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伊那まち逸品フェス
伊那市の中心商店街の自慢の逸品を集めた伊那まち逸品フェスが23日から荒井のタウンステーション伊那まちで始まりました。
逸品フェスは、それぞれの店の自慢の逸品を知ってもらおうと伊那まちの再生やるじゃん会が開いたものです。
会場には、11店舗から自慢の品が集まりました。
越後屋菓子店の伊那のまゆ。
和菓子処菊香堂の上生菓子。
菓子庵石川のちいずくっきい。
増田屋製菓のカリマン。
カク万伊藤園のさくら茶。
内津屋商店のほうじ茶。
内山金物店のSUWADA爪切。
朝日スポーツの教育パワーシューズ。
ダイ十呉服店のらくちん草履。
ワンデイの貴金属新品仕上げサービス。
丸千伊原商店のインテリアリペアサービス。
訪れた人は店主から商品の説明を聞いたり、試食をしながら買い物をしていました。
伊那まち逸品フェスは明日までタウンステーション伊那まちで開かれています。 -
旧井澤家住宅でひな祭り展
桃の節句に合わせ、伊那市西町の旧井澤家住宅では「ひな祭り展」が開かれています。
展示は、ひな祭りの雰囲気を感じてもらおうと伊那部宿を考える会が開いているもので、会場にはひな壇飾りやつるし雛などおよそ130点が並んでいます。
地域住民が、使われなくなった雛人形などを持ち寄り展示していて、江戸時代の押絵びなや昭和の箱入りびななど歴史を感じさせる雛人形も並んでいます。
また、女の子の祭りということで、昔結婚式などで使われた着物が並び、華やかさを盛り立てています。
伊那部宿を考える会の森功会長は「足を運んでいただき、春を感じてもらいたい」と話していました。
旧井澤家住宅のひな祭り展は、3月3日までで、3月2日、3日には甘酒の振る舞いも予定されています。 -
エコパーク登録目指し知識深める
ユネスコエコパークについて知識を深める「エコパークフォーラム」が23日、伊那市長谷の気の里ヘルスセンター栃の木で開かれました。
この日は、有識者による講演が行われ、会場を訪れた人達が知識を深めました。
ユネスコエコパークは、生物多様性の保全と人間生活の調和や持続的な社会の発展のモデル地域として、ユネスコが認定する地域です。
世界では610か所、国内では5か所が登録されています。
この日講師を務めた、横浜国立大学准教授の酒井曉子さんはエコパーク登録のメリットについて「世界に通じるブランド価値や学習の場としての活用のほか、地域住民の誇りが生まれ、地域のまとまりが熟成される」と説明していました。
また、静岡大学特任教授の増沢武弘さんは「高い山だけでなく、深い谷があり、そこに文化や生物が根付いている。こういった地域はここにしかない」と話し、エコパーク登録に向け、南アルプスの魅力について説明していました。
伊那市を含む南アルプス近隣市町村では、ユネスコエコパーク登録に向け、今年中に申請を行なうことにしています。 -
上伊那手話学習発表会
上伊那地域の手話サークルなどが、日頃の学習の成果を発表する手話学習発表会が、24日、駒ヶ根市ふれあいセンターで開かれました。
24日は、上伊那5つの手話サークルと、上伊那聴覚障害者協会が、劇などを通して、学習の成果を発表しました。
発表会は、手話奉仕員講座のカリキュラムの中で、表現力を養う為に劇の発表が組み込まれていることから始まり、受講生だけでなく、サークル会員や聴覚障害者協会の交流にもつなげようと開かれていて今回で5回目です。
参加者は、聴覚障害者の生活について学んだことなどの劇を披露していました。
このうち、箕輪手話サークルは、防災訓練に参加した聴覚障害者に、地域住民が話をきくという設定で発表しました。
聴覚障害者の男性は、「内容が分からないので、訓練に参加しても無駄だと思っていたが、手話通訳があり、参加してよかった」などと発表していました。
この発表会には、社協や自治体の職員なども招かれていて、聴覚障害者の生活の実情を知ってもらう機会ともなっています。 -
富県ふるさとまつり
伊那市富県の区民が歌や伝統芸能などを発表する、ふるさとまつりが24日行われました。
ふるさとまつりは、富県ふるさと館で活動しているサークルなどが一同に会し、日ごろの練習の成果の発表の場にしようと毎年この時期に行われていて今回で33回目です。
