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平成27年度県立高校生徒募集定員 公表
長野県教育委員会は、来年度の県立高校の生徒募集定員を、6日、公表しました。 上伊那の状況をお伝えします。 上伊那農業高校は、生産環境、園芸科学、生物科学、緑地創造、それぞれ40人の募集です。
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秋の褒章【黄綬褒章】 北原正男さん
秋の褒章、喜びの声。 5日は、自動車整備士を目指す人をおよそ40年間指導し、黄綬褒章を受章した伊那市美篶の北原正男さんの喜びの声をお伝えします。 「びっくりしたというところですね。うれしかったですね」 伊那市美篶の北原正男さん、72歳。 自動車整備士の国家資格取得を目指す人を指導する、長野県自動車整備振興会 技術講習所 伊那分教場の講師長です。 伊那自動車教習所の整備工場に務めながら、およそ40年間指導にあたってきました。 「一番の喜びはここで勉強をされた人たちが最終的な国家試験に大勢合格したとき。 一番のいい気持になるところですね」 昼間は仕事、夜は講義となった時期もあり、その時は大変だったと振り返ります。 「以前は夜間だったんですけれども。 体がきついということももちろんありますが、自分が常に勉強しなきゃいけないもんですから。 仕事があって、ここがあって、 その間に一生懸命自分なりの勉強をするということは大変でしたね」 「教えることは学ぶこと、と自分では言っているわけですが。 いわゆる、自分が学ばないと、人に教えることができないというのが 一番の原点だと思っています」 これまでに北原さんが指導した整備士はおよそ500人。 これからも指導を続けていきたいと話します。 「できうる限り、今のように指導をやっていきたいと思います。 あとは、私より若い優秀な講師の人がたくさんおりますので バックアップをしていけたらいいなと」
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弥生ヶ丘高校2年 高坂君 サッカー2級審判内定
伊那弥生ヶ丘高校2年の高坂凌君は、サッカー2級審判員の試験に合格し来年1月に認定を受ける予定です。10代で2級合格は県内では初めてです。 伊那市の富士塚スポーツ公園運動場。弥生ヶ丘高校サッカー部のキャプテンを務める高坂君は、4日チームメイトと共に練習に励んでいました。 よりサッカーに関わっていこうと小6の頃から審判員の資格取得を始め、今回2級審判員の試験に合格しました。 今回、合格したのは2人で、2級審判員は県内で50人になりました。 10代の合格は高坂君が初めてです。 県や北信越協会の主催する大会で主審や、J3の副審などを務める事ができます。 2級審判になる為には、体力、実技、学科の試験があり、高坂君は3月から9月にかけ受験しました。この間、学業、部活、審判の試験の3つの事に対し、どれもおろそかにならないように取り組んできたと言います。 将来は、最高峰の舞台であるワールドカップのピッチに審判員として立てるよう、努力していきたいとはなします。 高坂君は「試合をつくるのも、壊すのも審判しだい。選手が気持ち良くプレーできるよう心がけいる。多くの試合で笛を吹き経験をつみ16年後のW杯が一つの目標」と話していました。 高坂君は、来年1月の北信越サッカー協会の理事会で承認され、正式に2級審判の資格が与えられます。
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恩徳寺「大銀杏」見ごろに
南箕輪村の恩徳寺の大銀杏が色づき見ごろを迎えています。 恩徳寺の大銀杏は村の指定天然記念物に指定されています。 樹齢はおよそ400年と言われています。 去年は、遅霜の影響で、銀杏が殆どできませんでしたが、今年は天候にも恵まれ多くの実をつけています。
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松くい虫被害防止へ 炭で土壌改良
