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不折に続け!子供達の書初め書道展 審査会
「伊那谷で育った中村不折に続け!子供達の書初め書道展」の審査会が28日伊那市の伊那文化会館で開かれました。
書初め書道展には上伊那の小学校25校の6年生から117点の応募がありました。
これまで5・6年生から募集していましたが、今回は6年生にしぼって行われました。
上伊那書道協会の役員4人が審査を行い、字のバランスや形、名前の位置や大きさなどを見ていました。
審査の結果、最高賞の中村不折賞には高遠北小学校の秋山優紀さんの作品が選ばれました。
応募された作品は2月17日土曜日から25日日曜日まで伊那文化会館で展示され、初日には表彰式が行われます。
伊那文化会館では「子どもたちの書いた個性あふれる作品を見て、元気を貰い楽しんで欲しい」と話していました。 -
南箕輪村 新しい学校給食センター内覧会
児童・生徒数の増加と老朽化に伴い、南箕輪村に新たに建設された学校給食センター「まっくんキッチン」の内覧会が27日、開かれました。
南箕輪村が新たに建設した学校給食センターは、南箕輪中学校の第2グラウンド西側です。
内覧会は、5回に分けて開かれ、事前予約をした村民およそ200人が訪れ、学校給食センターの栄養教諭が施設内を案内しました。
建物は、鉄骨造り平屋建てで延べ床面積はおよそ1140平方メートル。
総事業費はおよそ12億円となっています。
現在の学校給食センターでは南箕輪小と南箕輪中学校の給食を1日1400食作っていて、新しい施設では1500食まで調理することができます。
施設内には最新の調理機器を作業が効率よくできるよう配置しています。
また、下処理や調理、配送までを衛生的にスムーズに行えるよう、作業ごとに部屋を区切り、床の色分けをすることで衛生管理を徹底するということです。
他の食材の混入を防ぐためアレルギー対応食専用の調理室も設けられています。
調理の様子を見学できる食育ルームも設置されました。
建物内には災害時に提供する食料品などを備蓄する倉庫なども備えられています。
南箕輪村の新しい学校給食センターは4月から稼働する予定です。
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VC長野試合結果
バレーボールVリーグ男子1部VC長野トライデンツの27日の試合結果です。
VC長野トライデンツは、ホームでウルフドッグス名古屋と対戦し、セットカウント0対3で敗れました。
28日もホームでウルフドッグスと対戦します。
また、試合の模様は午後0時50分から122chで生中継します。
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町防災交流施設 愛称「みのわBASE」に
箕輪町松島のJA上伊那箕輪町支所の西側に建設が進められている防災交流施設の愛称が「みのわBASE」に決まりました。
愛称は、町内在住かまたは在勤の人から募集し、83人から133件の応募がありました。
結果、小幡 直久さん、池上稔さんから応募があった、「みのわBASE」に決定しました。
呼びやすく、人が集まるスポットになることや、災害時の拠点となる期待や安心感を込めて愛称がつけられたということです。
箕輪町防災交流施設「みのわBASE」は、4月に開所予定です。
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文化財防火デーで無量寺を点検
26日は文化財防火デーです。
箕輪消防署と箕輪町教育委員会は、北小河内の無量寺で消火設備などの点検を行いました。
無量寺には、国の重要文化財に指定されている阿弥陀如来坐像があります。
消防署員たちは、消火器の置かれている場所や火災警報装置の確認を行っていました。
また無量寺の中川清健住職にローソクや線香の火に気を付けるようアドバイスしていました。
文化財防火デーは、昭和24年の1月26日に法隆寺金堂で火災が起きたことを受け、昭和30年に定められたものです。
火災や地震から文化財を守るため、毎年全国各地で点検が行われています。
パトロールが終わると中川住職は、消火器の使い方を教わっていました。
26日は、無量寺のほかに長岡神社でもパトロールが行われました。
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上伊那書道協会 新春役員展
上伊那書道協会の新春役員展が伊那市のいなっせで開かれています。
上伊那書道協会の役員は、毎年1年の始まりに書道展を開いていて今年で20回目です。
会場には、正月や春にちなんだ言葉が書かれた作品26点が並んでいます。
