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トンボの楽園に植樹
ハッチョウトンボが生息する伊那市新山のトンボの楽園で23日、地元の小学生が桜の苗木を植樹しました。
苗木を植えたのは、地元の新山小学校の6年生6人でトンボの楽園周辺にジュウガツザクラとエゴノキを植えました。
植樹を通して、子どもたちに環境を見つめ直してもらおうと、地元有志でつくる新山山野草等保護育成会が行ったものです。
小雨が降る中、児童たちは、協力しながら穴を掘り植樹していました。
児童会長の橋爪竜生君は「みんなで植樹できて思い出になりました。」と話していました。
この日は他に、育成会のメンバーなど70人ほどが参加し、ハッチョウトンボの生息地やその周辺の草刈り、遊歩道の修繕などをしました。
新山山野草等保護育成会では「トンボの住みよい環境づくりとを今後も維持していきたい」と話していました。 -
下島省吾さん50万円を伊那市に寄付
秋の叙勲で旭日双光章を受賞した元伊那市議会議員の下島省吾さんが20日、伊那市に50万円を寄付しました。
20日は、下島さんが市役所を訪れ白鳥孝伊那市長に寄付金50万円を手渡しました。
下島さんは伊那市議会議員として地方自治の発展に功績があったとして旭日双光章を受賞しました。
下島さんは上伊那農業高校を卒業し市の職員となりました。
伊那中央病院の事務局としておよそ20年間務めた下島さんは1991 年市議会議員に立候補しトップで初当選。
以来5期19年間市議会議員を務めました。
市町村合併後、新伊那市の初代議長を務めました。
下島さんは「市民のみなさんのおかげで受賞できた。寄付は伊那市の発展のために役立てて欲しい」と話していました。
白鳥市長は「たかずやの里の施設整備の費用に使わせていただきたい」と感謝していました。 -
保育料引き下げ審議会に諮問
箕輪町の平澤豊満町長は、来年度の保育料の見直しについて26日、箕輪町保育園運営審議会に諮問しました。
26日は、箕輪町役場で第2回目の審議会が開かれ、平澤豊満箕輪町長に保育料引き下げ案を審議会に諮問しました。
現在、町では所得税などを基準に9階層に分け、各世帯の保育料を決めています。
案によると引き下げ幅は月額500円から4,000円としています。
2階層の3歳以上と7階層から9階層の3歳未満以外はすべての階層で引き下げとなります。
また、所得税が27万2,500円以上の9階層を上限としている現行から所得税が41万3,000円以上の10階層を新たに設けます。
昨年度、町全体の保育園運営費はおよそ7億2千万円。
そのうち保護者は3割にあたるおよそ2億1千万円を負担しています。
審議会では年内には町長に検討結果を答申したいとしています。 -
第6回INAJAZZFESTIBAL
第6回INAJAZZFESTIBALが23日、伊那市のいなっせで開かれました。
これは、ジャズに親しんでもらおうとNPO法人クラシックワールドが毎年開いています。
この日は伊那中学校吹奏楽部や伊那ウインドジャズオーケストラなど4団体が演奏を披露し、会場を訪れたおよそ300人が演奏に聞き入っていました。 -
箕輪町議会 伊那松島駅無人化阻止を
箕輪町議会は、JR伊那松島駅の無人化計画に反対し、駅舎周辺の利活用について検討するよう27日平澤豊満町長に要請しました。
下原甲子人副議長らが要請書を平澤町長に手渡しました
た。
要請書では、飯田線は、沿線住民の大事な生活路線であり、中学生や高校生にとっては主要な通学手段で、高齢者などの交通弱者にとっても欠く事のできない移動手段だとして、無人化に強力に反対すること、県や上下伊那の広域連合と連携し取り組むこと、駅舎とその周辺のJRが所有する土地の利活用の方策を検討すること、町民との協同も視野に入れ、無人化しない努力をすることを求めています。
