、元公立小学校の教員などが週2日開いています。 校舎建設のため、8月からフェイスブックやチラシなどで寄付金を募り、10月中旬までに100万円が集まりました。 寄付金を使って、南箕輪村の南信病院でランチルームとして使っていたモンゴルの移動式住居「ゲル」を購入し、この日はおよそ5時間かけて建設作業が行われました。 作業は箕輪町のパカパカ塾の春日幸雄塾長ら3人も手伝いました。 ゲルは、直径5メートルで中には大人15人程が入れます。 まあるい学校では、来年4月から本格的な開校を目指して準備を進めていて、今年度中にもう1棟ゲルを建設する予定です。
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伊那警察ボランティア協会に補導員用ジャンパー寄贈
上伊那のパチンコ店でつくる遊技場組合の伊那支部防犯協会は、少年の補導活動に役立ててもらおうと、18日伊那少年警察ボランティア協会に補導員用ジャンパーを寄贈しました。 伊那警察署で贈呈式が行われ、上伊那遊技場組合伊那支部防犯協会の川上裕会長から、伊那少年警察ボランティア協会の藤沢照穂会長に、補導員用のジャンパー50着が寄贈されました。 上伊那遊技場組合伊那支部は、辰野町から伊那市までの6つのパチンコ店で組織しています。 伊那少年警察ボランティア協会は、少年の非行防止や健全育成のため、街頭で声かけ活動をしたり相談に応じたりしています。 活動の際に黄緑色のジャンパーを身に着けていましたが、文字の統一性がなく、防寒にも適していなかったということです。 ジャンパーを受け取った藤沢会長は「女性補導員も多いので、これからの季節は防寒対策をしっかり行ってこれからも少年の育成活動にしっかりと取り組みたい」と話していました。