中には、今年の干支「辰」をテーマに書いた合同作品も展示しています。
上伊那書道協会では、「バラエティにとんだ作品展になっています。自分で気に入った作品を見つけて楽しんでもらいたい」と来場を呼び掛けています。
第20回上伊那書道協会新春役員展は28日まで伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれ、入場は無料となっています。
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箕輪町がセーフコミュニティ認証の更新行わない方針
箕輪町の白鳥政徳町長はWHO世界保健機関が認証している安全・安心なまちづくりの取り組みセーフコミュニティの認証更新を行わない方針を26日に示しました。
これは26日に役場で開かれた定例記者懇談会で白鳥町長が考えを示したものです。
箕輪町は2012年5月にWHO世界保健機関のセーフコミュニティの認証を受け、安全・安心なまちづくりの取り組みを行ってきました。
去年、5年に一度の更新を予定していましたが、先延ばしし、検討を行ってきました。
白鳥町長は、交通事故や乳幼児の救急搬送が減少してきていることを例に挙げ、一定の成果が出たと話し、更新は行わない考えを示しました。
町では来年度、セーフコミュニティに代わる、安全・安心に特化した条例の制定を行うとしています。
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青崩峠トンネル貫通石 伊那市に寄贈
難工事の成功を記念し、国土交通省中部地方整備局飯田国道事務所は、長野県・静岡県境の三遠南信自動車道「青崩峠トンネル」の工事で採れた貫通石を伊那市に26日、寄贈しました。
トンネル貫通の際に採れた「貫通石」で、重さはおよそ30キロです。
26日は、飯田国道事務所の大口鉄雄事務所長らが市役所を訪れ、白鳥孝市長に貫通石を贈りました。
長野県と静岡県の境に位置する青崩峠トンネルは2019年に掘削が始まり、工期を延長しながら去年5月26日に貫通しました。
延長4998メートルのトンネルです。
日本最長の断層「中央構造線」が走る影響で崩れやすく、国内屈指の難工事と言われています。
飯田国道事務所によりますとトンネル貫通の際に採れた石は、昔から「安産のお守り」とされています。
また、「難関突破・初志貫徹」の意味から合格祈願のお守りとしても珍重されています。
貫通石の寄贈は伊那市が要望し行われました。
寄贈された貫通石は、26日から伊那市役所市民ホールに展示され、来庁舎は誰でも触ることができるということです。
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㈱信州伊那國際ゴルフクラブが民事再生法の適用を申請
伊那市西箕輪の信州伊那国際ゴルフクラブを経営していた東京都の株式会社信州伊那國際ゴルフクラブは24日に東京地裁に民事再生法の適用申請を行いました。
株式会社信州伊那國際ゴルフクラブの代理人弁護士によりますと、負債総額はおよそ33億円、債権者数は3,000人だということです。
ゴルフ場に関する事業は15日に子会社に移転していて、3月9日の今シーズンの営業開始日までにスポンサー企業で東京都のゼネコン、坪井工業株式会社に譲渡する予定です。
信州伊那国際ゴルフクラブの会員を対象にした説明会は28日(日)に岡谷市の岡谷市文化会館カノラホールで開かれます。
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上伊那の経営者などから話を聞くセミナー
上伊那地域の経営者などから話を聞く、伊那市ローカル人材育成セミナーが26日にinadani seesで開かれました。
セミナーでは上伊那地域の経営者など6人が自身の経験などを話しました。
第1部では、伊那市の木工業株式会社やまとわの奥田悠史取締役と、伊那市のデザイン会社株式会社ヒトコトデザインの小澤純一社長が、地域に必要な仕事について話をしました。
奥田取締役は「作りたい世界観が明確な仕事が地域に増えるほど、賛同者が多くなっていく」と話していました。
小澤社長は「困っていることなどを自分で探し、その10年先を見れば必要な仕事が見えてくるのではないか」と話していました。
第2部では、南箕輪村在住でキャリアコンサルタントの富岡順子さんと、宮田村地域おこし協力隊の坂口淳さん、伊那市地域おこし協力隊の久田拓弥さんが、上伊那地域に必要なコミュニティーについて話しました。
その中で、富岡さんは「災害などの時に、区や組のつながりは必要になる。そのつながりをもっと面白くできればいいと思う」と話していました。