南箕輪村は、松くい虫対策の新たな取り組みとして炭を活用した土壌改良の実験を行います。 5日は神子柴区の区有林で区民や村の職員13人が作業を行いました。 樹木医の吉見次郎さんの指導のもと、参加した人達は根を掘り起しそこに炭と赤土をかけ再び土をかけていました。 最近は、山に手が入らず落ち葉などが放置され土が肥えてしまい、マツ自体が弱って松くい虫被害にあいやすくなっているという事です。 土壌改良により、マツの周辺の土を痩せさせ生育に好ましい本来の環境に戻す事を目的にしています。 マツ自体の生命力が高くなれば、松くい虫被害の原因となるマツノザイセンチュウが樹木に入りこんでも樹液で防御できるという事です。 作業したこの周辺でも、松くい虫被害が発生していて、被害にあったアカマツには黄色のテープがつけられています。 村では、今回10本のアカマツに土壌改良を行いました。 今後は、その10本と対策を行わなかった物とを比較しながら有効性を検証していく考えです。
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幻のりんご 「あいかの香り」収穫
長野県の農家が開発した、幻のりんごと呼ばれる、「あいかの香り」の収穫作業が5日、行われました。 この日は、箕輪町木下にある信州のりんご与古美(よこみ)代表の伊藤剛史さんの30アールの畑で収穫が行われました。 伊藤さんは伊那市高遠町と箕輪町でりんごを栽培しています。 りんごは15年前に、父親の伊藤三明さんが植えたもので、3年後に実を付けました。 「あいかの香り」は、長野県内でも、栽培している農家が少ないことから、市場になかなか出回ることがなく「幻のりんご」と呼ばれています。 このりんごはフジと違う品種をかけあわせたものですが、それが何かわからず、苗木の確保が難しいということです。 蜜が霜降り状に入り甘味が強く、大玉で、日持ちも良いのが特徴です。 「あいかの香り」は、フジやツガルに比べ、育てやすく商品化率も高いということです。 伊藤さんは、市場に出回るシナノスイートとフジの切り替え時期で商品が薄くなる時に収穫できることから、今後増やしていきたいと話していました。 幻のりんご「あいかの香り」は、贈答用が主ですが、一部ファーマーズあじ~なでも販売しています。 収穫作業は、11月下旬まで続くということです。
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運動会と文化祭で区民の集い
運動会と文化祭を同時に行い地域住民が交流する伊那市高遠町長藤の区民の集いが2日伊那市高遠町の老人福祉センターで開かれました。 長藤の区民の集いは子どもからお年寄りまで誰でも楽しめるものにしよう運動会と文化祭を同時開催しているもので今年で3回目となります。 運動会は8つの種目が行われ大声大会では参加者が3メートルほど先のマイクに向かって大声で叫び会場を盛り上げていました。 また丸太切り競争では区内に10ある集落の代表が懸命にノコギリをひいていました。 一方文化祭コーナーでは趣味の陶芸や絵画、絵手紙などが並べられていました。 長藤地区では「運動会と文化祭を同時に行う地区は珍しい。幅広い年代が集まることで地域住民の繋がりを深めるきっかけにしていきたい。」と話していました。
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秋の叙勲【旭日小綬章】 元伊那市長 小坂樫男さん
秋の叙勲と褒章が発表され、伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは、4人が受章しました。 旭日小綬章を受章した伊那市小沢の小坂樫男さんの喜びの声をお伝えします。 伊那市小沢の小坂樫男さん、79歳。 小坂さんは、上伊那農業高校を卒業後、県職員を務め、平成6年に旧伊那市の助役に就きました。 平成8年の市長選に出馬し初当選、4期14年間に渡り伊那市長を務めました。 就任中は、赤字と老朽化の問題を抱えた伊那中央病院の移転新築や、駅前再開発事業として、いなっせの建設に着手しました。 3期目の途中、平成18年には旧伊那市と高遠町・長谷村の合併を実現させ、「よりよい街づくり」を目指して新しい伊那市を発足させました。 「市民や職員の深い理解と協力があって幸せな14年間だった」と振り返る小坂さん。 生涯現役をモットーに、今後、挑戦したいことについては、 「趣味の蜂追いと社会奉仕活動を通して恩返ししたい」と話しています。 秋の叙勲は小坂さんの他に、学校保健功労で伊那市西町の小野寛さんと、外交領事事務功労で伊那市西箕輪の峯岸良夫さんが瑞宝双光章を受章しています。 秋の褒章は、伊那市美篶の北原正男さんが黄綬褒章を受章しています。
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新山地区を田舎暮らしモデル地域に指定
