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白鳥氏 町長選初当選
任期満了にともなう箕輪町長選挙の投票が16日行われ即日開票の結果新人で前の県松本地方事務所長の白鳥政徳さんが初当選を果たしました。 当選から一夜明けた17日白鳥さんは新たな町政運営に意欲を見せていました。 今回の箕輪町長選挙は新人同士の一騎打ちとなり白鳥さんは7638票を獲得しました。 元県会議員の清水洋さんは5687票でした。 投票率は68.12%で平成14年の前回町長選を8.4ポイント下回りました。
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脳いきいき教室 健康は口から
伊那市社会福祉協議会が、高齢者の健康づくりを目的に行っている脳いきいき教室が17日、伊那市小沢の小沢地域交流センターで開かれました。 脳いきいき教室は、介護認定を受けていない65歳以上が対象で、毎月1回から4回、地域ごとに行われています。 この日は、小沢のお年寄り11人が参加しました。 教室では、歯科衛生士の小林由紀江さんが講師をつとめ、身体の健康は口や歯からなどと説明しました。 小林さんは、「日本歯科医師会などが、80歳になっても20本以上自分の歯を保とうと推進していますが、実際は平均で11本です」と話しました。 口の中には、何百種類もの菌があり、中には身体に悪影響を及ぼすものもあるということで、小林さんは「舌には舌苔(ぜったい)と呼ばれる白い苔状のばい菌が付着していて、飲み込むと風邪や肺炎をおこす事がある」と注意を呼びかけていました。 口の中を清潔に保つことが重要との指摘に、参加者は、鏡で自分の口の中を確認していました。
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パンセの会 チャリティー上映会
障害者や高齢者の自立生活の支援を行うNPO法人パンセの会が3日、伊那市の旭座でチャリティ上映会を行いました。 パンセの会は、2012年から障害者や高齢者の自立生活の支援を行うグループホーム開設に向け活動を重ね、今年8月にNPO法人パンセの会として認可されました。 会では来年、重症心身障がい者のためのグループホーム「まゆっこ」の開設を目指し、伊那市西箕輪に中古の一戸建てを購入しています。 この日のチャリティ上映会の売り上げは、その改修費用などの活動費として使われることになっています。 オープニングセレモニーでパンセの会の唐澤浩代表は、「皆さんの協力で、グループホーム開設が現実のものになってきた。これからも力をあわせて頑張ろう」と挨拶していました。
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無茶フェス ローメンとタッグ 24日開催
社会人のアマチュアプロレス団体「信州プロレスリング」の無茶フェスin伊那が24日、伊那市高遠町の高遠スポーツ公園文化体育館で開かれます。 信州プロレスは長野県を元気にしようと県内各地で大会を開いています。 12日は、信州プロレスリング、グレート☆無茶代表らが伊那商工会議所で記者会見を開きました。 大会は、プロの藤波辰爾や初代タイガーマスク、女子プロの豊田真奈美らに、信州プロレスが戦いを挑むという構図で、来場者に笑顔と勇気、元気を与えたいとしています。 会場には、児童養護施設や障害者施設の子ども達およそ100人を招待しているということです。 また、伊那ローメンズクラブによるローメン秋祭りも同時開催することが決まりました。 秋祭りでは、大食いタレントの三宅智子さんと客3人ひと組が大食い競争をするイベントも行われるということです。 無茶フェスin伊那とローメン秋祭りは、24日の祝日に伊那市高遠町の高遠スポーツ公園文化体育館で入場料無料で開かれます。
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箕輪町長選挙 白鳥政徳氏初当選
任期満了に伴い16日に投開票が行われた箕輪町長選挙。 無所属・新人で前の松本地方事務所長の白鳥政徳氏が初当選しました。
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箕輪町長選 16日投開票