24日は、地元の獅子舞保存会や富県小学校の児童、ダンスグループなど22団体およそ300人が出演しました。
このうち、富県貝沼に伝わる貝沼獅子舞保存会は、五穀豊穣を願い、舞を披露しました。
雌獅子のみが舞うのが特徴です。
貝沼の獅子舞は、一時途絶えていましたが、伝統芸能を残していこうと地区の青年会によって昭和40年に復活しました。
現在は、15人の会員がいて地区のまつりや敬老会などで舞を披露しています。
また、富県小学校の合唱クラブは、ふるさとなどの童謡を披露していました。
訪れた人たちは様々なステージを楽しんでいました -
長野県シニア大学伊那学部卒業式
高齢者の社会参加と仲間づくりを目的とする長野県シニア大学伊那学部の卒業式が18日伊那市の伊那合同庁舎で行われました。
今年度卒業するのは、2年間の課程を修了した35期生105人です。
シニア大学は、高齢者の社会参加と仲間づくりのために長野県長寿社会開発センターが行っているもので、健康や歴史についてなど2年間で120時間のカリキュラムがあります。
今年度の卒業生の平均年齢は68.5歳で最高年齢は80歳です。
寺井直樹学部長は、「長寿社会を明るくするために、主体的に社会の担い手となることを期待します」と式辞を述べました。
卒業生を代表して伊那市の関川重雄さんは、「2年間の知識をこれからより一層深め、充実した長い人生を送っていきたい」と話しました。 -
都市計画道路 2路線廃止1路線
都市計画道路として整備されることが決まっていた伊那市内の2路線の計画が廃止に、1路線の計画が変更されます。
廃止となるのは、昭和27年に計画決定された河東線およそ1,800メートルと春日町狐島線600メートルです。
河東線は、伊那市の環状道路を南北に結ぶ幹線道路として計画されましたが、この路線に並行した市道が整備されたことなどから廃止となります。
春日町狐島線は、市街地から天竜川を渡り住宅街へと結ぶ幹線道路として整備が計画されましたが、当時この路線の周辺にあった法務局や伊那建設事務所が移転したことなどから廃止が決まりました。
他に、計画が変更されるのは高遠町総合支所入口交差点から760メートルの路線です。
すでに整備が終わっている100メートルを除いた670メートルの計画が廃止となります。 -
伊那商工会議所青年部 30周年の節目祝う
伊那商工会議所青年部の30周年記念式典が22日、伊那市で開かれ、会員が節目の年を祝いました。
式典には、およそ100人が出席し、これまでの活動を振り返ったほか、互いの親睦を深めました。
小池真一部長は「青年部の活動は日々進化している。今後も地域のために活動していきたい。」とあいさつしました。
また青年部初代部長で、小池さんの父親の小池先夫さんは「独自の発想や行動力で地域社会に認知されてきた。青年部に関わった人たち全てに賞賛を送りたい。」と祝いの言葉を述べました。
青年部にはおよそ70人の会員がいて東日本大震災の復興支援やイベントの開催など社会貢献活動を行っています。 -
東日本大震災から2年 災害ボランティア活動写真展
東日本大震災から間もなく、2年となります。
箕輪町社会福祉協議会は、震災の被害や被災者の事を忘れないようにしようと、23日から、みのわふれ愛センターで災害ボランティア活動写真展を開催します。
22日は、写真展に向け、社協の職員や継続的にボランティア活動をしている人たちが準備をしていました。
今回展示されるのは、箕輪町で東日本大震災の被災地支援をしている個人や団体の写真、およそ90枚です。
写真は、震災の発生直後に、津波などの被害にあった街の様子や、去年の夏に仮設住宅で地元の人達と交流をしている様子など、震災から2年間の被災地や被災者、ボランティア活動の様子を写したものです。
企画した、箕輪町社会福祉協会では、「震災を忘れることなく、継続的な支援について考えるきっかけにしてもらえれば」と話していました。
この写真展は、23日から3月3日までみのわふれ愛センターで、3月4日から11日まで文化センターで開かれる計画です。
また、3月3日の午後2時からみのわふれ愛センターで、写真展の関連企画として、東日本大震災災害ボランティア活動報告会が開かれる事になっています。 -
クリスマスローズ展 24日まで
