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イオン箕輪専門店主催小学生軟式野球大会
上伊那の小学生対象の軟式野球大会が10月27日、箕輪町の番場原公園グラウンドで行われました。 大会に出場したのは、辰野エンゼルス、みすずスポーツ少年団、伊那スターズスポーツ少年団、箕輪中部ヤンキースの4チームです。 これは、箕輪町の大型スーパーイオン箕輪専門店が主催しています。 決勝は、赤のユニフォーム辰野エンゼルスと青のユニフォームみすずスポーツ少年団の戦いとなりました。 先攻辰野エンゼルスは、1回表に2点先制し、3回表に1点追加しました。 辰野はその3点を守り切り、3対0で優勝しました。 1位の辰野エンゼルスと2位のみすずスポーツ少年団は、2日から中野市営運動場で行われる県大会に出場します。
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伊那中央病院で県内初「ちょこっと健診」はじまる
伊那市の伊那中央病院は、県内初の取り組みとなる保険証や事前予約が無くても受けられる「ちょこっと健診」を1日から始めました。 健康状態が気になっていた南箕輪村の中谷洋子さんは、この健診が気軽に受けられることを知り、初日のこの日に受診しました。 1階のロビーに設置された販売機で調べたいセットの券を購入してから申し込み用紙に記入します。 健診種類は、血糖値、コレステロール、飲み過ぎ、前立腺肥大・前立腺がん、痛風、貧血、です。 受ける健診によって価格が異なります。 受付で問診票を記入したら、採血と採尿をします。 30分から1時間ほどで出た結果について、臨床検査技師が説明してくれます。 臨床検査技師は、数値の説明や健康を保つポイントを丁寧にアドバイスしていました。 血糖値とコレステロール値を測った中谷さんの結果は、両方とも正常な数値でした。 1時間ほどで結果が出るため、見舞いや付き添いなどで来院した人が空き時間を有効活用できるということです。 受付時間は、土日祝日を除く午前11時から午後4時です。 伊那中央病院は、「多くの人に気軽に受診してもらい、自分の身体のことを知ってもらいたい」と話していました。
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伊那公民館で文化祭開催
伊那市の伊那公民館で1日から3日まで、文化祭が開かれています。 文化祭は毎年開かれていて、今年で36回になります。 会場には25のサークルの書道や手芸など500点を超える作品が展示されています。 3日(日)には踊りや歌、マジックなどのステージ発表が行われる予定です。
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原口製パン所に市教委から感謝状
伊那市内の小中学校の給食からパンが消えて1か月がたちました。 今年9月まで、50年以上にわたりパンを供給してきた原口製パン所には、1日感謝状が贈られました。 伊那小学校、4年秋組の教室です。 主食は、お米。 献立からは、パンがなくなりました。 児童たちは、おいしそうにご飯をほおばっていました。 原口実さん。 伊那市上の原で有限会社原口製パン所を経営しています。 原口製パン所は、先代の原口実蔵さんが終戦直後に伊那市坂下で創業しました。 伊那市の学校給食には、昭和35年から供給をはじめ、平成3年からは1社のみで市内の小中学校にパンを納品し続けてきました。 パンを切って丸める分割器と呼ばれる機械。 学校給食を供給するにはなくてはならないものですが、老朽化が進み買い替え時期に来ています。 しかし、高価なこの機械を導入するコスト、後継者がいないことなどから、今年伊那市内の学校給食への供給を断念することにしました。 原口製パン所では、箕輪町の小学校など11の小中学校などにパンの供給を続けます。 伊那市教育委員会では、米を主食とする給食を進める国の方針にもそって、10月からパンをなくすことにしました。 1日は、市役所で感謝状を贈りました。 大きな責任から開放された原口さん。 安堵とともにさみしさもあります。
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菊の湯廃業に伴う 懇談会
