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箕輪町松島で住宅火災 けが人なし
15日午前0時50分頃、箕輪町松島で住宅の1階と2階の一部を焼く火事がありました。この火事によるケガ人はありませんでした。 伊那警察署の発表によりますと、火事があったのは箕輪町松島の中村和年さん宅です。午前0時50分頃、この家に住む中村さんの長男から消防に通報がありました。火は木造二階建て住宅の1階と2階の一部170平方メートルを焼き、午前2時15分頃消し止められました。 この火事によるケガ人はありませんでした。 警察と消防では、風呂釜の煙突部分に何かがつまり、過熱した事が火事の原因とみて調べを進めています。
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上農 創立120周年記念りんご収穫
南箕輪村の上伊那農業高校は、創立120周年の文字をデザインしたリンゴの収穫を15日行いました。 15日は、上伊那農業高校の園芸科学科の3年生12人が収穫を行いました。 上農では毎年授業の一環で、リンゴに学校名や校章をデザインしたリンゴの栽培をしています。 表面に黒いシールを貼り、着色を抑え模様を出すもので、学校創立120周年の今年はそれをデザインしました。 生徒達は、色づきや大きさなどを見て良い物をカゴへと収穫しました。 この日は、およそ250キロを収穫したという事で、これらのリンゴは19日の文化祭で一袋4個から5個入り300円で販売される事になっています。
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50年先見据えた森林のあり方検討へ
50年先を見据えた伊那市の森林の将来像や市民との関わり方などを検討する伊那市50年の森林(もり)ビジョン策定委員会が15日発足しました。 委員会では2016年3月までにビジョン策定を行い公表する予定です。 15日は、白鳥孝伊那市長が有識者や森林関係者など17人を委員に委嘱し、ビジョン策定について諮問しました。 委員会では、現在の森林の現状を把握すると共に、2015年度から50年間の山や森のあり方や市民との関わり方について検討を行います。 伊那市によりますと、伊那市の森林の面積は市全体の82%にあたる5万5千ヘクタールだということです。 近年では、木材の価格下落による森林の放置や、松くい虫被害、有害鳥獣による食害などが問題となっています。一方、ペレットや薪の利用促進や、防災の観点から森林整備の必要性がみなおされています。 委員からは、「落葉松などを伐採した後、土砂災害が起きないようどう守っていくか考える必要がある」「山への関心が年々薄くなっている。人と山を結びつける指導者の養成が必要」などの意見が出されていました。 白鳥市長は「山の持つ多面的な機能を見直し、健全な山づくりを伊那から発信していきたい」と話していました。 委員会は来年度までに5回開かれ、次回は課題の洗い出しと検討が行われる事になっています。
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伊那市ふるさと公使 岡部高明さん委嘱
また、伊那市の魅力をPRするとともに市政への助言や情報提供などを行う「伊那市ふるさと公使」に、高遠町出身で元テレビ信州取締役大阪支社長の岡部高明さんが委嘱されました。 10日は伊那市役所で委嘱式が行われ、白鳥孝伊那市長から岡部さんに委嘱状が手渡されました。 岡部さんは、伊那市高遠町西高遠出身の83歳です。 伊那北高校卒業後、東京大学文学部でマスコミ学を専攻し、卒業後は大阪府に本社をおく読売テレビに入社しました。 編集課長や人事部長などを経て、テレビ信州取締役大阪支社長を務めました。 また、合併前の旧高遠町でも10年間、ふるさと公使を務めました。 岡部さんは、「伊那市からの情報をしっかり受け止め、テレビ関係などの人脈を活かして伊那市の良さを発信していきたい」と話していました。 岡部さんは、旧郵政省の元職員大羽繁さんに次いで2人目のふるさと公使です。
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伊那市ふるさと大使 那須弘平さん委嘱
