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漫画家 橋爪まんぷさん防犯ポスター寄贈
伊那市の漫画家橋爪まんぷさんは、来年の干支「ひつじ」をモチーフにした年末年始の防犯を呼びかけるポスターを、27日、伊那市駅前交番に贈りました。 27日は、漫画家の橋爪まんぷさんが、伊那市駅前交番を訪れ、防犯ポスターを、村松 大樹所長に贈りました。 橋爪さんは、平成21年のねずみ年から、毎年この時期、干支をモチーフにしたポスターを、伊那市駅前交番に寄贈していて、今年で8年目です。 今年は、来年の干支「ひつじ」をモチーフにしたポスターです。 村松所長は、「地元の皆さんの防犯に対する期待に応えられるよう事件事故を減らしていきたい」と感謝していました。 このポスターは、いなっせ1階のエレベーター乗り場に、来月1日から26日まで展示されます。
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第5回K展
伊那市高遠町のK・絵画サークルの作品展 第5回K展が、27日から、いなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。 会場には、12人の作品40点ほどが展示されています。 K・絵画サークルは、元美術教諭の北原 勝史さんを指導者に、上伊那から会員が集まるサークルで、平成21年に発足しました。 北原さんのイニシャルをとってK・絵画サークルと名付けられました。 サークルでは、それぞれがテーマを持ち、ジャンルも、油絵、アクリル画、日本画など様々です。 今回は、12人それぞれが描いた小品を組み合わせた合同作品も展示されています。 K・絵画サークルの展示会 K展は、来月2日まで、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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メンズ おしゃれ講座
箕輪町は、結婚式やパーティなどでの服装を学ぶ男性を対象にした「メンズ おしゃれ講座」を、昨夜、箕輪町交流センターで開きました。 26日夜は、箕輪町内を中心に10人ほどが参加しました。 結婚相談などを受け付けているハッピーサポートみのわの利用者から、好印象を与える着こなしを学びたいとの声を受けて、一般を対象に、初めて開かれました。 今回は、結婚式の披露宴やパーティなどでの秋冬の着こなし方がテーマです。 講師を務めたのは、AOKI箕輪店の市川 康正さんです。 講座では、参加者の3人がモデルになりました。 礼服やジャケットなどを着こなしたモデルが登場すると、参加者から拍手が起きていました。 市川さんは、「パーティなどでは、ポケットチーフを添えるだけで華やかな印象になります」とアドバイスしていました。 参加者もこれにならってポケットチーフを入れていました。 ハッピーサポートみのわでは、メンズおしゃれ講座の春夏編も企画したいとしています。
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高遠城址公園冬支度
伊那市高遠町の高遠城址公園では、冬の期間桜を守るための作業が行われています。 16年間、城址公園の桜守を務め、今年度で引退する稲辺 謙次郎さんにとって、最後の冬の作業になります。 稲辺さんは、高遠城址公園の桜守として、平成11年から活動しています。 70歳となり、城址公園の桜守としては引退し、市内全域の桜守として活動することを決めました。 冬の作業は、横に伸びて重さに耐えられなくなり折れてしまいそうな枝を守るための支柱を立てるほか、枯れてしまった枝を取り除き、発育を促すために剪定します。 稲辺さんが見守る中、後継者として作業を行っているのは、桜守歴10年の西村 一樹さんです。高所作業車を操って、手際よく作業を行います。 稲辺さんは、桜の枝を低く保つように剪定をし、観光客が楽しめる公園づくりを目指してきました。 また、最高樹齢で140年になる城址公園の桜の世代交代も進めています。 稲辺さんが目指す公園づくりを、後継者の西村さんが受け継ぎます。 作業は、今月10日から始まり、来月24日まで行われます。
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箕輪南小学校 地域の生産者と給食試食会
