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伊那ライオンズクラブが奉仕活動
伊那ライオンズクラブは2日奉仕活動の一環で伊那市のアクセス道路の清掃活動を行いました。
アクセス道路の清掃は、奉仕活動の一環として行われたもので、メンバーおよそ50人が参加しました。
参加者は、ゴミを拾い集めたり、歩道に広がった砂をはくなどしていました。
伊那ライオンズクラブは「地域に根ざすライオンズ」をモットーに地域貢献活動に取り組んでいるほか、フィリピンの貧しい子どもたちへの支援なども行っています。
クラブでは、地域で必要とされるライオンズでありたいとして、地域に根ざした活動を実践し継続していくとしています。 -
上農吹奏楽部が定演で応援歌復活
上伊那農業高校吹奏楽部の定期演奏会が1日、伊那文化会館で開かれ、演奏会に向けて復活させた応援歌などを披露しました。
上農高校の応援歌は、かつて運動部の激励として歌われていました。
しかしいつの頃からか歌われなくなっていたものを、吹奏楽部が今回の演奏会で復活させました。
部員らは、応援歌らしいテンポの良いリズムを力強く演奏していました。
上農高校には昭和初期、生徒が住みこみで農業学習を行うための寮があり、演奏会では、そこで歌われていた寮歌も披露されました。
演奏会では16曲が披露され、息のあった音色が会場に響きわたっていました。 -
使用電力量21.4%削減
伊那合同庁舎が6月から9月にかけて実施した節電対策の実施結果がまとまりました。
使用電力量は昨年度と比べ、21.4%の削減率となっています。
節電対策の実施結果は6月20日から9月30日までをまとめたものです。
それによりますと昨年度のこの間の使用電力量はおよそ18万kWhだったのに対し今年度は、およそ14万2千kWhでした。
削減量はおよそ3万8千kWh、率にして、21.4%、金額で、およそ43万円の削減となっています。
伊那合同庁舎ではこれから冬を迎え使用電力量が増加するため、エレベーターの一部停止や室内の消灯など節電対策を継続していくことにしています。 -
水質事故の対策訓練
油の流入など天竜川水系で起こった水質事故の対策訓練が5日、駒ヶ根市の田沢川で行われました。
訓練は川で発生した水質事故に対しその対策を学ぼうと、天竜川水系水質保全連絡協議会上流部会が行ったものです。
訓練には、天竜川上流河川事務所のほか、諏訪から下伊那にかけての天竜川流域の自治体、消防などからおよそ80人が参加しました。
5日は工場などから油が川に流れこんだとの想定でオイルフェンスを川に張る訓練が行われました。
参加者は両岸に分かれ、ロープを使ってオイルフェンスを張っていました。
フェンスは川に対して斜めに張ることで油が岸の近くに集まり、人が川に入らなくてもオイルマットなどを使い処理できることなどが説明されていました。
昨年度、天竜川水系では11件の水質事故が発生したということで参加者は、真剣な表情で訓練に取り組んでいました。
事故が発生した場合、下流への被害を最小限にとどめるためには、自治体を超えた迅速な情報伝達と対応が必要ということで、天竜川水系水質保全連絡協議会では、このような訓練を通して万一に備えたいと話していました。 -
MAながた会発足10周年記念展
箕輪町の日帰り温泉施設ながたの湯で絵画や書の作品展をしている「MAながた会」の発足10周年記念展が1日から、箕輪町文化センターで始まりました。
MAながた会は2001年に発足し、現在、箕輪町に暮らす9人と2つのサークルが所属しています。
会員はそれぞれ油彩、水彩、日本画、染色、書に取り組んでいて、ながたの湯ロビーで1か月交代で個展形式の展示をしています。
年1回はチャリティー展を開き、収益を町社会福祉協議会に寄付しています。