伊那市の魅力を発信する「伊那市ふるさと大使」に、富県出身で元最高裁判所判事の那須弘平さんが新たに委嘱されました。 9日は伊那市役所で委嘱式が行われ、白鳥孝伊那市長から那須さんに委嘱状が手渡されました。 那須さんは、伊那市富県北福地出身の72歳です。 伊那北高校を卒業後、東京大学法学部に入学し、昭和44年に弁護士登録をし ました。 平成18年から24年には、最高裁判所判事として多くの事件に携わってきました。 那須さんは「愛郷心は誰にも負けない。伊那の自然の良さや人々の温かさを全国や世界に発信していきたい」と話しました。 那須さんは、講演や本の出版などで伊那市の良さをPRしていきたいということです。 伊那市ふるさと大使は那須さんも含めて21人です。
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買い物支援 富県貝沼でも
食料品や、生活雑貨など様々な商品を車に乗せ、伊那市内を移動しながら販売するサービス、「こんにちは伊那まち」が、今回初めて富県の貝沼公民館で15日、開かれました。 「こんにちは伊那まち」は、中心市街地の商店主らでつくる「伊那まちの再生やるじゃん会」が、高齢者の買い物支援サービス事業として始めたもので、月一回のペースで実施しています。 やるじゃん会は今回、初めて貝沼公民館で販売を行いました。 これは、富県地区が、日頃買い物に苦労しているなどとして、やるじゃん会に要請したものです。 これまで富県では、北福地で出張販売を行ってきましたが、貝沼区や桜井区などの人たちには遠いとのことで、貝沼公民館でも販売することにしました。 訪れた人たちは、生鮮食品や農機具、衣料品などを買い求めていました。 この日は群馬県前橋市から、買物支援事業について参考にしようと「城南地区地域づくり協議会」のメンバー14人が視察に訪れました。 前橋市城南では、今年3月から買物支援の移動販売を開始したということですが、徐々に客足が遠のいているということです。 やるじゃん会によると、売上は伸びているということで、今後も要請があれば、出向くということです。
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熊に襲われ70代男性ケガ
13日伊那市西箕輪の山林でキノコ狩をしていた市内の70代の男性が熊に襲われ、左手人差し指を骨折するケガを負いました。 伊那警察署の発表によりますと、熊に襲われたのは、伊那市西箕輪の無職 荒和男さん73歳です。 荒さんは、13日一人でキノコ狩りをしていたところ午前7時頃、伊那市西箕輪の西山神社の北500メートル付近で、熊に襲われました。 顔や左腕などを引っ掻かれ、左手の人差し指を骨折するケガを負いました。 現場では、警察や猟友会会員がパトロールをした他、熊用の罠が新たに2個仕掛けられました。 市では、山へ入る場合は2人以上で行動し、熊に遭遇しないよう、ラジオやすず等音の鳴るものを身に着けるよう注意を呼び掛けています。
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河野さんのビデオ作品上映
伊那ビデオクラブ会員の河野ひさしさんのビデオ作品上映会が12日伊那市のいなっせで開かれました。 河野さんは伊那中学校、伊那北高校卒業で現在は北安曇郡池田町在住の73歳です。 平成17年に伊那ビデオクラブに入会し主に伊那の歴史や文化を題材にした作品を手がけてきました。 上映会は河野さんの作品を鑑賞しようと中学校時代の同級生などでつくる実行委員会が開いたものです。 上映会では作品8本が披露されました。 このうちナイスロード沿いの桜並木をテーマにした「櫻えにし」は洪水から地域を守るため桜を植えた人たちの苦労や郷土愛が伝わる作品です。 会場にはおよそ170人が集まり河野さんの作品に見入っていました。
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猪の肉入り鍋「長谷鍋」提供