伊那市に唯一残る銭湯、菊の湯が、今年12月をもって営業を終了することになっています。 1日は菊の湯廃業に伴う第1回目の懇談会がタウンステーション伊那まちで開かれました。 懇談会には、荒井区長や地元町総代など20人が参加し、伊那市と意見交換しました。 伊那市では菊の湯廃業に伴い存続出来るか検討するとともに、地域住民の状況を調査してきました。 把握できている人で、銭湯がなくなるとお風呂に入れなくなる住民が24人いることが報告されました。 お風呂が家に無い人が20人、壊れて使えない人が4人です。 伊那市商工観光部の原武志部長は菊の湯廃業後、この人たちをお風呂に入れるように個々で話し合いをすすめると話していました。 また、市では入浴施設への移送も検討しているが、その場合お風呂がない人が対象になると話していました。 市の説明に対して地域住民は、菊の湯の存続が難しいことや、営業を終了したいとする菊の湯の経営者の意向を尊重したいとしました。 しかし住民側からは、この地域に、交流施設的なお風呂とする意見が相次ぎました。 これに対して、市では現在地域コミュニティーセンターの建替えを進めている、風呂付きの施設が可能か検討したいとしました。 伊那市では今後も期間を延長して、実態調査を継続するとともに、住民との懇談会も行っていくとしています。
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高遠城址の秋まつり
250本のカエデが色づき始めた伊那市高遠町の高遠城址公園で秋まつりが1日から始まりました。 春とは違う風情を楽しんでもらおうという高遠城址の秋まつりは、今年で12回目になります。 高遠城址公園には、1,500本のコヒガンザクラと250本のカエデがあり、秋は、園内が赤や黄色に色づきます。 園内には、菊や内藤トウガラシも展示されているほか、信州そば発祥の地をピーアールする新そばまつりが同時開催されています。 高遠閣では、地元産の新そばを使った高遠そばの販売が行われています。 訪れた人たちは、焼き味噌で味わう高遠独特のそばを味わっていました。 信州そば発祥の地伊那をアピールしようと実行委員会は、10月20日の行者そばまつりから4週連続でイベントを行っています。 今回の新そばまつりは、第3弾、2日から第4弾として国道361号沿線の麺を集めた山麓一の麺街道フェスタが高遠城址公園内の特設会場で行われることになっています。 高遠城址の秋まつりは、10日までの予定で、期間中は、物産販売や高遠ばやしの演奏なども計画されています。
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(農)田原が農林水産省経営局長賞
伊那市東春近の農事組合法人田原は、全国担い手サミットの優良経営体表彰で、農林水産省経営局長賞を受賞しました。 31日は、農事組合法人田原の中村 博組合長と、酒井 弘道事務局長が、JA上伊那本所を訪れ、牛山喜文専務に報告しました。 30日、石川県で開かれた全国担い手サミットで田原は、優良経営体に送られる農林水産省経営局長賞に選ばれました。 31日も、農事組合法人田原のネギ出荷場では、組合員が汗を流していました。 優良経営体の表彰は、全国農業会議所とJA中央会で作る全国担い手育成総合支援協議会が毎年行っています。 農林水産省経営局長賞は、農林水産大臣賞に次ぐもので、田原は集落営農部門で全国5団体のうちのひとつに選ばれました。 農事組合法人田原は、10年前に発足し、現在82人が加盟しています。 平成23年度と24年度には、国の耕作放棄地再生利用緊急対策交付金を受けて再生した16ヘクタールの畑を引き受け、ネギや麦などを栽培しています。 全体で、20ヘクタールで米を、10ヘクタールで麦を、3ヘクタールで野菜を生産しています。 伊那市と友好提携している新宿区の区民を再生した畑に招き交流する事業も進めています。 組合員全員で支えあうことをモットーにしていて、それぞれが役割分担をしながら、法人を支えている点も評価されたものとみられます。 JA上伊那の牛山専務は、「他の法人の模範としてこれからも活躍してほしい」と話していました。
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廃棄物政策審議会 住民意見を検討
