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どんぴちゃ祭り20日に開催
伊那市の春富中学校の生徒が復活させた東春近と西春近が陣地を取り合う祭り「どんぴちゃ祭り」が20日に行われます。
18日は、3年生でつくる実行委員会のメンバーがまつり当日のパンフレットづくりなどの作業をしていました。
どんぴちゃ祭りは、地元の商工会が中心となり人と自転車の専用の橋「殿島橋」で1990年から16回にわたり行われていた祭りです。
2006年の豪雨で橋が被災し祭りも途絶えていました。
2019年の当時の生徒が地域を盛り上げようと夏フェスと題し学校のイベントとして復活させました。
2021年からどんぴちゃ祭りの名前に戻し3年生が中心となりイベントを企画しています。
会場は、安全面を考え春富中学校で開かれます。
どんぴちゃ祭り恒例の東西対抗の綱引き合戦が計画されています。
3年生の生徒や地域の人が東西に分かれて3回綱を引きます。
生徒による焼きそばやフライドポテトなどの屋台が並ぶほか、合唱部や吹奏楽部による発表も予定されています。
また、通学路の危険か所について調査してきた生徒たちは、歩行者自身の身を守るため校章やキャラクターが入ったアクリルキーホルダーを作り販売します。
裏側には夜光反射材のシールが貼られています。
フィナーレでは、3年生が並び手持ち花火でナイアガラの滝に挑戦します。
どんぴちゃ祭りは、20日の午後2時から春富中学校で行われます。
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厄払いの行事おさんやり
箕輪町の南小河内でお盆の伝統行事おさんやりが16日行われました。
おさんやりは南小河内地区でお盆に行われる厄払いの行事です。
箕輪町無形民俗文化財に指定されています。
参加者40人はお舟を担ぎ疫病退散を願いなら区内を歩きました。
4年ぶりに町内を歩いた今年は試験的にキャスターを付けて一部区間は引いて移動しました。
参加者の高齢化のため担ぐのが負担になり、伝統行事の存続のためということです。
祭りではよいそれやおごち小唄など地域の踊りが行われました。
盆祭実行委員長の青柳文人さんは「伝統を守りながら存続を模索する年になった」と話しました。
おさんやりは地区を流れる「大堰」が天竜川と逆に流れていることから疫病が流行りそれを鎮めるために200年ほど前から始まったとされています。
夜にはナラの木を立ててお舟で3周回ります。
その後掛け声に合わせてお舟をゆすって壊しました。
お舟の破片を各家庭に持ち帰り軒下などに飾り厄除けのお守りにします。
南小河内のおさんやりはコロナ禍中も規模を縮小して毎年行われてきましたが、お舟の町内の巡航や踊りは4年ぶりに行われました。
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盆正月 休みの延長を訴えバリケード
南箕輪村田畑で盆休みの延長を訴え区長の家をバリケードで封鎖する伝統行事・盆正月が16日夜行われました。
地域住民は午後9時ごろ松澤武夫区長の家の玄関を封鎖しました。
区長宅や公民館にあるものを使って玄関を封鎖していました。
最後に玄関先に石灰で「お正月」と書いて区長の家を後にしました。
コロナ禍では深夜に田畑公民館で行われていましたが、今年は4年ぶりに区長の家を封鎖しました。
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お盆伝統行事 大泉まんど振り
お盆の伝統行事、まんど振りが18日に各地で行われました。
まんど振りは、束ねた藁に火をつけて回し、先祖の霊を迎えるお盆の伝統行事です。
南箕輪村大泉の大泉川河川敷では、子ども達や大泉まんどの会のメンバーらおよそ70人が参加しました。
5班に分かれ、160本のまんどを振りました。
参加した人たちは、勢いよくまんどを振りまわしていました。
会によりますと、大泉のまんど振りは記録に残されているものから数えて、今年で193年目だということです。
最後は、通常のまんどより大きい太鼓まんどを振りまわしました。
大泉まんどの会の唐澤俊男会長は「200年に向けこれからも続けていきたい」と話していました。
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「伊那市に美術館をつくる会」が市教委に寄付
