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伊那中央RC高尾公園にアオギリ植樹
								社会奉仕団体伊那中央ロータリークラブは、広島県に投下された原爆で被爆したアオギリの木から育てた苗木を28日、伊那市の高尾公園に植樹しました。
28日は、伊那中央ロータリークラブの会員22人が集まり、アオギリの苗木を植樹しました。
昭和20年の広島への原爆投下で、爆心地から1.3キロ離れた場所に生えていたアオギリの木は、樹皮の半分が焼けてえぐられたものの、現在も枯れることなく成長し続けています。
植えられた苗木は、このアオギリの種を発芽させ育てたものです。
植樹は、ロータリークラブの世界平和フォーラムが今月17日と18日に広島県で開かれたことを記念し全国各地で行われるもので、平和への思いを未来に託そうというメッセージが込められています。
アオギリは、10メートル縲・5メートルほどに成長するということで、クラブでは植樹した経緯などを描いた看板を設置したいと話していました。 - 
            
				
				
箕輪西小学校の児童 区有林に苗木植樹
								箕輪町の箕輪西小学校の児童は28日、学校近くの区有林にヒノキの苗木など50本を植樹しました。
植樹は、子ども達が環境への理解を深めるみどりの少年団の活動の一環として行われたものです。
28日は、箕輪西小の4年生11人と、上古田の住民有志など15人が参加し、上古田財産区の区有林にヒノキとスギ、コナラの苗木合わせて50本を植えました。
子ども達の活動を支える上古田団地推進協議会の唐澤千洋会長は「山の役割を小さい時から理解してもらい、山を育てる意識を養ってもらいたい」と話していました。
28日植えたおよそ30センチの苗木は、2年で子ども達と同じ背丈ほどに成長するということです。
次回は、木の本棚作りを予定しているということです。 - 
            
				
				
アスターが連覇!
								伊那ナイターソフトボールケーブルテレビ杯春季トーナメント決勝戦が27夜、伊那市営野球場で行われ、アスターが2年連続の優勝を果たしました。
14チームが出場した、ケーブルテレビ杯の決勝の顔合わせは、青いユニフォームのアスターとグレーのユニフォームGTエボリューションの対戦となりました。
試合は2回の裏、アスターが相手のエラーなどもあり一挙5得点をあげ先行します。
7対0で迎えた7回の表、GTエボリューションは、これまで打ち崩すことができなかったピッチャーの奥村真宣さんから1アウト3塁のチャンスを掴むと、代打の酒井広隆さんがタイムリーヒットを放ち1点を返します。
しかし、その後は奥村さんが後続を二者連続三振に斬って取り、7対1で勝利したアスターが、2年連続の優勝を果たしました。
清水圭介監督は「この勢いでリーグ戦も来年の春季トーナメントも優勝できるように、これからも頑張りたい」と話していました。 - 
            
				
				
県議会議員が箕輪町の果樹農家を視察
								長野県議会の農政林務委員会は凍霜害に遭った箕輪町大出の果樹農家を29日視察しました。
29日は県議会の農政林務委員9人が、りんご農家から被害状況などの説明を受けました。
箕輪町大出のりんご農家・ス橋章浩さんによりますと4月下旬の霜の影響で、収量の減少や品質の低下が予想されるということです。
・ス橋さんからは「外見が悪くても味は変わりがないということをPRしてほしい」「果樹共済の早い支払や、加入率を上げる対策などで、りんご農家の収入の安定化を図ってほしい」などの要望が出されていました。
訪れた議員は、「思っていたより被害は深刻。市町村などと連携して対策をとっていきたい」と話していました。
長野県によりますと、上伊那の凍霜害による果樹の被害総額は1億185万円となっています。 - 
            
				
				
復興支援ソング 団員が合唱
								日本を元気にしようをテーマにした南信合唱祭が26日、伊那文化会館で開かれました。
合唱祭は南信地区で活動する合唱団でつくる南信合唱連盟が開いたもので、今年は19団体が参加しました。
今年は日本を元気にしようをテーマに開かれ、参加者全員で東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」を歌いました。
今年の合唱祭で復興支援ソング「花は咲く」を歌うことを決めた南信合唱連盟では、団員が1部500円のこの歌の楽譜を購入していてその売り上げが復興支援に役立てられるということです。 - 
            
				
				