伊那市は、人口増に向けた移住促進施策として実施する「田舎暮らしモデル地域」の第1号に富県の新山地域を4日、指定しました。 4日は、地域住民でつくる新山定住促進協議会の北原幸人会長らが市役所を訪れ白鳥孝市長から指定書を受け取りました。 田舎暮らしモデル地域は、竜東、竜西、高遠、長谷地域の市内4か所からそれぞれの地域を指定するもので、新山地域が第1号です。 新山地区は保育園再開に向け住民組織が核となり活動するなど、モデル地域としての受け皿が確立されている点などが指定の対象となりました。 指定された地域は、市が財政支援するとともに民間や地域が一体となって移住定住に取り組めるようコーディネートします。 新山地域の事業計画では、移住者を支援する田舎暮らしサポーターを設置して相談に乗るほか、新山地域の魅力を情報発信します。 地域住民が関わって長期に継続できる活動の仕組みを作ることで、受け入れ態勢を整えていく方針です。 これまで行われている新山まつりやハッチョウトンボ観察会などの既存の行事を体験プログラムとして、移住希望者の参加も積極的に受け入れるとしています。 また、比較的安く自由に組み立てられるキッドハウスを建設し、モデル住宅として利用していきたいとしています。 伊那市では今後、高遠や長谷地区でもモデル地域指定に向けて調整を進めていきたいとしています。
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志事道甲子園 中高生メッセンジャーが語る
中高生や社会人がメッセンジャーとなり目標や仕事についての志を語る第3回志事道甲子園が2日伊那市のいなっせで開かれました。 地域のキャリア教育を支援している異業種団体「ONE PLUS」が開いたもので、今年で3回目です。 6人がメッセンジャーとして、仕事に対する夢や思いを発表しました。 今年は初めて中高生がメッセンジャーに加わりました。 上伊那農業高校3年の中村恵美さんは、最初は楽をしたくて農業高校に入ったが、今は牛飼いになりたいという夢があると話しました。 来場者が夢を話すコーナーもあり、会場一体となって、その夢を応援する場面もありました。 ONEPLUS代表の田畑和輝さんは、「どんな人にも生きる上での志がある。一年に一度みんなの志をつなげる日にして、応援していきたい」と話していました。
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町長選届け出書類事前審査 2派が出席
任期満了に伴う11日告示、16日投開票の箕輪町長選挙の立候補届出書類の事前審査が4日、町役場で行われました。 事前審査には立候補を予定している2派が出席しました。 事前審査には、これまでに出馬を表明している2派が出席し、町選挙管理委員会から審査を受けました。 事前審査は、告示日当日の立候補の届出をスムーズに行うためのものです。 現在、箕輪町長選挙に出馬を表明しているのは、表明順に無所属新人で松島の清水洋さん61歳と無所属新人で福与の白鳥政徳さん60歳です。 他に目立った動きはなく町長選は新人同士による一騎打ちになる見通しです。 箕輪町長選挙は11日告示、16日に投開票となっています
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信州高遠藩鉄砲隊 初の砲術演武
伊那市高遠町在住の住民有志でつくる信州高遠藩鉄砲隊による初めての砲術演武が2日高遠城址公園で行われました。 信州高遠藩鉄砲隊は高遠藩士で砲術家として知られる阪本天山にちなんで結成されたもので26人の隊員で構成されています。 鉄砲隊を結成して初めてとなる砲術演武では鎧兜の出で立ちで火縄銃の空砲による一斉射撃が行われました。 また一人ずつ続けて撃つ、つるべ撃ちも披露されました。 高遠城址公園には火縄銃の迫力のある大きな音が鳴り響き煙が立ち込めていました。 鉄砲隊ではその活動を通じて高遠藩の歴史に興味を持ってもらうとともに、地域活性化にもつなげていきたいとしています。
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舎羅の会 合同展
伊那市や箕輪町など県内9つの木彫教室でつくる舎羅の会の合同展が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、会員80人の作品、およそ210点が展示されています。 舎羅の会の教室を指導しているのは箕輪町の木彫作家中澤達彦さんです。 合同展は、活動の成果の発表の場として2年に1度開いています。 舎羅の会では、「今年はレベルの高い作品が多く並んでいる。木の温かみを感じてほしい」と話していました。 舎羅の会合同展は6日(木)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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水と緑と笑顔を守る農産物フェア