上伊那広域連合廃棄物政策審議会が31日、伊那市のいなっせで開かれ、計画について住民から寄せられた意見について話し合われました。 上伊那広域連合は、一般廃棄物基本計画案について、9月2日から、10月1日まで、住民から意見を募集しました。 1人から5つの意見があり、それについて話しあいました。 意見では廃プラスチックを可燃ごみとして回収するのはやめて、これまでどおり不燃ごみとして回収するべきなどとしています。 それに対し、上伊那広域連合では、国の方針は、廃プラスチック類は熱回収することが適当としていて、広域連合でも丁寧な説明で周知していきたいとの見解を示しています。 審議会は、意見に対する上伊那広域連合の見解を承認しました。 基本計画は、11月7日広域連合長に、28日に広域連合議会で報告され、12月に発刊されます。
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信大ゆりの木並木見頃
南箕輪村の信州大学農学部のゆりの木並木が見頃を迎えています。 信大農学部のゆりの木並木は、正門から校舎までおよそ200メートルあります。 1954年と、1957年にキャンパス景観育成のために、在校生と職員が植えたということです。 並木は、南箕輪村の景観10選にも指定されています。 ユリノキはモクレン科ユリノキ属の落葉高木です。 5~6月には、チューリップに似た花をつけるということです。
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平成26年度県立高校生徒募集定員発表
長野県教育委員会は、来年度の県立高校の生徒募集定員を、31日に発表しました。 上伊那の状況をお伝えします。 辰野高校は普通科120人、商業科40人の募集です。 上伊那農業高校は、生産環境、園芸科学、生物科学、緑地創造、それぞれ40人の募集です。 高遠高校は、普通科120人の募集。 伊那北高校は、普通科200人、理数科40人の募集です。 伊那弥生ヶ丘高校は、普通科240人の募集です。 赤穂高校は、普通科160人、商業科80人の募集です。 駒ヶ根工業高校は、機械、電気、情報技術の3つの学科一括で、120人の募集となっています。 箕輪進修高校です。 普通科Ⅰ部・Ⅱ部合わせて80人、Ⅲ部は40人、工業Ⅰ部のクリエイト工学科は40人です。 なお、選抜試験は前期が来年2月6日に、後期が3月11日に行われる予定です。
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「K・絵画サークル」作品展
伊那市高遠町を拠点に活動している「K・絵画サークル」の作品展が、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。 会場には、アクリル画や油彩画、日本画など、教室の生徒の作品43点が展示されています。 K・絵画サークルは、元高遠高校の美術教諭で国画会会員の北原勝史さんが講師を務めています。 伊那市を中心に30代から70代の11人が月2回の教室に通っています。 絵画のジャンルが違う人同士が一つの教室で学ぶことで、お互いに良い影響を与えあっているということです。 平成21年に発足したK・絵画サークルは、毎年作品展を開いて、代表の大脇弘造さんは、「県展にも入選するメンバーもいて、年々レベルが上がってきている」と話していました。 K・絵画サークルの作品展は11月5日(火)まで、伊那市のいなっせで開かれています。
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オレオレ詐欺を未然に防ぎ八十二銀行南箕輪支店に感謝状
息子を騙り多額の現金を要求するオレオレ詐欺を未然に防いだとして八十二銀行南箕輪支店に、31日、伊那警察署から感謝状が贈られました。 上條宏一支店長が伊那警察署を訪れ、青木辰夫署長から感謝状を受け取りました。 八十二銀行南箕輪支店では、今月9日、村内に住む70代の女性が、自分の口座から800万円を引き出そうとした事を不審に思い事情を聴いたところ詐欺だとわかり被害を未然に防ぎました。 女性宅には、息子の本名を騙る不審な男から「数年前に株を購入する時に借金をしていて、今日中に返さないといけない」との電話があったということです。 多額の引き出しを不審に思った窓口の女性行員が担当課長に報告し、支店長が説得をして家族に確認したところ、詐欺だと分かったということです。 電話などを使って現金を騙し取る特殊詐欺による被害は、今年に入って伊那警察署管内で9件発生していて被害金額は5,300万円となっています。 これは、去年の同じ時期の3件2,600万円と比べて倍以上に増加しています。 伊那署では、「携帯電話の番号が変わった」「風邪をひいて声がおかしい」などと言って息子を騙る電話があったら詐欺を疑い、家族に確認をとるなど、注意を呼びかけています。
