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あす 気仙沼のサンマで交流
宮城県気仙沼市の出身者で作るグループ「リアス気仙沼」は26日、気仙沼で水揚げされたサンマを伊那市のセントラルパークで開かれるいなまち朝マルシェで販売します。 25日は、市内在住でグループのメンバーの一人野溝清美さんが出迎える中、東京や宮城からメンバー7人が伊那を訪れました。 リアス気仙沼は、東日本大震災以降、故郷、気仙沼に笑顔を届けようと活動しています。 震災直後の夏には、このグループが気仙沼で企画したイベントに伊那からも多くの人が訪れ交流が行われました。 今回は地元で取れたサンマを味わってもらい、さらに交流深めようと計画されました。 25日の午後には、グループをサポートする市内の雑貨店にサンマ500匹が直送されました。 サンマは、26日 午前10時からセントラルパーク開かれる「いなまち朝マルシェ」で販売します。
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ケーブルテレビ主催囲碁大会
伊那ケーブルテレビジョンとエコーシティー・駒ヶ岳などが主催する囲碁大会が、25日、伊那市のサンライフ伊那で開かれました。 大会は、全国のケーブルテレビ局とケーブルテレビで放送している囲碁将棋チャンネルが開いているものです。 全国120か所で開かれ、およそ8千人が参加しています。 このうち上伊那地区の予選会は、25日、サンライフ伊那で開かれ、上位大会の一次予選となる代表選抜戦とレベル別のハンデ戦が行われました。 代表選抜戦の結果、飯島町の浜口善元さんが優勝しました。 浜口さんは、来月8日に開かれるブロック大会に出場し、インターネットを使って対局します。 会場では他に、プロ棋士の宮沢吾朗九段による碁の指導が行われました。
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弘妙寺でもみじみごろ
伊那市高遠町の弘妙寺の境内にあるもみじが、見ごろとなっています。 もみじは、1週間ほど楽しめるということです。
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戦争体験をきく 300人目の取材
伊那ケーブルテレビが制作している番組「戦争体験をきく」の出演者が17日の収録で300人となりました。 17日は、300人目の出演者となった伊那市日影の春日義直さん宅で収録が行われました。 「戦争体験をきく」は、戦争の悲惨な体験談を後世に伝え、記録としても残す目的で伊那ケーブルテレビが2008年から制作をはじめ、現在6年目を迎えています。 番組は、週1回の更新で、年間およそ50人を取材しています。 満蒙開拓で旧満州に渡った人や、南方作戦に携わった人、学徒動員で働いた人や伊那飛行場の建設に携わった人など、これまでに様々な証言が得られています。 戦争体験の高齢化が進む中、来年は戦後70年を迎え、取材にもさらに力を入れていく考えです。 「戦争体験をきく」の放送時間は、月曜日から金曜日の午前5時30分、午前9時、午後5時、午後8時30分他、1日5回から6回放送しています。
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高遠第4保育園で火災想定し訓練
伊那市高遠町の高遠第4保育園で火災を想定した訓練が24日行われ、地元の伊那市消防団河南分団が、避難誘導などを行いました。 この日は、園舎の西側の山林から火災が発生したとの想定で訓練が行われました。 園内放送が流れると園児たちは、園庭に並び避難の準備を始めました。 河南分団の団員が到着し、園児たちを近くの河南グラウンドへ誘導しました。 これは消防団のPR活動と、保育園児との交流を目的に河南分団と高遠第4保育園が合同で行っている訓練で、今年で5年目です。 グラウンドに到着すると、消防団員は、避難の心構えを園児に話しました。 心構えは「おはしも」で、押さない、走らない、しゃべらない、戻らないの頭文字をとったものだということです。 避難訓練の後は、河南分団が、小型ポンプ操法を披露しました。 分団の団員には、園児の父親が多くいるということで、団員は、子供たちの前で、雄姿を披露していました。
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伊那愛石会「第54回水石展」
伊那愛石会の第54回水石展が25日と26日の2日間、伊那市の坂下公会堂で開かれます。 会場には伊那愛石会のメンバーが天竜川水系で見つけた石、32点が並んでいます。 伊那愛石会は上伊那の50代から80代までの16人でつくる会で、毎年この展示会にそれぞれの自慢の作品を出展しています。 山の形をした「山形石」や、石の表面のくぼみが湖のように見える「水溜り石」など、自然や風景を連想させる作品が並んでいます。 会員が投票で決める賞で、伊那ケーブルテレビジョン賞には、箕輪町木下の川上敏夫さんの水溜り石が選ばれました。 川上さんはこの石を5年程前に三峰川で見つけ、海に浮かぶ島のような形と水の溜まるくぼみが気に入っているということです。 伊那愛石会の第54回水石展は、25日と26日の2日間伊那市の坂下公会堂で開かれます。