春先に咲く花「クリスマスローズ」の展示会が22日から、伊那市西春近のくぬぎの杜で始まりました。
上伊那を中心に、県内外の会員およそ40人でつくる信濃クリスマスローズ愛好会が毎年この時期に開いているもので、会場にはおよそ120鉢が並んでいます。
このクリスマスローズ、大きな花びらのように見えるのは花を支える「がく」です。
がくが色付き、花のように見えるため、長い期間楽しめる花です。
5枚のがくからなり、落ちないことから「合格」(5がく)の語呂合わせで縁起の良い花とも言われているということです。
今年は、栽培が難しい原種の花も10鉢ほど並んでいて、訪れた人達の目を楽しませていました。
平松生男会長は「会員が丹精を込めて花を咲かせた。ぜひ見に来てもらいたい」と話していました。
クリスマスローズ展は、24日(日)までくぬぎの杜で開かれていて、「育て方、楽しみ方」の講習会も開かれる予定です。 -
上伊那広域連合の2月定例議会
上伊那広域連合の2月定例議会が22日、伊那市役所で開かれ、総額を22億2,300万円とする平成25年度一般会計当初予算案などが可決されました。
一般会計当初予算案では、上伊那情報センターのサーバーの更新におよそ3億6千万円、新ごみ中間処理施設建設に係る現地調査委託料におよそ1千万円などが盛り込まれました。
今議会には、一般会計当初予算案を含む6議案と議員提出議案2議案が提出され、全て可決されました。
合わせて開かれた議会全員協議会では、児童養護施設たかずやの里の整備事業について、約2億2千万円の補助か受けられる見通しとなった事が報告されました。
県議会で予算案が可決されれば、今年4月から入札・実施設計に入り来年3月の竣工を目指すとしています。 -
伊那市今年度二酸化炭素排出量 大幅削減
地球温暖化対策として、二酸化炭素の削減に取り組む伊那市は、今年度の年間の削減目標3千トンを大幅に上回る、1万2千トンを削減できると試算しました。
これは22日開かれた伊那市地球温暖化対策エコリーダー協議会で報告されたものです。
市では昨年度「伊那市地球温暖化対策実行計画」を定め、二酸化炭素の年間排出量を、基準となる1990年度と比べ2018年度までに2万9千トン削減、経済状況などをふまえた実質的な削減量を9万6千トンとしています。
これに基づき、今年度の削減目標を、2009年度と比べて3千トンの削減とし、小学4年生を対象にした子どもエコツアーや、夏場の節電対策としてグリーンカーテン運動などを実施してきました。
その結果、2009年度と比べ4月から12月までにおよそ1万5千トンを削減。
1月から3月までについても、過去3年間で1番多かった月の数値をあてはめても年間の排出量は35万9千トンと試算され、2009年度の37万1千トンよりおよそ1万2千トン少なくなると試算しました。
市では、バイクや自転車に交通手段を変えるステップアップエコ通勤を推進する他、これまでの取り組みを継続し目標達成を目指すとしています。 -
第20回きさらぎ友好杯剣道大会
上伊那の小中学生の剣道大会「きさらぎ友好杯剣道大会」が17日、伊那市の伊那勤労者福祉センター体育館で開かれました。
大会には、上伊那を中心に14の剣道教室から240人の小中学生が出場しました。
この日は、個人戦総当たりによる予選リーグと決勝トーナメントが行われ、学年別の部門優勝を目指して熱戦を繰り広げました。
きさらぎ友好杯剣道大会は、伊那市の剣道クラブ、伊那剣心館主催で平成6年から毎年開かれていて、今年で20回の節目を迎えました。
生徒数の減少に伴い、剣心館主催での開催は今回が最後となるということです。
伊那剣心館の橋爪利彦会長は、「さみしい思いもあるが、今回はひとつの区切り。どこの大会に出ても上伊那の選手は強いと言われるよう、それぞれの教室で稽古をつんでもらいたい」と話していました。 -
介護現場の事例発表
福祉の現場での取り組みを発表する、みんなの工夫コンテストが18日伊那市のいなっせで開かれました。
コンテストは介護施設で働く人たちが現場で実践している取り組みを発表することで職員の資質やサービスの向上を図ろうと上伊那福祉協会が始めて開いたものです。
コンテストには上伊那の5つの施設から12のグループが出場し、事例発表をしました。