環境に配慮した農法で作られた農作物を集めた「水と緑と笑顔を守る農産物フェア」があすまで伊那市のベルシャイン伊那店で行われています。 会場には上伊那を中心に14の農家が生産した野菜や米などが並んでいます。 農産物は全て環境へ配慮した農法で作られたものです。 有機肥料を使った土づくりなどに取り組む「エコファーマー」の認定や、化学肥料や化学合成農薬を半分以上減らして育てた「信州の環境にやさしい農産物認証制度」の認定を県から受けた商品などが並びました。 このフェアは、「環境にやさしい農業実践直売所育成事業」に取り組んでいる長野県と産直新聞社が、ベルシャイン伊那店に呼びかけ行われました。 水と緑と笑顔を守る農産物フェアは3日までベルシャイン伊那店1階時計台広場で開かれています。
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中尾歌舞伎 追悼の思いこめて
伊那市長谷中尾に伝わる中尾歌舞伎の秋季定期公演が2日中尾座で開かれました。 今回は3月に亡くなった師匠西村清典さんの追悼の思いが込められた公演となりました。 今回の公演は西村さんの思い入れが強かった悲恋の物語、神霊矢口之渡頓兵衛住家之段が6年ぶりに 演じられました。 中尾歌舞伎は戦争で途絶えていたものを昭和61年に地域の若者が中心となり復活させたものです。 西村さんはその時から指導にあたってきましたが今年3月、95歳で亡くなりました。 それにより春の公演は中止となりました。 1年ぶりとなる公演は追悼の思いを込た舞台となりました。 演目は、落ち武者に思いを寄せる娘とその落ち武者を褒美欲しさに殺害しようとする父との悲劇の物語です。 今回の演目は場面転換が一つの見所です。 最後の見せ場、娘が父に切られながらも思いを寄せる落ち武者を逃がすため太鼓を叩く場面です。 師匠追悼の思いを込めた舞台は大盛況で客席からは大きな拍手が送られていました。
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儲けるための勉強会
中心市街地の活性化に取り組んでいる伊那まちの再生やるじゃん会は、儲けるための勉強会を定期的に開いて、店の魅力アップにつなげようと奮闘しています。 10月30日の夜、伊那市の菓子店、石川には、やるじゃん会のメンバーが集まっていました。 儲けるための勉強会は、伊那商工会議所の川上健夫会頭が提案し、4月から月に1回から2回のペースで開かれていて今回で9回目になりました。 この日は、菓子庵石川の石川信頼さんが発表者となり商品の売り方や陳列方法などについて話しました。 参加者からは、質問やアドバイスが次々と寄せられ、活気あふれる勉強会になっていました。
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信大学生寮伝統 中原寮祭
南箕輪村の信州大学農学部の学生寮、中原寮の寮祭の一般公開が10月26日行われ多くの人でにぎわいました。 中原寮祭の名物となっているのが豚の丸焼きで、前日の午後6時から焼き始めました。 豚1頭、約20キロ分の丸焼きが訪れた地域住民や学生に振舞われました。 中原寮では、お世話になっている地域の人たちにも楽しんでもらおうと、毎年寮祭を一般に公開しています。 会場では、寮生によるコントやバンド演奏なども行われ、訪れた人達を楽しませていました。 寮祭実行委員長の原岳史さんは「多くの人の協力もあり、なんとか成功する事ができた。来年以降も、伝統ある寮祭を継続していけるよう後輩達を応援していきたい」と話していました。
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南箕輪村民文化祭 舞の海さん講演
南箕輪村民文化祭が、1日から2日間の日程で始まりました。 初日の1日は、元大相撲力士でタレントの舞の海秀平さんによる文化講演会などが開かれました。 文化祭は、毎年文化の日に合わせて、村文化団体連絡協議会が行っているものです。 1日は、元力士で現在は大相撲の解説などを務める舞の海さんによる講演が行われました。 舞の海さんは現役時代、他の力士と比べ身長は15センチ以上低く、体重は50キロ以上軽い小兵力士でした。 しかし、持ち前の相撲センスと小柄な体格を生かし、多彩な技で大型力士を次々と倒し、入門から4年で三役昇進を果たしました。 講演では、関取時代に経験したことなどを笑いを交えながら話しました。 文化祭では他に、各講座の展示や抹茶のお点前が披露されました。 2日は、午前8時45分からステージ発表などが行われます。
