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アマランサスなど取り組みの成果報告
上伊那農商工連携等推進会議が7日、伊那合同庁舎で開かれ、アマランサスを活用した新商品の開発など、取り組みの成果を報告しました。
会議は、農商工の連携を深めることで新商品の開発や生産性能の向上につなげることを目的に開かれています。
7日は、組織内の3つの支援チームがそれぞれ開発に携わった新商品の試食と活動状況を報告しました。
このうち雑穀アマランサスを活用した新商品開発等支援チームは、9月にアマランサス入りラーメンを開発し販売した他、健康配慮型の新商品の開発、ポップ加工の効率化などに取り組みました。
試食会では、メンバーがそれぞれの商品を味わっていました。
推進会議では、今後新たな支援対象を探して地域生産物の消費拡大と地域ブランド化につなげたいとしています。 -
ふるさとCM大賞NAGANO 西箕輪中知事賞
長野朝日放送が主催するCMコンテスト「ふるさとCM大賞NAGANO」で、西箕輪中学校が制作した伊那市のCMが2位にあたる知事賞に選ばれました。
西箕輪中学校のCMは、総合学習でCM制作コースを選んだ3年生12人が制作しました。
今年5月から取り掛かり、およそ4か月かけてつくりました。
コンテストは、市町村が地元の魅力をPRするもので、伊那市の作品として応募した西箕輪中の作品は、見事知事賞を受賞しました。
CMのタイトルは「ウマウマ動画」馬刺しの魅力をPRするものです。
構成から撮影までを全て生徒が行いました。
今年の、コンテストには県内から91作品の応募がありました。
伊那市のCMが知事賞に選ばれたのは今回が初めてということです。
西箕輪中生徒が制作したCMは、長野朝日放送で来年50回放送されることになっています。 -
南箕輪村営農センター 園児にりんごプレゼント
南箕輪村営農センターは、地域でとれたりんご「サンふじ」を7日、村内の5つの保育園にプレゼントしました。
このうち中部保育園には営農センターの宮下勝美会長ら関係者およそ10人が訪れ、園児1人ひとりにりんごを手渡しました。
りんごのプレゼントは、消費拡大と地産地消を目的に平成17年から行っています。
サンふじは、太陽が沢山あたるよう袋をかけず栽培するため、甘味が増すいうことです。
村と営農センターでは、サンふじの栽培に力を入れていて、りんごを栽培した田中實さんは園児の笑顔に喜んでいました。
園児らは、もらったりんごを大切に抱えて友達と見せ合っていました。
営農センターでは、村内5つの保育園に全部で780個のりんごを贈った他、小中学校にもあわせて800個プレゼントするということです。 -
箕輪南小学校 しめ縄作りで地域と交流
箕輪町の箕輪南小学校の児童は、6日、地域のお年寄りとしめ縄を作って交流しました。
箕輪南小学校では、毎年この時期、地域の人と交流しながら伝統的な生活の知恵を学ぼうと交流会を開いています。
この日は、5、6年生の児童31人が、地域のお年寄りからしめ縄の作り方を教わりました。
お年寄りは、足でしっかり押さえるようになどとアドバイスをしながら子供たちに作り方を指導していました。
3本のタレと呼ばれる部分が完成すると、横縄に通し、最後に飾りをつけて完成です。
この日作ったしめ縄はそれぞれ持ち帰り、家に飾るということです。 -
企業などを対象に障害者雇用促進セミナー
障害者の雇用を推進しようと、上伊那地方事務所は、6日、企業などを対象にしたセミナーを開きました。
セミナーには、上伊那の企業や市町村など40団体が出席しました。
県は今年4月、上伊那地方事務所を含む県内4か所に「障害者職域拡大アドバイザー」を設置し雇用の促進を行っていて、セミナーもその一環で初めて開かれました。
この日は、南箕輪村田畑で和菓子を製造している(株)ダンヅカが、障害者雇用の事例を発表しました。
従業員22人のダンヅカは、2人の障害者を雇用しています。
ダンヅカ専務の有賀英之さんは「短所の裏返しは長所になる。障害者の性格をしっかり理解しているので問題なくやっていける」と話していした。
