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子ども達が凧揚げに挑戦
伊那市小沢で12日、子ども達が凧作りを体験しました。
この日は、小沢交流センターで凧づくりが行われ、子ども達が地域の高齢者クラブ「あかりの会」のメンバーから作り方を教わりました。
子ども達に、正月の伝統的な遊びを体験してもらおうと企画されたもので、この日は地区の子どもやその保護者、およそ50人が参加しました。
凧に思い思いの絵を描くと、竹で骨組みを作っていました。 -
伊那少年剣道クラブ 鏡開き
伊那市の伊那少年剣道クラブの鏡開きが12日伊那東小学校で行われました。
鏡開きには年少園児から中学3年生までのクラブ員およそ30人が参加し、今年初めての合同練習を行いました。
去年4月に入部した4人が素振りなどをし、一年の練習の成果を披露しました。
6年生の橋爪太一君と5年生北澤一樹くんは、「先生の教えを守って練習に励み、どんなことでも頑張れる強い心の人になります」と誓いの言葉を述べました。
クラブで指導にあたっている飯島浩代表は、「たくさんの人の力で作られた伝統を引き継いでいってください」と話しました。
練習の後、全員でお汁粉を味わい、今年一年の決意を新たにしていました。 -
老後の安心を提供
「終の棲家」として老後をゆっくり過ごすことができる、サービス付き高齢者向け住宅が箕輪町沢に完成し、12日に内覧会が開かれました。
「ゆうちゃん家」と名付けられたこの施設は、辰野町の特定非営利法人たつの介護センターが、老後を安心して過ごしてもらおうと建設したものです。
木造2階建て、延床面積はおよそ1200平方メートルで、施設内には1人部屋25室、2人部屋4室が設けられています。
安否確認や3食分の食事のサービスが受けられる他、デイサービス施設も併設されています。
また、寝たまま入浴することができる浴槽も設置されていて、入浴介助も行います。
たつの介護センターの斉木雄一理事長は「老後でも安心して過ごせる場所。地域のみなさんに安心を提供できたら」と話していました。
サービス付き高齢者向け住宅「ゆうちゃん家」は21日開所の予定です。 -
堀亮さん写真展
さまざまな植物の瞬間をとらえた「花・植物の情景」写真展が伊那市の伊那図書館で開かれています。
写真展を開いているのは駒ケ根市の堀亮さんです。
植物の写真を撮り続けて16年目という堀さんは、今回上伊那を中心に撮影した花や植物の作品30点を展示しています。
堀亮さんによる写真展「花・植物の情景」は13日まで伊那市の伊那図書館で開かれています -
中川紀元ー東洋の精神、西洋の筆ー
辰野町出身で地域を代表する画家、中川紀元の作品を展示した伊那市創造館の逸品展其之六「中川紀元縲恣圏mの精神、西洋の筆」が11日から始まりました。
創造館1階の上伊那図書館歴史コーナーには、上伊那教育会が所蔵し創造館が収蔵している中川紀元の作品6点が飾られています。
生誕120周年に合わせて初めて収蔵作品を一般に公開しました。
中川紀元は、1892年明治25年に辰野町に生まれ、東京藝術大学に入学。
中退後、茅野市の小学校に代用教員として勤めながら本格的に絵を描き始め、1919年にはフランスに渡り、アンリ・マチスに師事。
被写体を極端に単純化するフォービズムを学びます。
帰国後は、墨絵の制作に傾倒し、西洋画の画材を用いながら墨絵の精神で絵を描く日本独自の西洋画を探求したのでした。
紀元は、1972年昭和47年80歳で亡くなっています。
1915年、23歳の時の自画像。
紀元初期の代用教員時代の作品で写実的に描いています。
フランスから帰国後、1930年の作品、熱海風景。
フォービズムを学んだ後の38歳の時の作品です。
この墨彩画は、後期の作品。
墨絵の影響が見られます。
