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美和ダムに重機水没
伊那市長谷の美和ダムに土砂掘削工事を行っていた重機4台が水没しました。
これによるケガ人はなく、ダムを管理している三峰川総合開発工事事務所では監視を続けています。
三峰川総合開発工事事務所によりますと、水没した重機は土砂掘削用重機2台と運搬用クローラーダンプ2台です。
これらの重機は、ダム内に溜まった土砂を取り除く作業をしていました。
ダム内にはクレーン車で入れ、昨日の作業終了後、重機をダム内に、かり置きしていました。
しかし6日からの雨でダム内におよそ91トンの水が流れこみ7日朝重機が水没していることが確認されました。
これによるケガ人はなく、重機からの油漏れは、ないということです。
また現場にあった10リットルのガソリンが入った携行缶についても油漏れはなく美和ダム内で浮いている状態だということです。
三峰川総合開発工事事務所では、「今日の朝、重機をクレーンで引き揚げる予定だったが、想像以上に水位の上昇が早く、このような状況になってしまった。」と話しています。
重機を引き上げることができるまで水位が下がるには4、5日かかるということで、三峰川総合開発工事事務所ではその間、監視を続けることにしています。 -
オトメ☆コーポレーション観光大使
伊那市出身のなるみさんが所属するアイドルグループ、オトメ☆コーポレーションが伊那市の観光大使に委嘱されました。
7日は、伊那市役所で委嘱式が行われ、白鳥孝伊那市長からオトメ☆コーポレーションに委嘱状が手渡されました。
伊那市では、市にゆかりがあり、各界で活躍している著名な人達に伊那市の魅力を積極的に発信してもらおうと「伊那市特命大使」を設置しました。
特命大使の名称はそれぞれの活動分野に応じてその都度決定することになっていて、特命大使第1号としてオトメ☆コーポレーションを伊那市観光大使に委嘱しました。
オトメ☆コーポレーションは、伊那市出身のリーダーなるみさが所属するアイドルグループで、去年12月には伊那の名物ローメンを歌にしたCDを発売しています。
白鳥市長は「伊那市を中心とした伊那谷の観光や自然などを各方面で発信してほしい」と話していました。
式では、高遠城址公園の風景などが入った観光大使の名刺が3人に手渡されました。
オトメ☆コーポレーションは今後、伊那市の魅力の紹介やイメージアップに努めていくということです。 -
伊那華のみそ娘 初仕込み
農家の女性などでつくる伊那華のみそ娘加工組合は7日、伊那市内の加工場で味噌の初仕込みを行いました。
7日は、メンバー15人が米麹づくりやふかした大豆をすりつぶす作業を行っていました。
伊那華のみそ娘加工組合は、地産地消や食文化の伝承を目的に東春近の主婦により平成12年に発足ました。
毎年、この時期に地元でとれたコシヒカリや大豆をつかい味噌を仕込んでいます。
加工組合のみそは好評で、伊那市内の保育園や小学校などの給食で使われています。
今年は去年と同じ14トンを作る計画で、3月中旬まで仕込み作業を行い、7月に味をなじませて均等にし、11月下旬まで寝かせ、出荷する予定です。 -
だるま市 人形飾り準備大詰め
今月11日に伊那市高遠町でだるま市が開かれます。
これに合わせ、毎年訪れる人達を楽しませている人形飾りの準備が大詰めを迎えています。
人形飾りが始まったのは1700年頃とされていて毎年、だるま市に合わせて高遠町内の各地区で作られています。
高遠町総合支所では、伊那市職員だるま市を盛り上げる有志の会が人形飾りの製作をしています。
作業は、人形を引き立てるバックと人形づくりの2班に分かれて行われています。
今年はアニメ、ワンピースです。
飾りは、発砲スチロールをやすりやノコギリで削ってキャラクターの形を作りペンキを塗って完成です。
伊那市職員だるま市を盛り上げる有志の会の作品は、8日から総合支所前に飾られることになっています。 -
南箕輪村特別職報酬等審議会 3%減額を答申
南箕輪村特別職報酬等審議会は7日、来年度の理事者の給料を、今年度と同様の3%減額とする答申をしました。