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伊那中学校吹奏楽部定期演奏会
伊那市の伊那中学校吹奏楽部の定期演奏会が、1日、伊那文化会館で開かれました。 定期演奏会は、1年間の練習の成果を披露しようと、毎年この時期に開かれていて、今年で11回目です。 3年生にとっては、これが最後の演奏となります。 1日は、今年の夏に開かれたコンクールで金賞を受賞した課題曲など10曲ほどを披露しました
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木質バイオマスの利活用考える
薪や木質ペレットなどの利活用について考える伊那谷木質バイオマスシンポジウムが1日伊那市役所で開かれました。 木質バイオマスは、薪や木質ペレットなどの木を活用した資源で、ストーブやボイラーなどの燃料として使われます。 シンポジウムでは、NHK報道局報道番組センターの井上恭介さんが「里山資本主義のススメ」と題して講演しました。 シンポジウムは、木質バイオマスについて考えようと伊那商工会議所や上伊那森林組合などが初めて行いました。 井上さんは、「地域の木質バイオマスを使うことで、これまで外から買っていた燃料のためのお金が地域で循環する」などと、 メリットなどについて話していました。 白鳥孝市長は、伊那市の取り組みについて紹介し、今後については「農家はいい作物を作っても収入が燃料費で消えていく。効率の良い農業施設用のボイラー開発を期待する」と話していました。
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KOA感謝祭 創業者向山一人さん誕生100年
電子部品の開発・製造・販売を行っている箕輪町のKOA株式会社は、1日KOAパインパークで感謝祭を行い、創業者向山一人(かずと)さんの生誕100年を記念した催しもありました。 記念の催しでは、向山一人さんの映像がスクリーンで上映され、向山孝一会長が父・一人さんについて語りました。 向山一人さんは、1914年、大正3年生まれ。 「伊那谷に太陽を」を合言葉に、伊那谷各地に電子部品製造工場を建設しました。 向山会長は、「創業者の理念である、“地域と共に発展し、地域の生活を守っていくこと”を決して変えず、次の世代を育てることが恩返しだ」と話しました。 感謝祭には地域住民が訪れ、社員による屋台を楽しんでいました。
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薬物乱用防止で表彰
薬物乱用防止に功績のあった南箕輪村の男性と伊那市高遠町の女性が県薬物乱用対策推進協議会長表彰を受賞しました。 27日は表彰状の伝達式が伊那合同庁舎で行われました。 受賞者のうち南箕輪村の毛利庄司さんは20年以上にわたり県薬物乱用防止指導員としてその防止活動に参加してきました。 伊那市高遠町の伊藤由紀子さんは12年にわたり指導員として啓発活動に参加してきました。 賞状を伝達した伊那保健福祉事務所の寺井直樹所長は「今はインターネットで簡単に薬物を入手できてしまう。危険な薬物から地域を守るため引き続き尽力してください。」と激励していました。
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高遠城址公園で秋まつり
伊那市高遠町の高遠城址公園で1日から秋まつりが始まりました。 あいにくの雨となりましたが訪れた人たちは色づき始めた紅葉を楽しんでいました。 高遠城址公園には、250本のカエデが赤や黄色に色づき始めています。 秋まつりは、天下第一の桜として知られる高遠城址公園の秋の装いを楽しんでもらおうと開かれているもので、今年で13回目です。 園内では、地酒やおやきなどの物産販売の他、菊も展示されています。 1日は、あいにくの雨となりましたが訪れた人たちは紅葉を楽しみながら園内を散策していました。 高遠閣では、地元産そば粉を使った高遠そばが振る舞われ昼時には多くの人で賑わいました。 訪れた人たちは、焼き味噌と辛み大根で食べる伝統の高遠そばに舌鼓を打っていました。 また、国道361号の名物料理が集まる山麓一の麺街道フェスタも同時開催されました。 木曽町のすんきとうじそばや高山市の高山ラーメンなどをあすまで味わう事が出来ます。 高遠城址公園の秋まつりは9日まで開かれることになっていて1日は、地元有志でつくる信州高遠藩鉄砲隊による演舞などが行われることになっています。 紅葉は、11月中旬まで楽しめるということです。