任期満了に伴う箕輪町長選挙は、16日投票が行われ即日開票されます。 12年ぶりとなる町長選。 立候補している2人の新人の両陣営は、15日、町内を隈なく遊説し支持を求めました。 無所属で新人の白鳥政徳さんは、午前8時に地元福与で、選挙戦最終日をスタートさせました。 街頭演説で白鳥さんは「一生懸命町づくりをしてまいります。さらに力強い箕輪町をつくってまいりたい。そういった気持ちが通じたと思っております。」と話しました。 地元での演説を終えた白鳥さんは、町内全域を遊説しました。 要所では街頭演説を行い、力強い町をつくるとアピールしました。 無所属で新人の清水洋さんは午前8時、長田で選挙戦最終日をスタートさせました。 街頭演説で清水さんは「今まで話をしませんでしたが、もし私が落選するようなことがあれば二度と選挙をする気はありません。後を断っての選挙です。」と話しました。 清水さんは、道行くドライバーに支持を呼びかけたほか、遊説で町内を隈なくまわりました。 午後5時に木下から松島を歩いて行進し町政の変革を訴えました。 10日現在の有権者数は、男性9,849人、女性1万74人の合わせて1万9,923人となっています。 14日までに期日前投票を行った人は1,917人で、有権者の9.6%となっています。 今年8月の長野県知事選挙の期日前投票率は11.2%、12年前の町長選挙では期日前投票は行われませんでした。 16日は、町内22箇所の投票所で午前7時から午後8時まで投票が行われ、即日開票されます。 伊那ケーブルテレビでは、町長選の開票速報を午後8時45分から生放送します。
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南アルプス林道バス 5万888人が利用
今シーズンの伊那市営南アルプス林道バスの利用者は、5万888人で、昨シーズンより327人増加しました。 今シーズンの営業最終日とった15日、乗客に記念品が手渡されました。 今年は4月25日から今日まで205日間営業し、そのうち1日は台風の影響で運休しました。 今シーズンの南アルプス林道バスの利用者は5万888人で、5万561人だった昨シーズンより327人増加しました。 南アルプス林道バスの来シーズンの営業は、4月25日からとなっています。
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松本山雅スタッフが子どもたちを指導
長野日報社主催のサッカー教室が15日、箕輪町のながたドームで開かれました。 15日は、伊那市を中心に年少園児から小学3年生までおよそ50人が参加しました。 教室は、サッカーの楽しさを知ってもらおうと、松本山雅のスポンサーとなっている長野日報社が年に2回開いているものです。 松本山雅FCユースアカデミーのスタッフ3人がコーチを務め、パスやドリブルなどを指導しました。 他に、6対6のミニゲームが行われ、子どもたちは真剣な表情でボールを追いかけていました。 長野日報社では「今日の体験が本格的にサッカーを始めるきっかけとなり、この地域からJ1で活躍する選手がでてくれればうれしい」と話していました。 子どもたちはおよそ2時間、笑顔で汗を流していました。
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春近神社で七五三詣
七五三の15日、伊那市東春近の春近神社で七五三詣が行われました。 15日は親子連れが訪れ、子どもの健やかな成長を願いました。 子どもたちは晴れ着に身を包み、手を合わせていました。
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信州こころん 新そば祭り
伊那市東春近の障害者就労支援事業所信州こころんの新そば祭りが、15日と16日の2日間行われています。 新そば祭りでは、地元産のそば粉を使った打ち立ての蕎麦がふるまわれています。 利用者が育てた野菜を使った料理のバイキングもあります。 信州こころんは、障害者の就労支援を行っていて、その一つとして利用者が調理や接客を行う蕎麦店を営業しています。 新そばまつりはその働きぶりを見てもらおうと毎年行われていて、今回で3回目です。 会場では、利用者による朗読の披露や、手芸品の展示販売も行われています。 こころんの新そばまつりは15日まで行われます。 時間は午前10時から午後2時半頃までです。 そばは、料理のバイキング付きで1食800円です。
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長野県縦断駅伝競走大会 上伊那3位