伊那市の会社経営者や画家などで作る「伊那市に美術館をつくる会」は、市教育委員会に現金50万円を18日に寄付しました。
この日は美術館をつくる会の向山公人会長と小林智子事務局長が市役所を訪れ、笠原千俊教育長に現金50万円を手渡しました。
美術館をつくる会はおよそ30年前から活動しています。
信州高遠美術館がある旧高遠町との合併以降は、主に画家が個展を開く時の支援活動を行ってきました。
今回は、市内の小中学生に自らの思いなどを作文や絵画で表現する想像力を身に付けてもらいたいと寄付しました。
笠原教育長は「伊那市の将来を担っていく子どもたちのために活用させていただきたい」と話していました。
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伊那市手良で早くも稲刈り
伊那市手良中坪の田んぼで18日に早くも稲刈りが行われました。
稲刈りを行ったのは株式会社中坪ノーサンです。
この日は15アールの田んぼで、コシヒカリよりも早く収穫でき、味が劣らないと言われる「五百川」を収穫しました。
中坪ノーサンは伊那市手良のおよそ32ヘクタールの田んぼで米を栽培しています。
今年は暑い日が続きましたが、日中の水管理を行ったことから大きな病気にもかからなかったということです。
中坪ノーサンの登内美穂社長は「コロナも落ち着き、米の消費も増えると思う。地元の米をおいしく食べてもらいたい」と話していました。
中坪ノーサンでは、10月中旬まで稲刈りを行う予定です。
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伊那地域最高気温 35.2度の猛暑日
18日の伊那地域の最高気温は35.2度と、猛暑日となりました。
箕輪町のみのわ天竜公園では、子ども達が水遊びをして涼んでいました。
この日の伊那地域の最高気温は午後2時8分に35.2度を記録し、猛暑日となりました。
上伊那広域消防本部によりますと午後4時半現在、熱中症とみられる症状で搬送された人はいないということです。
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南箕輪村 車検切れの公用車の運行が発覚
南箕輪村は自動車検査証と自動車損害賠償責任保険の有効期限が切れている公用車を運行していたことが8日に分かったと10日に発表しました。
南箕輪村によりますと、7月13日付で国土交通省北陸信越運輸局長野運輸支局長から、注意喚起の通知を受け点検したところ、健康福祉課で使用する軽乗用車1台が7月5日付で車検が満了していたのにも関わらず、8月8日までの23日間、延べ40回に渡り運行していたことが発覚したということです。
期間中、10人が412キロを走行したということです。
村では、各公用車の車検有効期限日などの年間スケジュールを作成し掲示するなどして再発防止に努めるとしています。
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1万本のひまわり迷路を園児が楽しむ
10日の伊那地域の最高気温は35.7度と暑い一日となりました。
伊那市の西箕輪南部保育園の近くの畑にはおよそ1万本のひまわりの迷路が完成し、園児たちは迷路を走り回って楽しみました。
10日の伊那地域の最高気温は午後2時57分に35.7度を記録し猛暑日となりました。
西箕輪南部保育園の園児30人は午前中、2メートルほどに伸びたひまわり迷路の中をゴールをめざして走り回っていました。
ひまわりは13アールの遊休農地を活用して、若手農業者でつくるJA上伊那青壮年部西箕輪支部のメンバーと園児が今年6月に一緒に種をまいたということです。
ひまわりの一部を刈り取って8月8日に迷路が完成しました。
園児は迷いながらもゴールまでたどり着いていました。
青壮年部は地域の子どもたちに農業を身近に感じてもらいたいと毎年ひまわり迷路を作っていて今年で9年目になります。
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商工業事業者対象 省エネ・脱炭素セミナー
伊那市に事業所のある商工業事業者を対象にした省エネ・脱炭素に向けたセミナーが、7月27日に、伊那商工会館で開かれました。
セミナーでは、公益財団法人 上伊那産業振興会アドバイザーの中村秋男さんが省エネ・脱炭素へ向けての取り組みについて話しました。