今回の10周年記念展では、会員が1人1点出品し、元会員の遺作も含め16点が展示されています。
ながたの湯では展示できない大作や、中央の展示会で入賞した作品など、それぞれ思い入れのある1点を展示したということです。
MAながた会発足10周年記念展は8日まで、箕輪町文化センターで開かれています。 -
南箕輪わくわくクラブ創立10周年記念イベント
今年創立10周年を迎えた南箕輪村のNPO法人南箕輪わくわくクラブが2日、記念イベントを行いました。
村内11会場でスポーツや文化教室のイベントが行われました。
南箕輪わくわくクラブは、スポーツや文化の教室を開いているほか、一般のサークルも登録して活動しています。
10周年を記念し、会員の交流を図ろうとスポーツなどの体験やゲームが行われました。
村民体育館では、バドミントンやフェンシング、フライングディスクなどの種目があり、会員らが競技を体験したり、ゲームに参加していました。
また、元中日ドラゴンズの打撃コーチ兼内野手で、現在野球解説者を務める立浪和義さんの講演会も開かれました。
立浪さんは、PL学園に入学し厳しい僚生活を通して耐えること、我慢を学んだと話しました。
立浪さんは、会場の子どもたちに、「野球をやらせてくれている両親に感謝して下さい。嫌なこと、大変なことがあっても、そこでもう一つ頑張って努力し続けてほしい」と話していました。 -
伊那市手良で側溝の蓋盗まれる
伊那市手良の八ツ手大橋北側の側溝の蓋が盗まれていることがわかり市は4日、警察に届け出ました。
盗まれたのは伊那市手良の八ツ手大橋北側の側溝の蓋、9枚です。
9月29日の午前10時頃、市道末広箕輪線を通行した市外の人が蓋が無いことに気付き伊那市に通報しました。
蓋は鉄製で、幅40センチ、長さ1メートル、被害額は1枚あたり3000円から4000円です。
伊那市では今年4月にも天竜町や上牧などで11枚の蓋が盗まれています。
伊那市では「県全体でも蓋の盗難が増えている。不審な人をみかけたら警察に通報してほしい」と呼びかけています。 -
来年用の年賀はがきが到着
伊那市坂下の日本郵便伊那支店に4日、来年用の年賀はがきが到着し、社員らが搬入作業に追われていました。
4日は、社員およそ10人が、伊那支店に到着した512箱204万8,000枚の年賀はがきの搬入作業をしました。
はがきは、無地や色つき、絵入りのものなど11種類です。
到着した年賀はがきは、伊那支店エリア内の28局に振り分けられます。
到着した年賀はがきのうち伊那支店で販売するのは、ほぼ平年並みの64万3,000枚です。
家庭でのパソコンやプリンターの普及により、印刷ができるインクジェット紙のハガキが6割以上だということです。
年賀はがきの販売は、11月1日火曜日から始まります。
投函の受付けは、12月15日木曜日からとなっています。 -
権兵衛トンネルで防災訓練
万が一の事故に備え、伊那と木曽を結ぶ国道361号伊那木曽連絡道路 権兵衛トンネルで4日、防災訓練が行われました。
防災訓練は、トンネル内での自動車事故や車両火災に備えうと開通した平成18年から毎年行われていて、今年で7回目です。
乗用車が対向車線にはみ出し、対向車線を走ってきたトラックと衝突して火災が発生したとの想定です。
訓練には、伊那・木曽両地域の消防や警察など85人が参加しました。
訓練は、一般車両の通行を規制して権兵衛トンネルの木曽側入り口からおよそ350メートル中に入った所で行われました。
救急救助訓練では、両地域の消防組合が車両に閉じ込められたけが人を救助していました。
また、消火訓練も行われトンネル内の消火栓からホースを取り出し放水していました。
トンネルを管理する木曽建設事務所によると8月末現在、開通からの交通量の累計は、およそ780万台、1日平均およそ3800台となっています。
尚、これまでトンネル内で大きな事故はおきていないということです。 -