7日は、審議会の堀薫会長が唐木一直村長に答申しました。
審議会では、安定した行政運営が図られているため減額なしという委員からの意見が多かったということですが、東日本大震災や円高の影響で上伊那の景気は厳しい状況にあるとして、今年度と同じ3%減額としています。
適用されれば、村長の給料月額は69万7,430円、副村長は59万2,670円、教育長は50万4,400円となります。
村議会議員の報酬については、条例に定められた金額通りと答申しました。
唐木村長は「内容を十分尊重して検討したい」と話していました。 -
箕輪町環境審議会の初会議 環境基本計画の見直しを協議
箕輪町環境審議会の初会議が7日、箕輪町役場で開かれ、環境基本計画の見直しについて協議しました。
7日は、平澤豊満町長から委員9人に委嘱状が手渡されました。
会長には、箕輪町衛生部長会会長の今井幸信さんが選ばれました。
箕輪町が平成12年度に策定した環境基本計画では、環境保全に関する施策の方向性の他、住民や行政が自主的な取り組みを行う為の行動指針を示しています。
計画年度が終了したことから、今回はより環境に優しく快適に暮らせるまちづくりを目指し、計画の見直しを行うものです。
新しい基本計画の期間は、平成26年度までの4年間で、町では、今年度中の策定を目指すということです。
委員の任期は、平成25年12月31日までとなっています。 -
保育園で出前木工教室
伊那市中央の春日英二さんらは、この春卒園となる伊那北保育園の年長児28人に木で作った手形とおもちゃを3日プレゼントしました。
子どもたちに木工細工をプレゼントしたのは、春日さんら3人で、保育園に出向いて木を加工しました。
3人は、日頃から趣味で木の加工をしていて、子どもたちに喜んでもらおうと春日さんが呼び掛けて出前サービスをしたものです。
子どもたちは、ゾウやキリン、ライオンなど好きな動物を注文すると、電動ノコギリをたくみにあやつり、たちまち動物がくりぬかれていきました。
動物をもらうと、子どもたちは、タイヤをつけて走らせていました。
3日、伊那北保育園は、保育参観日で、年長児の保護者も一緒になって木工教室を楽しんでいました。
春日さんたちは、毎年この時期に市内の保育園を回り、年長児に手形をプレゼントしています。 -
逸品運動の効果的な進め方学ぶ
伊那市の商店主らでつくる伊那まちの再生やるじゃん会は6日活性化対策の一つとして取り組む逸品運動の効果的な進め方などについて学びました。
6日は、伊那商工会館で伊那まちの再生やるじゃん会を構成する組織、魅力アップ・おもてなし委員会が勉強会を開き、逸品運動について学びました。
講師は、東京の中小企業診断士松井正明さんが務めました。
委員会では商店街のお客を呼び戻そうと、各店お勧めの逸品を記したマップの制作を進めていて、松井さんに効果的な取り組み方法などについて質問していました。
松井さんは、単なるマップづくりやイベントだけで終わらせず運動として継続していくことが大切だとアドバイスしていました。
6日は、松井さんの講演会も開かれ、逸品運動につい説明しました。
講演で松井さんは、1年を通して逸品を販売することで店主自らが考え本当の専門店になっていくと説明しました。
また逸品研究会を組織し意見交換することで結束が強くなることや、研究会の会員がガイドをつとめる逸品お店まわりツアーを実施することで、商店街のファンが増えると説明していました。
魅力アップ・おもてなし委員会では、逸品運動について、実施方法など研究し、商店街の活性化につなげていきたいとしています。 -
精神障害者の現状、行政に訴え
南箕輪村で精神障害者支援を行っているグループと行政の懇談会が6日、村障害者生きがいセンターで開かれました。
懇談会は精神障害者の現状を行政に知ってもらおうと開かれたもので、およそ20人が出席しました。
参加者からは、仕事がみつからず経済状況が厳しいという訴えや、どんな社会保障制度があるのか広く知らせてほしいという要望が出されていました。
村では居場所づくり、働く場の確保が重要だとしたうえでグループホームの必要性や福祉住宅の整備などについて検討したいとしています。