そして1967年75歳の時の自画像。
50年を経て描いた自画像は、フォービズム、墨絵を経て新たな境地が感じられます。
学芸員の小松由以さんは、「半世紀の間、制作を通して精神活動を続けてきたその道のりに思いをはせることができる」と話しています。
伊那市創造館の逸品展「中川紀元縲恣圏mの精神、西洋の筆」は2月18日まで入場無料で開かれていて、紀元の著書や書籍を集めた閲覧コーナーも設けられています。 -
市職員飲酒事故 懲戒免職
伊那市は、酒気帯び運転をし物損事故を起こしたとして、市民生活部の43歳の職員を本日付で懲戒免職とすることを11日公表しました。
伊那市の発表によりますと、事故を起こしたのは、市民生活部生活環境課の43歳の主査です。
この職員は、4日、職場の新年会に出席し酒を飲み、市内の飲食店から車を運転し帰宅しました。
帰宅途中の上の原の市道で住宅の外構を壊す物損事故を起こし、酒気帯び運転が発覚したという事です。
伊那市では、事故を起こしたこの職員を11日付で懲戒免職の処分としました。
関係者処分として、理事者の酒井茂副市長を一般職員の戒告にあたる譴責、市民生活部の職員など4人が、管理監督責任として減給などとなっています。
白鳥孝伊那市長は、「交通安全の推進を担当する課で職員が酒気帯び運転により物損事故を起こした事に対し深くお詫び申し上げます。
全職員一丸となって再発防止に取り組み、二度とこのような事態が生じないよう徹底を図ってまいります。」とコメントしています。
市では、再発防止策として、職員のみで行う新年会などの酒をともなう会合の禁止、15日には全管理職を集め飲酒運転撲滅の講習会を開催する事にしています。 -
受験生応援 さくら咲け
受験シーズンを前に伊那市高遠町の高遠さくらホテルは、合格祈願のお守りを、あすから、限定販売します。
限定販売されるのは、組子細工の携帯ストラップ「さくら咲く守り」です。
1つひとつ手づくりで、材料には県内の桜の木などが使われています。
合格祈願を中心に、交通安全や子宝祈願などもあります。
あすからの販売を前に、高遠町の弘妙寺で11日、祈祷式が行われました。
制作したのは、飯田市出身の組子工芸作家塩沢正信さんです。
組子は、ふすまなどの建具として使われるものです。
1.5ミリほどの薄さに削った木片に、切り込みを入れて曲線を作り花びらの形にしていきます。
1つ作るのに1時間ほどかかるということで、今回は限定100個での販売となります。
「さくら咲く守り」は、あすから高遠さくらホテルで販売されます。
1つ800円から2,500円となっています。 -
JR飯田線 駅舎利活用について意見交換
地元商店街や高校の教員などでつくるJR飯田線伊那市利活用検討協議会の2回目の会議が11日開かれ、無人化となった場合の駅の利活用などについて意見を交わしました。
白鳥孝市長は、出された意見をまとめ、21日に開かれるJRとの意見交換の場に提出するとしています。
会議には、関係者およそ30人が出席しました。
会議では、JR東海の方針により、今年4月から伊那北駅と沢渡駅が無人化となった場合の、駅舎の利用方法などについて意見を交わしました。
[住民]県の支援金を活用して物販などをしてみてはどうか
[商工会議所]コミュニティーセンターなど地域住民の寄り合いの場に
これらの意見に対し、市は「行政サービス以外での駅舎の利用には、売り上げの数%をJRに払わなくてはいけないといわれている」と説明。
委員からは、「一方的すぎる」などの意見がありました。
会議では他に、乗車券の販売業務を自治体へ委託する制度などの説明がありました。
今後は、21日に愛知県でJR東海との意見交換が予定されていて、白鳥市長は「出された意見を集約し、提出したい」としています。 -
箕輪町 特別職の報酬について白紙諮問