これを受け平澤町長は、「JR東海の合理化は、しかたがない部分もあるが、地域のために駅舎や周辺土地の無償開放をJR側に求めていきたい」と話しました。 -
伊那谷遺産プロジェクト発足
土木建築物や暮らし、自然などにまつわる先人の足跡を伊那谷遺産として選定、提案する「人と暮らしの伊那谷遺産プロジェクト」選定委員会が27日発足しました。
27日は、駒ヶ根市の国土交通省天竜川上流河川事務所で第1回目の選定委員会が開かれました。
伊那谷遺産プロジェクトは、防災教育や地域振興の観点から、治水や自然災害の歴史を後世に引き継ぎ、伊那谷に暮らしてきた人々の足跡を発信しようと国土交通省天竜川上流河川事務所が計画するものです。
委員は大学教授や県の経営者協会の代表など11人で構成し委員長は信州大学の笹本正治副学長が務めます。
上伊那郷土研究会の伊藤一夫会長ら3人がアドバイザーを務めます。
27日の委員会では、事務局が選定した38の伊那谷遺産の候補案が示された他、選定基準について意見を交わしました。
候選定基準については土木工学的な工夫が認められている遺構や自然史や自然災害の歴史を示すものなどとしています。
選定対象地域は、上伊那地域や飯田下伊那地域の22市町村としています。
委員会は冒頭のみ公開で行われました。
伊那谷遺産候補として、伊那市入舟の舟着場や美篶の六道原地蔵、箕輪町八乙女の水路橋などがあがっているということです。
伊那谷遺産は100をめざして選定を行い来年3月に公表したい考えです。 -
飯田線利活用の検討会議設置へ
伊那市議会12月定例会が27日開会し、白鳥孝市長はJRが飯田線の無人化の方針を示したことについて「受けいれられるものではない。県にリーダーシップをとってもらい関係機関と連携し、JRと未来志向の話し合いをしていきたい」と話しました。
27日開かれた伊那市議会全員協議会で伊那市は、市独自の飯田線利活用のための検討会議を設置する方針を示しました。
検討会議は伊那北駅、沢渡駅の無人化だけに限らない駅周辺の環境整備など飯田線利活用全般について伊那市全体で協議していきます。
検討会議は、高校を中心とした学校関係者やPTAのほか、商工会、地区住民の代表、観光関係者などで構成するとしています。
市では検討会議について12月中に設置したいとしています。
また、27日開かれた県議会一般質問で向山公人議員が飯田線の駅無人化について質問しました。
阿部守一知事は「地域の皆さんと一緒に取り組み運動をしていきたい」と答弁していました。 -
高遠ダムに発電所設置へ
長野県は、平成28年度を目途に伊那市高遠町の高遠ダムに新たに発電所を設置することが、27日わかりました。
これは27日県庁で開かれた県議会一般質問で県が明らかにしたものです。
新しい発電所は国の再生可能エネルギー固定価格買取制度を活用するため設置するものです。
毎秒0.96トンの流水を利用して発電するもので事業費はおよそ3億円を見込んでいます。
県では平成27年度に事業着手し、28年度には発電を開始する計画です。
県では制度活用による売上を年間5千万円、経費などを差し引いた利益は3千万円を見込んでいます -
財政推計平成30年度から赤字
伊那市は平成24年度改訂版の財政健全化プログラムを策定しました。
それによりますと市の財政は平成30年度から歳出が歳入を上回り赤字の状態になると推計しています。
市がまとめた財政健全化プログラムによりますと平成30年度は歳入がおよそ205億円、歳出が208億円で差し引き、およそ3億円の赤字となります。
要因として伊那市では市土地開発公社の解散にともない、22億3千万円の第三セクター等改革推進債を活用することをあげています。
ほかには消防庁舎の移転新築にともない12億9千万円の地方債借り入れも要因としています。
これらにより厳しい財政状況となることから市では健全財政を維持するうえで公社から引き継いだ保有地の売却が優先課題だとしています。 -
宮坂組 3か所に太陽光発電設置