このうち伊那市長谷の特別養護老人ホームサンハート美和の職員は「介護力向上による自立支援」というテーマで発表しました。
具体的な取り組みで施設を利用している89歳の女性に対し、1日に摂る水分の量を増やしたことで自然排便が増えたことや、歩行訓練を行ったことで、一人で歩けるようになった事例を紹介しました。
そのうえで職員が介護力を向上させ根拠のあるケアをチームで行うことで利用者の生活の質も向上させることができると話していました。
会場に集まった関係者は、それぞれの発表を仕事に活かそうと熱心に耳を傾けたり、質問をしていました。 -
中病 今年度7億円 黒字見込み
伊那中央病院運営審議会が18日伊那中央病院で開かれ今年度の事業収支は見込みでおよそ7億円の黒字となることなどが報告されました。
審議会は伊那中央行政組合の諮問機関で医師会や住民代表など15人で構成されています。
会合では、今年度の事業収支のほか、来年度の課題について報告がありました。
事業収支は支出がおよそ102億円、収入が109億円で7億円の黒字となっていて主な要因は入院診療単価が伸びたことによるものです。
来年度は、手術前に合併症をおこさないために口腔内をケアする歯科口腔外科を新設するほか救命救急センターと研修センターの竣工にともない新しい施設での診療を開始します。
現在行っている里帰り出産の制限については、継続していくとしています。
委員からは診察の待ち時間や開業医との連携について質問や意見が出されていました。 -
第41回伊那まつりは8月3日.4日
今年の第41回伊那まつりは、8月3日、4日の2日間、「翔(はばたけ)」をテーマに行われます。
21日は、伊那市役所で、伊那まつり実行委員会が開かれ、今年の実施方針が示されたほか、各専門委員会などの正副委員長の選出などが行われました。
今年の第41回伊那まつりは、市民おどりを8月3日(土)に、花火大会を4日(日)とし、テーマは「翔(はばたけ)」とする方針が示され、了承されました。
市民おどりについては、今年も、伊那節・勘太郎月夜唄と、ダンシングオンザロードの時間帯を分けずに実施すること、次世代を担う子供に、伊那節などを普及するため去年から始めた歴史学習を継続することなどが決まりました。
また、花火大会の前に天竜川で行う灯篭流しの目玉イベント化を検討していくとしています。
白鳥孝伊那市長は、「市民が楽しむのはもちろんだが、外部からもお客さんが来てくれるような、魅力を発信できるまつりにして欲しい」と話していました。
なお、今回から、実行委員会を通年化したため例年よりも2か月早い会の開催となりました。 -
「南アからシカ排除 必要」
ニホンジカによる食害から南アルプスの高山植物を保護する活動の報告会が今日開かれ、亜高山帯、高山帯から徹底的にシカを排除することが必要といった報告が行われました。
21日は、伊那市のいなっせで、南アルプス食害対策協議会の活動報告会が開かれ、関係者や一般など70人ほどが出席しました。
協議会は、ニホンジカによる食害から、南アルプスの貴重な高山植物などを守るために、環境省、林野庁、信州大学農学部、長野県、伊那市など関係する市町村が平成19年度に立ち上げました。
今年度は、5年の節目となることから、これまでの活動経過や調査の報告が行われました。
協議会では、平成20年度から、南アルプス仙丈ケ岳の馬の背に、防護柵を設置しています。
順次範囲を拡大し、平成24年度には、7か所、総延長は1キロ、面積にして1.5ヘクタールに防護柵を張っています。
報告会の中で、信州大学農学部の竹田謙一准教授は、5年間の調査のまとめを発表しました。
竹田准教授は、ニホンジカの影響が生じていなかった1980年代の植生に回復させる必要があることを前提として、防護柵には一定の効果が見られるが、回復した植物の種類に偏りがあり、どの程度まで人間が介入するべきか検討する必要があると話しました。
また、植物の保護には、ニホンジカの調整が必要だとまとめました。
竹田准教授は、ニホンジカの痕跡が多く認められるダケカンバの林が捕獲の候補地になるのではないかと話していました。
協議会では、来年度も、防護柵の設置など、活動を継続していく考えです。 -
南箕輪村一般会計当初予算 過去最高51億5千万円
南箕輪村は、過去最高となる総額51億5千万円の平成25年度一般会計当初予算案を21日に発表しました。