300人が参加 場広山ハイキング
								伊那市美篶の美篶財産区が管理している場広山に親しむイベント、場広山ハイキングが26日行われました。
場広山は伊那市富県新山から高烏谷山に続く山です。
ハイキングは美篶公民館や地区の青少年育成会などが行ったもので美篶の住民などおよそ300人が参加しました。
このイベントは美篶財産区が管理している山を歩くことで、地域の歴史を知ってもらおうと毎年開かれています。
50年ほど前は、地区の収入源として、ここの山の木を売り公民館を建設したり、学校のプールを造っていたということです。
参加者は新緑の山道を歩きながら地域の歴史に理解を深めていました。 - 
            
				
				
箕輪町の商店が消防団を応援
								箕輪町内の商店など35店舗は消防団員に対し割引などのサービスを行う「箕輪町消防団応援キャンペーン」を6月1日から開始します。
27日は協力店となっていることを示す「消防団員サポート店」のステッカーが配られ、店では早速貼り出していました。
これは、入団者の確保が難しくなる中、箕輪町商工会が消防団の活性化につなげようと会員の店や事業所に呼びかけ、企画したものです。
キャンペーンは、箕輪町消防団の団員が協力店で団員証を提示すると、対象商品やサービスが5%割引で受けられるというもので、割引分は店が負担します。
協力店は町内の商店や飲食店など35店舗で、キャンペーンの期間は6月1日から来年3月までです。
27日は箕輪消防署で箕輪町商工会の黒田重行会長が小松孝寿団長に協力店の一覧を手渡しました。
箕輪町商工会では、これからも協力店舗を募集し、増やしていきたいとしています。 - 
            
				
				
島崎洋路さん「みどりの文化賞」受賞
								伊那市坂下在住で元信州大学教授の島崎洋路さんが、公益社団法人国土緑化推進機構より「第23回みどりの文化賞」を受賞しました。
23日は、島崎さんが伊那市の白鳥孝市長に受賞の報告をしました。
みどりの文化賞は、緑や森林に関して功績のあった人や団体に1年に1回送られるもので、長野県での受賞者は島崎さんが初めてです。
今月の11日に東京都で開かれたみどりの感謝祭の式典で、受賞しました。
島崎さんは、昭和26年から信州大学で森林の管理や研究に携わり、退官後は横山の「島崎森林塾」を拠点として山仕事に携わる人を育ててきました。
その数は、10代から80代までのおよそ600人で、日本各地で活躍しているとのことです。
島崎さんは、今後も人材育成を続けて、林業従事者が自立して林業に取り組めるような指導をしていきたいとしています。 - 
            
				
				
工科短大配置で「企業集まる地域に地の利」
県工科短期大学校の上伊那地域への配置について白鳥孝伊那市長は、最終的に決めるのは県としてうえで「企業が集まる地域に地の利がある」との考えを27日改めて示しました。
県工科短大の上伊那への配置について県は伊那市と南箕輪村の境にある伊那技術専門校を活用する案と新設する案を示し、伊那技専活用の場合は建設事業費が約16億円、新設の場合は38億円と試算していて新設は費用面からハードルが高いとしています。
上伊那南部の教育団体などは駒ヶ根工業高校との連携を視野に駒工近くへの新設を要望しています。
設置場所について、伊那技専の活用が有力との見方が広がるなか、上伊那南部の教育団体などは来月3日に駒ヶ根市で会合を開き今後の対応について協議することにしています。 - 
            
				
				
地権者全員と和解成立
伊那市西箕輪上戸の住宅地などに廃棄物が埋め立てられていた問題で、伊那市と地権者7人全ての和解が成立し解決する見通しとなることが27日分かりました。
この問題は伊那市が昭和45年頃、伊那市西箕輪上戸の住宅地などに一般廃棄物を埋め立てていたものです。
一昨年発覚し、およそ1,000平方メートルに800トンあまりが埋まっているということです。
市はこれまでに地権者7人と、損害賠償について交渉し、このほど7人全員と和解が成立したということです。
賠償額は7件目の今回がおよそ310万円、累計で4,500万円となっています。
損害賠償支払いの補正予算案は6月議会に提出されます。 - 
            
				
				