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上伊那医師会附属准看護学院で戴帽式
伊那市狐島の上伊那医師会附属准看護学院で今日、戴帽式が行われ、1年生が准看護師への誓いを新たにしました。 この日は、今年4月に入学した18歳から52歳までの1年生38人にナースキャップが与えられました。 戴帽式は、入学して半年間学んできた看護の基礎科目の課程を認定する式です。 式では、1人ずつろうそくを手に持ち、看護の精神がうたわれた「ナイチンゲール誓詩」を朗読しました。 学生を代表して今村智哉さんは「患者との架け橋になれるよう、初心を忘れずに努力を重ねていきたい」と挨拶しました。 上伊那医師会会長で准看護学院の北原敏久学院長は「壁にぶつかった時は先生方に相談をすれば道は開きます。毎日の努力を忘れないでください」と話しました。 准看護師の資格取得を目指す上伊那医師会附属准看護学院は、2年制で、式を終えた学生達は、今後上伊那の医療機関で看護の実習を行うことになっています。
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信州の名工 井出順徳さん
「建設業の中でもあまりメジャーではない業種なので、そこに注目をしてもらえたのが嬉しいことだと思います」
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伊那市手良中坪の歴史を紙芝居で紹介
伊那市手良中坪の歴史を調査する活動を行っている中坪の歩み研究委員会が手良保育園で30日地域の歴史を紹介した紙芝居を披露しました。 30日は中坪の歩み研究委員会の会員2人が保育園を訪れ、手作りの紙芝居2作品を園児に披露しました。 30日上演した「清水庵物語 観音夢語り」という作品は、中坪にある清水庵の由来について描かれたものです。 清水庵には60年に一度御開帳される観音様が祀られています。 観音様は、戦国時代に織田軍によって寺が焼かれたときに空を飛んで逃げ出したと言い伝えられています。 この観音様が村人にお告げをしたことで現在の清水庵が建てられたということです。 住民有志9人で平成8年に発足した中坪の歩み研究委員会は、地域の歴史を調べ、毎月冊子を発行しているほか、紙芝居の制作も行っています。 高橋忠会長は、「紙芝居をきっかけに、地域の歴史について関心をもってほしい」と話していました。
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市長が信大で新規就農説明会
伊那市は、人口増加策の一つとして、信州大学農学部の学生を対象にした新規就農の説明会を30日初めて開きました。 30日は白鳥孝市長が信大農学部を訪れ、伊那市が行っている新規就農者への支援策や、農林分野への就業の可能性について説明しました。 現在伊那市では、新規就農者への補助金の交付や空き家バンクを使った住居の斡旋などを行っています。 去年伊那市での新規就農者は13人で、そのうち2人が信大農学部のOBでした。 白鳥市長は、「これだけ農業、林業の資源がある場所は他にはない。伊那に残りたい人が残れる仕組み作りを進めていきたい」と話していました。 この後、「伊那で暮らすために」をテーマに学生とディスカッションをしました。 学生からは、「地元の人と関わる機会を増やしてほしい」「公共交通機関を充実させてほしい」「SNSを使った若者への情報発信が重要」といった意見が上がっていました。 伊那市は、11月1日に新規就農支援に関する公式サイトを立ち上げ、就農時の課題となる農地の確保など、総合的に就農支援の情報を発信していくとしています。
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伊那・高遠町図書館 ライブラリー・オブ・ザ・イヤー大賞に