今年4月の村長選挙を控え継続事業を中心とした骨格予算となっています。
南箕輪村の平成25年度一般会計当初予算案は、総額51億5千万円で、今年度の当初予算と比べて3億8千万円、率にして8%の増となっています。
歳入では、村税を19億8千万円と見込んでいて、今年度当初予算と比べて3千万円、率にして1.6%の増。このうち法人村民税は、560万円、3.5%減の1億5千万円となっています。
地方交付税は、13億1千万円で5千万円、4.3%の増となっています。
一方歳出は、新規事業で南原保育園の園児数増加に伴う増築に1億1千万円、田畑公民館の建て替えに1億9千万円、医療費無料化をこれまでの中学3年生から高校3年生まで拡大する事業に350万円、大芝高原の間伐材を障害者の共同作業所ひまわりの家で箸に加工し2歳児に贈る、木育・食育事業に40万円などとなっています。
南箕輪村の平成25年度当初予算案は、3月の定例村議会に提出されます。
村では、当初予算案に予備費として3億円を盛り込んでいて、村長選終了後に肉付け予算を編成し、5月を目途に、臨時議会に提出する予定です。 -
ロータリー顕彰 柄山祐希さんが受賞
伊那ロータリークラブは、野草講座などを通じ教育文化に貢献したとして、伊那市の柄山祐希さんを表彰しました。
21日は伊那市西町のプリエキャスレードで顕彰式が行われました。
柄山さんは、長野県植物研究会会員で、県自然観察インストラクターなどを務めています。
また、27年にわたり市内の公民館で野草講座の講師をつとめています。
伊那ロータリークラブは、講座などを通じて青少年の育成や、教育文化の発展に貢献したとして表彰しました。
柄山さんは、「講座を通してみなさんと自然に触れられるのを生きがいにしている。これからも、伊那谷の自然の素晴らしさを伝えていきたい」と話していました。 -
中山量子さん 保育園にお手玉寄贈
伊那市美篶末広の中山量子さんは、手づくりのお手玉110個を19日、美篶保育園の園児にプレゼントしました。
19日は、中山さんが保育園を訪れ、2色の手づくりのお手玉110個を園児1人ひとりに手渡しました。
中山さんは、子ども達に昔の遊びにふれてもらおうと5年前からお手玉を作り年長園児にプレゼントしています。
園児らは、中山さんからお手玉の遊び方を教わり楽しんでいました。
中にはお手玉を高くあげ過ぎてしまう子も・・・。
中山さんは「子ども達が楽しんでくれることを想像しながらお手玉を作った。元気とパワーをもらいました」と話していました。 -
一般会計当初予算 過去最高328億5千万円
伊那市は、過去最高となる総額328億5千万円の平成25年度一般会計当初予算案を20日、発表しました。
伊那市の平成25年度の一般会計当初予算案は、総額328億5千万円で、今年度の当初予算と比べ33億円、率にして11%あまりの増となっています。
これは、公民館や保育園の整備など計画していた大型事業などに加え、土地開発公社の解散が重なった事によるものです。
歳入では、市税を81億6千万円と見込んでいて、今年度と比べ5千万円、率にして0.6%の増となっています。
このうち法人市民税は、長引く景気の低迷や国の税制改正などにより、マイナス5%、3千万円減の5億8千万円を見込んでいます。
地方交付税は、ほぼ今年度並みの100億円を見込んでいます。
また、市の借金「市債」は、59億円で、120%、32億円の増額となっていて、このうち20億円は、土地開発公社の解散に伴い、市が公社にかわり弁済する為です。
一方、歳出では、新規就農者の支援や、空き家を活用した定住促進を図る事業に1億円。
伊那公民館や西箕輪公民館、竜東保育園の改築などに、13億円。
伊那市駅を中心に、伊那北駅と沢渡駅を活用した情報発信などをする、JR飯田線の利活用促進に400万円。
平成26年に国立公園指定から50周年を迎える南アルプスの観光PRなどを行う事業に1千万円となっています。
伊那市の平成25年度当初予算案は3月の定例市議会に提出されます。 -
一般会計近年最大規模 89億4千万円
箕輪町は、ここ10年で最大規模となる、総額89億4千万円の平成25年度一般会計当初予算案を20日、発表しました。