手良中坪の第11回演芸大会
伊那市手良中坪の第11回演芸大会が1日、中坪公民館で開かれました。
演芸大会には、住民およそ70人が集まりました。
演芸大会は、有志でつくる実行委員会が中坪八幡大社の例大祭の宵祭りとして開いているものです。
昭和40年頃から開かれていませんでしたが「昔のようにみんなで盛り上がりたい」という声が多くよせられ、平成12年から毎年開かれるようになりました。
1日は、園児や児童による踊りの他、カラオケクラブ会員の歌など13演目が行われました。
実行委員会の高橋忠会長は「これからも住民全員が一丸となって地域を盛り上げていきたい」と話していました。 -
伊那市 監視カメラを市内の山林に設置
伊那市は、不法投棄を防ごうと監視カメラを市内の山林に4日、設置しました。
監視カメラの設置は、去年に引き続き2年目です。
カメラは、環境省中部地方環境事務所の協力で設置したもので、期間は4日から12月までの3か月間です。
カメラを設置した場所は、4月に不法投棄物の撤去をした際、2トントラック3台分に及ぶ家庭ごみや産業廃棄物が捨てられていた市内の市道沿いの山林です。
カメラは動くものを感知すると自動的に静止画で映像を記録します。
昨年度は、設置した3か月間に不法投棄はありませんでした。
伊那市で見つかった不法投棄は、平成21年度は224件30.4トン、昨年度は186件13.8トン、今年度は9月までに41件1.7トンと減少傾向にあります。
しかし地上デジタル放送への以降に伴い、昨年度上半期8台だったテレビの不法投棄が今年度は14台と増えています。
伊那市では、監視カメラの効果をみながら設置場所の変更も考えていきたいとしています。 -
交通安全優良運転者らを表彰
交通安全に尽力した個人や団体に対する表彰の伝達式が29日、伊那警察署で行われました。
関東管区警察局長と関東交通安全協会連合会会長の連名表彰など伊那警察署管内の受賞者に表彰が伝達されました。
連盟表彰では、運転者の模範となり安全運転に功績のある優良運転者として、伊那交通安全協会副会長の野口啓士さんと、元高遠地区交通安全協会藤沢支部女性部長の一ノ羽勝江さんが表彰を受けました。
交通栄誉章緑十字銅章の伝達では、交通安全功労者など14人が表彰されました。
受賞者を代表して野口啓士さんは「地域の安全安心を守るため、受賞を契機に一生懸命、交通安全に携わっていきたい」と謝辞を述べました。 -
口蹄疫等家畜伝染病防疫演習
口蹄疫などの家畜伝染病に対処するための演習が30日、伊那市のJA上伊那西箕輪支所で行われました。
演習は、口蹄疫や高病原性鳥インフルエンザなどの家畜伝染病が発生した際に、発生を最小限に食い止めるための防疫措置のリーダーを養成しようと上伊那地方事務所が行いました。
伊那家畜保健衛生所や市町村など上伊那の関係機関からおよそ40人が参加しました。
家畜伝染病の発生を最小限に食い止めるためには、病原体を殺すこと、感染経路を遮断することが重要と説明がありました。
参加者は、鳥インフルエンザの防疫作業を行う想定で、防護服の着用方法などを学びました。
インフルエンザの感染を防ぐため、手袋と防護服を粘着テープで止める、髪の毛が帽子から出ないようにするなど注意点を聞きながら着用していました。 -
箕輪町 新しい副町長に選任された白鳥一利さんの就任式
箕輪町の新しい副町長に選任された白鳥一利さんの就任式が3日、箕輪町役場で行われました。
就任式では、平澤豊満町長から白鳥さんに辞令が手渡されました。
白鳥さんは「40年の間に多くの人と出会い多くの事を学んだ。それらを活かし、平澤町長が掲げる活力溢れる元気な箕輪の町づくりの実現にむけ、職員と町民の皆さんと一緒になってがんばっていきたい」と抱負を述べました。
平澤町長は「副町長が一人制になり新たな形での組織運営が必要となる。副町長を中心にこれまでとは違った白鳥カラーで、職員一丸となってがんばってほしい」と話しました。