伊那養護学校を卒業しダンヅカに就職して14年になる守屋章さんは、「自分の稼いだお金で買った自転車で通勤できていることがうれしいが、車の免許を持っていないので、雨の日や冬の間は通勤が大変」と話していました。
今年6月1日現在、労働者の総数に占める障害者の割合を示す障害者雇用率は、長野県が1.83%、上伊那は1.62%となっています。 -
障害者福祉施設で製作した製品の販売会
9日までの障害者週間に合わせ、上伊那地域の障害者福祉施設で製作した製品の販売会が伊那市の伊那合同庁舎で開かれています。
3日は伊那市の障害者社会就労センターゆめわーくなどが、織物や食べ物を販売しました。
販売会は、障害者福祉施設の製品を多くの人に知ってもらい、工賃アップにつなげようと伊那保健福祉事務所が行っているもので、今年で6回目です。
販売会は年々定着し、平成19年の1回目の売り上げはおよそ5万円でしたが、5回目となった去年はおよそ11万円と2倍以上になりました。
伊那保健福祉事務所では、「工賃は伸びてきているところもあるが、小規模な施設ではいまだ厳しい状況。障害者が当たり前に暮らせるような社会づくりに理解をしてほしい」と話していました。
販売会は、7日まで伊那市の伊那合同庁舎で開かれていて、上伊那にある10の施設が日替わりで販売します。 -
子どもの体に触れて育てるワークショップ
伊那市のNPO法人山の遊び舎はらぺこによる第5回子育てを考える集いが1日西春近のくぬぎの杜ホールでひらかれました。
ワークショップには、50組ほどの親子が参加しました。
野外保育所を運営するNPO法人山の遊び舎はらぺこは、毎年子育てに関する講演会やワークショップを開いていて、今年で5回目です。
ワークショップでは、東京都在住の整体師山上亮さんが、子どもの体に触れて育てる子育て法について指導しました。
子どもが甲高い声で騒いでいるときは、目や神経の緊張が原因の時があるとして、「頭の上の部分に手を当てると緊張が緩む」など、触れ方を指導していました。
ある参加者は、「触れることで子どもとのコミュニケーションができよかった。家でも実践したい」と話していました。 -
白鳥市長「TPP参加は反対」
伊那市の白鳥孝市長は、環太平洋パートナーシップ協定・TPPについて、参加に反対との自身の考えを明らかにしました。
これは、6日開かれた伊那市議会12月定例会の一般質問で、議員の質問に答えたものです。
白鳥市長は、「衆院選の争点ともなっているが、充分な議論がされていないのが問題。慎重に検討、議論し、国民の合意を得る事が必要」とした上で、「個人的にはTPPへの参加は反対。国益に反するところが多い」との考えを明らかにしました。
白鳥市長は、「農業出荷額が1/4になるとの試算も出ている。工業にはメリットがあるともいわれているが、資本力の弱い地方の中小企業では淘汰が進むのではないか。医療分野でも、市場原理が医療に持ちこまれると崩壊につながるとの声もある。地方がどうなるかを第一にTPPを考えなければならない」と述べました。 -
伊那市農家民泊説明会
伊那市は、地域振興・観光振興を図ろうと、修学旅行で訪れる子ども達を農家で受け入れる農家民泊を推進していきます。
6日は、市役所で、農家民泊の説明会が開かれ、30人ほどが出席しました。
近年では、修学旅行で農業体験・農家への宿泊ができる農家民泊が人気となっています。
伊那市でも、地域の農業や自然を活かした観光振興・地域振興につなげようと、今回初めて、説明会を開きました。
伊那市の農家民泊は「安心・安全・ほんもの体験」をキャッチフレーズに、都会の子どもたちに農家の生活や農作業を体験してもらいます。
取り組みの特徴は、全ての受け入れ農家に一定の基準をクリアした簡易宿所として登録してもらうことです。
また、行政が窓口となったスムーズな受け入れ体制を目指すとしています。
伊那市では、学校単位で受け入れる場合は、20から30程度の農家の参加が必要だとして、多くに参加を呼びかけていきたいとしていて、平成26年度からの受け入れ開始を目指します。 -
第17回書晋展