箕輪町の箕輪南小学校で、27日、給食の食材を提供している地域の生産者などを招いて、試食会が開かれました。 町内の小学校にホウレンソウを提供している、松島の農家、黒木一郎さんです。 この日は、町内の生産者や給食関係者が箕輪南小学校を訪れ、児童と一緒に給食を食べました。 試食会は、生産者と直接話すことで給食や地産地消に関する理解を深めてもらおうと毎年開かれています。 箕輪町では、小中学校の給食の食材に地元産のものを積極的に取り入れています。 学校栄養士によりますと、収穫期の6月から12月の間は、食材の約7割が、町内で生産されたものだということです。 栄養士などで作る町給食委員会では「年間を通して、町内で生産された食材で給食を作れるような体制づくりをしていきたい」と話していました。
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「高遠町、長谷 地域自治区存続」答申案まとまる
伊那市の地域自治区制度の在り方について検討してきた審議会は、高遠町、長谷の地域自治区について、地方自治法に基づく地域自治区に移行し存続させるとした答申案をまとめました。 27日、伊那市役所で6回目の地域自治区制度審議会が開かれ、答申案について協議が行われました。 答申案によりますと、高遠町、長谷の地域自治区について、地方自治法に基づく地域自治区に移行し、地域協議会についても、これまでの、検討機関、議決機関としての役割を引き続き担っていくとしています。 合併特例法に基づく高遠町、長谷の地域自治区は設置期限が合併から10年が経過する平成28年3月31日までとなっています。 両地域からは、議会に代わる重要な機関として位置づけらているとして期限後も引き続き存続を求める建議書が出されていました。 旧伊那市の地域自治区については、現行の地方自治法に基づく地域自治区を存続させるとしています。 さらに、美篶、手良、東春近、西春近、西箕輪については、地域づくりの主体となっている既存の自治組織と併合し、地域の実状に合った組織運営を行うとしています。 審議会では、年内をめどに白鳥孝市長に審議結果を答申する予定です。
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ウイルス肝炎の最新治療について講演
ウイルス肝炎の最新治療についての講演会が23日、伊那市のいなっせで開かれました。 講演会は長野県肝臓病患者会協議会が開いたもので会場にはおよそ50人が集まりました。 講師は駒ヶ根市の開業医、山浦高裕医師が務めました。 山浦医師はB型慢性肝炎治療について「これまでの治療では肝炎の原因となるウイルスを完全に排除することができなかった。 しかしウイルスを消失させる効果が期待される薬が開発されたことから、これからは完治を目指すことができるのではないか。」と話していました。 講演会ではほかに質疑応答の時間も設けられ、集まった人たちは自分の症状にあった合った治療法などについて質問していました。
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福祉施設職員 集団感染の防止策学ぶ
社会福祉施設の職員を対象とした感染症や食中毒の集団感染防止の研修会が26日伊那市内で開かれました。 研修会はインフルエンザなどが発生しやすい季節に合わせて毎年開かれ、社会福施設や小中学校の職員などおよそ120人が出席しました。 出席者は、インフルエンザやノロウイルスの感染予防対策などについて、県の職員から指導を受けました。 感染対策としては、「感染源の排除」、「感染経路の遮断」、「抵抗力向上などを挙げ」、入所者の健康状態や栄養状態、食事の摂取量などに常に気を配り、異変があった場合に対応できるようにすることなどを呼びかけていました。 伊那保健福祉事務所によりますと、インフルエンザやノロウイルスは例年1月~2月がピークとなることから、今後の注意を呼びかています。
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高遠焼白山登窯 火入れ