安全運転啓発パレード
								思いやりのある安全運転を広げる組織「信州伊那スマートドライバー」が発足から2周年を迎え、24日伊那市のナイスロードで啓発パレードを行いました。
信州伊那スマートドライバーは、思いやりのある安全運転を広げる組織で、今月の20日で発足して2年が経ちました。
24日は、伊那市役所前から高遠方面に向かってパレードが行われ、安協会員らおよそ100人が安全運転を呼びかけました。
信州伊那スマートドライバーは、高遠町と長谷地域を除く伊那市と箕輪町、南箕輪村在住の交通安全協会の会員で、活動内容に賛同する人なら誰でも加入できます。
5月24日までにおよそ1万1千人が加入しています。
伊那交通安全協会の堀内四郎会長は、「ドライバーには思いやりのある運転を心がけて、1件でも事故をなくすように意識してもらいたい」と話していました。
去年は3市町村で交通事故が大幅に減少していて、安協では今後も引き続き交通事故防止の啓発活動に取り組んでいきたいとしています。 - 
            
				
				
問屋街ミュージックスタジオオープン
								オリジナルTシャツの生産、販売を手掛ける伊那市坂下の株式会社問屋街は、新たな事業として音楽スタジオをオープンしました。
こちらが完成したスタジオです。
広さはおよそ100平方メートルで40人から50人入れます。
壁や床には防音材が使用されています。
スタジオ内には、音響機器や照明機器の他、ユーストリーム配信ができる映像機器が備わっています。
問屋街は、Tシャツの卸売販売業として企業し、今年で12年目です。
ITを利用した商品の販売を展開していて、今回は動画制作に力を入れようと新たにメディア事業部「問屋街ミュージック」を設立し、音楽スタジオや音響機材のレンタルを始めることになりました。
問屋街では、「様々なジャンルの音楽の発表の場になれば」と話します。
音楽スタジオの使用料金は、1時間3000円からとなっています。
問い合わせ:74-2253 - 
            
				
				
大規模土砂災害想定の訓練
								伊那市の天竜川流域で26日、豪雨による大規模土砂災害を想定した水防演習訓練が行われました。
訓練は天竜川上流河川事務所や伊那市などが行ったものです。
メイン会場の飯田市とサテライト会場の伊那市の2か所で行われ、伊那会場には、関係者およそ60人が参加しました。
ヘリによる緊急調査では、水位を観測するための投下型水位計が投下されました。
水位計からの情報により水がどの程度溜まっているかが分かり、監視することができます。
探査用無人飛行ロボットシステムによる情報収集では、搭載されたビデオカメラから地上の様子がモニターに写し出されていました。
訓練では他に通信手段のない山間部からの情報伝達に使われる衛星小型画像伝送装置の組み立ても行われました。
また危険な場所で土砂が撤去できる分解型遠隔操作式重機の実演も行われました。
この重機は分解でき、パーツごとヘリなどで運ぶことができるほか操作がリモートコントロールになっていて危険な場所で作業が行えます。
天竜川上流河川事務所では訓練を生かし万一のときには万全の体制がとれるよう備えたいと話していました。 - 
            
				
				
なんじゃもんじゃ見ごろ
								伊那市上牧の唐木啓吉さん宅のヒトツバタゴ別名なんじゃもんじゃの木が見ごろとなっています。
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伊那市景観計画策定委員会 検討結果市長に報告
								去年7月から伊那市の景観計画案について協議してきた委員会は24日、白鳥孝市長に検討結果を報告しました。
24日は、景観計画策定委員会の伊藤精晤会長らが市役所を訪れ、委員会でまとめた計画案を白鳥市長に手渡しました。
計画案では、建物の建設に必要となる届け出や審査基準などについて定められています。
白鳥市長は「議論を重ね作られたこの案は、極めてレベルの高い物。この案を基に、地域の財産である景観を守っていきたい」と話していました。
伊那市では、景観条例の制定案を9月の定例議会に提出し、10月を目処に景観行政団体へ移行、来年4月1日からの景観計画の全面施行を目指しています。 - 
            
				
				
竹内徹さん油絵展
								伊那市高遠町在住の洋画家竹内徹さんの油絵展が、かんてんぱぱホールで開かれています。
会場には近作を中心に56点の風景画が展示されています。
竹内さんは、現在76歳。
平成14年から22年まで信州高遠美術館の館長を務め、日展には34回入選しています。
全国を旅する中で信州の美しさを再発見したということで、県内の風景を中心に作品を制作しています。
竹内徹さんの油絵展は30日木曜日まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 - 
            
				
				