このセミナーは伊那市が国の交付金を活用した、伊那市ローカル人材育成事業として、今年度から令和7年度にかけて行うものです。
今後は、女性の働き方やSNSの活用方法などについて考えていくということです。
この日は、上伊那から37人が話を聞きました。
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成婚祝い品をシードルにリニューアル
伊那市の結婚相談窓口、いなし出会いサポートセンターの成婚祝い品がシードルにリニューアルされます。
こちらが伊那市産のりんごを使った新しい成婚祝い品、アニバーサリーシードルです。
これは25日、市役所で開かれた記者会見で白鳥孝市長が報告したものです。
これまではりんごの木のオーナー権を贈っていましたが、木の確保が難しくなったことからリニューアルしました。
横山のカモシカシードル醸造所が製造し750ミリリットル入りの甘口と辛口2本セットです。
いなし出会いサポートセンターは2008年に開設され、その後伊那図書館の隣に移りました。
今年度、12月末現在の会員登録数は168人で相談件数は2,530件、結婚した人は12人となっています。
アニバーサリーシードルが贈られるのは昨年度を含め18人で今月27日から受け取ることができるということです。 -
矢野源彦さんのアルストロメリアが大臣賞
県内各地から花が集まる第53回信州フラワーショーウィンターセレクションの品評会が25日、伊那市のJA南信会館で開かれました。
最高賞となる農林水産大臣賞には伊那市美篶の矢野源彦さんのアルストロメリアが選ばれました。
こちらが農林水産大臣賞を受賞した矢野さんのアルストロメリアです。
花と葉のバランスがよく花の発色がよいことなどが評価されました。
品評会のあとには見学会が開かれ多くの人が訪れていました。
信州フラワーショーは冬と夏の年2回JA全農長野が開いているもので県内からアルストロメリアやアネモネなど、328点が集まりました。
見学会は26日正午までJA南信会館で開かれています。
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校舎横の手作りリンクでスケート
伊那市の西春近北小学校の校舎北側に作られたリンクで25日、スケートの授業が行われました。
授業は今シーズン初めてということで氷に慣れていない児童らは四つん這いになってリンクにあがりました。
2年生の児童30人が半分に分かれて今年初めてのスケートをしました。
西春近北小学校では毎年陽の当らない校舎北側に水を張り縦18メートル、横9メートルのリンクを作っています。
ここ数日の冷え込みで氷に厚みが出て滑ることができるようになりました。
スケートは1、2年生を対象に週2回ほど行い2月には岡谷市のスケート場で授業を予定しています。
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フィンランドの視察報告
去年10月にフィンランドの北カルヤラ県を訪問した、白鳥孝伊那市長をはじめ林業関係者などによる視察報告会が24日、伊那市役所で開かれました。
視察報告会では北カルヤラ県を訪問した14人のうち8人が話をしました。
報告会で上伊那森林組合の池亀真樹さんは「フィンランドは国土の面積、森林の面積ともほぼ日本と同じだが、年間の木材の収穫量は3倍ほどある。国際経済のなかで生き残るために国家戦略として林業に取り組んでいる」と話していました。
白鳥市長は「フィンランドの北カルヤラ県とのつながりを、一次産業に軸足をおいた地方都市をつくるきっかけにしていきたい。」と話していました。
伊那市は令和元年に北カルヤラ県と林業などの分野で協力関係を築いていく覚書を交わしていて、今回の訪問もその一環として行われました。
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伊那市社協 職員を被災地に派遣
伊那市社会福祉協議会は能登半島地震の避難所支援のため、職員1人を26日から石川県能登町に派遣します。
石川県能登町に派遣されるのは、障害者多機能型事業所ゆめわーくの生活支援員、三浦正也さんです。
25日は、福祉まちづくりセンターで壮行会が開かれました。
三浦さんは、長野県災害福祉広域支援ネットワーク協議会の災害派遣福祉チーム、DWATに登録しています。
市社協のDWATの派遣は今回が初めてで、三浦さんは、高齢者や要介護者を受け入れる福祉避難所で活動するということです。
林俊宏会長は、「被災者の立場にたって支援を行ってきてください」と激励しました。
三浦さんは、26日から30日まで現地で活動する予定です。