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みのわ健康アカデミーOB会
箕輪町のみのわ健康アカデミーOB会は、10月31日にウォーキングとごみ拾いを行いました。 OB会のウォーキングは、3年前から春と秋の年2回行われています。 春はながた、秋は三日町の番場原公園を出発するコースです。 みのわ健康アカデミーのOBのほか現役生や一般50人が参加し、2.6キロ離れた福与城跡をめざしました。 みのわ健康アカデミーは、40代から70代までが対象で、現在10期生が学んでいます。 1年間、健康に関することを学びます。 OB会は、アカデミー卒業生で組織していて、400人にのぼります。 毎回ウォーキングの前には、社会貢献活動として、ごみ拾いをしています。 番場原第2グラウンド周辺で行い、空き缶やペットボトル、たばこの吸い殻などが目立ちました。 会長の平出清一さんは、「参加者が交流をふかめながら健康増進につなげていきたい。」と話していました。
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伊那市の商工業振興施策 審議会委員15人を委嘱
伊那市が行っている商工業の振興施策について関係団体や市民から意見を聞くための審議会が30日に開かれ、白鳥孝市長が新しい委員15人を委嘱しました。 白鳥市長が委員15人に委嘱書を手渡しました。 市内の、会社や工場経営者など15人で組織され、うち2人は公募です。 審議会は、2006年に設置されたもので、今回で5期目となります。 この日は、中小企業への融資のあっ旋や、中心市街地の活性化を柱とした地域商業の振興、雇用拡大のための企業誘致や創業支援など、伊那市が行っている施策について説明されました。 委員長に選任された伊那商工会議所副会頭の中村和之さんは、「商工業が栄えれば若者の流出は防げる。伊那市の活性化と人口の増加のため、それぞれの立場から意見を出していきたい」と話していました。
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9月の有効求人倍率1.05倍 3か月連続1倍台維持
上伊那の9月の月間有効求人倍率は1.05倍で8月を0.02ポイント上回りました。 求人倍率は、3か月連続で1倍台を維持しています。 ハローワーク伊那によりますと、新規求人数は前の年の同じ月を2.0%下回る1,300人でした。 新規求職者数は、前の年の同じ月を1.5%下回る772人でした。 これにより、9月の月間有効求人倍率は、8月を0.02ポイント上回る1.05倍でした。 管内の有効求人倍率は1倍台を3か月連続で維持していて、ハローワーク伊那では雇用情勢について「一部に厳しさが見られるものの、改善が進んでいる」として、8月からコメントを上方修正しました。 また、新規高卒者の求人数は376人、求職者数は321人で、求人倍率は前の年の同じ月を0.40ポイント上回る1.17倍となっています。 ハローワーク伊那によりますと、求人を例年より多く出している企業が増えたことや、今まで出していなかった企業からの求人が出ていることにより、就職の状況は良い傾向にあるということです。 ハローワーク伊那では、まだ内定の決まっていない生徒の個別相談や模擬面接等を早めに行い、内定に繋がる活動を進めているということです。
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小中学生の中部連合音楽会
伊那市と南箕輪村の小中学生が日頃の合唱の成果を披露する「中部連合音楽会」が、31日伊那市の伊那文化会館で開かれました。 音楽会は、午前と午後の二部構成で行われ、小学校の部には伊那市と南箕輪村から17校が参加しました。 音楽会は、他校の演奏を聴き、親睦を深めようと毎年中部教職員会が開いています。 学校の部には、7校が参加し、合唱や太鼓を披露しました。 南箕輪中学校は「失敗しても負けないように」という願いを込めて「あとひとつ」を混声三部で合唱しました。 ある生徒は「卒業まで残り5か月の中で、みんなでやれることを大切にしていきたい」と話していました。