伊那市在住の書家による作品展、第17回書晋展が、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、書晋会の会員15人の作品、90点が展示されています。
伊那市に住む書家でつくる書晋会は、書道を通して地域の芸術文化の振興をはかろうと活動していて毎年この時期に作品展を開いています。
会場には、漢字、かな、てん刻など多彩な書が並んでいます。
こちらの作品は、漢字一文字を作品にする「一字書」と呼ばれるもので、「輝」の文字が、縦横、およそ3mの和紙に書かれています。
書晋会会長の泉石心さんは、「いろいろな流派の書を一度に見られる作品展。バラエティーに富んだ作品を楽しんでもらいたい」と話していました。
第17回書晋展は、9日(日)まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
北園高校保護者とそば打ちで交流
東京の北園高校の保護者らが2日、伊那市西春近を訪れ、そば打ち体験をしました。
北園高校は、伊那市西春近自治協議会と森林の里親促進事業の協定を結んでいます。
協定では北園高校の生徒が西春近の区有林などを整備することになっています。
そば打ち体験は生徒が活動している西春近について保護者など関係者に知ってもらおうと企画されました。
2日はおよそ30人が参加し、地元の住民に教わりながら、そばを打っていました。
森林の里親促進事業の協定は去年5月に結ばれ、今年春には、生徒およそ300人が桜の木を植える活動を行っています。
訪れた保護者は、「自然豊かな伊那市で活動できることは、学生にとって貴重な体験。
地元の人たちもあたたかく、いい所だと思った。」と話していました。 -
古田人形芝居 定期公演
箕輪町の伝統芸能「古田人形芝居」の定期公演が1日、箕輪町文化センターで行われました。
定期公演は、上古田に伝わる人形芝居を多くの人に見てもらおうと毎年12月に開かれています。
住民有志でつくる古田人形芝居保存会が今回披露したのは「御所桜堀川夜討縲恤ル慶上使の段縲怐vです。
物語は、平安時代末期の僧兵武蔵坊弁慶が、主人のために自らの娘を手にかけなければならないという話です。
豪傑無比の弁慶が、大粒の涙をこぼしながら娘の首をもって帰るシーンでは、お捻りが飛んでいました。
公演では他に、箕輪西小学校の古田人形クラブと箕輪中学校の古田人形部による人形芝居も披露されました。 -
伊那フィル第25回定演
伊那フィルハーモニー交響楽団の第25回定期演奏会が、2日、伊那文化会館で開かれました。
演奏会には、伊那谷を中心とするメンバー50人と、エキストラ30人の、合わせて80人が出演しました。
チャイコフスキーのバレエ組曲「くるみ割り人形」と、 ショスタコーヴィチの交響曲第5番「革命」の2曲を演奏しました。
再来年春に、伊那フィルは、バレエ教室と共演する予定で、それに向けて、今回初めてバレエ組曲に挑戦しました。
団員は、今年6月から、月に3回程度の練習を重ねてきたということです。
演奏会には、およそ900人が訪れ、演奏に耳を傾けていました。
この演奏会の模様は、12月30日からご覧のチャンネルで放送します。 -
伊那市内 橋梁800点検補修へ
伊那市の白鳥孝市長は、中央道の笹子トンネルの事故を受け、市内にあるおよそ800の橋梁の点検と補修を行いたい考えを示しました。
これは、5日、市役所で開かれた、伊那市議会12月定例会一般質問の中で、議員の質問に答えたものです。
白鳥市長は、2日に起きた中央自動車道の笹子トンネルの事故を例に挙げ「道路が寸断されると、経済、物流、観光に打撃を与える。
伊那谷は天竜川もあり、地域を結ぶのに橋は重要な役割を果たしている」とし、「市内にある800の橋梁について、優先順位を決め検査、補修を行っていきたい」と話していました。
また、点検や補修について、「伊那市だけで行うのではなく、自治体の枠を超え、大きな枠組みで行う必要がある」と答えていました。
伊那市では来年度、橋梁の長寿命化修繕計画の策定を行う事にしています。 -
衆院選 期日前投票始まる