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伊那西小 木材の活用を考える授業
伊那市の伊那西小学校では学校林の整備が進められています。
それに合わせて伊那西小では木材の活用を考える授業が行われています。
25日は校舎南側の林で全校児童69人が見守る中、長さ25メートルのカラマツの木が切り倒されました。
伊那西小学校では70年前に防風林として植えた2,000本の木から枯れ枝が落ちる危険性があるため、5年前からおよそ1ヘクタールの林で伐採を進めていて、今回0.3ヘクタールで伐採を行います。
これまでに切った木は森のステージの材料に使い、ステージは音楽会などの行事で使われています。
今回伐採する木は、児童の希望を聞いて使い方を考えるということです。
伐採のあと、校舎で森林整備について話を聞きました。
きょうは長野県林業総合センターの小山泰弘さんや、伊那市の木工業株式会社やまとわ社長の中村博さんが講師を務め、児童に「木は生き物です。整備した森林を観察してください」と話していました。
林にはマラソンコースが設置されていて、児童は今後森林の成長を見守っていくということです。 -
箕輪町 日本語教室でAED使った講習会
箕輪町が行っている外国人向けの日本語教室でAEDを使った救命講習会が25日産業支援センターみのわで開かれました。
この日は箕輪町が行っている日本語教室に通うブラジルやベトナム国籍の参加者7人を対象に箕輪町役場の小山晃生危機管理監がAEDの使い方を説明しました。
AEDからは「体に触れないでください」「離れてください」などの日本語の音声指示がだされます。
しかし、参加者のほとんどは日本語の指示がわからず苦労していました。
箕輪町では「手順を覚えて緊急時に対応してほしい」と話していました。
また、元日の能登半島地震を受けて避難グッズが紹介されました。
小山さんは「必要なものをすぐ持ち出せるようにまとめておいてください」と話していました。
参加者は「勉強になった」「興味のあった内容が知れてよかった」と話していました。
箕輪町では毎週木曜日の午前8時半から10時まで日本語教室を開いていて参加を呼び掛けています。
今後、参加者から希望が多かった栄養指導や介護保険について学ぶということです。 -
日本の音を未来にコンサート 箏男と共演
伊那市のいなっせジュニア和楽器講座に通う子ども達が出演する「日本の音を未来にコンサート」が、21日に開かれました。
コンサートには、箏奏者で「箏男」こと大川義秋さんがゲスト出演し、子どもたちと一緒に演奏を披露しました。
大川さんは、福島県双葉町出身のプロの箏奏者です。
2020年に男性和楽器パフォーマンス集団の1人としてメジャーデビューした大川さんは、箏の全国コンクールで2年連続1位となるなど実力も持ち合わせています。
ジュニア和楽器講座には、伊那市と南箕輪村の小中学生35人が通っていて、去年8月から月に1回練習を重ねてきました。
この日の本番では、大川さんのオリジナル曲など2曲を披露しました。
尺八を演奏した女子児童は、「緊張したけれど、練習通りできてよかったです」と話していました。
実行委員会では、「和楽器を大勢の人と演奏することの楽しさを感じてもらえればうれしいです」と話していました。
今回受講した子どもの8割は、来年度も継続するということです。 -
新型コロナ週報 上伊那189人全県1,392人
新型コロナウイルス感染症の週報です。
24日発表の15日から21日までの届け出状況は、上伊那は189人で定点あたり23.63人、
全県は1,392人で定点あたり15.82人でした。
24日発表となった15日から21日の保健所ごとの患者数は、
伊那保健所は189人、飯田保健所で160人、諏訪保健所で157人、上田保健所で150人、
佐久保健所で133人、長野保健所で95人、松本保健所で83人、北信保健所で74人、
木曽保健所で24人、大町保健所で17人長野市で143人松本市で167人、
全県で1,392人でした。
患者届け出数が、上伊那は定点あたり前回の16.88人に対し23.63人で増加
全県は14.05人が15.82人で増加しています。
県内の22日午前0時時点の入院者数は342人でうち中等症は58人、重症は2人です。
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長谷総合支所の新庁舎見学会
上伊那産の木材をふんだんに使った、伊那市長谷の長谷総合支所の新しい庁舎の見学会が20日に開かれました。
20日は地域住民や林業関係者などおよそ40人が見学に訪れました。
長谷総合支所は建て替えが進められていて新しい庁舎は、柱や土台、梁に木が使われている大型の日本建築です。