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簡単シカ肉・雑穀料理教室
産学官が連携し農業を基本とした新たな産業づくりを目指す伊那谷アグリイノベーション推進機構は、シカ肉と雑穀アマランサスの料理教室を、24日伊那市のいなっせで開きました。 教室には、上伊那を中心に28人が参加しました。 シカ肉料理の講師を務めたのは、伊那市長谷のざんざ亭でシカ肉料理を提供している長谷部 晃さんです。 24日は、シカロースユッケ風冷奴と、シカ肉の肉じゃがを作りました。 この教室は、産学官が連携し産業としての新たな農業の可能性を探る伊那谷アグリイノベーションが開きました。 シカ肉料理教室のほかに、雑穀アマランサスを使った餃子づくりも行われました。 シカ肉料理教室には、調理師や主婦などもいて、メモを取りながら話を聞いていました。 シカ肉は、低温で火を通すと柔らかく仕上がるということで、この日は、炊飯器の保温機能で調理を行っていました。 伊那谷アグリイノベーション推進機構では、簡単な調理法で一般でも消費しやすくすることで、地域食材の活用の幅を広げていきたいとしています。
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南小1年生 どんぐり拾い
南箕輪村の南箕輪小学校の1年生は、24日、大芝高原のみんなの森で、どんぐりを拾いました。 この日は、南箕輪小の1年生およそ160人が、みんなの森で、クヌギやコナラのどんぐりを拾いました。 これは、南箕輪村が大芝高原の一部を赤松林から樹種転換するために、広葉樹を育てようと行っているもので今年で3年目です。 子どもたちは、落ち葉を払ってはどんぐりを探して、袋に入れていました。 南みのわ親林自然保護の会のメンバーも参加し、子どもたちにアドバイスを送っていました。 拾ったどんぐりは信州大学農学部で苗として育てられます。
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信大農学部ユリノキ並木見ごろ
南箕輪村の信州大学農学部のユリノキ並木が見ごろを迎えています。 信州大学農学部によると、色づきは平年並みで、これから本格的な見ごろを迎えます。 ユリノキの紅葉は11月中旬まで楽しめるということです。
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平成27年度高校入試志願数発表
来年度の県立高校入学志願数の第1回調査結果が24日、発表されました。 全日制では前期選抜が1.5倍、後期選抜が1.46倍となっています。 上伊那農業は、 生産環境科前期に39人、後期に49人。 園芸科学科前期に62人、後期に89人。 生物科学科前期に41人、後期に43人。 緑地創造科前期に29人、後期に35人が志願しています。
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長谷水道水原虫 11月中旬めどに滅菌装置
伊那市長谷の一部地域で使用している水道水の水源から、ジアルジアという原虫が確認されていた問題で、伊那市は、11月中旬をめどに、滅菌のための装置を設置するとしています。 伊那市長谷の長谷中学校の給食室裏には、500リットルのタンクが用意され、23日も給水車が水を補給していました。 この問題は、月に1度の定例検査により、今月8日、水道水の水源である市野瀬の「汀(なぎ)の沢」から、ジアルジアという原虫が確認されたものです。 配水池で、塩素消毒していますが、ジアルジアには塩素への耐性があるということです。 関係するのは、市野瀬東部、中尾、黒河内、溝口、非持の450戸1200人で、今日現在、健康への被害は報告されていません。 伊那市では生水を飲まないよう、音声告知などを行ってきたほか、公共施設にはタンクを設置しています。 紫外線による照射装置を設置するめどがたったということで、伊那市では11月中旬までに設置したいとしています。
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長野県戦没者追悼式