箕輪町の平澤豊満町長は11日、来年度の特別職の報酬などについて審議会に白紙諮問しました。
平澤町長は、「沢山の意見をもらい予算に反映させていきたい」と話し、審議会に白紙諮問しました。
平成24年度の町長の給料は条例で定められた額を10%減額した74万7千円、副町長は、同じく10%減の60万3千円、教育長は5%減の53万3,900円となっています。
議員報酬は条例通りの額で、議長が31万7千円、副議長が25万3千円、委員長が24万3千円、議員が22万7千円となっています。
審議会は次回29日に開かれ、2月中に町長に答申する予定です。 -
南箕輪村北部保育園でまゆ玉かざりつけ
南箕輪村の北部保育園の年長園児が、10日小正月の伝統行事・まゆ玉づくりに挑戦しました。
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野溝嘉彦さん「やすらぎの風景」油絵展
信州の四季折々の風景を描いた伊那市在住の洋画家・野溝嘉彦さんの油絵展が、伊那市のいなっせ2階ギャラリーで開かれています。
会場には、野溝さんの近作40点が並んでいます。
野溝さんは、以前は月1回、全国で個展を開いていたということですが、76歳になった現在は、県内を中心に年に4回ほど、個展を開いています。
温かさを感じる雪、やすらぐ風景をテーマとして、絵を描き続けています。
特に、茅葺屋根の家と雪の風景が一貫したテーマです。
天気の良い日には、絵になる風景を探してまわり、現場で絵を仕上げることを心がけているということです。
野溝嘉彦さんの油絵展は、15日(火)まで、伊那市のいなっせ2階ギャラリーで開かれています。 -
伊那市西春近 酒井一さん 井月の木製句碑を制作
伊那市西春近の大工、酒井一さんが、漂白の俳人、井上井月が詠んだ句を題材にした句碑の制作を行っています。
酒井さんの自宅には、制作中のものも含めて井月の木製の句碑11作品があります。
酒井さんはこれまで、校歌を一文字ずつ糸鋸で刻んだ木製の歌碑を作り学校などに寄付してきました。
去年11月、酒井さんはこれまでと違った作品を作ろうと考えていたところ、井月の独特の書体にひかれました。
杉の板に、井月直筆の拡大した文字を下書きし、釘で小さな穴を開けます。
その穴に、髪の毛と同じくらい細いワイヤーを通し、そのワイヤーを熱して木をくりぬいていきます。
井月の細い自体を作品にするためには、この方法が適しているということです。
酒井さんは、映画化されるなどした井月を、自身の作品を通して盛り上げていきたいと話してました。
酒井さんは、これからも井月の作品を題材に作品を作っていきたいと話していました。 -
伊那まちの再生やるじゃん会 商店の情報をデータベース化
伊那市の中心市街地の商店主らでつくる伊那まちの再生やるじゃん会は、店や店主の情報をデータベース化しました。データベースはタウンステーション伊那まちの専用タブレット端末で今日から見ることができます。
10日、タウンステーション伊那まちで、やるじゃん会のメンバーが記者会見を開き概要を説明しました。
データベースには、商店街の102店舗の情報が掲載されています。
店の情報に加えて、店主の情報が加えられているのが特徴で、名前や年齢、趣味や特技を掲載することで、コミュニケーションのきっかけにする事がねらいです。
データベースは、当面の間タウンステーションのみでの閲覧とし、来場者と商店主などの会話のきっかけにしていきたいとしています。
また、再生やるじゃん会は、神社やお寺などの見どころ15か所をまとめたマップを作製しました。
マップは、見どころ創出委員会のメンバーが、写真を撮りながら歩いてまとめたものです。
30分から90分の4つのコースが設定されています。全部で2千部作成し、タウンステーション伊那まちや、まちの駅などで無料で配布します。