4日に公示され、16日に投票と開票が行われる、衆議院議員総選挙の期日前投票が今日から始まりました。
伊那市役所1階市民ホールに設けられた投票所には朝から多くの人が訪れ、票を投じていた。
伊那市の選挙人名簿登録者数は3日現在で5万6411人、内訳は男性2万7350人、女性2万9061人です。前回、平成21年の衆院選で期日前投票をした人は1万1138人で全体の24・58%でした。
箕輪町の登録者数は2万85人で男性9938人、女性1万147人です。前回の期日前投票者数は人3495人で全体の21・5%でした。
南箕輪村の登録者数は1万142人で男性5648人、女性5764人で、期日前投票者数は1,807人で全体の20・55%でした。
期日前投票は市役所のほか各役場で15日まで、また高遠町総合福祉センターと長谷総合支所では12日から投票が可能となり、時間は午前8時半から午後8時までです。
箕輪町選挙管理委員会では、準備していた投票所入場券に誤解を招く表現があったとして、入場券のすり直しをしています。
町選管では、「入場券が無くても、本人確認ができる物があれば、期日前投票が行えます」と投票を呼び掛けています。 -
「伊那町めぐりの歌」体験ツアー
大正時代に作られた「伊那町めぐりの歌」の歌詞に出てくる場所を訪ねる体験ツアーが5日行われました。
ツアーはCDの発売にあわせ伊那まちの再生やるじゃん会が行ったものです。
総合学習で中心商店街の活性化に取り組んでいる伊那小学校5年正組の児童が参加しました。
伊那町めぐりの歌は、伊那小を出発し市内をめぐり歩く内容です。
ツアーでは通り町や伊那部宿、春日神社など歌詞に出てくる場所を歩きました。
やるじゃん会は、児童によるガイドなども考えていきたいとしています。 -
鈴木福君の像お披露目
伊那市の子ども大使に任命されている子役タレント、鈴木福君の等身大の像が伊那市のタウンステーションにお目見えしました。
4日は、福君の像のお披露目式が行われ白鳥孝伊那市長や伊那市に住む福君の曽祖母、近くの伊那保育園の園児などが参加しました。
9月から10月に東京都で著名人の等身大の像をベンチに座らせるイベントがあり終了後に福君から伊那市に寄贈されました。
ベンチは上伊那林産協同組合が地元産のスギなどを使って製作しました。
白鳥市長は「通り町の活性化に一役かってくれる」と期待していました。
園児たちは福君の像に触ったり記念撮影をしたりしていました。
福君の像は来年1月までタウンステーション伊那まちで展示されることになっています。
それ以降は、図書館など市内の公共施設に置かれることになっています。 -
衆院選公示 選挙戦スタート
第46回衆院選が4日公示され16日の投開票に向けて12日間の選挙戦に突入しました。
長野5区からは前職、元職、新人合わせて5人が立候補しました。
4日は、立候補の届け出をすませると各候補者が第一声をあげ選挙戦をスタートさせました。
長野5区には、前職、元職、新人合わせて5人が立候補しました。
立候補したのは届け出順に
日本未来の党で前職の加藤学さん44歳
自民党で元職の宮下一郎さん54歳
社民党で新人の池田幸代さん40歳
民主党で新人の花岡明久さん33歳
共産党で新人の三沢好夫さん68歳です
3日現在、第5区の選挙人名簿登録者数は28万8947人となっています。
衆院選の投開票は16日に行われることになっています。
期日前投票はあすから15日まで行われます。 -
らっこルームクリスマス会
伊那市の伊那公民館の子育て教室、らっこルームのクリスマス会が3日行われました。
クリスマス会には10組の親子が参加し、サンタクロースからプレゼントをもらいました。
らっこルームは交流の場として0歳から3歳までの子どもとその親を対象に伊那公民館が開いている子育て教室です。
3日は日影の伊那福音教会の牧師らが訪れ、ハンドベルの演奏や合唱を披露しました。 -
一般会計補正予算案など11議案提出
南箕輪村議会12月定例会が3日、開会し一般会計補正予算案など11議案が提出されました。
補正予算案は歳入歳出に5,300万円を追加し総額を52億6,000万円とするものです。