中村さんは、企業がSDGsを推進することによって、企業イメージの向上や新たな事業の創出につながると話しました。
また、自社の活動内容の棚卸しを行い、SDGsと紐付けて説明できるか考えることが大切であると話しました。
このセミナーは、伊那市新産業技術推進協議会スマート工業部会の主催で伊那市商工業者向けSDGs推進プロジェクトの一環として行われ、市内19社から22人が参加しました。
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三義地区マスつかみ大会
伊那市高遠町三義の山室川と半対川の合流点で7月23日にマスつかみ大会が開かれました。
川をせき止めてつくった会場には、150匹ほどのマスが放流され、子どもたちは川に入り、マスを追いかけていました。
この大会は三義地区青少年育成部と高遠町公民館三義分館が自然の中で魚を捕まえる楽しさを体験してもらおうと合同で開いているものです。
子どもたちは手探りでマスを探し、つかんでいました。
この日は、三義地区の親子90人が参加しました。
捕まえたマスは家に持ち帰り各家庭で味わったということです。
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信州ブレイブウォリアーズ 試合に向けて市役所を訪問
長野市がホームタウンのプロバスケットボールチーム・信州ブレイブウォリアーズ運営会社の片貝雅彦取締役らは伊那市でのプレシーズンゲームに向けて市役所を訪れました。
この日は運営会社の片貝取締役と信州ブレイブウォリアーズの三ツ井利也選手、マスコットのブレアーが笠原千俊教育長を表敬訪問しました。
試合は9月16日土曜日にエレコムロジテックアリーナで新潟アルビレックスBBと対戦します。
また、試合は伊那ケーブルテレビで中継します。
笠原教育長は「いいシーズンを送ってもらいたい」とはなしました。
信州ブレイブウォリアーズが伊那市で試合をするのは6年ぶりです。
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伊那西高校インターアクトクラブ 手話で交流
社会奉仕活動などをする伊那市の伊那西高校のインターアクトクラブは、手話を使った交流会を10日に開きました。
この日は、クラブ員4人が上伊那聴覚障害者協会の田中みえさんから、日常生活やろう学校時代の話、コミュニケーションの取り方についての話を聞きました。
インターアクトクラブでは、日頃から手話の勉強をしています。
実際に手話を使っている人と交流をしようと、活動の支援をしている伊那中央ロータリークラブに相談し、交流会が実現しました。
生徒は手話を使った歌を披露し、田中さんからアドバイスをもらいました。
生徒は「手話だけでなく、表情や体の動きで相手に伝えることが大切だと分かった」と話していました。
クラブでは、今後も交流会を通して手話を学びたいとしています。
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南箕輪地域おこし協力隊 鈴木さん 英語サマースクール
南箕輪村の地域おこし協力隊の鈴木保菜美さんは小学生を対象に夏の英単語を学べる英語サマースクールを南原コミュニティーセンターで10日に開きました。
この日は南箕輪村を中心に小学生23人が参加しました。
教室はミニゲームをしながら英語を学びました。
子どもたちは鈴木さんの言った順番にカードを並べました。
またいろんな人と互いにインタビューをして好きなものの英単語を紙に書いていました。
今回の教室を企画した地域おこし協力隊の鈴木さんは3年ほど海外で過ごした経験を活かし英語教室を開いています。
鈴木さんは「英語を使うのが始めての子どももいたが楽しみながら学べていてよかった」と話していました。
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美篶笠原「吉祥寺」 蓮が見ごろに
伊那市美篶笠原の吉祥寺では蓮の花が見ごろを迎えています。
吉祥寺には2つ池があり一つはピンク色、もう一つは白の蓮が咲くという事です。
蓮は、朝に花が開きますが、気温が高くなると閉じてしまうという事です。
9日の伊那地域の最高気温は29.5度と30度を下回りました。
最高気温が30度を下回るのは先月15日以来です
蓮は今月いっぱい楽しめるという事です。