長野県縦断駅伝競走大会の初日が15日行われ、上伊那はトップと2分40秒差の3位でゴールしました。 午前8時30分、全15チームが長野市の信濃毎日新聞本社前をスタートしました。 県縦断駅伝は、15日と16日の2日間で長野市から飯田市までの22区間、217.5キロを襷で繋ぎます。 上伊那は、2区と4区で首位に立つなど上位をキープし、トップの全諏訪と2分40秒差の3位で岡谷市役所にゴールしました。 上伊那の竹入増男監督は「あすに繋がるいい走りができた。地元の声援を受けながら優勝目指してがんばりたい」と話していました。 2日目の16日は、松本市から飯田市までの10区間98.5キロを走ります。 17区の辰野―伊那間では、箕輪町出身で実業団の富士通陸上競技部に所属する千葉健太さんが、ふるさと制度選手として走ります。 伊那市の中継所は、山寺の長野ダイハツ販売伊那店前で、午前10時30分頃通過する予定です。
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伊那市表彰式 個人13人と3団体
文化の日の3日、伊那市で表彰式典が行われ、個人や団体の永年にわたる功績をたたえました。 伊那市は、13人の個人と3つの団体を表彰しました。 地方自治功労に4人、寄附功労に2人と1団体、教育文化功労に2人と1団体、産業功労に2人、社会福祉功労に1団体、交通安全功労に1人、善行功労に2人が表彰されました。 白鳥孝市長は、「平和で明るく住みよい伊那市発展のためにこれからもよろしくお願いします」と式辞を述べ、これまでの功績をたたえるとともに今後の協力をよびかけました。 受賞者を代表して、10年8か月伊那市選挙管理員会委員長をつとめて、地方自治功労を受賞した田中信也さんは、「一人では務まらなかった。みなさんの協力があったからこその受賞です。気持ちを新たに市の発展に協力する。」と謝辞を述べました。
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伊那税務署長表彰
税の申告と納税に関して功績が顕著だった人を顕彰する税務署長納税表彰が13日にあり、受彰した5人に賞状が手渡されました。 今回受彰したのは、伊那地区納税貯蓄組合連合会の会計監事北村十九一さん、上伊那青色申告会連合会理事の小松康佐さん、伊那小売酒販組合の元副理事長、河野武さんら5人です。 また、租税教育推進校として上伊那農業高校に感謝状がおくられました。 中学生の税についての作文で春富中3年の若林李沙さんと東部中1年の伊東凌雅くんが伊那税務署長賞を受賞しました。 税に関する高校生の作文では、伊那西高校2年の上嶋紗彩さんと小林華歩さんが伊那税務署長賞を受賞しました。 三浦哲雄伊那税務署長は、「税務行政に対する理解と信頼を得ていくために今後とも協力をお願いします」と式辞を述べました。
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伊那市上の原保育園の園児 おでん味わう
伊那市の上の原保育園の園児は、14日この秋に収穫した大根を使って地域住民とおでんを作り味わいました。 上の原保育園では、年長園児がさつまいもや大根などの野菜を保育園近くの畑で育てています。 この日は、10日に収穫した大根30キロを使っておでんを作りました。 野菜の栽培の手伝いをしている「上の原保育園を育てる会」の会員や地域住民を招待し、おでん煮えるまで園児が歌を披露しました。 1時間煮込んだおでんには味がしっかりと染み込んでいて、園児は「大根が一番美味しい」「体がポカポカする」と言いながら味わっていました。 上の原保育園では、今後も餅つきや感謝祭などを行い、地域住民と交流をしていくということです。
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箕輪町長選「関心ある」8割
任期満了に伴い16日に投開票が行われる箕輪町長選挙について、伊那ケーブルテレビでは、有権者200人を対象に電話アンケートを行いました。 それによると、8割の人が今回の町長選に関心があると回答しています。 伊那ケーブルテレビでは、12日と13日の2日間、無作為に抽出した、箕輪町の有権者の1%にあたる200人に電話によるアンケート調査を行いました。 「今回の町長選挙に関心がありますか」との問いには、79.5%が、「関心がある」と回答しています。
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山雅J-1昇格祝いグリーンシャワー
