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美和ダム分派堰 水没重機引き上げ
伊那市長谷の美和ダム上流の分派堰内に水没していた重機が、9日、引き揚げられました。
重機などからの油漏れは無いということです。
9日午前9時過ぎから、美和ダム上流の分派堰内の重機を引き揚げる作業が行われていました。
重 機はたまった土砂を取り除くために、ダム内に仮り置きされていましたが、6日からの雨で、およそ91トンの水がダム内に流れ込み、7日朝に重機とガソリンが入った携行缶が水没していることが確認されました。
ガソリンの携行缶は、8日回収され、重機は9日、クレーン車で引き揚げられました。
三峰川総合開発事務所によると、重機などの引き上げ作業などは無事終了し、水没による油漏れなどはなかったということです。 -
陶灯あかり展
伊那市の日帰り温泉施設みはらしの湯ロビーで、陶器でできたランプシェード「陶灯」の作品展が開かれています。
会場には、「陶灯」と呼ばれる陶器でできたランプシェード27点が並んでいます。
展示をしているのは、南箕輪村南原の飯島英之さんと、大泉の清水信衛さんです。
飯島さんは陶芸歴12年ほどで、今回は16点を展示しました。
清水さんは陶芸歴20年ほどで、今回は11点を展示しました。
陶灯の展示会は、飯島さんが南箕輪村内で始めたもので、清水さんは第2回展から参加し、2人での展示は今回で8回目です。
作品は、暖かい心なごむ幻想的な光を放つのが特徴ということです。
この陶灯「あかり」展は2月末まで、伊那市のみはらしの湯ロビーで開かれています。 -
伊那市長杯南信ジュニア卓球選手権大会
南信地区の高校生が出場する、伊那市長杯南信ジュニア卓球大会が4日、伊那市勤労者福祉センター体育館で開かれました。
この日は団体戦のみ行われ、南信地区の高校18校から45チームが出場しました。
団体戦は1チーム4人以上で、シングルス4試合、ダブルス1試合の合計5試合で勝敗が決まります。
南信地区では団体戦の大会が少なく、5月のインターハイ予選までに、今回の大会が最後の団体戦となります。
選手は、自身の実力やダブルスの相性などを確認しながら試合をしていました。
出場した伊那北高校の男子生徒は「今回の結果がインターハイ予選にプラスになるよう練習をしていきたい」と話していました。
大会の結果、男子は飯田高校が、女子は飯田長姫高校が優勝しています。 -
畳針に感謝 恩徳寺で畳組合が針供養
針供養の日の8日、南箕輪村の恩徳寺で、畳針に日頃の感謝を込める供養が行われました。
県畳商工組合上伊那支部の組合員9人が集まりました。
針供養は、折れたり曲がったりして使えなくなった針に、感謝の気持ちを込めて行われるものです。
組合は、昭和46年に恩徳寺境内に供養のための針塚を建立しました。
以来毎年2月8日に、針供養を行っています。
組合員は、長年畳を縫うために使った針を豆腐に刺し、手を合わせていました。
県畳商工組合上伊那支部の小松正一支部長は「針を供養して、商売繁盛を願った。心新たに1年頑張りたい」と話していました。 -
公立高校前期選抜試験実施
公立高校の前期選抜試験が8日、県内一斉に行われました。
このうち南箕輪村の上伊那農業高校では、午前8時すぎから受験生が次々と試験会場に向かっていました。
前期選抜の実施は昨年度から各校の判断になっていて、上伊那8校のうち、伊那北高校、伊那弥生ヶ丘高校、赤穂高校の普通科では実施していません。
前期選抜を行った上伊那農業高校は各科募集定員が20人で、倍率は生産環境科が1.6倍、園芸科学科が2・15倍、生物科学科が2・65倍、緑地創造科が2.05倍となっています。
公立高校前期選抜試験の合格発表は15日(水)に行われます。 -
集落営農組織ネットワーク、認定農業者合同研修会
JA上伊那は、地域農業の振興を目的に、「集落営農組織ネットワーク・認定農業者合同研修会」を8日、伊那市のJA上伊那本所で開催しました。
研修会は、集落営農組織の法人化や、地域農業の中心的な担い手づくりなど、持続可能な農業組織を作っていこうと開かれました。
会場には、集落営農組織の代表や、市町村の認定を受けた認定農業者、自治体の農政担当者などおよそ150人が出席しました。