使われているのは、長谷のヒノキや西春近のアカマツなど上伊那産材となっています。
新庁舎は木造平屋建てで、延べ床面積は689平方メートルです。
太陽光発電や自家発電設備も備え、災害時には地域の防災施設として使用される計画です。
長谷総合支所の新しい庁舎は、7月上旬の開所を予定しています。
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箕輪町が石川県七尾市で給水支援
能登半島地震の被災地支援として箕輪町は、給水支援を行う職員を24日に現地に派遣しました。
石川県七尾市に派遣されるのは、みどりの戦略課の山口弘司課長、水道課の根橋知宏さん、吉見竜成さん、建設課の小澤俊介さんの4人です。
給水車は2トン分の水を供給できます。
24日は、役場北側の車庫前で出発式が行われました。
白鳥政徳町長は「七尾市は1万5,900戸で断水していると聞いている。被災者に寄り添った給水活動をお願いします」と激励していました。
被災地支援は、公益社団法人日本水道協会長野県支部の要請を受けて行われるものです。
職員4人は25日から28日まで、被災地の石川県七尾市で給水支援を行う予定です。
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無量寺で節分の福ますづくり
箕輪町北小河内の無量寺で、2月3日の節分行事で使われる福ますの準備が行われました。
24日は、中川清健住職が、ヒノキの一升桝に幸せを願う「福」と長寿を願う「寿」の文字をますに書いていました。
無量寺では、40年以上前から節分行事を行っています。
節分行事では年男・年女の30人が福ますに豆を入れてまきます。
準備は1月上旬から始めていて、60個を用意するということです。
無量寺の節分行事は2月3日の午後3時から護摩祈祷会、午後4時から豆まきが行われます。
豆まきでは特等の福だるまなどが当たる札も一緒に投げられます。
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萩原俊さんへ叙位の伝達
元長野県はり灸マッサージ師会長で去年9月に亡くなった萩原俊さんへの叙位の伝達が伊那市役所で24日に行われました。
24日は萩原さんの長男の久志さんが市役所を訪れ、白鳥孝市長から従六位の伝達が行われました。
萩原さんは小学校3年の時、緑内障を患い失明しました。
松本盲学校在学中に、あんまやはり、灸などの国家資格を取得し、昭和33年に伊那市に治療院を開業しました。
昭和49年から長野県はり灸マッサージ師会会長などの役職を30年あまり務め、法人化や事務所の建設など会の発展に尽力しました。
長年、地域の保健衛生の向上に貢献したとして、国から従六位が授けられました。
久志さんによりますと、父親の俊さんは「ヘルパーや地域の人達、ボランティア、また福祉制度に支えられ、幸せに暮らす事ができた」と話し、感謝していたという事です。
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箕輪町 下水道料金白紙諮問
箕輪町の白鳥政徳町長は下水道料金の見直しについて、運営審議会に24日白紙諮問しました。
24日は役場で箕輪町下水道運営審議会が開かれ、白鳥町長が審議会の萩原宏和会長に料金の見直しについて白紙諮問しました。
2017年の審議会では2018年度に料金を10パーセント値上げし、2023年度までに料金を再度検討することが適当とする答申を行っています。
町は2018年度に下水道料金を10パーセント値上げしていて、今回は2017年の答申を受け料金の見直しについて諮問しました。
白鳥町長は「下水道運営は一般財源からの繰り入れもあり、黒字を保っているが、施設の老朽化や少子高齢化などの課題を抱えている。
今後の使用料について検討頂きたいと」話していました。
箕輪町の現在の下水道使用料は、2か月で上水道を55立方メートル使った場合9,773円です。
審議会は今回を含め5回開かれ、9月に答申する予定です。
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南箕輪村 給食運搬車を導入
南箕輪村は学校給食センターの移転や給食運搬車の老朽化に伴い、運搬車1台を新たに導入しました。
24日は南箕輪村役場の駐車場で入魂式が行われ、職員などおよそ10人が参加しました。
新しい運搬車の購入費用はおよそ670万円です。
運搬車は、新しい学校給食センターから南箕輪小学校と南箕輪中学校へおよそ1,400食分の給食を運びます。
藤城栄文村長は「運搬車には末永く頑張って働いてもらいたい」と話していました。
新しい給食運搬車はセンターが稼働となる今年4月から使用される予定です。