箕輪町の平成25年の一般会計当初予算案は、総額89億4千万円で、今年度の当初予算と比べ7億9千万円、率にして10%あまりの増となっています。
歳入では、町税を32億8千万円と見込んでいて今年度と比べ1億1千万円、率にして3.7%の増となっています。
このうち法人町民税は町内企業の状況を踏まえ、15%、3千万円増の2億5千万円。
地方交付税は、今年度予算の決算見込や、国の財政計画の状況から7千万円、4%増の18億円となっています。
一方歳出では、東箕輪の3つの保育園の統合に伴う、新たな保育園の建設に5億6千万円。
医療費の無料化をこれまでの満15歳から満18歳までに拡大する事業に、4千7百万円。
学力の向上を目指し、中学校で放課後に学習指導を行う、スタディーサポートに150万円。
妊婦の歯科検診を実施する事業に59万円などとなっています。
箕輪町の平成25年度当初予算案は3月の定例町議会に提出されます。 -
今年のさくら祭り 開花宣言基準木南ゲートへ
伊那市は、去年の高遠城址公園さくら祭り期間中の有料入場者数が過去6番目に少なかったことを受け、今年のさくら祭りでは、花が早く咲く南ゲート付近の木を開花宣言の基準木とすることを決めました。
20日、伊那市高遠町の総合福祉センターやますそで開かれた高遠城址公園さくら祭り対策打ち合わせ会議で伊那市が示し、了承されました。
これまでは公園開きから散り終わりまでが有料入園期間でしたが、去年は基準木が咲いた翌日から散り終わりまでを有料入園期間としました。
そのため去年の有料入園者数は有料化以来6番目に少ない17万4,729人でした。
会議では、基準木を公園内で最も早く咲く南ゲート付近とすることを決めました。
また、今年は初めてJR東海の飯田線の駅をめぐるイベントとタイアップし、JR飯田駅から城址公園、市内の観光施設などをめぐるツアーバスを運行します。
信州そば発祥の地のPRイベントとして、会津若松市と協力して高遠そばの提供も企画しています。
なお、高遠町下山田のシャトルバス乗り場は廃止となります。
今年の高遠城址公園さくら祭りは公園開きが4月1日で、期間は30日までの一か月間です。 -
伊那市、駒ケ根市、飯田市 連携強化へ
伊那市と駒ヶ根市、飯田市の3つの市は、JR飯田線の利用促進や、国道153号バイパスの延伸、観光など、広域的な課題に対して、改めて連携を強化し取り組を推進していく事になりました。
これは、20日、伊那市役所で開かれた、定例記者会見の中で白鳥孝市長が考えを示したものです。
伊那谷では、近年、リニア中央新幹線の駅設置による新たな交通網の整備や、飯田線の利用促進、広域観光による誘客など、伊那谷全域で連携や協力していく事が課題となっています。
これまでも会合を開いて協議していましたが、実質的にあまり機能していませんでした。
これからは、定期的に会合を開いていく事で連携を深め、対外的に情報発信を積極的に行っていきたいとしています。
23日に、駒ヶ根市でそれぞれの市長や議長が出席し、連携推進声明を発表する事になっています。 -
災害想定 水道事業者と市が給水訓練
上伊那地域に大型の地震が発生し断水したとの想定で20日、伊那市水道事業協同組合と伊那市は合同で災害応急給水訓練を行いました。
訓練では、伊那市から給水の要請を受けた水道事業者が指定された配水池に集まりました。
これは、平成18年度に締結された「災害時における応急対策に関する協定」にもとづき行われたものです。
組合に加盟している市内の水道事業社29社が市内6か所の配水池などに集まり給水タンクに水を補給していました。
しかし、配水池の敷地内には、雪が積っていたため、タンクを門の外に運び出し、ホースを延長しタンクに水を入れていました。
タンクに水を積んだ車は、給水場所として指定された、市役所や支所の駐車場に集まりヤカンなどの容器に水を移しかえていました。
伊那市によりますと、長谷で行われた訓練では、積雪の為車が配水池にたどり着けず、近くの消火栓からタンクに水を給水したという事です。
市と組合では、あらゆる事態を想定し訓練を行い、災害に備えていきたいとしています -
西駒遭難の遺族・偲岳会 8月に記念事業
大正2年、1913年に駒ヶ岳登山で発生した中箕輪尋常高等小学校の集団遭難の遺族らで作る偲岳会は、100周年にあたる今年8月に、記念事業を行います。