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大学3年生 就活を前に企業担当者から話をきく
大学3年生や短大の1年生などを対象にした、地元企業の人事担当者や若手社員から話をきくイベント「かみいな就活ラボ スイッチON!」が9日から始まりました。
イベントには上伊那出身で県外の大学に通っている3年生を中心に49人が参加しました。
学生は14のグループに分かれ人事担当者に面接でのコツやインターンでの服装について質問していました。
面接について企業の担当者は「準備した事を暗記し伝えるのでは無く自分の言葉で伝え、相手とコミュニケーションを取る事を心がけると印象が良くなります」と話していました。
また若手社員との意見交換で学生は「給料だけで一人暮らしは出来るのか」「仕事でやりがいを感じるのはどんな時か」など、様々な質問をしていました。
このイベントは、上伊那の企業や市町村などでつくる「若者人材確保事業実行委員会」が開いたもので、今年で8回目となります。
これまでは「就活準備合宿」として行ってきましたが、今年は秋から本格的に始まる就活に向け、良いスタートを切ってもらおうと「かみいな就活ラボスイッチON」に名称を変更しました。
イベントには上伊那の41社が参加し8日の午後には企業との個別相談会が開かれ、9日は企業の団体見学が予定されています。
実行委員会では12月に就職説明会を開く予定です。
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転倒災害防止 街頭で呼びかけ
伊那労働基準監督署は、管内で多発する転倒による労働災害を防ごうと、箕輪町のベルシャイン箕輪店で街頭啓発を9日、行いました。
9日は、サッカーJ3松本山雅FCのマスコットキャラクター「ガンズくん」と長野県PRキャラクターの「アルクマ」が転倒災害防止を呼びかけました。
来店客にチラシなどの啓発グッズを配布した他、アンケートに回答した人にはクリアファイルがプレゼントされました。
伊那労働基準監督署によりますと、今年上半期に上伊那地域で発生した労働災害でケガをした人は79人で、高止まりの傾向となっているということです。
そのうち、最も多い事故は転倒で20人となっています。
2020年度から2022年度までの3年間、転倒災害でケガをした労働者は157人で、そのうち8割が45歳以上となっています。
上伊那地域で転倒災害が多発していることから、幅広い世代の人に転倒災害について知ってもらおうと街頭啓発が行われました。
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JA上伊那が伊那市社協に米500キロを寄付
JA上伊那は子ども食堂などで活用してもらおうと、米500キロを7月31日に伊那市社会福祉協議会に寄付しました。
JA上伊那の西村篝組合長が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長にプライベートブランド伊那華の米を渡しました。
伊那市は食料支援を必要としている世帯を応援する子どもの未来応援事業を行っています。
事業の委託を受けた、市社会福祉協議会は子ども食堂などで子どもたちに食事の無償提供をしています。
JA上伊那では米の寄付は今年で3回目だということです。
西村組合長は「子どもたちに地元で作った米を食べてほしい」と話していました。
白鳥市長は「子どもたちにおいしい食事を提供できる。有効に使わせていただきます」と感謝していました。
寄付された500キロの米は、子ども食堂やカレー大作戦などで活用されるということです。
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渡良瀬遊水地を撮影した写真展
茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県の4県にまたがる、渡良瀬遊水地を撮影した写真展「四季・自然」が伊那市のかんてんぱぱホールで9日から始まりました。
会場には主に渡良瀬遊水地の四季の写真およそ40点が展示されています。
写真展を開いている湯澤脩さんは、南箕輪村出身で、現在茨城県在住です。
フィルムカメラで撮影したものをデジタル化したもので、今回初めて地元での写真展となりました。