南アルプスふるさと祭りが12日伊那市長谷の美和湖公園で行われました。 祭りでは伊那市商工会が長谷の名物になればと初めて猪の肉が入った鍋、長谷鍋を提供しました。 南アルプスふるさと祭りは地域の特色を生かし「食」をメインに開催されたもので31回目となります。 今年は猪の肉が入った鍋が長谷鍋として提供されおよそ1000食分が用意されました。 長谷鍋のテントには次々に買い求める人が訪れ人気を呼んでいました。 ふるさと祭りでは特産品の販売コーナーのほかステージ発表も行われ賑わいをみせていました。
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町長選立候補届出説明会 2派が出席
任期満了に伴う11月11日告示、16日投開票の箕輪町長選挙の立候補届出説明会が14日、箕輪町役場で行われました。 説明会には2派が出席しました。 説明会にはこれまでに出馬を表明している2派が出席し町選挙管理委員会から立候補の届出に関する説明を受けました。 現在、箕輪町長選挙に出馬を表明しているのは、表明順に無所属新人で松島の清水洋さん61歳と無所属新人で福与の白鳥政徳さん60歳です。 他に目立った動きはなく町長選は新人同士による一騎打ちになる見通しです。 今後は、立候補届出書類事前審査が11月4日に行われます。 箕輪町長選挙は11月11日告示、16日に投開票となっています。
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CATV杯ミニバス 男子春富初優勝・女子伊那DT優勝
第12回ケーブルテレビ杯争奪ミニバスケットボール選手権大会が13日、 駒ヶ根市で開かれました。 男子は伊那市の春富ミニバスケットボールクラブが初優勝、女子は伊那ダイヤモンドツインズが優勝しました。 男子決勝は、伊那市内のチーム同士の対戦となり、赤のユニフォームの春富ミニバスケットボールクラブと、白のユニフォームの伊那ダイヤモンドツインズが熱戦を繰り広げました。 大会には、県内外から男女あわせて22チームが出場しました。 春富は長身の選手を中心に次々とシュートを決め、56対35で勝利し、初優勝しました。 女子は白のユニフォームの伊那市の伊那ダイヤモンドツインズと黒のユニフォームの愛知県の長久手(ながくて)ミニバスケットボールクラブの戦いとなりました。 ダイヤモンドツインズは序盤から順調に点を重ね、68対23で勝利しました。 決勝戦の模様は、18日からご覧のチャンネルで放送します。
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伊那北高校36回卒業生 山麓会30周年式典
昭和59年に伊那北高校を卒業した、第36回卒業生で作る山麓会は12日、卒業30周年を記念して、式典と同窓会を薫ヶ丘会館で開きました。 この日は、第36回伊那北高校卒業生6クラス、260人の内、130人が出席し、クラスごとに分かれてホームルームを行いました。 卒業生は久しぶりの教室と級友に緊張気味でしたが、出席番号順に、名前や自身の近況報告を行うと、笑いが起こる場面もあり昔を思い出していました。 ある卒業生は、「30年ぶりに逢う人がほとんどだったが、面影が残っていて、直ぐ誰かわかった」と話していました。 式典では、久保村智実行委員長が、「昔を思い出しながら、大いに語り、山麓会の親睦を深めよう」と挨拶しました。 式には、B組担任の蒲谷隆行教諭と、D組担任の五味市兵教諭の2人の恩師が駆けつけました。 五味さんは、「みなさんは学力も、人間的にも私たちを超えていった。しかし年齢だけは越えることができない」と冗談を交えて話していました。 式の中で山麓会は、同窓会と、母校の発展のためにと、竹松徳門同窓会副会長と、澤井淳伊那北高校校長にそれぞれ25万円を寄付しました。 式の最後には、参加者全員で肩を組み、伝統の応援歌、「天竜河畔」を歌って、卒業30周年を祝っていました。
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福祉施設見学会・就職相談会