松本山雅のJ―1昇格を緑の紙テープ、グリーンシャワーで祝おうと、伊那谷のサポーターが参加している南信ペーニャは、テープづくりに追われています。 13日から作業が始まりました。 箕輪町松島の飲食店、地球の食卓には、南信ペーニャに参加しているサポーターや一般が集まって、紙テープづくりに精を出しています。 松本山雅後援会から協力要請があり、1万2千本のうち、600本を手伝います。 山雅カラーの紙テープの芯を抜き、1本を2つに分けるため、切ってまき直します。 600本から1200個が出来上がる計算です。 23日に松本市のアルウィンで行われる最終戦後に選手たちが場内を一周するイベントで、グリーンシャワーと題してサポーターが一斉に紙テープを投げ入れる予定です。 作業は、16日日曜日にも伊那市の花月旅館で行われる予定で、南信ペーニャでは、協力を求めています。 詳しくは、南信ペーニャのブログをご覧ください。
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いなかっぷローメンリニューアル
今年4月に発売されたいなかっぷローメンが好評です。 さらにお土産として定着させようと、このたびリニューアルが施され、賞味期限が大幅に伸びました。 いなかっぷローメンは、気軽に、簡単に家庭で本格的な味を味わってもらおうと、電子レンジで調理するカップ式です。 4月に発売され、これまでに1,800個が売れました。 北は北海道、南は大阪まで広まっていて、ジャマイカでも紹介されるなどその手軽さから広がりを見せています。 そんないなかっぷローメンにも課題がありました。 賞味期限が5日と短いことです。 有限会社コマックスでは、キャベツを外すことで40日の賞味期限を確保し、麺を20グラム増量。 生キャベツをそれぞれで入れてもらうことで、シャキシャキ感もアップしました。 さらに、マトンにも改良を加えました。 いなかっぷローメンは、1カップ630円。 ラーメン大学伊那インター店のほか、産直市場グリーンファームやみはらしファーム、ファーマーズあじーなで販売されています。
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鳥インフル想定し演習
高病原性鳥インフルエンザのまん延防止策を早期に講じるため、上伊那地方事務所と伊那家畜保健衛生所は、防疫演習を14日行いました。 雨水を利用した車両の消毒の実演です。 塩素系消毒薬をしみこませたマットの上を車両が通過することでタイヤの消毒をします。 さらに消毒時間を長くするのと拡散させるため、発砲補助剤を消毒薬に混ぜて車両を消毒します。 この方法により、より確実な殺菌効果が得られるということです。 上伊那地域家畜伝染病防疫演習は、鳥インフルエンザの発生を想定し、関係機関が対応を確認する訓練で、獣医師やJA、市町村担当者など40人が参加しました。 飯島町のあいがも農場で鳥インフルエンザが発生したとの想定で、影響がある下伊那地域とも連携しました。 演習では、防護服を装着し、鶏の採血をする訓練や、炭酸ガスで殺処分する実技演習も行われました。 上伊那地方事務所農政課では、初動3日間で1,500羽を殺処分する場合、260人の人員が必要と試算しています。 上伊那地域では、採卵用の鶏を中心に100戸で20万羽が飼育されています。 国内では、島根県で3日に採取したコハクチョウの糞便から鳥インフルエンザウイルスが検出されています。
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箕輪町長選挙 候補者に聞く (下)
箕輪町長選挙立候補者に新しい図書館建設計画について届出順に考えを聞きました。 箕輪町は、3月に松島のJA上伊那箕輪町支所を候補地とする新しい図書館の建設計画を示しました。 敷地面積は約5千平方メートル、JAや商工会が入る複合施設で事業費は10億円を計画しています。 町では7月に図書館建設の賛否を問う住民アンケートを行い、結果 賛成が65.7%、反対が16.8%、どちらとも言えないが17.5%でした。 白鳥政徳さん 「今までのアンケートが全てだめだとか拙速だとかいうつもりはないです。 かなり長い期間検討も重ねていますし住民の皆さんからの期待もあると思っていますので私がその決めたプロセスと理由が納得できれば次の段階に進めたいと思います。」 清水洋さん 「あまりにも住民の意見が考慮されていないのではないでしょうか。 