湯澤さんは「渡良瀬遊水地の自然のすばらしさを知ってもらいたい」と話していました。
また、期間中は妻の千世子さんによる昔話などの紙芝居が1日2回行われます。
湯澤さんの写真展「四季・自然」は16日までかんてんぱぱホールで開かれています。
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バスケ強豪校の練習を体験
上伊那の小学生・中学生・高校生が、伊那市で合宿をしている静岡県のバスケットボール強豪校、藤枝明誠高校と合同トレーニングを6日に伊那市のロジテックアリーナで行いました。
この日は、伊那市のバドミントンクラブに所属する小中学生と赤穂高校のバスケットボール部のおよそ40人が参加しました。
参加した人たちは、藤枝明誠高校バスケ部が普段行っているトレーニングを体験していました。
藤枝明誠高校男子バスケットボール部は、今年行われたインターハイでベスト8に入る強豪校で、7日から伊那市で合宿をしています。
合宿は元伊那市地域おこし協力隊で伊那谷合宿コーディネーターの五嶋博之さんが藤枝明誠の監督と親交があったことから行われたもので、全国レベルの練習を体験してもらおうと企画されました。
藤枝明誠高校は11日までロジテックアリーナで練習を行っています。
練習の様子は無料で見学ができるということです。
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熱中症の疑い 宮田村で90代女性が搬送
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在、宮田村で80代の女性が熱中症とみられる症状で搬送されたということです。
症状は、軽症だということです。
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崇嶺会が伊那市に寄付
上伊那地域の書道愛好家でつくる崇嶺会は、作品の売り上げを社会福祉に役立ててもらおうと伊那市に4日寄付しました。
4日は崇嶺会の小林古径会長らが市役所を訪れ、村松義隆保健福祉部長に4万4千円を手渡しました。
崇嶺会が4月に開いた書道展で作品を販売した売り上げの全額です。
東日本大震災が発生した2011年から何かに役立ててもらおうと寄付を続けていて、小林会長は「福祉のために活用していただけたら嬉しいです」と話していました。
村松部長は「福祉事業に有効活用させていただきたい」と感謝していました。
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立秋 35.5度厳しい暑さに
8日は二十四節気のひとつ、立秋です。
暦の上では秋の始まりとされていますが、伊那地域の今日の最高気温は35.5度と、厳しい暑さとなりました。
8日の伊那地域の最高気温は35.5度で、この夏10回目の猛暑日となりました。
箕輪町のながた自然公園では、セミの鳴き声が響いていました。
一方、ながた荘の中に入ると、鈴虫が涼し気に鳴き、一足早い秋を感じることができます。
この鈴虫は、東京に住む夫婦が、ながた荘に毎年贈っているものです。
夫婦が25年ほど前にながた荘に宿泊した際、当時のスタッフが鈴虫を飼育していて交流を持ったのが始まりだということです。
鈴虫は100匹ほどいて、9月上旬まで楽しめるということです。 -
みんなで支える森林づくり上伊那地域会議
長野県森林づくり県民税を元に、上伊那地域で行われた事業について検証する「みんなで支える森林づくり上伊那地域会議」が7月26日に、伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。
会議では、昨年度の森林づくり県民税活用事業について報告がありました。
報告では、伊那市は松くい虫枯損木処理事業に305万円、箕輪町は林道整備事業に215万円、南箕輪村は県産材利用促進推進事業に77万円となっています。
また、この日は今年度の事業計画が報告されました。
より多くの県民が里山の森林に親しむことができるよう「開かれた里山」の整備を進めていくことなどが計画されています。
会議には委員や事務局などおよそ20人が参加しました。 -
ICTを活用 サマーキャンプ
夏休み中の子どもたちを対象にしたICTを活用するサマーキャンプが8日、伊那市の長谷地域で開かれました。
伊那市内の小学生8人とサポート役として長谷中の生徒4人が参加しジオパーク認定ガイドと一緒に中央構造線を見学しました。