福祉や介護職への就職を希望する人のための福祉施設見学会と就職相談会が、14日伊那市内で開かれました。 午前中は、特別養護老人ホームさくらの里で施設見学会が行われ、南信地域に住む15人が参加しました。 見学会は、人手不足が続く介護事業者と求職者のマッチングの機会を設けようと社会福祉法人長野県社会福祉協議会が毎年開いています。 参加者は施設内を見学した後、さくらの里介護主任の林祐輔さんの話を聞きました。 林さんは「自分の家族だったら、と思いながら常に1人1人を気遣うことが大切。介護の技術が上達したり利用者の人たちの笑顔が増えるとやりがいに繋がる」と話していました。 また、午後はいなっせで就職相談会も行われ、19人が参加しました。 相談会には、岡谷市から飯田市までの南信地域の16社が参加し、業務内容や採用方法などを説明しました。 主催した社会福祉法人長野県社会福祉協議会では、「今後も求職者と施設事業者が直接話せる機会を設けてお互い納得のいく採用に繋げていきたい」と話していました。
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はなまる地域探検隊 絵手紙教室
子供たちが様々な体験を通じて学ぶはなまる探検隊の絵手紙教室が5日、伊那市のいなっせで開かれました。 絵手紙教室には、小学生やボランティアの高校生、合わせて65人が集まりました。 各自持ち寄った果物や花などを題材に、贈る相手を思い気持ちを込めて描いていました。 指導にあたったのは、学校の元美術教諭の大瀬木久雄さんです。 大瀬木さんは「筆をたてて書くのがコツ。心を込めて書くことが大切」と子供たちにアドバイスしていました。 子供たちは、絵の具などを使って思い思いの作品を仕上げていました。 はなまる地域探検隊は、収穫体験をしたり外国の人たちと交流するなど様々な体験活動を行っています。
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伊那北保育園 安全祈願・起工式
老朽化などにともない建て替えられる伊那市野底の伊那北保育園の安全祈願祭・起工式が14日、現地で行われました。 14日は、市の関係者や建設を行う業者など30人が参加し工事の安全を祈願しました。 伊那北保育園は老朽化や市の保育園整備計画に基づき、伊那東保育園が閉園となり竜東保育園と伊那北保育園に統合されることから園舎が建て替えられます。 建物は、木造平屋建てで延べ床面積はおよそ1100平方メートルです。 太陽光発電が設置される他、ペレットボイラーも導入されます。 定員は120人を予定しています。 起工式で、白鳥孝伊那市長は「さらに地域のみなさんの力をいただき、伊那市を支えていく子供に育っていくことを願っている」と挨拶しました。 保育園建設の総工事費はおよそ4億4000万円で、主に合併特例債が充てられます。 伊那北保育園は来年5月に完成、6月に開園予定です。
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台風19号 被害報告なし
大型の台風19号は13日の夜から14日の朝にかけて長野県を暴風域に巻き込みながら通過しました。 伊那市・箕輪町・南箕輪村に被害の情報は入っていません。 長野地方気象台によりますと台風19号は13日の夜から14日の朝にかけ県内を通過し午前9時に温帯低気圧に変わりました。 伊那市・箕輪町・南箕輪村で午後4時現在、台風による被害は入っていません。 JR飯田線は朝から通常運行し通勤通学に乱れはありませんでした。 南箕輪村の小学校2校は時間を遅らせて10時からの登校となりましたが、伊那市と箕輪町の小中学校は通常通り授業が行われました。 また、農作物の被害は午後4時現在JA上伊那に入っていないということです。
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上農生 地域の農業学ぶ
上伊那農業高校の生徒は、地元の農事組合法人の理事を講師に迎え上伊那地域のこれからの農業や地域環境について8日学びました。 8日は、生産環境科の1・2年生あわせて80人あまりが、農業経営の在り方や環境保全型農業について話を聞きました。 生産環境科では、上伊那地域のこれからの農業の在り方について学習や研究などをしています。 授業ではまっくんファームの理事3人が集落営農の仕組みや米のブランド化について話をしました。 このうち、堀美津男さんは平成16年から取り組んでいる有機肥料によるコシヒカリの栽培について紹介しました。まっくんファームではこのコシヒカリを森の大地というブランドで販売しています。 堀さんは「米価格、消費量は年々下がってきている。特色あるブランド米を作る事で、農家の収入と共に農地を守っていきたい」と話していました。 また、「森の大地」というネーミングでは南箕輪らしさが伝わりにくいとして、生徒達に新たなネーミングを考えてほしいと呼びかけていました。