長野県戦没者追悼式が、23日伊那市の伊那文化会館で行われました。 23日は、戦没者の遺族など900人ほどが県内全域から参加し、戦没者の霊を弔いました。 式では、午前10時の時報とともに、1分間の黙とうをささげました。 初めに、阿部守一長野県知事が「69年の歳月が過ぎ去ったが、過去の歴史と真摯に向き合い、悲惨な戦争の記憶を風化させることなく、若い世代に引き継いでいく必要がある。心豊かに暮らせる長野県づくりにつとめたい」と式辞を述べました。 また、県遺族会の桜井眞会長が、「何年経とうと深い悲しみと追慕の念は募るばかり。日本を取り巻く安全保障情勢は厳しくなっているが、武力によらない外交による解決を強く望みます」と追悼の言葉を述べました。 参列者の代表が壇上に上がり、5万5千人余りの戦没者に献花していました。 長野県では、毎年この時期、平和への思いを新たにするため、追悼式を行っています。
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故・春日巖さんに旭日単光章
箕輪町議会議員などを務め地方自治の発展に寄与したとして、今年8月に74歳で亡くなった春日巖さんに旭日単光章が贈られました。 23日は、春日巌さんの妻・富貴子さんと、長女の征矢小百合さんが箕輪町役場を訪れ、表彰の伝達を受けました。 春日巖さんは、平成7年に箕輪町議会議員に初当選し、4期16年にわたり在職するなど、地方自治に貢献してきました。 春日さんは、大腸がんにより、今年8月に亡くなりました。 春日さんには、地方自治に尽力した人が受章する旭日単光章が贈られました。
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電動車いす ルール理解し安全運転を
電動車いすの正しい乗り方を理解してもらい事故を未然に防ごうと、伊那市の富県交通安全協会は、23日、高齢者対象の安全講習会を開きました。 富県に住む高齢者10人が講習会に参加しました。 電動車いすの正しい乗り方を理解してもらい事故を防ごうと富県安協が初めて開いたものです。 電動車いすの販売業者が講師となり、操作方法や交通ルールなどを指導しました。 電動車いすは時速6キロまでしか出せないため道交法では歩行者扱いで、運転免許も必要ありません。 簡単に操作できる反面、交通ルールを知らない高齢者が多いという事です。 伊那市では、2011年に東春近で電動車いすと軽自動車が接触する事故があり、電動車いすを運転していた96歳男性が死亡する事故がありました。 富県安協では、高齢者だけでなく、自動車のドライバーにも、電動車いすについて理解してもらい、事故防止に努めていきたいという事です。
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とことこイーナちゃんフォトコンテスト 65点集まる
伊那市のイメージキャラクター、イーナちゃんを被写体に、伊那谷の自然や人の触れ合いなどを映し出した作品を募集したフォトコンテストの審査会が、23日に開かれました。 初めて開かれたコンテストには工夫をこらした作品65点が寄せられました。 最優秀賞に選ばれたのは、伊那市福島の伊藤憲明さんの作品です。 伊那市長谷の神田橋をバックに2体のイーナちゃんとシャボン玉が映されています。 一瞬のシャッターチャンスを逃さずとらえ、幸せな雰囲気を表現している点などが評価されました。 優秀賞には、美篶の酒井賢二さんと宮田村の小林秀俊さんの作品が選ばれました。 イーナちゃんがとことこと歩くプラモデル、「とことこイーナちゃん」を被写体とした写真を募集し、伊那市や近隣市町村を中心に、32人から65点の応募がありました。 とことこイーナちゃんを開発した製造業ご当地お土産プロジェクトチームが初めて開いたコンテストです。 チームリーダーの橋爪良博さんは、「想像を超えるアイディア満載の作品が集まった。今後もコンテストを企画し、イーナちゃんと一緒に伊那市の自然めぐりをしてもらいたい」と話していました。 プロジェクトチームでは、入賞作品の展示を今後検討していくというこです。
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イ~ナちゃんハイシニア 全国大会出場報告
今月25日から香川県で開催される第9回全日本ハイシニアソフトボール大会に、伊那市の「イ~ナちゃんハイシニア」が出場します。 この日は、「イ~ナちゃんハイシニア」の伊藤易明監督ら3人が伊那市役所を訪れ、酒井茂副市長に大会出場のあいさつをしました。 ハイシニアソフトボール大会は、65歳以上のメンバーで構成するチームの大会です。 「イ~ナちゃんハイシニア」は7月に行われた県予選で優勝し、4年連続7回目の全国大会出場の切符を手にしました。 第6回、7回大会で3位、第8回大会は準優勝という成績を残しています。 酒井副市長は、「去年、準優勝、今年はぜひ優勝してもらいたい」と激励していました。 大会は今月25日から3日間、香川県丸亀市で開かれることになっていて「イ~ナちゃんハイシニア」は初戦、大阪府と山口県の勝者と対戦することになっています。
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特殊詐欺防ぐ声かけ訓練
