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高遠城址公園 有料入園者数
伊那市高遠町の高遠城址公園の今年の有料入園者数はおよそ17万3千人でした。
平成に入ってから有料入園者数が10万人台にとどまったのは、今回で3回目です。
これは1日開かれた伊那市議会全員協議会で示されたものです。
伊那市によりますと、高遠城址公園の花見客の有料入園者数は、およそ17万3千人でした。
去年までは4月1日から散り終わりまでが有料期間でしたが、今年は開花宣言の翌日から散り終わりまでに変わりました。
これにより例年より有料期間が短くなり開花宣言が出された翌日の17日から散り終わりの29日までの12日間でした。
東日本大震災があった去年より2万千人上回りましたが、平成に入ってからこれまでに十万人台にとどまったのは、平成元年と去年の2回だけでした。
有料入園者数が一番多かった年は平成8年の39万8千257人で、最も少なかったのは有料化された昭和58年の13万4千865人です。
今年までの累計入場者数はおよそ786万4千人です。 -
歩行中の男性はねられ重傷
4月30日の夜、7時50分頃、箕輪町の箕輪バイパスで道路を横断中の歩行者が車に跳ねられる事故がありました。
この事故で、歩行者の男性が骨盤の骨を折るなどの重傷を負いました。
事故があったのは箕輪バイパスの箕輪町交番入口信号の交差点です。
辰野方面から伊那方面に向かって走行してきた駒ケ根市の36歳男性が運転の車が横断していた箕輪町の会社員、奥山貫市さん62歳をはねました。
この事故で、奥山さんは骨盤を骨折するなどの重傷を負いました。
事故の原因については現在、伊那署で調べを進めています。 -
1.5倍となる耐震構造で建設を検討
伊那消防署は、新しい消防署建設の候補地が活断層地近いことをあげ、課題として建築基準法で定める数値の1.5倍となる耐震構造での建設を検討しています。
伊那市議会全員協議会が1日に開かれ新しい消防署建設候補地の富士塚グラウンド周辺の課題と解決策などが示されました。
それによりますと、候補地のおよそ300メートル付近に活断層があるため、大地震発生時、機能を維持するため庁舎の耐震性能は建築基準法に定める1.5倍となる耐震構造での建設を検討しています。
また地盤強化のため地下に支柱を打ち対応するなどとしています。
他に中心市街地や富県、美篶方面への現場到着時間の遅れや、市街地への道路が狭く大型車両のアクセスが悪いことなどが課題として出されていました。
解決策として、今後高遠消防署を含む出動区域の見直しを図るとし道路については必要箇所の拡幅改良を進めていくとしています。
議員からは、「ボーリング調査や、早急な道路の整備が必要」などの意見が出されていました。
これらの解決策を受け伊那市議会では候補地を富士塚グラウンド周辺とすることを了承しました。 -
ウォーキングで箕輪の春を満喫
日本風景街道のひとつ、箕輪町の花街道を歩く「花街道まつり」が、28日に開かれました。
この日は町内外からおよそ80人が参加して、花街道を歩きました。
平成19年に設立された信州みのわ花街道推進協議会は、県道与地辰野線沿いに花ももやあんずを植栽するなどの整備を行なっています。
花街道まつりは、その整備された風景の中ウォーキングを楽しんでもらおうと開かれたもので、今回で2回目になります。
箕輪町長田から富田までの約7キロの道のりで、参加した人たちは満開になった桜や咲き始めた花ももを見ながら歩いていました。
協議会の唐澤荘介会長は「春爛漫で様々な花を楽しむことができる。景色を見ながら参加者同士交流を深めてもらいたい」と話していました。 -
桜シリーズ 藤沢の枝垂れ桜
地域の桜をお届けする桜シリーズ。29日は、高遠町藤沢の枝垂れ桜です。
藤沢水上集落の熊野神社入り口にある枝垂桜の老木です。
ここのところのあたたかさで一気に花が進み、今がちょうど見ごろです。 -
西箕輪高原マラソン大会
29日、伊那市の西箕輪では、今回で23回目の西箕輪高原マラソン大会が開かれ、200人が好天のもと健脚を競いました。
西箕輪中学校グラウンドを発着点に伊那インター工業団地を折り返すコースです。
最長6キロのコースには、西箕輪中学生119人を含む137人が参加しました。