JA上伊那の宮下勝義代表理事組合長は「政府のTPPへの参加表明など農業をとりまく状況は厳しくなっている。
今後も、地域で持続可能な農業を継続していくために、環境変化に対応できる担い手づくりをしていかなければならない」と挨拶しました。
JA上伊那によりますと、上伊那地域には、集落営農組織が43、認定農業者が465人いるということです。
JA上伊那では、今後、集落営農組織と認定農業者が、一体となり地域の農業基盤を築き、次世代の担い手作りをする、環境を作っていきたいとしています。 -
上伊那インフル流行拡大
上伊那地域のインフルエンザ患者数は、1医療機関あたり90.38人となり、県内11地区で最も高い数値となりました。
上伊那地域の1月30日から2月5日までの1医療機関あたりの患者数は90,38人となり、県内の11地区でもっとも高い数値となりました。
長野県のまとめによりますと、県平均は41.42人で、依然として警報レベルの基準30人を上回っています。
上伊那では、去年12月から、8週連続で1医療機関あたりの患者数が増加していて、1月22日までの1週間で35.25人と警報レベルを超えて以来、59.75人、90.38人となっています。
今日現在、伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、伊那市内の小学校で1クラス、箕輪町内の小学校で5クラス、南箕輪村内の小中学校で3クラスが学級閉鎖となっています。
南箕輪村では、村内の小学校で、1クラスがあすから学級閉鎖を予定しています。
伊那保健所では、感染予防の為に、手洗い・うがいをこまめにすると共に、感染が疑われる場合は早めに医療機関で受診するよう呼び掛けています。 -
絵本「ちょうのりりぃ」を村に寄贈
信州大学博士過程2年の江田慧子さんは、絶滅危惧種の蝶、オオルリシジミの生態について分りやすく解説した絵本を南箕輪村に寄贈しました。
6日は、江田さんと、信大農学部の中村寛志教授が南箕輪村民センターを訪れ征矢鑑教育長にオオルリシジミについて書いた絵本「ちょうちょのりりぃ」を手渡しました。
オオルリシジミは国内では長野県の安曇野市、東卸市、飯山市の3か所と九州の阿蘇地方にしか生息していない絶滅危惧種です。
その生態について研究した江田さんは子どもたちに興味を持ってもらいたいと絵本にまとめました。
江田さんは、「子どもはもちろん、大人も楽しめるような内容になっています。幻の蝶、オオルリシジミを知ることで自然に興味をもってもらいたい。」と話していました。
南箕輪村ではこの絵本を図書館のほか、村内全ての小学校と保育園におき活用していくということです。 -
美和ダムに重機水没
伊那市長谷の美和ダムに土砂掘削工事を行っていた重機4台が水没しました。
これによるケガ人はなく、ダムを管理している三峰川総合開発工事事務所では監視を続けています。
三峰川総合開発工事事務所によりますと、水没した重機は土砂掘削用重機2台と運搬用クローラーダンプ2台です。
これらの重機は、ダム内に溜まった土砂を取り除く作業をしていました。
ダム内にはクレーン車で入れ、昨日の作業終了後、重機をダム内に、かり置きしていました。
しかし6日からの雨でダム内におよそ91トンの水が流れこみ7日朝重機が水没していることが確認されました。
これによるケガ人はなく、重機からの油漏れは、ないということです。
また現場にあった10リットルのガソリンが入った携行缶についても油漏れはなく美和ダム内で浮いている状態だということです。
三峰川総合開発工事事務所では、「今日の朝、重機をクレーンで引き揚げる予定だったが、想像以上に水位の上昇が早く、このような状況になってしまった。」と話しています。
重機を引き上げることができるまで水位が下がるには4、5日かかるということで、三峰川総合開発工事事務所ではその間、監視を続けることにしています。 -
オトメ☆コーポレーション観光大使
伊那市出身のなるみさんが所属するアイドルグループ、オトメ☆コーポレーションが伊那市の観光大使に委嘱されました。
7日は、伊那市役所で委嘱式が行われ、白鳥孝伊那市長からオトメ☆コーポレーションに委嘱状が手渡されました。