金融機関を対象にした特殊詐欺防止の声かけ訓練が14日、伊那市のアルプス中央信用金庫本店で行われました。 訓練には、アルプス中央信用金庫の職員と伊那警察署の署員合わせて60人が参加しました。 訓練は、伊那警察署の元署員が扮する高齢者が、息子が勤めている会社の金を勝手に使ってしまい、立て替えるため500万円を引き出したいと依頼をし、職員が声かけにより特殊詐欺の振り込みを防ぐ想定で行われました。 特殊詐欺だと気づかず、「どうしても現金で引き出したい」と言う高齢者に、詐欺防止のチェックシートを使って質問したり、本当に相手は息子なのかと確認をし、説得しました。 伊那警察署によりますと、管内の今年に入っての特殊詐欺発生件数は10月23日現在8件で、被害額はおよそ2千800万円となっています。 被害者のおよそ8割を高齢者が占めていて、伊那警察署の関貴宏生活安全課長は「お客様には“待たせて申し訳ない”という気持ちよりも“守りたい”という気持ちをもって対応してほしい」と話していました。
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東京都立葛飾野高校 ますみヶ丘平地林で森林整備を体験
奉仕活動の授業の一環で伊那市を訪れている、東京都葛飾区の葛飾野高校の生徒は、23日、ますみヶ丘の平地林で、森林整備を体験しました。 森林整備を体験したのは、東京都にある葛飾野高校の1年生320人です。 葛飾野高校は、伊那市を中心に活動しているNPO法人伊那谷森と人を結ぶ協議会と「森林(もり)の里親協定」を結んでいます。 協定に基づく森林整備体験は今年で3年目になります。 奉仕活動を通じて、森林保全と環境との関係を学ぼうと伊那市を訪れました。 生徒らは、協議会のメンバーに教わりながら、藪の除伐を行いました。 協議会メンバーは、なるべく根元から切り倒す事などをアドバイスしていました。 24日は、除伐した木を運び出す作業をする事になっています。
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長野県経営者協会上伊那支部と市町村長の懇談会
上伊那の市町村長と長野県経営者協会上伊那支部の懇談会が14日、伊那市のいなっせで行われ、デザインを統一した企業の案内看板の設置を開始したことが報告されました。 上伊那の企業で組織する長野県経営者協会上伊那支部は、地域の活性化を目指して平成21年から上伊那の市町村長との懇談会を開いています。 懇談会には、およそ50人が出席し冒頭のみ公開で行われ、企業看板の設置等について意見を交わしました。 懇談会がきっかけで発足した産学官のプロジェクトチーム「3風の会」は、地元企業の統一された案内看板の設置を開始したことについて報告しました。 看板のポイントは、土や大地をイメージしたブラウン色で、右側に企業のロゴが入ります。 今月すでに設置が済んでいる日本通運伊北配送センターとこれから設置する予定の箕輪町に本社を置くKOA㈱の看板をモデルに、徐々に広げていく考えです。 まずは、設置が始まっている広域農道沿いを中心に、各企業や市町村の公共施設での統一看板の設置が可能かを検討するということです。
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上伊那の農産物を商工関係者にPR
上伊那の農産物を食品や観光関係者にPRし連携を深めていこうというイベントが22日、伊那市の伊那商工会館で開かれました。 この上伊那農商工マッチング交流会は、上伊那地域の農畜産物を食品関連企業や観光事業者にPRし新たな連携作りのきっかけにしてもらおうと、今回初めて開かれました。 農家や加工品の販売を行う事業者24社が出展し、農畜産物をアピールしていました。 このうち、箕輪町でトマト栽培をしている農家は、トマトをブドウ棚のように育てる事で、光合成を促進させ、栄養価の高いトマトが出来る事を紹介していました。 伊那市で味噌作りをしている女性グループは、無添加で安心安全な物を作るよう心掛けている事を紹介していました。 会場ではこの他に、食品を製造する機械の展示コーナーも設けられていました。 主催者のまとめによりますと、交流会には、およそ200人が来場したということです。
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焼酎用のさつまいも「黄金千貫」収穫作業
南箕輪村のオリジナル焼酎「大芝の華」の原料となるサツマイモ「黄金千貫」の収穫作業が行われました。 10日は、南箕輪村の住民有志でつくる「芋焼酎南箕輪会」の会員19人が、焼酎の原料となるサツマイモ「黄金千貫」の収穫作業を行いました。 10月に入り芋堀り作業が本番を迎え、この日はおよそ1.7トンを収穫しました。 この日収穫した分を含めて、村内ではおよそ7.4トンロの収穫を見込んでいるということです。 会のメンバーによりますと、芋は夏の天候不良により若干小さめですが、例年通りの出来で美味しい焼酎になりそうだということです。 10日に収穫した芋は、飯田市の酒造メーカーに出荷します。 12月に南箕輪村のオリジナル焼酎「大芝の華」として、村内の酒屋や味工房などで購入することができます。 720ml入り1,250円で販売される予定です。