4.5キロ、3キロのコースには、小学生や一般など72人が参加し、思い思いのペースでゴールを目指していました。
29日は朝から晴天に恵まれ、参加者たちは、標高850メートルの高原でさわやかな汗を流していました。 -
保科正之生誕401年祭
旧高遠藩主保科正之の生誕401年祭が、伊那市高遠町の歴史博物館で29日行なわれました。
歴史博物館中庭にある保科正行の石像前には、伊那市や正之を通じて交流のある福島県猪苗代町、新宿区の関係者など60人が集まり、名君とされる正之公に思いをはせました。
大河ドラマをつくる会会長の白鳥孝伊那市長は、「現在48万人を超える署名を50万人にしたい。大河ドラマなどを通じて正之公を全国に発信したい。」とあいさつしました。
午後には、桜大学講座が総合福祉センターで開かれ、会津松平家14代当主の松平保久さんと、高遠内藤家17代当主の内藤頼誼さん、保科正之に詳しい福島県立博物館の主任学芸員阿部綾子さんが、正之の業績や時代背景、内情にせまりました。
会場には、多くの人たちがつめかけ3人の話を興味深そうに聞いていました。 -
36災害題材のオリジナル歌舞伎
GW最初の日曜日の29日、各地で様々なイベントがありました。
伊那市長谷の中尾歌舞伎保存会は、初めてのオリジナル演目「三六災害半世紀」を29日、伊那市長谷の中尾座で披露しました。
「三六災害半世紀」は、昭和36年に伊那谷に甚大な被害をもたらした36災害を題材にした演目です。
幕末の農村を舞台に、長雨による土石流で妹を亡くした兄が、10年後に再び同じような土石流から、村や家族を守るというものです。
このオリジナル演目は、36災害から50年が過ぎたことを期に、災害の教訓を後世に残そうと、国土交通省天竜川上流河川事務所の草野慎一前所長が原作を作成しました。
土石流を大蛇に見立てていて、1番の見どころの大蛇との立ち回りのシーンでは、歓声とお捻りが飛び交っていました。 -
福与城址まつり 家族連れで賑わう
箕輪町の福与城址で29日、恒例の福与城址まつりが行われました。
まつりは、福与城址を守る会が毎年開いていて今年で15回目です。
去年は、東日本大震災の影響で中止となったため2年ぶりの開催となりました。
福与城址は、県の史跡に指定されています。
1545年の4月29日に、武田信玄が福与城に攻め入り、福与城主の藤澤頼親と激しい攻防を繰り広げたとされていることから、毎年この日に開かれています。
会場では、武士のいでたちをした主婦らがフリーマーケットを出店した他、豚汁を無料で振舞うコーナーが設けられました。
イベントコーナーでは、近くの箕輪南小学校の児童が太鼓の演奏を披露しました。
児童らは、桜が舞い散る中力強い演奏を披露していました。 -
桜シリーズ 箕輪中曽根権現桜
地域の桜をお届けする桜シリーズ。28日は箕輪町中曽根の権現桜です。
箕輪町中曽根公民館の近くにある権現桜。
樹齢1000年といわれていて、高さ18メートル、幹のまわりは8メートルあります。
この桜の開花は「山の神」が里へ降りてきた知らせといわれていて、木の根元には里を訪れた神が祀られています。 -
(株)サカイヤが50周年で記念誌
伊那市に工場をおく自動車や電化製品のパネルなどを製造している(株)サカイヤは、創立50周年を迎え記念誌を作りました。
26日は、伊那工場長の金澤 幸宣さんが、伊那市役所を訪れ、白鳥孝伊那市長に記念誌を届けました。
(株)サカイヤは、埼玉県に本社があり、自動車のメーターや電化製品のパネルなどのプラスチック製品を製造しています。
伊那工場が進出したのは、24年前です。
去年、創立50周年を迎えましたが、東日本大震災の影響で式典などの開催は控えました。その代わりとして、記念誌を作りました。
記念誌には、これまでの会社の変遷や、製造している商品の紹介などが載せられています。
白鳥孝市長は、「これからもますます大きく発展してもらえればありがたい」と話していました。
なお、記念誌は、従業員や取引先などに配ったということです。 -
箕輪ダムでジャンボマス放流
天竜川漁業協同組合は、ゴールデンウィークを前に、箕輪町の箕輪ダムなどでジャンボマスを28日放流しました。
28日は、箕輪ダム、伊那市の高遠ダム、辰野町の横川ダム、の3か所であわせて300キロ分のジャンボマスを放流しました。