伊那市では、市にゆかりがあり、各界で活躍している著名な人達に伊那市の魅力を積極的に発信してもらおうと「伊那市特命大使」を設置しました。
特命大使の名称はそれぞれの活動分野に応じてその都度決定することになっていて、特命大使第1号としてオトメ☆コーポレーションを伊那市観光大使に委嘱しました。
オトメ☆コーポレーションは、伊那市出身のリーダーなるみさが所属するアイドルグループで、去年12月には伊那の名物ローメンを歌にしたCDを発売しています。
白鳥市長は「伊那市を中心とした伊那谷の観光や自然などを各方面で発信してほしい」と話していました。
式では、高遠城址公園の風景などが入った観光大使の名刺が3人に手渡されました。
オトメ☆コーポレーションは今後、伊那市の魅力の紹介やイメージアップに努めていくということです。 -
伊那華のみそ娘 初仕込み
農家の女性などでつくる伊那華のみそ娘加工組合は7日、伊那市内の加工場で味噌の初仕込みを行いました。
7日は、メンバー15人が米麹づくりやふかした大豆をすりつぶす作業を行っていました。
伊那華のみそ娘加工組合は、地産地消や食文化の伝承を目的に東春近の主婦により平成12年に発足ました。
毎年、この時期に地元でとれたコシヒカリや大豆をつかい味噌を仕込んでいます。
加工組合のみそは好評で、伊那市内の保育園や小学校などの給食で使われています。
今年は去年と同じ14トンを作る計画で、3月中旬まで仕込み作業を行い、7月に味をなじませて均等にし、11月下旬まで寝かせ、出荷する予定です。 -
だるま市 人形飾り準備大詰め
今月11日に伊那市高遠町でだるま市が開かれます。
これに合わせ、毎年訪れる人達を楽しませている人形飾りの準備が大詰めを迎えています。
人形飾りが始まったのは1700年頃とされていて毎年、だるま市に合わせて高遠町内の各地区で作られています。
高遠町総合支所では、伊那市職員だるま市を盛り上げる有志の会が人形飾りの製作をしています。
作業は、人形を引き立てるバックと人形づくりの2班に分かれて行われています。
今年はアニメ、ワンピースです。
飾りは、発砲スチロールをやすりやノコギリで削ってキャラクターの形を作りペンキを塗って完成です。
伊那市職員だるま市を盛り上げる有志の会の作品は、8日から総合支所前に飾られることになっています。 -
南箕輪村特別職報酬等審議会 3%減額を答申
南箕輪村特別職報酬等審議会は7日、来年度の理事者の給料を、今年度と同様の3%減額とする答申をしました。
7日は、審議会の堀薫会長が唐木一直村長に答申しました。
審議会では、安定した行政運営が図られているため減額なしという委員からの意見が多かったということですが、東日本大震災や円高の影響で上伊那の景気は厳しい状況にあるとして、今年度と同じ3%減額としています。
適用されれば、村長の給料月額は69万7,430円、副村長は59万2,670円、教育長は50万4,400円となります。
村議会議員の報酬については、条例に定められた金額通りと答申しました。
唐木村長は「内容を十分尊重して検討したい」と話していました。 -
箕輪町環境審議会の初会議 環境基本計画の見直しを協議
箕輪町環境審議会の初会議が7日、箕輪町役場で開かれ、環境基本計画の見直しについて協議しました。
7日は、平澤豊満町長から委員9人に委嘱状が手渡されました。
会長には、箕輪町衛生部長会会長の今井幸信さんが選ばれました。
箕輪町が平成12年度に策定した環境基本計画では、環境保全に関する施策の方向性の他、住民や行政が自主的な取り組みを行う為の行動指針を示しています。
計画年度が終了したことから、今回はより環境に優しく快適に暮らせるまちづくりを目指し、計画の見直しを行うものです。
新しい基本計画の期間は、平成26年度までの4年間で、町では、今年度中の策定を目指すということです。
委員の任期は、平成25年12月31日までとなっています。 -
保育園で出前木工教室
伊那市中央の春日英二さんらは、この春卒園となる伊那北保育園の年長児28人に木で作った手形とおもちゃを3日プレゼントしました。
子どもたちに木工細工をプレゼントしたのは、春日さんら3人で、保育園に出向いて木を加工しました。
3人は、日頃から趣味で木の加工をしていて、子どもたちに喜んでもらおうと春日さんが呼び掛けて出前サービスをしたものです。