進徳館の日 教育精神受け継ぐ
								幕末の1860年、高遠藩主内藤頼直が創設した藩校「進徳館」の教育精神を受け継いでいこうという行事が25日、伊那市高遠町の進徳館で行われました。
伊那市では、進徳館が創設された5月に「進徳館の日」の行事を行っています。
当時の生徒は授業の前に孔子などの五聖像に拝礼していたということで、その歴史に習い伊那市の白鳥孝市長や内藤家の第17代当主内藤頼誼さんらが拝礼をしました。
高遠閣で行われた式展では、高遠北小学校の倉田健郎校長が学校目標の「日本一の仲良し学校、頑張り学校」を例にあげ話をしました。
倉田校長は「優しい集団から優れた活動が生まれる。それは進徳館の実学を受け継ぐ高遠の学びそのものである」と話しました。
白鳥孝市長は「街づくりは人から、人作りは教育の力。進徳館の精神を継承し子ども達の未来を切り開く教育が行われることを願う」と話していました。 - 
            
				
				
金メダリスト 荻原健司さんと歩く
								冬季オリンピック・ノルディック複合の団体で2大会連続の金メダルを獲得した荻原健司さんが25日、伊那市を訪れ、ノルディックウォーキング教室の講師を務めました。
この日は、伊那市の鳩吹公演でノルディックウォーキング教室が開かれ、およそ200人が荻原さんと一緒に歩きました。
講師を務めた荻原さんは、群馬県出身の43歳。
ノルディックスキーの選手として冬季オリンピックに4回出場していて、1992年のアルベールビルと1994年のリレハンメルでは、団体で2大会連続の金メダルを獲得しました。
荻原さんは「ストックを使って背筋を伸ばして」などと声をかけながら参加者と一緒に公園内を往復していました。
荻原さんは「伊那市は初めて来たが、とてもスポーツに対する熱のある地域だと感じた。みんな感心をもって教室に臨んでくれているのでこれを続けていってもらえるとさらに効果があると思う」と話していました。
この後公園横にあるクロスカントリーコースも歩きました。
ある参加者は「教え方もとても上手いし、とても参考になった。今後に生かしていきたい」と話していました。
今回主催した伊那市総合型地域スポーツクラブは、今年発足5年目を迎え、会員は全国的にも多いとされる2千人に上るということです。 - 
            
				
				
ブラックバスの増加に危機感
								天竜川での増加が懸念されている北米原産の淡水魚、ブラックバスの生態調査を兼ねたバス釣り大会が25日、辰野町から箕輪町の天竜川で開かれました。
大会には、上伊那を中心に県内外からおよそ30人が参加しました。
天竜川では、特定外来生物に指定されていて日本の侵略的外来種ワースト100にも選ばれているブラックバスが増加しています。
天竜川漁業協同組合によると、アカウオやオイカワ、ヨシノボリなどの在来種に影響が出ているということです。
大会に参加した釣り客は「ニジマスを狙っていてもバスが釣れる。バスは確実に増えてきている」と話していました。
増加の原因は密放流によるものと考えられています。
危機感を持った天竜川漁協では投網などで捕獲していて、去年の8月からの3か月間で、およそ1,000匹を捕獲したということです。
漁協によると、バスは現在産卵期を迎えているため、動きが少なく、好条件ではありませんでしたが、辰野町を中心に全体で85匹、およそ29.5キロのブラックバスが釣り上げられました。
去年10月に開かれた大会に比べ1人あたりの釣果は1.8匹ほど増えているということです。
天竜川漁協の小野文成副組合長は「毎年釣り客に楽しんでもらうために稚鮎を大量に放流しているが、鮎が食べられてしまっている。釣り客のみなさんと漁協が一丸となって、天竜川の生態系を守っていかなければならない」と話していました。
大会の結果、最も多く釣った人で24匹、最も大きかったバスは43.5センチでした。
釣り上げられたバスは岡谷市の水産試験場に持ち込まれ、解剖して食性などを調べるということです。 - 
            
				
				
5年に1度の定演に会場は満席
								南箕輪村を拠点に活動する太鼓グループ「鼓龍」の定期演奏会が25日、南箕輪村民センターで開かれました。
昼夜2回の公演ともチケットが完売となる盛況ぶりで、昼の部では満席となるおよそ300人が訪れました。
太鼓グループ「鼓龍」は、村内の太鼓愛好家で作るグループで、今年で結成20年を迎えます。
演奏会は5年に1度行っていて、今回は「大地から響き渡る鼓動2013」と題して、15曲を披露しました。
また、小中学生でつくる下部組織CoCo龍のメンバーも登場し、日頃の練習の成果を披露しました。
代表の井原夏二さんは「太鼓を通して村の文化発展とともに活動してこられたと思う。これからも明るく楽しく元気よくやっていきたい」と話していました。 - 
            