ジャンボマスは50センチほどの大きさで近年では一番の大きさだということです。
28日は朝から10人ほどが集まり、ジャンボマスの放流を待っていました。
天竜川漁協では「ゴミの持ち帰りや遊漁料の支払いなどのマナーを守って釣りを楽しんでほしい」と呼びかけています。
遊漁料は一日券が1000円、年間券が6000円、中学生券が300円で、小学生以下は無料です。
券はコンビニエンスストアなどで買うことができます。 -
伊那地域最高気温28.8度 7月中旬並み
28日の伊那地域は日中の最高気温が28.8度と夏日になりました。平年を10度近く上回っていて、4月の観測史上最高気温となりました。
箕輪町のみのわ天竜公園では子ども達が水場で水遊びをしていました。
この日の伊那地域は午後2時34分に4月の観測史上最高となる28.8度を記録し、7月中旬並みの暑さとなりました。
伊那市西町の春日公園ではわんぱく広場が開かれ、多くの子ども達が半袖姿で遊んでいました。
春日公園を訪れていた子ども達も、公園内の水道で喉を潤していました。
子どもを連れて春日公園を訪れていた男性は「長袖を着てきてしまい失敗だった。本当に暑い」と話していました。
長野地方気象台によりますと、長野県南部は、29日も引き続き高気圧に覆われ、同じくらいの暑さになりそうだということです。
連休後半は、気圧の谷の影響で天気は下り坂で、雨の降る日もありそうです。 -
箕輪町のブラジル人学校 閉校でお別れ会
箕輪町のブラジル人学校「アウゴドン・ドセ」は、児童数の減少により、今月で閉校となります。
28日には児童や保護者、卒業生が集まり、お別れ会が開かれました。
この日はおよそ30人が学校を訪れ、学校の閉校を惜しみました。
アウゴドンドセは、平成11年の5月に、校長の宮下マルシア・トシエさんが、友人の子どもを預かったことをきっかけにスタートしました。
児童は、多い時には60人ほどいましたが、景気低迷の影響で帰国するブラジル人が多くなり、現在14人まで児童数が減りました。
お別れ会では、宮下校長が子どもやその家族にポルトガル語で「今まで大変お世話になりました」とあいさつしていました。
あいさつの途中、子ども達から花束や手紙が渡される場面もありました。
宮下校長は「辛いことも、楽しいことも、いろんなことがあった。現在の状況では自分の生活も厳しい状態。日本の景気がまた良くなったら頑張りたい」と話していました。
アウゴドンドセに通う子ども達は、今後町内の公立小学校や他のブラジル人学校に転校することになっています。 -
片岡鶴太郎さん サイン会
伊那市高遠町の信州高遠美術館で絵画や染色などの展示会を開催している片岡鶴太郎さんのサイン会が28日、信州高遠美術館で開かれました。
タレントとして活躍している片岡さんは、絵画や陶芸、染色などの作家としても活動しています。
28日は、片岡さんの作品展が開催されている信州高遠美術館でサイン会が開かれ、ファンおよそ200人が集まりました。
片岡さんは、筆を使って丁寧にサインをするとファンと握手を交わしていました。
片岡さんはタレントとして活躍する一方、絵画など作家としても活動しています。
伊那市在住の花人、唐木さちさんの花の写真集を見て感動した片岡さんは唐木さんに連絡をとり互いに意気投合。
そらから親交を深めるなかで伊那市での展示会開催が実現しました。
4月1日からはじまった片岡鶴太郎展には27日現在で1万5千人以上が訪れています。
展示は5月6日までで入館料は一般800円、小中学生は250円となっています。 -
春の叙勲 佐藤八十一さん受章
29日に発表された春の叙勲。伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは、長谷村議会議員や伊那市議会議員を務めた伊那市長谷の佐藤八十一さんが旭日双光章を受章しました。
伊那市長谷杉島の佐藤八十一さん。84歳。
旧長谷村と合併後の伊那市で15年間議員を務め、地方自治推進に功績があったとして、旭日双光章を受章しました。
佐藤さん「私は人に恵まれました。幸せだったと思う。普通でいえば議員活動15年ぐらいでは叙勲の対象になるなんて考えられない。本当にびっくりしています。」
伊那里尋常小学校を卒業後、満蒙開拓青少年義勇軍として大陸に渡り、戦後、捕虜としてシベリアに抑留されました。
日本に戻ってからは三六災害にあい、家が流された経験もあります。