「高遠焼」の陶芸家・浦野真吾さんは、21日から伊那市高遠町勝間にある白山登窯に火を入れ、つぼや皿などおよそ800点を焼きました。 登り窯は幅3メートル、山の傾斜に沿って4段に連なり余熱が下部から上部に上がっていくようになっています。 窯は3昼夜火を入れ、炎の色や煙の出方などを見ながら最高温度が1250度になるよう下部から徐々にまきをくべていきます。 通常は、灯油を使った窯を使うという事ですが、毎年1回、登り窯で作品を焼き上げています。 これまでは、浦野さんの祖父で師匠の唐木米之助さんのアドバイスを受けながらの作業でしたが、唐木さんは今年2月に亡くなりまた。 今回は浦野さんにとって、師匠から独り立ちした初めての窯焼きとなります。 窯は、24日に火を止め、10日ほど経った来月上旬に作品を取り出すという事です。
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県建築士会上伊那支部 災害対応協議
長野県建築士会上伊那支部は地震などの災害時に備え、避難施設の安全確認をスムーズに行うための体制について初めて協議をしました。 上伊那支部では災害時に備え上伊那の全ての市町村と協定を結んでいます。 協定は、震度5弱以上の地震が発生した場合などに自治体の対策本部や避難施設での二次災害を防ぐため、8時間以内に現地へ出向き、建物の危険度を判定する事になっています。 上伊那支部では災害対応について改めて見直そうと協定の検証の他6月には東日本大震災の被災地の視察などを行いました。 25日の会議では、グループ毎に別れ、自分達が被災者になった場合の状況を踏まえ意見を交わしました。 出席者からは、携帯電話が使えなくなったり、車での移動ができなくなる事などを想定するべきとの意見が出されていました。 長野県建築士会上伊那支部では、今後各自治体に協定の見直しや防災面での要望を行うと共に勉強会を開き災害時の対応を学んでいくとしています。
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伊那の大太坊 太鼓日本一
和太鼓演奏の日本一を決める太鼓祭が24日埼玉県で行われ伊那市の太鼓グループ大太坊が優勝しました。 日本一となった大太坊は伊那市西春近を拠点に活動する太鼓グループで、前身となる「むげん隗」を含めると20年の歴史があります。 日本太鼓協会などが主催する太鼓祭は東日本、西日本、北日本の予選を勝ち抜いた7団体が出演しました。 大太坊は今回が5回目の挑戦で初の栄冠を手にしました。 審査は観客と審査員が投票しその合計で争われ有効投票数およそ3000票のうち大太坊は2位のグループに500票差をつける1000票を獲得し圧勝しました。 大太坊芸術監督の北原永さんは「優勝はしたがこれを到達点とは思っていない。これからも和太鼓のもついろいろな表現方法を追求していきたい。」と話していました。
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世代間交流をテーマに“秋穫祭(しゅうかくさい)”
世代間交流をテーマにした伊那市西町区の“秋穫祭”が23日、西町公民館で行われました。 これは西町区の自主防災会や青少年育成会などが地域住民の交流を深めようと企画したものです。 これまでは地区役員が収穫した農作物を区内の春日神社に供える新嘗祭を行っていましたが住民参加の祭りにしようと開催するようになり今年で2年目です。 会場では芋煮汁や新米のご飯が振る舞われたほか、大正琴やマジックショーなどのステージ発表もあり訪れた人たちを楽しませていました。 ほかには文房具やおもちゃが当たるビンゴゲームも行われ会場を沸かせていました。 西町区では「子どもからお年寄りまで集まる機会をつくることで地域の絆を深めていきたい。」と話していました。
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産科開業支援補助事業 初の申請
伊那市が安心して出産できる環境を整えるため市内で開業する産科医に補助金を出して支援する事業に始めて申請があったことがわかりました。 これは25日開かれた定例記者会見で白鳥孝伊那市長が明らかにしたものです。 産科開業支援補助事業は今年7月に施行されました。 補助の対象は、市内で開業し10年以上継続して分娩を扱う産科医です。 1医療機関あたり1回限りで20%を補助し上限を2千万円とするものです。 申請書を提出したのは駒ヶ根市在住の産婦人科医師の鈴木昭久さんで伊那市日影に来年7月に開業する予定です。 ベッド数は17床で、計画分娩数は年間およそ360件。 開院1年目は250件を予定しています。 現在上伊那で分娩を扱っているのは伊那中央病院と駒ヶ根レディスクリニック、助産所が5ヶ所となっています。 年間の分娩数は伊那中央病院が900件、駒ヶ根レディースクリニックが330件だということです。 伊那中央病院では平成20年度から里帰り出産を制限しています。 市では今後も、分娩を扱う産科の開業を促進することで、伊那中央病院の里帰り出産の制限解除につなげていきたいとしています。