副町長の任期は、10月1日から平成27年9月30日までの4年間となっています。 -
上下水道料金業務 民間委託
伊那市は、上下水道料金に関する窓口業務を、3日から、民間委託しました。
3日は、関係者およそ40人が出席し、市役所1階に設置された、伊那市上下水道料金センターの開所式が行われました。
式の中で、伊那市の白鳥孝市長は「公営企業として、水道事業を行ってきたが、下水道投資による、累積赤字をかかえている。
平成37年度の赤字解消を目指し市職員と連携を密にし、事業を進めてほしい」と挨拶しました。
窓口業務を委託された、東京に本社のある、株式会社ジェネッツの深澤貴社長は「責任の重大さを感じている。これまでのノウハウを生かし収納率向上を目指したい」と話していました。
契約期間は、平成28年9月末までの5年間で、委託料は、5年で2億8千8百万円あまりです。
委託に伴い、窓口開設時間は、午前8時から午後6時30分までと、これまでより1時間あまり延長され、土曜日も開設されます。
また、平成25年度からは、毎月の支払いをクレジットカードで行えるシステムの導入を計画しています。
委託による効果として、市は、職員9人を減らし、年間700万円の経費削減を見込んでいます。
また、収納率は、平成22年度では、水道料が98・3%、下水道使用料が97・1%でしたが、これを、平成23・24年度は、98・5%以上、平成25年度は99%以上を目指すとしています。 -
伊那市 独自に空間放射線量測定
福島第一原子力発電所の事故を受け、伊那市は、3日から、独自に空間放射線量の測定を始めました。
空間放射線量の測定は、原発事故を受け、住民から不安の声が寄せられたことから、市が独自に始めました。
測定は、週一回、伊那市役所と、高町総合支所、長谷総合支所の3箇所で実施されます。
毎回、朝10時に地上1メートルの地点で、30秒ごとに3回測定し、その平均値を出します。
市役所での測定の結果、3日の空間放射線量は、0.06マイクロシーベルトで、国が定めた基準の、1マイクロシーベルトを、大きく下回る結果となりました。
伊那市では、「放射線は、目に見えず、匂いもない。測定を続けることで、住民の皆さんに安全であることを示していきたい」としています。
市では、測定結果を、その日のうちに、ホームページで公開することにしています。 -
CATV杯ミニバス 伊那ミニアベック優勝
ケーブルテレビ杯争奪ミニバスケットボール選手権大会が、1日、伊那市内で開かれ、男子、女子ともに、伊那ミニバスケットボール教室が優勝しました。
大会には、県内外から、男女合わせて20チームが参加し、熱戦を繰り広げました。
男子決勝は、昨年と同じ、伊那ミニ対、駒ケ根市スポーツ少年団の顔合わせとなりました。
試合は、第1クォーターに8点のリードを奪った、伊那ミニが、追い上げる駒ヶ根を振りきり、31対28で、2年連続3回目の優勝を果たしました。 -
大芝高原でイルミネーションフェスティバル開幕
色とりどりの電飾が並ぶイルミネーションフェスティバルが1日から南箕輪村の大芝高原で始まりました。
村内有志でつくる実行委員会が開催するイルミネーションフェスティバルは今年で6回目となります。
大芝高原には趣向を凝らした作品およそ330基が並び幻想的な夜を演出しています。
大芝高原のイルミネーションフェスティバルは、22日まで開かれています。 -
ざんざ節保存会制作 郷土民謡のDVD完成
伊那市長谷のざんざ節保存会は、長谷に伝わる郷土民謡「ざんざ節」と「キンニョンニョ」を映像として後世に伝えようとDVDを作成しました。
9月29日は、ざんざ節保存会の池上 恒雄会長ら4人が市役所を訪れ、白鳥孝市長に、DVD の完成を報告しました。