議員時代に印象に残っていることのひとつとして戸草ダムの問題を挙げます。
佐藤さん「気の毒なのは戸草ダム建設計画のために古里を捨てて出て行った人たち。80歳を過ぎてから他の地へ行って新しい生活をするというのは大変なこと。そういう人たちの事を思うと、とにかく建設してもらいたいと思うが今の経済情勢なり政治情勢の中でいくらがんばってみても無理かなあと感じている。」
叙勲を受章した佐藤さんは、議員活動を支えてくれた妻に感謝していると話します。
佐藤さん「普通の人は議員を2期もやれば女房が議員になるのを止めるが私の女房は文句ひとつ言わなかったので今度は私が面倒をみなければいけないと思っている。」 -
桜シリーズ 桑田薬師堂
地域の桜をお届けする桜シリーズ。27日は伊那市長谷溝口の桑田薬師堂の桜です。
かやぶき屋根の桑田薬師堂の境内にある枝垂桜。
樹齢推定400年の老木ですが、春になると今なお見事な花をつけます。
桜は来週始め頃まで楽しめるということです。 -
透析患者の避難誘導訓練
伊那中央病院は、透析患者の避難誘導に重点を置いた防災訓練を26日行いました。
2階の検査室から出火したとの想定で訓練が行なわれました。
隣の部屋で透析中の二人を避難誘導しました。
伊那中央病院の透析室は、検査室で火が出た場合は、東方向の1方向のみの避難経路となります。
病院では、これまで透析患者を誘導する訓練を行なっていなかったため、今回初めて取り組みました。
患者の避難誘導に携った看護士らは、戸惑いながらも指定されていた避難場所に無事患者を搬送することができました。
患者役の二人は、観察員で、どのような指示でどのような運用がされたかをチェックしました。
伊那中央病院では、年に2回防災訓練を行なっていて、今回の前期は、火災を、後期は、大規模災害を想定して行なわれます。
訓練は、各部署から選任されたメンバーで組織する自衛消防隊が行いました。 -
求人倍率0.68倍 県下最低水準
3月の上伊那の月間有効求人倍率は、0.68倍で、2月から0.04ポイント上昇しましたが、依然として県下最低水準です。
ハローワーク伊那の発表によりますと、3月の上伊那の月間有効求人倍率は0.68倍で、2月の0.64倍を0.04ポイント上まわりました。
しかし県平均は0.81倍で上伊那地域は、県下最低水準となっています。
企業の新規求人数は、全体では、2月を下回ったものの建設業、製造業、医療・福祉分野で上回り1,143人でした。
一方、新規求職者数は920人で、2月の1,007人から87人減りました。
なお、高卒者の内定状況は、98.2パーセントで平成22年度末を0.5ポイント上回りました。
ハローワーク伊那では、「雇用情勢は、依然として厳しい状況にあるものの、持ち直しの動きがみられる。」と話しています。 -
新ごみ施設検討専門委が連合長に中間報告
新しいごみ中間処理施設の基本的構想を検討している上伊那広域連合の施設整備検討専門委員会は、このほどまとめた中間報告を27日白鳥孝連合長に報告しました。
専門委員会委員長で信州大学農学部の北沢秋司名誉教授らが市役所を訪れ、白鳥連合長に報告しました。
専門委員会がまとめた中間報告は、●候補地は、富県の天白水源付近、●処理方式は、環境面や経済性などからコークスの燃焼熱でごみをガス化する方式と熱した砂でごみをガス化させる方式の2つで検討を進めること、●事業方式は、公設民営を軸に模索するなどと11章で構成されています。
今後は、5月中旬から関係地区への説明会や意見募集を行い7月までに最終報告としてまとめ、8月の広域連合正副連合長会での決定を目指します。 -
伊那市手良で一足早く田植え
伊那市手良の田んぼで、27日、早くも田植えが始まりました。
27日は、伊那市手良中坪の登内里見さんの妻、美穂さんが、田植え機で田んぼに苗を植えていました。
登内さん宅では毎年4月下旬ころ田植えを始めていて、今年は去年より2日早い田植えとなりました。
美穂さんは「今年は寒かったので苗の管理が大変でしたが、霜の被害もなくよく育ちました」と話していました。
登内さんは5月いっぱいかけ、他の農家からの依頼も合わせて植えるということです。
JA上伊那によると、田植えのピークは5月中旬になるということです。 -
ごみ処理基本計画 前倒しで計画の改定へ