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新ごみ処理施設スケジュール示す
上伊那広域連合が進めている新しいごみ中間処理施設の今後のスケジュールなどが25日開かれた上伊那広域連合議会全員協議会で報告されました。 報告によりますと広域連合では施設の建設時や稼働後の周辺地域の生活環境を保全するため建設予定地の桜井区や北新区,周辺地域となる上山田区、上大島区、上原区、中県区の6区と環境保全協定締結する予定です。 導入路については国や県と協議をしながら設計を進めていて26年度内には工事を着手したい考えです。 また25日開かれた上伊那広域連合11月定例会で2.5ヘクタールの用地取得費など1億5900万円を追加する一般会計補正予算案などが提出され可決されました。
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上伊那農政対策委員会集会 米価下落やTPP交渉の特別決議
JAや農業関係団体などでつくる上伊那農政対策委員会の集会が、25日伊那市のJA上伊那本所で開かれ、米価下落やTPP交渉などの課題について一丸となって取り組むとした特別決議が行われました。 集会には、JAや農業関係者などおよそ110人が出席しました。 決議文は、「今年の大幅な米価下落について、国は将来に渡ってわが国の主食である米の安定需給に責任をもって取り組むべきである。 また、TPP交渉は、わが国の「食」と「いのち」と「暮らし」に大きな影響を及ぼす問題で、地域一丸となって要求実現に向け力の限り声を上げていく」としています。 JA上伊那の御子柴茂樹組合長は、「上伊那から県や国に向けて農家の声を届けるための輪を広げたい」と話しました。 特別決議は、満場一致の拍手で承認されました。
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無茶フェスin伊那 立ち見がでる大盛況
信州プロレスリングなどが主催する「無茶フェスin伊那」が24日、伊那市高遠町の高遠スポーツ公園文化体育館で開かれました。 信州プロレスは、長野県を元気にしようと県内各地で大会を開いています。 地元有志や伊那ローメンズクラブなどでつくる実行委員会が中心となって企画しました。 前半は、団体のモットーでもある「安全第一、台本重視」で試合が行われ、会場からは笑いがおきていました。 また、ザ・グレート・カブキや初代タイガーマスクなど往年の名選手も登場し、プロレスファンを魅了しました。 メインでは、信州プロレス代表のグレート☆無茶さんらが藤波辰爾さんらに戦いを挑む3対3の6人タッグマッチが行われました。 会場には、千人分の座席が用意されましたが、立ち見がでるほどの盛況ぶりでした。 会場の外では、この日に合わせてローメン秋祭りが行われ、開場前や休憩時間には親子連れなどで賑わっていました。 この模様は、12月29日からご覧のチャンネルで放送します。
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ファームセンター小出 15周年秋まつり
伊那市西春近の農産物直売所「ファームセンター小出」は、15周年秋まつりを24日に行いました。 24日は、みかんやにんじん、長芋など取れたての野菜や果物が通常よりも安価な値段で売られていました。 ファームセンター小出は、西春近小出三区の営農組合有志で運営していて、会員450人が出荷しています。 秋まつりは、オープン15周年を記念して行われたもので、千円以上購入した人には花がプレゼントされた他、とん汁が振舞われました。 城倉保志店長は「小さな直売所だが、これからも新鮮で安価なものを提供していきたい」と話していました。 三連休最終日ということもあり、通りかかった県外からの観光客などで賑わっていました。