				
				
帰化植物を考える講演会
								信州大学農学部の荒瀬輝夫准教授による、アレチウリなどの帰化植物について考える講演会が26日町地域交流センターで開かれました。
この講座は箕輪町郷土博物館が今年で開館40周年となることを記念して開かれたもので、30人ほどが参加しました。
会場には荒瀬准教授が制作した帰化植物の押し花もあり、参加者は熱心な様子で観察していました。
荒瀬准教授は、「帰化植物を駆除の対象とするのではなく、逆に利用するという新たな視点で見てみてほしい」と話していました。
40周年記念自然講座は全3回で、次回は7月7日に開かれます。 - 
            
				
				
平澤一雄さん宅のジャーマンアイリス見ごろ
								伊那市西春近柳沢の平澤一雄さん宅のジャーマンアイリスが見ごろとなっています。
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韓国の中学生が農家民泊
								韓国の中学生が18日、教育旅行で伊那市を訪れ農家民泊を体験しました。
韓国の中学生およそ40人は空港からバスで伊那市役所に到着しました。
農家民泊は国内外からの旅行者受け入れに力を入れている伊那市観光協会が企画したもので市役所では歓迎会が開かれました。
歓迎会が終わり夜は市内8つの農家に分かれて宿泊しました。
このうち伊那市長谷の農家、市ノ羽幸子さん宅には5人が訪れ、囲炉裏を囲んで食事をしました。
夕食には、五平餅やニジマスの串焼き山菜などが振舞われ中学生たちは伊那地域の食文化を堪能していました。
市ノ羽さんは、韓国語や英語で料理を説明するなど中学生に話しかけていました。
伊那市観光協会では農家の田舎暮らしを体験してもらう農家民泊を誘客の柱として推進していきたいとしています。 - 
            
				
				
商店街で呑み歩きイベント
								伊那谷で造られたお酒を飲みながら商店街を歩くイベントが24日、伊那市の通り町で行われました。
初夏の呑みあるきと題して行われたこのイベントはお酒を呑みながら商店街を歩いてもらい街の賑わいにつなげようと商店主や蔵元などでつくる実行委員会毎年恒例で開いているものです。
いなっせ北側広場から入舟交差点までの間にブースが設けられ24日は、辰野から飯田まで8つの蔵元と4社の酒造メーカーが出店しました。
1500円で購入した道中手形を見せると好きなだけお酒を呑むことが出来ます。
24日は午後4時からイベントが始まり多くの人が訪れていました。
セントラルパークでは伊那市そば打ち名人の会による手打ちそばも振るまわれていました。
訪れた人たちは心地よい風の吹く中、地元のお酒を思う存分楽しんでいる様子でした。 - 
            
				
				
廃校で天野惣平展
								造形作家天野惣平さんの作品展が伊那市高遠町の旧三義小学校芝平分校で24日から始まりました。
教室の中央部分に置かれている作品は、マニラ麻の繊維をアクリルポリマーで固めたものです。
麻の繊維は、一般的には石膏作品の強度を高めるために使用されますが、天野さんは、それ自体を作品に作りあげています。
1か月半ほどかかりました。
テーマやイメージはなく、見た人がそれぞれ何かを感じ取ってもらえればいいと天野さんは話しています。
天野惣平さん59歳。
高遠町出身で武蔵野美術大学を卒業後、イタリアに留学。
31歳の時から19年間東京で個展を開き続け、10年ほど前から立体作品に取り組むようになりました。
廃校と出会い、旧い教室の空間や外光、照明など空間全体が作品と話します。
この場所での作品展は今回で7回目となりました。
天野惣平展は、29日まで、伊那市高遠町芝平の旧三義小学校芝平分校で開かれています。 - 
            
				
				