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御嶽山噴火で南箕輪村の男性死亡
御嶽山の噴火で南箕輪村神子柴の男性の死亡が11日確認されました。 木曽警察署によりますと死亡が確認されたのは南箕輪村神子柴のアルプス中央信用金庫職員、髙木啓光さん37歳です。 髙木さんは山頂付近で心肺停止状態で見つかり11日午後3時過ぎ死亡が確認されました。 死因は噴石が当たったことによる損傷死だということです。
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台風19号14日未明最接近
大型で非常に強い台風19号は14日未明から明け方にかけて県内に最も接近する見込みです。 秋のバラ祭りが行われている高遠しんわの丘ローズガーデンでは13日のイベントの中止を決め台風への備えを進めています。 高遠しんわの丘ローズガーデンでは12日から秋のバラ祭りが行われていて12日も県内外から多くの人が鑑賞に訪れていました。 期間中は豚汁の無料サービスやバラの育て方相談などが行われていますが、13日は台風接近にともないこれらのイベントの中止が決まりました。 バラを管理する伊那市振興公社の職員は風で倒れたり折れたりするのを防ぐため数本ずつヒモで束にする作業にあたっていました。 伊那市振興公社では連休中のイベント中止を残念だと話すとともに見頃となったバラに影響が出ないか心配していました。 一方伊那市羽広でぶどうを栽培している小池農園では、ぶどう狩りの予約が入っていることから台風前も収穫ができない状況です。 長野地方気象台では低い土地の浸水や川の増水、土砂災害などに注意するよう呼びかけています。
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箕輪町長選挙 一騎打ちの公算大
任期満了に伴う箕輪町長選挙の告示まであと1か月となりました。 これまでに新人2人が出馬を表明し他に目立った動きはなく町長選は新人による一騎打ちとなる見通しです。 これまでに出馬を表明しているのは表明順に無所属新人で松島の清水洋さん61歳と無所属新人で福与の白鳥政徳さん60歳です。 告示まであと1か月となった11日、出馬を表明している2人に話を聞きました。 清水さんは、元県議で「政策決定の過程の透明性を図り、対話を基本としたまちづくりを進める」としています。 清水さんの後援会では、町内15区に21の支部を設置しました。 清水さんは「これまでの経験もあり知名度は浸透している。まちづくりなどの政策の違いを明らかにしていきたい」と話していました。 後援会では、28日には20代から50代を対象にした懇話会を開く他、車座集会やミニ集会を開いていく予定です。 白鳥さんは、元県職員で「これまでの行政経験を活かし、ブランド力のある箕輪を目指す」としています。 白鳥さんの後援会では、町内15区に20の支部を設置しました。 白鳥さんは「初めての選挙で感触はわからない。車座集会やミニ集会を開きながら名前を憶えてもらい、政策を訴えていきたい」と話していました。 後援会では、19日に女性だけの懇談会、23日に激励会を開く予定です。 箕輪町長選挙は11月11日告示、16日投開票です。 箕輪町選挙管理委員会では、14日に立候補届出説明会、11月4日に届出書類の事前審査を行う予定です。 10月1日現在の有権者数は、男性9824人、女性1万40人 の合わせて、19864人です。
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4種類のりんごを食べ比べるイベント