南箕輪村に本社を置く建設会社宮坂組は、グループ会社が運営する箕輪町の複合型福祉施設ケアセンターふれあいの里など3か所に太陽光発電システムを設置します。
このうち、ケアセンターふれあいの里では27日から発電が始まり、システムについての説明会が現地で開かれました。
太陽光発電システムが設置されるのは、ケアセンターふれあいの里の他、南みのわふれあいの里、宮坂組の倉庫のあわせて3か所です。
設置にかかる費用は3か所あわせておよそ5,000万円で、1年間の電力量は、およそ12万キロワットアワーです。
これは4人家族の一般家庭30戸分の電力を賄うことができるということです。
発電した電力は中部電力に全て売電するということで、年間およそ600万円を見込んでいます。
宮坂組では「公共事業が減る中、他の事業で業績をあげられるよう取り組んでいきたい」と話します。
発電は、設置が完了次第順次行っていくということです。 -
第3回日本画院高遠展
第3回日本画院高遠展竏注。に生きる日本の心竏窒ェ28日から伊那市高遠町の信州高遠美術館で始まりました。
会場には日本画院の会員や一般の作品66点が展示されています。
全国の日本画家らでつくる一般社団法人日本画院は、現在約190人の会員がいます。
日本画院は地方で活動を見てもらい、日本画の普及につなげようと信州高遠美術館で展示会を開催していて、今年で3回目です。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは4作品が出品されています。
日本画院は、「日本画は自然とのふれあいや日常の中で気づいた美しさを表現している。身近なものから受ける情感を味わってほしい」と話していました。
日本画院高遠展竏注。に生きる日本の心竏窒ヘ来月16日日曜日まで信州高遠美術館で開かれています。
入館料は一般が500円、小中学生が150円です。 -
ふれあい昔の遊び
子ども達と地域の人たちが昔ながらの遊びを通じてふれあう「ふれあい昔の遊び」が25日箕輪町の木下公民館で行われました。
25日は150人ほどが参加し、メンコや折り紙など、昔ながらの遊びで楽しみました。
ふれあい昔の遊びは、子ども達に昔ながらの遊びを伝え、地域の人とふれあいの場を持ってもらおうと木下区青少年健全育成会などが毎年行っているものです。
調理室では昔のおやつ「やしょうま」を作りました。
やしょうまは、米の粉と砂糖をこねたおやつです。
食紅で色を付けたものを細長く伸ばし、順番に並べて模様をつくります。
ある子どもは、「綺麗な模様ができてすごいと思った。和菓子みたいな味でおいしかった」と話していました。 -
川柳・絵手紙入賞者を表彰
男女共同参画社会実現を目指す伊那市民のつどいが25日市役所で開かれ、市民から募集した川柳や絵手紙の入選者が表彰されました。
川柳は、38作品、絵手紙は、一般が31作品、小学生から134作品が寄せられ、川柳は、5作品、絵手紙は、11作品が選考委員会の審査で入選しました。
川柳は、「キッチンで夫と私腕くらべ」「父さんの料理のメニュー多くなり」など5作品です。
一方絵手紙は、果物や野菜、花などの絵に、とうちゃんかあちゃんにこにこすると子どもも自然と笑い顔などと字がそえられています。
小学生の作品は、素朴な感情が絵と文字で表現された作品が目立ちました。
実行委員会では、「あらゆる分野で個性や能力を発揮できるような社会が実現できれば」と話していました。
伊那市では、昨年度、第2次男女共同参画計画が策定されています。 -
通院費中学3年生までを答申
伊那市医療政策審議会は、現在小学6年生までとする通院費の支給対象を中学3年生までに広げることが適当だとする意見をまとめ26日、白鳥孝伊那市長に答申しました。
26日は伊那市医療政策審議会の飯島尚幸会長と兼子敦彦副会長が伊那市役所を訪れ白鳥市長に答申書を手渡しました。
伊那市では現在、小学生の入院費と通院費、中学生の入院費を支給していて、年間の支給額はおよそ6千万円、