伊那市長谷に伝わる郷土民謡「ざんざ節」と「キンニョンニョ」は、ともに江戸時代に全国各地で流行した民謡で、長谷で先祖代々歌い継がれてきました。
この民謡を後世に残し伝えていこうと、国のふるさと文化再興事業の補助金約50万円を受けて千枚制作し、今年3月末に完成しました。
DVDは保存会のメンバーが出演し、2つの民謡の歌、踊り、保存会の活動やインタビューで構成された、30分ほどの内容です。
白鳥市長は、「DVDができて、正確な歌と踊りを後世に伝える事ができる」と話していました。
このDVDは、長谷地区の全戸に配布される予定です。 -
「アポロは本当に月へ行ったのか?」
「アポロは本当に月へ行ったのか?」をテーマにした展示が、伊那市創造館で開かれています。
2日はそれに合わせてトークショーも行われました。
創造館では、国内や世界の一部で「アポロの月面着陸はアメリカの特撮による、でっちあげではないか」との声があるなかで、着陸が真実だったことを証明しようと、展示を企画しました。
会場には、宇宙服のレプリカのほか、宇宙船のミニチュアなどが展示され子どもから、大人まで楽しみながら宇宙開発の歴史を知ることができるようになっています。
展示ではほかに、アメリカの宇宙飛行船アポロが月に到着した際、写された写真やビデオについてその疑問に答えるパネルも並んでいます。
空気がないはずの月でなぜ星条旗がはためいているのかとの疑問に対しては、旗が垂れないように、旗の上の部分に芯棒を入れていたとの回答が、映像とともに、紹介されています。
また2日は、「アポロは本当に月へ行ったのか?」をテーマにしたトークショーが開かれ超常現象に詳しい皆神龍太郎さんと、元JAXA広報担当の寺薗淳也さんが話をし、司会は宇宙科学に詳しい、秋の『』(あきの)さんが務めました。
皆神さんは、「アポロ疑惑はロマンではなくアポロが月に行ったことがロマンだ。」と話していました。
また寺薗さんは、「宇宙には強い放射線があり、人が行くことは不可能という意見があるが、高速で飛ぶ頑丈な宇宙船に守られているので大丈夫」と話していました。
創造館の展示は、11月20日まで入場無料で開かれています。 -
春日神社例大祭で浦安の舞奉納
伊那市西町の春日神社で、五穀豊穣を願う秋の例大祭が1、2日の2日間、行われました。
本祭りの2日は、春日神社の本殿前で、西町の小学5、6年生の女の子による浦安の舞が奉納されました。
浦安の舞は、扇を使った舞と鈴を使った舞があり、小学生9人が2か月前から練習してきたということです。
小学生は、巫女の衣装を身に着け、厳かな雰囲気の中、舞を奉納していました。
1日は宵祭りが行われ、子ども神輿が西町区内を練り歩きました。
小学生およそ100人が2班に分かれ、それぞれ4キロの道のりを巡行しました。
途中、地域の人からご祝儀を渡されると、掛け声とともに神輿を動かしてお礼をしていました。 -
坂下神社例大祭に合わせて子ども神輿巡行
坂下神社の例大祭に合わせて1日、子ども神輿が区内を巡行しました。
神輿には、坂下区の子どもや伊那小1年川組の児童ら、40人が参加しました。
巡行の途中、子どもたちが区内の店でお菓子やジュースをもらうと商売繁盛を祈念して一本締めをしていました。 -
ざんざ亭 初めての交流イベント
今年8月にリニューアルオープンした伊那市長谷杉島のざんざ亭で23日、初めての交流イベントが開かれました。
イベントは、ざんざ亭を拠点として地域を盛りあげていこうと初めて企画されたものです。
昨夜は、市内から10人ほどが集まり、囲炉裏を囲んでざんざ節保存会による民謡を楽しみました。
ざんざ節ときんにょんにょは、長谷に伝わる盆踊りで、平成10年に発足した保存会が伝承に努めています。
ざんざ亭では、11月に、日本酒を楽しむイベントを計画していて、今後も、ざんざ亭を拠点とした地域振興を進めていきたいとしています。 -
荒井区で街路樹の整備作業