村社会福祉協議会では当事者と地域、行政が互いに支え合いながら暮らしていける環境づくりを進めていきたいとしています。 -
高遠高校生徒 保育園でパネルシアター披露
伊那市の高遠高校福祉コースの生徒は、園児のために制作したパネルシアターなどを6日、高遠第一保育園で披露しました。
6日は、生徒5人が保育園を訪れ、この日のために制作したパネルシアターを披露しました。
福祉コースでは、コミュニケーションの取り方について学ぼうと、年に2回実習を行っています。
生徒達は、絵本を題材に絵を描き、発表の練習を重ねてきました。
クイズを織り交ぜながらの発表に、園児らは最後まで見入っていました。
高遠高校では、「保育士も介護福祉士もコミュニケーションの取り方には通じるものがある。将来の夢に向け、学んでいってほしい」と話していました。 -
信州大学学部長選挙 中村宗一郎教授再選
信州大学農学部の学部長選挙が6日行われ、今の学部長で応用生命科学科の中村宗一郎教授が再選されました。
任期満了に伴う学部長選挙が行われ、開票の結果、今の学部長の中村教授が再選されました。
中村教授は山口県出身の58歳で、鳥取県の鳥取大学を卒業後、山口県の宇部短期大学、島根県の島根大学で教授を歴任し、平成17年に信州大学農学部の教授につきました。
平成22年2月からは、学部長に選任され、2期目です。
主に、食生活や食品科学に関する研究を行っています。
学部長の任期は、平成27年の3月までとなっています。 -
伝統芸能の公演「如月花神楽」
伊那谷に伝わる伝統芸能の公演「如月花神楽」が5日、伊那市のいなっせで行われました。
会場には、市内外からおよそ250人が集まりました。
民族芸能の要素をベースにした舞台活動を行っている5人組邦楽グループ「和力」が、伊那谷や、日本の伝統芸能を紹介しました。
メンバーらは、しの笛や太鼓の演奏に合わせ神楽やお囃子など11演目を披露しました。
また、伊那市荒井の小学6年生の女の子4人が、荒井神社に伝わる浦安の舞を披露しました。
浦安の舞は、平和を祈る心の舞として70年前ほど前から全国の神社で奉納されている近代神楽の1つです。
4人は「お宮でやるのとは雰囲気が違い、いい経験になった」と話していました。
主催した伊那芸術文化協会では「伊那谷や日本の伝統芸能を後世に残せるよう、今後も取り組んでいきたい」と話していました。 -
インフルエンザで学級閉鎖相次ぐ
南箕輪村の南原保育園、南部保育園、西部保育園の4クラスは、インフルエンザのため、7日から学級閉鎖となります。
学級閉鎖となるのは、南原保育園年中1クラス、南部保育園年長、年少それぞれ1クラス、西部保育園年少1クラスで、7日から10日(金)まで学級閉鎖となります。
村では、1月中旬からインフルエンザによる学級閉鎖が増え始め、現在は、クラスの2割が感染した場合に学級閉鎖としています。
保育園では、他に箕輪町で松島保育園、木下北保育園などの5クラスが7日から学級閉鎖となります。
伊那市の保育園では、学級閉鎖の措置はとっていません。
小中学校では、伊那市の新山小学校1年生1クラス、箕輪町では箕輪西小と箕輪北小の5クラス、南箕輪村では、南箕輪小、南箕輪中の3クラスで、学級閉鎖中、または、7日から学級閉鎖となっています。
県では、今月1日インフルエンザ警報を発令し、うがい、手洗い、マスクの着用など感染拡大防止に努めるよう呼びかけています -
伊那市西箕輪で冬の自然観察会
冬の樹木や動物の足跡などを観察しながら散策する「冬の自然観察会」が5日、伊那市西箕輪の山林で開かれました。
観察会には、市内の小学生から大人までおよそ50人が参加しました。
地域の自然に触れてもらおうと、西箕輪公民館が毎年開いているものです。
小学校で理科を教えている西箕輪在住の野口輝雄さんや、白鳥孝伊那市長など3人が講師を務めました。
参加者は、動物の足跡や糞、冬の樹木などを観察しながら、みはらしファームから経ヶ岳自然植物園までのおよそ3キロを散策しました。
西箕輪公民館では、今後も子ども達が地域の自然に触れる機会を作っていきたいと話していました。 -
北小河内でお念仏講