中学生の通院費支給にかかる額は、およそ2千万円を見込んでいます。
県下19市では14の市で中学3年生までの入院費と通院費が支給されています。
上伊那では箕輪町、南箕輪村など5市町村が、中学3年生まで、中川村と飯島町が高校3年生までの入院費、通院費を支給していて南箕輪村も高校3年生までの支給を検討しています。
答申では、附帯意見で、支給対象者の範囲について市町村間の競争となっているが、本来は「国、県の政策として取り上げるべき」だとして国、県に対し継続して働きかけてもらいたいとしています。
白鳥市長は答申に対し「そういう方向で検討していきたい。」と回答しています。 -
12月に拉致被害者救済を願うコンサート
北朝鮮による拉致被害者の救済を願い、12月に東京都で開かれるふるさとの風コンサートに、上伊那地域の60歳以上の愛好者でつくる合唱グループ ザ・シワクチャーズ伊那が出演します。
26日はいなっせで練習が行われました。
ふるさとの風コンサートは拉致問題の解決に向けた想いを合唱を通して発信していこうと政府拉致問題対策本部と法務省が初めて開くものです。
全国を対象に参加団体の募集があり、18団体が出演します。
ザ・シワクチャーズ伊那は上伊那地域の60歳以上の愛好者でつくる女性合唱グループで、伊那市の名誉市民故・・ス木東六さんの遺志をつごうと2007年に結成されました。
今回披露する曲は「落葉松(からまつ)」と、・ス木さんが作詞作曲をした「ニコライの鐘」の2曲です。
ザ・シワクチャーズ伊那の北沢理光代表は、「被害にあわれた家族の皆さんと同年代の団員が歌う想いを聴いてほしい」と話していました。
指揮・指導にあたる藤塚禮子さんは、「何か協力したいと思っていた。ちょうどいい機会を得られたのでその気持ちを歌いたい」と話していました。
ふるさとの風コンサートは、来月22日に東京都千代田区にあるイイノホールで開かれることになっています。 -
フジサワホール29日にオープン
有限会社フジサワ造花は葬儀や各種イベントに使うことができるフジサワホールを伊那市上牧に建設し、29日にオープンします。
オープンを前にホールでは伊那の笑顔をテーマにした写真展が開かれています。
29日にオープンするフジサワホールは、鉄骨平屋建てで床面積はおよそ740平方メートル、収容人数100人ほどのホールが2つあるほか、中央に中庭があります。
葬儀だけでなく地域のよりどころとして、コンサートや展覧会にも利用できます。
25日は、オープンに合わせ初めて行った第1回伊那の笑顔写真コンテストの授賞式が行われ、入賞者に賞状が手渡されました。
大賞に選ばれたのは、伊那市富県の小森夏花さんの作品「どろっどろ!」です。
インパクトがあり、見ていて楽しくなると評価されました。
コンテストには、伊那の笑顔をテーマに市内外から395点が寄せられ、ホール内にはすべての応募作品が展示されています。
伊那の笑顔写真コンテスト作品展示会は27日火曜日までフジサワホールで開かれています。 -
東部中1年鈴木君が長野県将棋選手権大会で優勝
伊那市の東部中学校1年の鈴木麻修くんが11日に松本市で行われた第38回長野県将棋選手権大会小中学生の部で優勝しました。
大会には、地区予選を勝ち抜いた代表16人が出場しました。
決勝では長野市の代表と対局し、鈴木君が勝利し、見事優勝しました。
鈴木君が本格的に将棋を始めたのは小学校4年生の時、クリスマスプレゼントに将棋セットをもらったのがきっかけです。
5年生になると日影区公民館で開かれている日影囲碁将棋教室に通い大人と対局したり、パソコンの将棋ソフトを使って腕を磨いてきたということです。
日影囲碁将棋教室で指導をしている中村忠雄さんは、「鈴木くんは粘り強い将棋ができ、力が安定して出せている。これからの活躍に期待している」と話していました。 -
守屋さん復活 伊那6年ぶり優勝
今年60回の節目となった上伊那郡縦断駅伝競走大会が25日行われ、伊那が6年ぶり7回目の優勝を果たしました。