上伊那広域連合は、平成22年3月に5か年計画で定めたごみ処理基本計画について、ごみの減量化など一定の目標を達成したとして、計画の改定を行います。
27日は、今年度初めての上伊那広域連合廃棄物政策審議会が、伊那市のいなっせで開かれました。
ごみ処理基本計画は、ごみの減量化や資源化をより効果的に進めようというものです。
平成22年度の目標値は、燃やせるゴミ3万2,000トンに対し、排出された量は2万9,000トンで目標を達成しています。
この他にも、燃やせないゴミや廃棄物など15項目のうち11項目で目標を達成していることから、最新のデータに基づき新たな目標を定めることが27日の審議会で承認されました。
今後事務局でたたき台を検討し、審議会に試案を示すということで、平成25年12月の改定を目指します。 -
元留学生が上農高校を訪れる
2006年に南箕輪村の上伊那農業高校に留学し、その後高校の教師となったタイ人のジャルター・インタラコンケーオさんが26日、8年ぶりに上農高校を訪れました。
ジャルターさんは25歳。
8年前、上農高校の園芸科学科観賞食物コースに7か月間在籍し、日本語や日本の農業などについて学びました。
歓迎会で塩崎正校長は「こんにちは、おかえりなさい」と現地の言葉で迎え入れました。
これを受けジャルターさんは、日本語で挨拶しました。
ジャルターさんは、難関とされている現地の教員免許の国家試験にトップで合格し、現在、国立の高校で農業やパソコンの使い方を教えています。
26日は、教え子のベンジャマース・アンネーツさんと一緒に校内を見学しました。
訪問は、留学時代お世話になった教師とジャルターさんが交流を続けていたことが縁で実現しました。
この後、慣れ親しんだ施設を見学し、当時教えてもらっていた教師に合うと、久々の再会を喜んでいました。 -
「ローメン」新イメージキャラクター募集
伊那ローメンズクラブは、創立15周年に合わせてローメンの新しいイメージキャラクターを募集します。
ローメンのイメージキャラクターは、現在、ローメンを持った馬、「ウマカロー」が務めています。
伊那の特産品「馬肉」と「美味かろう」という語呂合わせでローメンと馬肉をPRしてきましたが、B1グランプリなど、全国大会出場時に「なぜ馬なのか」などといった質問を受けることがふえていました。
そこで今回、ローメンズクラブの15周年に合わせて新しいキャラクターを募集することになりました。
キャラクターは、30日に伊那市役所駐車場で開催される「ローメン祭」で募集の呼びかけを行い、来月21日まで伊那商工会議所で受け付けています。
応募作品はローメンズクラブやファンクラブによる選考で絞り込み、加盟店に訪れた客の投票により決定します。
作品採用者には、加盟店で利用できる5万円分の食事券が贈呈されることになっています。
伊那ローメンファン倶楽部の伊東久さんは「全国でローメンをPRするということは伊那市をPRするということ。みんなに親しまれる、温かみのあるキャラクターの応募をお待ちしています」と話していました。
なお、新キャラクター決定後もウマカローは初代キャラクターとして活動していくということです。 -
桜シリーズ 西春近細ヶ谷桜
地域の桜をお届けする桜シリーズ。26日は、伊那市西春近の細ヶ谷桜です。
西春近の伊那スキーリゾートに上っていく途中にあり、現在満開となっていて見ごろです。
この場所は、伊那市街地や河岸段丘、南アルプスが一望できる伊那市屈指のビューポイントです。
残雪の南アルプスと満開の桜の共演が楽しめます。 -
園児がシイタケの菌打ちを体験
南箕輪村中部保育園の園児は24日、大芝高原でシイタケの菌打ちを体験しました。
この日は年長園児38人が参加してナラの原木にシイタケの菌を打ち込みました。
これは、北殿区の住民有志が子ども達に地元の自然の中で思い出を残してもらおうと6年ほど前から行なっています。
子ども達は、住民有志に教わりながら、ナラの原木に開けられた穴にシイタケの菌の駒を打ち込んでいました。
北殿区の小松修一さんは「今日の菌打ちの体験を大人になっても覚えていてもらえたらうれしい」と話していました。
菌打ちが終わると、子ども達はシイタケハウスの原木に生えたシイタケの収穫も体験しました。
なお、北殿区の住民有志では、ナラの原木を手に入れるのが難しいことから、譲ってくれる方を探しているということです。(代表:小松修一さん 0265-72-9615) -