子どもたちは、ゾウやキリン、ライオンなど好きな動物を注文すると、電動ノコギリをたくみにあやつり、たちまち動物がくりぬかれていきました。
動物をもらうと、子どもたちは、タイヤをつけて走らせていました。
3日、伊那北保育園は、保育参観日で、年長児の保護者も一緒になって木工教室を楽しんでいました。
春日さんたちは、毎年この時期に市内の保育園を回り、年長児に手形をプレゼントしています。 -
逸品運動の効果的な進め方学ぶ
伊那市の商店主らでつくる伊那まちの再生やるじゃん会は6日活性化対策の一つとして取り組む逸品運動の効果的な進め方などについて学びました。
6日は、伊那商工会館で伊那まちの再生やるじゃん会を構成する組織、魅力アップ・おもてなし委員会が勉強会を開き、逸品運動について学びました。
講師は、東京の中小企業診断士松井正明さんが務めました。
委員会では商店街のお客を呼び戻そうと、各店お勧めの逸品を記したマップの制作を進めていて、松井さんに効果的な取り組み方法などについて質問していました。
松井さんは、単なるマップづくりやイベントだけで終わらせず運動として継続していくことが大切だとアドバイスしていました。
6日は、松井さんの講演会も開かれ、逸品運動につい説明しました。
講演で松井さんは、1年を通して逸品を販売することで店主自らが考え本当の専門店になっていくと説明しました。
また逸品研究会を組織し意見交換することで結束が強くなることや、研究会の会員がガイドをつとめる逸品お店まわりツアーを実施することで、商店街のファンが増えると説明していました。
魅力アップ・おもてなし委員会では、逸品運動について、実施方法など研究し、商店街の活性化につなげていきたいとしています。 -
精神障害者の現状、行政に訴え
南箕輪村で精神障害者支援を行っているグループと行政の懇談会が6日、村障害者生きがいセンターで開かれました。
懇談会は精神障害者の現状を行政に知ってもらおうと開かれたもので、およそ20人が出席しました。
参加者からは、仕事がみつからず経済状況が厳しいという訴えや、どんな社会保障制度があるのか広く知らせてほしいという要望が出されていました。
村では居場所づくり、働く場の確保が重要だとしたうえでグループホームの必要性や福祉住宅の整備などについて検討したいとしています。
村社会福祉協議会では当事者と地域、行政が互いに支え合いながら暮らしていける環境づくりを進めていきたいとしています。 -
高遠高校生徒 保育園でパネルシアター披露
伊那市の高遠高校福祉コースの生徒は、園児のために制作したパネルシアターなどを6日、高遠第一保育園で披露しました。
6日は、生徒5人が保育園を訪れ、この日のために制作したパネルシアターを披露しました。
福祉コースでは、コミュニケーションの取り方について学ぼうと、年に2回実習を行っています。
生徒達は、絵本を題材に絵を描き、発表の練習を重ねてきました。
クイズを織り交ぜながらの発表に、園児らは最後まで見入っていました。
高遠高校では、「保育士も介護福祉士もコミュニケーションの取り方には通じるものがある。将来の夢に向け、学んでいってほしい」と話していました。 -
信州大学学部長選挙 中村宗一郎教授再選
信州大学農学部の学部長選挙が6日行われ、今の学部長で応用生命科学科の中村宗一郎教授が再選されました。
任期満了に伴う学部長選挙が行われ、開票の結果、今の学部長の中村教授が再選されました。
中村教授は山口県出身の58歳で、鳥取県の鳥取大学を卒業後、山口県の宇部短期大学、島根県の島根大学で教授を歴任し、平成17年に信州大学農学部の教授につきました。
平成22年2月からは、学部長に選任され、2期目です。
主に、食生活や食品科学に関する研究を行っています。
学部長の任期は、平成27年の3月までとなっています。 -
伝統芸能の公演「如月花神楽」
伊那谷に伝わる伝統芸能の公演「如月花神楽」が5日、伊那市のいなっせで行われました。
会場には、市内外からおよそ250人が集まりました。
民族芸能の要素をベースにした舞台活動を行っている5人組邦楽グループ「和力」が、伊那谷や、日本の伝統芸能を紹介しました。