大会には、上伊那8市町村からオープン参加も含め16チームが参加し、初冬の伊那路を駆け抜けました。
午前9時、駒ヶ根市役所をスタートし、竜東地域を北上、ゴールとなる辰野町役場までの6区間、38.1キロを6人でタスキをつなぎました。
伊那は、2時間9分55秒で6年ぶり7回目の優勝、2位は、駒ヶ根で2時間12分16秒、3位は、飯島で2時間16分30秒でした。
今回の上伊那縦断駅伝競走大会は、一つの復活劇がありました。
伊那チームで6区を走りアンカーでゴールした守屋智春さんは、2年ぶりのレースに興奮気味でした。
大会を4日後に控えた21日、伊那市陸上競技場には、もくもくと練習に励む守屋さんの姿がありました。
53歳の守屋さんは、伊那チームの中核メンバーとして毎年走っていましたが、右ひざのけがで去年は出場できませんでした。
今年4月に手術をし、7月から本格的に走り始めました。
今日最終区の6区をアンカーとして走った守屋さんは、トップでタスキを受け取るとそのままゴールへ。
これまで5連覇していた駒ヶ根を破り、6年ぶりとなる伊那チーム優勝に貢献しました。
2年ぶりの実戦に手ごたえを感じたようです。 -
町に明るさ届ける華やかシャッター
伊那市八幡町の電気店、エルモールヤハタのシャッターに、伊那西高校の生徒が描いていた絵が完成し、25日お披露目されました。
この日は、エルモールヤハタの有賀秀和社長や伊那西高校の生徒が完成を祝い記念写真などを撮影していました。
中心市街地の活性化を目指して活動する「伊那まちの再生やるじゃん会」が行っているもので、今回が3軒目です。
デザインは伊那西高校の美術部が担当し、手紙の袋から花やCDがあふれ出している様子が描かれました。
図柄を考案した3年生の丸山希帆さんは「町に明るさを届けたいと思いこの図柄にした。車で通る人たちの目に止まって、少しでも町に来てもらえたらうれしい」と話していました。 -
ゆるキャラグランプリ2012 まっくん大躍進
ゆるキャラグランプリ2012の投票結果が25日発表され、去年最下位だった南箕輪村のキャラクターまっくんは48位になりました。
25日はインターネット上で投票結果が公開されました。
去年68票で最下位だったまっくんは、27,760票を獲得し、48位となりました。
長野県内1位は県観光PRキャラクターのアルクマで、66,592票を獲得し24位、箕輪町のキャラクターもみじちゃんは175票を獲得し729位でした。
ゆるキャラグランプリはゆるキャラグランプリ実行委員会の主催で行われ、全国各地や海外から800種類以上のキャラクターがエントリーしました。
1位は愛媛県のいまばりゆるきゃら バリィさんでした。 -
JR飯田線で線路に乗り上げ事故
24日午後2時10分ごろ、伊那市御園双葉で、伊那市の男性が運転する軽乗用車が、JR飯田線の線路に乗り上げる事故がありました。
これにより飯田線で最大でおよそ1時間20分の遅れが出ました。
伊那警察署の発表によりますと事故があったのは、伊那市御園双葉の踏み切り近くです。
車は伊那市の85歳の男性が運転していたもので、線路脇の柵を越え線路に乗り上げました。
長野駅午前11時23分発の普通列車を運転していた運転士がこの車を発見し手前で停止しました。
線路内に進入した車を撤去する作業が完了し、安全確認が行われ、午後3時20分に上下線で運転が再開されました。
この事故により、停止した電車が1時間18分遅れたのを最大に上下線合わせて3本が遅れおよそ700人に影響が出ました。
停止した電車の乗員乗客68人に怪我はありませんでした。
また事故を起こした男性が軽い怪我を負いました。
事故の原因については、伊那警察署が調べを進めています。 -
クリスマスリース作り
南箕輪村の神子柴公民館で24日、クリスマスリース作りが行われました。
クリスマスリース作りは、子どもに季節の行事や伝統文化を伝える神子柴の住民ボランティアグループかま塾が開いたもので、3人の子どもが参加しました。