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伊那東小 第116回開校展
児童や保護者、地域住民が伊那東小学校の開校を祝う第116回開校展が23日、伊那東小学校で開かれました。 開校展は伊那東小学校の伝統行事として保護者や地域の人たちを招き毎年開校記念日の11月23日に開かれています。 校内には児童の書道や絵画、総合学習の成果などが展示されていました。 ほかには児童が作った雑貨などの販売コーナーも設けられ訪れた人たちで賑わっていました。 また明治や昭和の卒業写真や校舎の写真も並べられ卒業生が懐かしそうに見入っていました。 伊那東小学校は1898年明治31年に開校しこれまでに7579人が卒業しているということです。 23日は全校児童およそ670人が集まり体育館で記念式典も行われました。 式典で小林克彦校長は「時代が変わっても学び続けようとする子どもたちの姿は変わりません。地域ぐるみで学校を支える素晴らしい環境に感謝し次の節目に向けて活躍してください。」と呼びかけました。 最後に児童や地域住民らは校歌の合唱と万歳三唱で116回目の開校展開催を祝っていました。
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高遠焼きの皿や器 鉾持神社に奉納
高遠焼きの伝承200年を記念し伊那市高遠町の鉾持神社に高遠焼きの皿や器と、それらを乗せる木製の台「三方」が新たに奉納されました。 23日は、収穫に感謝する新嘗祭(にいなめさい)に併せ新調した皿や台を奉納する奉告祭(ほうこくさい)も行われました。 奉納されたのは祭事などに用いられるもので、供え物を載せた皿を置く三方という台12点と、高遠焼きで作られた皿や器13点です。 三方は、高遠まんじゅうの老舗「あかはね」が奉納しました。 台には3か所丸い穴があけられ、これが名前の由来とも言われています。 高遠焼きの皿や器は、陶芸家の浦野真吾さんが作った物です。一般的には祭事では白一色のものを使う多いという事ですが、今回は高遠焼きの特色を活かし白と緑のうわぐすりを使ったという事です。 高遠焼は1813年、高遠城へ水を引くため美濃から職人を招き焼いたのが始まりといわれています。今回の奉納は、この地に高遠焼きが伝わり200年を記念し行われました。 鉾持神社の伊藤光宣宮司は、「神社の祭事は日本古来の伝統行事。新たな道具と共に100年200年、これらの文化を守り伝えていきたい。」と話していました。
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INAいなっせJAZZ FESTIVAL
地元のアマチュアや県外のプロバンドが出演するジャズフェスティバルが23日伊那市のいなっせで開かれました。 神奈川県を中心に活動するプロバンド「シロクマ楽団」と東京都在住のハーモニカ奏者津田佳代子さんのコラボでは、軽快なリズムを響かせ訪れた人達は手拍子をしながら演奏を楽しんでいました。 津田さんはジャズの他にも、ハーモニカでクラシックを演奏しました。 この日はこのほかに、地元のアマチュアバンドや伊那中学校吹奏楽部などが出演し演奏を披露しました。
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リアルソフトボール野球盤全国大会
おもちゃの野球盤ゲームを応用したソフトボールの大会が、22日、伊那市営球場で開かれました。 大会には、市内から12チームが参加しました。 「リアルソフトボール野球盤全国大会」と銘打ったこの大会は、文字通り野球盤ゲームを応用したものです。 バッティングだけで守備はなく、フィールド内にはアウトやヒットなどとかかれたネットやフェンスが設置されています。 「実力が3割、運が7割」ということで、ボテボテのあたりがヒットになったり、強烈な打球がアウトのネットにあたるなど、熱戦が繰り広げられていました。 3チームごとの総当たりの予選と決勝トーナメントが行われ、弥生野球部OBチームが優勝しました。 大会では他に、ホームラン競争が行われました。 ゲストとして参加したBCリーグの信濃グランセローズチームは、予選で優勝した弥生野球部OBチームに敗れましたが、ホームラン競争では接戦を制しました。