家内安全や無病息災を願うお念仏講の行事が5日、箕輪町北小河内の中村集会所で行われました。
箕輪町北小河内の中村常会では毎年この時期にお念仏講の行事が行われています。
5日は、子どもからお年寄りまでおよそ50人が集まり、大きな数珠を回しました。
中村常会のお念仏講は地区内を流れる大堰が天竜川とは逆に流れている為、疫病や災いの原因とされ、その厄を払う目的で始まったとされています。
集まった人達は、輪になって座り大きな数珠を回しながら南無阿弥陀仏と唱えていました。
数珠の中には一つだけ大きな玉があり自分の所へ回ってくると頭を下げていました。
およそ20分数珠を回した後、家内安全で健康で過ごせるように、各家から集めた米でおにぎりを作ってみんなで味わいました。
中村常会の河手厚志常会長は「これからもこの伝統行事を守っていきたい」と話していました。 -
漬物用の重石でカーリング
漬物用の重石をカーリングの石にみたてて得点を競う氷上運動会が5日、伊那市の伊那西スケート場で行われました。
これは、スケート場を利用し冬のスポーツで交流してもらおうと伊那市体育協会スケート部が開いたもので今年で4回目です。
今年は、雪などの影響で2度延期したため、去年より31チーム少ない14チームが参加しました。
1チーム4人で1人1回ずつ6メートル先にある円をめがけ漬物用の重石を滑らせます。
内側の円に入ると20点、外側の円に入ると5点、円の外は1点です。
子ども達は、高得点を目指し、氷の上で競技を楽しんでいました -
高遠城址公園さくら祭りポスター完成
伊那市観光協会が毎年作成している「高遠城址公園さくら祭り」のポスターが完成しました。
ポスターは、高遠城址公園のタカトオコヒガンザクラが満開になっている写真を採用しています。
B1サイズで2,000枚作成しました。
伊那市観光協会では、このポスターを地元の観光施設の他、全国の旅行会社や宿泊施設などに発送し、集客を図るということです。
ポスターは、購入希望者に1枚500円で販売します。
伊那市では、高遠城址さくら祭りの開催を4月1日から30日まで予定していてます。 -
立春 福与城跡に春告げる福寿草
4日は立春です。暦の上では4日から春となりました。
箕輪町福与の福与城跡では、日当りのよい斜面で福寿草が咲き始めています。
長野地方気象台によりますと、伊那地域の4日の最高気温は3.7度、最低気温はマイナス8.7度で平年並となりました。
5日からは気温が上がり、6日には暖かくなりますが、8日以降は再び冬型の気圧配置となり、寒い日が続くということです。 -
伊那路・木曽路 広域観光推進で連携
伊那谷と木曽谷が連携して観光推進を図ろうと3日、初めての懇談会が伊那市内で開かれました。
この日は、上下伊那と木曽の自治体や観光関連業者など110人が参加しました。
懇談会は、伊那路と木曽路の広域観光の可能性を探ろうと、自治体の担当課などでつくる伊那路・木曽路広域観光連携会議が初めて開きました。
懇談会では、長野県観光企画課長の長谷川浩さんから、観光の現状や課題について説明がありました。
県全体の観光客は、平成3年が延べ1億700万人とピークで、スキー客の減少などにより平成22年では延べ8千600万人となっています。
南信では、グリーンツーリズムなどの取り組みにより伊那路が県内で唯一増加傾向にあるものの、木曽路はここ5年ほどで4割減っています。
長谷川さんは「伊那路と木曽路は観光資源の違う地域。それぞれの強みを活かし、欠点を補う連携は重要」と説明していました。
会議の後には懇親会が開かれ、参加者が名刺交換などをして交流を深めていました。
懇談会の出席者で伊那市高遠町で菓子屋を営む男性は「広域的に手を組んで誘客し、来た人に喜んでもらえるような体制が作っていけたら良いと思う」と話していました。
伊那市紹興振興部観光課の田中章課長は「どんなことが必要なのか民間のみなさんから意見を聞き、行政側の意見も取り入れながらよりよい関係を築いていきたい」と話していました。
連携会議では今後、広域マップの作成や高速道路を活用した誘客の計画など、連携した観光推進に向け、活動を検討していくことにしています。 -