この時期に収穫される4種類のりんごを食べ比べるイベントが、11日、南箕輪村田畑で行われました。 イベントには、村内の3家族11人が参加しました。 「農」と「食」を体験することで村の農業について知ってもらおうと、地元農産物の加工品販売を目指す6次産業化検討ワーキングチームの農業体験部会が企画しました。 参加者は、紅玉、ジョナゴールド、秋映、シナノスイートの4種類のりんごを食べ比べ、感想を言い合っていました。 1番人気は風味がよく糖度の高い「シナノスイート」でしたが、昔ながらの酸味を好む人もいました。 参加者らはこの後、気に入ったりんごの収穫を体験し、お土産に持ち帰っていました。
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ながた自然公園内のフィールドアスレチックリニューアル
箕輪町のながた自然公園内にあるフィールドアスレチックがリニューアルし、11日、オープンしました。 11日は、町内外から多くの家族ずれが訪れ、新しくなったアスレチックを早速体験しました。 アスレチックのリニューアルは、箕輪町商工会青年部が発足50周年の記念事業として今年の4月から取り組んできました。 「自分たちの手で」をコンセプトに、老朽化した4つの遊具を撤去した他、木に防腐剤を塗ったり、ロープの補修を行うなどしました。 また、17種類ある遊具全てに名前を付け、赤そばの里や萱野高原など町の名所をPRしています。 この他に、タイヤを使った遊具や基礎から作ったという東屋も設置され、青年部では「家族で過ごせる憩いの場になればうれしい」と話しています。 11日は、廃材を利用した木の板に子供たちが思い思いの絵を描いた他、とん汁も振舞われ訪れた人たちは休日のひと時を楽しんでいました。
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台風19号 14日午前中に県内最接近
大型で非常に強い台風19号は、14日の午前中に長野県に最も近づくとみられています。 11日は、台風接近を前にりんご農家などが収穫を急いでいました。 箕輪町木下の小口利一さんの農園では、時期を迎えた品種のりんごを収穫していました。 長野地方気象台では、13日の午前中から雨が降り始め、14日の午前中に長野県に最も接近するとみています。
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ドリームクラブ レカンフラワー作品展
伊那公民館の公民館講座ドリームクラブは、伊那市西町の旧井澤家住宅で、乾燥させた花を使ったレカンフラワー作品展を11日から開きます。 会場には、バラやアジサイなどを使った作品およそ50点が展示されています。 レカンフラワーは、乾燥剤や脱酸素剤を使って、植物を立体のまま乾燥させます。 飾られている額の中は真空状態になっていて、花の色や形を何年も楽しむことができるということです。 ドリームクラブは月に1度講座を開いていて、7人の受講生が居ます。 綺麗な作品を作るには、乾燥させるときに、花の形を崩さずに保存することがポイントだということです。 ドリームクラブのレカンフラワー作品展は、11日から16日まで伊那市の旧井澤家住宅で開かれます。
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救命救急センターの現状と課題を報告
上伊那地域医療連携報告会が10日伊那中央病院で開かれ、開設から1年を迎えた救命救急センターの現状と課題について報告されました。 報告会には、上伊那医師会、上伊那歯科医師会、伊那中央病院の医師およそ50人が参加し、救命救急センター長の北澤公男(きみお)さんがセンターの現状と課題を報告しました。 昨年度のセンターの延べ入院患者数は2,429人で一日平均は6.7人、8床ある病室の利用率は83%でした。 また、昨年度の救急の患者数は15,204人で、そのうち救急車による搬送は3,322人でした。 課題としては、「医師不足」「コンビニ受診やタクシー代わりの救急車の利用」などがあげられました。 北澤さんは、「上伊那の人口に対する医師数は全国平均の半分ほど。かかりつけ医や休日当番医の受診促進による軽症患者の受け入れ抑制など、医療機関の適正利用の啓発を進めていくことが必要だ」と話していました。
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美篶小学校金管バンドクラブ 伊澤修二記念音楽祭に向けて練習