バラ咲く街角委員会 バラ植栽
伊那市荒井のセントラルパークで、25日中心市街地の住民らが、バラの植栽を行いました。
中心市街地の住民や商店主は、3年前からバラ咲く街角委員会を組織し、バラを使った街づくりを進めています。
委員会では、去年から山寺、坂下、荒井、西町の4地区の住民で表通りにバラをおいてくれる人を対象に里親を募り、バラを育ててもらっています。
里親は現在150人ほどで、25日用意されたバラは200種類以上、鉢の数は300です。
訪れた里親は好きなバラを選んで植栽をしていました。
里親の中には1年講習を受けたインストラクターも25人ほどいて、バラの栽培方法などを指導します。
バラ咲く街角委員会会長の中村弘人さんは、「少しずつ手入れをしながらバラを増やし、息の長い活動にしていきたい」と話していました。
委員会によりますと、中心市街地で継続的にバラを育てているのは伊那だけだということです。
27日から29日にかけては、中心市街地の住民を対象にバラの苗の頒布が行われます。
6月には伊那まちバラフェスタが開催される予定です。 -
まっくんバス利用者増加
去年10月に増便された南箕輪村の巡回バス、まっくんバスの昨年度の利用者数は、増便前の半年間に比べ、増便後の半年間の方が約1,500人増加した事が、26日の地域公共交通会議で報告されました。
まっくんバスは、去年10月から2台体制となり、一日4便から5便に増便されました。
村の報告によりますと、去年4月から9月までの半年間の利用者が5,508人だったのに対し、増便後の10月から今年3月までの半年間の利用者は7,012人となっていて、1,504人増加しました。
午後に運行される第4便については4月から9月までの利用者が730人、10月から3月までの利用者が1,641人で、911人増加しています。
夕方の時間帯に新たに追加された第5便のみの利用者数は、半年間で320人、月平均にすると53.3人となっています。
唐木一直村長は、「高齢化が進む中、交通手段の確保は重要課題。これからも、より利用しやすい体制を作っていきたい」と話していました。 -
日本画県展 伊那地区展始まる
日本画県展の伊那地区の展示会が26日から伊那文化会館で始まりました。
ホクト文化ホールに続く2会場目で、30日までです。
会場には、第41回の日本画県展に出品された約100点が飾られています。
最高賞の日本画会賞を受賞した作品をはじめ、県教育委員会賞を受賞した唐澤照子さんの作品や市長賞を受賞した鈴木岬さんの作品など上伊那地域からの入賞者の作品も見ることができます。
日本画は、岩絵の具をにかわで溶いて置いていくように塗り重ね描いていくということで、最低でも1ヶ月、長いもので半年ほどかかることもあるといいます。
今回出品されているのは、30号から50号で、題材は、花鳥風月や人物、動物など様々です。
日本画を描く人の高齢化が進み、出品数は、年々減少傾向で、小型化してきているということですが、関係者は、「重ね塗りがかもし出す日本画独特の世界を見てもらいたい。」と話しています。
日本画県展の伊那地区の展示会は、30日まで、伊那文化会館で開かれています。 -
「桜+4つの目玉」一定の効果
伊那市の高遠城址公園のさくら祭期間中の観光客の滞在時間を伸ばす取り組み「桜プラス4つの目玉」の取り組みが一定の成果を挙げていることが分かりました。
桜+4つの目玉は、観光客の高遠での滞在時間を伸ばし、地元の利益が少しでも上がるようにと、今年から始まった取り組みです。
4つの目玉とは、信州高遠美術館で開かれている片岡鶴太郎展、高遠歴史博物館で開かれている「日露戦争の記憶展」、今年1月に公開された映画、ALWAYS三丁目の夕日のロケ地となった旧馬島家住宅、高遠そばの4つです。
高遠美術館の片岡鶴太郎展は、昨日現在、1万5千人ほどが来場していて、高遠美術館の来場者は、去年の5500人から3倍に増え、歴史博物館も、去年の7900人から、1万1700人と倍増しました。
馬島家住宅の来場者は、横ばいだったということです。
白鳥市長は、「大きく伸びた取り組みもあり、成果があった。伸びたところ、伸びなかったところ、それぞれの理由を分析して、来シーズンにつなげたい」と話していました。