村議会12月定例会は12日と13日に一般質問。
14日に委員長報告、採決が行われます。 -
伊那交通安全緑十字会 高齢者家庭訪問アドバイザー委嘱
伊那交通安全緑十字会の総会が29日、伊那警察署で開かれ、役員43人が高齢者家庭訪問アドバイザーに委嘱されました。
総会では、伊那警察署の山本貞雄副署長から代表者3人に委嘱状が手渡されました。
高齢者家庭訪問アドバイザーは、高齢者宅を訪問し夜光反射材の着用や安全運転を呼び掛けます。
伊那交通安全緑十字会は、交通安全意識の高揚などを目的に平成元年に設立しました。
傘下団体として、平成8年から箕輪町交通安全緑十字会が活動していて、今年9月と10月には伊那市と南箕輪村の交通安全緑十字会も発足しています。
総会では、役員の専任が行われ、会長に箕輪町の平澤久志さんが選ばれました。
平澤さんは「地域の交通安全のためにできることを1つひとつやっていきたい」と挨拶しました。 -
JR駅無人化の回答期限2月中ごろに延期
JR東海は飯田線の駅無人化の方針にともない各自治体の負担で駅舎に人を配置するかどうかの回答期限について、これまでの年内中から来年2月中頃に延期するとの方針を3日示しました。
3日は牧野飯田市長と副会長の白鳥孝伊那市長、杉本幸治駒ケ根市長などが飯田市のJR東海飯田支店を訪れ担当者に要望書を提出しました。
内容は、JRと自治体との協議の場を設置し、今後の方針に対する説明と、飯田線の利便性向上などについて協議を行うこと、市町村では駅舎職員を雇うかどうかの回答期限を12月末から「協議の場」開催後まで延長することを求めるものです。
これを受けJR東海は回答期限を2月中頃まで延期するとの方針を示しました。 -
トンネル事故で高速バスに影響
山梨県の中央道、笹子トンネルで天井の板が崩落した事故により高速バスに遅れがでるなどの影響が出ています。
3日は伊那バス株式会社の伊那バスターミナルでは受付の係員が、運行に関する問い合わせや対応に追われていました。
山梨県内の中央自動車道は事故により、通行止めとなっていて高速バスは国道へ迂回して運行しています。
伊那バスによりますとこれにより伊那地域と新宿を走るバスの到着に30分から1時間ほどの遅れが出ているほか事故後はバス1本につき3、4人のキャンセルがあるということです。
伊那バスは高速バスについて「到着に遅れはあるものの、バスは平常通り運行している。乗客の方にはできるだけ不便のないよう運行していきたい」と話しています。
今回の天井崩落事故を受け、中日本高速道路では、笹子トンネルと同じ構造の、恵那山トンネルの緊急点検を3日、実施しました。
点検の結果については、早い段階で公表したいとコメントしています。 -
無人化反対の意見相次ぐ
箕輪町地域公共交通会議が3日役場で開かれJR飯田線の伊那松島駅無人化について意見交換しました。
会議では無人化には反対だとしたうえで町の責任で駅舎に人を配置するのもやむを得ないとの意見が出されました。
会議には、地区住民の代表や商工会、学校関係者など10人が出席しました。
委員からは、伊那松島駅の無人化について、「学生たちは毎日駅を利用する。人がいないと登下校時のトラブルが心配」といった意見や「高齢者は、切符の購入など聞きたいことがあると思うので駅員がいないと困る人も出てくる」などの声があがっていました。
ほかには、「JRの合理化もあるなかで、町が負担して駅舎に人をおくことも考えなければならない。」といった意見も出されていました。 -
早大ソフトボール部の吉村監督が指導
早稲田大学ソフトボール部の吉村正監督によるピッチング教室が2日、伊那市高遠町の総合運動場で開かれました。
吉村監督は、ソフトボールの指導者として多くの選手を育て、今年は早稲田大学を大学選手権優勝に導きました。
また早稲田大学のソフトボール部からプロ野球日本ハムファイターズに入団した大嶋匠選手に、プロ野球入りを勧めた監督としても知られています。
ピッチング教室は小中高校生のレベルアップとともに指導者にも吉村監督のソフトボール理論を学んでもらおうと長野県ソフトボール協会が開いたものです。