伊那市の美篶小学校の金管バンドクラブの児童は、25日に開かれる「第28回伊澤修二記念音楽祭」に向けて練習に励んでいます。 9日は、児童53人が、東京藝術大学音楽学部教授の佐野靖(さの やすし)さんの指導を受けました。 美篶小学校金管バンドクラブは、高遠町地区以外からも音楽祭を盛り上げようと、今年初めて参加します。 演奏する曲は、子どもに対するしつけや教えを歌った「伊澤修二の数えうた」です。 佐野さんは「挨拶や返事1つ1つのことをきっちりやれば、演奏も上達します」とアドバイスしていました。 美篶小学校金管バンドクラブは、25日に高遠町文化体育館で演奏する予定です。
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第4回写遊学舎 写真展
伊那市内の写真愛好家でつくる「写遊学舎」の写真展が10日から伊那図書館で始まりました。 写游学舎の写真展は、今年で4回目になります。 会場には、会員など8人から近作、およそ70点が展示されています。 テーマは、花や自然、街のスナップなど様々でテーマごとに飾られています。 こちらのテーマは、「赤色の帰化」。 画面には、コカ・コーラのベンチや看板などがどこかに配置されていて、アメリカ産の清涼飲料が日本の文化に溶け込んでいる様子が表現されています。 第4回写游学舎の写真展は、19日まで、伊那市の伊那図書館で開かれています。
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伊那西小児童がハチ追い
伊那市の伊那西小学校の5年生12人は、10日近くの産直市場グリーンファームでハチ追いを体験しました。 地蜂と呼ばれるクロスズメバチに餌をくわえさせ、巣を見つける方法を学びました。 餌には鳥肉のササミを使い、団子状にした肉に真綿を結び、蜂をまちます。 蜂がそれをくわえて、飛び立つと児童たちは、目印となる真綿を目安に追いかけていました。 ハチ追いを教えたグリーンファームの小林史麿会長は、「昔は家の手伝いとしてハチ追いをした。子どもの遊びでもあり仕事でもあった。ハチの子を食べる伝統を将来に伝えていきたい」と話していました。 約1時間にわたり、ハチ追いをしましたが、残念ながら巣は見つけることはできませんでした。 次回は、巣をみつけてどんな構造になっているかを調べるということです。
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ジュージュー ソースカツ丼の日
10月10日は、ジュージューのごろ合わせでソースカツ丼の日です。 伊那市内の飲食店では、割引サービスが一斉に行われ、昼時になると多くの人でにぎわいました。 伊那市西町の田村食堂です。 普段1,100円のカツ丼が200円引きの900円で提供されました。 揚げたてのカツに、60年近くつぎたしている秘伝のタレをかけます。 田村食堂では、10月だけでなく、毎月10日をサービスデーとしていて、カツ丼の日が定着しています。 10日は店内は、カツ丼を注文する人がほとんどでした。 ソースカツ丼の日のイベントは、2006年に発足した伊那ソースかつどん会がおこなっていて、17店舗が加盟しています。 加盟店ではこの日100円から200円の割引サービスを行いました。
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伊澤修二記念音楽祭ポスター原画コンクール表彰式
高校生を対象に伊那市が初めて行った、伊澤修二記念音楽祭のポスター原画コンクールの表彰式が9日に行われ入賞者に表彰状が贈られました。 最優秀賞に選ばれたのは、伊那弥生ヶ丘高校3年で、美術部の駒井里莉香さんです。 オーボエ奏者のシルエットと共にバラを描き、バラのツルでト音記号などを表現したということです。 駒井さんの原画を元に作られたポスターは、市内の公共施設などに掲示されています。 この日は他に、入賞した3人にも表彰状が贈られました。 伊澤修二記念音楽祭は25日(土)に行われます。 市内の小中学校が出演する第1部は高遠町文化体育館で、東京芸術大学シンフォニーオーケストラの演奏が行われる第2部は伊那文化会館で行われます。 なお、ポスター原画コンクールのすべての応募作品、22点は音楽祭当日、伊那文化会館に展示されることになっています。