伊那まちの再生やるじゃん会では、データベースやマップなどを活用し、中心市街地に目をむけてもらい、活性化につなげていきたいということです。 -
北小河内漆戸常会「大文字」花作り
箕輪町北小河内の漆戸常会に伝わる小正月の伝統行事、「大文字(でえもんじ)」に飾る花作りが昨夜、漆戸集会所で行われました。
9日夜は、漆戸常会の住民が集まり、作業を行っていました。
はさみで切り込みを入れた3種類の大きさの色紙(いろがみ)を組み合わせて花を作るのは女性の仕事です。
慣れた手つきで、次々に色紙を切っていきます。
花を組み合わせるこよりや御幣づくり、笹竹に出来上がった花を飾り付けていくのは男性の仕事です。
箕輪町北小河内漆戸常会に伝わる「大文字」は、今から260年ほど前に、漆戸地域で天竜川が氾濫し大きな水害が発生したことから始まったとされています。
平成10年に町の無形民俗文化財に指定されました。
五穀豊穣や家内安全を祈るまつりとして常会の35世帯が守り伝えています。
大文字建ては、13日の午前7時から、大文字おろしは、20日午前7時から予定されています。
花飾りは、大文字おろしが終わったあと、それぞれが家に持ち帰り、縁起ものとして1年間玄関に飾るということです。 -
【カメラ・リポート】DNA解析で新品種のりんご開発
信州大学農学部の伴野潔教授はDNAの解析から、機能性や品質の高い新しいりんごを開発しています。
一見、普通のりんごですが・・・。半分にカットすると、皮だけでなく果肉も赤いりんごです。
「ハニールージュ」と名付けられたこのりんごを開発したのは、南箕輪村にある信州大学農学部の果樹園芸学を専門とする伴野潔教授です。
伴野教授は話します。「ジュースや、アップルパイ、ダイスカットにしてフルーツヨーグルト・サラダなどに利用しても良い。」
9月上旬に収穫したもののため色落ちしていますが、本来ならばもっと鮮やかな赤色の果肉だといいます。 -
リサイクルで子育て家族を支援
中古のチャイルドシートのリサイクル会が5日、伊那市役所で開かれました。
この日は、伊那市を中心に上伊那地域から、およそ40家族が集まり、並べられたチャイルドシートを品定めしていました。
リサイクル会は、子育て支援やチャイルドシートの着用率向上などを目的に、伊那市が4年前から開いています。
会場には、まだ使うことができる23台が並び、ほとんど無料で提供されました。
人気の品は抽選になるなど大盛況で、譲り受けた人は前の持ち主から説明を聞いて持ち帰っていました。
伊那市外から訪れたある父親は「安いものではないので大変助かる。こういった企画が他にもたくさんあればうれしい」と話していました。
5年前におよそ5万円で購入し、今回無料で提供したある母親は「使わなくなり置き場所に困っていた。必要としている人に使ってもらえればうれしい」と話していました。
伊那市では「今後さらに多くの人に参加してもらい、子育て支援につなげていきたい」としています。 -
吉川優さん日本画展
下伊那郡阿智村在住の日本画家、吉川優さんの日本画展が伊那市坂下のはら美術で開かれています。
会場には植物画や風景画などおよそ60点が展示されています。
この作品は、南アルプスの朝焼けを描いた作品です。
細かく散らした金箔で神秘的な空気を表現しているということです。
吉川さんは、現在54歳。
これまでに中国やドイツなど、国外の展覧会にも出品しています。
天然の岩絵の具のみを使うなど、日本画の伝統的な手法にこだわって描いているということです。
吉川優 日本画展は14日月曜日まではら美術で開かれています。 -
浄円寺 新春写経会
伊那市山寺の常円寺で9日、お経を書き写す新春写経会が開かれました。
写経会は、気軽にお経に触れてもらおうと開かれたものでおよそ40人が参加しました。