これからの公共図書館のあり方を示し、先進的な活動をしている機関に贈られる、「ライブラリー・オブ・ザ・イヤー」の大賞に、伊那市立伊那図書館と高遠町図書館が選ばれました。 これは、東京に本部を置くNPO法人知的資源イニシアティブが2006年から表彰しているもので、これからの公共図書館のあり方を示し、先進的な活動をしている機関に贈られています。 きのう、横浜市で最終選考会が開かれ、審査員による投票の結果、今年推薦された24の機関のうち、伊那市立図書館が大賞に選ばれました。 伊那図書館と高遠町図書館では、2011年から、デジタル化した古地図を使い、街を歩くイベントの開催や独自の地域通貨を用いて除籍本の引換えなどを行っています。 図書館から出て地域で活動している点や知るという新たなスタイルを築いた点が評価されたという事です。 伊那図書館の平賀研也館長は「今後も、図書館が地域の情報の基盤となる活動をしてきたい」と話、高遠町図書館の北山ひろみ館長は「高遠町にねむっている歴史史料を新たに発掘し、多くの人たちに見てもらえるよう活動していきたい」と話していました。 今後、伊那図書館、高遠町図書館では、地域資料のデジタル化などを通して、新たな魅力を発信していきたいとしています。
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伊那中ローメン記録 ギネス認定
先月の文化祭でローメンを作り2311皿並べた伊那中学校の記録が、ギネス世界記録に正式に認定されました。 30日は臨時生徒集会が開かれ認定証が披露されました。 認定証は29日にギネスワールドレコーズの日本法人から届き、この日、生徒達に披露されました。 認定証を見た生徒たちは「うれしい」、「一生に一度の事」と話し喜んでいました。 伊那中学校では先月28日の文化祭で、ローメンを使いギネス記録に挑戦しました。麺類をお皿にもり、並べるというもので、伊那中は、ご当地麺であるローメンでこの記録に挑戦し、これまでの1427皿を上回る、2311皿を達成しました。 生徒会長の黒沢晋平君は「地域の人たちの協力があり達成できた。この記録を伊那中の誇りとしたい」と話していました ギネス認定の知らせは、市やローメン関係者も喜んでいます。 伊那ローメンズクラブの正木金内衛会長は「子供たちがローメンを世界に発信してくれた。伊那の食文化として守っていきたい」。伊那市の白鳥孝市長は「中学生が企画、実行しギネス記録を作った事に意味がある」と話していました。 伊那中の全校生徒は、給食の時に牛乳で乾杯し、改めて、ギネス記録認定を喜んでいました。今回の記録は、来年度版のギネスブックに掲載される予定です。
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伊那市高遠町金井地区で長芋の収穫始まる
伊那市高遠町上山田の金井地区では長芋の収穫が始まりました。 高遠町上山田の金井地区では長芋の生産が盛んに行われています。 収穫の最盛期は11月上旬ですが、田中きし子さんの畑では11月1日から高遠城址公園で始まる秋まつりに出す長芋の収穫が行われています。 葉が枯れ始めると収穫を迎えます。 田中さんは、秋まつりに出荷できるよう毎年5月の始めに苗を植えています。 作業は5日前から始まっていて29日も朝から収穫作業に追われていました。 長芋を、一本一本傷がつかないよう、木の棒を使って手作業で抜いていきます。 金井地区の長芋は粘りがあり味が濃いのが特徴で毎年地元をはじめ県外客からも好評だということです。 美味しさの理由は土にあるといいます。 赤土で石がなく、さらさらしていることが長芋にとって良い条件だということです。 長芋は高遠城址の秋まつりで、5キロ2500円で販売される他、とろろそばにも使用されることになっています。
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上伊那の9月月間有効求人倍率
上伊那の9月の月間有効求人倍率は0.86倍で8月から0.07ポイント上昇しました。 月間有効求人倍率が0.8倍台となったのは4年10カ月ぶりです。 ハローワーク伊那によりますと、新規求人数は前の年の同じ月を18.8%上回る1,326人でした。 新規求職者数は、前の年の同じ月を8.6%下回る784人でした。 これにより、9月の月間有効求人倍率は、8月を0.07ポイント上回る0.86倍でした。 月間有効求人倍率が0.8倍を超えたのは4年10カ月ぶりで、平成20年10月に起きたリーマンショック直後の水準に持ち直したということです。 ハローワーク伊那によりますと、有効求人倍率が伸びた主な要因は、派遣業者からの求人数が増えたことや求職者数が減少してきていることとしています。 ハローワーク伊那では、雇用情勢について、「依然として厳しい状況にあるものの、持ち直しの動きがみられる」としています。