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上伊那農業高校 120周年の節目祝う
南箕輪村の上伊那農業高校は、今年で創立120周年を迎えます。 22日は、記念式典が開かれ、卒業生らが節目を祝いました。 式典には、同窓会員や在校生などおよそ700人が集まり、全員で校歌を歌い120周年の節目を祝いました。 上伊那農業高校は、明治28年1895年に上伊那簡易農学校として伊那市狐島に開校しました。 翌年には、現在の伊那警察署の西側に校舎が建てられ、昭和24年から平成23年まで定時制の校舎として活用されました。 これまでに、全日制と定時制を合わせて2万人近くが卒業しています。 全日制は、昭和49年に南箕輪村に新築移転し、現在は生産環境科、園芸科学科、生物科学科、緑地創造科の4学科に483人が在籍しています。 120周年記念事業実行委員長で同窓会長の木下茂人さんは「この歴史を共通の財産として連帯の思いを確認しあいながら、地域社会の一員として精進していくことを祈念します」と挨拶しました。 生徒を代表して西村純哉生徒会長は「120周年を契機に、上農高校が発展していくよう努力していく」と誓いの言葉を述べました。 実行委員会では今年、戦時中の鉄不足の供出でなくなっていた鉄の門を復元した他、記念碑の作成、120周年史の発行など8つの記念事業に取り組んできました。 式典では、事業の1つでもある120年間の歴史を振り返るビデオの上映が行われ、出席者らは地域とともに歩んできた上農の歴史を再認識していました。
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上伊那教育会所蔵作品展「伊那谷の生んだ芸術家たち」
上伊那教育会が所蔵する伊那谷ゆかりの作家の作品展「伊那谷の生んだ芸術家たち」が22日から伊那市の創造館で始まりました。 会場には、伊那谷で活躍した作家中川(なかがわ)紀元(きげん)や中村(なかむら)七十(しちじゅう)5人の作品、7点が並んでいます。 上伊那教育会では、郷土の美術作品およそ60点を所蔵していて、広く一般に見てもらおうと作品展を開きました。 今回は1回目で、今後は年に1回のペースで開催したいということです。 上伊那教育会所蔵美術作品展 伊那谷の生んだ芸術家たちは来月7日まで伊那市創造館で開かれています。
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農産物直売所にこりこで野沢菜祭
野沢菜漬けのシーズンを迎え、箕輪町の農産物直売所にこりこでは、野沢菜祭を22日と23日の2日間行っています。 特設テントの中には、町内の農家が生産した野沢菜が並んでいます。 1束5キロで、通常420円のところ、祭り期間中は400円で販売します。 野沢菜祭は、旬となるこの時期ににこりこが行っています。 去年は不作のため2年ぶりの開催です。 今年は豊作で出来も良いということです。 祭りではにこりこの職員による浅漬け講習会も開かれました。 容器の中に野沢菜やニンジン、ショウガを入れ、調味料を加えます。 職員は、「調味料を煮立させて、熱いうちに野菜に振りかけるのがコツ」と説明していました。 野沢菜祭は、22日も朝8時30分から農産物直売所にこりこで行われます。
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伊那谷写友クラブ 作品展23日まで
伊那市を中心に上伊那地域の写真愛好家でつくる伊那谷写友クラブの写真展が、23日まで伊那市の伊那図書館で開かれています。 伊那谷写友クラブの展示会は毎年開かれていて、今年で24回目になります。 会場には、会員14人の作品およそ50点が並んでいます。 写友クラブは、作品の大きさなどの規格やテーマを設けず、自分たちでテーマを決め好きな写真を撮ることを心がけているということです。 第24回伊那谷写友クラブの写真展は、23日日曜日まで伊那市の伊那図書館で開かれています。
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青野恭典さん 「森のいのち」をテーマに写真展