参加者は集中した様子で、筆を動かし姿勢をただして、般若心経の268文字を書きうつしていました。
写経は経典を学ぶ際の修行の一環としておこなわれているもので、集中力が養われ、脳の活性化につながるといわれています。
また心の安定が図られるほか体調を整え健康維持にも役立つということです。
常円寺では月に1度、写経会を開くことにしていて、次回は、2月21日午前9時からの予定です。 -
スケート上達を目指し 教室はじまる
伊那市内の保育園児や小学生を対象にした、ちびっこスケート教室が昨夜、伊那市横山の伊那西スケート場で開かれました。
ちびっこスケート教室は、スケート人口の底辺拡大などを目的に、伊那市が昭和40年代から毎年開いているものです。
今年は、スケート場に近い、伊那西小学校の児童をはじめ、市内全域から50人が参加しました。
教室では、初心者、初級、中級、上級の4つのグループに別れ、伊那市体育協会スケート部のメンバーが指導をしました。
スケートをはじめたばかりの子どもはイスにつかまったり、親に手をひいてもらいながら、練習していました。
中級や上級のクラスになると、「姿勢を低くし、氷をしっかり蹴る」などのアドバイスを受けながら、リンク内を滑っていました。
ちびっこスケート教室は12日土曜日まで5日間開かれることになっています。 -
小正月伝統 ホンダレ様
箕輪町中曽根の地区住民有志は、公民館に8日、五穀豊穣を願う「ホンダレ様」を飾り付けました。
ホンダレ様は、米やアワ、ヒエなどの穀物や、繭の豊作を願い、小正月に農家で飾られていました。
中曽根でも、昭和30年代までは、多くの家庭で飾られていたという事です。
4年前から地区住民有志が「ホンダレ様」を後世に伝えていこうと毎年、公民館前に飾りつけています。
この日は、12人が地区の山からでたヒノキを切り、束ねて土台を作ると、そこに、サクラとタマツバキを差し固定しました。
高さ、およそ2メートルのサクラの木に、稲穂に見立て半分だけ皮を削ったクルミの木を飾り付けていきます。
かつては養蚕が盛んだった地区という事もあり、米粉で作った繭玉を飾るのが、中曽根の特徴だという事です。
代表の大槻和雄さんは「多くの人に見てもらい、小正月の伝統を後世に伝えていきたい」と話していました。
ホンダレ様は、中曽根公民館に13日まで飾られるということです。 -
伊那市 「水資源保全」罰則強化へ
伊那市は、地下水やわき水などを「水資源」と位置づけ、使用についてこれまでより、届出や罰則を強化した、伊那市環境保全条例の改正案の概要を9日、示しました。
条例改正案の概要は9日市役所で開かれた環境審議会で示されました。
伊那市によりますと、外国資本等から水資源を守る為、県内19市のうち、15市で条例の制定や改正を進めているという事です。
伊那市においても一昨年の市議会に地下水に対する陳情が提出され、全会一致で採択されました。市では、採択を受け、伊那市環境保全条例の改正の検討を進めてきました。
市の示した改正案によりますと、地下水採取はこれまで、一つの井戸の取り出し口の断面積が5平方センチメートル以上で申請が必用でしたが、今後は敷地内の複数の井戸の合計が5平方センチメートル以上に変更されます。また、横井戸の掘削やわき水、伏流水の使用についても許可申請が必用となります。
罰則については、これまで市の定める特定施設だけが対象でしたが、今後は、水資源を採取する企業や個人など全てが対象となります。
この日の審議会では、罰則において、罰金や使用停止といった行政処分が必要かどうかについて議論が行われました。
委員からは、「外国資本などの土地買収など想定外の事案もある時代。条例に重みを持たす為にも必要」や「抑制力といった意味でも必要」といった意見が出さていました。