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イーナちゃん駅伝カーニバル2014 東春近V
第32回市民駅伝イーナちゃん駅伝カーニバル2014が13日伊那市陸上競技場で開かれ、東春近が総合優勝を果たしました。 今年の市民駅伝には、市内10地区から146人と、オープン参加の80人、合わせて226人が出場しました。 参加者は、園児と小学生が参加する子どもの部と、中学生以上が参加する地区の部、選手2人以上で参加するオープンの部に分かれ、順位を競いました。 このうち、子供の部では、2.7キロのコースを園児と小学生5人がタスキで繋ぎました。 大会の結果、子供の部1位、地区の部3位の東春近が総合優勝をはたしました。なお、オープン参加の部ではかけこっこーが優勝しています。
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DLD薪の配達で農林水産大臣賞
伊那市で薪ストーブの販売や施工などを手掛ける株式会社DLDは、ストーブ用の薪の宅配システム構築により森林整備に繋がった点などが評価され農林水産大臣賞を受賞します。 DLDが大臣賞を受賞するのは第16回グリーン購入大賞です。 全国の企業や行政で組織するグリーン購入ネットワークが、環境に配慮した製品やサービスの普及拡大に取り組む団体を毎年表彰しています。 今年度は全国から33件の応募があり、書類とプレゼンテーションによる審査が行われました。 DLDは、薪の宅配システムの構築により、森林整備の促進や雇用創出につながった点が評価され、中小企業部門で最高賞の農林水産大臣賞を受賞します。 薪の宅配は、契約した家庭を回り、必要な分だけ補給するサービスで、利用者は、過入金と基本料金、使った分の薪の料金を支払います。 DLDでは、安定的な木材の確保が必要となり、山に放置されている針葉樹の間伐材を薪として利用できる事を実証しました。 これにより森林整備の促進や新たな雇用創出にもつながった点が評価されました。 宅配は、2007年から始め、現在は県内の他、山梨や愛知、宮城などでも行われ、およそ1200戸が契約をしているという事です。 表彰は12月に東京で行われる予定です。
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赤羽さんの押し花絵展
押し花作品を手掛けて22年になる伊那市美篶の赤羽栄子さんの作品展「花との時間」が22日から、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、花や、木の根、苔など身近な素材を使った押し花、およそ100点が展示されています。 今回の展示は、押し花を始めて22年という時間、日々生活をしている何気ない時間などを、押し花で表現しているということです。 押し花絵展「花との時間」は28日火曜日まで伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
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伊那市で県戦没者遺族大会
一般財団法人長野県遺族会は、第62回長野県戦没者遺族大会を22日、伊那文化会館で開きました。 戦没者遺族大会は、長野県遺族会が世界の平和を目指し、戦争の悲惨さを後世に語り継ごうと県内持ち回りで毎年開いていて、今年で62回を数えます。 大会には、戦没者の遺族や関係者およそ800人が参加しました。 大会では、「二度と戦争を起こしてはならない。我々のような遺族を出してはならない。」などと、遺族が宣言しました。 また、「靖国神社参拝の定着」や「遺族の高齢化に伴い、孫やひ孫を中核とした青年部の組織化」などに取り組むことを決議しました。 23日は、県が主催する、長野県戦没者追悼式が伊那文化会館で開かれることになっています。
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誓いを新たに 戴帽式
伊那市狐島の上伊那医師会附属准看護学院で22日、戴帽式が行われ、今年4月に入学した1年生が、看護の道への誓いを新たにしました。 この日は、今年4月に入学した1年生35人が戴帽式を迎えました。 戴帽式は、半年間、基礎的な学習を行ってきた学生を、看護学生としてふさわしい知識と技術、態度を身につけたと認めるためのものです。 式では、生徒一人ひとりにナースキャップがかぶせられ、火がともされたロウソクを受け取っていました。 全員がロウソクを受け取ると、看護の精神がうたわれた「ナイチンゲール誓詞」を朗読しました。 この日戴帽式を向かえたのは、上伊那を中心とした18歳から50歳代までの、男性が9人、女性が26人となっています。 式を終えた学生は、今後、本格的な看護の学習を始めることになっていて、来年2月からは、伊那中央病院や昭和伊南病院などで実習を行う予定です。 戴帽生を代表して、篠田達也さんは、「63期生、35人全員でこれからの困難を乗り越え、みなさんの役に立てるようにしたい」と、誓いを新たにしていました。