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信州大学と伊那市交流会 連携事業について発表
信州大学と伊那市の交流会が30日伊那市役所で開かれ、連携して取り組んでいる事業についての報告がありました。 交流会には、信州大学の教授や伊那市の職員などおよそ40人が参加しました。 交流会は、平成7年に農学部と伊那市の交流会として始まり、平成23年度からは、信州大学と伊那市とで開いています。 信州大学と伊那市は、地域活性化を目的に連携事業に取り組んでいます。 信大農学部はアマランサスの普及を目的に、今年度は西春近南小学校の児童と栽培活動を行ったり、簡易栽培マニュアルを作成しました。 小規模栽培の範囲はここ数年で増加傾向にあり、今後の活動については「伊那市とのコラボ商品の企画やPR活動に力を入れていきたい」と話しました。 伊那市は、南アルプスの食害対策や上伊那地域医療再生計画について発表しました。 発表会では、地域と大学が継続的な連携を行い、地域活性化のため事業を通してこれからも努力していくことが確認されました。
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信州の老舗264社を公表
長野県は、長野県百年企業、信州の老舗表彰の受賞企業264社を公表しました。 上伊那は、15社、伊那ケーブルテレビ放送エリア内の3市町村では、8社です。 伊那市では、5社が決定しました。 伊那市高遠町の合資会社赤羽菓子店は、1897年明治30年創業です。 代表する菓子は高遠まん頭。 鉾持神社参道で売り出したのがはじまりとされています。 社長の赤羽敏さんは、和菓子製造一級技能士で、経営だけでなく技術にこだわり続けています。 伊那市東春近の沢渡木材株式会社は、1895年、明治28年創業です。 安く売るのではなく、確実な良い商品を安く売れる組織を目標に国内外の大手製材工場から直接仕入れています。 長野県産材の販売にも力を入れています。 伊那市高遠町上山田の株式会社仙醸は、1866年慶応2年の創業の酒造メーカーです。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内での受賞企業の中では最も歴史があります。 伊那谷産米を使い南アルプスの伏流水を使い杜氏でなく常勤社員による酒造りを行っています。 伊那市荒井の株式会社フォトスタ・トゥエンティーワンは、1913年、大正2年創業です。 西町には、風の丘デュボンタンがあり、写真部門、ビデオ部門、フォトデザイン部門があり、豊科や松本などでも事業展開しています。 合資会社宮島酒店は、1911年、明治44年創業です。 スペックよりも安心・安全にこだわった酒づくりをしています。 酒米は、すべて無農薬、減農薬の契約栽培米を使っています。 全量無農薬栽培の米による酒造りを目指しています。 箕輪町では、2社が決定しました。 松島にある株式会社カネカは、1897年、明治30年創業。 燃料、金物販売を行ってきました。 現在は、台所やトイレ、風呂の水回りにも力を入れています。 松島仲町の有限会社金星製菓舗は、1886年明治19年創業。 こしたか万十、くるま菓子の伊那の渓谷が人気商品です。 古くから伝わるヒノキの梁がその歴史を物語っています。 南箕輪村では、1社が決定しました。 神子柴にある株式会社プリンティアナカヤマは、1913年大正2年創業。 伊那に電気が供給され電車が通った年に伊那市旭町で活版印刷業中山印刷所を創業。 上伊那の草分けとして発展しました。 現在は、オンデマンド印刷機を増設し名刺からポスターまで小ロットに対応しています。 表彰式は、11月28日に松本市で行われます。
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ファミリーフェスタ初開催
家族で楽しみながら子育てについて学んでもらうイベント「ファミリーフェスタ2014」が26日、伊那市の女性プラザ伊那で開かれました。 イベントは、母親に任せきりになりがちな子育てについて父親にも楽しみながら学んでもらおうと、伊那市総合型地域スポーツクラブが初めて開きました。会場では、大型絵本の読み聞かせや、子供と一緒に行う体操教室等が開かれました。 体操教室では、子供を持ち上げる時は、背筋を伸ばし膝を使うと腰を痛めにくい。つま先で床をしっかりつかむ感覚を意識すると良い等と参加者にアドバイスしていました。 また、似顔絵の販売コーナーでは、訪れた人達が家族全員や子供達の絵を頼んでいました。 20分程で絵が出来上がると手にした人たちは見比べ笑顔を浮かべていました。