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伊那市手良で空き家が全焼
28日の夜9時過ぎ、伊那市手良中坪で空き家が全焼する火事がありました。 この火事によるけが人はいませんでした。 伊那警察署の発表によりますと火事があったのは、伊那市手良の酒井敏明さんが所有する空き家です。 火はおよそ1時間後に消し止められましたが、木造平屋建ての住宅およそ95.4平方メートルを全焼しました。 この火事によるけが人はいませんでした。 酒井さんは牧場を経営していて、隣接する牛舎への被害はありませんでした。 現在、伊那警察署で原因について調べを進めています。
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劉鉄鋼さんが伊那市でコンサート
伊那市や諏訪市などで二胡の教室を主宰している二胡奏者、劉鉄鋼さんの秋の爽やかコンサートが29日、伊那市のいなっせで開かれました。 コンサートは、シニア大学伊那支部のOBでつくる上伊那地区賛助会が開いたものです。 中国国龍江省ハルピン出身の劉さんは、来日10年を記念したコンサートを今年4月に伊那市で開いた他、教室の生徒と高齢者の福祉施設への訪問し演奏を行っています。 会場には、二胡独特の音色が響いていました。
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箕輪西小学校4年生が里山整備
箕輪町の箕輪西小学校4年生が地域住民らと一緒に29日、上古田の区有林の間伐と、春先に植樹したヒノキを鹿の食害から守る為の薬剤を塗る作業を行いました。 作業は、子ども達が森に親しみ環境への理解を深める、みどりの少年団の活動として毎年行われています。 この日は、4年生11人と地元住民などあわせて20人が参加し、上古田の区有林のヒノキ5本を間伐しました。 間伐は木の成長に必要な太陽の光が当たるようにする為に行います。 木は直径15センチほどに成長した樹齢およそ20年のもので、子ども達は大人の手を借りながら切っていました。 春先に植樹し高さ50センチほどに成長したヒノキなどを鹿の食害から守るために薬剤を塗る作業も行いました。 これは、雪が積もると鹿の食料がなくなり、雪から少し顔を出したヒノキの新芽が食べられ成長が止まるのを防ぐものです。 薬剤の効果は出ていて、去年50本塗ったうち被害が出たのは3本だったということです。 この日間伐した木は、箕輪西小学校で行われる木工教室で使うということです。
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「舞花&May」初コンサート
レズビアンやゲイなどのセクシュアル・マイノリティについて理解を深めてもらおうと、長野県出身のアーティスト「舞花&May」が28日、伊那市上牧のフジサワホールで初コンサートを開きました。 レズビアンやゲイなどのセクシュアル・マイノリティは、日本では性的少数者とも言われています。 「舞花&May」の二人もセクシュアル・マイノリティです。 二人は性的マイノリティについて理解を深めてもらおうと今年から活動を始め、コンサートを開くのもこの日が初めてです。 二人は「オカマやオネエなど聞いたことはあると思いますが、テレビなどの世界だけではなく身近に悩んでいる人もいることを理解して欲しい」と話していました。
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南アや三峰川について考えるフォーラム
伊那市長谷の地域資源、南アルプスや三峰川について考えるフォーラムが28日、伊那市長谷の仙流荘で開かれました。 フォーラムは長野市や伊那市などの市民グループでつくるコミュニティネットワーク信州が開いたもので会場には会員などおよそ30人が集まりました。 フォーラムでは三峰川総合開発事務所の小林敬司所長や伊那市長谷総合支所の中山晶計支所長らがパネルを使って話をしました。 小林所長は美和ダム再開発やダムの機能について説明したうえで、「ここ数年はゲリラ豪雨が増加傾向にありダムなどハードだけでは自然災害に太刀打ちできない。 訓練など日頃からの備えが大切。」と話していました。 また中山支所長は「ダム事業はそこに住む人の暮らしを変えてしまう。住民の苦渋の思いがあることを忘れてはならない。と話していました。 コミュニティネットワーク信州では、地域発展につながる勉強会を今後も開催していきたいとしています。