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障がい者の就職・雇用相談
上伊那地域の障がい者を対象とした就職・雇用相談会が21日、伊那市のいなっせで開かれました。 これは、障がい者の雇用促進を図ろうとハローワーク伊那が毎年この時期に開いているものです。 今年参加した企業は、去年より4社少ない21社です。 相談会には91人が訪れ、人事担当者から説明を受けていました。 ハローワーク伊那管内の障害者の9月末の求職者数は471人となっています。 50人以上の従業員がいる企業の障がい者の法定雇用率は2%と定められていて、ハローワーク伊那では、企業に対し法定雇用率達成のための指導に努めていくとしています。
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なかなか転ばないコマ「タオレネード」
伊那市の製造業ご当地お土産プロジェクトチームが製品化した転ばないコマが今、注目を集めています。 先月、愛知県で開かれた全日本製造業コマ大戦。 コマ大戦は全国の中小製造業が自社で制作したコマを持ち寄り1対1で戦う大会です。 低重心が主流ということですが、それに勝てるコマを作ろうと伊那市の(有)スワニーが高重心のコマを開発しました。 コマ大戦でスワニーは、予選敗退となりましたが、参加していた製造業者などから注目を集めたということです。 その後、サクラコマなどを一緒に制作してきた製造業ご当地お土産プロジェクトチームの協力によりそのコマをともに10日間でタオレネードを製品化しました。 タオレネードは、今月11日からスワニーのオンラインショップで1個850円で販売されています。 高精度な精密加工技術から生まれた高重心バランスコマは、県内外から注目を集め、すでに100個が売れました。 現在、スワニーの社員が手作業で追加分を組み立てています。 今後は、工賃アップにつなげてもらおうと伊那市社会福祉協議会に組み立てを委託する考えです。 「タオレネード」は今後、市内の店舗などでも販売を予定しています。
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ごみ処理費用有料制度見直しでアンケート実施
上伊那広域連合は、排出量によって2段階となっているごみ処理費用有料制度見直しのため、アンケートを実施します。 21日は上伊那広域連合の廃棄物政策審議会が伊那市のいなっせで開かれ、アンケートの素案が了承されました。 上伊那地域では有料制度が2段階になっています。 第一段階ではごみ処理費用としてごみ袋1枚当たり30円かかります。 ごみ排出量が規定量を超えると第2段階となり、1枚当たり180円となります。 上伊那広域連合は、3年ごとに有料制度の見直しを行っていて、今回は2段階の有料制度を継続するかどうかも含め根本的な見直しを行います。 アンケートは来月5日から17日まで上伊那地域の3,000世帯を対象に行われ、内容はごみ処理手数料の金額についてや、チケットのしくみを理解しているかなどです。 委員からは「二段階の制度はコストもかかり、行政窓口の負担にもなるので廃止を考えていいのではないか」という意見の一方、「二段階になっていることでごみ排出量抑止につながっている」という声が上がっていました。 上伊那広域連合ではアンケートの結果を分析し、来年2月の審議会で施策の方向付けをしたいとしています。
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中学生ロボットコンテスト 南信大会
中学生ロボットの南信1位を決める中学生ロボットコンテスト南信大会が12日、伊那市の創造館で開かれました。 大会は、中学生の創造力を高めようと開かれていて今年で11回目になります。 大会には、南信地区を中心に、6校、23チームが参加し、予選リーグと決勝トーナメントが行われました。 ルールは、ガムテープの芯でできたアイテムを縦90センチ、横45センチのエリアに運び、その上に屋根となるCDを重ねると得点になります。 さらに、その上にアイテムなどを積み重ねると高得点になります。 決勝トーナメントには女子チームの姿もあり、上手にロボットを動かして、勝利をおさめ喜んでいました。 決勝戦では、伊那市の東部中の「宅急便」が、ロボットの操作で苦労する中、辰野中の「欅11号」は確実にアイテムを積み上げ、優勝しました。 11月には、千曲市で県大会が開催されることになっています。