子ども達は用意されたつるを丸く巻いたあと、小物で飾り付けをしていました。
参加したある子供は、「つるを綺麗に巻くのが難しかった。たくさん作ったのでいとこにプレゼントしたい」と話していました。 -
モデル構築に向け学習会
上伊那自然エネルギー普及協議会は、地域独自の自然エネルギーの創出に向けて、24日学習会を開きました。
この日は、伊那商工会館で学習会が開かれ、企業や行政、地域住民などおよそ30人が参加しました。
上伊那自然エネルギー普及協議会は、個人や大学、企業など官民一体となって上伊那らしさを追求した自然エネルギー普及モデルを構築しようと、去年12月に発足しました。
これまでに学習会や先進地視察などを行っていて、この日は、自然エネルギー事業の支援などを行っている東京都のエナジーグリーン(株)の竹村英明さんから「市民ファンド」について学びました。
市民ファンドは、地域独自の取組を地域住民が自らファンド会社となって資金を集めるものです。
竹村さんは飯田市の太陽光自然エネルギー事業に協力していて、市民ファンド「おひさまファンド」の立ち上げに携わりました。
竹村さんは「市民ファンドを運営するためにはおよそ2億円集められる見込みが必要だが、これまで携わった市民ファンドではおおよそその額が集まっている」と話していました。
質疑では、協議会の小澤陽一副会長から、市内の既存のダムを民間で活用して、伊那でも自然エネルギー事業が可能かといった質問があがっていました。
竹村さんは「県にかけあってみてまずはそれから。可能だと思います」と答えていました。
信州大学農学部の教授で協議会の岡野哲郎会長は「待っていても先には進まない。自分たちから動いて、徐々に知識を深めていきたい」と話していました。
協議会では「モデル構築に向け、学習会に多くの人に参加してもらいたい」として今後も学習会を計画していて、次回は太陽光発電について学習する予定です。 -
長野県ミニバス選手権大会1日目
長野県ミニバスケットボール選手権大会が、24日から伊那市の勤労者福祉センター体育館で始まり、伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは3チームが25日の準決勝に駒を進めました。
大会には県内各地区の予選を通過した男女32チームが出場しました。
大会はトーナメント方式で行われ、伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは男女6チームが出場しました。
このうち伊那市のダイヤモンドツインズ女子は1回戦、長野湯谷と対戦し、50対5で勝利しました。
この日の試合の結果、女子の伊那ダイヤモンドツインズと箕輪健全、男子の伊那ダイヤモンドツインズが、25日行われる準決勝に駒を進めました。
この大会のベスト8進出チームには、全国大会の長野県選抜大会への出場権が与えられ、試合の結果、伊那ケーブルテレビ放送エリア内では4チームが出場を決めています。 -
縄文料理を作るイベント
どんぐりなどを使って縄文時代の料理をつくるイベントが23日、伊那市の創造館で開かれました。
これは、現在開催中の企画展「縄文人の春夏秋冬」に合わせて開かれたもので、親子14人が参加しました。
教室では、縄文時代に食べられていたとされるどんぐりやシカ肉を使い様々な料理に挑戦しました。
どんぐりを石で、すりつぶし片栗粉や、はちみつなどを混ぜたクッキーや豚肉のひき肉と合わせたハンバーグをつくりました。
鹿肉は、黒曜石を包丁代わりにつかって一口大に切っていきました。
調理した食材は、この後炭火で焼きました。
出来上がると全員で料理を囲んで味わいました。
伊那市創造館では12月2日も鹿肉を使った家庭料理教室を企画しています。 -
南ア北部地区遭難対策協会 創立50周年