メンバーらは、しの笛や太鼓の演奏に合わせ神楽やお囃子など11演目を披露しました。
また、伊那市荒井の小学6年生の女の子4人が、荒井神社に伝わる浦安の舞を披露しました。
浦安の舞は、平和を祈る心の舞として70年前ほど前から全国の神社で奉納されている近代神楽の1つです。
4人は「お宮でやるのとは雰囲気が違い、いい経験になった」と話していました。
主催した伊那芸術文化協会では「伊那谷や日本の伝統芸能を後世に残せるよう、今後も取り組んでいきたい」と話していました。 -
インフルエンザで学級閉鎖相次ぐ
南箕輪村の南原保育園、南部保育園、西部保育園の4クラスは、インフルエンザのため、7日から学級閉鎖となります。
学級閉鎖となるのは、南原保育園年中1クラス、南部保育園年長、年少それぞれ1クラス、西部保育園年少1クラスで、7日から10日(金)まで学級閉鎖となります。
村では、1月中旬からインフルエンザによる学級閉鎖が増え始め、現在は、クラスの2割が感染した場合に学級閉鎖としています。
保育園では、他に箕輪町で松島保育園、木下北保育園などの5クラスが7日から学級閉鎖となります。
伊那市の保育園では、学級閉鎖の措置はとっていません。
小中学校では、伊那市の新山小学校1年生1クラス、箕輪町では箕輪西小と箕輪北小の5クラス、南箕輪村では、南箕輪小、南箕輪中の3クラスで、学級閉鎖中、または、7日から学級閉鎖となっています。
県では、今月1日インフルエンザ警報を発令し、うがい、手洗い、マスクの着用など感染拡大防止に努めるよう呼びかけています -
伊那市西箕輪で冬の自然観察会
冬の樹木や動物の足跡などを観察しながら散策する「冬の自然観察会」が5日、伊那市西箕輪の山林で開かれました。
観察会には、市内の小学生から大人までおよそ50人が参加しました。
地域の自然に触れてもらおうと、西箕輪公民館が毎年開いているものです。
小学校で理科を教えている西箕輪在住の野口輝雄さんや、白鳥孝伊那市長など3人が講師を務めました。
参加者は、動物の足跡や糞、冬の樹木などを観察しながら、みはらしファームから経ヶ岳自然植物園までのおよそ3キロを散策しました。
西箕輪公民館では、今後も子ども達が地域の自然に触れる機会を作っていきたいと話していました。 -
北小河内でお念仏講
家内安全や無病息災を願うお念仏講の行事が5日、箕輪町北小河内の中村集会所で行われました。
箕輪町北小河内の中村常会では毎年この時期にお念仏講の行事が行われています。
5日は、子どもからお年寄りまでおよそ50人が集まり、大きな数珠を回しました。
中村常会のお念仏講は地区内を流れる大堰が天竜川とは逆に流れている為、疫病や災いの原因とされ、その厄を払う目的で始まったとされています。
集まった人達は、輪になって座り大きな数珠を回しながら南無阿弥陀仏と唱えていました。
数珠の中には一つだけ大きな玉があり自分の所へ回ってくると頭を下げていました。
およそ20分数珠を回した後、家内安全で健康で過ごせるように、各家から集めた米でおにぎりを作ってみんなで味わいました。
中村常会の河手厚志常会長は「これからもこの伝統行事を守っていきたい」と話していました。 -
漬物用の重石でカーリング
漬物用の重石をカーリングの石にみたてて得点を競う氷上運動会が5日、伊那市の伊那西スケート場で行われました。
これは、スケート場を利用し冬のスポーツで交流してもらおうと伊那市体育協会スケート部が開いたもので今年で4回目です。
今年は、雪などの影響で2度延期したため、去年より31チーム少ない14チームが参加しました。
1チーム4人で1人1回ずつ6メートル先にある円をめがけ漬物用の重石を滑らせます。
内側の円に入ると20点、外側の円に入ると5点、円の外は1点です。
子ども達は、高得点を目指し、氷の上で競技を楽しんでいました -
高遠城址公園さくら祭りポスター完成
伊那市観光協会が毎年作成している「高遠城址公園さくら祭り」のポスターが完成しました。
ポスターは、高遠城址公園のタカトオコヒガンザクラが満開になっている写真を採用しています。
B1サイズで2,000枚作成しました。
伊那市観光協会では、このポスターを地元の観光施設の他、全国の旅行会社や宿泊施設などに発送し、集客を図るということです。
ポスターは、購入希望者に1枚500円で販売します。