教室には、県内チームの監督と選手およそ200人が集まりました。
吉村監督は速いボールの投げる方について見本をみせながら説明していました。
また早稲田大学の男子と女子それぞれのソフトボール部レギュラー選手もそのピッチングを披露していました。
協会ではソフトボール界の第一人者である吉村監督からの指導を今後につなげていきたい。」と話していました。 -
少年剣士に被災地支援の協力求める
東日本大震災の被災地支援を行っているボラランティアグループが岩手県大槌町の保育園児にクリスマスプレゼント贈る計画をたてています。
2日は、伊那市の伊那北小学校で開かれた剣道大会に合わせ少年剣士に協力を求めました。
上伊那地域を拠点に被災地支援を行っているネットワークkizuna縲怩ォずな縲恊M州は、去年4月から活動を始め、これまでに2トントラックおよそ10台分の物資を届けています。
去年のクリスマスにも大槌町の小学生や保育園児にプレゼントを贈り、喜ばれたことから今年も計画しました。
代表の高橋泉さんの出身地は福島市で故郷のために力になりたいと活動しています。
これまで宮田村の少年サッカーチームでコーチを務めていたことから上伊那のスポーツ関係者と交流するようになりました。
2日の剣道大会での支援呼びかけもそれが縁で実現しました。
高橋さんの呼びかけで少年剣士も募金に協力していました。
高橋さんは「被災した人たちへの支援を今やめてはいけない。まだ何か出来ることがあるはず」と話しています。 -
地元産そばを味わい地域交流
箕輪町の沢区の住民有志でつくる、沢国道バイパス花の会は2日、恒例のそば祭りを沢公民館で開きました。
このそば祭りは、沢区を通る国道153号バイパスの未使用区間を利用し、そばの花を育てた事がきっかけとなり、平成6年から開かれ今年で19回目となります。
会場には、50席ほどが用意されましたが、お昼近くになると家族連れなどが訪れ満席に近い状態となっていました。
今年は、150人分を用意したという事ですが、予想以上の客の入りに、調理室では、急ピッチに作業が行われていました。
訪れた人達は、打ちたてのそばに舌鼓を打ちながら、近所の人たちとの会話を楽しんでいました。 -
車とオートバイ衝突 男性大けが
1日午後3時頃、南箕輪村の国道361号で普通乗用車とオートバイが衝突する事故があり、オートバイを運転していた南箕輪村の男性が足の骨を折るけがをしました。
伊那警察署の発表によりますと事故は、南箕輪村の会社員の男性が運転するオートバイが、速度を落とし右折しようとした際に、後から来た乗用車と衝突したものです。
この事故で、オートバイを運転していた、男性は右足の骨を折る大けがをしました。
車を運転していた三重県の61歳の男性にケガはありませんでした。
現場は上り直線道路で事故の原因については、伊那署で調べを進めています。 -
芸術団体一同に 伊那市民芸術文化祭
伊那市の芸術文化団体が日頃の成果を発表する、伊那市民芸術文化祭が1日・2日の2日間伊那市のいなっせで開かれました。
伊那市民芸術文化祭はNPO法人伊那芸術文化協会が開いているもので今年で9回目となります。
会場のいなっせには、生け花やちぎり絵、ネイルアートなど様々なジャンルの作品約200点が並べられました。
このうち、お茶席体験のコーナーでは、お茶が無料でふるまわれ、訪れた高校生らが、作法を教わっていました。
また、ステージ発表では子供たちによるダンスや、日本舞踊などなど2日間で18団体が出場し日頃の成果を披露していました。
伊那芸術文化協会では、「展示、ステージとも充実したものになった。
来年も、地域で活動する人たちの発表の場として、さらに充実させていきたい」と話していました -
上伊那のハーモニカ愛好者が演奏会
上伊那地域のハーモニカ愛好者が集う演奏会が1日伊那市の伊那文化会館で開かれました。
1日は教室や個人37組が演奏を披露しました。
演奏会は、愛好者同士の交流の場にしようと去年から実行委員会が開いているもので、「ハーモニカが上伊那の多くの皆さんに広まってほしい」と話していました。