遠照寺 ぼたん見ごろに
								ぼたんの寺として知られる伊那市高遠町山室の遠照寺で花が見ごろを迎え、多くの見物客が訪れています。
遠照寺のぼたんは、昭和57年に亡き住職の菩提を弔うため3本の苗を植えたのが始まりで、今は170種、1,000株にまで増えました。
好天に恵まれた24日は、平日にもかかわらず多くの見物客が遠照寺を訪れ、足を止めて色とりどりのぼたんの花をながめていました。
6月2日までぼたん祭りが行われていて、手打ちの十割そばも味わうことができます。
松井教一住職によりますと、花はあと1週間ほど楽しめるということです。
入場料は、大人400円、高校生以下は無料です。 - 
            
				
				
JA上伊那第17回通常総代会
								JA上伊那の第17回通常総代会が24日開かれ、27年度までの3年間の基本方針を示した中期計画など6議案が可決されました。
総代会は、一般企業の株主総会にあたるものです。
中期計画では、生産者が意欲をもって取り組める持続可能な上伊那農業の実現に取り組むとする基本目標が示されています。
JA上伊那の平成24年度の農産物の販売実績は、計画に対して97.5パーセント、前年対比105.8パーセントの148億6,717万円でした。
今年度の事業計画によりますと、買い物不便地域への対応として、新たにコンビニエンスストアのファミリーマート3店舗を建設する計画です。
TPPに断固反対するとした特別決議も決議されました。
県内のJAで相次いで不祥事が報道されていることについて御子柴茂樹組合長は、冒頭のあいさつで「新聞沙汰になるような事案は徹底的に排除するよう全力を挙げて取り組んでいきたい」と話しました。 - 
            
				
				
伊那市有害鳥獣被害 1千万円減少
								ニホンジカなどの有害鳥獣による伊那市の昨年度の農作物への被害額は、前の年度と比べおよそ1千万円減少したことが分かりました。
一方で、ニホンジカが東山から西山に移動していることから、今年度は西山の生体調査や捕獲にも力を入れる考えです。
伊那市有害鳥獣対策協議会の総会が24日、市役所で開かれ、猟友会員や農業関係者などおよそ40人が出席しました。
昨年度の有害鳥獣による農作物への被害額は、防護柵の設置や捕獲の成果などから前の年度よりおよそ1,100万円少ないおよそ3,100万円でした。
鳥獣別では、ニホンジカとイノシシでそれぞれ400万円ずつ減少しています。
伊那市では昨年度、ニホンジカ2,500頭の捕獲を目標に取り組み、およそ3,300頭捕獲しました。
2年連続で3千頭を超える捕獲となっていて、市では「少しずつ成果が表れている。今後も猟友会などと連携を強化して対策をとっていきたい」としています。
総会では他に、権兵衛峠の頂上付近で数十頭のニホンジカの群れが確認された事が報告されました。
ここ数年、ニホンジカが東山から西山へ移動している傾向が顕著にみられるということで、市では今年度西山地区での調査と捕獲にも取り組む考えです。
他に、国の法律に基づき今月1日から猟友会員を伊那市鳥獣被害対策実施隊に位置付けています。
これにより一部の技能講習の免除や狩猟税が半額になるということです。 - 
            
				
				
箕輪町運動あそび検討委員会
								箕輪町運動あそび検討委員会が20日、箕輪町の長田荘で開かれ、今年度から運動保育士以外のクラス担任が運動遊びを指導していくことが決まりました。
検討委員会には、運動あそびを考案した松本短期大学の柳澤秋孝教授や、町内の保育士など15人が出席しました。
今年度の取り組みとしては、運動あそびを運動保育士以外のクラス担任の保育士が指導することが決まりました。
柳澤教授は、運動あそびを導入して10年目になる箕輪町をモデルとし、他の市町村にも広げていく考えです。 - 
            
				
				
箕輪町博物館に絵画寄贈
								箕輪町木下の碓田榮一さんが昨年度箕輪町郷土博物館に寄贈した絵画が、箕輪町文化センターに展示されています。
展示されている絵画は、戦後に国内外で活躍をした、旧長谷村出身で水彩画家の中島覚雄さんと、箕輪町出身で木版画家の山口進さんの作品です。
寄贈された40件70点のうち、18点が展示されています。
碓田さんは、絵画の他にも特注サイズの本棚を寄贈しました。
今後は、考古学や美術の書籍などおよそ500冊を寄贈する予定だということです。
碓田さんは、「絵画を見て楽しんでもらい、また眠っていた本を学生や一般の人に活用してもらいたい」と話していました。
寄贈美術資料の展示は、28日火曜日まで、箕輪町文化センターで開催されています。