言い方は悪いですが“ここまでの間にやらなければいけないからやりましょう”というふうに私には映ってしょうがない。 一旦白紙に戻してさらに検討するなかで考えていきたいと思います。」 今後の議論の進め方について2人は次のように話します 白鳥さん 「機能としてはたくさん付けたいです。 そうするにはいろんな方の意見を聞いてつくらなければいけないということと民間施設との融合、民間の力とか考え方とつくろうという図書館が全体として世の中に発信できるかということが決め手だと思います。」 清水さん 「町民全体的な議論が足りていないと思っていますので広範な意見を聞くべきだというふうに考えます。 ワークショップでもいいですし委員会でもいいですしそういったものを立ち上げて意見を聞き皆さんに説明していくという格好を考えたいと思います。」
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村西部保育園 大根収穫
南箕輪村西部保育園の園児は、15日、自分たちで育てた大根を収穫しました。 西部保育園では、8月に大根の種を撒き、子どもたちが水やりや草取りをしてきました。 15日は、3歳以上の園児が全部で193本の大根を収穫しました。 大根は、1人1本お土産として持ち帰る他、ニンジンやサバなどと煮込み全員で味わうということです。
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箕輪町長選挙 候補者に聞く (上)
6日投開票の箕輪町長選挙に立候補した2人に、届出順に主な政策と平澤町政について聞きました。 前の県松本地方事務所長の白鳥政徳さん。 白鳥さんは、最初に取り組みたい課題として少子化、人口減少問題を揚げ、専門委員会を設置するとしています。 「一番最初はやはり少子化人口減少対策をスタートさせるということだと思います。 “みのわ未来委員会”をつくるとか“少子化総合対策”であるとか“相談室”をつくるとか、それはやろうと思えばすぐできることなのでそこをまずやります。」 元県議会議員で、会社役員の清水洋さん。 清水さんは、「すべての人に優しい町」を基本理念に、少子化対策として町独自の奨学金制度の創設を掲げています。 「“箕輪型の奨学金制度”をつくりたいと思っています。 箕輪型というのは一定の手続きさえ踏んでくれれば全額は返さなくてもいいというもので箕輪にお子さんが帰って来てくれて住んでくれて働いてくれるという前提で応援をしていきたい。」 平澤町政、白鳥さんの評価です。 「平澤町政によって行政が企業的な要素、行政経営という概念を取り入れて進めてきたことはかなり評価しています。 しかし時代は変わります。求めるものも変わりますので私は先人の皆さん、また平澤さんの上に立って新しい町をつくるということだと思います。 もちろん踏襲するものもあるでしょうし新しく改革したり変化をつけなければいけないものもあります。」 平澤町政、清水さんの評価です。 「総合的にはやはりひとつの箕輪の時代をつくったという意味では評価はあっていいかと思います。 ただ私自身違和感を感じているのは行政の手法です。特にトップダウンの手法が皆さんの声を生かす行政というよりは町長の意向を反映するという町政運営だと思っています。 そういった意味では評価する面、評価しない面、是々非々という言い方になるかと思います。」
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政和会が政務活動費で市民参加型勉強会
伊那市議会の会派のひとつ政和会は、政務活動費を活用し、中心市街地の作り方を考える市民参加型の勉強会を19日に開きます。 13日は、政和会会長の唐澤稔市議と、幹事長の八木択真市議が、伊那市荒井のタウンステーション伊那まちで記者会見を開き、勉強会の内容を説明しました。 政和会ではこれまで、政務活動費のほとんどを視察研修に活用してきました。 しかし、市民からの「議員がどのような活動をしているかわかりにくい」といった声を受けて、市民参加型の勉強会を今回初めて企画しました。 勉強会のテーマは「アメリカ・ポートランドにみる、住んで楽しい中心市街地の作り方」。おしゃれな街、環境先進都市として注目を集めているというアメリカ・ポートランド市の事例を参考に、ポートランドについての著書もある吹田 良平さんを招いての講演や意見交換を予定しています。 政務活動費は、会派に所属する議員に対し、1人につき、毎月1万円、年間12万円が交付されています。 今回の勉強会が、政務活動費の在り方についても考えるきっかけになればと八木議員は話します。 市議会会派政和会が主催する市民参加型勉強会は、19日午後6時30分~、伊那市創造館3階講堂で開かれます。