南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会の創立50周年記念式典が23日、伊那市長谷の気の里ヘルスセンター栃の木で開かれました。
記念式典には南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会会長の白鳥孝伊那市長をはじめ歴代の隊長など80人が出席しました。
南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会は昭和37年12月15日に隊員17人で発足しました。
現在は民間や行政など82人で活動しています。
発足当時からの遭難事故の出動件数は128件で救助者等は168人となっています。
式典では、半世紀を振り返る記念誌とDVDが披露されました。 -
絵本作家の藤本ともひこさん 歌や遊びを紹介
絵本作家の藤本ともひこさんによる歌や新聞紙を使った遊びを楽しむイベントが18日、箕輪町の松島コミュニティセンターで開かれました。
このイベントは、絵本作家を招いて話を聞こうと住民有志が年に1回開いているものです。
藤本さんは、主に乳幼児向けの絵本を描いている他、NHK教育テレビへの遊び歌の提供も行っています。
18日は、訪れた親子およそ90人に自身が作詞作曲した歌を披露していました。
他に、新聞紙を使った遊びを紹介し、細かく切った新聞紙が舞い上がると子ども達は歓声を上げていました。
藤本さんは「日々子育てに追われて大変なこともあると思うが、幼児期はあっという間に終わってしまう。今を楽しんで下さい」と話していました。 -
信州みのわそば打ちの会 みなみみのわふれあいの里でそばを振る舞う
箕輪町上古田のそば打ち愛好者でつくる信州みのわそば打ちの会は、22日、南箕輪村の特別養護老人ホームみなみみのわふれあいの里を訪れ、利用者にそばを振る舞いました。
この日は、信州みのわそば打ちの会のメンバー3人がみなみみのわふれあいの里を訪れ、そば打ちを実演しました。
利用者に打ち立てのそばを味わってもらおうと、箕輪町上古田に住む職員がそば打ちの会に依頼しました。
そば粉は、会のメンバーが今年8月に種をまき、10月に収穫した上古田産のそばです。
メンバーは、そば粉と水を混ぜる「水回し」という作業で失敗するとそばが切れてしまうので一番気を使うこと、生地をのばす時は、均一にきれいな円になるように伸ばすことなどを利用者に話しながらそばを打っていました
そば打ちの会代表の柴市雄さんは、「普段見る機会が少ないそば打ちを見て、気分転換をして楽しんでもらいたい」と話していました。
そばは、全部で100食用意され、昼食の時間に味わったということです。 -
天野惣平さん作品展
伊那市高遠町芝平の美術家 天野惣平さんの作品展が、旭町のアートギャラリーミヤマで開かれています。
展示されているのは、作品に題名はありません。
車のフロントガラスを割ったもの、版画刷りの雁皮紙という和紙を木片に張り合わせた700のピースで形作られています。
ピースの制作に3ヶ月、会場で形を完成させるのに3時間かかりました。
制作したのは、伊那市高遠町芝平在住で造形・版画を中心に制作する美術家、天野惣平さんです。
天野惣平さんの作品展は、27日(火)まで、アートギャラリーミヤマで開かれています。 -
写真集団アルプ 第2回写真展
写真集団アルプによる第2回山岳写真展が、22日から、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで始まりました。
会場には、伊那谷を中心とする会員16人が県内の山岳を撮影した写真、51点が並んでいます。
写真集団アルプは、山岳写真協会に加盟するメンバーを中心としていて、もう少し気軽に作品発表できる場を作ろうと去年、会を発足させました。
作品は、春夏秋冬の順番に並べられています。
この展示会は、25日(日)まで、いなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。