審議会では、罰則規定に罰金と使用停止を盛り込む方向でまとまりました。
伊那市では、3月定例市議会に、伊那市環境保全条例の改正案を提出し、4月1日の施行を目指しています。 -
上農高校で百人一首大会
南箕輪村の上伊那農業高校で毎年恒例の百人一首大会が9日開かれました。
図書館で行われた団体戦は、1年から3年までの12クラスと職員チームが参加しました。
各クラス個人戦上位の4人が出場し、クラス対抗のトーナメントが行われました。
大会は、日本の伝統文化に親しみ、生徒同士や職員との親睦を図ろうと図書委員会が毎年開いているもので今年で27回目です。
生徒はホームルームや国語の時間に練習を行ってきたということです。
団体戦は自分の陣地にある50枚の札を先に全部取った方が勝ちとなる「源平戦」で行われました。
トーナメントの結果、2年C組が優勝しました。 -
地球温暖化防止で太陽光パネル設置
伊那市西春近の伊那スキーリゾートでは、地球温暖化防止に向けた取り組みとして太陽光発電システムを導入しました。
伊那スキーリゾートの太陽光発電システムはスキー場へ向かう途中の駐車場に設置されています。
太陽光パネルは384枚で設置費用はおよそ3,300万円。
再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を利用し中部電力に売電し年間500万円の収入を見込んでいます。
年間の発電量はおよそ12万キロワットアワーで年間使用電気量の3分の1にあたるということです。
伊那スキーリゾートを運営する株式会社クロスプロジェクトグループは国内11か所でスキー場を経営していて、太陽光発電システムの設置は今回が始めてです。
クロスプロジェクトグループでは、伊那スキーリゾートでの状況をみて他のスキー場での設置も検討していくとしています。 -
平成25年度県立高校入学志願予定者数調査結果
来年度の県立高校入学志願予定者数の第2回の調査結果が、8日、発表されました。
上伊那の普通科で最も高い倍率となっているのは、伊那北高校後期の1.48倍です。
上伊那農業高校では1.9倍から3.75倍とすべての学科で募集人員を上回っています。
辰野高校です。
普通科前期に45人、後期に71人。
商業科前期に27人、後期に25人が志願しています。 -
セジュール ニュースレター創刊
去年9月に伊那市通り町にオープンした若者参加のまちづくり拠点セジュ竏茶汲ナは、多くに人に施設を知ってもらおうとニュースレターを創刊しました。
セジュールは不登校などの悩みを抱えた若者を地域と繋げる拠点施設として去年9月16日にオープンしました。
セジュールをより多くの人たちに知ってもらおうと去年12月からニュースレターの制作が始まりました。
制作しているのは、上伊那子どもサポートセンターなど16団体で構成する若者参加のまちづくり協議会のメンバーです。
創刊号は8ページで、これまでの歩みや活動の紹介、若者支援として販売している製品の紹介などが書かれています。
県の助成金をつかっておよそ1000部つくる計画で、14日から市内の公共施設などに置かれることになっています。
今後、月1回のペースでニュースレターを発行していくということです。 -
美篶笠原で伝統行事 まゆ玉づくり
伊那市美篶笠原で8日、伝統のまゆ玉づくりが行われ、子どもたちが一足早い小正月を楽しみました。
笠原の北村地区では、地域のお年寄りが農村伝統の行事を子どもたちに伝えていこうと毎年この行事を行っています。
8日は、地区の小学生10人ほどが廣徳館に集まり、まゆ玉づくりに挑戦していました。
子どもたちは、水と、食紅を混ぜてこねあげた白とピンク、緑の3色の米の粉を手のひらでまるめてまゆの形に作り上げていきました。
中には、今年の干支、ヘビ型のまゆを作った子どももいました。