伊那市荒井の男性が取り組んできたボランティアがきっかけとなり1日、区をあげての街路樹の整備作業が行われました。
区民およそ30人が参加し、荒井の青木町と元町で、街路樹の根元に砂利と玉石を入れる作業をしました。
この作業は、荒井の竹内荘一さん88歳が、個人で取り組んできたものです。
竹内さんは、ボランティアで伊那市駅周辺の掃除を23年ほど続けていて、今年3月からは街路樹の整備も行ってきました。
伊那合同庁舎前の道路をきれいにしたいと、自分でお金を出して砂利と玉石を購入し、交通量の少ない夜中の3時頃から明るくなるまで作業してきたといいます。
これを知った荒井区が、区で作業を行おうと今回、伊那市の環境美化運動に合わせて取り組みました。
荒井区では今後、街路樹の整備を区内の他の地区にも広めていきたいとしています。 -
市民「温暖化問題に関心ある」9割
伊那市が市民を対象に行った地球温暖化に関するアンケートの結果、9割が温暖化問題に関心があると答え、電気の消灯やごみの分別など、日常生活に密着した取り組みの実施率が高いことが分かりました。
アンケートは、伊那市が、地球温暖化対策実行計画の策定にあたり、7月中に、市民と事業者を対象に行ったものです。
市民は、無作為に抽出された1000人のうち、610人から回答を得ました。
温暖化問題へ関心があるかとの問いには、「非常に関心がある」が29.2%、「ある程度あるが61.6%で、合計すると9割が、問題に関心を持っていることが分かりました。
関心のある内容については、「温暖化により将来どのような問題が起きるのか」が72.8%、「温暖化防止のために身近にできることが57.7%となっています。
家庭での取り組み状況については「人のいない部屋のこまめな消灯」「テレビをつけっぱなしにしない」「洗濯はまとめて洗う」「シャワーなどを出しっぱなしにしない」「ごみの分別・削減」などの取り組みで9割前後の実施率と、高くなっています。一方、「できるだけ徒歩や自転車・公共交通機関を利用する」は34.6%で、自動車が日常生活の必需品となっている伊那市の地域性が伺えます。
省エネ機器の導入について、太陽光発電システムは30%、ハイブリッド・電気自動車の導入については、43.7%が今後導入したいと回答しています。
市に実施して欲しい対策としては、省エネルギー・新エネルギー機器の購入補助の充実が63.3%、情報提供が50.7%などとなっています。
伊那市では、このアンケートの結果を、今後の市の地球温暖化対策推進の施策に役立てたいとしています。 -
桑沢・永岡副町長退任式
任期満了に伴い9月30日付で退任した箕輪町の桑沢昭一副町長と永岡文武副町長の退任式が9月30日、箕輪町役場で行われました。
退任式には職員130人が出席し、花束などが送られました。
桑沢さんは昭和37年4月に役場に入り税務課長、総務課長などを経て平成15年10月に助役に、平成19年から総括副町長を務めました。
永岡さんは、平成15年6月ににオリンパス光学工業(株)を退職後、助役に就任し、平成19年から特命副町長を務めました。
桑沢さんは「今日まで5人の町長、大勢の職員、地域の人と一緒に仕事をさせていただいた。貴重な財産をつくることが出来た」と話していました。
永岡さんは「行政も民間も仕事を進めていくのは人。今まで以上に一人一人が自己責任、自己決定の理念のもと仕事に取り組んでほしい」と話していました。
式で平澤豊満箕輪町長は「2人はリーダーとしての能力が高く、多くの成果が生まれた。今後の町の発展の確たる礎になる」と8年間の実績をたたえました。
この後、2人は職員に見送られ役場を後にしていました。
1日から、副町長に前の総務課長の白鳥一利さんが務めます -
まっくんバス 2台体制で運行開始
南箕輪村の巡回バス「まっくんバス」が1日から2台体制で運行を開始しました。