参加者はお題に沿ってタブレット端末で撮影しました。
中央構造線公園では断層の色の違いを観察しました。
また、バスで分杭峠に移動し、美和ダムから杖突峠を通る中央構造線を観察しました。
このICTサマーキャンプは子どもたちに長谷の自然や文化と触れあいタブレット端末を使って学びを広げてもらおうと伊那市地域おこし協力隊の浅利芙美さんが企画しました。
観察した後は学習のまとめやアプリを使って動画を制作しました。
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高遠保育園 園児がマスつかみ
伊那市高遠町の高遠保育園で8日、園児がマスつかみを行いました。
この日は、年長児23人が園庭につくった生け簀に入り、マスつかみをしました。
マスは、体長20センチほどで、地元の釣り堀施設で育てられたものです。
園児たちは、頭と尾ひれを掴むようコツを教わりながら、魚を追いかけていました。
捕まえたあとは、記念写真を撮ってもらっていました。
マスは、昼食の時間に炭火で焼いて食べたということです。
園では「生き物に触れ、食べることで命の大切さを学んでほしい」と話していました。
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伊那弥生ケ丘高校器楽クラブ 全国大会3位
伊那市の伊那弥生ケ高校器楽クラブは、7月29日と30日に大阪府で開かれた全国大会で、3位にあたる全国知事会賞を受賞しました。
8日は、校内で祝賀会が開かれ、下島典子同窓会長に大会で演奏した曲を披露しました。
出場した全国高等学校ギターマンドリン音楽コンクールには、59校が参加し、3位に相当する全国知事会賞を受賞しました。
去年に続き、2年連続の知事会賞受賞となりました。
器楽クラブには、1年生から3年生までの46人が所属しています。
1年生も含む全員で大会に出場しました。
大会では、演奏の力強さと繊細さ、大人数ならではの迫力が評価されたということです。
器楽クラブを指導する、井上雄二さんです。
元教諭で現在69歳の井上さんは、2010年から顧問を務め、定年退職後も、非常勤講師として勤務しながら指導しています。
3年生は、全国大会を最後に引退したため、この日はこのメンバーでの最後の演奏となりました。
下島同窓会長は「素晴らしい結果と、大会のために努力したことを誇りに思ってください」と話しました。
器楽クラブは、今後秋の大会や、来年の定期演奏会に向けて練習を重ねるということです。
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南箕輪村が価格高騰の影響受ける対象世帯に給付金
南箕輪村は食料品やエネルギー価格の高騰の影響を受けている世帯を対象に、支援金を給付します。
これは7日に村役場で開かれた村議会全員協議会で報告されたものです。
県の事業として給付の対象となるのは、住民税所得割非課税世帯で1世帯当たり2万円です。
村ではおよそ280世帯を想定しています。
対象世帯のうち、平成17年4月2日から令和6年2月29日の間に子供が生まれた世帯には、子ども1人当たり3万円が給付されます。
対象世帯には村から通知書が発送され、10月下旬に給付される予定です。
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伊那市で90代女性が熱中症
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在、伊那市で90代の女性が熱中症とみられる症状で搬送されました。
症状の程度は軽症だということです。
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南箕輪村学校給食センターの工期11月30日に延長
8月末に完成を予定していた南箕輪村学校給食センターは、資材不足などにより完成が11月30日に変更されます。
南箕輪村議会臨時会が7日に村役場で開かれ、学校給食センターの工期延長などに関する議案が全会一致で可決されました。
8月31日の完成を予定していた給食センターは、世界情勢に伴う資材不足などの影響で工事に遅れが生じ、工期を11月30日とするものです。
これに伴い、2学期から予定していた供用開始が2024年4月からに変更となります。