出来上がった100個以上のまゆ玉は、高さおよそ3メートルのそよぎに飾られました。
8日は、五穀豊穣を願う、もちの短冊を飾った稲穂も作りました。
カラフルに仕上がったまゆ玉は12日まで廣徳館に飾られ、13日に笠原で行われるどんど焼きで焼いて食べるということです。 -
伊那三曲協会 東春近小で演奏披露
伊那三曲協会は、伊那市の東春近小学校の始業式にあわせ演奏を披露しました。
8日は、伊那三曲協会のメンバー9人が東春近小学校を訪れました。
三曲協会では、毎年新年に東春近小で演奏を披露していて、今年で23回目です。
今回は、伊那市長谷に伝わる民話「孝行猿」の話に合わせ、琴と尺八の演奏を行いました。
孝行猿は、猟師に撃ち殺された親猿を3匹の子猿が助けようとする民話です。
今回が初披露で、この日の為に全体で3回あわせた他、個人練習を行ってきたということです。
体育館には、全校児童およそ350人が集まり、日本の伝統音楽に耳を傾けていました。
伊那三曲協会では、福祉施設などでボランティア演奏を行っているということで、「孝行猿」の話も披露していきたいと話していました。
なお、上伊那地域では8日が小中学校の始業式のピークでした。 -
南原保育園でどんど焼き
南箕輪村の南原保育園で8日、無病息災を願うどんど焼きが行われました。
8日は、隣接する南原グラウンドに未満児から年長までの園児およそ110人が集まり、点火の合図で火が付けられました。
しめ飾りやダルマは、各家庭から持ち寄ったもので、高さ2メートルほどに積み上げられました。
南原保育園のどんど焼きは、1年間の健康を祈る毎年恒例の行事となっています。
時折竹の爆ぜる音がすると、園児達は歓声を上げていました。
おき火になると、アルミホイルで包んだ餅を焼いて味わいました。
砂糖醤油や味噌バターなど、それぞれ好きな味付けで食べていました。
南原保育園の松崎由紀子園長は「子ども達には夢や希望を持って健康で大きく育ってもらいたい」と話していました。 -
長谷地区成人式 19人全員出席
お正月の帰省に合わせ、伊那市と南箕輪村で成人式が行なわれ、新成人が大人としての第一歩を踏み出しました。
1日には、伊那市長谷地区成人式が行なわれました。
今年、長谷地区で成人を迎えたのは、平成4年4月2日から平成5年4月1日生まれの男性9人、女性10人の合計19人です。
式には、スーツに身を包んだ新成人全員が出席し、友達と近況などを報告しあい、会話を楽しんでいるようでした。
長谷公民館の池上謙館長は「社会の担い手として活躍し、吸収した新たな知識を故郷長谷に還元してほしい」と激励しました。
中学校時代の担任、唐澤真治教諭は、「故郷、長谷を心に置きながら、笑顔と謙虚な気持ち、そして、感謝の心を忘れない大人になってほしい」と呼びかけていました。
新成人を代表し有賀俊輔さんは「私たちはそれぞれの道を歩み始めている。いずれの道も多くの試練がまっていると思うが、長谷中学校伝統の不撓不屈の精神を忘れず、苦難に立ち向かっていきたい」と誓いの言葉を述べました。 -
太鼓で新成人の門出を祝う
伊那市高遠町地区の成人式が2日、高遠さくらホテルで開かれました。
式では、高遠太鼓による祝い太鼓が演奏され、新成人の新たな門出を祝いました。
高遠地区で今年成人を迎えたのは男性41人、女性30人の合わせて71人で、この日はそのうちの63人が出席しました。
太鼓の演奏では、高遠太鼓出身の新成人が太鼓を披露しました。
式辞で高遠公民館の原和男館長は「二十歳のみなさんの夢は無限大。厳しいこともあるだろうが、苦労をいとわず、ふるさと高遠に大きな夢のアーチをかけてもらいたい」とあいさつしました。
新成人を代表して赤羽佳二さんは「信頼される人間になれるよう、また郷土発展に貢献できるようがんばりたい」と謝辞を述べました。