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児童が言葉を残した石が見つかる
伊那市の伊那東小学校で54年前、1970年、昭和45年に当時の児童が思い思いの言葉を残した石がこのほど見つかりました。
こちらがその石です。名前とともに、「いつまでもよい学校でありますように」「努力」などとマジックで書かれています。ほかに「へのへのもへじ」と書かれたものもあります。
この石は去年12月、老朽化により崩れる心配があったことから取り壊しとなった門柱の基礎の部分から見つかったものです。
伊那東小学校によりますと門柱は開校71年目となる1970年、昭和45年に建てられたということで建立記念式典の写真が残されています。
見つかった石のうち文字が読めるもの20個ほどが廊下に展示されています。 -
上伊那総合技術新校 校地上農の方針示す
上伊那総合技術新校の再編実施計画懇話会が22日に伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、県教育委員会が校地を南箕輪村の上伊那農業高校にする方針を示しました。
上伊那総合技術新校は、辰野高校商業科、箕輪進修高校工業科、上伊那農業高校、駒ケ根工業高校の4校を再編統合するものです。
県教育委員会では、周辺の道路環境や学習環境では大きな差はないとしましたが、実習に必要な敷地面積の確保、上伊那全域から通学がしやすいこと、外部の学校との連携がしやすいことなどの理由から、校地を上伊那農業高校にしました。
2月13日に開かれる次回の懇話会で、開校年度や募集学級数、施設整備などの再編実施基本計画案を示します。
今後は3月の県教育委員会定例会に計画案を報告し、来年度の県議会で関連議案の提出を目指すとしています。
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上伊那広域消防本部 災害地での活動を報告
能登半島地震に対する長野県の緊急消防援助隊として石川県珠洲市に派遣された上伊那広域消防本部の活動が終了し、23日に報告が行われました。
23日は第1次隊から4次隊までの中隊長らが伊那市役所を訪れ、上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長に活動終了を報告しました。
上伊那広域消防本部では合わせて58人が今月10日からきのうまで、長野県大隊として石川県珠洲市で活動を行いました。
第1次隊は10日の午前0時に出発し、13日まで捜索や救出活動などを行いました。
第2次隊は12日から16日まで活動しました。
珠洲市から金沢市までの約135キロの道のりを、8時間かけ、ケガをした人の搬送をしたということです。
第3次隊は15日から19日、第4次隊は18日からきのうまで土砂災害の現場での捜索活動などを行いました。
雪や雨の影響で活動できない日もあったということです。
白鳥連合長は「献身的に働いてくれて感謝します。これからも常に災害に備え、今回の活動を活かしてもらいたい」と話していました。
長野県大隊では172隊600人、上伊那広域消防本部では16隊58人が派遣されました。
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みのわ祭り7月27日開催
今年のみのわ祭りの第1回実行委員会が22日、みのわパレスで開かれ開催日は7月27日、スローガンは「みんなのお祭り」に決まりました。
会場には委員約20人が集まりました。
今年新たに実行委員長に選ばれた栗原勇雄さんは「町民全員がなんらかの形でかかわりを持ち、楽しめる祭りにしたい。」と話していました。
去年のみのわ祭りは4年ぶりに町商店街と松島仲町を会場に行われ町民おどりには11連、約570人が参加しました。
今年のみのわ祭りは7月27日土曜日を予定していて実行委員会では今後イベント内容や開催時間などについて協議していくということです。 -
伊那小智組 伊那ケーブルで番組製作体験
伊那市の伊那小学校5年智組の児童はどのようにしてニュース番組が作られているのかを学ぼうと伊那ケーブルテレビジョンを23日訪れました。
社会見学に訪れたのは伊那小5年智組の児童34人です。
社会科の授業で番組制作を体験することでどのようにしてニュース番組が作られているのかを学ぼうと伊那ケーブルテレビジョンを訪れました。
この日は児童がアナウンサーやカメラマンを体験しました。
児童はカメラの使い方や原稿の読み方などについて社員に質問していました。
智組では今回の体験を元に、これまで総合学習の時間に学んだことを、今後映像にまとめて授業参観で発表するということです。