東京都在住の山岳写真家、青野恭典さんの「森のいのち」をテーマにした写真展が、20日から、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、日本全国の森を写した写真、50点が展示されています。 落葉樹林や針葉樹林など森の四季折々の風景が季節ごとに並べられています。 青野さんは、「人間や動植物の生活と切り離せない森の大切さを感じてもらいたい」と話していました。 会場には、森の植物や動物の写真も合わせて展示されています。 青野恭典さんの写真展「森のいのち」は来年3月22日まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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箕輪町議会 向山章議員に総務大臣から感謝状
長年に渡り地方自治の振興と発展に貢献したとして、箕輪町議会議員の向山章さんに総務大臣から感謝状が贈られました。 20日に開かれた町議会全員協議会の中で、下原甲子人議長から感謝状が伝達されました。 向山議員は、昭和50年に初当選して以来、通算9期35年あまり町議会議員を務めています。 今回向山議員に贈られたのは、全国の都道府県議会と市区町村議会の議員を対象に総務大臣が贈る感謝状で、県内の町村議会議員では、今年度、向山議員を含め2人が受賞しました。 向山議員は「これまでの経験を活かし、元気な街づくりの一端を担っていきたい」と話していました。
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美和ダム 減勢工の調査「異常なし」
天竜川ダム統合管理事務所が管理している伊那市長谷の美和ダムの下流にある減勢工の健全度調査が、21日行われ、異常がないことが確認されました。 美和ダムでは、国土交通省が進めるインフラ長寿命化計画に基づいて、去年総合的な点検作業を行い、問題なしと評価されました。 ただ、放水の勢いを抑える「減勢工」が、点検の際に満水状態で調査が行われなかったため、今回初めて全ての水を抜き調査が行われました。 調査には、県や市町村職員などおよそ30人が見学に訪れました。 美和ダムは建設から55年経っていて、減勢工は底面の厚さが2メートル、側面が最大で4.5メートルのコンクリートで造られています。 調査は、コンクリートの亀裂や損傷、底面に大きなくぼみが無いかなどを確認しました。 管理している天竜川ダム統合管理事務所では、美和ダムを永久的に利用できるよう今後も日常的な点検や総合的な点検を行っていくということです。
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消費税 期限内完納を
伊那税務署管内納税関係団体連絡協議会は、13日に伊那市内で、消費税期限内完納推進宣言をしました。 協議会副会長で、伊那地区納税貯蓄組合連合会の吉田元男会長が、「関係諸団体が一体となり、関係諸団体と緊密に連携を図りながら消費税の期限内完納のか推進を図る」と宣言しました。 吉田副会長は、「平成9年に消費税が3パーセントから5パーセントに引き上げられたときには、滞納が増加した。今回も8パーセントに引き上げられた直後なので滞納の懸念がある」とあいさつしました。 三浦哲雄伊那税務署長は、「協力して啓蒙活動に取り組んでいきたい」と話しました。
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伊那市ふるさと大使 北原巖男さん委嘱
伊那市高遠町出身で、一般社団法人日本東ティモール協会会長の北原巖男さんが、伊那市ふるさと大使に委嘱されました。 14日は伊那市役所で委嘱式が行われ、白鳥孝市長から委嘱状が手渡されました。 北原さんは高遠町三義出身の67歳です。 昭和47年に現在の防衛省に入庁し、平成17年から防衛施設庁長官を務めました。 平成20年から東ティモール民主共和国特命全権大使に就任し、現在は一般社団法人日本東ティモール協会会長を務めています。 北原さんは「東ティモールと伊那市の交流をきっかけに、様々な国との交流が深まるような活動をしていきたい」と話しました。 式で白鳥市長は「2020年の東京オリンピックの際に、東ティモールの選手のトレーニング地として伊那市に誘致したい」とあいさつしました。 これを受け北原さんは「皆さんと協力して誘致できるように取り組みたいです」と話しました。 伊那市ふるさと大使は、北原さんも含めて22人が委嘱されています。