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箕輪町上古田地元住民と小学生がチューリップの球根植え
遊休農地の荒廃抑止と地域の活性化に取り組むこれからの農業林業を考えるEグループの呼びかけで28日、地元の小学生と住民がチューリップの球根の植え付け作業を行いました。 この日は、箕輪西小学校の1・2年生と、上古田地区のボランティア合わせて70人が作業をしました。 上古田地区では、毎年この時期に、児童と地域住民の触れ合う機会になればと、球根の植え付け作業を行っています。 この日は、広さおよそ10アールの畑に、1万個の球根を植えました。 Eグループ代表の唐澤光範さんは「住民同士が触れ合う機会は大切。また来年綺麗なチューリップが咲くことを楽しみにしています」と話していました。
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伊那東小学校 3Rの取り組み評価
伊那市の伊那東小学校は財団法人リデュース・リユース・リサイクル推進協議会が主催する平成25年度推進功労者表彰で、文部科学大臣賞を受賞しました。 この賞はリサイクルなど循環型社会の形成に取り組んでいる団体に贈られるものです。 伊那東小学校はゴミの減量化、資源化のほか途上国支援など取り組みを海外に広げた点が評価されました。 伊那東小では20年前からPTAによるアルミ缶回収を行っていて、学校東側プールの隣に回収ボックスを設置しています。 平成23年度には児童会に「環境エコ委員会」を設置しました。 学校内の省エネの呼びかけやポスター制作などの活動をしています。 紙のリサイクルでは給食で出る牛乳のフタを集めてネパールに植樹する活動もしていて、これまでに403本の苗木を植林したということです。 伊那東小の校内には省エネに関するモニターが設置され、学校の電気使用量、太陽光発電の仕組みなどがわかるようになっています。 表彰式はあす東京で開かれることになっています。
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暴力追放・安心安全伊那市民大会
暴力、事故のない安全な社会を目指す、暴力追放・地域安全伊那市民大会が19日、伊那市のいなっせで開かれました。 この日は大会に先駆けて、音楽を通じて消防団活動をPRしている伊那市消防団音楽隊が5曲を演奏しました。 大会には、消防団や交通安全協会などからおよそ300人が参加しました。 白鳥孝伊那市長は「伊那市では483日間死亡事故がなかったが、先日犠牲者が出てしまった、暴力追放と同時に交通事故防止に努めましょう」とあいさつしました。 大会では、伊那警察署から事件や事故に関する報告があったほか、伊那市防犯協会女性部による寸劇が披露されました。 詐欺やひったくりの養成学校が存在するとの仮説に基づき、詐欺学校での様子がコミカルに演じられていました。 寸劇では、詐欺の甘い言葉にだまされない、ひったくりの手口は後ろからバッグをとって逃げるなど具体例をあげて来場者に注意を促していました。
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伊那マジッククラブが練習の成果披露
伊那マジッククラブによるマジッククショーが20日、伊那市のいなっせで開かれました。 マジックショーは奇術愛好家でつくる伊那マジッククラブが毎年開いていて今年で41回目になります。 ステージでは会員がこれまで練習してきたマジックをユーモアを交えながら披露していました。 クラブは現在17人で活動していて保育園や学校、福祉施設などで披露しているほか、子ども向けの講習会も開いています。 平澤光子会長は大きなステージでマジックをすることはレベルアップにつながる。仲間と一緒に息の長い活動を続けていきたい。」と話していました。
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まほらいな市民大学卒業生が作品展示
まほらいな市民大学卒業生の作品展示会が伊那市のいなっせで開かれています。 展示会は、まほらいな市民大学卒業後も同好会として活動を続けているグループが行ったものです。 会場には書道や絵手紙、山野草など会員の作品が並べられています。 この作品展示会は29日まで伊那市のいなっせで開かれています。