伊那小学校公開学習指導研究会
総合学習や総合活動を中核にした教育に取り組んでいる伊那市の伊那小学校で、公開学習指導研究会が4日開かれました。
県内外から600人を超える小中学校の教諭や大学生らが訪れ、授業の様子を見学しました。
伊那小学校では、30年以上前から総合学習を行っています。
公開学習指導研究会は、児童の姿や学習指導の様子から、見学に訪れた人たちと共に教育のあり方を探ろうと開かれていて、今回で33回目です。
5年勇組では、風力発電をしようと活動していて、児童がグループごとに風車を作っていました。
3年順組では、飼育しているアイガモとの思い出作品作りで、アイガモの卵の殻などを使ってモザイク画を作っていました。
訪れた教諭らは、児童の取り組みの様子をカメラで撮影したり、メモを取るなどして見学していました。 -
自然の中で雪遊び
冬の自然を楽しむイベント「冬の高遠フェスティバル」が4日、伊那市高遠町の国立信州高遠青少年自然の家で開かれました。
この日は県内外からおよそ300人が参加し、スノーシューや歩くスキーなどを体験しました。
イベントは、冬場に施設を利用してもらうとともに、遊びや体験を通じて自然に親しんでもらおうと開かれています。
スノーシューの体験では参加者が初心者と上級者の2つのグループに分かれて雪道を歩きました。
途中動物の足跡を見つけるとスタッフが子ども達に説明していました。
長さ120メートルのソリコースでは、子ども達がソリで遊んでいました。
東京都から子どもと一緒に参加したある男性は「東京でこれだけの雪を見ることはできない。子どもと冬の遊びを楽しむことができて良かった」と話していました。
冬の高遠フェスティバルは5日までで、5日は午前9時からソリすべり大会が開かれる予定です。 -
この冬一番の寒さ -13.7度
3日朝の伊那地域は、最低気温マイナス13.7度を記録し、この冬一番の寒さとなりました。
長野地方気象台の発表によりますと、平年を6.5度下回りました。
日中は、陽が差しましたが、最高気温は、2度までしか上がらず寒い一日となりました。 -
竜南保育園で豆まき
各地の保育園で豆まきが行われました。
このうち、伊那市の竜南保育園では、年長から年少までの園児およそ70人が、紙で作ったボールを豆に見立てて豆まきをしました。
園児達は、鬼と、豆をまくほうの2手に分かれ、交代で豆をまきました。
竜南保育園の城田妙子園長は、「今年も元気よく豆まきができたので、泣き虫鬼、怒り鬼、いじわる鬼などを追い払えたと思う」と話していました。 -
公立高校前期選抜の入学志願者数
長野県教育委員会は、来年度の公立高校前期選抜の入学志願者数を3日発表しました。
全県の高校志願者数は、2万762人で、うち35%にあたる7,272人が前期選抜に出願しました。
全県の全日制の倍率は1.58倍で、上伊那農業高校の生物科学科が2.65倍、赤穂高校の商業科が2.3倍と高い倍率となっています。
辰野高校は、普通科志願者数64人で、1.33倍、商業科は32人で1.6倍となっています。 -
節分 無量寺で福豆まき
節分の3日は、各地で節分にちなんだ行事が行なわれました。
箕輪町北小河内の無量寺では、護摩祈祷と福豆まきが行われ、福を求めて多くの人が集まりました。
午後3時からは、阿弥陀堂で年男や年女、厄年の人が護摩木を火に投げ入れて、厄除けや家内安全、交通安全を祈願していました。
会場に来ることが出来ない人は、お札に託し、僧侶が火にかざして厄除けを祈願していました。
時節柄受験生のお札もあり、合わせて500人分を祈願しました。
午後4時からは、福豆まきが行なわれました。
裃に身を包んだ年男や区の役員らが豆まきをしました。
境内には、町内外から大勢がつめかけ、福を得ようと、必死になって拾っていました。 -
アマランサスチョコ 市長に
伊那市日影の洋菓子店ドルチェカリーナは、雑穀アマランサスを使ったチョコレートを3日、白鳥孝伊那市長に届けました。
このチョコレートは、フランス語でショコラ・ロッシェと名づけられ、店頭で販売されています。
代表の柴宏治さんが去年11月に商品化に成功しました。