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伊那市の給食モデル校が実践発表
給食を通して、「農業」や「食」について学ぶモデル校に指定された小中学校が、13日、取り組みの実践発表を行いました。 この日は、市内の小中学校6校が農業や給食への取り組みを発表しました。 去年、学校関係者や有識者が、給食施設の整備方針にあわせて、給食の在り方などについて検討しました。 検討の結果、子どもたちが自ら田畑を耕し、食材を生産することで、暮らしの中の食について認識し、命をいただくという実感を持てるようになるとして今年度からモデル校5校を指定しています。 モデル校には、伊那小、伊那東小、西春近南小、長谷小、長谷中の5校が指定されています。 伊那小学校は、3年生の各クラスの取り組みを紹介しました。 伊那東小学校は、できるだけ学校近くで栽培し、野菜の成長を目で見て確認できるようにしたことなどを発表しました。 伊那市では、モデル校の取り組みを検証し、来年度は、市内すべての小中学校で食と農について学ぶ取り組みを実施したいとしています。
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上伊那広域連合 第4次広域計画策定へ
上伊那広域連合や関係市町村の事務処理を円滑に進めていくための指針となる第4次広域計画を策定するための第1回委員会が13日、伊那市内で開かれました。 上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長から委嘱された委員が出席し、1回目の委員会が開かれました。 委員は、商工団体、農業団体、まちづくり団体の代表など13人で構成されています。 委員長に選任された信州大学農学部の上原三知助教に計画の素案が諮問されました。 第4次広域計画は、広域連合や関係市町村の事務処理を円滑に行っていくための指針を示すものです。 広域的な行政、観光振興、医療、ごみ処理など15項目の今後の方針や施策などが定められます。 今回は、上伊那広域消防本部が来年4月に発足する事に伴い消防広域化の項目が追加され、大規模災害への対応、通信指令体制の充実、強化を図るとしています。 委員会は次回12月に開かれ、来年1月に審議内容を白鳥連合長に答申する予定です。
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春日愚良子さんの初めての俳句展
伊那市美篶の俳人、春日愚良子さんの初めての俳句展が、13日から、伊那市日影のベルシャイン伊那店で開かれています。 会場には、2012年発刊の「春日愚良子句集」で発表された句を題材にした作品約70点が展示されています。 春日さんが書を書き、伊那市在住の漫画家、橋爪まんぷさんが絵を添えました。 「岩穴から 人の出るごと 蟻でてくる」 「ハンバーガー 食べながら来る 井月忌」 春日さんは現在85歳。伊那毎日新聞社の記者だった30代の時に俳句を始め、現在は漂泊の俳人井上井月の研究家でもあります。 これまで本の出版などは行ってきましたが、友人の勧めで初めて個展を開きました。 春日さんは、言葉と言葉の間の空白に余情があり、そこを感じ取ってもらいたいと話していました。 春日愚良子さんの俳句展は 18日(火)まで伊那市のベルシャイン伊那店で開かれています。
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歯科衛生士のタマゴ 正しいハミガキ園児に指導
歯科衛生士を目指している公衆衛生専門学校の学生が12日伊那市の竜西保育園を訪れ園児に歯の磨き方を教えました この日は、公衆衛生専門学校の学生20人が年少から年長までの園児およそ120人に歯の磨き方を教えました。 公衆衛生専門学校では集団での歯科指導について学んでもらおうと、毎年保育園で実習を行っています。 学生は、歯ブラシの持ち方や動かし方などについて教えていました。 園児は自分で歯を磨いたあと、仕上げ磨きをしてもらっていました。 このほかに学生が手作りした人形劇も行われました。 好き嫌いせず食べること、食事の後は必ず歯を磨くこと、歯科医院で定期健診を受ける事が大切と園児に呼びかけました。 ある学生は、「途中とまどう部分もあったので、言葉のレパートリーを増やし、教え方を工夫していきたい」と話していました。