伊那市では、高遠城址さくら祭りの開催を4月1日から30日まで予定していてます。 -
立春 福与城跡に春告げる福寿草
4日は立春です。暦の上では4日から春となりました。
箕輪町福与の福与城跡では、日当りのよい斜面で福寿草が咲き始めています。
長野地方気象台によりますと、伊那地域の4日の最高気温は3.7度、最低気温はマイナス8.7度で平年並となりました。
5日からは気温が上がり、6日には暖かくなりますが、8日以降は再び冬型の気圧配置となり、寒い日が続くということです。 -
伊那路・木曽路 広域観光推進で連携
伊那谷と木曽谷が連携して観光推進を図ろうと3日、初めての懇談会が伊那市内で開かれました。
この日は、上下伊那と木曽の自治体や観光関連業者など110人が参加しました。
懇談会は、伊那路と木曽路の広域観光の可能性を探ろうと、自治体の担当課などでつくる伊那路・木曽路広域観光連携会議が初めて開きました。
懇談会では、長野県観光企画課長の長谷川浩さんから、観光の現状や課題について説明がありました。
県全体の観光客は、平成3年が延べ1億700万人とピークで、スキー客の減少などにより平成22年では延べ8千600万人となっています。
南信では、グリーンツーリズムなどの取り組みにより伊那路が県内で唯一増加傾向にあるものの、木曽路はここ5年ほどで4割減っています。
長谷川さんは「伊那路と木曽路は観光資源の違う地域。それぞれの強みを活かし、欠点を補う連携は重要」と説明していました。
会議の後には懇親会が開かれ、参加者が名刺交換などをして交流を深めていました。
懇談会の出席者で伊那市高遠町で菓子屋を営む男性は「広域的に手を組んで誘客し、来た人に喜んでもらえるような体制が作っていけたら良いと思う」と話していました。
伊那市紹興振興部観光課の田中章課長は「どんなことが必要なのか民間のみなさんから意見を聞き、行政側の意見も取り入れながらよりよい関係を築いていきたい」と話していました。
連携会議では今後、広域マップの作成や高速道路を活用した誘客の計画など、連携した観光推進に向け、活動を検討していくことにしています。 -
伊那小学校公開学習指導研究会
総合学習や総合活動を中核にした教育に取り組んでいる伊那市の伊那小学校で、公開学習指導研究会が4日開かれました。
県内外から600人を超える小中学校の教諭や大学生らが訪れ、授業の様子を見学しました。
伊那小学校では、30年以上前から総合学習を行っています。
公開学習指導研究会は、児童の姿や学習指導の様子から、見学に訪れた人たちと共に教育のあり方を探ろうと開かれていて、今回で33回目です。
5年勇組では、風力発電をしようと活動していて、児童がグループごとに風車を作っていました。
3年順組では、飼育しているアイガモとの思い出作品作りで、アイガモの卵の殻などを使ってモザイク画を作っていました。
訪れた教諭らは、児童の取り組みの様子をカメラで撮影したり、メモを取るなどして見学していました。 -
自然の中で雪遊び
冬の自然を楽しむイベント「冬の高遠フェスティバル」が4日、伊那市高遠町の国立信州高遠青少年自然の家で開かれました。
この日は県内外からおよそ300人が参加し、スノーシューや歩くスキーなどを体験しました。
イベントは、冬場に施設を利用してもらうとともに、遊びや体験を通じて自然に親しんでもらおうと開かれています。
スノーシューの体験では参加者が初心者と上級者の2つのグループに分かれて雪道を歩きました。
途中動物の足跡を見つけるとスタッフが子ども達に説明していました。
長さ120メートルのソリコースでは、子ども達がソリで遊んでいました。
東京都から子どもと一緒に参加したある男性は「東京でこれだけの雪を見ることはできない。子どもと冬の遊びを楽しむことができて良かった」と話していました。
冬の高遠フェスティバルは5日までで、5日は午前9時からソリすべり大会が開かれる予定です。 -
この冬一番の寒さ -13.7度
3日朝の伊那地域は、最低気温マイナス13.7度を記録し、この冬一番の寒さとなりました。
長野地方気象台の発表によりますと、平年を6.5度下回りました。
日中は、陽が差しましたが、最高気温は、2度までしか上がらず寒い一日となりました。