チョコレートにアマランサスを入れ、ポップしたものを表面にまぶしました。
韃靼そばの実も使われています。
3日は、妻で店長の純子さんが、バレンタインデー用に包んだチョコレートを白鳥市長に手渡すと市長は早速味見をしていました。
雑穀アマランサスは、ミネラル、カルシウム、ビタミンが豊富に含まれていて、健康に良いとされています。
一方で、酸化しやすいのが難点とされていて、柴さんによりますとチョコでコーティングすることで防ぐことが出来るということです。
アマランサスには、永遠にしぼまない花という意味もあり、柴さんは、「伊那市がこれからも末永く常に輝き発展してほしいという願いもこめた」と話しています。
このアマランサスを使ったチョコレート「ショコラ・ロッシェ」は、ドルチェカリーナで販売されていて、2月14日のバレンタインデーには、栄養価の高いこのチョコレートを多くの人に味わってもらいたいとしています。 -
パワースポットの水で受験生応援
伊那市長谷の零磁場ミネラル株式会社は、受験生を応援しようとパワースポットとして知られる分杭峠のミネラルウォーターを3日、長谷中学校の3年生にプレゼントしました。
3日は、木下護工場長ら2人が長谷中学校を訪れ、ミネラルウォーター24本を生徒に手渡しました。
ミネラルウォーター「零磁場の秘水」は、パワースポットとして知られる分杭峠の水を商品化したものです。
受験生を応援しようと、期間限定でラベルに必勝ダルマのシールが貼られています。
シールは、1月の大寒に木下さんらが分杭峠まで行き、合格祈願したものです。
生徒らは、「これを飲んで全員で合格したい」と感謝していました。
高校入試は、8日水曜日の前期選抜試験を皮きりに始まります。 -
マンガの間取りと建築模型展
漫画に登場する建物を模型にした「マンガの間取りと建築模型展」が3日から、伊那市の創造館で開かれています。
会場には、日本の漫画に登場する建物の模型と間取り図、100点が並べられています。
題材となった漫画は、昭和40年代の懐かしいものから、現在も連載されているものなど様々です。
これらの作品は、岩手県で建設コンサルタント業を営む景山明仁さんと、山形県在住の建築士、鎌田顕司さんが共同で制作したものです。
2人の活動を知った創造館の捧剛太館長が2人に依頼し実現しました。
作品は、漫画から畳の枚数や柱の位置などを読み取り、具現化したということです。
今回の展示に合わせ、創造館が松本市の業者に依頼し制作した建設当時の創造館を再現した模型も展示されています。
マンガの間取りと建築模型展は、4月1日まで創造館で開かれています。
2月19日には、景山さんと鎌田さんのトークショーが行われます。
期間中、入場料は無料ですが、東日本大震災の義援金を募ります。
また、伊那図書館では、宮沢賢治の童話を題材にした間取りと建築模型展が、26日まで開かれています。 -
箕輪北小で来入児1日入学
箕輪町の箕輪北小学校で2日、来年度入学する保育園児の1日入学が行われました。
2日は、沢保育園と長田保育園を中心に、来年度、箕輪北小学校に入学を予定している65人ほどの園児が訪れました。
これは、小学校がどんなところか体験してもらうために開かれています。
園児は、1年生に似顔絵を描いてもらったり、お店やさんごっこなどをして遊びました。 -
南アルスプス パネル展で魅力発信
南アルスプの世界自然遺産登録を目指す長野県連絡協議会は、南アルプスの魅力を広く知ってもらおうと、伊那市役所でパネル展を開いています。
南アルプスリレー展覧会として、協議会を構成する伊那市、富士見町、飯田市、大鹿村の県内4会場で開かれるもので伊那市が最初の会場となります。
伊那市役所1階市民ホールには、南アルプスの風景や植物を映した写真12点が展示されています。
南アルプスの中央構造線エリアは、地球が長い年月をかけ変化をし、山や川などがどのように現在の形になったのか知る事ができるジオパークに認定されています。
会場には、写真の他に、ジオパークについて学べるパネルも展示さています。
この南アルプスリレー展覧会は、13日(月)まで伊那市役所で開かれています。