この日は新しく導入されたバスの出発式が行われ、唐木一直村長や南箕輪北部保育園の親子らがバスに乗り込みました。
まっくんバスは、これまで1台体制で運行してきましたが、利用者の利便性向上を目的に、2台体制での運行を始めました。
新しいバスの導入により、箕輪町の商業地区などへ向かうコースが追加されたほか、これまで4回だった巡回数が5回に増えました。
また、希望した場所で下車することができるフリー降車や、障害者の乗車料半額のサービスなどを新たに導入しています。
バスに乗り込んだ園児の保護者は「バスは子どもも喜ぶので、これをきっかけに利用してみたい」と話していました。
唐木村長は「希望のあった神子柴下段地区へのバスの乗り入れなど、新たなコースやサービスが加わり利便性が上がった。ぜひ多くの人に利用してもらいたい」と話していました。
南箕輪村では、さらなる利便性の向上を目指し、これまで行っていなかった土日・祝日の運行を10月・11月にかけて試験的に実施することにしています。 -
信大連続防災講演会
地域と一緒に防災について考える信州大学連続防災講演会が1日、伊那市役所で開かれました。
講演会は、東日本大震災などを受け、信州大学が持つ防災のノウハウを地域に生かそうと初めて開かれました。
大学のキャンパスがある県内4地区で順番に開かれ、最終回の伊那会場にはおよそ60人が集まりました。
信大の教授や助教が講演し、このうち農学部の平松晋也教授は、「地震や降雨による土砂災害からの回避策」について話しました。
平松教授は土砂が移動する現象には崩壊、土石流、地滑りの3つがあることを説明しました。
崩壊の前兆として、山の斜面に亀裂が入る、斜面からの湧水が急に止まるなどの現象を挙げました。
土石流の前兆としては、急に沢の水が濁る、雨が降っているのに沢の水が急に減るなどの現象を挙げていました。
平松教授は、「常日頃から自分の周りの自然の正常な状態を知り、いつもと違うと察知したら避難してください」と話しました。
さらに、「砂防や法面の対策があるからといって絶対に安心しないで下さい」と強調していました。 -
上古田赤そば花まつり
箕輪町上古田地区で栽培されている赤そばの見ごろに合わせて1日から「赤そば花まつり」が上古田公民館で始まりました。
会場には朝から多くの人たちが訪れ、打ちたてのそばを味わっていました。
これは、地域で獲れたそばの味を楽しんでもらおうと、上古田区が毎年開いているものです。
赤そばは普通のそばに比べて収量が3分の1程度と少ないため毎年普通のそばを提供していますが、今年は初めて先着100人に限り赤そばのそばが提供されました。
埼玉県から訪れたという男性は「打ちたてのそばが食べたくて毎年来ている。こしがあっておいしい」と話していました。
赤そば花まつり実行委員会の唐沢幸道委員長は「地区のそば打ち職人が一生懸命そばを打っているのでぜひきてもらいたい」と話していました。
赤そば花まつりは2日にも上古田公民館で行われる予定で、時間は午前10時から午後3時までとなっています。 -
まほら伊那市民大学
まほらいな市民大学の修了式が9月27日、伊那市のいなっせで行われ、2年間の課程を学んだ61人に修了証書が贈られました。
まほらいな市民大学は、生涯学習の場として市が開講しているもので、2年間に10単位を取得した受講生に修了証書が贈られます。
27日は、第12期生61人が、学長の白鳥孝市長から修了証書を受け取りました。
白鳥市長は「一緒に学んだ人達との繋がりを大切に生涯現役として市の発展にご尽力いただきたい」と式辞を述べました。
修了生を代表して竹中茂二さんは「大勢の仲間と学んだ事を活かし、伊那市発展のために役立てたい」と話していました。
すべての講座に参加した皆勤者が1人、欠席が3回以内の精勤者が7人で、1講座当たりの受講率は69.4%だったということです。
最後は全員で伊那市の歌を歌って市民大学の修了を祝っていました。