13日夜は箕輪町内の飲食店で、2回目の100周年実行委員会が開かれ、偲岳会のメンバーなど9人が集まりました。
駒ヶ岳遭難は、大正2年、1913年の8月に、中箕輪尋常高等小学校の修学旅行で駒ケ岳に登山した生徒・教師合わせて37人が、山の上で暴風雨にあい、11人が犠牲になったものです。
今年8月に、遭難から100年を迎えることから、遺族らで作る偲岳会は、記念事業を企画しています。
記念事業は、8月25日に予定していて、慰霊祭のほか、記念講演会などを予定しています。
講師は、駒ヶ岳遭難を題材に小説「聖職の碑」を書いた新田次郎さんの息子で・お茶の水女子大学名誉教授の藤原正彦さんを予定しています。
また、偲岳会のこれまでの活動をまとめた記念誌も作成する予定です。 -
春富中で立春式
昔の成人の儀式元服になぞらえ人生を生き抜く誓いをたてる立春式が15日、伊那市の春富中学校で行われ、生徒が決意を新たにしました。
立春式は、職場体験を通じ働くことの意味や自分の人生について考え始めた2年生に、責任と自覚を持ってもらおうと初めて行われたものです。
生徒を代表し三澤祐太郎君は「誰かに甘えていた自分を卒業し、学校の顔として生徒会や部活動を引っ張っていきたい」と決意を述べました。
他に、去年10月に行われた職場体験学習で学んだことを生徒4人が発表しました。
このうち、伊那ケーブルテレビを訪れた渡部愛美さんは「自分の思うように仕事を終わらせることができた時やりがいを感じられる」と話しました。
他に、検察庁を訪れた平澤瞭君は「豊富な知識と勇気があれば、いざという時に適切な対応をとることができる」と話しました。
春富中学校の村田正美校長は「志と自覚を持って日々を過ごし、社会で生き抜く力を養ってほしい」とエールを送っていました。 -
伊那松島駅有人化へ
箕輪町は、JR東海が4月1日から無人化する飯田線の伊那松島駅について、町負担で駅員を配置する方針を決め、19日JR側に有人化することを伝えました。
19日は、箕輪町役場で公共交通会議が開かれ町側からこれまでの経緯などが委員に説明され了承されました。
去年11月にJR側から伊那松島駅を無人化する方針が示され、平澤豊満町長は今年1月の臨時議会で町独自で人を配置する有人化の方向で進めたいとの考えを示しました。
町では、駅の職員を365日配置し、4人程度でローテーションしていきたい考えで現在、町内外のJROBに打診しているということです。
切符についてはこれまで通り定期券や特急券などすべての切符を買えるようにするとしています。
19日の会議では他に、駅の利活用について検討する組織を今年度中に立ち上げることを確認しました。
委員は、商工会や学校関係者、役場職員などで構成し、駅舎や周辺の活性化などについて検討していくとしています。
町は19日、JR側に伊那松島駅を有人化することを電話で伝えたということです。 -
公立高校前期選抜試験 合格発表
公立高校前期選抜試験の合格発表が19日、県内の高校で一斉に行われました。
このうち高遠高校では午後1時に校舎前に合格者の受験番号が張り出され、生徒や保護者が番号を確認していました。
高遠高校の前期選抜は1.48倍で48人の募集に対し71人が受験しました。
前期選抜試験は県内72校で実施され7,245人が受験し4,490人が合格したということです。
後期選抜は2月26日から28日まで志願の受け付けを行い3月12日に試験が行われることになっています。 -
東京海上日動株式会社がアンサンブル会に車いす寄贈
東京海上日動火災保険株式会社長野支店は、社会福祉法人アンサンブル会に19日車椅子1台を寄贈しました。
19日は東京海上長野支店の八木公彦支店長らが伊那市西箕輪のアンサンブル伊那を訪れ、車椅子を贈りました。
東京海上長野支店は、伊那など県内に6つの事業所があり、地域に貢献しようと18年前から県内の福祉施設などに車椅子を寄贈しています。
車いすは、社員100人ほどから集まった募金と補助金で購入したものです。
アンサンブル会の小椋理事長は、「社員一人ひとりが社会貢献に参加され、民間の応援団のようで心強い。車椅子は施設で有効に使いたい」と感謝していました。
八木支店長は、「長野県で仕事をしている以上少しでも地域の役に立てるよう、これからも車椅子の寄贈を続けていきたい」と話していました。