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2月豪雪教訓 除雪方向性かたまる
長野県は、今年2月の大雪を受け新たに天竜川河川敷に雪捨て場を設ける事や中央道が通行止めとなった場合に優先的に除雪を行う一般道などを定めた、大雪対策の方向性をまとめました。 12日は伊那合同庁舎で県や市町村の担当者30人あまりが出席し、豪雪時の連絡体制や効果的な対応について協議しました。 長野県内では今年の2月の大雪で、高速道路の閉鎖や一般道でのトラックの立ち往生などにより生活に影響がでました。 上伊那地方事務所では、効果的な除雪を行い交通がまひしないよう新たな計画をこの日示しました。 計画では、高速道路の通行止めにより、一般道に降りた車がスムーズに移動できるよう緊急確保路線として国道361号、153号等の除雪を優先的に行うよう見直しました。 また、除雪により道の脇に溜まった雪で道幅が狭まった事を受け、今年度からは新たに天竜川河川敷を雪捨て場として使えるよう、国と調整を進めています。 出席者からは「上伊那の降雪量を把握し正確な情報を提供してほしい」「高齢者にも十分な情報が届くような体制を考えてほしい」などの意見が出ていました。 県では、新たな取り組みもあるので検証を行いながら、地域にあった除雪体制を築いていきたいとしています。
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上伊那おもてなし向上セミナー 初開催
先月設立された、上伊那地域おもてなし向上プロジェクト実行委員会は、「おもてなし向上」の気運を高めようと12日、伊那市内でおもてなし向上セミナーを開きました。 上伊那おもてなし向上セミナーは、観光サービスに対する満足度や、魅力を向上させ、リピーターを増やしていこうと、実行委員会が初めて開いたものです。 セミナーでは、平成25年度信州おもてなし大賞を受賞した、高遠中学校の「観桜期のおもてなし活動について」城倉淳教諭が発表しました。 城倉教諭は、「笑顔を忘れないことがおもてなしには必要。その笑顔が、お客様の来年もまた来るの一言につながり、子どもたちのやる気につながっている」と話していました。 また、伊那食品工業の塚越寛会長と長野市の中央タクシー、宇都宮恒久会長による「企業や地域を元気にするためのおもてなし」と題したパネルディスカッションも行われました。 塚越会長は、観光客を呼び込むには、5つの要素、「見る」「食べる」「買う」「学ぶ」「癒し」が必要と話しました。 宇都宮会長は、「中央タクシーの客の9割が電話予約をするリピーター。そこには徹底した“真心サービス”がある」としています。 「客の幸せが先、利益は後」そのためには「社内の良い人間関係こそが、良いサービスを生み出す」と話していました。 この日はこの他、平成29年度をめどに実施が予定されている、地域資源を活用した上伊那検定の模擬アンケートも行われました。 設問は全部で10で、漂泊の俳人、井上井月や、南箕輪村の大芝の温泉に関するものなどがありました。
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東部中学校 合唱コンクール
伊那市の東部中学校の合唱コンクールが12日、伊那市の伊那文化会館で開かれ、澄んだハーモニーが会場に響きました。 毎年恒例の合唱コンクールで、審査によって学年ごとに賞が決まります。 1年から3年まで全26クラスが、始業時間前の早朝練習や放課後に練習してきた成果を発表しました。 最後のコンクールとなる3年生の発表には、伴奏のないアカペラもあり、息の合ったコーラスを披露していました。 審査の結果、最高賞の金賞には、1年9組、2年1組、3年2組が選ばれました。
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箕輪町長選挙告示 新人2人の一騎打ち
任期満了にともなう箕輪町長選挙が11日告示されました。 町長選挙には共に無所属で新人の白鳥政徳さんと、清水洋さんの2人が立候補し、12年ぶりの選挙戦へと突入しました。 町長選挙に立候補したのは届出順に、前の松本地方事務所長で無所属・新人で福与の白鳥政徳さん60歳と、元県議会議員で無所属・新人で松島の清水洋さん61歳の2人です。